JP2007067090A - ボビンレスコイル組立体およびボビンレスコイル組立体の製造方法 - Google Patents

ボビンレスコイル組立体およびボビンレスコイル組立体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 円筒状のボビンレスコイルの内周面を除く外周面および軸方向両端面に合成樹脂のコイルカバーを一体にモールドしてボビンレスコイル組立体を構成する際に、溶融樹脂がボビンレスコイルの内周面側に漏れないようにする。
【解決手段】 導線62を円筒状に巻回したボビンレスコイル46の軸方向両端面46cの少なくとも内周面46aに隣接する部分に、ポッティングにより平坦なシール面63を形成したので、ボビンレスコイル46を金型71内に挿入し、その軸方向両端面46cおよび外周面46bにコイルカバー47をモールドしてボビンレスコイル組立体43を構成する際に、溶融樹脂がボビンレスコイル46の内周面46a側に漏れ出すのを平坦なシール面63で阻止し、ボビンレスコイル46の内周面46aに溶融樹脂が付着したりバリが発生したりするのを防止することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、導線を円筒状に巻回して構成したボビンレスコイルの軸方向両端面および外周面にコイルカバーをモールドしたボビンレスコイル組立体と、その製造方法とに関する。
電磁アクチュエータやモータに使用されるコイルは一般にボビンと呼ばれる絶縁体の周囲に巻回されるが、このボビンを廃止したボビンレスコイルが、下記特許文献1により公知である。
特開平10−172823号公報
ところで上記従来のボビンレスコイルは、その表面形状が導線が連続する凹凸面となるため、ボビンレスコイルを金型内に収納して前記コイルカバーをモールドする際に、金型の内壁とボビンレスコイルの表面との間に隙間が発生することが避けられず、その隙間を通して溶融樹脂がキャビティから漏れ出してボビンレスコイルの内周面に付着したり、バリが発生したりする可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、円筒状のボビンレスコイルの内周面を除く外周面および軸方向両端面に合成樹脂のコイルカバーを一体にモールドしてボビンレスコイル組立体を構成する際に、溶融樹脂がボビンレスコイルの内周面側に漏れないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、導線を円筒状に巻回して構成したボビンレスコイルの軸方向両端面および外周面にコイルカバーをモールドしたボビンレスコイル組立体であって、前記ボビンレスコイルの軸方向両端面の少なくとも内周面に隣接する部分に平坦なシール面を形成したことを特徴とするボビンレスコイル組立体が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記シール面をポッティング材で形成したことを特徴とするボビンレスコイル組立体が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記シール面をプレス面で形成したことを特徴とするボビンレスコイル組立体が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記シール面を平角線よりなる前記導線で形成したことを特徴とするボビンレスコイル組立体が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記シール面を前記ボビンレスコイルの軸方向両端面に設けた第1、第2プレートで形成したことを特徴とするボビンレスコイル組立体が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ボビンレスコイル組立体を電磁アクチュエータの駆動源として用いたことを特徴とするボビンレスコイル組立体が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のボビンレスコイル組立体の製造方法であって、前記導線を巻回して前記ボビンレスコイルを用意する工程と、前記ボビンレスコイルに前記シール面を形成する工程と、前記ボビンレスコイルの外周面および軸方向両端面に臨むキャビティを有するとともに、前記シール面に密着する金型に前記ボビンレスコイルを挿入する工程と、前記キャビティに合成樹脂を注入して前記コイルカバーをモールドする工程とを含むことを特徴とするボビンレスコイル組立体の製造方法が提案される。
