JP2002134316A - コイル装置およびソレノイドバルブ - Google Patents

コイル装置およびソレノイドバルブ

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JP2002134316A
JP2002134316A JP2000325452A JP2000325452A JP2002134316A JP 2002134316 A JP2002134316 A JP 2002134316A JP 2000325452 A JP2000325452 A JP 2000325452A JP 2000325452 A JP2000325452 A JP 2000325452A JP 2002134316 A JP2002134316 A JP 2002134316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル装置およびソレノイドバルブの小型化を
図るとともに、シール性を向上させる。 【解決手段】ソレノイドバルブ10を構成するコイル装
置20は、筒状部62および該筒状部62の両端部に形
成された第1および第2フランジ部64a、64bを有
するコイルボビン52と、筒状部62に巻回されたコイ
ル58と、第1フランジ部64aの側周壁部から第2フ
ランジ部64bの側周壁部に至るまでを囲繞したモール
ド部材60とを備える。第1および第2フランジ部64
a、64bには、その先端部の肉厚が起端部の肉厚に比
して小さい第1および第2環状凸部76、86が突出形
成されている。また、コイル装置20と、該コイル装置
20の円柱部24に装着されたハウジング26との間
は、第2フランジ部64bに突出形成された第1および
第2環状リブ78a、78bの間の環状凹部80に係合
されたOリング82によりシールがなされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル装置および
ソレノイドバルブに関し、一層詳細には、小型でかつシ
ール性に優れるコイル装置およびソレノイドバルブに関
する。
【0002】
【従来の技術】コイルが巻回されたコイルボビンがモー
ルド部材により囲繞されてなるコイル装置は、例えば、
ソレノイドバルブのソレノイドを構成する部品として使
用されている。
【0003】この種のコイル装置の要部概略縦断面を図
7に示す。このコイル装置1は、樹脂材料からなるコイ
ルボビン2と、コイル3と、これらを囲繞する樹脂材料
製のモールド部材4とを備える。このうち、コイルボビ
ン2は、筒状部5と、該筒状部5の両端部に設けられた
フランジ部6a、6bとを有し、コイル3は、筒状部5
に巻回されている。また、フランジ部6a、6bの各一
端面は、モールド部材4から露呈している。
【0004】ソレノイドバルブが製造される際には、ま
ず、コイル装置1が作製される。すなわち、筒状部5に
コイル3が巻回される。そして、この状態のコイルボビ
ン2と、コイル3に通電するためのターミナル部材(図
示せず)とが図示しない型内に配置され、次いで、前記
型によって形成されたキャビティ内に溶融された樹脂材
料(溶湯)が射出される。この溶湯を冷却固化させてモ
ールド部材4を形成することにより、コイル装置が得ら
れる。
【0005】さらに、モールド部材4から露呈したフラ
ンジ部6a、6bのいずれか一方に、流路が設けられる
とともに弁座を有する基体が重ね合わせられ、その一方
で、筒状部5内にコイルスプリングおよび弁体が配置さ
れる。この状態でモールド部材4から基体に至るまでハ
ウジングが装着されることにより、ソレノイドバルブが
完成されるに至る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来技術に係るコイル装置には、使用時間が経過するにつ
れてコイルボビン2とモールド部材との間のシール性が
低下することがあるという不具合がある。この理由は、
コイルボビン2とモールド部材4との熱膨張率が互いに
相違することによる。すなわち、例えば、付勢された内
燃機関の近傍でソレノイドバルブが使用される場合、該
内燃機関の温度が上昇するので、内側に位置するコイル
