JP2007065414A - バックライト製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストを抑えつつ面内光度分布の均一なバックライトを提供する。
【解決手段】 本発明に係るバックライト製造方法は、平面的に配置された複数のLED素子3を備えたバックライトの製造方法であって、光度に応じて複数のランクに分類されたLED素子3を用いるとともに、LED素子3の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切った各小ブロックに対して、少なくとも2つの異なるランクに分類されるLED素子3を搭載し、上記各小ブロックに搭載するLED素子3のランクの組合せを一致させるものである。あるいは、上記LED素子3は各ランクにおける光度の中心値が既知であり、上記各小ブロックに搭載するLED素子3のランクの光度の中心値の合計を略均等にするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、液晶表示パネルの光源として用いられるバックライトのように、発光面における面内光度分布の均一性が求められるバックライトの製造方法に関する。
バックライトは、液晶TV、液晶ディスプレイ、液晶モニタ等の液晶表示パネル(以下、LCDパネルと称する。)に映像を表示するための光源として用いられており、LCDパネル全面に光を供給する役割を持っている。従って、バックライトには、面内光度分布に関して均一性が要求される。
このようなバックライトには、冷陰極蛍光ランプ(cold cathode fluorescent lamp:以下CCFL素子と称する。)などの蛍光ランプや、LED素子などが用いられる。
ここで、LED素子は、光度の異なる複数のランク(光度ランク)に分類されており、同一の光度ランクに分類されるLED素子についても所定値以内の光度のばらつき(光度差)が許容されている。そのため、LED素子を用いたバックライトを製造する場合、面内光度分布の均一性を担保するためには、用いるLED素子間の光度のばらつきを考慮する必要がある。
なお、バックライトは、一般に、照射する光が拡散シート及びLCDパネルを介して観察されるため、ある程度の面内光度分布は緩和される。そのため、バックライトでは、同一の光度ランク内における光度差まで考慮する必要はない。
一方、同一の光度ランク内の光度差を有するLED素子を用い、観察される光度が均一になるように、基板上へLED素子を搭載する方法が、特許文献1に提案されている。この特許文献1は、上記のように拡散シートなどを介して光が観察されるバックライトに関するものではなく、任意の文字や図形を表示するLEDドットマトリックスパネルに関するものである。そのため、同一の光度ランク内における光度差までも問題としている。
特開平10−105082号公報(公開日平成10年4月24日)
上述したように、バックライトは、照射する光が拡散シート及びLCDパネルを介するため、ある程度の面内光度分布は緩和される。そのため、バックライトでは、特許文献1のLEDドットマトリックスパネルのように同一の光度ランク内における光度差まで考慮する必要はない。
つまり、バックライトでは、同一の光度ランクのLED素子のみを使用した場合、光度差は大きな問題にはならない。しかし、同一の光度ランクのLED素子を用いて、全てのバックライトを製造することは、以下の理由によりコストが高くなってしまう。
例えば、バックライトを構成する1基板にLED素子250個を搭載するものとして、1月に5万台のバックライトを生産する場合、1月に1250万個のLED素子が必要となる。しかし、実際のLED素子の生産能力では、生産時のばらつきにより、複数の光度ランクのLED素子を上記個数分生産することは可能であっても、1つの光度ランクのLED素子のみを上記個数分生産することは困難である。また、1つの光度ランクのLED素子のみを生産しようとすると、結果的に所望する光度ランクに該当しないLED素子を廃棄せざるを得ない。そのため、同一の光度ランクのLED素子のみを購入、準備することは非常にコストアップになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを抑えつつ面内光度分布の均一なバックライトを提供することにある。
本発明に係るバックライト製造方法は、上記課題を解決するために、平面的に配置された複数の点状発光素子を備えたバックライトの製造方法であって、光度に応じて複数のランクに分類された点状発光素子を用いるとともに、上記点状発光素子の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各区画に対して、少なくとも2つの異なるランクに分類される点状発光素子を搭載し、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの組合せを一致させることを特徴としている。
