JP2006156710A - ボビンレスコイルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 最小の部品点数および最小の工数でボビンレスコイルを製造する。
【解決手段】 円周方向に分割した円筒状のボビン治具64に導線65をコイル形状に巻回し、ボビン治具64を拡径して導線65を円周方向に圧縮するとともに、一対の支持板63,63を相互に接近させて導線65を軸線方向に圧縮することで、導線65を塑性域まで圧縮変形させてボビンレスコイル46を形成した後、ボビンレスコイル46からボビン治具64を分離するので、ボビンや接着層付きテープを廃止して部品点数およびコストを削減しながら導線65のほどけを防止することができ、しかもボビンを廃止した分だけボビンレスコイル46の内径を減少させ、抵抗およびインダクタンスを減少させて電流応答性を高めることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ボビンを用いずに導線を巻回したボビンレスコイルの製造方法に関する。
電磁アクチュエータやモータに使用されるコイルは一般にボビンと呼ばれる絶縁体の周囲に巻回されるが、このボビンを廃止したボビンレスコイルが、下記特許文献1により公知である。このボビンレスコイルは、接着層付きテープをスパイラル状に巻き付けた導線を円筒状に巻回してコイル本体を構成した後、コイル本体の円周方向の複数個所を接着テープで固定して形状を保持している。
特開平10−172823号公報
ところで上記従来のものは、導線を巻回するときにガイドとなるボビンが存在しないため、コイル本体の形状が不正確になり易い問題があった。また導線を全長に亘って接着しているため、大量の接着層付きテープが必要になるだけでなく、その接着層付きテープの巻き付け作業に多くの工数が掛かるという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、最小の部品点数および最小の工数でボビンレスコイルを製造することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、円筒状のボビン治具に導線をコイル形状に巻回する第1工程と、ボビン治具に巻回した導線を塑性域まで径方向に圧縮してボビンレスコイルを形成する第2工程と、ボビンレスコイルからボビン治具を分離する第3工程とを含むことを特徴とするボビンレスコイルの製造方法が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記第2工程で、ボビン治具に巻回した導線を軸線方向に圧縮することを特徴とするボビンレスコイルの製造方法が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、圧縮前の導線は円形断面の丸線であり、前記第2工程で隣接する導線間の間隙が消滅するまで該導線を塑性変形させることを特徴とするボビンレスコイルの製造方法が提案される。
請求項1の構成によれば、円筒状のボビン治具にコイル形状に巻回した導線を塑性域まで径方向に圧縮してボビンレスコイルを形成した後、ボビンレスコイルからボビン治具を分離するので、ボビンや接着層付きテープを廃止して部品点数およびコストを削減しながら導線のほどけを防止することができ、しかもボビンを廃止した分だけボビンレスコイルの内径を減少させ、抵抗およびインダクタンスを減少させて電流応答性を高めることができる。
請求項2の構成によれば、コイル形状に巻回した導線を径方向に圧縮する際に軸線方向にも圧縮することにより、導線を一層確実に塑性変形させてコイル形状を更に安定させることができる。
請求項3の構成によれば、円形断面の丸線よりなる導線をボビン治具に巻回した後に塑性域まで圧縮して隣接する導線間の間隙を消滅させるので、ボビンレスコイルの占積率が向上するだけでなく、相互に接触する導線間の摩擦力を増加させてコイル形状を更に安定させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の一実施例を示すもので、図1は能動型防振支持装置の縦断面図、図2は図1の2部拡大図、図3はコイル組立体の製造工程の説明図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5A部および5B部拡大図、図6は完成したコイル組立体の縦断面図、図7は作用を説明するフローチャートである。
