JP2007066864A - 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents
非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007066864A JP2007066864A JP2005335603A JP2005335603A JP2007066864A JP 2007066864 A JP2007066864 A JP 2007066864A JP 2005335603 A JP2005335603 A JP 2005335603A JP 2005335603 A JP2005335603 A JP 2005335603A JP 2007066864 A JP2007066864 A JP 2007066864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- propynyl
- carbonate
- groups
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
【解決手段】非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液において、該非水電解液中に、アルキレンオキシ基、炭素−炭素三重結合、ホルミル基、ハロアルキル基等を有する特定構造のエステル化合物が含有されていることを特徴とする非水電解液、及びそれを用いたリチウム二次電池である。
【選択図】なし
Description
正極として、例えばLiCoO2、LiMn2O4、LiNiO2等を用いたリチウム二次電池は、非水電解液中の溶媒が充電時に局部的に一部酸化分解することにより、該分解物が電池の望ましい電気化学的反応が阻害され、電池性能の低下を生じる。これは正極材料と非水電解液との界面における溶媒の電気化学的酸化に起因するものと考えられる。
また、負極として、例えば天然黒鉛や人造黒鉛等の高結晶化した炭素材料を用いたリチウム二次電池は、非水電解液中の溶媒が充電時に負極表面で還元分解し、非水電解液溶媒として汎用されているECでも充放電を繰り返す間に一部還元分解が起こり、電池性能の低下が起こる。
これらの非水電解液は電池特性がある程度改善されているが、更に優れた低温電池特性、長期サイクル特性を有する非水電解液及びリチウム二次電池が求められている。
すなわち、本発明は次の(1)〜(3)を提供するものである。
(1)非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液において、該非水電解液中に、下記一般式(I)〜(IV)で表されるエステル化合物の少なくとも1種が含有されていることを特徴とする非水電解液。
(2)非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液において、該非水電解液中に、前記一般式(II)又は(IV)で表されるエステル化合物を0.01〜10重量%含有し、かつビニレンカーボネート、1,3−プロパンスルトン、グリコールサルファイト、1,4−ブタンジオールジメタンスルホネート及びジビニルスルホンから選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする非水電解液。
(3)正極、負極、及び前記(1)又は(2)に記載の非水電解液からなることを特徴とするリチウム二次電池。
一般式(IV)で表されるエステル化合物の中では、R6が少なくとも1つ以上のハロゲン原子、特にフッ素原子で置換された炭素数1〜3のアルキル基であるエステル化合物が好ましく、特に2−フルオロエチルホルメート、2,2,2−トリフルオロエチルホルメートから選ばれる1種以上を含有することが、低温電池特性及び長期サイクル特性を向上させる観点から好ましい。
本発明で使用される非水溶媒としては、環状カーボネート類、鎖状カーボネート類、エステル類、硫黄酸エステル化合物、エーテル類、アミド類、リン酸エステル類、スルホン類、ラクトン類、ニトリル類等が挙げられる。
環状カーボネート類としては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ビニレンカーボネート(VC)、ブチレンカーボネート、フルオロエチレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート等が挙げられ、特に、高誘電率を有するECを含むことが最も好ましい。
鎖状カーボネート類としては、メチルエチルカーボネート(MEC)、メチルプロピルカーボネート、メチルブチルカーボネート、エチルプロピルカーボネート等の非対称鎖状カーボネート、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)等の対称鎖状カーボネートが挙げられる。特に、非対称鎖状カーボネートは融点が低く、電池の低温特性に効果があり好ましく、中でもMECが最も好ましい。
また、エーテル類としては、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,2−ジブトキシエタン等、アミド類としては、ジメチルホルムアミド等、リン酸エステル類としては、リン酸トリメチル、リン酸トリオクチル等、スルホン類としては、ジビニルスルホン等、ラクトン類としては、γ−ブチロラクトン等、ニトリル類としては、アセトニトリル、アジポニトリル等が挙げられる。
より具体的には、EC、PC、VC等の環状カーボネート類と、MEC、DMC、DEC等の鎖状カーボネート類との組み合わせが特に好ましい。
環状カーボネート類:鎖状カーボネート類の容量比は、10:90〜40:60、好ましくは20:80〜40:60、より好ましくは25:75〜45:55とするのがよい。