ボビン2に比して外側に位置するモールド部材4が高温
となる。したがって、モールド部材4の方がより大きく
膨張し、その結果、該モールド部材4とフランジ部6
a、6bとの間に間隙が生じることがあるからである。
このような事態が生じると、コイル装置1の内部に水や
オイル等が浸入してコイル3まで到達するようになるの
で、該コイル3が比較的短時間で腐食してしまうという
不具合が惹起される。
【0007】このような観点から、特開平4−2572
06号公報には、複数のリング状凹部または凸部を鍔部
(フランジ部)の端面に設けることが記載されている。
すなわち、リング状凹部または凸部を設けることにより
鍔部とモールド部材とを互いに堅牢に密着させるように
して、コイル装置のシール性を向上させるようにしてい
る。
【0008】しかしながら、この場合、複数のリング状
凹部または凸部をフランジ部の端面に設けるためには、
該フランジ部の直径を大きくしなければならない。換言
すれば、該フランジ部の面積を大きくしなければならな
い。このことから諒解されるように、この技術には、コ
イルボビン、ひいては、該コイルボビンを有するコイル
装置が組み込まれたソレノイドバルブの大型化・重量化
を招いてしまうという不具合が顕在化している。また、
このコイルボビンを成形するための型内にリング状凹部
または凸部を成形するための突起部または溝部を複数設
けなければならないので、煩雑でもある。
【0009】コイル装置のシール性を向上させる別の技
術として、特開平7−37718号公報には、フランジ
部の先端部(側周壁部)の肉厚を該フランジ部の起端部
に比して小さくするとともに、封止部材(モールド部
材)が変形する方向に抑止部を設けることが記載されて
いる。この場合、前記先端部は、溶湯の射出成形時に溶
融して溶湯と付着し合う。この状態で溶融した先端部と
溶湯とがともに冷却固化されることにより、フランジ部
とモールド部材とが互いに堅牢に接合される。また、射
出された溶湯が冷却固化する際に変形する方向に抑止部
が設けられているので、該抑止部にモールド部材を構成
する樹脂材料が堅牢に密着する。以上により、コイル装
置のシール性を向上させるようにしている。
【0010】しかしながら、起端部に比して肉厚の小さ
い先端部をフランジ部に形成するためには、フランジ部
の直径を大きくしなければならない。結局、この技術に
も、コイルボビン、ひいてはソレノイドバルブの大型化
・重量化を招いてしまうという不具合が顕在化してい
る。
【0011】本発明は上記した問題を解決するためにな
されたもので、小型ながらもシール性に優れるコイル装
置およびソレノイドバルブを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、筒状部および前記筒状部の両端部に形
成されたフランジ部を有するコイルボビンと、前記筒状
部に巻回されたコイルと、前記フランジ部の両側周壁部
およびコイルを囲繞したモールド部材とを備えるコイル
装置において、前記フランジ部には前記筒状部材の軸線
方向に沿って突出した環状凸部が設けられており、かつ
前記環状凸部の先端部の肉厚が該環状凸部の起端部の肉
厚に比して小さいことを特徴とする。
【0013】前記環状凸部の先端部は、モールド部材と
なる溶湯が射出された際に該溶湯から熱を受けて溶融
し、その結果、該溶湯と互いに良好に溶着し合うように
なる。また、環状凸部全体は、溶湯が冷却固化する際に
生じる変形を堰き止める作用を営むので、該溶湯により
確実に囲繞される。これにより、前記溶湯および環状凸
部の先端部が冷却固化した際にモールド部材と環状凸部
とが互いに堅牢に接合するので、シール性に優れるコイ
ル装置となる。このため、該コイル装置の内部に水やオ
イル、ダスト等が侵入し難くなり、結局、コイルが腐食
することを回避することができるので、コイル装置の長
寿命化を図ることができる。
【0014】しかも、この場合、環状凸部は少なくとも
1個設ければよいので、フランジ部の直径を大きくする
必要がない。すなわち、コイルボビンを小型化すること
ができるので、コイル装置自体も小型化を図ることがで
きる。
【0015】このコイル装置には、環状凸部に比して高
さの大きい第1の環状リブおよび第2の環状リブを前記