図1および図2に示すように、自動車のエンジンを車体フレームに弾性的に支持するために用いられる能動型防振支持装置M(アクティブ・コントロール・マウント)は、軸線Lに関して実質的に軸対称な構造を有するもので、概略円筒状の上部ハウジング11の下端のフランジ部11aと、概略円筒状の下部ハウジング12の上端のフランジ部12aとの間に、上面が開放した概略カップ状のアクチュエータケース13の外周のフランジ部13aと、環状の第1弾性体支持リング14の外周部と、環状の第2弾性体支持リング15の外周部とが重ね合わされてカシメにより結合される。このとき、下部ハウジング12のフランジ部12aとアクチュエータケース13のフランジ部13aとの間に環状の第1フローティングラバー16を介在させ、かつアクチュエータケース13の上部と第2弾性体支持部材15の内面との間に環状の第2フローティングラバー17を介在させることで、アクチュエータケース13は上部ハウジング11および下部ハウジング12に対して相対移動可能にフローティング支持される。
第1弾性体支持リング14と、軸線L上に配置された第1弾性体支持ボス18とに、厚肉のラバーで形成した第1弾性体19の下端および上端がそれぞれが加硫接着により接合される。第1弾性体支持ボス18の上面にダイヤフラム支持ボス20がボルト21で固定されており、ダイヤフラム支持ボス20に内周部を加硫接着により接合されたダイヤフラム22の外周部が上部ハウジング11に加硫接着により接合される。ダイヤフラム支持ボス20の上面に一体に形成されたエンジン取付部20aが図示せぬエンジンに固定される。また下部ハウジング12の下端の車体取付部12bが図示せぬ車体フレームに固定される。
上部ハウジング11の上端のフランジ部11bにストッパ部材23の下端のフランジ部23aがボルト24…およびナット25…で結合されており、ストッパ部材23の上部内面に取り付けたストッパラバー26にダイヤフラム支持ボス20の上面に突設したエンジン取付部20aが当接可能に対向する。能動型防振支持装置Mに大荷重が入力したとき、エンジン取付部20aがストッパラバー26に当接することで、エンジンの過大な変位が抑制される。
第2弾性体支持リング15に膜状のラバーで形成した第2弾性体27の外周部が加硫接着により接合されており、第2弾性体27の中央部に埋め込むように可動部材28が加硫接着により接合される。第2弾性体支持リング15の上面と第1弾性体19の外周部との間に円板状の隔壁部材29が固定されており、隔壁部材29および第1弾性体19により区画された第1液室30と、隔壁部材29および第2弾性体27により区画された第2液室31とが、隔壁部材29の中央に形成した連通孔29aを介して相互に連通する。
第1弾性体支持リング14と上部ハウジング11との間に環状の連通路32が形成されており、連通路32の一端は連通孔33を介して第1液室30に連通し、連通路32の他端は連通孔34を介して、第1弾性体19およびダイヤフラム22により区画された第3液室35に連通する。
次に、前記可動部材28を駆動するアクチュエータ41の構造を説明する。
アクチュエータケース13の内部に固定コア42、コイル組立体43およびヨーク44が下から上に順次取り付けられる。コイル組立体43は、固定コア42およびヨーク44間に配置されたボビンレスコイル46と、ボビンレスコイル46の外周を覆うコイルカバー47とで構成される。コイルカバー47には、アクチュエータケース13および下部ハウジング12に形成した開口13b,12cを貫通して外部に延出するコネクタ48が一体に形成される。
ここで、コイル組立体43の製造方法について説明する。
図3および図4に示すように、円筒を円周方向に複数個(実施例では4個)の圧縮部材64a…に分割したボビン治具64を用意する。圧縮部材64a…が図示せぬ駆動源に接続されて径方向に移動することで、ボビン治具64の直径は拡大・縮小可能である。ボビン治具64の軸線L方向両端には円環状の支持板63,63が配置されており、これらの支持板63,63は図示せぬ駆動源に接続されて軸線L方向(相互に接近する方向)に移動することができる。
先ず、図3(A)に示すように、ボビン治具64の外周面および支持板63,63の対向面をガイドにして円形断面の丸線よりなる導線65をコイル形状に巻回する。続いて図3(B)および図4に示すように、ボビン治具64の圧縮部材64a…を径方向外向きに移動させて導線65が塑性変形するまで圧縮する。導線65は所定のテンションをかけて巻回されているので、ボビン治具64から径方向外向きの荷重が加わっても、コイル形状に巻回された導線65の外径は殆ど増加することはない。
続いて、図3(C)に示すように、支持板63,63を相互に接近するように軸線L方向に移動させて導線65を更に圧縮する。尚、図3(B)の工程および図3(C)の工程を同時に行えば、導線65を更に効率良く圧縮することができる。続いて、図3(D)に示すように、コイル形状に巻回された導線65の中心から、縮径させたボビン治具64を抜き取ってボビンレスコイル46を完成する。このボビンレスコイル46は導線65が塑性域まで圧縮されているため、ボビン治具64および支持板63,63からの荷重が消滅しても、そのコイル形状が維持される。