特に、前記一般式(II)又は(IV)で表されるエステル化合物を用いる場合は、該エステル化合物を0.01〜10重量%含有し、かつビニレンカーボネート、1,3−プロパンスルトン、グリコールサルファイト、1,4−ブタンジオールジメタンスルホネート及びジビニルスルホンから選ばれる少なくとも1種を含有することが好ましい。
本発明で使用される電解質塩としては、例えば、LiPF6、LiBF4、LiClO4、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2、LiCF3SO3、LiC(SO2CF3)3、LiPF4(CF3)2、LiPF3(C2F5)3、LiPF3(CF3)3、LiPF3(iso−C3F7)3、LiPF5(iso−C3F7)等の鎖状のアルキル基を含有するリチウム塩や、(CF2)2(SO2)2NLi、(CF2)3(SO2)2NLi等の環状のアルキレン鎖を含有するリチウム塩が挙げられる。
これらの中でも、特に好ましい電解質塩は、LiPF6、LiBF4、LiN(SO2CF3)2であり、最も好ましい電解質塩はLiPF6である。これらの電解質塩は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
好ましい組み合わせとしては、LiPF6とLiBF4との組み合わせ、LiPF6とLiN(SO2CF3)2との組み合わせ、LiBF4とLiN(SO2CF3)2との組み合わせ等が挙げられるが、LiPF6とLiBF4との組み合わせが特に好ましい。
これらの全電解質塩が溶解されて使用される濃度は、前記の非水溶媒に対して、通常0.1M以上が好ましく、0.5M以上がより好ましく、0.7M以上がさらに好ましく、0.8M以上が最も好ましい。またその上限は、3M以下が好ましく、2.5M以下がより好ましく、2.0M以下がさらに好ましく、1.4M以下が最も好ましい。
前記非水溶媒と電解質塩の最も好ましい組み合わせとしては、(i)EC及び/又はPCと、(ii)VCと、(iii)MEC、DMC及びDECから選ばれる1種以上、特にMECとDMCの組み合わせ、又はMECとDECの組み合わせからなる混合溶媒に、電解質塩として、LiPF6及び/又はLiBF4を組み合わせて含有する電解液が挙げられる。
より具体的には、(i)EC及び/又はPC:(ii)VC:(iii)MEC、DMC及びDECから選ばれる1種以上の容量比が、10:0.2:89.8〜40:10:50、好ましくは20:0.5:79.5〜35:5:60、より好ましくは25:1:74〜32:3:65である混合溶媒と、LiPF6:LiBF4(モル比)=100:0〜55:45、好ましくは99.8:0.2〜75:25、さらに好ましくは99.5:0.5〜85:15、最も好ましくは99:1〜90:10である電解質塩を組み合わせることが好ましい。
本発明の電解液は、例えば、EC、PC、MEC、DMC、VC等の非水溶媒を混合し、これに前記の電解質塩を溶解し、前記一般式(I)〜(IV)で表されるエステル化合物を溶解することにより得ることができる。
この際、用いる非水溶媒、前記一般式(I)〜(IV)で表されるエステル化合物、その他の添加剤は、生産性を著しく低下させない範囲内で、予め精製して、不純物が極力少ないものを用いることが好ましい。
非水電解液中に空気又は二酸化炭素を含有(溶解)させる方法としては、(1)予め非水電解液を電池内に注液する前に空気又は二酸化炭素含有ガスと接触させて含有させる方法、(2)注液後、電池封口前又は後に空気又は二酸化炭素含有ガスを電池内に含有させる方法等を採用することができる。空気又は二酸化炭素含有ガスは、極力水分を含まないものが好ましく、露点−40℃以下であることが好ましく、露点−50℃以下であることが特に好ましい。
かかる芳香族化合物としては、例えば、次の(a)〜(c)が挙げられる。
(a)シクロヘキシルベンゼン、フルオロシクロヘキシルベンゼン化合物(1−フルオロ−2−シクロヘキシルベンゼン、1−フルオロ−3−シクロヘキシルベンゼン、1−フルオロ−4−シクロヘキシルベンゼン)、ビフェニル。
(b)tert−ブチルベンゼン、1−フルオロ−4−tert−ブチルベンゼン、tert−アミルベンゼン、4−tert−ブチルビフェニル、4−tert−アミルビフェニル。
(c)ターフェニル(o−、m−、p−体)、ジフェニルエーテル、2−フルオロジフェニルエーテル、4−ジフェニルエーテル、フルオロベンゼン、ジフルオロベンゼン(o−、m−、p−体)、2−フルオロビフェニル、4−フルオロビフェニル、2,4−ジフルオロアニソール、ターフェニルの部分水素化物(1,2−ジシクロヘキシルベンゼン、2−フェニルビシクロヘキシル、1,2−ジフェニルシクロヘキサン、o−シクロヘキシルビフェニル)。
これらの中では、(a)及び(b)が好ましく、シクロヘキシルベンゼン、フルオロシクロヘキシルベンゼン化合物(1−フルオロ−4−シクロヘキシルベンゼン等)、tert−ブチルベンゼン、tert−アミルベンゼンから選ばれる1種以上が最も好ましい。
(d)ビフェニルとtert−ブチルベンゼン、ビフェニルとtert−アミルベンゼン、シクロヘキシルベンゼンとtert−アミルベンゼン、シクロヘキシルベンゼンと1−フルオロ−4−tert−ブチルベンゼン、tert−アミルベンゼンと1−フルオロ−4−tert−ブチルベンゼンの組み合わせ。
(e)ビフェニルとシクロヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼンとtert−ブチルベンゼンの組み合わせ。
(f)ビフェニルとフルオロベンゼン、シクロヘキシルベンゼンとフルオロベンゼン、2,4−ジフルオロアニソールとシクロヘキシルベンゼン、シクロヘキシルベンゼンとフルオロシクロヘキシルベンゼン化合物、フルオロシクロヘキシルベンゼン化合物とフルオロベンゼン、2,4−ジフルオロアニソールとフルオロシクロヘキシルベンゼン化合物の組み合わせ。
