JP4381991B2 - 能動型防振支持装置 - Google Patents

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本発明は、振動体の荷重を受ける弾性体と、弾性体が少なくとも壁面の一部を構成する液室と、周期的に往復動して液室の容積を変化させる可動部材と、可動部材を駆動するアクチュエータとを備えた能動型防振支持装置に関する。
かかる能動型防振支持装置は下記特許文献1により公知である。従来の能動型防振支持装置は、ハウジングの内部に弾性体、ダイヤフラム、隔壁、可動部材、アクチュエータ等の各部品を順次組み付けて構成されていた。
特開2004−293606号公報
しかしながら、このようにハウジングの内部に全ての部品を順次組み付けて能動型防振支持装置を構成した場合、狭いスペースへの部品の組み付けが困難になって組立効率が低下するだけでなく、能動型防振支持装置の中で最も精密な部品であるアクチュエータの調整を行おうとした場合に、他の部品が邪魔になってアクチュエータの調整作業がやり難くなる問題があった。また能動型防振支持装置の一部の部品が破損した場合であっても、その能動型防振支持装置全体を交換する必要が生じてコストアップの要因となる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、能動型防振支持装置の組立作業の効率化メンテナンスの効率化、およびコストダウンを図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、振動体の荷重を受ける第1弾性体と、その第1弾性体が少なくとも壁面の一部を構成する第1液室と、その第1液室に連通する第2液室に臨む可動部材と、その可動部材の外周部に接合されて該可動部材と共同して前記第2液室を形成する第2弾性体と、前記第2液室の容積を変化させるように前記可動部材を周期的に往復駆動するアクチュエータとを備えた能動型防振支持装置において、前記アクチュエータに固定されて前記第2弾性体の外周部を支持する環状の弾性体支持リングを備え、前記第1弾性体および前記第1液室を含むように一体的に組み立てた第1サブアセンブリの一部である筒状の下部ハウジングの内周面に、前記アクチュエータ、前記可動部材、前記第2弾性体及び前記弾性体支持リングを含むように一体的に組み立てた第2サブアセンブリの該弾性体支持リングの下部外周を圧入、固定して、第1サブアセンブリに第2サブアセンブリ組み付けられ、前記弾性体支持リングの上部外周には、前記下部ハウジングの内周面に全周に亘り当接する環状シール部材が接着されることを特徴とする能動型防振支持装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載された発明の前記特徴に加えて、前記弾性体支持リングが、小径筒部とその小径筒部の下端に段差部を介して連なる大径筒部とを備えていて、該小径筒部の外周に前記環状シール部材が接着されると共に該大径筒部の外周が前記下部ハウジングの内周面に圧入、固定されることを特徴とする能動型防振支持装置が提案される。
本発明によれば、第1弾性体および前記第1液室を含むように一体的に組み立てた第1サブアセンブリの一部である筒状の下部ハウジングの内周面に、アクチュエータ可動部材、第2弾性体及びその第2弾性体の弾性体支持リングを含むように一体的に組み立てた第2サブアセンブリの該弾性体支持リングの下部外周を圧入、固定して、第1サブアセンブリに第2サブアセンブリを組み付けるようにして能動型防振支持装置を完成するので、サブアセンブリを用いずに全ての部品を組み立てる場合に比べて組立作業の効率化を図ることができ、また第2サブアセンブリ単体の段階でアクチュエータの調整を行うことで、その調整作業を容易化するとともに調整精度を高めることができる。また故障が発生したような場合にサブアセンブリ単位で交換を行うことで速やかな機能の回復を図ることができ、しかも能動型防振支持装置全体を交換する場合に比べてコストの削減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施例を示すもので、図1は能動型防振支持装置の縦断面図、図2は第2サブアセンブリの拡大図、図3は第1サブアセンブリおよび第2サブアセンブリの分解図、図4は作用を説明するフローチャートである。
図1および図2に示すように、自動車のエンジンを車体フレームに弾性的に支持するために用いられる能動型防振支持装置M(アクティブ・コントロール・マウント)は、軸線Lに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、概略円筒状の上部ハウジング11の下端のフランジ部11aと、概略円筒状の下部ハウジング12の上端のフランジ部12aとの間に、環状の第1弾性体支持リング14の外周部と、環状のスペーサリング15の外周部とが重ね合わされてカシメにより結合される。