フランジ部の同一端面上に内側からこの順序で突出形成
することが好ましい。これにより第1の環状リブと第2
の環状リブとの間に環状凹部が形成されるので、該環状
凹部をOリング等のシール部材の係合部とすることがで
きるからである。
【0016】さらに、第2の環状リブの位置がコイルの
外周部よりも内側であることが好ましい。この場合、第
2の環状リブがコイルの外周部よりも外側に位置する場
合に比してフランジ部の直径を小さくすることができる
からである。すなわち、コイルボビン、ひいては、コイ
ル装置や該コイル装置が組み込まれるソレノイドバルブ
等の一層の小型化を図ることができるからである。
【0017】また、本発明は、流路が設けられた基体
と、筒状部および前記筒状部の両端部に形成されたフラ
ンジ部を有するコイルボビンと、前記筒状部に巻回され
たコイルと、前記フランジ部の両側周壁部およびコイル
を囲繞したモールド部材とを備えるコイル装置と、前記
基体および前記コイル装置に装着されたハウジングと、
前記コイルへの通電または通電停止に伴って前記コイル
ボビンの前記筒状部内で変位することにより前記流路を
開閉する弁体と、を具備し、コイル装置とハウジングと
の間にシール部材が介装されていることを特徴とする。
【0018】このような構成とすることにより、コイル
装置とハウジングとの間のシール性を向上させることが
できる。したがって、ソレノイドバルブの内部を流通す
る流体、例えば、オイル等がハウジングの外部へと漏出
することを回避することができるので、流体の流量を確
実に所望の範囲とすることができる。
【0019】なお、前記フランジ部に前記筒状部材の軸
線方向に沿って突出した環状凸部が設けられており、か
つ前記環状凸部の先端部の肉厚が該環状凸部の起端部の
肉厚に比して小さいことが好ましい。すなわち、ソレノ
イドバルブに採用されるコイル装置は、前記コイル装置
であることが好ましい。上記したように、このコイル装
置は、モールド部材と環状凸部とが互いに堅牢に接合し
ているのでシール性に優れ、しかも、小型であるからで
ある。換言すれば、流体制御を長期間に亘って精度よく
行い、しかも、小型のソレノイドバルブを構成すること
ができるからである。
【0020】コイル装置とハウジングとの間のシール部
材の介装は、例えば、前記環状凸部に比して高さの大き
い第1の環状リブおよび第2の環状リブを前記フランジ
部の同一端面上に内側からこの順序で突出形成し、これ
により両者の間に形成された環状凹部にシール部材を係
合するようにすればよい。
【0021】さらに、前記第2の環状リブの位置が前記
コイルの外周部よりも内側であることが好ましい。上記
したように、第2の環状リブがコイルの外周部よりも外
側に位置する場合に比してフランジ部の直径を小さくす
ることができるので、コイルボビン、ひいてはソレノイ
ドバルブ全体を小型化することができるからである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコイル装置に
つきそれを備えるソレノイドバルブとの関係で好適な実
施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明す
る。
【0023】本実施の形態に係るソレノイドバルブの全
体概略縦断面を図1に示す。このソレノイドバルブ10
は、流路としての入ポート12および出ポート14が設
けられた基体16と、入ポート12の開口部を開閉する
弁体18と、該弁体18を図1における上下方向に変位
させるコイル装置20と、基体16の円環部22からコ
イル装置20の円柱部24に亘って装着されたハウジン
グ26とを備える。そして、基体16の円環部22とコ
イル装置20の円柱部24との間には、大径部28およ
び小径部30を有する断面略逆T字型で磁性体製のディ
スク状部材32が介装されている。また、該ディスク状
部材32と基体16との間は、Oリング34によりシー
ルがなされている。
【0024】基体16の入ポート12および出ポート1
4近傍に設けられた溝部36には、基体16の入ポート
12または出ポート14にそれぞれ連結される図示しな
い流体流路との間をシールする共通シール部材38が係