これらの中では、(d)及び(e)の組み合わせが好ましく、(d)の組み合わせがより好ましく、(d)の中ではフッ素含有化合物を含む組み合わせが特に好ましい。フッ素非含有芳香族化合物:フッ素含有芳香族化合物の混合比(重量比)は、50:50〜10:90が好ましく、50:50〜20:80がより好ましく、50:50〜25:75が最も好ましい。
前記芳香族化合物の全含有量は、非水電解液の重量に対して0.1〜5重量%が好ましい。
本発明のリチウム二次電池は、正極、負極及び非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液からなる。非水電解液以外の正極、負極等の構成部材は特に制限されず、公知の種々の構成部材を使用できる。
例えば、正極活物質としては、コバルト、マンガン、ニッケルを含有するリチウムとの複合金属酸化物が使用される。これらの正極活物質は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
このような複合金属酸化物としては、例えば、LiCoO2、LiMn2O4、LiNiO2、LiCo1-xNixO2(0.01<x<1)、LiCo1/3Ni1/3Mn1/3O2、LiNi1/2Mn3/2O4等が挙げられる。また、LiCoO2とLiMn2O4、LiCoO2とLiNiO2、LiMn2O4とLiNiO2のように併用してもよい。これらの中では、LiCoO2、LiMn2O4、LiNiO2のような満充電状態における正極の充電電位がLi基準で4.3V以上で使用可能なリチウム複合金属酸化物が好ましく、LiCo1/3Ni1/3Mn1/3O2、LiNi1/2Mn3/2O4のような4.4V以上で使用可能なリチウム複合酸化物がより好ましい。また、リチウム複合酸化物の一部は他元素で置換してもよく、例えば、LiCoO2のCoの一部をSn、Mg、Fe、Ti、Al、Zr、Cr、V、Ga、Zn、Cu等で置換してもよい。
リチウム含有オリビン型リン酸塩は、他の正極活物質と混合して用いることもできる。
これらの中では、炭素材料が好ましく、格子面(002)の面間隔(d002)が0.340nm以下、特に0.335〜0.340nmである黒鉛型結晶構造を有する炭素材料がより好ましい。
負極の製造は、上記の正極の製造方法と同様な結着剤、高沸点溶剤を用いて、同様な方法により行うことができる。
一方、銅箔上に形成される負極(負極合剤層)の密度は、1.3g/cm3以上が好ましく、1.4g/cm3がより好ましく、1.5g/cm3が最も好ましい。その上限は、2.0g/cm3を超えると実質上作製が困難となる場合があるため、2.0g/cm3以下が好ましく、1.9g/cm3以下がより好ましく、1.8g/cm3以下が最も好ましい。
負極の電極層の厚さ(集電体片面当たり)は薄すぎると、電極材料層での活物質量が低下して電池容量が小さくなるため、1μm以上が好ましく、3μmがより好ましい。また、その厚さが厚すぎると、充放電のサイクル特性やレート特性が低下するので好ましくない。したがって、負極の電極層の厚さは、100μm以下が好ましく、70μm以下がより好ましい。
電池用セパレータとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンの単層又は積層の多孔性フィルム、織布、不織布等を使用できる。
電池用セパレータは、製造条件によっても異なるが、透気度が低すぎると機械的強度が低下し、透気度が高すぎるとリチウムイオン伝導性が低下し、電池用セパレータとしての機能が十分でなくなる。そのため、透気度は1000秒/100cc以下が好ましく、800秒/100cc以下がより好ましく、500秒/100cc以下が最も好ましい。また逆に、透気度が低すぎると機械的強度が低下するので、50秒/100cc以上が好ましく、100秒/100cc以上がより好ましく、300秒/100cc以上が最も好ましい。その空孔率は、電池容量特性向上の観点から、30〜60%が好ましく、35〜55%がより好ましく、40〜50%が最も好ましい。
さらに、電池用セパレータの厚みは、薄い方がエネルギー密度を高くできるため、50μm以下が好ましく、40μm以下がより好ましく、25μm以下が最も好ましい。また、機械的強度の面から、その厚みは5μm以上が好ましく、10μm以上がより好ましく、15μm以上が最も好ましい。
本発明におけるリチウム二次電池は、必要に応じて複数本を直列及び/又は並列に組んで電池パックに収納される。電池パックには、PTC素子、温度ヒューズ、バイメタル等の過電流防止素子や、安全回路(各電池及び/又は組電池全体の電圧、温度、電流等をモニターし、電流を遮断する機能を有する回路)等の少なくとも1種以上を設けることが好ましい。
〔非水電解液の調製〕
乾燥窒素雰囲気下で、エチレンカーボネート(EC):ビニレンカーボネート(VC):ジメチルカーボネート(DMC):メチルエチルカーボネート(MEC)(容量比)=28:2:20:50の非水溶媒を調製し、これに電解質塩としてLiPF6を0.95M、LiBF4を0.05Mの濃度になるように溶解して非水電解液を調製した後、さらに非水電解液に対して2−メトキシエチルホルメート〔一般式(II)で表される化合物〕を1重量%となるように添加した。なお、非水溶媒、電解質塩およびエステル化合物は予め精製したものを使用した。
正極の調製は、LiCo1/3Ni1/3Mn1/3O2(正極活物質)を94重量%、アセチレンブラック(導電剤)を3重量%、ポリフッ化ビニリデン(結着剤)を3重量%の割合で混合し、これに1−メチル−2−ピロリドン溶剤を加えて混練したものをアルミニウム箔上に塗布し、乾燥、加圧成型、加熱処理して行った。
負極の調製は、格子面(002)の面間隔(d002)が0.335nmである黒鉛型結晶構造を有する人造黒鉛(負極活物質)を95重量%、ポリフッ化ビニリデン(結着剤)を5重量%の割合で混合し、これに1−メチル−2−ピロリドン溶剤を加え、混合したものを銅箔上に塗布し、乾燥、加圧成型、加熱処理して行った。