このようにして完成したボビンレスコイル46は、その軸線L方向両端を挟む支持板63,63と共に金型に挿入され、周囲に合成樹脂製のコイルカバー47を一体にモールドすることで、図6に示すような、ボビンレスコイル46、支持板63,63およびコイルカバー47よりなるコイル組立体43を完成する。コイルカバー47をモールドする際に、そこにコネクタ48が一体に形成される。
図1および図2に戻り、コイルカバー47の上面とヨーク44の下面との間にシール部材49が配置され、ボビンレスコイル46の下面と固定コア42の上面との間にシール部材50が配置される。これらのシール部材49,50によって、アクチュエータケース13および下部ハウジング12に形成した開口13b,12cからアクチュエータ41の内部空間61に水や塵が入り込むのを阻止することができる。
ヨーク44の円筒部44aの内周面に薄肉円筒状の軸受け部材51が上下摺動自在に嵌合しており、この軸受け部材51の上端には径方向内向きに折り曲げられた上部フランジ51aが形成されるとともに、下端には径方向外向きに折り曲げられた下部フランジ51bが形成される。下部フランジ51bとヨーク44の円筒部44aの下端との間にセットばね52が圧縮状態で配置されており、このセットばね52の弾発力で下部フランジ51bを弾性体53を介して固定コア42の上面に押し付けることで、軸受け部材51がヨーク44に支持される。
軸受け部材51の内周面に概略円筒状の可動コア54が上下摺動自在に嵌合する。前記可動部材28の中心から下向きに延びるロッド55が可動コア54の中心を緩く貫通し、その下端にナット56が締結される。可動コア54の上面に設けたばね座57と可動部材28の下面との間に圧縮状態のセットばね58が配置されており、このセットばね58の弾発力で可動コア54はナット56に押し付けられて固定される。この状態で、可動コア54の下面と固定コア42の上面とが、円錐状のエアギャップgを介して対向する。ロッド55およびナット56は固定コア42の中心に形成された開口42aに緩く嵌合しており、この開口42aはシール部材59を介してプラグ60で閉塞される。
エンジンのクランクシャフトの回転に伴って出力されるクランクパルスを検出するクランクパルスセンサSaが接続された電子制御ユニットUは、能動型防振支持装置Mのアクチュエータ41に対する通電を制御する。エンジンのクランクパルスは、クランクシャフトの1回転につき24回、つまりクランクアングルの15°毎に1回出力される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用について説明する。
自動車の走行中に低周波数のエンジンシェイク振動が発生したとき、エンジンからダイヤフラム支持ボス20および第1弾性体支持ボス18を介して入力される荷重で第1弾性体19が変形して第1液室30の容積が変化すると、連通路32を介して接続された第1液室30および第3液室35間で液体が行き来する。第1液室30の容積が拡大・縮小すると、それに応じて第3液室35の容積が縮小・拡大するが、この第3液室35の容積変化はダイヤフラム22の弾性変形により吸収される。このとき、連通路32の形状および寸法、並びに第1弾性体19のばね定数は前記エンジンシェイク振動の周波数領域で低ばね定数および高減衰力を示すように設定されているため、エンジンから車体フレームに伝達される振動を効果的に低減することができる。
尚、上記エンジンシェイク振動の周波数領域では、アクチュエータ41は非作動状態に保たれる。
前記エンジンシェイク振動よりも周波数の高い振動、即ちエンジンのクランクシャフトの回転に起因するアイドル時の振動や気筒休止時の振動が発生した場合、第1液室30および第3液室35を接続する連通路32内の液体はスティック状態になって防振機能を発揮できなくなるため、アクチュエータ41を駆動して防振機能を発揮させる。
能動型防振支持装置Mのアクチュエータ41を作動させて防振機能を発揮させるべく、電子制御ユニットUはクランクパルスセンサSaからの信号に基づいてボビンレスコイル46に対する通電を制御する。
即ち、図7のフローチャートにおいて、先ずステップS1でクランクパルスセンサSaからクランクアングルの15°毎に出力されるクランクパルスを読み込み、ステップS2で前記読み込んだクランクパルスを基準となるクランクパルス(特定のシリンダのTDC信号)と比較することでクランクパルスの時間間隔を演算する。続くステップS3で前記15°のクランクアングルをクランクパルスの時間間隔で除算することでクランク角速度ωを演算し、ステップS4でクランク角速度ωを時間微分してクランク角加速度dω/dtを演算する。続くステップS5でエンジンのクランクシャフト回りのトルクTqを、エンジンのクランクシャフト回りの慣性モーメントをIとして、
Tq=I×dω/dt
により演算する。このトルクTqはクランクシャフトが一定の角速度ωで回転していると仮定すると0になるが、膨張行程ではピストンの加速により角速度ωが増加し、圧縮行程ではピストンの減速により角速度ωが減少してクランク角加速度dω/dtが発生するため、そのクランク角加速度dω/dtに比例したトルクTqが発生することになる。