また、本発明に係るバックライト製造方法は、平面的に配置された複数の点状発光素子を備えたバックライトの製造方法であって、光度に応じて複数のランクに分類され、かつ、各ランクにおける光度の中心値が既知である点状発光素子を用いるとともに、上記点状発光素子の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各区画に対して、少なくとも2つの異なるランクに分類される点状発光素子を搭載し、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの光度の中心値の合計を略均等にすることを特徴としている。
上記方法によると、光度に応じて複数のランクに分類された点状発光素子を用い、上記点状発光素子の搭載位置を当該搭載位置が同数ずつ含まれる区画に分け、上記各区画に対して少なくとも2つの異なるランクに分類される点状発光素子を搭載する。
したがって、同一ランクの点状発光素子を多数用いる必要がなくなり、同一ランクのものを多数準備することによるコストの増大を回避することができる。
また、上記方法によると、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの組合せを一致させる、あるいは、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの光度の中心値の合計を略均等にする。
なお、上記中心値の合計を略均等にするとは、上記各区画における上記中心値の合計のばらつきが±15%の範囲に入ることを意味する。
これにより、上記区画間の光度は略均等になり、上記区画に搭載された上記点状発光素子によって照射された照射面の光度も略均等になる。つまり、面内光量分布に関し高い均一性を持ったバックライトを作成することが可能である。
以上のように、本発明に係るバックライト製造方法では、同一ランクのものを多数準備することによるコストの増大を回避し、かつ、面内光度分布に関し十分な均一性を有したバックライトを製造することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るバックライト製造方法では、上記バックライトはさらに互いに並行に配置された複数の線状発光素子を備え、上記複数の点状発光素子は、上記線状発光素子の形状が切取られた基板に搭載され、上記線状発光素子は、上記基板の切取られた部分に搭載されていてもよい。
上記方法によると、上記点状発光素子は上記線状発光素子の形状が切取られた基板に搭載され、上記線状発光素子は上記基板の切取られた部分に搭載される。
上記線状発光素子は、細いガラス管から構成されており、基板上に直接搭載すると振動などにより破損する可能性がある。そのため、上記線状発光素子は、基板上より所定の距離浮かして搭載する。
その結果、基板上に上記点状発光素子及び上記線状発光素子を搭載すると、両発光素子の発光面の間の距離が大きくなってしまう。
そこで、本発明に係るバックライトでは、上記点状発光素子のみが上記基板に搭載する構成にしている。
そのため、上記線状発光素子と、上記基板上に搭載された上記点状発光素子の発光面が近くなり、バックライトの厚みを薄くすることが可能である。そのため、バックライトの光による照射対象物を光源に接近させて設けることが可能になり、上記点状発光素子及び上記線状発光素子の光利用効率が高くなる。
また、本発明に係るバックライト製造方法では、一枚の基板を2つのくし歯形状部分に分割することにより上記基板を作成してもよい。
上記方法により、1枚の基板から2枚のくし歯形状基板を作成することが可能になり、コストを削減することができる。
また、本発明に係るバックライト製造方法では、上記基板には、上記基板を分割するための切断部分に沿った切込み部分と、上記基板の一体化を保つための接続部分とが形成されていてもよい。
上記方法によると、上記基板に切込みを設けているので、くし歯形状に沿ってニッパーや金型などを用いて容易に切断することができる。そのため、上記点状発光素子を上記基板に密集して搭載した後でも、上記基板を容易に切断することができ、効率的に製造することが可能になる。
また、本発明に係るバックライトは、互いに平行に配置された複数の線状発光素子と、上記複数の線状発光素子の間隙に配置された複数の点状発光素子とを備えたバックライトにおいて、上記線状発光素子の形状が切取られ、当該切取られた部分以外の部分に上記複数の点状発光素子を搭載した基板を備え、上記線状発光素子は、上記基板の切取られた部分に配置されていることを特徴としている。