そして、ポリエチレン微多孔性フィルムのセパレータ(厚さ20μm)を用い、上記で調製した非水電解液を注入後、電池封口前に露点−60℃の空気を電池内に含有させて18650サイズの円筒電池(直径18mm、高さ65mm)を作製した。電池には、圧力開放口および内部電流遮断装置(PTC素子)を設けた。このとき、正極の電極密度は、3.5g/cm3であり、負極の電極密度は1.6g/cm3であった。正極の電極層の厚さ(集電体片面当たり)は70μmであり、負極の電極層の厚さ(集電体片面当たり)は60μmであった。
この18650電池を用いて、25℃下、2.2A(1C)の定電流で4.2Vまで充電した後、終止電圧4.2Vとして定電圧下に合計3時間充電した。次に2.2A(1C)の定電流下、終止電圧3.0Vまで放電し、この充放電を繰り返した。200サイクル目の放電容量を測定し、初期放電容量を100%としたときの200サイクル放電容量維持率として求めた。
また低温特性の評価として、前記と同じ組成の電解液を用いて、同様の18650電池を作成し、25℃、2.2A(1C)の定電流で4.2Vまで充電し、さらに終止電圧4.2Vとして定電圧下に合計3時間充電した。次に2.2A(1C)の定電流下、終止電圧3.0Vまで放電し、この充放電を繰り返した。10サイクル目の放電時においては、−20℃、2.2A(1C)の定電流下、終止電圧3.0Vまで放電し、このときの放電容量を、2−メトキシエチルメチルカーボネート(比較例2で使用)を1重量%となるように添加した1M (LiPF6/LiBF4=95/5)−EC/VC/DMC/MEC(容量比:28/2/20/50)を非水電解液として用いた場合での−20℃、10サイクル目における放電容量(比較例2)と比較し、その相対容量として算出した。結果を表2に示す。
200サイクル放電容量維持率(%)=(200サイクル目放電容量)/(1サイクル目放電容量)×100
低温放電容量(相対値)=(10サイクル目放電容量[−20℃])/(比較例2の10サイクル目放電容量[−20℃])
添加剤として、表1に示すものを非水電解液に対して、1.0重量%使用したほかは、実施例1と同様に非水電解液を調製して18650サイズの円筒電池を作製し、充放電サイクル試験を行った。結果を表2に示す。
実施例15〜16
エチレンカーボネート(EC):ビニレンカーボネート(VC):ジエチルカーボネート(DEC):メチルエチルカーボネート(MEC)(容量比)=28:2:20:50の非水溶媒を調製し、これに電解質塩としてLiPF6を0.95M、LiBF4を0.05Mの濃度になるように溶解して非水電解液を調製した後、添加剤として、表1に示すものを非水電解液に対して、1.0重量%使用したほかは、実施例1と同様にして18650サイズの円筒電池を作製し、充放電サイクル試験を行った。結果を表2に示す。
本発明の添加剤を使用しなかったほかは、実施例1と同様に非水電解液を調製して18650サイズの円筒電池を作製し、充放電サイクル試験を行った。結果を表2に示す。
比較例2
添加剤として、2−メトキシエチルメチルカーボネートを非水電解液に対して、1重量%使用したほかは、実施例1と同様に非水電解液を調製して18650サイズの円筒電池を作製し、充放電サイクル試験を行った。結果を表2に示す。
添加剤として、2−フルオロエチルメチルカーボネートを非水電解液に対して、1重量%使用したほかは、実施例1と同様に非水電解液を調製して18650サイズの円筒電池を作製し、充放電サイクル試験を行った。結果を表2に示す。
Claims (5)
- 非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液において、該非水電解液中に、下記一般式(I)〜(IV)で表されるエステル化合物の少なくとも1種が含有されていることを特徴とする非水電解液。
- 前記一般式(I)〜(IV)で表されるエステル化合物が、非水電解液中に0.01〜10重量%含有されている請求項1に記載の非水電解液。
- 非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水電解液において、該非水電解液中に、前記一般式(II)又は(IV)で表されるエステル化合物を0.01〜10重量%含有し、かつビニレンカーボネート、1,3−プロパンスルトン、グリコールサルファイト、1,4−ブタンジオールジメタンスルホネート及びジビニルスルホンから選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする非水電解液。
- 非水溶媒が、環状カーボネート及び鎖状カーボネートを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の非水電解液。
- 正極、負極、及び請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解液からなることを特徴とするリチウム二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335603A JP5034224B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-11-21 | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005228467 | 2005-08-05 | ||
JP2005228467 | 2005-08-05 | ||
JP2005335603A JP5034224B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-11-21 | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007066864A true JP2007066864A (ja) | 2007-03-15 |