また請求項8に記載された発明によれば、請求項5に記載のボビンレスコイル組立体の製造方法であって、前記第1、第2プレートを用意する工程と、前記第1、第2プレート間に導線を巻回して前記ボビンレスコイルを形成する工程と、前記ボビンレスコイルの外周面および軸方向両端面に臨むキャビティを有するとともに、前記シール面に密着する金型内に前記ボビンレスコイルを挿入する工程と、前記キャビティに合成樹脂を注入して前記コイルカバーをモールドする工程とを含むことを特徴とするボビンレスコイル組立体の製造方法が提案される。
請求項1の構成によれば、導線を円筒状に巻回したボビンレスコイルの軸方向両端面の少なくとも内周面に隣接する部分に平坦なシール面を形成したので、ボビンレスコイルの軸方向両端面および外周面にコイルカバーをモールドしてボビンレスコイル組立体を構成する際に、溶融樹脂がボビンレスコイルの内周面側に漏れ出すのを平坦なシール面で阻止し、ボビンレスコイルの内周面に溶融樹脂が付着したりバリが発生したりするのを防止することができる。
請求項2の構成によれば、ボビンレスコイルのシール面をポッティング材で形成したので、シール面の平坦度を高めて溶融樹脂の漏れを確実に阻止することができる。
請求項3の構成によれば、ボビンレスコイルのシール面をプレス面で形成したので、シール面の平坦度を高めて溶融樹脂の漏れを確実に阻止することができる。
請求項4の構成によれば、ボビンレスコイルのシール面を平角線よりなる導線で形成したので、シール面を形成するための特別の部材や特別の加工が不要になってコストの削減に寄与することができる。
請求項5の構成によれば、ボビンレスコイルのシール面をその軸方向両端面に設けた第1、第2プレートで形成したので、シール面の平坦度を高めて溶融樹脂の漏れを確実に阻止することができる。
請求項6の構成によれば、ボビンレスコイル組立体を電磁アクチュエータの駆動源として用いたので、必要な巻数を確保するためのボビンレスコイルの導線の長さが短くて済み、その抵抗およびインダクタンスが減少して電流応答性が向上する。
請求項7の構成によれば、ボビンレスコイルの外周面および軸方向両端面に臨むキャビティを有する金型に該ボビンレスコイルを収納してコイルカバーをモールドする際に、ボビンレスコイルのシール面が金型に密着することで、キャビティに注入された溶融樹脂の漏れを前記シール面で阻止し、ボビンレスコイルの内周面に溶融樹脂が付着したりバリが発生したりするのを防止することができる。
請求項8の構成によれば、ボビンレスコイルの外周面および軸方向両端面に臨むキャビティを有する金型に該ボビンレスコイルを収納してコイルカバーをモールドする際に、ボビンレスコイルの軸方向両端面に設けた第1、第2プレートのシール面が金型に密着することで、キャビティに注入された溶融樹脂の漏れを前記シール面で阻止し、ボビンレスコイルの内周面に溶融樹脂が付着したりバリが発生したりするのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1は能動型防振支持装置の縦断面図、図2は図1の2部拡大図、図3はボビンレスコイル用意工程を示す図、図4はシール面形成工程を示す図、図5はコイルカバーモールド工程を示す図、図6は図5の6部拡大図、図7は作用を説明するフローチャートである。
図1および図2に示すように、自動車のエンジンを車体フレームに弾性的に支持するために用いられる能動型防振支持装置M(アクティブ・コントロール・マウント)は、軸線Lに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、概略円筒状の上部ハウジング11の下端のフランジ部11aと、概略円筒状の下部ハウジング12の上端のフランジ部12aとの間に、上面が開放した概略カップ状のアクチュエータケース13の外周のフランジ部13aと、環状の第1弾性体支持リング14の外周部と、環状の第2弾性体支持リング15の外周部とが重ね合わされてカシメにより結合される。このとき、下部ハウジング12のフランジ部12aとアクチュエータケース13のフランジ部13aとの間に環状の第1フローティングラバー16を介在させ、かつアクチュエータケース13の上部と第2弾性体支持部材15の内面との間に環状の第2フローティングラバー17を介在させることで、アクチュエータケース13は上部ハウジング11および下部ハウジング12に対して相対移動可能にフローティング支持される。
第1弾性体支持リング14と、軸線L上に配置された第1弾性体支持ボス18とに、厚肉のラバーで形成した第1弾性体19の下端および上端がそれぞれが加硫接着により接合される。第1弾性体支持ボス18の上面にダイヤフラム支持ボス20がボルト21で固定されており、ダイヤフラム支持ボス20に内周部を加硫接着により接合されたダイヤフラム22の外周部が上部ハウジング11に加硫接着により接合される。ダイヤフラム支持ボス20の上面に一体に形成されたエンジン取付部20aが図示せぬエンジンに固定される。また下部ハウジング12の下端の車体取付部12bが図示せぬ車体フレームに固定される。
上部ハウジング11の上端のフランジ部11bにストッパ部材23の下端のフランジ部23aがボルト24…およびナット25…で結合されており、ストッパ部材23の上部内面に取り付けたストッパラバー26にダイヤフラム支持ボス20の上面に突設したエンジン取付部20aが当接可能に対向する。能動型防振支持装置Mに大荷重が入力したとき、エンジン取付部20aがストッパラバー26に当接することで、エンジンの過大な変位が抑制される。
第2弾性体支持リング15に膜状のラバーで形成した第2弾性体27の外周部が加硫接着により接合されており、第2弾性体27の中央部に埋め込むように可動部材28が加硫接着により接合される。第2弾性体支持リング15の上面と第1弾性体19の外周部との間に円板状の隔壁部材29が固定されており、隔壁部材29および第1弾性体19により区画された第1液室30と、隔壁部材29および第2弾性体27により区画された第2液室31とが、隔壁部材29の中央に形成した連通孔29aを介して相互に連通する。
第1弾性体支持リング14と上部ハウジング11との間に環状の連通路32が形成されており、連通路32の一端は連通孔33を介して第1液室30に連通し、連通路32の他端は連通孔34を介して、第1弾性体19およびダイヤフラム22により区画された第3液室35に連通する。
次に、前記可動部材28を駆動する電磁アクチュエータ41の構造を説明する。
アクチュエータケース13の内部に固定コア42、ボビンレスコイル組立体43およびヨーク44が下から上に順次取り付けられる。ボビンレスコイル組立体43は、固定コア42およびヨーク44間に配置されたボビンレスコイル46と、ボビンレスコイル46の軸線L方向の両端面および外周面を覆うように合成樹脂でモールドされたコイルカバー47とで構成される。コイルカバー47には、アクチュエータケース13および下部ハウジング12に形成した開口13b,12cを貫通して外部に延出するコネクタ48が一体に形成される。
コイルカバー47の上面とヨーク44の下面との間にシール部材49が配置され、ボビンレスコイル46の下面と固定コア42の上面との間にシール部材50が配置される。これらのシール部材49,50によって、アクチュエータケース13および下部ハウジング12に形成した開口13b,12cから電磁アクチュエータ41の内部空間61に水や塵が入り込むのを阻止することができる。
ヨーク44の円筒部44aの内周面に薄肉円筒状の軸受け部材51が上下摺動自在に嵌合しており、この軸受け部材51の上端には径方向内向きに折り曲げられた上部フランジ51aが形成されるとともに、下端には径方向外向きに折り曲げられた下部フランジ51bが形成される。下部フランジ51bとヨーク44の円筒部44aの下端との間にセットばね52が圧縮状態で配置されており、このセットばね52の弾発力で下部フランジ51bを弾性体53を介して固定コア42の上面に押し付けることで、軸受け部材51がヨーク44に支持される。
軸受け部材51の内周面に概略円筒状の可動コア54が上下摺動自在に嵌合する。前記可動部材28の中心から下向きに延びるロッド55が可動コア54の中心を緩く貫通し、その下端にナット56が締結される。可動コア54の上面に設けたばね座57と可動部材28の下面との間に圧縮状態のセットばね58が配置されており、このセットばね58の弾発力で可動コア54はナット56に押し付けられて固定される。この状態で、可動コア54の下面と固定コア42の上面とが、円錐状のエアギャップgを介して対向する。ロッド55およびナット56は固定コア42の中心に形成された開口42aに緩く嵌合しており、この開口42aはシール部材59を介してプラグ60で閉塞される。
エンジンのクランクシャフトの回転に伴って出力されるクランクパルスを検出するクランクパルスセンサSaが接続された電子制御ユニットUは、能動型防振支持装置Mの電磁アクチュエータ41に対する通電を制御する。エンジンのクランクパルスは、クランクシャフトの1回転につき24回、つまりクランクアングルの15°毎に1回出力される。
次に、図3〜図6に基づいてボビンレスコイル組立体43の製造方法を説明する。
先ず、図3に示すボビンレスコイル用意工程で、円形断面の自己融着線からなる導線62を円筒状に巻回してボビンレスコイル46を形成する。ボビンレスコイル46は、内周面46a、外周面46bおよび一対の端面46c,46cを備えている。
続いて、図4のシール面形成工程で、ボビンレスコイル46の一対の端面46c,46cの径方向内側寄りの位置、つまり内周面46aに近接した位置に、合成樹脂をポッティングすることで環状のシール面63,63を形成する。シール面63,63の径方向の長さは、例えば巻回された導線62の3層分の長さとされる。
図5に示すコイルカバーモールド工程で用いる金型71は、下型72、上型73および補助型74から構成されており、下型72の円筒部72aの外周にボビンレスコイル46が嵌合して保持される。この状態で下型72に対して上型73を型締めすると、下型72および上型73の内壁面と、ボビンレスコイル46の外周面46bおよび両端面46c,46cとの間にキャビティ75が形成される。このキャビティ75には、上型73に設けた湯道73aを介して溶融樹脂が注入される。尚、補助型74はコイルカバー47と一体のコネクタ48を型抜きすべく、上型73に対して水平方向に移動する。
次に、上記構成を備えた能動型防振支持装置Mの作用について説明する。
自動車の走行中に低周波数のエンジンシェイク振動が発生したとき、エンジンからダイヤフラム支持ボス20および第1弾性体支持ボス18を介して入力される荷重で第1弾性体19が変形して第1液室30の容積が変化すると、連通路32を介して接続された第1液室30および第3液室35間で液体が行き来する。第1液室30の容積が拡大・縮小すると、それに応じて第3液室35の容積が縮小・拡大するが、この第3液室35の容積変化はダイヤフラム22の弾性変形により吸収される。このとき、連通路32の形状および寸法、並びに第1弾性体19のばね定数は前記エンジンシェイク振動の周波数領域で低ばね定数および高減衰力を示すように設定されているため、エンジンから車体フレームに伝達される振動を効果的に低減することができる。
尚、上記エンジンシェイク振動の周波数領域では、電磁アクチュエータ41は非作動状態に保たれる。
前記エンジンシェイク振動よりも周波数の高い振動、即ちエンジンのクランクシャフトの回転に起因するアイドル時の振動や気筒休止時の振動が発生した場合、第1液室30および第3液室35を接続する連通路32内の液体はスティック状態になって防振機能を発揮できなくなるため、電磁アクチュエータ41を駆動して防振機能を発揮させる。
能動型防振支持装置Mの電磁アクチュエータ41を作動させて防振機能を発揮させるべく、電子制御ユニットUはクランクパルスセンサSaからの信号に基づいてボビンレスコイル46に対する通電を制御する。
即ち、図7のフローチャートにおいて、先ずステップS1でクランクパルスセンサSaからクランクアングルの15°毎に出力されるクランクパルスを読み込み、ステップS2で前記読み込んだクランクパルスを基準となるクランクパルス(特定のシリンダのTDC信号)と比較することでクランクパルスの時間間隔を演算する。続くステップS3で前記15°のクランクアングルをクランクパルスの時間間隔で除算することでクランク角速度ωを演算し、ステップS4でクランク角速度ωを時間微分してクランク角加速度dω/dtを演算する。続くステップS5でエンジンのクランクシャフト回りのトルクTqを、エンジンのクランクシャフト回りの慣性モーメントをIとして、
Tq=I×dω/dt
により演算する。このトルクTqはクランクシャフトが一定の角速度ωで回転していると仮定すると0になるが、膨張行程ではピストンの加速により角速度ωが増加し、圧縮行程ではピストンの減速により角速度ωが減少してクランク角加速度dω/dtが発生するため、そのクランク角加速度dω/dtに比例したトルクTqが発生することになる。
続くステップS6で時間的に隣接するトルクの最大値および最小値を判定し、ステップS7でトルクの最大値および最小値の偏差、つまりトルクの変動量としてエンジンを支持する能動型防振支持装置Mの位置における振幅を演算する。そしてステップS8で、電磁アクチュエータ41のボビンレスコイル46に印加する電流のデューティ波形およびタイミング(位相)を決定する。
しかして、エンジンが車体フレームに対して下向きに移動し、第1弾性体19が下向きに変形して第1液室30の容積が減少したとき、それにタイミングを合わせて電磁アクチュエータ41のボビンレスコイル46を励磁すると、エアギャップgに発生する吸着力で可動コア54が固定コア42に向けて下向きに移動し、可動コア54にロッド55を介して接続された可動部材28に引かれて第2弾性体27が下向きに変形する。その結果、第2液室31の容積が増加するため、エンジンからの荷重で圧縮された第1液室30の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第2液室31に流入し、エンジンから車体フレームに伝達される荷重を低減することができる。
続いてエンジンが車体フレームに対して上向きに移動し、第1弾性体19が上向きに変形して第1液室30の容積が増加したとき、それにタイミングを合わせて電磁アクチュエータ41のボビンレスコイル46を消磁すると、エアギャップgに発生する吸着力が消滅して可動コア54が自由に移動できるようになるため、下向きに変形した第2弾性体27が自己の弾性復元力で上向きに復元する。その結果、第2液室31の容積が減少するため、第2液室31の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第1液室30に流入し、エンジンが車体フレームに対して上向きに移動するのを許容することができる。
このように、エンジンの振動の周期に応じて電磁アクチュエータ41のボビンレスコイル46を励磁および消磁することで、エンジンの振動が車体フレームに伝達するのを防止する能動的な制振力を発生させることができる。
本実施例ではボビンレスコイル46を採用したことにより、ボビンを廃止して部品点数およびコストを削減することが可能になるだけでなく、ボビンを廃止した分だけボビンレスコイル46の内径を小さくすることができる。しかもボビンレスコイル46の内径が小さくなると、必要な巻数を確保するための導線62の長さが短くて済み、ボビンレスコイル46の抵抗およびインダクタンスが減少して電流応答性が向上する。
また金型71内にボビンレスコイル46を挿入した状態で、湯道73aからキャビティ75に溶融樹脂を射出してコイルカバー47をモールドするとき、ボビンレスコイル46の両端面46c,46cに設けたシール面63,63が下型72および上型73に密着してシール機能を発揮するので、射出圧でキャビティ75から溶融樹脂がボビンレスコイル46の内周面46a側に回り込むのを阻止し、内周面46aに溶融樹脂が付着したりバリが発生したりするのを防止することができる。しかもポッティングによって形成されたシール面63,63は平坦度が極めて高いため、確実なシール性能を得ることができる。
図8〜図10は本発明の第2実施例を示すもので、図8はシール面形成工程を示す図、図9はボビンレスコイルのコイルカバーをモールドする金型を示す図、図10は図9の10部拡大図である。
第1実施例のボビンレスコイル46は、その両端面46c,46cにポッティングにより平坦なシール面63,63を形成しているが、第2実施例のボビンレスコイル46は、その両端面46c,46cの内周側の所定範囲(実施例では3列)の導線62をプレスアーム64,64で軸線L方向にプレスして平坦なシール面63,63を形成している。この第2実施例によっても、ボビンレスコイル46の両端面46c,46に設けたシール面63,63が下型72および上型73に密着してシール機能を発揮するので、射出圧でキャビティ75から溶融樹脂が漏れてボビンレスコイル46の内周面46a側に回り込むのを阻止することができる。しかもプレス加工によってシール面63,63を形成するので、平坦度の高いシール面63,63を容易に得ることができる。
図11および図12は本発明の第3実施例を示すもので、図11はボビンレスコイルのコイルカバーをモールドする金型を示す図、図12は図11の12部拡大図である。
第1、第2実施例のボビンレスコイル46は円形断面の導線62を用いているが、第3実施例のボビンレスコイル46は矩形断面の自己融着線よりなる導線62を用いている。矩形断面の平角線よりなる導線62を用いたことにより、ボビンレスコイル46の両端面46c,46cに自動的にシール面63,63が形成されるため、前記第1、第2実施例と同様の作用効果を達成することができる。しかもシール面63,63を形成するための特別の部材や工程が不要になって加工コストが削減される。
図13および図14は本発明の第4実施例を示すもので、図13はボビンレスコイルのコイルカバーをモールドする金型を示す図、図14は図13の14部拡大図である。
第4実施例は、適宜の治具を用いて導線62を巻回することでボビンレスコイル46を構成し、治具から取り外したボビンレスコイル46の軸方向両端面にそれぞれ第1、第2プレート87,89を接着等の手段で固定する。そして第1、第2プレート87,89を有するボビンレスコイル46を金型71内に挿入すると、平坦な第1、第2プレート87,89の一部がシール面63,63となって上型73および下型72に密着し、溶融樹脂が漏れてボビンレスコイル46の内周面46a側に回り込むのを阻止することができる。しかも予め精度良く加工した第1、第2プレート87,89を用いることで、平坦度の高いシール面63,63を容易に得ることができる。
図15〜図18は本発明の第5実施例を示すもので、図15は第1、第2プレート用意工程を示す図、図16は図15の16方向矢視図、図17はボビンレスコイル形成工程を示す図、図18はコイルカバーモールド工程を示す図である。
図15および図16に示すように、第1、第2プレート用意工程で使用されるボビンレスコイル46を巻回する巻回治具81は、上部治具半体82および下部治具半体83をカラー84および回り止めピン85で位置決めした状態で、ボルト86により一体に結合して構成される。上部治具半体82のフランジ82aの下面には第1プレート87が回り止めピン88で位置決めされた状態で支持され、また下部治具半体83のフランジ83aの上面には第2プレート89が回り止めピン90で位置決めされた状態で支持される。
図17に示すボビンレスコイル形成工程において、上部治具半体82および下部治具半体83の円柱状のガイド面82b,83bと、第1プレート87の下面と、第2プレート89の上面とをガイドにして導線62が円筒状に巻回される。
続いて、図18に示すコイルカバーモールド工程において、第1、第2プレート87,89を一体に備えたボビンレスコイル46を金型71に挿入する。このとき、巻回治具81の上部治具半体82が上型73の一部を構成し、巻回治具81の下部治具半体83が下型72の一部を構成する。そして第1プレート87の平坦な上面および第2プレート89の平坦な下面がそれぞれシール面63,63として機能することで、キャビティ75から漏れた溶融樹脂がボビンレスコイル46の内周面46a側に回り込むのを阻止することができる。
しかして、この第5実施例によっても、上述した第1実施例〜第4実施例と同様の作用効果を達成することができる。しかもボビンレスコイル46を巻回治具81にセットしたまま金型71に挿入するので、自己融着線でない通常の導線62を使用しても巻回がほどけることがなくなり、コストダウンに寄与することができる。
また第1、第2プレート87,89を一体に備えたボビンレスコイル46を金型71に挿入してコイルカバー47がモールドされるので、ボビンレスコイル46の両端面46c,46cと第1、第2プレート87,89とを接着等の手段で固定しなくても良くなり、これにより更なるコストダウンが可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では能動型防振支持装置Mのボビンレスコイル46を例示したが、本発明のボビンレスコイルは他の任意の用途に適用することができる。
第1実施例に係る能動型防振支持装置の縦断面図 図1の2部拡大図 ボビンレスコイル用意工程を示す図 シール面形成工程を示す図 コイルカバーモールド工程を示す図 図5の6部拡大図 作用を説明するフローチャート 第2実施例に係るボビンレスコイルのプレス工程の説明図 ボビンレスコイルのコイルカバーをモールドする金型を示す図 図9の10部拡大図 第3実施例に係るボビンレスコイルのコイルカバーをモールドする金型を示す図 図11の12部拡大図 第4実施例に係るボビンレスコイルのコイルカバーをモールドする金型を示す図 図13の14部拡大図 第5実施例に係る第1、第2プレート用意工程を示す図 図15の16方向矢視図 ボビンレスコイル形成工程を示す図 コイルカバーモールド工程を示す図
符号の説明
41 電磁アクチュエータ
43 ボビンレスコイル組立体
46 ボビンレスコイル
46a 内周面
46b 外周面
46c 端面
47 コイルカバー
62 導線
63 シール面
71 金型
75 キャビティ
87 第1プレート
89 第2プレート

Claims (8)

  1. 導線(62)を円筒状に巻回して構成したボビンレスコイル(46)の軸方向両端面(46c)および外周面(46b)にコイルカバー(47)をモールドしたボビンレスコイル組立体であって、
    前記ボビンレスコイル(46)の軸方向両端面(46c)の少なくとも内周面(46a)に隣接する部分に平坦なシール面(63)を形成したことを特徴とするボビンレスコイル組立体。
  2. 前記シール面(63)をポッティング材で形成したことを特徴とする、請求項1に記載のボビンレスコイル組立体。
  3. 前記シール面(63)をプレス面で形成したことを特徴とする、請求項1に記載のボビンレスコイル組立体。
  4. 前記シール面(63)を平角線よりなる前記導線(62)で形成したことを特徴とする、請求項1に記載のボビンレスコイル組立体。
  5. 前記シール面(63)を前記ボビンレスコイル(46)の軸方向両端面(46c)に設けた第1、第2プレート(87,89)で形成したことを特徴とする、請求項1に記載のボビンレスコイル組立体。
  6. 前記ボビンレスコイル組立体(43)を電磁アクチュエータ(41)の駆動源として用いたことを特徴とする、請求項1に記載のボビンレスコイル組立体。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のボビンレスコイル組立体(43)の製造方法であって、
    前記導線(62)を巻回して前記ボビンレスコイル(46)を用意する工程と、
    前記ボビンレスコイル(46)に前記シール面(63)を形成する工程と、
    前記ボビンレスコイル(46)の外周面(46b)および軸方向両端面(46c)に臨むキャビティ(75)を有するとともに、前記シール面(63)に密着する金型(71)内に前記ボビンレスコイル(46)を挿入する工程と、
    前記キャビティ(75)に合成樹脂を注入して前記コイルカバー(47)をモールドする工程と、
    を含むことを特徴とするボビンレスコイル組立体の製造方法。
  8. 請求項5に記載のボビンレスコイル組立体(43)の製造方法であって、
    前記第1、第2プレート(87,89)を用意する工程と、
    前記第1、第2プレート(87,89)間に導線(62)を巻回して前記ボビンレスコイル(46)を形成する工程と、
    前記ボビンレスコイル(46)の外周面(46b)および軸方向両端面(46c)に臨むキャビティ(75)を有するとともに、前記シール面(63)に密着する金型(71)内に前記ボビンレスコイル(46)を挿入する工程と、
    前記キャビティ(75)に合成樹脂を注入して前記コイルカバー(47)をモールドする工程と、
    を含むことを特徴とするボビンレスコイル組立体の製造方法。
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