上記構成によると、本発明に係るバックライトは、上記線状発光素子と上記点状発光素子とを備え、上記点状発光素子は上記基板の切取られた部分以外の部分に搭載され、上記線状発光素子は上記基板の切取られた部分に搭載される。
上記線状発光素子は、細いガラス管から構成されており、基板上に直接搭載すると振動などにより破損する可能性がある。そのため、上記線状発光素子は、基板上より所定の距離浮かして搭載する。
その結果、上記基板上に上記点状発光素子及び上記線状発光素子を搭載すると、両発光素子の発光面の間の距離が大きくなってしまう。
そこで、本発明に係るバックライトでは、上記点状発光素子のみが上記基板上に搭載する構成にしている。
そのため、上記線状発光素子と、上記基板上に搭載された上記点状発光素子の発光面が近くなるため、バックライトの厚みを薄くすることが可能である。そのため、バックライトの光による照射対象物を光源に接近させて設けることが可能になり、上記点状発光素子及び上記線状発光素子の光利用効率が高くなる。
本発明に係るバックライト製造方法は、以上のように、平面的に配置された複数の点状発光素子を備えたバックライトの製造方法であって、光度に応じて複数のランクに分類された点状発光素子を用いるとともに、上記点状発光素子の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各区画に対して、少なくとも2つの異なるランクに分類される点状発光素子を搭載し、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの組合せを一致させることを特徴としている。
あるいは、上記点状発光素子は各ランクにおける光度の中心値が既知であり、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの光度の中心値の合計を略均等にすることを特徴としている。
そのため、同一ランクのものを多数準備することによるコストの増大を回避し、かつ、面内光度分布に関し十分な均一性を有したバックライトを製造することができるという効果を奏する。
〔比較形態〕
発明が解決しようとする課題欄において説明したように、同一の光度ランクのLED素子(点状発光素子)のみを用いて、バックライトを製造するとコストが高くなってしまう。そのため、光度ランクの異なるLED素子を用い、バックライトを製造する必要がある。
以下に、異なる光度ランクのLED素子を用いてバックライトを製造する方法の一例について図12〜図15を参照して説明する。
図12は、LED素子と直管状のCCFL素子(線状発光素子)とを備えたバックライト21におけるLED素子搭載位置とCCFL素子搭載位置とを示した平面図である。
バックライト21には、基板22上にLED素子を搭載する直線状に整列したLED素子搭載位置a1〜a240と、直管状のCCFL素子を搭載するCCFL素子搭載位置e1〜e9とが交互に設定されている。
具体的には、LED素子搭載位置a1〜a240は、a1〜a24、a25〜a48のように24個のLED素子搭載位置を1行とし、10行が平行に並んだ構成である。そして、LED素子搭載位置a1〜a24の次は、CCFL素子搭載位置e1、そしてその次はLED素子搭載位置a25〜a48のように、交互にLED素子搭載位置とCCFL素子搭載位置とが設けられている。
図13は、上記各搭載位置にLED素子23及びCCFL素子24を搭載したバックライト21の構成を示した平面図である。また、図14は、バックライト21を用いた液晶表示装置30の構成を示した断面図である。
LED素子23及びCCFL素子24を搭載したバックライト21には、図13に示すように、基板21上のLED素子搭載位置a1〜a240にLED素子23が、CCFL素子搭載位置e1〜e9にCCFL素子24が搭載されている。
また、図14に示すように、CCFL素子24は、基板22上に設けられたCCFL素子取付け部材28上に備えられている。
なお、CCFL素子取付け部材28は、CCFL素子24を基板22に接触しないよう所定の高さだけ浮かせるためのものである。これにより、CCFL素子24が基板に接触することにより破損などが生じることを防ぐことができる。
また、液晶表示装置30は、図14に示すように、上記構成のバックライト21の上面に拡散シート25及びLCDパネル26が設けられた構成である。
光度ランクの異なるLED素子を用いて上記バックライト21を製造するには、例えば、互いに光度ランクの異なる2種類のLED素子23を連続して基板21上に搭載することが考えられる。例えば、光度ランクの高い第1のLED素子23をLED素子搭載位置a1〜a125に搭載し、光度ランクの低い第2のLED素子23をLED素子搭載位置a126〜a240に搭載する。