JP5034224B2 JP5034224B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=37928789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005335603A Expired - Fee Related JP5034224B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-11-21 | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5034224B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1978587A1 (en) * | 2007-03-27 | 2008-10-08 | Hitachi Vehicle Energy, Ltd. | Lithium secondary battery |
JP2009123382A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Univ Waseda | 電解液、リチウム二次電池、及びリチウム二次電池の製造方法 |
JP2010086915A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Daikin Ind Ltd | 含フッ素蟻酸エステル溶媒を含む非水電解液 |
JP2011187410A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Hitachi Ltd | 非水電解液及びこれを用いたリチウム二次電池 |
JP2012038716A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非水系電解液及び非水系電解液電池 |
WO2013115041A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | 日本電気株式会社 | 非水電解液およびそれを用いた二次電池 |
WO2013115040A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | 日本電気株式会社 | 共役エステル化合物、電解質およびこれを用いた二次電池 |
KR101549664B1 (ko) | 2012-06-08 | 2015-09-02 | 주식회사 엘지화학 | 비수 전해액 및 그를 갖는 리튬 이차전지 |
JP2015530972A (ja) * | 2012-07-13 | 2015-10-29 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 三重結合を有するフッ化カルボニル化合物、その製造方法、及びその使用 |
KR20190012364A (ko) | 2017-07-27 | 2019-02-11 | 주식회사 엘지화학 | 비수전해액용 첨가제, 이를 포함하는 리튬 이차전지용 비수전해액 및 리튬 이차전지 |
WO2019039903A2 (ko) | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
KR20190022382A (ko) | 2017-08-24 | 2019-03-06 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
WO2019059694A2 (ko) | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
KR20190033448A (ko) | 2017-09-21 | 2019-03-29 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
WO2019093161A1 (ja) | 2017-11-09 | 2019-05-16 | ダイキン工業株式会社 | 電解液、電気化学デバイス、リチウムイオン二次電池及びモジュール |
CN114156535A (zh) * | 2020-09-07 | 2022-03-08 | 比亚迪股份有限公司 | 一种电解液、锂离子电池及动力车辆 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620719A (ja) * | 1992-07-07 | 1994-01-28 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | リチウム二次電池用電解液 |
JPH1092222A (ja) * | 1996-09-17 | 1998-04-10 | Tokuyama Sekiyu Kagaku Kk | 電解液用溶媒 |
JP2001256995A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Denso Corp | 非水電解液及び非水電解液二次電池 |
JP2002100399A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-05 | Ube Ind Ltd | 非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 |
WO2005008829A1 (ja) * | 2003-07-17 | 2005-01-27 | Ube Industries, Ltd. | リチウム二次電池用非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005335603A patent/JP5034224B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620719A (ja) * | 1992-07-07 | 1994-01-28 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | リチウム二次電池用電解液 |
