JP2007065509A - 壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 壁面に取付けた平面ディスプレイを左右に向きを変える。傾斜時に取付け壁面から平面ディスプレイまでの離反距離を小さく抑制する。
【解決手段】 平面ディスプレイの取付け壁面に固定されるベース10と、前記平面ディスプレイを背面側から支持するホルダー20と、ベース20の正面側にホルダー20を両側部で支持する両側1組の折曲式支持アーム30A,30Bとを設ける。折曲式支持アーム30A,30Bは、両端部がベース10及びホルダー20に回動自在に連結されると共に、中間部で折れ曲がるようにベース側の第1部材31とホルダー側の第2部材32とが回動自在に連結された3軸の1関節構造を採用する。両側の折曲式支持アーム30A,30Bが最大角度まで折れ曲がることにより、平面ディスプレイは壁面に接近し格納される。平面ディスプレイを側方へ傾斜させるときは、接近側の折曲式支持アームが折れ、離反側の折曲式支持アームが開く。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネルやプラズマディスプレイパネルを用いた薄型テレビなどの平面ディスプレイを壁面へ取付けるのに使用される壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置に関する。
近年、テレビ機器の分野では、画面の大型化と共に、液晶パネルやプラズマディスプレイパネルを用いた薄型テレビの需要が急速に進んでいる。薄型テレビの最大の利点は大画面の場合も奥行きが大きくならず小さく抑制されることであり、この点から大型テレビの薄型化は必然と言える。
このような薄型テレビは、その利点を生かして、壁掛けテレビとして使用される場合が少なくなく、既に、薄型テレビを壁面に取付けるための取付け装置も各種開発され、市販されている(特許文献1乃至3参照)。
実用新案登録3066600号公報 特開平10−174021号公報 特開平11−003043号公報
従来の取付け装置を使用して薄型テレビを壁面に取付けるときの第1の問題は、その薄型テレビを左右に向きを変える、いわゆる首振り操作ができないことである。この問題を解決するために、背後の支持軸を中心に平面ディスプレイを左右へ向きを変える1軸式の首振り構造(1軸構造)が考えられる。
しかし、このような1軸構造の壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置では、平面ディスプレイが正面を向く状態で壁面から大きく離れる。平面ディスプレイの最大の特徴は厚みが薄く、壁面に取付ける場合はその壁面から突出しないことにあるが、1軸構造の平面ディスプレイ取付け装置ではこの最大の特徴が阻害されることになる。
この観点から、壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置は、平面ディスプレイを左右に向きを変えないときは、壁面に密着した位置へ収納できることが求められる。加えて、向きを変えた時とは言え、平面ディスプレイが壁面から離れることはその利点を阻害することになるので、向きを変えた時にも平面ディスプレイの壁面からの離反を極力抑制できることが望まれる。
一方、平面ディスプレイを壁面に接近させ過ぎた場合は、左右へ向きを変えたときに平面ディスプレイの側縁部が壁面に衝突するという不都合が生じる。
本発明はかかる事情に鑑みて創案されたたものであり、その目的は、壁面に取付けた平面ディスプレイを左右に向きを変えることができるのは勿論、収納時にはその平面ディスプレイを取付け壁面に密着した位置に収納でき、向きを変えた時にも取付け壁面から平面ディスプレイまでの離間距離を小さく抑制することができる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、平面ディスプレイを取付け壁面にできるだけ接近させるにもかかわらず、左右に向きを変えたときの壁面との衝突を回避できる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明にかかる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置は、平面ディスプレイを取付ける壁面に固定されるベースと、前記平面ディスプレイを支持するホルダーと、ベースとホルダーの間にある1組の折曲式支持アームと前記ベースと前記折曲式支持アームの一端を連結する回転可能な第1連結部と、前記ホルダーと前記折曲式支持アームの他端を連結する回転可能な第2連結部とからなる、壁掛け式平面ディスプレイ取付装置であって、前記折曲式支持アームは前記第1連結部によって前記ベースと連結される第1アームと、前記第2連結部によって前記ホルダー連結される第2アームと、前記第1アームと前記第2アームを連結する回転可能な第3連結部と、前記第1アームの前記第3連結部側の端から前記第1アームの長さ方向に前記第3連結部より突き出た状態で前記第1アームに固定された第1当接部と、前記第2アームの前記第3連結部側の端から前記第2アームの長さ方向に前記第3連結部より突き出た状態で前記第2アームに固定された第2当接部を具備している。