続くステップS6で時間的に隣接するトルクの最大値および最小値を判定し、ステップS7でトルクの最大値および最小値の偏差、つまりトルクの変動量としてエンジンを支持する能動型防振支持装置Mの位置における振幅を演算する。そしてステップS8で、アクチュエータ41のボビンレスコイル46に印加する電流のデューティ波形およびタイミング(位相)を決定する。
しかして、エンジンが車体フレームに対して下向きに移動し、第1弾性体19が下向きに変形して第1液室30の容積が減少したとき、それにタイミングを合わせてアクチュエータ41のボビンレスコイル46を励磁すると、エアギャップgに発生する吸着力で可動コア54が固定コア42に向けて下向きに移動し、可動コア54にロッド55を介して接続された可動部材28に引かれて第2弾性体27が下向きに変形する。その結果、第2液室31の容積が増加するため、エンジンからの荷重で圧縮された第1液室30の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第2液室31に流入し、エンジンから車体フレームに伝達される荷重を低減することができる。
続いてエンジンが車体フレームに対して上向きに移動し、第1弾性体19が上向きに変形して第1液室30の容積が増加したとき、それにタイミングを合わせてアクチュエータ41のボビンレスコイル46を消磁すると、エアギャップgに発生する吸着力が消滅して可動コア54が自由に移動できるようになるため、下向きに変形した第2弾性体27が自己の弾性復元力で上向きに復元する。その結果、第2液室31の容積が減少するため、第2液室31の液体が隔壁部材29の連通孔29aを通過して第1液室30に流入し、エンジンが車体フレームに対して上向きに移動するのを許容することができる。
このように、エンジンの振動の周期に応じてアクチュエータ41のボビンレスコイル46を励磁および消磁することで、エンジンの振動が車体フレームに伝達するのを防止する能動的な制振力を発生させることができる。
またボビン治具64に巻回したコイル形状の導線65を塑性域まで径方向および軸線L方向に圧縮してボビンレスコイル46を形成した後、ボビン治具64をボビンレスコイル46から分離するので、ボビンや接着層付きテープを廃止して部品点数およびコストを削減しながら導線65のほどけを防止することができ、しかもボビンを廃止した分だけボビンレスコイル46の内径を減少させ、抵抗およびインダクタンスを減少させて電流応答性を高めることができる。
しかも、図5に示すように、丸線よりなる導線65を塑性域まで圧縮して隣接する導線65間の間隙を消滅させるので、ボビンレスコイル46の占積率が向上するだけでなく、相互に接触する導線65間の摩擦力を増加させてコイル形状の保持を更に安定させることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では能動型防振支持装置Mのボビンレスコイル46を例示したが、本発明のボビンレスコイル46は他の任意の用途に適用することができる。
また実施例ではコイル形状に巻回した導線65を径方向および軸線L方向の両方向に圧縮しているが、軸線L方向の圧縮は必ずしも必要ではない。またコイル形状に巻回した導線65を径方向外向きに圧縮する際に、導線65の外周面に円筒状の固定型の内周面を当接させておけば、導線65をより効率良く圧縮することができる。更に、コイル形状に巻回した導線65を径方向内向きに圧縮しても良く、径方向内向きおよび外向きの両方に圧縮しても良い。
能動型防振支持装置の縦断面図 図1の2部拡大図 コイル組立体の製造工程の説明図 図3の4−4線断面図 図3の5A部および5B部拡大図 完成したコイル組立体の縦断面図 作用を説明するフローチャート
符号の説明
46 ボビンレスコイル
64 ボビン治具
65 導線
L 軸線

Claims (3)

  1. 円筒状のボビン治具(64)に導線(65)をコイル形状に巻回する第1工程と、
    ボビン治具(64)に巻回した導線(65)を塑性域まで径方向に圧縮してボビンレスコイル(46)を形成する第2工程と、
    ボビンレスコイル(46)からボビン治具(64)を分離する第3工程と、
    を含むことを特徴とするボビンレスコイルの製造方法。
  2. 前記第2工程で、ボビン治具(64)に巻回した導線(65)を軸線(L)方向に圧縮することを特徴とする、請求項1に記載のボビンレスコイルの製造方法。
  3. 圧縮前の導線(65)は円形断面の丸線であり、前記第2工程で隣接する導線(65)間の間隙が消滅するまで該導線(65)を塑性変形させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のボビンレスコイルの製造方法。
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