JPH1092222A (ja) * | 1996-09-17 | 1998-04-10 | Tokuyama Sekiyu Kagaku Kk | 電解液用溶媒 |
JP2001256995A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Denso Corp | 非水電解液及び非水電解液二次電池 |
JP2002100399A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-04-05 | Ube Ind Ltd | 非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 |
WO2005008829A1 (ja) * | 2003-07-17 | 2005-01-27 | Ube Industries, Ltd. | リチウム二次電池用非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 |
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8263269B2 (en) | 2007-03-27 | 2012-09-11 | Hitachi Vehicle Energy, Ltd. | Lithium secondary battery |
US7862933B2 (en) | 2007-03-27 | 2011-01-04 | Hitachi Vehicle Energy, Ltd. | Lithium secondary battery |
EP2320512A1 (en) * | 2007-03-27 | 2011-05-11 | Hitachi Vehicle Energy, Ltd. | Lithium secondary battery |
EP1978587A1 (en) * | 2007-03-27 | 2008-10-08 | Hitachi Vehicle Energy, Ltd. | Lithium secondary battery |
JP2009123382A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Univ Waseda | 電解液、リチウム二次電池、及びリチウム二次電池の製造方法 |
JP2010086915A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Daikin Ind Ltd | 含フッ素蟻酸エステル溶媒を含む非水電解液 |
JP2011187410A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Hitachi Ltd | 非水電解液及びこれを用いたリチウム二次電池 |
JP2012038716A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-23 | Mitsubishi Chemicals Corp | 非水系電解液及び非水系電解液電池 |
WO2013115041A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | 日本電気株式会社 | 非水電解液およびそれを用いた二次電池 |
WO2013115040A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-08 | 日本電気株式会社 | 共役エステル化合物、電解質およびこれを用いた二次電池 |
JPWO2013115041A1 (ja) * | 2012-01-30 | 2015-05-11 | 日本電気株式会社 | 非水電解液およびそれを用いた二次電池 |
KR101549664B1 (ko) | 2012-06-08 | 2015-09-02 | 주식회사 엘지화학 | 비수 전해액 및 그를 갖는 리튬 이차전지 |
JP2015530972A (ja) * | 2012-07-13 | 2015-10-29 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | 三重結合を有するフッ化カルボニル化合物、その製造方法、及びその使用 |
US10106492B2 (en) | 2012-07-13 | 2018-10-23 | Solvay Sa | Fluorinated carbonyl compounds comprising a triple bond, methods for their manufacture and uses thereof |
KR20190012364A (ko) | 2017-07-27 | 2019-02-11 | 주식회사 엘지화학 | 비수전해액용 첨가제, 이를 포함하는 리튬 이차전지용 비수전해액 및 리튬 이차전지 |
WO2019039903A2 (ko) | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
KR20190022382A (ko) | 2017-08-24 | 2019-03-06 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
US11876177B2 (en) | 2017-08-24 | 2024-01-16 | Lg Energy Solution, Ltd. | Non-aqueous electrolyte solution for lithium secondary battery and lithium secondary battery including the same |