本発明にかかる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置においては、両側の折曲式支持アームが第1連結部、第2連結部及び第3連結部の各回転によって最大角度まで折れ曲がることにより、平面ディスプレイが壁面に接近し収納される。平面ディスプレイを左右へ向きを変えるときは、平面ディスプレイが壁面に接近する接近側の折曲式支持アームが折れ、平面ディスプレイが壁面から離反する離反側の折曲式支持アームが開く。この折れと開きの組み合わせにより、傾斜時における平面ディスプレイの壁面からの離反が最小限に抑制される。
しかも、折れ曲がり側の折曲式支持アームが所定角度まで折れ曲がると、ベース側の第1アームの第3連結部側の端から第1アームの長さ方向に突き出た第1当接部がホルダーに当接し、ホルダー側の第2アームの第3連結部側の端から第2アームの長さ方向に突き出た第2当接部がベースに当接する。これにより、折れ曲がり側の折曲式支持アームの過度の折れ曲がりが阻止される。その結果、傾斜した平面ディスプレイの側縁部が接近側で壁面に衝突する事態が回避される。
前記折曲式支持アームにおいて、前記第1アームは前記第1連結部側の端に前記第1アームの長さ方向に対して90度以上の角度方向で前記第1アームに固定された第3当接部をさらに有し、前記第2アームは前記第2連結部側の端に前記第2アームの長さ方向に対して90度以上の角度方向で前記第2アームに固定された第4当接部とをさらに有する構成が好ましい。この構成によると、開き側の折曲式支持アームが所定角度まで開くと、第1アームの第1連結部側の端に固定された第3当接部がベースに当接し、第2アームの第2連結部側の端に固定された第4当接部がホルダーに当接する。これにより、開き側の折曲式支持アームの過度の開きが阻止される。その結果、傾斜した平面ディスプレイの側縁部が接近側で壁面に衝突する事態がより効果的に回避される。
両側1組の折曲式支持アームは、外側へ折れ曲がる構成でも内側へ折れ曲がる構成でもよいが、共に外側へ折れ曲がる構成のほうが、両側の支持アームの干渉を回避でき、好ましい。また、ディスプレイの電源線などの収納の点からも外側へ折れ曲がるのが好ましい。
また、両側1組の折曲式支持アームは、それぞれが電動による強制折曲機構を有しており、ホルダーの傾斜角度が遠隔から調整されるように両方の強制折曲機構がリモコンにより操作される構成が好ましい。この構成により、平面ディスプレイの左右への傾斜をリモコンにより遠隔から調整することが可能になる。また、両側1組の折曲式支持アームの動作モードを予め設定しておくことにより、平面ディスプレイの向きに関係なく壁面からの離反量を最小限に抑制でき、更には前記ストッパーを用いずとも、傾斜した平面ディスプレイが壁面に衝突する事態を回避できる。
本発明にかかる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置は、中間部で折れ曲がる両側1組の折曲式支持アームの採用により、壁面に取付けた平面ディスプレイを左右に傾斜させることができる。平面ディスプレイを収納する時には、その平面ディスプレイを取付け壁面に密着した位置に収納でき、壁面からの離反を回避できる。平面ディスプレイが左右に向きを変える首振り使用時にも、平面ディスプレイの壁面からの離間距離を小さく抑制できる。
また、ベースに対してホルダーを左右へ向きを変えたときに、接近側では折曲式支持アームの折れ曲がり角度を規制し、離反側では折曲式支持アームの開き角度を規制する当接部を各アームに組み合わせることにより、平面ディスプレイの左右への首振り角度を規制でき、これにより壁面との衝突を防止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を示す壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の斜視図、図2は同壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の側面図、図3(a)(b)は同壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の動作を示す平面図、図4は同壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置におけるストッパーの構造及び動作を示す拡大平面図である。