合されている。また、基体16には、ディスク状部材3
2により閉塞された開口端部を有する室40が設けられ
ており、入ポート12と出ポート14はこの室40にそ
れぞれ通じている。そして、入ポート12の室40側の
開口部には、該開口部を囲繞するように弁座42が設置
されている。
【0025】ソレノイドバルブ10が閉状態にある場
合、この弁座42には弁体18の先端部44が着座する
(図1参照)。この着座に伴って入ポート12の室40
側の開口部が閉塞されることにより、流体の流通が阻止
される。一方、弁体18の先端部44が弁座42から離
間すると、入ポート12と出ポート14とが室40を介
して連通する。このように、弁座42に対する弁体18
の先端部44の着座・離間により入ポート12と出ポー
ト14とが互いに遮断・連通され、流体の流通制御が行
われる。
【0026】ディスク状部材32には、大径部28から
小径部30に亘って貫通孔が形成されている。そして、
小径部30の開口部近傍には環状段部が設けられてお
り、この環状段部にはカラー部材50の開口端部の湾曲
された縁部が載置されている。この縁部がコイル装置2
0を構成するコイルボビン52と小径部30の環状段部
とで挟持されている。
【0027】カラー部材50の底部には貫通孔が設けら
れており、弁体18の先端部44はこの貫通孔を通って
弁座42に着座している。なお、弁体18の本体部56
の直径は、カラー部材50の内径に略等しい。すなわ
ち、弁体18が変位する際、該弁体18の本体部56は
カラー部材50の内周壁部に摺接する。
【0028】コイル装置20は、図2に拡大して示すよ
うに、コイルボビン52と、コイル58と、これらを囲
繞するモールド部材60とを備える。このうち、コイル
ボビン52は、図3、図4および図5に示すように、筒
状部62と、該筒状部62の両端部に設けられた第1お
よび第2フランジ部64a、64bとを有し、コイル5
8は筒状部62に巻回されている(図1および図2参
照)。
【0029】第1フランジ部64aの下端面にはテーパ
部66が設けられており(図3および図4参照)、該テ
ーパ部66の底部に形成された水平面には、ディスク状
部材32が当接している(図1参照)。一方、カラー部
材50は、この水平面とディスク状部材32の小径部3
0の環状段部とで挟持されている。そして、テーパ部6
6のテーパ面と小径部30の側周壁部との間には、Oリ
ング68が介装されている。
【0030】また、第1フランジ部64aの側周壁部に
は、突出部70が突出形成されている(図4参照)。こ
の突出部70には2箇所の挿入口72a、72bが設け
られており、これら挿入口72a、72bには、略直角
に屈曲されたターミナル部材74a、74bの一端部が
それぞれ挿入されている(図1および図2参照)。そし
て、第1フランジ部64aの側周壁部には、突出部70
の一端面にまで延在する溝部75a、75bがそれぞれ
設けられており(図4参照)、コイル58の各端部は、
この溝部75a、75bに係止されて各ターミナル部材
74a、74bに接触している(図示せず)。これらタ
ーミナル部材74a、74bにより、コイル58と図示
しない外部電源とが互いに電気的に接続される。
【0031】さらに、第1フランジ部64aの下端面に
おいて、テーパ部66の外周側には、筒状部62の軸線
方向に沿って第1環状凸部76が突出形成されている
(図3および図4参照)。この第1環状凸部76の高さ
は、テーパ部66の頂部に比して小さく設定されてい
る。
【0032】その一方で、第2フランジ部64bの上端
面には、内側から第1および第2環状リブ78a、78
bが互いに同一高さで突出形成されている(図3および
図5参照)。すなわち、該上端面には、第1および第2
環状リブ78a、78bの間に環状凹部80が設けられ
た形態となっており、該環状凹部80には、シール部材
であるOリング82が係合されている(図1および図2
参照)。
【0033】さらに、第2フランジ部64bの側周壁部
には、筒状部62の軸線方向に沿って立ち上がった第2
環状凸部86が設けられている。後述するように、この
第2環状凸部86および上記第1環状凸部76によって
コイル装置20のシール性が向上する。なお、この第2