EP3742537A3 (en) * | 2017-09-21 | 2021-03-24 | Lg Chem, Ltd. | Non-aqueous electrolyte solution for lithium secondary battery and lithium secondary battery including the same |
WO2019059694A3 (ko) * | 2017-09-21 | 2019-05-09 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
CN110612632A (zh) * | 2017-09-21 | 2019-12-24 | 株式会社Lg化学 | 锂二次电池用非水性电解质溶液和包含其的锂二次电池 |
EP3742537A2 (en) | 2017-09-21 | 2020-11-25 | Lg Chem, Ltd. | Non-aqueous electrolyte solution for lithium secondary battery and lithium secondary battery including the same |
KR20190033448A (ko) | 2017-09-21 | 2019-03-29 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
KR102264735B1 (ko) * | 2017-09-21 | 2021-06-15 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
US11183711B2 (en) | 2017-09-21 | 2021-11-23 | Lg Chem, Ltd. | Non-aqueous electrolyte solution for lithium secondary battery and lithium secondary battery including the same |
CN110612632B (zh) * | 2017-09-21 | 2022-08-12 | 株式会社Lg新能源 | 锂二次电池用非水性电解质溶液和包含其的锂二次电池 |
WO2019059694A2 (ko) | 2017-09-21 | 2019-03-28 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 비수전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
WO2019093161A1 (ja) | 2017-11-09 | 2019-05-16 | ダイキン工業株式会社 | 電解液、電気化学デバイス、リチウムイオン二次電池及びモジュール |
US11594761B2 (en) | 2017-11-09 | 2023-02-28 | Daikin Industries, Ltd. | Electrolytic solution, electrochemical device, lithium-ion secondary cell, and module |
CN114156535A (zh) * | 2020-09-07 | 2022-03-08 | 比亚迪股份有限公司 | 一种电解液、锂离子电池及动力车辆 |
CN114156535B (zh) * | 2020-09-07 | 2023-09-05 | 比亚迪股份有限公司 | 一种电解液、锂离子电池及动力车辆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5034224B2 (ja) | 2012-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5034224B2 (ja) | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 | |
JP5754484B2 (ja) | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 | |
KR101176812B1 (ko) | 비수 전해질 용액 및 리튬 2 차 전지 | |
JP4946437B2 (ja) | 非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 | |
JP5626379B2 (ja) | リチウム二次電池用非水電解液 | |
JP6777087B2 (ja) | 非水電解液及びそれを用いた蓄電デバイス | |
JP5258353B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP5610052B2 (ja) | リチウム電池用非水電解液及びそれを用いたリチウム電池 | |
JP5382183B2 (ja) | 非水電解液及び電池 | |
JP4710609B2 (ja) | リチウム二次電池およびその非水電解液 | |
JP5454650B2 (ja) | 電池及び非水電解液 | |
JP5708491B2 (ja) | リチウム二次電池及びそれに用いられる非水電解液 | |
JP2010118356A5 (ja) | ||
JP6737280B2 (ja) | 蓄電デバイス用非水電解液及びそれを用いた蓄電デバイス | |
JP2008192504A (ja) | 非水系電解液 | |
JP5070780B2 (ja) | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 | |
JP4826760B2 (ja) | 非水電解液及びそれを用いたリチウム二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |