JP2005260643A - 折り畳み式携帯電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトキーを有する第一の筐体に対し表示部を有する第二の筐体を同一平面で回転して折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、第二の筐体を回転して向きを変えたときにソフトキー用アイコンを第一の筐体上のソフトキーの物理的配置と同一となるように表示する折り畳み式携帯電話装置を提供する。
【解決手段】第二の筐体の回転状態検出手段を設け、検出した回転状態によりソフトキー用アイコンを第一の筐体上のソフトキーの物理的配置と同一となるよう表示する。特に第一の筐体に複数列のソフトキーを設けたときにおいて、ソフトキーに対応する複数列のソフトキー用アイコンを第二の筐体に表示するとともに、第二の筐体を回転して向きを変えたときに、ソフトキー用アイコンの配置を第一の筐体に設けたソフトキーの配置と同じ配置で表示する。第二の筐体の向きが変わってもソフトキー用アイコンがどこに表示されているか分かる。
【選択図】図1


Description

本発明はソフトキーを備えた折り畳み式携帯電話装置に関する。
近年、携帯電話装置はディジタルカメラを搭載したもの、インターネット接続機能をつけたもの等、多機能化が進んでいる。携帯電話装置の多機能化は多種類の入力操作を必要とすることから、特定のキーに複数の機能を割り付け、携帯電話装置の動作状態により特定のキーの機能をソフトウエア的に切り替えて使用する、いわゆるソフトキーを設けたものが実用化されている(例えば、特許文献1)。
従来のソフトキーを備えた折り畳み式携帯電話装置の外観図を図16に示す。図16に示す携帯電話装置は、第一の筐体1にヒンジ2を設け、ヒンジ2に第二の筐体3を開閉自在に支持した折り畳み式携帯電話装置として構成している。第一の筐体1には、電話番号等を入力するテンキー4と、各種機能のメニューについてカーソルを移動する多方向キー5と、ソフトキー6,7と、着信時に押すことによって通話を開始する通話開始キー8と、通話中に押すことによって通話を終了する終話キー9、そして送話器として音声を入力するマイクロフォン10を設け、その他の無線通信手段や各種制御手段等を第一の筐体1内に収納している。第二の筐体3には、カラー液晶表示装置等からなる表示部11、受話器として機能するスピーカー12を設け、ヒンジ2の内部に電気的接続手段を通して第二の筐体の表示部11とスピーカー12を第一の筐体1内の制御手段と接続している。
なお、図16に示す従来の携帯電話装置に電源が投入されると、前記ソフトキー6、7に物理的に近い位置にある表示部11に、それぞれのソフトキーに対応したソフトキー用アイコン16,17を表示する。携帯電話装置の使用者は表示部11に表示されたソフトキー用アイコン16,17を見て、現在割り付けられている機能を確認した上で、ソフトキー6またはソフトキー7を押して操作する。
特開2000−259304号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、図16に示したような従来の携帯電話装置では、第一の筐体1にあるソフトキー6、7と第二の筐体3に表示されるソフトキー用アイコン16,17の間が離れれば離れるほどソフトキー6、7とソフトキー用アイコン16,17の対応関係が見にくく、分かりにくくなる。特に、折り畳み式携帯電話装置では、第一の筐体1と第二の筐体3の間にヒンジ2を配置しなければならず、ソフトキー6、7とソフトキー用アイコン16,17がどうしても離れてしまうので、折り畳み式でないいわゆるストレートタイプの携帯電話装置以上にソフトキーの対応関係が分かりにくく、使いにくいという問題があった。
また、携帯電話装置の多機能化という観点からは、ソフトキーを一列だけでなく、複数の列に重ねて配置して、多くの入力機能を実現することが望ましいのであるが、ソフトキーを複数列にすることは押したいソフトキーの機能名がどこに表示されているかが更に分かりにくくなってしまう。
そして最近、折り畳み式携帯電話装置として第二の筐体を第一の筐体に対して同一平面で回転するタイプのものが実用化されているが、第二の筐体を第一の筐体に対して回転して第二の筐体の向きを変えると、第一の筐体にあるソフトキーの近くの第二の筐体の表示
部に表示していたソフトキー用アイコンが更に離れてしまい、縦横の関係も崩れてしまうという問題もあった。
本発明は、折り畳み式携帯電話装置であったとしても、ソフトキーとソフトキー用アイコンの対応関係が見やすいソフトキー付き携帯電話装置を提供することを第一の目的としている。
特に、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキーの機能名がどこに表示されているかが分かる複数列のソフトキー付き携帯電話装置を提供することを第二の目的としている。
また本発明は、ソフトキーのある第一の筐体に対して、ソフトキー用アイコンを表示する表示部のある第二の筐体を同一平面で回転して向きを変えたときに、ソフトキーの配置とソフトキー用アイコンの配置が対応していて見やすいという同一平面で回転するタイプの折り畳み式携帯電話装置を提供することを第三の目的としている。
本発明は、第一の筐体に対して表示部を有する第二の筐体を折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、第一の筐体に複数列のソフトキーを設け、ソフトキーに対応する複数列のソフトキー用アイコンを第二の筐体の表示部に表示するとともに、表示部に表示するソフトキー用アイコンの配置を第一の筐体におけるソフトキーの物理的配置と相対的に同一とする構成を採る。
この構成により、現在操作中の表示部の位置と、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
また本発明は、第一の筐体に少なくとも4つのソフトキーを上下左右に分散して設け、第二の筐体の表示部に分散してソフトキーに対応するソフトキー用アイコンを表示する構成を採る。
この構成によると、複数列のソフトキーであっても上下左右に配置したことによって、対応するソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
また本発明は、第一の筐体に多方向キーを更に設け、多方向キーの上下または左右に複数列のソフトキーをそれぞれ分散して配置した構成を採る。
この構成により、多方向キーとソフトキーとの位置関係により、ソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
更に本発明は、ソフトキーを有する第一の筐体に対して表示部を有する第二の筐体を同一平面で回転して折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、第二の筐体の回転状態検出手段を設け、検出した回転状態によりソフトキー用アイコンを第一の筐体にあるソフトキーの物理的配置と同一となる位置に表示する構成を採る。
この構成により、表示部を設けてある第二の筐体を回転して、表示部の向きを変えたとしても、ソフトキーの物理的配置と表示部に表示するソフトキー用アイコンの配置が相対的に同一となるので、ソフトキーに対応するソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
また本発明は、第一の筐体に対して表示部を有する第二の筐体を同一平面で回転して折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、第一の筐体に複数列のソフトキーを設け、ソフトキーに対応する複数列のソフトキー用アイコンを第二の筐体の表示部に表示するとともに、第二の筐体を第一の筐体について回転して第二の筐体の向きを変えたときに、第二の筐体の表示部に表示するソフトキー用アイコンの配置を第一の筐体におけるソフトキーの物理的配置と相対的に同一とする構成を採る。
この構成により、第一の筐体に複数列のソフトキーを設け、表示部を設けてある第二の筐体を回転して表示部の向きを変えたとしても、ソフトキーの物理的配置と表示部に表示するソフトキー用アイコンの配置が相対的に同一となるので、ソフトキーに対応するソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
本発明によれば、ソフトキーとソフトキー用アイコンの対応関係が見やすい複数列のソフトキー付き折り畳み式携帯電話装置を提供することができる。
特に、複数列のソフトキーを携帯電話装置に搭載したときに、現在操作中の表示部の位置と現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
そして、第一の筐体に対して第二の筐体を同一平面で回転して折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、第二の筐体を回転して表示部の向きを変えたとしても、ソフトキーに対応するソフトキー用アイコンの配置がソフトキーの配置と同じに保たれるので、ソフトキーに対応するソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かって操作しやすい携帯電話装置を得ることができるという効果がある。
(実施の形態1)
以下、本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置を図面と共に説明する。図1に、本発明の第一の実施の形態に係る携帯電話装置100の筐体を開いた状態の外観図を示す。携帯電話装置100では、第一の筐体101と第二の筐体102をヒンジ103で連結して第二の筐体102を第一の筐体101に対して開閉自在に支持している。第一の筐体101には、電話番号等を入力するテンキー104と、制御プログラムの各種メニューについてカーソルを移動する多方向キー105と、多方向キー105を中心とした上下左右にそれぞれソフトキー106,107、108、109を配置している。第一の筐体101には、更に送話器として音声を入力するマイクロフォン110を設け、その他に無線通信手段や各種制御手段等を第一の筐体101内に収納している。第一の筐体101には、図16に示した従来の携帯電話装置のような、着信時に押すことによって通話を開始する通話開始キーと、通話中に押すことによって通話を終了する終話キーを設けていない。携帯電話装置100では、これらの通話キー、終話キーはそれぞれソフトキー108、109のそれぞれの一つの機能として割り付けている。第二の筐体102には、カラー液晶表示装置等からなる表示部111、受話器として機能するスピーカー112を設け、ヒンジ103の内部に図示しない電気的接続手段を通して第二の筐体の表示部111とスピーカー112を第一の筐体101内の制御手段に接続している。