第1弾性体支持リング14と、軸線L上に配置された第1弾性体支持ボス18とに、厚肉のラバーで形成した第1弾性体19の下端および上端がそれぞれが加硫接着により接合される。第1弾性体支持ボス18の上面にダイヤフラム支持ボス20がボルト21で固定されており、ダイヤフラム支持ボス20に内周部を加硫接着により接合されたダイヤフラム22の外周部が上部ハウジング11に加硫接着により接合される。ダイヤフラム支持ボス20の上面に一体に形成されたエンジン取付部20aが図示せぬエンジンに固定される。また下部ハウジング12の下端の車体取付部12bが図示せぬ車体フレームに固定される。
上部ハウジング11の上端のフランジ部11bにストッパ部材23の下端のフランジ部23aがボルト24…およびナット25…で結合されており、ストッパ部材23の上部内面に取り付けたストッパラバー26にダイヤフラム支持ボス20の上面に突設したエンジン取付部20aが当接可能に対向する。能動型防振支持装置Mに大荷重が入力したとき、エンジン取付部20aに取り付けられたエンジン側ブラケットがストッパラバー26に当接することで、エンジンの過大な変位が抑制される。
クランク状断面を有して全体として環状に形成された第2弾性体支持リング16がアクチュエータケース13の上部に固定ピン36…を介して固定されており、第2弾性体支持リング16およびアクチュエータケース13の隙間が第2弾性体27と同時に加硫接着された3列のシール部材37…でシールされる。第2弾性体支持リング16の内周部に、膜状のラバーで形成した第2弾性体27の外周部が加硫接着により接合されており、第2弾性体27の中央部に円板状の可動部材28の外周部が加硫接着により接合される。第2弾性体支持リング15の上面と第1弾性体19の外周部との間に円板状の隔壁部材29が固定されており、隔壁部材29および第1弾性体19により区画された第1液室30と、隔壁部材29および第2弾性体27により区画された第2液室31とが、隔壁部材29の中央に形成した連通孔29aを介して相互に連通する。
而して前記第2弾性体支持リング16は、図面からも明らかなように、小径筒部と、その小径筒部の下端に段差部を介して連なる大径筒部とを備えていて、該小径筒部の外周に後述するようにシール部材38が接着されると共に、該大径筒部の外周が後述するように下部ハウジング12の内周面に圧入、固定される。
第1弾性体支持リング14と上部ハウジング11との間に環状の連通路32が形成されており、連通路32の一端は連通孔33を介して第1液室30に連通し、連通路32の他端は連通孔34を介して、第1弾性体19およびダイヤフラム22により区画された第3液室35に連通する。
次に、前記可動部材28を駆動するアクチュエータ41の構造を説明する。
アクチュエータケース13の内部に固定コア42、コイル組立体43およびヨーク44が下から上に順次取り付けられる。コイル組立体43は、アクチュエータケース13、固定コア42およびヨーク44間に配置されたコイル46と、コイル46の外周を覆うコイルカバー47とで構成される。コイルカバー47には、下部ハウジング12に形成した開口12cおよびアクチュエータケース13に形成した開口13aを貫通して外部に延出するコネクタ48が一体に形成される。
コイルカバー47の上面とアクチュエータケース13の下面との間にシール部材49が配置され、コイルカバー47の下面と固定コア42の上面との間にシール部材50が配置される。これらのシール部材37…,49,50によって、アクチュエータケース13に形成した開口13bからアクチュエータ41の内部空間に水や塵が入り込むのを阻止することができる。
ヨーク44の円筒部44aの内周面に薄肉円筒状の軸受け部材51が上下摺動自在に嵌合しており、この軸受け部材51の上端には径方向内向きに折り曲げられた上部フランジ51aが形成されるとともに、下端には径方向外向きに折り曲げられた下部フランジ51bが形成される。下部フランジ51bとヨーク44の円筒部44aの下端との間にセットばね52が圧縮状態で配置されており、このセットばね52の弾発力で下部フランジ51bを弾性体53を介して固定コア42の上面に押し付けることで、軸受け部材51がヨーク44に支持される。
軸受け部材51の内周面に概略円筒状の可動コア54が上下摺動自在に嵌合する。前記可動部材28の中心から下向きに延びるロッド55が可動コア54の中心を緩く貫通し、その下端に締結されたナット56がロックスクリュー39で緩み止めされる。可動コア54の上面に設けたばね座57と可動部材28の下面に設けたばね座45との間に圧縮状態のセットばね58が配置されており、このセットばね58の弾発力で可動コア54はナット56に押し付けられて固定される。この状態で、可動コア54の下面と固定コア42の上面とが、円錐状のエアギャップgを介して対向する。ロッド55およびナット56は固定コア42の中心に形成された開口42aに緩く嵌合しており、この開口42aはプラグ60で閉塞される。