環状凸部86の高さも、第1および第2環状リブ78
a、78bに比して小さく設定されている。
【0034】ここで、第1環状凸部76および第2環状
凸部86は、コイルボビン52の縦断面である図3から
諒解されるように、起端部の肉厚に比して先端部の肉厚
が小さくなっている。すなわち、第1環状凸部76にお
いては、図3における下端部の肉厚が第1フランジ部6
4a側(起端部)に比して小さく、一方、第2環状凸部
86においては、図3における上端部の肉厚が第2フラ
ンジ部64b側(起端部)に比して小さく設定されてい
る。後述するように、モールド部材60を成形する際に
これら第1および第2環状凸部76、86の先端部が溶
融するので、第1および第2フランジ部64a、64b
とモールド部材60とを互いに堅牢に接合させることが
できる。
【0035】コイル58は、その外周部が第2環状リブ
78bと第2環状凸部86との間に位置するようにコイ
ルボビン52の筒状部62に巻回されている。換言すれ
ば、コイル58が巻回された状態では、第2環状リブ7
8bは、コイル58の外周部よりも内側に位置する。こ
のような構成とすることにより、第2環状リブ78bが
コイル58の外周部よりも外側に位置する場合に比して
第2フランジ部64bの直径を小さくすることができ
る。すなわち、コイルボビン52、ひいてはソレノイド
バルブ10の一層の小型化を図ることができる。
【0036】上記したコイルボビン52とコイル58と
を囲繞するモールド部材60(図1および図2参照)に
は、ターミナル部材74a、74bの形状に対応して、
垂直に立ち上がった立ち上がり部88が設けられてい
る。この立ち上がり部88に形成された挿入口90の内
部では、ターミナル部材74a、74bの一端部が露呈
している。
【0037】以上の構成において、基体16の円環部2
2、ディスク状部材32およびコイル装置20の円柱部
24は、ハウジング26の内部に圧入されている。この
場合、基体16の抜け止めは、基体16の円環部22に
当接したハウジング26の開口端部がその直径方向に沿
って内側に屈曲されることによってなされている。そし
て、この状態では、弁体18の本体部56の略上半分が
コイルボビン52の筒状部62内に挿入される。
【0038】ハウジング26の側周壁部には切欠部92
が設けられており、該切欠部92からは、コイル装置2
0を構成するモールド部材60の立ち上がり部88が突
出している。
【0039】また、ハウジング26の天井面には円柱状
突出部94が突出形成されており、該円柱状突出部94
は筒状部62内に嵌合されている。この円柱状突出部9
4には穴部96が設けられており、該穴部96の内部に
は、その一端部が弁体18に着座するとともに他端部が
穴部96の天井面に着座するコイルスプリング98が配
置されている。弁体18は、このコイルスプリング98
によって、弁座42に指向して常時弾発付勢されてい
る。
【0040】本実施の形態に係るソレノイドバルブ10
は基本的には以上のように構成されるものであり、次に
その作用効果について説明する。
【0041】ソレノイドバルブ10を製造する際には、
まず、射出成形等によりコイルボビン52を作製する。
第1および第2環状凸部76、86は、この際にコイル
ボビン52の第1および第2フランジ部64a、64b
にそれぞれ形成される。
【0042】ここで、第1および第2環状凸部76、8
6は、それぞれ、少なくとも1個を第1および第2フラ
ンジ部64a、64bに形成すればよい。すなわち、複
数個を設ける必要は特にない。また、この場合、第1お
よび第2環状凸部76、86の先端部が柔軟化するの
で、第1および第2フランジ部64a、64bの側周壁
部を溶融させる必要がない。したがって、該側周壁部の
肉厚を起端部に比して小さくする必要がない。このよう
な理由から、第1および第2フランジ部64a、64b
の直径を小さくすることができる。したがって、コイル
ボビン52の大きさを、上記した従来技術に係るコイル
装置20が備えるコイルボビン2(図7参照)以下にす
ることができる。すなわち、ソレノイドバルブ10の小
型化を図ることができる。
【0043】次いで、コイルボビン52の筒状部62
に、外周部が第2環状リブ78bと第1および第2環状
凸部76、86との間に位置するように、コイル58を
巻回する。この状態のコイルボビン52と、コイル58
に通電するためのターミナル部材74a、74bとを型
内に配置した後、前記型によって形成されたキャビティ
内に溶湯を射出する。この溶湯を冷却固化させてモール
ド部材60を形成することにより、コイル装置20が得
られる。
【0044】溶湯が射出された際、第1および第2環状
凸部76、86の先端部は、該溶湯から熱を受けること
によって溶融し、その結果、溶湯に良好に溶着する。
【0045】しかも、この場合、溶湯が冷却固化する際
に生じる変形は、第1および第2環状凸部76、86に
より堰き止められる。このため、第1および第2環状凸
部76、86が確実に溶湯で囲繞される。
【0046】このようなことから、溶湯の冷却固化が進
行するにつれて第1および第2環状凸部76、86の先
端部が再び硬質化した際には、該第1および第2環状凸
部76、86の先端部とモールド部材60とが互いに堅
牢に接合する。したがって、両者の間に間隙が生じるこ
とが著しく抑制され、結局、第1および第2フランジ部
64a、64bの直径が小さいコイルボビン52を使用
する場合であっても、シール性に著しく優れたコイル装
置20を構成することができる。
【0047】次いで、小径部30の側周壁部にOリング
68が装着されるとともに環状段部にカラー部材50の
縁部が載置された状態のディスク状部材32を、Oリン
グ68がコイルボビン52のテーパ部66のテーパ面に
接触するように第1フランジ部64aと重ね合わせる。
この際、カラー部材50の縁部がテーパ部66の水平面
と環状段部との間に介装される。
【0048】次いで、Oリング34が係合された基体1
6の円環部22をディスク状部材32の大径部28に重
ね合わせた後、コイルボビン52の筒状部62内に弁体
18を挿入する。
【0049】次いで、コイルボビン52の環状凹部80
にOリング82を係合した後、コイル装置20の円柱部
24から基体16の円環部22に至るまでの箇所に、円
柱状突出部94の穴部96にコイルスプリング98が予
め挿入されたハウジング26を装着する。勿論、ハウジ
ング26は、切欠部92からコイル装置20の立ち上が
り部88が突出するように装着される。
【0050】そして、ハウジング26の開口端部を、そ
の直径方向に沿って内側に指向して屈曲する。これによ
り基体16の円環部22からコイル装置20の円柱部2
4に至るまでが圧接した状態でハウジング26の内部に
収容され、ソレノイドバルブ10が完成されるに至る。
コイルボビン52が小型化されているので、このソレノ
イドバルブ10も小型なものとして構成することができ
る。
【0051】なお、モールド部材60の立ち上がり部8
8の挿入口90には、図示しない外部電源の端子が嵌合
される。勿論、この端子はターミナル部材74a、74
bと接触し、その結果、コイル装置20のコイル58が
前記外部電源と電気的に接続される。また、入ポート1
2および出ポート14には、図示しない流体流路が連結
される。
【0052】このソレノイドバルブ10は、以下のよう
に動作する。
【0053】まず、コイル58に通電がなされない場
合、弁体18がコイルスプリング98によって図1にお
ける下方に弾発付勢されているので、該弁体18の先端
部44は弁座42に着座している。すなわち、入ポート
12は室40側の開口部にて閉塞されており、したがっ
て、入ポート12から室40への流体の流通が阻止され
る。要するに、ソレノイドバルブ10は閉状態となる。
【0054】一方、コイル58に通電がなされると、該
コイル58の周囲には磁界が発生する。この磁界の磁力
は磁性体からなるディスク状部材32を介して弁体18
に伝達され、その結果、図6に示すように、弁体18が
コイルスプリング98を圧縮して上方に変位する。すな
わち、該弁体18の先端部44が弁座42から離間す
る。
【0055】これにより、入ポート12と出ポート14
とが室40を介して連通する。すなわち、ソレノイドバ
ルブ10が開状態となり、入ポート12に連結された流
体流路から導入された流体、例えば、オイルは、室40
を経由した後に出ポート14に連結された流体流路から
導出される。
【0056】この際、オイルの一部は、室40からディ
スク状部材32の貫通孔を介してコイルボビン52の筒
状部62内に浸入することがある。しかしながら、上記
したように、基体16とディスク状部材32との間、デ
ィスク状部材32とコイルボビン52の第1フランジ部
64aとの間、およびコイルボビン52の第2フランジ
部64bとハウジング26の間はOリング34、68、
82によってそれぞれシールがなされており、このた
め、ソレノイドバルブ10はシール性に優れている。す
なわち、筒状部62内に浸入したオイルが外部へと漏出
することは著しく抑制される。
【0057】このように、ソレノイドバルブ10がシー
ル性に優れたものであるので、ソレノイドバルブ10の
内部を流通するオイルの流量を確実に所望の範囲とする
ことができる。したがって、例えば、該ソレノイドバル
ブ10が図示しないスプール弁等に連結されてパイロッ
ト弁として使用される際、前記スプール弁に導入される
オイルの量を精度よく制御することができる。
【0058】また、上記したように第1および第2環状
凸部76、86とモールド部材60とが互いに堅牢に接
合しているので、ソレノイドバルブ10が高温環境下で
使用される場合であっても、第1および第2環状凸部7
6、86とモールド部材60との間に間隙が生じること
が著しく抑制される。したがって、ソレノイドバルブ1
0の外部に存在する水やオイル、ダスト等がハウジング
26の切欠部92等から該ハウジング26の内部に侵入
した場合でも、これらは第1および第2環状凸部76、
86とモールド部材60との接合部で堰き止められるの
で、コイル58まで到達することが著しく抑制される。
これにより、コイル58が腐食することを回避すること
ができる。
【0059】コイル58への通電が停止されると、前記
磁界が消失する。これに伴ってコイルスプリング98が
弁体18を弾発付勢し、その結果、該弁体18が図2に
おける下方へと変位して弁体18に再び着座する。すな
わち、ソレノイドバルブ10は、図1に示される閉状態
に復帰する。
【0060】なお、上記した実施の形態においては、コ
イル装置20をソレノイドバルブ10に適用した例を説
明したが、特にこれに限定されるものではなく、例え
ば、センサやサーミスタ等に適用するようにしてもよ
い。
【0061】また、ソレノイドバルブ10においては、
ハウジング26に環状凹部を設け、この環状凹部にOリ
ングを係合することによってハウジング26とコイルボ
ビン52の第2フランジ部64bとの間をシールするよ
うにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコイ
ル装置によれば、先端部の肉厚が起端部の肉厚に比して
小さい環状凸部をコイルボビンのフランジ部に設けるよ
うにしている。この環状凸部の先端部は、モールド部材
となる溶湯が射出された際に溶融して該溶湯に溶着す
る。また、環状凸部全体は、前記溶湯が冷却固化する際
に生じる変形を堰き止めるので、該溶湯で囲繞される。
このため、前記溶湯および環状凸部の先端部が冷却固化
した際に両者が互いに堅牢に接合するので、シール性に
優れるようになる。すなわち、内部に水やオイル、ダス
ト等が侵入し難くなるのでコイルが腐食することを回避
することができ、結局、コイル装置の長寿命化を図るこ
とができるという効果が達成される。
【0063】しかも、この場合、環状凸部は少なくとも
1個設ければよいので、フランジ部の直径を大きくする
必要がない。すなわち、コイルボビン、ひいてはコイル
装置の小型化を図ることもできる。
【0064】また、本発明に係るソレノイドバルブによ
れば、上記したようなコイル装置と該コイル装置に装着
されるハウジングとの間にシール部材を介装するように
している。このため、ソレノイドバルブの内部を流れる
流体、例えば、オイルが漏出することを著しく抑制する
ことができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るソレノイドバルブが閉状態
にある際の全体概略縦断面図である。
【図2】図1のソレノイドバルブが備えるコイル装置の
全体概略縦断面図である。
【図3】図2のコイル装置が備えるコイルボビンの概略
縦断面図である。
【図4】図3のコイルボビンの全体概略斜視図である。
【図5】図3のコイルボビンを図4とは別方向から示す
全体概略斜視図である。
【図6】図1のソレノイドバルブが開いた状態を示す全
体概略縦断面図である。
【図7】従来技術に係るコイル装置の要部概略縦断面図
である。
【符号の説明】
10…ソレノイドバルブ 12…入ポート 14…出ポート 16…基体 18…弁体 20…コイル装
置 26…ハウジング 32…ディスク
状部材 34、68、82…Oリング 40…室 42…弁座 52…コイルボ
ビン 58…コイル 60…モールド
部材 62…筒状部 64a、64b
…フランジ部 74a、74b…ターミナル部材 76、86…環
状凸部 78a、78b…環状リブ 80…環状凹部 94…円柱状突出部 98…コイルス
プリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DD02 EE34 EE39 GA01 GA10 GD04 KK03 5E048 AB01 AD04 CB05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状部および前記筒状部の両端部に形成さ
    れたフランジ部を有するコイルボビンと、前記筒状部に
    巻回されたコイルと、前記フランジ部の両側周壁部およ
    びコイルを囲繞したモールド部材とを備えるコイル装置
    において、 前記フランジ部には前記筒状部材の軸線方向に沿って突
    出した環状凸部が設けられており、 かつ前記環状凸部の先端部の肉厚が該環状凸部の起端部
    の肉厚に比して小さいことを特徴とするコイル装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコイル装置において、 前記環状凸部に比して高さの大きい第1の環状リブおよ
    び第2の環状リブが前記フランジ部の同一端面上に内側
    からこの順序で突出形成されていることを特徴とするコ
    イル装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のコイル装置におい
    て、 前記第2の環状リブの位置が前記コイルの外周部よりも
    内側であることを特徴とするコイル装置。
  4. 【請求項4】流路が設けられた基体と、 筒状部および前記筒状部の両端部に形成されたフランジ
    部を有するコイルボビンと、前記筒状部に巻回されたコ
    イルと、前記フランジ部の両側周壁部およびコイルを囲
    繞したモールド部材とを備えるコイル装置と、 前記基体および前記コイル装置に装着されたハウジング
    と、前記コイルへの通電または通電停止に伴って前記コ
    イルボビンの前記筒状部内で変位することにより前記流
    路を開閉する弁体と、 を具備し、 コイル装置とハウジングとの間にシール部材が介装され
    ていることを特徴とするソレノイドバルブ。
  5. 【請求項5】請求項4記載のソレノイドバルブにおい
    て、 前記フランジ部に前記筒状部材の軸線方向に沿って突出
    した環状凸部が設けられており、 かつ前記環状凸部の先端部の肉厚が該環状凸部の起端部
    の肉厚に比して小さいことを特徴とするソレノイドバル
    ブ。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載のソレノイドバルブ
    において、 前記環状凸部に比して高さの大きい第1の環状リブおよ
    び第2の環状リブが前記フランジ部の同一端面上に内側
    からこの順序で突出形成され、前記シール部材が前記第
    1の環状リブと第2の環状リブとの間に係合されている
    ことを特徴とするソレノイドバルブ。
  7. 【請求項7】請求項6記載のソレノイドバルブにおい
    て、 前記第2の環状リブの位置が前記コイルの外周部よりも
    内側であることを特徴とするソレノイドバルブ。
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