JP4626475B2 - 携帯型情報処理端末、これを用いた電子機器制御システム、電子機器操作方法 - Google Patents

携帯型情報処理端末、これを用いた電子機器制御システム、電子機器操作方法

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Description

本発明は、携帯型情報処理端末にかかり、特に、電気機器を遠隔操作可能な携帯型情報処理端末に関する。
従来、エアコンやテレビ、証明などの家庭用、業務用などの電気機器の操作は、電気機器自体に装備されている操作部から操作指令を入力したり、専用のリモコンに操作指令を入力することにより行っていた。
また、近年では、ネットワーク技術の向上により、電気機器をネットワークに接続し、当該ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータや携帯電話などからの操作も可能とするような技術が開発されている。そして、このことを実現するために、電気機器の設定や状況を検出して、ユーザの携帯電話などに通知する技術も開発されている。
そして、上述した技術を利用して、下記の特許文献1では、電気機器の消し忘れを防止するシステムが開示されている。具体的には、電気機器の状況、特に、コンセントに装備した検出回路にて電流を検出し、その波形を通信器に出力する。そして、通信器からホームサーバに通知され、インターネットを介してユーザの携帯電話などに通知される。これを受けた携帯電話では、検出した電流値に基づいて電気機器の電源が入った状態であるか否かを判断し、スイッチを切る信号を送信して電気機器を遠隔操作するなど、対応を採る。
特開2003−259569号公報
しかしながら、上述した技術は、電気機器を遠隔制御する技術であり、特に、その電源を管理するシステムであるものの、こまめにその状況を設定することはできない。つまり、電気機器を使用するユーザにとって最適な設定にしたり、省エネの観点から電気使用量を抑制するなど、こまめな調整を行うことが困難である。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、ユーザが容易に所望の電気機器の設定を行うことができるシステムを提供することをその目的とする。
そこで、本発明の一形態は、
電気機器の動作を制御する機器制御信号をユーザによる操作に応じて電子機器に通信手段を介して送信する機器操作手段を備えた携帯型情報処理端末であって、
電気機器の動作状況を表す機器状況情報を取得する機器状況情報取得手段と、予め定められた電気機器の設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、取得した機器状況情報と記憶された設定情報とを比較する比較手段と、を備え、
機器操作手段は、比較手段による比較結果に応じて電気機器に機器制御信号の送信が可能なよう操作モードに移行する、
ことを特徴としている。
上記発明によると、まず、携帯型情報処理端末は電気機器から現在の動作状況を表す機器状況情報を取得し、この機器状況情報と、予め記憶されている設定情報とを比較する。そして、その比較結果に応じて、携帯型情報処理端末は電気機器に対する操作モードとなる。このため、ユーザが携帯型情報処理端末にて操作指令を入力することで、通信手段を介して電気機器に送信され、当該電気機器の操作が可能となる。従って、携帯電話に自己に適切な電気機器の設定情報を設定しておくことができ、これと実際の動作状況が異なる場合などには、自動的に操作モードとなるため、迅速かつこまめに、電気機器の動作を制御することができる。
また、機器操作手段は、比較手段による比較の結果、機器状況情報と設定情報とが異なる場合に操作モードに移行する、ことを特徴としている。このとき、機器操作手段は、比較手段による比較の結果、機器状況情報と設定情報とが予め定められた値以上の差がある場合に操作モードに移行する、ようにしてもよい。
これにより、携帯型情報処理端末は、設定情報と実際の機器状況が異なり、操作が必要な場合に操作モードに移行するため、ユーザは必要に応じて操作することができ、利便性の向上を図ることができる。
また、機器操作手段が操作モードに移行したときに、当該操作モードに移行した旨をユーザに通知する通知手段を備えた、ことを特徴としている。このとき、通知手段は、携帯型情報処理端末のディスプレイに操作モード画面を表示する、ことを特徴としている。
これにより、ユーザは電気機器の操作が必要なときに、そのことを迅速に認識することができると共に、操作モード画面がディスプレイに表示されることで、かかる操作を行うことができ、迅速な対応を行うことができる。
また、機器操作手段は、予め所定の記憶装置に記憶された機器制御信号を読み出して電気機器に送信する、ことを特徴としている。また、機器制御信号は、携帯型情報処理端末に装備された記憶装置に記憶されている、ことを特徴としている。あるいは、機器制御信号は、携帯型情報処理端末にてアクセス可能なネットワーク上の他のコンピュータの記憶装置に記憶されていると共に、機器操作手段は、ネットワーク上の他のコンピュータから機器制御信号を取得する、という構成にしてもよい。
これにより、予め所定の記憶装置に用意されている制御信号を取得して、制御指令を発することで電子機器の制御を行うことができるため、電子機器の操作を容易に行うことができる。
また、機器状況情報取得手段は、電気機器から通信装置を介して送信された機器状況情報を受信して取得する、ことを特徴としている。また、機器状況情報取得手段は、通信装置を介して接続され、電気機器から機器状況情報を収集する電気機器管理サーバから、送信された機器状況情報を受信して取得する、ことを特徴としている。
これにより、携帯型情報処理端末は、電気機器自身から機器状況情報を取得することができるため、より正確な機器の情報を取得することができ、的確な機器制御を実現できる。また、管理サーバを介して取得した場合には、まとめて複数の電気機器の機器状況方法を取得することができ、利便性が向上しうる。
なお、電気機器の動作状況としては、例えば、電源のオンオフや、使用電気量を含む、ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態である電子機器制御システムは、上述した携帯型情報処理端末と、携帯型情報処理端末に機器状況情報を発信すると共に、当該携帯型情報処理端末から機器制御信号を受信して自己の動作を制御する電子機器と、を備えている。
また、電子機器制御システムの他の構成としては、上述した携帯型情報処理端末と、電子機器にネットワークを介して接続され当該電子機器から機器状況情報を取得して携帯型情報処理端末に発信する電気機器管理サーバと、この電気機器管理サーバに機器状況情報を送信すると共に、携帯型情報処理端末から機器制御信号を受信して自己の動作を制御する電子機器と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
携帯型情報処理端末に、
電気機器の動作状況を表す機器状況情報を取得する機器状況情報取得手段と
取得した機器状況情報と、予め記憶された電気機器の設定情報と、を比較する比較手段と、
この比較手段による比較結果に応じて操作モードに移行すると共に、当該操作モードにおいてユーザによる操作に応じて電気機器の動作を制御する機器制御信号を電子機器に通信手段を介して送信する機器操作手段と、
を実現する、ことを特徴としている。
さらに、本発明の他の形態である電子機器操作方法は、
携帯型情報処理端末にて電気機器の動作を制御する電子機器操作方法であって、
電子機器の動作状況を表す機器状況情報を取得し、この機器状況情報と携帯型情報処理端末内に記憶された電気機器の設定情報とを比較し、この比較結果に応じて電気機器に電気機器の動作を制御する機器制御信号の送信が可能なよう操作モードに移行し、その後、ユーザによる操作に応じて機器制御信号を前記電子機器に送信する、
ことを特徴としている。
上述したように構成されたシステムやプログラム、方法によると、上記携帯型情報処理端末と同様に作用するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、ユーザは自己の携帯端末に自分にとって適切な電気機器の設定情報を設定しておくことができ、これと実際の動作状況が異なる場合などには、自動的に操作モードとなるため、迅速かつこまめに、電気機器の動作を制御することができ、利便性の向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、携帯型情報処理端末にて、自己の設定した設定値と実際の電気機器の状況とを比較して、これに応じて電気機器の調整が可能であることを特徴としている。以下、携帯型情報処理端末として携帯電話を一例に挙げ、また、電気機器は、家庭内のヒーター、テレビ、照明、エアコン、冷蔵庫などであるとして、実施例にて説明する。但し、携帯型情報処理端末は、他のPDAなどの端末であってもよく、また、電気機器は、家庭用の電気機器であることに限定されず、他の機器であってもよい。
本発明の第1の実施例を、図1乃至5を参照して説明する。図1は、本発明であるシステムの全体構成を示す概略図である。図2乃至図3は、携帯電話の構成を示すブロック図である。図4は、電気機器の構成を示すブロック図である。図5は、携帯電話の動作を示すフローチャートである。
[構成]
図1に示すように、本発明である電気機器制御システムは、ユーザが操作する携帯電話1と、ユーザ宅に設置された複数の電気機器2と、これら電気機器2にネットワークNを介して接続された管理装置3と、を備えている。なお、電気機器2は、例えば、符号A,Bにて示す部屋や異なる場所に設置されている。以下、各装置について詳述する。
<携帯電話>
携帯電話1(携帯型情報処理端末)は、一般的な携帯電話であり、例えば、通話機能や、図示しない無線基地局装置を介して通信ネットワークとの間で情報(パケットデータ)の送受を行う機能を有する。特に、後述するように、電子機器に対して、遠隔制御(リモコン)機能を備えている。
そして、図2に示すように、携帯電話1は、無線通信部101と、RFID受信部102と、表示部103と、操作部104と、音声処理部105と、送話部106と、受話部107と、赤外線送信部108と、スピーカ109と、メモリ110と、制御部111と、を備えており、これらによって主に構成される。以下、各部について詳述する。
無線通信部101は、アンテナを介して図示しない無線基地局装置との間で無線信号を送受する機能を有する。また、RFID受信部102は、アンテナコイル、メモリなどで構成され、所定空間(距離)内にあるRFIDライタから発信される電波を受信することにより電力の供給を受け、当該RFIDライタとの間で通信(情報の記録)が可能である。表示部103は、画像、図形、文字、記号などの各種情報の表示出力を行う。操作部104は、テンキー、スクロールキー、決定キー等から構成され各種情報入力を行う。音声処理部105は、送話部106および受話部107を介して入出力された音声信号の処理を行う。
また、赤外線送信部108は、所定空間(距離)内にある被制御機器に赤外線により制御信号(リモコン信号)を出力する。スピーカ109は、楽音、音声、報知音などの鳴音出力を行う。メモリ110は、電話帳、送受信メール、発着呼等の通信に係わる情報、アプリケーションプログラム、コンテンツ情報、端末の設定情報等を格納する。制御部111は、通信ネットワークを介する無線通信機能、赤外線送信機能、その他携帯端末の機能、端末各部の制御を行う。
そして、本実施例では、さらに、上記制御部111やメモリ110が図3に示すように構成されている。つまり、CPUなどの制御部111には、所定のプログラムが組み込まれることにより、機器状況情報取得処理部11と、比較処理部12と、機器操作処理部13と、が構築されている。また、メモリ110には、設定情報記憶部15が形成されている。以下、さらに詳述する。
まず、設定情報記憶部15(設定情報記憶手段)には、予めユーザによって設定された自己にとって望ましいとされる電子機器2の設定情報が記憶されている。例えば、設定情報は、電子機器がエアコンである場合には、設定温度や風量、湿度、さらには、使用電力量などを設定する情報である。
そして、機器状況情報取得処理部11(機器状況情報取得手段)は、電気機器2の動作状況を表す機器状況情報を取得する。例えば、後述するように、電気機器2に搭載されたRFIDリーダライタ202によって出力された情報を受信して取得し、比較処理部12に渡す。なお、この機器状況情報取得処理部11は、後述する管理装置3に搭載されたRFIDリーダライタから送信された電気機器2の機器状況情報を受信して取得することも可能である。このとき、機器状況情報とは、電気機器2自身によって検出された現在の可動状況を表す情報であって、上記設定情報と比較される値である。
また、比較処理部12(比較手段)は、上記機器状況情報取得処理部11にて取得した機器状況情報と、設定情報記憶部15に記憶された設定情報と、を比較する。具体的には、機器状況情報と設定情報との大小を比較したり、その差が予め設定された値以上か否かを判断する。そして、その比較結果を機器操作処理部13に通知する。
機器操作処理部13(機器操作手段、通知手段)は、受け付けた比較結果に応じて電気機器2に機器制御信号の送信が可能なよう操作モードに移行する。つまり、機器状況情報と設定情報とに差があった場合や、その差が一定値以上であった場合に、操作モード画面を表示部103(ディスプレイ)に表示する。なお、操作モード画面を表示する以外に、アラームを鳴らすなどしてユーザに操作モードに移行したことを通知してもよい。
また、機器操作処理部13は、上述したように操作モードに移行すると、かかる操作モード画面上にて、ユーザが入力した電子機器2に対して機器制御信号を送信する操作を受け付けることができる。そして、操作部104から機器制御信号を送信する旨の操作を受けると、上述した設定情報記憶部15に記憶されている設定情報を読み出して、かかる設定値を機器制御信号として電気機器2に送信するよう作動する。このとき、機器制御信号は、赤外線送信部108から電気機器2に送信される。なお、例えば、設定情報として具体的な情報がユーザにて直接、操作部104から入力されてもよい(例えば、エアコンの設定温度:「24℃」といった情報)。また、機器制御信号は、別途、携帯電話1内に記憶されており、それを読み出して電気機器2に送信してもよい。
そして、上記機器制御信号の内容は、例えば、電気機器2の動作状況に対応した情報であり、電気機器のオンオフを表す情報や、使用電気量情報などである。
<電気機器>
次に、電気機器2の構成について図4を参照して説明する。電気機器2は、上述したように、テレビ、照明、エアコン、冷蔵庫等の電気機器であって、特に、上記携帯電話1からの機器制御信号を受信するための赤外線受信部205を備えている。そして、当該機器の設定として、例えば、設定温度、風量、輝度、音量、照度などの設定、ON/OFF制御がなされる。
図4を参照すると、電気機器2は、NW通信部201と、リーダライタ202と、機器検出部203と、メモリ204と、赤外線受信部205と、機器制御部206と、制御対象回路207と、を備えている。以下、各部について詳述する。
NW通信部201は、通信ネットワークを介して管理装置300に情報の送信を行う。RFIDリーダライタ202は、所定のタイミングで無線電波を発信することにより所定空間(距離)内にある無線ICチップ(RFID)との間で通信を行い、当該無線ICチップ(RFID)に情報を書き込む。また、機器検出部203は、電源ON/OFF状態を含む機器の設定、電力消費量などの機器状況情報を検出する。そして、この機器状況情報が、上記RFIDリーダライタ202にて携帯電話1に対して送信されたり、あるいは、NW通信部203から管理装置300に送信される。なお、上記機器状況情報は、RFIDリーダライタではなく、Bluetoothなどの他の近距離無線通信手段にて送信されてもよい。
また、メモリ204は、機器の設定情報等を格納する。赤外線受信部208は、上述したように、所定空間(距離)内にある携帯電話1より赤外線制御信号(リモコン信号)である上述した機器制御信号を受信する。また、機器制御部206は、例えば、温度、風量、輝度、音量、照度などの制御を行う制御対象回路の制御、機器全体の制御を行う。
<管理装置>
次に、管理装置3(電気機器管理サーバ)について説明する。管理装置3は、複数の電気機器の設定状態や機器情報を統合管理する情報処理装置(サーバコンピュータ)である。そして、ネットワークNを介して電気機器2より送信された設定状態や機器情報を受信する機能、無線電波を発信することにより所定空間(距離)内にある無線ICチップ(RFID)との間で通信を行い、当該無線ICチップ(RFID)に情報を書き込むRFIDリーダライタを有する。つまり、このRFIDリーダライタは、携帯電話1のRFID受信部102に対して機器状況情報を送信する。このとき、電気機器2を特定する情報も関連付けて送信する。なお、上記機器状況情報は、RFIDリーダライタではなく、Bluetoothなどの他の近距離無線通信手段にて送信されてもよい。
[動作]
次に、上記構成の携帯電話1の動作を、図5を参照して説明する。まず、携帯電話1の制御部111は、受信部(RFID)102を介して電気機器2、あるいは、管理装置3のRFIDリーダライタ202から、書込情報として電気機器2の機器状況情報(例えば、温度、風量、輝度、音量、照度、電力消費量)を取得する(ステップS1)。すると、この情報を表示部103に表示すると共に、予めユーザにより登録された電気機器2の設定情報と、取得した機器状況情報と、を比較する(ステップS2)。このとき、検出した機器状況情報が設定値を外れていたり、その差が所定値以上である場合には(ステップS2にて肯定判断)、制御対象となる電子機器2を示す情報や、検出した機器状況情報、さらには、操作モードである旨の情報を、表示部103に表示して、電子機器に制御信号を送信可能な操作モード(リモコンモード)に移行する(ステップS3)。
続いて、この操作モード画面に対して、ユーザは電子機器2の操作が必要であると判断した場合には、操作部104から設定変更操作を行う(ステップS4にて肯定判断)。これを検出した制御部111は、メモリ110から設定情報を読み出し(ステップS5)、これを機器制御指令(機器制御コマンド)として、電気機器2に送信する(ステップS6)。なお、このとき、ユーザは、携帯電話1の赤外線送信部108を、電気機器の赤外線受信部205に向ける。
なお、携帯電話1が上述した管理装置3から、複数の電気機器2の機器状況情報を一度に受信した場合の動作について説明する。まず、受信した機器状況情報の電気機器2を識別し、各機器ごとに設定情報との比較を行う。そして、比較の結果、設定値から外れている電気機器2、あるいは、いずれかのエリアA,Bに設置されている機器2を表示部103に表示し、これによって上述した操作モードに移行する。そして、それを見てユーザが特定の電気機器2を選択すると、かかる機器2に対する機器制御指令が読み出され、当該機器2に送信される。
このようにすることにより、ユーザは、携帯電話1に自己にとって適切な電気機器2の設定情報を設定しておくことができ、これと実際の動作状況が異なる場合などには、自動的に操作モードとなるため、迅速、かつ、こまめに、電気機器の動作を制御することができ、利便性の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施例を、図6乃至図7を参照して説明する。図6は本実施例における携帯電話の構成を示すブロック図であり、図7はその動作を示すフローチャートである。
[構成]
図6に示すように、本実施例における携帯電話1は、上記実施例1に開示した携帯電話とほぼ同様の構成を採っている。これに加えて、本実施例では、メモリ16に、機器制御指令を表す情報(機器制御コマンド)を蓄積した制御情報管理サーバ4にアクセスするためのURLが記憶されている(URL記憶部16)。これに伴い、機器操作処理部13には、操作モード移行時に、操作部104から設定変更操作が入力されると、上記URL記憶部104からURLを読み出して、かかるURLに無線通信部101を介してアクセスし、接続制御管理サーバ4から機器制御指令をダウンロードする。そして、ダウンロードした機器制御指令を機器制御コマンドとして電気機器2に送信する。
[動作]
上記構成の携帯電話1の動作を、図7を参照して説明する。まず、携帯電話1にて操作モードに移行し、操作モード画面に対して、ユーザは電子機器2の操作が必要であると判断した場合には、操作部104から設定変更操作を行うまでは上述同様である(ステップS11〜S14)。このとき、機器制御指令の情報が携帯電話1に記憶されていない場合には(ステップS15にて否定判断)、URLを読み出して、かかるURLにアクセスし、ここから機器制御信号をダウンロードして取得する(ステップS17)。そして、このダウンロードした機器制御信号を機器制御コマンドとして、赤外線送信部108から電気機器2に送信する(ステップS18)。
なお、上記URLが、電気機器2から出力される機器状況情報に含まれていてもよい。つまり、機器状況情報を取得して設定情報と比較し、これによって制御が必要と判断した場合には、かかる機器状況情報に含まれるURLを抽出して、かかるURLが示すウェブサイト(制御情報管理サーバ4)にアクセスして、機器制御指令をダウンロードしてもよい。
次に、本発明の第3の実施例を、図8を参照して説明する。図8は、本実施例における動作を示すフローチャートである。
[構成]
本実施例では、携帯電話1にて制御する電気機器2の動作状況として、電源のオンオフも含まれている。つまり、携帯電話1の制御部111、具体的には、機器操作処理部13は、電源がオフである電気機器2を検出して、その電気機器に対して電源をオンにする機器制御信号を出力する機能を有している。
[動作]
図8を参照して動作を説明する。まず、電気機器2から、あるいは、管理装置3から、電気機器2の機器状況情報を取得すると(ステップS21)、当該機器状況情報から電源が入っていないなどの休止状態であるか否かを検出する(ステップS22)。例えば、機器状況情報が取得できていない場合には、機器状況情報取得処理部11あるいは比較処理部12にてそのことを判断し、機器操作処理部13に通知する。電気機器2が休止状態である通知を受けた機器操作処理部13は(ステップS22にて肯定判断)、操作モード画面を表示部103に表示する(ステップS31)。これに対して、ユーザから対象となる電気機器2の電源をオンとする操作がなされると(ステップS32にて肯定判断)、電気機器2の電源をオンとする機器制御信号がメモリ15から読み出され(ステップS33)、かかる制御信号が電子機器2に送信される(ステップS34)。これにより、電気機器2の電源をオンとする遠隔操作を行うことができる。なお、それ以降の設定を調整する動作(ステップS21〜S30)は、上述した動作と同様である。
上記では、携帯電話1は、電気機器2や管理装置3との近距離無線通信により、電気機器2の機器状況情報を取得した場合を例示したが、これらの通信をインターネットなどの通信ネットワークを介して行ってもよい。例えば、管理装置3がインターネットなどの通信ネットワークに接続されたワークステーションサーバ等の情報処理装置であり、携帯電話1が通信ネットワークを介して管理装置3と通信を行い、電気機器2の機器状況を取得して把握、管理する。また、携帯電話1からの機器制御信号を管理装置3を介して電気機器2に送信するようにしてもよい。さらには、携帯電話1からの機器制御信号を、通信ネットワークを介して電気機器2に送信するように構成してもよい。
このようにすることで、例えば、ユーザが在宅していなくても、外出先などで電気機器2の設定や電気使用量をリアルタイムに把握でき、当該電気機器2の制御をこまめに調整することができる。その結果、電気使用量を抑えたり、帰宅時に快適なよう電気機器を設定するなど、利便性の向上を図ることができる。
本発明は、携帯型情報処理端末を、電気機器を操作するためのリモコンとして利用することができ、ユーザの利便性が向上するため、産業上の利用可能性を有する。
本発明の全体構成を示す概略図である。 携帯電話の構成を示すブロック図である。 携帯電話の制御部及びメモリの構成を示す機能ブロック図である。 電気機器の構成を示すブロック図である。 実施例1における携帯電話の動作を示すフローチャートである。 実施例2における携帯電話の制御部及びメモリの構成を示す機能ブロック図である。 実施例2における携帯電話の動作を示すフローチャートである。 実施例3における携帯電話の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話(携帯型情報処理端末)
2 電気機器
3 管理装置(電気機器管理サーバ)
4 制御情報管理サーバ
11 機器状況情報取得処理部(機器状況情報取得手段)
12 比較処理部(比較手段)
13 機器操作処理部(機器操作手段)
15 設定情報記憶部(設定情報記憶手段)
16 URL記憶部
101 無線通信部
102 受信部(RFID)
103 表示部
104 操作部
105 音声処理部
106 送話部
107 受話部
108 赤外線送信部
109 スピーカ
110 メモリ
111 制御部
201 NW通信部
202 リーダライタ
203 機器検出部
204 メモリ
205 赤外線受信部
206 機器制御部
207 制御対象回路

Claims (16)

  1. 電気機器の動作を制御する機器制御信号をユーザによる操作に応じて前記電子機器に通信手段を介して送信する機器操作手段を備えた携帯型情報処理端末であって、
    前記電気機器の動作状況を表す機器状況情報を取得する機器状況情報取得手段と、予め定められた前記電気機器の設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、取得した前記機器状況情報と記憶された前記設定情報とを比較する比較手段と、を備え、
    前記機器操作手段は、前記比較手段による比較結果に応じて前記電気機器に前記機器制御信号の送信が可能なよう操作モードに移行する、
    ことを特徴とする携帯型情報処理端末。
  2. 前記機器操作手段は、前記比較手段による比較の結果、前記機器状況情報と前記設定情報とが異なる場合に前記操作モードに移行する、ことを特徴とする請求項1記載の携帯型情報処理端末。
  3. 前記機器操作手段は、前記比較手段による比較の結果、前記機器状況情報と前記設定情報とが予め定められた値以上の差がある場合に操作モードに移行する、ことを特徴とする請求項2記載の携帯型情報処理端末。
  4. 前記機器操作手段が前記操作モードに移行したときに、当該操作モードに移行した旨をユーザに通知する通知手段を備えた、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の携帯型情報処理端末。
  5. 前記通知手段は、携帯型情報処理端末のディスプレイに操作モード画面を表示する、ことを特徴とする請求項4記載の携帯型情報処理端末。
  6. 前記機器操作手段は、予め所定の記憶装置に記憶された前記機器制御信号を読み出して前記電気機器に送信する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の携帯型情報処理端末。
  7. 前記機器制御信号は、携帯型情報処理端末に装備された記憶装置に記憶されている、ことを特徴とする請求項6記載の携帯型情報処理端末。
  8. 前記機器制御信号は、携帯型情報処理端末にてアクセス可能なネットワーク上の他のコンピュータの記憶装置に記憶されていると共に、
    前記機器操作手段は、前記ネットワーク上の他のコンピュータから前記機器制御信号を取得する、ことを特徴とする請求項6記載の携帯型情報処理端末。
  9. 前記機器状況情報取得手段は、前記電気機器から通信装置を介して送信された前記機器状況情報を受信して取得する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の携帯型情報処理端末。
  10. 前記機器状況情報取得手段は、通信装置を介して接続され、前記電気機器から前記機器状況情報を収集する電気機器管理サーバから、送信された前記機器状況情報を受信して取得する、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8又は9記載の携帯型情報処理端末。
  11. 前記電気機器の動作状況は、電源のオンオフを含む、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10記載の携帯型情報処理端末。
  12. 前記電気機器の動作状況は、使用電気量を含む、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10又は11記載の携帯型情報処理端末。
  13. 請求項1乃至12記載の携帯型情報処理端末と、
    前記携帯型情報処理端末に前記機器状況情報を発信すると共に、当該携帯型情報処理端末から前記機器制御信号を受信して自己の動作を制御する電子機器と、
    を備えたことを特徴とする電子機器制御システム。
  14. 請求項1乃至12記載の携帯型情報処理端末と、
    電子機器にネットワークを介して接続され当該電子機器から前記機器状況情報を取得して前記携帯型情報処理端末に発信する電気機器管理サーバと、
    この電気機器管理サーバに前記機器状況情報を送信すると共に、前記携帯型情報処理端末から前記機器制御信号を受信して自己の動作を制御する電子機器と、
    を備えたことを特徴とする電子機器制御システム。
  15. 携帯型情報処理端末に、
    電気機器の動作状況を表す機器状況情報を取得する機器状況情報取得手段と
    取得した前記機器状況情報と、予め記憶された前記電気機器の設定情報と、を比較する比較手段と、
    この比較手段による比較結果に応じて操作モードに移行すると共に、当該操作モードにおいてユーザによる操作に応じて前記電気機器の動作を制御する機器制御信号を前記電子機器に通信手段を介して送信する機器操作手段と、
    を実現するためのプログラム。
  16. 携帯型情報処理端末にて電気機器の動作を制御する電子機器操作方法であって、
    前記電子機器の動作状況を表す機器状況情報を取得し、この機器状況情報と携帯型情報処理端末内に記憶された前記電気機器の設定情報とを比較し、この比較結果に応じて前記電気機器に電気機器の動作を制御する機器制御信号の送信が可能なよう操作モードに移行し、その後、ユーザによる操作に応じて前記機器制御信号を前記電子機器に送信する、
    ことを特徴とする電子機器操作方法。

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