エンジンのクランクシャフトの回転に伴って出力されるクランクパルスを検出するクランクパルスセンサSaが接続された電子制御ユニットUは、能動型防振支持装置Mのアクチュエータ41に対する通電を制御する。エンジンのクランクパルスは、クランクシャフトの1回転につき24回、つまりクランクアングルの15°毎に1回出力される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用について説明する。
自動車の走行中に低周波数のエンジンシェイク振動が発生したとき、エンジンからダイヤフラム支持ボス20および第1弾性体支持ボス18を介して入力される荷重で第1弾性体19が変形して第1液室30の容積が変化すると、連通路32を介して接続された第1液室30および第3液室35間で液体が行き来する。第1液室30の容積が拡大・縮小すると、それに応じて第3液室35の容積が縮小・拡大するが、この第3液室35の容積変化はダイヤフラム22の弾性変形により吸収される。このとき、連通路32の形状および寸法、並びに第1弾性体19のばね定数は前記エンジンシェイク振動の周波数領域で高減衰力を示すように設定されているため、エンジンから車体フレームに伝達される振動を効果的に低減することができる。
尚、上記エンジンシェイク振動の周波数領域では、アクチュエータ41は非作動状態に保たれる。
前記エンジンシェイク振動よりも周波数の高い振動、即ちエンジンの燃焼に起因するアイドル時の振動や気筒休止時の振動が発生した場合、第1液室30および第3液室35を接続する連通路32内の液体はスティック状態になって連通路32を閉塞するため、アクチュエータ41を駆動して防振機能を発揮させる。
能動型防振支持装置Mのアクチュエータ41を作動させて防振機能を発揮させるべく、電子制御ユニットUはクランクパルスセンサSaからの信号に基づいてコイル46に対する通電を制御する。
即ち、図4のフローチャートにおいて、先ずステップS1でクランクパルスセンサSaからクランクアングルの15°毎に出力されるクランクパルスを読み込み、ステップS2で前記読み込んだクランクパルスを基準となるクランクパルス(特定のシリンダのTDC信号)と比較することでクランクパルスの時間間隔を演算する。続くステップS3で前記15°のクランクアングルをクランクパルスの時間間隔で除算することでクランク角速度ωを演算し、ステップS4でクランク角速度ωを時間微分してクランク角加速度dω/dtを演算する。続くステップS5でエンジンのクランクシャフト回りのトルクTqを、エンジンのクランクシャフト回りの慣性モーメントをIとして、
Tq=I×dω/dt
により演算する。このトルクTqはクランクシャフトが一定の角速度ωで回転していると仮定すると0になるが、膨張行程ではピストンの加速により角速度ωが増加し、圧縮行程ではピストンの減速により角速度ωが減少してクランク角加速度dω/dtが発生するため、そのクランク角加速度dω/dtに比例したトルクTqが発生することになる。
続くステップS6で時間的に隣接するトルクの最大値および最小値を判定し、ステップS7でトルクの最大値および最小値の偏差、つまりトルクの変動量としてエンジンを支持する能動型防振支持装置Mの位置における振幅を演算する。そしてステップS8で、アクチュエータ41のコイル46に印加する電流のデューティ波形およびタイミング(位相)を決定する。
しかして、エンジンが車体フレームに対して下向きに移動し、第1弾性体19が下向きに変形して第1液室30の容積が減少したとき、それにタイミングを合わせてアクチュエータ41のコイル46を励磁すると、エアギャップgに発生する吸着力で可動コア54が固定コア42に向けて下向きに移動し、可動コア54にロッド55を介して接続された可動部材28に引かれて第2弾性体27が下向きに変形する。その結果、第2液室31の容積が増加するため、エンジンからの荷重で圧縮された第1液室30の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第2液室31に流入し、エンジンから車体フレームに伝達される荷重を低減することができる。
続いてエンジンが車体フレームに対して上向きに移動し、第1弾性体19が上向きに変形して第1液室30の容積が増加したとき、それにタイミングを合わせてアクチュエータ41のコイル46を消磁すると、エアギャップgに発生する吸着力が消滅して可動コア54が自由に移動できるようになるため、下向きに変形した第2弾性体27が自己の弾性復元力で上向きに復元する。その結果、第2液室31の容積が減少するため、第2液室31の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第1液室30に流入し、エンジンが車体フレームに対して上向きに移動するのを許容することができる。
このように、エンジンの振動の周期に応じてアクチュエータ41のコイル46を励磁および消磁することで、エンジンの振動が車体フレームに伝達するのを防止する能動的な制振力を発生させることができる。
次に、図3に基づいて能動型防振支持装置Mの組立手順を説明する。
能動型防振支持装置Mは、各々別工程で組み立てられた第1サブアセンブリM1と第2サブアセンブリM2とを一体的に結合して構成される。
第1サブアセンブリM1は、上部ハウジング11、下部ハウジング12、第1弾性体支持リング14、スペーサリング15、第1弾性体支持ボス18、第1弾性体19、ダイヤフラム支持ボス20、ダイヤフラム22、ストッパ部材23等を予め一体に組み立ててなる。
第2サブアセンブリM2は、アクチュエータケース13、第2弾性体支持リング16、第2弾性体27、可動部材28、固定コア42、コイル組立体43、ヨーク44、軸受け部材51、セットばね52、可動コア54、ロッド55、セットばね58、ナット56等を予め組み立ててなる。
図3に示すように、第1サブアセンブリM1の下部ハウジング12の下面開口部から第2サブアセンブリM2を上向きに挿入すると、第2弾性体支持リング16の下部外周が下部ハウジング12の内周面に圧入されて固定される。このとき、第2弾性体支持リング16の上部外周に加硫接着した3列のシール部材38…がスペーサリング15の内周に当接してシール機能を発揮する。
以上説明したように、少なくとも第1弾性体19および第1液室30を含むように一体的に組み立てた第1サブアセンブリM1に、少なくともアクチュエータ41および可動部材28を含むように一体的に組み立てた第2サブアセンブリM2を組み付けて能動型防振支持装置Mを完成するので、
(1)サブアセンブリM1,M2を用いずに全ての部品を組み立てる場合に比べて組立作業の効率化を図ることができる
(2)第2サブアセンブリM2単体の段階でアクチュエータ41の調整を行うことで、その調整作業を容易化するとともに調整精度を高めることができる
(3)故障が発生したような場合にサブアセンブリM1,M2単位で交換を行うことで速やかな機能の回復を図ることができ、しかも能動型防振支持装置M全体を交換する場合に比べてコストの削減を図ることができる
という格別の作用効果を達成することができる。
第2サブアセンブリM2のアクチュエータ41のエアギャップgの調整は、第2サブアセンブリM2を第1サブアセンブリM1に組み付ける前に、プラグ60を外してロッド55に螺合するナット56を回転させることで所定のエアギャップgに調整し、ナット56の内部にロックスクリュー39を螺入してナット56の回転をロックすれば良い。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例の能動型防振支持装置Mは自動車のエンジンと車体フレームとの間に配置されているが、本発明の能動型防振支持装置Mは他の任意の振動体の防振支持に適用することができる。
能動型防振支持装置の縦断面図 第2サブアセンブリの拡大図 第1サブアセンブリおよび第2サブアセンブリの分解図 作用を説明するフローチャート
12 下部ハウジング
16 弾性体支持リング
19 第1弾性
27 第2弾性体
28 可動部材
30 第1液
31 第2液室
38 シール部材
41 アクチュエータ
M1 第1サブアセンブリ
M2 第2サブアセンブリ

Claims (2)

  1. 振動体の荷重を受ける第1弾性体(19)と、
    その第1弾性体(19)が少なくとも壁面の一部を構成する第1液室(30)と、
    その第1液室(30)に連通する第2液室(31)に臨む可動部材(28)と、
    その可動部材(28)の外周部に接合されて該可動部材(28)と共同して前記第2液室(31)を形成する第2弾性体(27)と、
    前記第2液室(31)の容積を変化させるように前記可動部材(28)を周期的に往復駆動するアクチュエータ(41)とを備えた能動型防振支持装置において、
    前記アクチュエータ(41)に固定されて前記第2弾性体(27)の外周部を支持する環状の弾性体支持リング(16)を備え、
    前記第1弾性体(19)および前記第1液室(30)を含むように一体的に組み立てた第1サブアセンブリ(M1)の一部である筒状の下部ハウジング(12)の内周面に、前記アクチュエータ(41)、前記可動部材(28)、前記第2弾性体(27)及び前記弾性体支持リング(16)を含むように一体的に組み立てた第2サブアセンブリ(M2)の該弾性体支持リング(16)の下部外周を圧入、固定して、第1サブアセンブリ(M1)に第2サブアセンブリ(M2)組み付けられ、
    前記弾性体支持リング(16)の上部外周には、前記下部ハウジング(12)の内周面に全周に亘り当接する環状シール部材(38)が接着されることを特徴とする能動型防振支持装置。
  2. 前記弾性体支持リング(16)は、小径筒部とその小径筒部の下端に段差部を介して連なる大径筒部とを備えていて、該小径筒部の外周に前記環状シール部材(38)が接着されると共に該大径筒部の外周が前記下部ハウジング(12)の内周面に圧入、固定されることを特徴とする、請求項1に記載の能動型防振支持装置。
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