携帯電話装置100に電源が投入されると、表示部111に、ソフトキー106,107、108、109の物理的配置に対応したソフトキー用アイコン116、117、118、119を表示する。表示内容については、携帯電話装置100の使用状態あるいは通信状態に応じて第一の筐体101内の制御手段が、各ソフトキーに割り付ける機能を決定
して、割り付けた機能に対応するソフトキー用アイコンを表示するようにしている。
図2に、携帯電話装置100の制御動作の一部をフローチャートとして示す。携帯電話装置100に電源を投入すると(ステップS1)、第一の筐体101内の無線通信手段が起動し、携帯電話網の基地局と制御信号を間欠送受信する着信待ち受け状態となる(ステップS2)。着信待ち受け状態になると、携帯電話装置100の制御手段は各ソフトキーに対して着信待ち受け状態時のキー割り付けを行う(ステップS3)。具体的には、ソフトキー106を「電話帳検索キー」に、ソフトキー107を「発/着信履歴キー」に、ソフトキー108を「受信メール表示キー」に、ソフトキー109を「電源オン/オフキー」に割り付け、それぞれ割り付けた機能に対応するソフトキー用アイコン116、117、118、119を表示する。着信があると(ステップS4)、制御手段は各ソフトキーのキー割り付けを着信時のキー割り付けに切り替える(ステップS5)。すなわち、ソフトキー106は着信状態のまま着信音だけを消す「ミュートキー」に、ソフトキー107は回線を保留する「保留キー」に、ソフトキー108は「通話キー」に、ソフトキー109は「終話キー」に切り替える。携帯電話装置100の使用者は、ソフトキー108を押して通話を始めることができる(ステップS6)。通話が始まると、制御手段は、ソフトキーのキー割り付けを通話中のキー割り付けに切り替える。具体的には、通話開始という機能を果たしたソフトキー108について「通話キー」から「通話録音キー」に切り替え、他のソフトキーについては引き続き、ソフトキー106は「ミュートキー」として、ソフトキー107も「保留キー」として、ソフトキー109も「終話キー」として割り付けている(ステップS7)。通話中にソフトキー109が押されると終話し(ステップS8)、再び着信待ち受け状態に戻る(ステップS2)。
図2のフローチャートのステップS4で着信がないときに、テンキー104が押されて電話番号が入力されると(ステップS9)、制御手段は、ソフトキーのキー割り付けを電話番号入力時のキー割り付けに切り替える(ステップS10)。すなわち、ソフトキー106を「メニューキー」に、ソフトキー107を「戻りキー」に、ソフトキー108を「発信キー」に、ソフトキー109を「クリアキー」に割り付ける。携帯電話装置100の使用者は、テンキー104で電話番号を入力した後、「発信キー」に割り付けてあるソフトキー108を押して発信することができる(ステップS11)。携帯電話装置200が発信すると、制御手段は、少なくともソフトキー109を「終話キー」に切り替えた発信時のキー割り付けに変更するようにしている(ステップS12)。
本発明の携帯電話装置100は、従来の携帯電話装置に設けていた通話キー8と終話キー9をソフトキー108、109に置き換えて使用している。そして、従来の携帯電話装置では表示部11に2つのソフトキー用アイコン16、17を表示していたのに対して、携帯電話装置100ではソフトキー用アイコン116、117と、ソフトキー用アイコン118、119の計4つの複数列のソフトキーを表示している。携帯電話装置100では、電源を投入しただけの着信待ち受け状態では着信待ち受け状態で使用する4つのキーを割り付け、通話キーや終話キーをソフトキーに割り付けていないが、着信があると、ソフトキー108を通話キーに、ソフトキー109を終話キーに割り付けて、通話開始あるいは終話の操作ができるようにしている。
本発明によれば、第一の筐体に複数列のソフトキーを配置し、表示部には複数列のソフトキーの配置と同じ配置で対応するソフトキー用アイコンを表示するようにしたので、現在操作中の表示部の位置と、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かる。
また、携帯電話装置100では、通話キー、終話キーをソフトキーとしたことにより、携帯電話装置の操作キーの全体の数を増やすことなく、ソフトキーの数を増やしている。
ソフトキーは、多くの機能を割り付けることができるので、多様なキー入力操作ができることになり操作性が飛躍的に向上するという利点がある。
(実施の形態2)
次に、本発明の第二の実施の形態に係る携帯電話装置を図面を用いて説明する。第二の実施の形態に係る携帯電話装置は、既に説明した第一の実施の形態に係る携帯電話装置100のソフトキーを6ケに増やしたものである。多方向キー125の上にソフトキー131、132、133を、多方向キー125の下に134、135、136をそれぞれ3ケづつ配置している。そして、第二の筐体102の表示部111の上方には、ソフトキー131、132、133に対応するソフトキー用アイコン151、152、153を、第二の筐体102の表示部111の下方には、ソフトキー134、135、136に対応するソフトキー用アイコン154、155、156を表示している。
また、図4に示した携帯電話装置は、図3の携帯電話装置とは違って、多方向キー125の左側にソフトキー141、142、143を配置し、多方向キー125の右側にソフトキー144、145、146を配置した構成を示す。図4の第二の筐体102の表示部111の左側には、ソフトキー141、142、143に対応するソフトキー用アイコン181、182、183を、第二の筐体102の表示部111の右側には、ソフトキー144、145、146に対応するソフトキー用アイコン184、185、186を表示しするようにしている。
図3または図4に示した第二の実施の形態に係る携帯電話装置では、ソフトキーが6ケに増え、多様なキー入力が可能になっている。それでいて、ソフトキーの物理的配置とソフトキー用アイコンの配置を同じにしているので、現在操作中の表示部の位置と、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果が得られる。
また図3と図4に示した携帯電話装置では、6ケのソフトキーを表示しているが、第一の筐体にソフトキーを上下左右に分散して設け、第二の筐体の表示部に分散してソフトキーに対応するソフトキー用アイコンを表示する構成を採っているので、複数列のソフトキーであっても上下左右に配置したことによって、対応するソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。
(実施の形態3)
次に、本発明の第三の実施の形態に係る携帯電話装置について説明する。図5に本発明の第三の実施の形態に係る携帯電話装置を示す。図5では、センターキー126の周囲、八方向にソフトキー171、172、173、174、175、176、177、178を配置している。第二の筐体102には、表示部111に9つのランチャーアイコンを表示している。第三の実施の形態に係る携帯電話装置では、センターキー126と8つのソフトキーの物理的な配置が表示部111のランチャーアイコンと対応しているので、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果が得られる。
(実施の形態4)
以上、実施の形態1から実施の形態3については、第一の筐体と第二の筐体をヒンジで開閉自在に結合した折り畳み式携帯電話装置に複数列のソフトキーを用いた場合を説明したが、本発明の第四の実施の形態に係る携帯電話装置として、第二の筐体を第一の筐体に対して同一平面で回転するタイプの折り畳み式携帯電話装置について説明する。
図6に、本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置200の筐体を開い
たときの外観図を示す。折り畳み式携帯電話装置200は、第一の筐体201の周囲に第二の筐体202を回転させることができる折り畳み式携帯電話装置として構成している。すなわち、第一の筐体201の上方の裏側には回転部250を第一の筐体201の背面で、図6中の矢印のように回転可能に支持している。そして、回転部250の左側の側面に内部に貫通孔をもつ第一の支軸251を設け、第一の支軸251に同じく貫通孔をもつアーム252を回転自在に支持し、アーム252の他端を第二の筐体202の側面に設けた貫通孔を有する第二の支軸253に連結して、第二の筐体202を第一の筐体201に対して開閉可能かつ水平方向に回転可能にしている。
第一の筐体201にはテンキー204、多方向キー205、ソフトキー206、207、208、209と、送話器として機能するマイクロフォン210を設けている。第二の筐体202には、表示部211と受話器として機能するスピーカー212を設けている。第二の筐体202の表示部211とスピーカー212は、第一の筐体201内の制御手段と第一の支軸251、アーム252、第二の支軸253のそれぞれの貫通孔に細いフレキシブルプリント基板等の電気的接合手段を通して接合している。携帯電話装置200に電源が投入されると、第二の筐体202の表示部211にはソフトキー206、207、208、209にそれぞれ対応するソフトキー用アイコン216、217、218、219を表示する。図6では、ソフトキー206に対応してソフトキー用アイコン216が、ソフトキー207に対応してソフトキー用アイコン217が、ソフトキー208に対応してソフトキー用アイコン218が、ソフトキー209に対応してソフトキー用アイコン219がそれぞれ表示される。なお、各ソフトキーに割り付けられる機能は第一の実施の形態に係る携帯電話装置について既に説明したとおり、携帯電話装置の動作状態、あるいは通信状態に応じて割り付けている。
図7と図8に、携帯電話装置200の側面図を示す。図7は、第二の筐体202を開いたときの側面図を、図8は、第二の筐体202を閉じたときの側面図を示す。第一の筐体201の背面で回転可能な回転部250に第一の支軸251があり、第一の支軸251にアーム252が取り付けてあり、アーム252の他端が第二の筐体202に取り付けてある第二の支軸253に連結してある。アーム252は第一の支軸251について図7のA矢印のように回転して、第二の筐体202が第一の筐体201に対して開閉可能になっている。
図9に、第二の筐体202を第一の筐体201に対して閉じたときの平面図を示す。第二の筐体202の表示部211と第一の筐体201のテンキー204が向きあっている様子が理解されよう。携帯電話装置200の通常の使い方としては、図9のように第二の筐体202を閉じた状態で携行し、通話等の使用時には第一の筐体201を図6のように開いて使用する。なお、表示部211を横向きにして使用したいときは、図6のように第一の筐体201を開いた状態から、例えば図10のように第二の筐体202をB矢印のように左へ90度回転したり、図6の状態から図11のように、第二の筐体202をC矢印のように右へ90度回転したりして使用できるようにしている。なお、図11の状態から、第二の筐体202を更に右へ90度回転させ、第二の筐体202を第一の筐体201の上に重ねて、図12のように表示部211を上向きにした状態で使用することも出来る。携帯電話装置200では、図示していないが第一の筐体内に、回転部250の第一の筐体201に対する回転状態検出手段を設け、回転部250を回転することにより、図10、図11、図12のように第二の筐体を回転させたときに、表示部211に表示するソフトキー用アイコンの配置が、第一の筐体上のソフトキーの物理的な配置と同じになるよう表示を切り替える制御を行っている。そのため、現在操作中の表示部の位置と、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果がある。参考までに図13に第二の筐体202を開いたとき、左に回転したとき、右に回転したとき、第一の筐体201の上に第二の筐体2
02を重ねたときの各表示状態をまとめて示す。第二の筐体202を第一の筐体201に対して、単に開いたとき、左に90°回転したとき、右に90°回転したとき、そして更に右に90°回転したときのそれぞれにおいて、ソフトキー206、207、208、209に対応するソフトキー用アイコンの向きが一方向に揃っていて、第一の筐体201に設けてあるソフトキーの配置が常に表示部211に表示されているソフトキー用アイコンと一対一の関係が保たれることが理解されよう。
なお、携帯電話装置200の内部構成について、図14に携帯電話装置200のブロック図を示す。図14では、携帯電話装置200の第一の筐体201と第二の筐体202とアーム252を破線で示し、それぞれに設けられている機能ブロックを示している。第一の筐体201には、テンキーや多方向キーなどのキー操作部214、ソフトキー216がマイクロコンピュータを用いた全体制御部227に接続されており、送話器としてのマイクロフォン210が音声処理部220を介して全体制御部227に接続している。無線通信手段を形成する無線制御手段221、受信部222、送信部223とアンテナ224も全体制御部227に接続している。また、全体制御部227には、記憶手段226と、回転状態検出手段225を接続していて、アーム252の回転状態を検出するようにしている。記憶手段226には各種制御プログラムの他、ソフトキー用アイコンを表示するためのデータが記憶されている。第二の筐体202には、表示部211と受話器として機能するスピーカー212が配置されている。アーム252には第二の筐体202の表示部211とスピーカー212を電気的に接続する接続手段が通っている。このように携帯電話装置200を構成しているので、第二の筐体202が開くと、または第二の筐体202が回転部250により第一の筐体201に対して回転すると、回転状態検出手段225が状態を検出して、全体制御手段227が、アーム252の回転状態に応じたソフトキー用アイコンを表示部211に表示する。そして、ソフトキー216が押されると、押されたソフトキーに割り付けられているキー入力がされたとして携帯電話装置200の動作制御、あるいは通信制御を行う。
図15に、携帯電話装置200について、回転状態検出手段225により検出した回転部250の第一の筐体に対する回転状態検出結果に応じて、全体制御手段227がソフトキー用アイコンの表示状態を切り替えるときのフローチャートを示す。携帯電話装置200に電源が投入され(S21)、着信待ち受け状態となった後(ステップS22)、アーム252が回転部250に対してどの方向を向いているかによってソフトキー用アイコンの向きを変えている。すなわち、アーム252が図10のように左を向いているときは(ステップS23)、左向きのときのキー配列で表示し(ステップS24)、アーム252が図6のように上向きのときは(ステップS25)、上向きのときのキー配列で表示し(ステップS26)、アーム252が図11のように右向きのときは(ステップS27)、右向きのときのキー配列で表示し(ステップS28)、アーム252が図12のように右下向きのときは(ステップS29)、右下向きのときのキー配列で表示する(ステップS30)。なお、アーム252が図9のように左下向きのときは(ステップS31)、第二の筐体202が閉じていることになるので、ソフトキー用アイコンの表示を消すようにしている(ステップS32)。
以上説明したように、第四の実施の形態に係る携帯電話装置200によれば、第二の筐体202が第一の筐体に対して回転して、向きが変わったとしても、ソフトキーの物理的配置とソフトキー用アイコンの配置が相対的に同一なので、現在操作している指を置いている位置との関連性から、押したいソフトキー用アイコンがどこに表示されているかが容易に分かるという効果が得られる。
本発明に係る携帯電話装置は、複数列のソフトキー用いて多様なキー入力を行う情報処
理装置として有用であり、携帯電話装置の他にPDA(Personal Digital Assistance)をはじめ、ノートパソコン、携帯ゲーム器等に適用することが出来る。
本発明の第一の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第一の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の制御動作のフローチャート 本発明の第二の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第二の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第三の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の側面図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の側面図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の外観図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の表示状態を例示的に示した概念図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置のブロック図 本発明の第四の実施の形態に係る折り畳み式携帯電話装置の制御動作のフローチャート 従来の折り畳み式携帯電話装置の外観図
符号の説明
101 第一の筐体
102 第二の筐体
103 ヒンジ
104 テンキー
105 多方向キー
106、107、108、109 ソフトキー
110 マイクロフォン
111 表示部
112 スピーカー
116、117,118、119 ソフトキー用アイコン

Claims (5)

  1. 第一の筐体に対して表示部を有する第二の筐体を折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、前記第一の筐体に複数列のソフトキーを設け、前記ソフトキーに対応する複数列のソフトキー用アイコンを前記第二の筐体の表示部に表示するとともに、前記表示部に表示するソフトキー用アイコンの配置を前記第一の筐体におけるソフトキーの物理的配置と相対的に同一とするようにした折り畳み式携帯電話装置。
  2. 前記第一の筐体に少なくとも4つのソフトキーを上下左右に分散して設け、第二の筐体の表示部に分散して前記ソフトキーに対応するソフトキー用アイコンを表示するようにした請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  3. 前記第一の筐体に多方向キーを更に設け、前記多方向キーの上下または左右に複数列のソフトキーをそれぞれ分散して配置した請求項1または請求項2に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  4. ソフトキーを有する第一の筐体に対して表示部を有する第二の筐体を同一平面で回転して折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、
    第二の筐体の回転状態検出手段を設け、
    検出した回転状態によりソフトキー用アイコンを第一の筐体にあるソフトキーの物理的配置と同一となる位置に表示するよう構成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  5. 第一の筐体に対して表示部を有する第二の筐体を同一平面で回転して折り畳めるようにした折り畳み式携帯電話装置において、前記第一の筐体に複数列のソフトキーを設け、前記ソフトキーに対応する複数列のソフトキー用アイコンを前記第二の筐体の表示部に表示するとともに、前記第二の筐体を前記第一の筐体について回転して前記第二の筐体の向きを変えたときに、前記第二の筐体の表示部に表示するソフトキー用アイコンの配置を前記第一の筐体におけるソフトキーの物理的配置と相対的に同一とするようにした請求項4に記載の折り畳み式携帯電話装置。


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