本実施形態にかかる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置は、平面ディスプレイとしての液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどを用いた薄型テレビを壁掛け設置するのに使用される。この平面ディスプレイ取付け装置は、図1及び図2に示すように、平面ディスプレイの取付け壁面に固定される板状のベース10と、ベース10の表側に平行に支持される板状のホルダー20と、ホルダー20を支持するために、ベース10から表側へベースに対して垂直方向に突出した両側1組の折曲式支持アーム30A,30Bとを備えている。
ベース10は、横に長い長方形の金属板からなり、平面ディスプレイの取付け壁面に固定するための複数のねじ孔11を有している。ベース10の表面には、両側1組の支持部12A、12Bが、各側で上下2段に設けられている。各支持部12は、上下一組の水平な舌状の切り出し片からなり、折曲式支持アーム30を支持する垂直な支持軸13の支持ブラケットを構成している。両方の折曲式支持アームを総称する場合は番号だけを記し、一方を特定する場合はA若しくはBの記号を番号の後ろにつける。さらに上下に分かれている部分については、小文字のuとdをそれぞれつけて区別する。以下に同じである。また、折り曲げ式支持アームおよびストッパー(後述)について説明を行う場合は一方の折曲式支持アームAについて主に説明を行い、他方の折曲式支持アームBについての同様の説明は省略する。
ホルダー20は、ベース10とほぼ同じ大きさ・形状の金属板からなり、平面ディスプレイを支持するための複数の止め孔21を四隅部に有している。各止め孔21は、平面ディスプレイを掛け止めするために、大径の挿入部と、その挿入部の下部を下方へ直線状に延長した嵌合部とからなる。ホルダー20の裏面には、両側の支持部12A、12Bに対応する両側1組の支持部22A、22Bが、上下の支持部12Au、12Ad(12Bについても同じ)の間に位置するように設けられている。各支持部22は、上下一組の水平な舌状の切り出し片からなり、折曲式支持アーム30A,30Bを支持する垂直な支持軸の支持ブラケットを構成している。
折曲式支持アーム30Aは、いずれも上下2段に配置されたベース側の第1アーム31Au、31Adと、上下の第1アーム31Au、31Adの間に位置するホルダー側の第2アーム32Aとを有している。上下の第1アーム31Au、31Adは、各基端部が前記支持部12Au、12Adに垂直な支持軸13Au、13Adにより回動可能に連結されて、第1連結部を構成している。上下の第1アーム31Au、31Adの各先端部は、第2アーム32Aの基端部と垂直な連結軸38Aにより回動可能に連結されて、第3連結部を構成している。第2アーム32Aの先端部は、前記支持部22Aに垂直な支持軸39Aにより回動自在に連結されて、第2連結部を構成している。
このような連結構造により、折曲式支持アーム30Aは中間部で外側へ折れ曲がる3軸の1関節構造となり、表側のホルダー20を上下に傾斜させることなく、その折れ曲がり角度を両側で独立に調節することができる。そして、この両側での独立した折れ曲がり角度の調節により、ホルダー20は両側部でベース10までの距離を独立に調節でき、この距離調節によりベース10に近接並行した収納位置に保持されると共に、収納位置から表側へ引き出して左右へ向きを変えることが可能となる(図3(a)(b)参照)。
すなわち、両側の折曲式支持アーム30A、30Bが外側へ最も折れ曲がった状態で、ホルダー20をベース10に最も接近させ並行させる(図3(a)の収納位置)。ホルダー20を表側へ引き出し、ベース10に対して一方の側へ向きを変えると、折曲式支持アーム30A、30Bは、壁面からの離反側で折曲式支持アーム30Aが大きく開き、壁面への接近側では折曲式支持アーム30Bが小さく開く状態になる(図3(b)参照)。
ベース10に対するホルダー20の傾斜角度を規制するために、折曲式支持アーム30Aは上下一組のストッパー34A、35Aをそれぞれ装備している。上下一組のストッパー34A、35Aは樹脂などの平板からなり、ベース側の第1アーム31Auとホルダー側の第2アーム32Aとにそれぞれ組み合わされている(図2参照)。ベース側に位置する上段のストッパー34Aは、第1アーム31Auと共に、ベース側の支持軸13Au及び中間の連結軸38Aにより軸支されており、ホルダー側に位置する下段のストッパー35Aは、第2アーム32Aと共に、中間の連結軸38A及びホルダー側の支持軸39Aにより軸支されている。
ストッパー34A、35Aについて更に詳しく説明すると、ベース側のストッパー34Aは、折曲式支持アーム30Aが折れ曲がったときにホルダー20の裏面に当接するように前記中間軸38Aから外側へ突出した角状の当接部34Aa(第1当接部)を一端部に有しており、他端部には、折曲式支持アーム30Aが開いたときにベース10の表面に当接する傾斜面からなる当接部34Ab(第3当接部)を有している。
