JP2006057751A - エンジンの防振支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンのクランクシャフトを挟んで配置された第1、第2能動型防振支持装置の目標電流の演算負荷を最小限に抑えながら有効な制振機能を発揮させる。
【解決手段】 エンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置をそれぞれ車体フレームFに支持する第1、第2能動型防振支持装置M1,M2のうち、第1能動型防振支持装置M1の第1目標電流をエンジンEの振動状態から算出し、その第1目標電流を用いて第2能動型防振支持装置M2の第2目標電流を算出するので、第1、第2目標電流を共にエンジンEの振動状態から算出する場合に比べて電子制御ユニットUの演算負荷を軽減することができる。しかもエンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置に配置された第1、第2能動型防振支持装置M1,M2の第1、第2目標電流には相関関係があるため、第1目標電流から算出した第2目標電流の精度を確保することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、エンジンのクランクシャフトを挟む二つの位置をそれぞれ第1能動型防振支持装置および第2能動型防振支持装置で車体フレームに支持するとともに、制御手段によりエンジンの振動状態に応じた目標電流で前記第1、第2能動型防振支持装置を周期的に伸縮駆動するエンジンの防振支持装置に関する。
従来の能動型防振支持装置は、クランクシャフトの所定回転角毎に出力されるクランクパルスの時間間隔からクランク角速度を算出し、クランク角速度を時間微分したクランク角加速度からクランクシャフトのトルクを算出し、トルクの変動量としてエンジンの振動状態を推定し、エンジンの振動状態に応じてアクチュエータのコイルへの通電を制御して防振機能を発揮させるようになっている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2003−113892号公報
ところで、エンジンのクランクシャフトを挟む二つの位置をそれぞれ第1、第2能動型防振支持装置で車体フレームに支持した場合、第1、第2能動型防振支持装置のアクチュエータに供給する目標電流をそれぞれ別個に算出すると電子制御ユニットの演算負荷が増大するため、その演算負荷を最小限に抑えながら第1、第2能動型防振支持装置に有効な制振機能を発揮させることが望ましい。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エンジンのクランクシャフトを挟んで配置された第1、第2能動型防振支持装置の目標電流の演算負荷を最小限に抑えながら有効な制振機能を発揮させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンのクランクシャフトを挟む二つの位置をそれぞれ第1能動型防振支持装置および第2能動型防振支持装置で車体フレームに支持するとともに、制御手段によりエンジンの振動状態に応じた目標電流で前記第1、第2能動型防振支持装置を周期的に伸縮駆動するエンジンの防振支持装置において、前記制御手段は、第1能動型防振支持装置の第1目標電流をエンジンの振動状態から算出するとともに、その第1目標電流を用いて第2能動型防振支持装置の第2目標電流を算出することを特徴とするエンジンの防振支持装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記制御手段は、第1能動型防振支持装置の第1目標電流の位相を反転させて第2能動型防振支持装置の第2目標電流を算出することを特徴とするエンジンの防振支持装置が提案される。
尚、実施例の電子制御ユニットUは本発明の制御手段に対応する。
請求項1の構成によれば、エンジンのクランクシャフトを挟む二つの位置をそれぞれ車体フレームに支持する第1、第2能動型防振支持装置のうち、第1能動型防振支持装置の第1目標電流をエンジンの振動状態から算出し、その第1目標電流を用いて第2能動型防振支持装置の第2目標電流を算出するので、第1、第2目標電流を共にエンジンの振動状態から算出する場合に比べて制御手段の演算負荷を軽減することができる。しかもエンジンのクランクシャフトを挟む二つの位置に配置された第1、第2能動型防振支持装置の第1、第2目標電流には相関関係があるため、第1目標電流から算出した第2目標電流の精度を確保することができる。
請求項2の構成によれば、第1能動型防振支持装置の第1目標電流の位相を反転させて第2能動型防振支持装置の第2目標電流を算出するので、極めて容易な演算により第1目標電流から第2目標電流を精度良く算出することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の一実施例を示すもので、図1は能動型防振支持装置の縦断面図、図2は図1の2部拡大図、図3は第1、第2能動型防振支持装置によるエンジンの支持状態を示す図、図4は第1、第2能動型防振支持装置の位置でのエンジンの振動波形を示す図、図5は作用を説明するフローチャートである。
図1および図2に示すように、自動車のエンジンを車体フレームに弾性的に支持するために用いられる能動型防振支持装置M1(M2)(アクティブ・コントロール・マウント)は、軸線Lに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、概略円筒状の上部ハウジング11の下端のフランジ部11aと、概略円筒状の下部ハウジング12の上端のフランジ部12aとの間に、上面が開放した概略カップ状のアクチュエータケース13の外周のフランジ部13aと、環状の第1弾性体支持リング14の外周部と、環状の第2弾性体支持リング15の外周部とが重ね合わされてカシメにより結合される。このとき、下部ハウジング12のフランジ部12aとアクチュエータケース13のフランジ部13aとの間に環状の第1フローティングラバー16を介在させ、かつアクチュエータケース13の上部と第2弾性体支持部材15の内面との間に環状の第2フローティングラバー17を介在させることで、アクチュエータケース13は上部ハウジング11および下部ハウジング12に対して相対移動可能にフローティング支持される。
第1弾性体支持リング14と、軸線L上に配置された第1弾性体支持ボス18とに、厚肉のラバーで形成した第1弾性体19の下端および上端がそれぞれが加硫接着により接合される。第1弾性体支持ボス18の上面にダイヤフラム支持ボス20がボルト21で固定されており、ダイヤフラム支持ボス20に内周部を加硫接着により接合されたダイヤフラム22の外周部が上部ハウジング11に加硫接着により接合される。ダイヤフラム支持ボス20の上面に一体に形成されたエンジン取付部20aがエンジンE(図3参照)に固定される。また下部ハウジング12の下端の車体取付部12bが車体フレームF(図3参照)に固定される。
上部ハウジング11の上端のフランジ部11bにストッパ部材23の下端のフランジ部23aがボルト24…およびナット25…で結合されており、ストッパ部材23の上部内面に取り付けたストッパラバー26にダイヤフラム支持ボス20の上面に突設したエンジン取付部20aが当接可能に対向する。能動型防振支持装置M1(M2)に大荷重が入力したとき、エンジン取付部20aがストッパラバー26に当接することで、エンジンEの過大な変位が抑制される。
第2弾性体支持リング15に膜状のラバーで形成した第2弾性体27の外周部が加硫接着により接合されており、第2弾性体27の中央部に埋め込むように可動部材28が加硫接着により接合される。第2弾性体支持リング15の上面と第1弾性体19の外周部との間に円板状の隔壁部材29が固定されており、隔壁部材29および第1弾性体19により区画された第1液室30と、隔壁部材29および第2弾性体27により区画された第2液室31とが、隔壁部材29の中央に形成した連通孔29aを介して相互に連通する。
第1弾性体支持リング14と上部ハウジング11との間に環状の連通路32が形成されており、連通路32の一端は連通孔33を介して第1液室30に連通し、連通路32の他端は連通孔34を介して、第1弾性体19およびダイヤフラム22により区画された第3液室35に連通する。
次に、前記可動部材28を駆動するアクチュエータ41の構造を説明する。
アクチュエータケース13の内部に固定コア42、コイル組立体43およびヨーク44が下から上に順次取り付けられる。コイル組立体43は、固定コア42の外周に配置されたボビン45と、ボビン45に巻き付けられたコイル46と、コイル46の外周を覆うコイルカバー47とで構成される。コイルカバー47には、アクチュエータケース13および下部ハウジング12に形成した開口13b,12cを貫通して外部に延出するコネクタ48が一体に形成される。
コイルカバー47の上面とヨーク44の下面との間にシール部材49が配置され、ボビン45の下面と固定コア42の上面との間にシール部材50が配置される。これらのシール部材49,50によって、アクチュエータケース13および下部ハウジング12に形成した開口13b,12cからアクチュエータ41の内部空間61に水や塵が入り込むのを阻止することができる。
ヨーク44の円筒部44aの内周面に薄肉円筒状の軸受け部材51が上下摺動自在に嵌合しており、この軸受け部材51の上端には径方向内向きに折り曲げられた上部フランジ51aが形成されるとともに、下端には径方向外向きに折り曲げられた下部フランジ51bが形成される。下部フランジ51bとヨーク44の円筒部44aの下端との間にセットばね52が圧縮状態で配置されており、このセットばね52の弾発力で下部フランジ51bを弾性体53を介して固定コア42の上面に押し付けることで、軸受け部材51がヨーク44に支持される。
軸受け部材51の内周面に概略円筒状の可動コア54が上下摺動自在に嵌合する。前記可動部材28の中心から下向きに延びるロッド55が可動コア54の中心を緩く貫通し、その下端にナット56が締結される。可動コア54の上面に設けたばね座57と可動部材28の下面との間に圧縮状態のセットばね58が配置されており、このセットばね58の弾発力で可動コア54はナット56に押し付けられて固定される。この状態で、可動コア54の下面と固定コア42の上面とが、円錐状のエアギャップgを介して対向する。ロッド55およびナット56は固定コア42の中心に形成された開口42aに緩く嵌合しており、この開口42aはシール部材59を介してプラグ60で閉塞される。
エンジンEのクランクシャフト62(図3参照)の回転に伴って出力されるクランクパルスを検出するクランクパルスセンサSaが接続された電子制御ユニットUは、能動型防振支持装置M1(M2)のアクチュエータ41に対する通電を制御する。エンジンEのクランクパルスは、クランクシャフト62の1回転につき24回、つまりクランクアングルの15°毎に1回出力される。
図3に示すように、エンジンEのクランクシャフト62を挟む二つの位置が、それぞれ同一構造を有する第1能動型防振支持装置M1および第2能動型防振支持装置M2を介して車体フレームFに支持される。この実施例では、クランクシャフト62から第1能動型防振支持装置M1までの距離aと、クランクシャフト62から第2能動型防振支持装置M2までの距離bとは等しくなるように設定される(a=b)。
運転中のエンジンEはクランクシャフト62を中心として矢印A−A′方向に振動するため、図4に示すように、エンジンEから第1能動型防振支持装置M1に入力される振動波形の位相と、エンジンEから第2能動型防振支持装置M2に入力される振動波形の位相とは180°反転している。即ち、エンジンEが第1能動型防振支持装置M1の位置で上方に変位すると第2能動型防振支持装置M2の位置で下方に変位し、第1能動型防振支持装置M1の位置で下方に変位すると第2能動型防振支持装置M2の位置で上方に変位する。そして第1、第2能動型防振支持装置M1,M2の位置での振動の大きさは、前記距離a,bが等しいことから、ほぼ等しくなる。
従って、本実施例では、第1能動型防振支持装置M1のアクチュエータ41に供給する目標電流を算出し、この目標電流の位相を180°反転したものを第2能動型防振支持装置M2のアクチュエータ41に供給する目標電流とすることで、第1、第2能動型防振支持装置M1,M2のアクチュエータ41の目標電流をそれぞれ別個に算出する場合に比べて、電子制御ユニットUの演算負荷を軽減している。
次に、上記構成を備えた第1能動型防振支持装置M1(第2能動型防振支持装置M2)の作用について説明する。
自動車の走行中に低周波数のエンジンシェイク振動が発生したとき、エンジンEからダイヤフラム支持ボス20および第1弾性体支持ボス18を介して入力される荷重で第1弾性体19が変形して第1液室30の容積が変化すると、連通路32を介して接続された第1液室30および第3液室35間で液体が行き来する。第1液室30の容積が拡大・縮小すると、それに応じて第3液室35の容積が縮小・拡大するが、この第3液室35の容積変化はダイヤフラム22の弾性変形により吸収される。このとき、連通路32の形状および寸法、並びに第1弾性体19のばね定数は前記エンジンシェイク振動の周波数領域で低ばね定数および高減衰力を示すように設定されているため、エンジンEから車体フレームFに伝達される振動を効果的に低減することができる。
尚、上記エンジンシェイク振動の周波数領域では、アクチュエータ41は非作動状態に保たれる。
前記エンジンシェイク振動よりも周波数の高い振動、即ちエンジンEのクランクシャフト62の回転に起因するアイドル時の振動や気筒休止時の振動が発生した場合、第1液室30および第3液室35を接続する連通路32内の液体はスティック状態になって防振機能を発揮できなくなるため、アクチュエータ41を駆動して防振機能を発揮させる。
第1能動型防振支持装置M1のアクチュエータ41を作動させて防振機能を発揮させるべく、電子制御ユニットUはクランクパルスセンサSaからの信号に基づいて第1能動型防振支持装置M1のアクチュエータ41のコイル46に対する通電を制御する。
即ち、図5のフローチャートにおいて、先ずステップS1でクランクパルスセンサSaからクランクアングルの15°毎に出力されるクランクパルスを読み込み、ステップS2で前記読み込んだクランクパルスを基準となるクランクパルス(特定のシリンダのTDC信号)と比較することでクランクパルスの時間間隔を演算する。続くステップS3で前記15°のクランクアングルをクランクパルスの時間間隔で除算することでクランク角速度ωを演算し、ステップS4でクランク角速度ωを時間微分してクランク角加速度dω/dtを演算する。続くステップS5でエンジンEのクランクシャフト62回りのトルクTqを、エンジンEのクランクシャフト62回りの慣性モーメントをIとして、
Tq=I×dω/dt
により演算する。このトルクTqはクランクシャフト62が一定の角速度ωで回転していると仮定すると0になるが、膨張行程ではピストンの加速により角速度ωが増加し、圧縮行程ではピストンの減速により角速度ωが減少してクランク角加速度dω/dtが発生するため、そのクランク角加速度dω/dtに比例したトルクTqが発生することになる。
続くステップS6で時間的に隣接するトルクの最大値および最小値を判定し、ステップS7でトルクの最大値および最小値の偏差、つまりトルクの変動量としてエンジンEを支持する能動型防振支持装置Mの位置における振幅を演算する。そしてステップS8で、アクチュエータ41のコイル46に印加する電流のデューティ波形およびタイミング(位相)を決定する。
しかして、エンジンEが車体フレームFに対して下向きに移動し、第1弾性体19が下向きに変形して第1液室30の容積が減少したとき、それにタイミングを合わせてアクチュエータ41のコイル46を励磁すると、エアギャップgに発生する吸着力で可動コア54が固定コア42に向けて下向きに移動し、可動コア54にロッド55を介して接続された可動部材28に引かれて第2弾性体27が下向きに変形する。その結果、第2液室31の容積が増加するため、エンジンEからの荷重で圧縮された第1液室30の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第2液室31に流入し、エンジンEから車体フレームFに伝達される荷重を低減することができる。
続いてエンジンEが車体フレームFに対して上向きに移動し、第1弾性体19が上向きに変形して第1液室30の容積が増加したとき、それにタイミングを合わせてアクチュエータ41のコイル46を消磁すると、エアギャップgに発生する吸着力が消滅して可動コア54が自由に移動できるようになるため、下向きに変形した第2弾性体27が自己の弾性復元力で上向きに復元する。その結果、第2液室31の容積が減少するため、第2液室31の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第1液室30に流入し、エンジンEが車体フレームFに対して上向きに移動するのを許容することができる。
以上説明したように、第1能動型防振支持装置M1のアクチュエータ41の目標電流は、電子制御ユニットUがクランクパルスセンサSaからの信号に基づいて算出するが、第2能動型防振支持装置M2のアクチュエータ41の目標電流は、第1能動型防振支持装置M1のアクチュエータ41の目標電流の位相を180°反転することで簡単にかつ精度良く算出することができ、この目標電流を用いて上述と同様にして第2能動型防振支持装置M2の作動が制御される。
このように、第1、第2能動型防振支持装置M1,M2に入力される振動の状態に応じてアクチュエータ41,41のコイル46,46を励磁および消磁することで、エンジンEの振動が車体フレームFに伝達するのを防止する能動的な制振力を発生させることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではクランクシャフト62から第1能動型防振支持装置M1までの距離aと、クランクシャフト62から第2能動型防振支持装置M2までの距離bとが等しくなっているが、距離a,bが異なる場合には、距離aに対して距離bが大きくなるほど第2能動型防振支持装置M2の位置での振動が大きくなるために該第2能動型防振支持装置M2のアクチュエータ41の目標電流を増加させ、逆に距離aに対して距離bが小さくなるほど第2能動型防振支持装置M2の位置での振動が小さくなるために該第2能動型防振支持装置M2のアクチュエータ41の目標電流を減少させればよい。
即ち、第1能動型防振支持装置M1のアクチュエータ41の目標電流をIaとし、第2能動型防振支持装置M2のアクチュエータ41の目標電流をIbとしたとき、
Ia/Ib=a/b
の関係を満たすように、IaからIbを算出すれば良い。
能動型防振支持装置の縦断面図 図1の2部拡大図 第1、第2能動型防振支持装置によるエンジンの支持状態を示す図 第1、第2能動型防振支持装置の位置でのエンジンの振動波形を示す図 作用を説明するフローチャート
符号の説明
62 クランクシャフト
E エンジン
M1 第1能動型防振支持装置
M2 第2能動型防振支持装置
U 電子制御ユニット(制御手段)

Claims (2)

  1. エンジン(E)のクランクシャフト(62)を挟む二つの位置をそれぞれ第1能動型防振支持装置(M1)および第2能動型防振支持装置(M2)で車体フレーム(F)に支持するとともに、制御手段(U)によりエンジン(E)の振動状態に応じた目標電流で前記第1、第2能動型防振支持装置(M1,M2)を周期的に伸縮駆動するエンジンの防振支持装置において、
    前記制御手段(U)は、第1能動型防振支持装置(M1)の第1目標電流をエンジン(E)の振動状態から算出するとともに、その第1目標電流を用いて第2能動型防振支持装置(M2)の第2目標電流を算出することを特徴とするエンジンの防振支持装置。
  2. 前記制御手段(U)は、第1能動型防振支持装置(M1)の第1目標電流の位相を反転させて第2能動型防振支持装置(M2)の第2目標電流を算出することを特徴とする、請求項1に記載のエンジンの防振支持装置。
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