当接部34Aaをさらに詳しく説明する。第1アーム31Auのベース側から連結軸38Aの方向を第1アーム31Auの長さ方向とする。当接部34Aaは第1アーム31Auに固定され、第1アーム31Auの長さ方向に、連結軸38Aより突き出している。
同様にホルダー側のストッパー35Aは、折曲式支持アーム30Aが折れ曲がったときにベース10の表面に当接するように前記中間軸38Aから外側へ突出した角状の当接部35Aa(第2当接部)を一端部に有しており、他端部には、折曲式支持アーム30Aが開いたときにホルダー20の裏面に当接する傾斜面からなる当接部35Ab(第4当接部)を有している。
当接部35Aaについてもホルダー20側から連結軸38Aの方向を第2アーム32の長さ方向とし、第2アーム32に固定され、第2アーム32の長さ方向に、連結軸38Aより突き出しているのは、当接部34Aaと同じである。
ベース10に対してホルダー20が一方の側へ向きを変えたときの状態を、図3を参照して説明する。
接近側では、ベース側のストッパー34Aの当接部34Aa(第1当接部)がホルダー20に当接すると共に、ホルダー側のストッパー35Aの当接部35Aa(第2当接部)がベース10に当接する。これらにより、接近側では、折曲式支持アーム30Aの折れ曲がり動作が制限される。
一方、離反側では、ベース側のストッパー34Bの当接部34Bb(第3当接部)がベース10に当接すると共に、ホルダー側のストッパー35Bの当接部35Bb(第4当接部)がホルダー20に当接する。これらにより、離反側では、折曲式支持アーム30Bの開き動作が制限される。その結果、ホルダー20のベース10に対する左右方向への傾斜角度が設定最大角度(ここでは約25度)に制限される。
ここで、当接部34Bbは、第1アーム34Bの長さ方向に対して90度以上の角度方向を有する切片によって構成されている。従って当接部34Bbに固定された第1アーム34Bはベース10から垂直方向まで開けない。
当接部35Bbについてもホルダー20との関係は同じである。このようにすることで、折曲式アームは常に外一方向に折れるようにすることができる。左右の折曲式アーム30Aと30Bの折れ方向をそれぞれ反対に設定することで、折曲式アームは常に外側に折れるようにすることができる。
次に、本実施形態にかかる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の機能について、再度図4を主として参照しながら詳細に説明する。なお、図4は図3をB´(Bダッシュ)方向から見た図である。
平面ディスプレイ40を取付けるべき壁面50にベース10を固定する。ホルダー20に平面ディスプレイ40を取付ける。図3(a)に示すように、両側の折曲式支持アーム30A,30Bを最も深く折り曲げ、ホルダー20をベース10に接近させることにより、平面ディスプレイ40は壁面に最も近い収納位置に平行状態で保持される。
この状態から平面ディスプレイ40の右側を手前へ引き出す。これにより平面ディスプレイ40は左側へ向きを変える。このとき、接近側である左側、すなわち閉じ側では、折曲式支持アーム30Aに組み合わされたストッパー34A、35Aの当接部34Aa、35Aaがホルダー20及びベース10にそれぞれ当接する。これにより、折曲式支持アーム30Aの折れ曲がり動作が制限される。
一方、離反側である右側、すなわち開き側では、折曲式支持アーム30Bに組み合わされたストッパー34B、35Bの当接部34Bb、35Bbがベース10及びホルダー20にそれぞれ当接する。これにより折曲式支持アーム30Bの開き動作が制限される。
このような接近側での折曲式支持アーム30Aの折れ曲がり動作の制限と、離反側での折曲式支持アーム30Bの開き動作の制限との組み合わせにより、ベース10に対するホルダー20の傾斜角度が設定最大角度(ここでは約25度)に制限される。また、当接部34Aaと35Abが、ベースとホルダーに当接することで、接近距離を規制する。そして、ホルダー20に取付けられた平面ディスプレイ40を左右へ向きを変えたきに接近側において、その側縁部が壁面50に衝突する事態が回避される。
また、引き出し側である離反側、すなわち開き側では折曲式支持アーム30Bは大きく開く。閉じ側では折曲式支持アーム30Aが開くとはいえ、引き出し側に比べると十分に折れ曲がっている。一方の折曲式支持アーム30Bが開き、他方の折曲式支持アーム30Aが折れ曲がることにより、平面ディスプレイ40が向きを変えたときの壁面50からの離反量が平面ディスプレイ40が壁面50に衝突しない範囲内で最小限に抑制される。
こうして、本実施形態にかかる壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置では、平面ディスプレイ40を、壁面50との干渉なしに例えば両側へ最大で25度ずつ向きを変えることができ、また壁面50に近接並行した位置に収納することもできる。また、最大傾斜角に至るまでの任意の傾斜角度で平面ディスプレイ40を固定できる。この固定のために、両側の折曲式支持アーム30A、30Bの中間関節部(折れ曲がり部)が締め付けノブ37A、37Bにより任意の折れ曲がり角度に固定される。
なお、上記実施形態では、両側の折曲式支持アーム30A,30Bは手動により折曲角度が操作されるが、これを電動で行うこともできる。この場合、平面ディスプレイ40が傾斜したときの壁面50からの離反量が、平面ディスプレイ40が壁面50に衝突しない範囲内で最小限に抑制されるように、折曲式支持アーム30A,30Bの折曲動作モードを予め設定しておく。そうすることにより、平面ディスプレイ40の傾斜操作をリモコンにより遠隔から簡単に行うことができる。
すなわち、使用者は単に平面ディスプレイ40の傾斜方向を指示するだけで、傾斜角度を任意に調節することができる。しかも傾斜時の平面ディスプレイ40の壁面50からの離反を最小限に抑制することができ、平面ディスプレイ40が壁面50に衝突する事態も回避できる。
また両側の折曲式支持アーム30A,30Bは中間部の一カ所で外側へ折れ曲がる3軸の1関節構造であるが、中間部の二カ所で外側へ折れ曲がる4軸の2関節構造でもよく、その折れ曲がり箇所は任意に選択することができる。
また、本実施の形態では、当接部の形状を角状として説明したが、特に角状に限定するものではない。
また、本実施の形態では、ストッパーは2つの当接部(たとえば34Aaと34Ab)を持った一体物として説明したが、特に一体物に限定するものではない。すなわち、それぞれの当接部はアームに別々に固定されていてもよい。
本発明の一実施形態を示す壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の斜視図である。 同壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の側面図である。 同壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置の動作を示す平面図で、(a)は格納状態、(b)は傾斜状態をそれぞれ示す。 同壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置におけるストッパーの構造及び動作を示す拡大平面図である。
符号の説明
10 ベース
20 ホルダー
30A,30B 折曲式支持アーム
31 第1アーム
32 第2アーム
34,35 ストッパー
34a 第1当接部
35a 第2当接部
34b 第3当接部
35b 第4当接部
40 平面ディスプレイ
50 壁面

Claims (4)

  1. 平面ディスプレイを取付ける壁面に固定されるベースと、前記平面ディスプレイを支持するホルダーと、ベースとホルダーの間にある1組の折曲式支持アームと前記ベースと前記折曲式支持アームの一端を連結する回転可能な第1連結部と、前記ホルダーと前記折曲式支持アームの他端を連結する回転可能な第2連結部とからなる、壁掛け式平面ディスプレイ取付装置であって、前記折曲式支持アームは前記第1連結部によって前記ベースと連結される第1アームと、前記第2連結部によって前記ホルダー連結される第2アームと、前記第1アームと前記第2アームを連結する回転可能な第3連結部と、前記第1アームの前記第3連結部側の端から前記第1アームの長さ方向に前記第3連結部より突き出た状態で前記第1アームに固定された第1当接部と、前記第2アームの前記第3連結部側の端から前記第2アームの長さ方向に前記第3連結部より突き出た状態で前記第2アームに固定された第2当接部とからなることを特徴とする壁掛け式平面ディスプレイ取付装置。
  2. 前記折曲式支持アームにおいて、前記第1アームは前記第1連結部側の端に前記第1アームの長さ方向に対して90度以上の角度方向で前記第1アームに固定された第3当接部をさらに有し、前記第2アームは前記第2連結部側の端に前記第2アームの長さ方向に対して90度以上の角度方向で前記第2アームに固定された第4当接部とをさらに有することを特徴とする請求項1記載の壁掛け式平面ディスプレイ取付装置。
  3. 両側1組の折曲式支持アームは共に外側へ折れ曲がる構成である請求項1に記載の壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置。
  4. 両側1組の折曲式支持アームは、それぞれが電動による強制折曲機構を有しており、ホルダーの傾斜角度が遠隔から調整されるように両方の強制折曲機構がリモコンにより操作される構成である請求項1に記載の壁掛け式平面ディスプレイ取付け装置。
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