図15は図14の液晶表示装置30において、バックライト21によって照射されたLCDパネル26上に現れた光度差を示した図である。
上述のように、光度ランクの高い第1の光度ランクのLED素子23をLED素子搭載位置a1〜a125まで、光度ランクの低い第2の光度ランクのLED素子23をLED素子搭載位置a126〜a240まで搭載すると、LCDパネル26上には、第1及び第2の光度ランクのLED素子23によって照射された光に応じた光度が現れる。つまり、このLCDパネル26に照射された光度は、第1及び第2の光度ランクのLED素子23にそれぞれ略対応している。
そのため、LED素子23によってLCDパネル26に照射された光度は、LED素子搭載位置a1〜a125に対応する領域の方が、LED素子搭載位置a126〜a240に対応する領域よりも明るくなってしまう。
つまり、上記のように、光度ランクの異なるLED素子23を単に順番に配列したのでは、LCDパネル26上において、光度差が生じてしまう。
そのため、本発明に係るバックライト製造方法は、光度ランクの異なるLED素子を用いて、面内光度分布の均一なバックライトを提供する。
本発明の一態様について図1から図11に基づいて説明すると以下の通りである。
〔第1実施形態〕
図1は本実施形態に係るバックライト1を構成する基板2を示した平面図である。
なお、本発明に係るバックライトは液晶表示装置用として好適に用いられるものである。
本実施形態に係るバックライト1は、基板2上にLED素子3を搭載する直線状に整列したLED素子搭載位置a1〜a240と、直管状のCCFL素子4を搭載するCCFL素子搭載位置e1〜e9とが交互に設けられている。
つまり、LED素子搭載位置a1〜a240は、a1〜a24を1行とし、10行が平行に並んだ構成である。そして、LED素子搭載位置a1〜a24の次は、CCFL素子搭載位置e1、そしてその次はLED素子搭載位置a25〜a48のように交互にLED素子搭載位置とCCFL素子搭載位置とが設けられている。
なお、本実施形態に係るバックライト1における上記各搭載位置については、図12に示したものと同一である。本実施形態では、LED素子3の搭載方法に特徴がある。
ここで、上記LED素子搭載位置a1〜a240に、LED素子3を搭載する方法について図1〜図4を参照して、以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態では、LED素子搭載位置a1〜a240は、例えばa1、a2、a25及びa26のように、横方向2つ×縦方向2つの合計4つのLED素子搭載位置を1つの小ブロックとして、全部で60の小ブロックc1〜c60に分けられる。
なお、上記小ブロックは、特定の個数の近接したLED素子搭載位置を含み、かつ上記特定の個数はLED素子搭載位置a1〜a240を割り切ることが可能な数であればよい。また、上記各小ブロックの形状は、合同であることが望ましい。
図2は、上記小ブロックに含まれるLED素子3の集合体と、これらLED素子3によって照射されるLCDパネル26上の領域である照射エリア5との関係を示す斜視図である。
上記小ブロックと上記照射エリア5との関係について図2を参照して、具体的に説明する。
小ブロックc1を構成する4つのLED素子3は、図2に示した小ブロックc1に対応した照射エリア5に光を照射する。
また、小ブロックc2を構成する4つのLED素子3は、小ブロックc2に対応する照射エリア5に光を照射する。
また、小ブロックc13を構成する4つのLED素子3は、小ブロックc13に対応する照射エリア5に光を照射する。
また、小ブロックc14を構成する4つのLED素子3は、小ブロックc14に対応する照射エリア5に光を照射する。
なお、図2では、LED素子搭載位置a1に搭載されたLED素子3を3(a1)、小ブロックc1を構成するLED素子3の集合体によって照射された照射エリア5を5(c1)と記載している。
つまり、照射エリア5に照射される光の光度は、照射エリア5に対応した小ブロックを構成するLED素子3の集合体の合計光度に略対応している。そのため、1つの小ブロックを構成する個々のLED素子3の光度ランクが異なっていても、集合体としたときのLED素子3の合計高度が小ブロック間で略均等であれば、小ブロックごとの照射エリア5の光度も略均等となる。
本実施形態では、1つの小ブロックを4つのLED素子3で構成する場合について述べたが、これに限られるものではない。つまり、本発明の目的は、小ブロック間のLED素子3の合計光度を略均等にすることであるから、少なくとも2つ以上のLED素子3で小ブロック構成することも可能である。
しかし、小ブロック間のLED素子3の合計光度を略均等にするためには、LED素子3の光度ランクについて考慮する必要がある。つまり、バックライト21を製造する際に用いるLED素子3の光度ランクは、一般に3〜5ランクあり、コストアップを回避するためにはこれら複数のランクのLED素子3を用いる必要があるので、これらを用いて各小ブロックにおけるLED素子3の光度の合計をそろえる必要性がある。
そのためには、使用するLED素子3の光度ランク数により、1つの小ブロックを構成するLED素子3の数を定めなければならない。
それらのことを考えると、1つの小ブロックを構成するLED素子3の数は4つ〜6つが最も適当である。
以下に、LED素子3の光度ランクが4つ有る場合における、基板2へのLED素子3の搭載方法を述べる。
Figure 2007065414
上記表1は、LED素子3の光度ランクがA、B、C及びDの4種類ある場合に、各LED素子3について、1つから最大4つまでの光度を合計した表である(単位mcd)。
以下に、光度ランクA〜DのLED素子3について、光度ランクが低いものから順に説明する。
ランクAは、LED素子が1つの場合は、光度が828(mcd)、LED素子が2つの場合は、光度が1656(mcd)、LED素子が3つの場合は、光度が2484(mcd)、LED素子が4つの場合は、光度が3312(mcd)である。
ランクBは、LED素子が1つの場合は、光度が1178(mcd)、LED素子が2つの場合は、光度が2356(mcd)、LED素子が3つの場合は、光度が3534(mcd)、LED素子が4つの場合は、光度が4712(mcd)である。
ランクCは、LED素子が1つの場合は、光度が1688(mcd)、LED素子が2つの場合は、光度が3376(mcd)、LED素子が3つの場合は、光度が4854(mcd)、LED素子が4つの場合は、光度が6752(mcd)である。
ランクDは、LED素子が1つの場合は、光度が2420(mcd)、LED素子が2つの場合は、光度が4840(mcd)、LED素子が3つの場合は、光度が7260(mcd)、LED素子が4つの場合は、光度が9680(mcd)である。
なお、各光度ランクのLED素子3は、それぞれ光度のばらつき、いわゆる光度範囲を有しているが、上記表1では各光度範囲の中心値を表記している。
上記表によると、最低光度ランクであるAランクのLED素子3を、ある小ブロックに4つ搭載した場合、4つのLED素子3によって照射された小ブロックに対応する照射エリア5の合計光度は、3312(mcd)となる。また、最高光度ランクであるDランクのLED素子3を、他の小ブロックに4つ搭載した場合、4つのLED素子3によって照射された小ブロックに対応する照射エリア5の合計光度は、9680(mcd)となる。つまり、AランクのLED素子3のみを使用した小ブロックと、DランクのLED素子3のみを使用した小ブロックとを比較した場合、互いの小ブロック間において、約3倍の光度差が発生する。
図3は、小ブロック間の照射エリア5の光度差を示す斜視図である。また、図4は、小ブロック間の照射エリア5の光度が均一なことを示す斜視図である。
上述したように、小ブロック間において、4つのLED素子3の合計光度が異なる場合、4つのLED素子3により光が照射された照射エリア5に光度差が生じてしまう。
例えば、小ブロックc1、c2、c13及びc14を構成するそれぞれ4つのLED素子3の合計光度がそれぞれ異なっている場合、各小ブロックに対応する照射エリア5に照射される光の光度はそれぞれ異なってしまう。
そこで、上述した4つの光度ランクのLED素子3を用いて、小ブロック間おいて光度差を抑制するために、各小ブロックを構成する4つのLED素子搭載位置群に対してA〜DランクのLED素子3を1つずつ搭載するようにする。例えば、小ブロックc1に関して述べると、4つのLED素子搭載位置a1、a2、a25、a26に対してA〜DランクのLED素子3を1つずつ搭載するようにする。これにより、図4に示すように、各照射エリア5の光度は等しくなる。
このように、小ブロックごとにA〜Dランクの4つのLED素子3を搭載していくことで、各照射エリアの光度の合計が、小ブロック間において略均等になる。それにより、表示面全体の光度を均一化することが可能になる。
本実施形態では、1つの小ブロックに使用したLED素子3の光度ランクは、A(ランク)+B(ランク)+C(ランク)+D(ランク)の4つとしたが、用意したLED素子3の光度ランクの割合に応じて、例えばBランクの割合が多い場合はA+B+B+Cにしてもよい。
このように、最初に1つの小ブロック内におけるLED素子3の光度ランクの組合せを決定しておけば、同一の上記組合せを、全ての小ブロックに搭載していけばよい。その結果、本発明に係るバックライト製造方法は、効率的に面内光度分布の均一なバックライトを製造することが可能となる。
また、各小ブロックに配置されるLED素子3の光度ランクは、上述した例に限られず、小ブロック間の光度が略均等であればよい。
つまり、各小ブロックに同一のLED素子3の光度ランクの組合せを搭載する必要はなく、表1に記載した各光度ランクの平均光度の合計が小ブロック間で略均等になるようにLED素子3を基板2上に搭載してもよい。
また、全てのバックライトにおいて、同一の光度を有したバックライトを製造する必要がある。そのため、基板2内の光度差だけでなく、基板間の光度差も考慮しなければならない。上述した本実施形態に係るバックライト製造方法を用いて、全ての基板にLED素子3を搭載することにより、基板内の小ブロック間の光度差だけでなく、基板間における光度差を抑えることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係るバックライト製造方法は、平面的に配置された複数のLED素子3を備えたバックライトの製造方法であって、光度に応じて複数のランクに分類されたLED素子3を用いるとともに、LED素子3の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各小ブロックに分類されるLED素子3を搭載し、上記各小ブロックに搭載するLED素子3の光度ランクの組合せを一致させることを特徴としている。
また、本発明に係るバックライト製造方法は、平面的に配置された複数のLED素子3を備えたバックライトの製造方法であって、光度に応じて複数のランクに分類され、かつ、各ランクにおける光度の中心地が既知であるLED素子3を用いるとともに、LED素子3の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各小ブロックに対して、少なくとも2つの異なる光度ランクに分類されるLED素子3を搭載し、上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの光度の中心値の合計を略均等にすることを特徴としている。
上記方法によると、複数の光度に応じたランクに分類されたLED素子3を用い、LED素子3の搭載位置を当該搭載位置が同数ずつ含まれる小ブロックに分け、上記各小ブロックに対して少なくとも2つの異なるランクに分類されるLED素子3を搭載する。
したがって、同一ランクのLED素子3を多数用いる必要がなくなり、同一ランクのLED素子3を多数準備することによるコストの増大を回避することができる。
また、上記方法によると、上記各小ブロックに搭載するLED素子3のランクの組合せを一致させる、あるいは、上記各小ブロックに搭載するLED素子3のランクの光度の中心値の合計を略均等にする。
なお、上記中心値の合計を略均等にするとは、上記各小ブロックにおける上記中心値の合計のばらつきが±15%の範囲に入ることを意味する。
これにより、上記小ブロック間の光度は略均等になり、上記小ブロックに搭載されたLED素子3によって照射された照射エリア5の光度も略均等になる。つまり、面内光量分布に関し高い均一性を持ったバックライトを作成することが可能である。
以上のように、本発明に係るバックライト製造方法では、同一ランクのLED素子3を多数準備することによるコストの増大を回避し、かつ、面内光度分布に関し十分な均一性を有したバックライトを製造することができるという効果を奏する。
〔第2実施形態〕
図5は、第2実施形態に係るバックライト11の構成を示した平面図である。図6は図5のA−A’部分の断面を矢印の向きに見たときの断面図である。なお、上述した比較形態又は第1実施形態において説明した部材と同一の部材については、同一の符号を使用する。
本実施形態に係るバックライト11は、くし歯形状の基板12Aと、LED素子3と、CCFL素子4と、キャビネット6と、基板取付け部材7と、CCFL素子取付け部材8とを備えた構成である。
以下に、バックライト11の各構成要素について説明する。なお、LED素子3及びCCFL素子4については第1実施形態で述べたので、ここでは説明は省略する。また、CCFL素子取付け部材8は、比較形態のCCFL素子取付け部材28と同一の構成であるので、説明は省略する。
キャビネット6は、平板上の部材であり、その一表面に基板取付け部材7及びCCFL素子取付け部材8を搭載することによりこれらを一体的に保持するためのものである。
基板取付け部材7は、キャビネット6と、その上方に位置する基板12Aとの間に介在することにより、基板12Aを、キャビネット6から所定の高さだけ浮かせてキャビネット6に取付けるためのものである。
基板12Aは、第1実施形態の基板2(図1参照)のうち、CCFL素子搭載位置e1〜e9に相当する部分を含む部分を切り落とし、LED素子搭載位置a1〜a240に相当する部分をくし歯形状に残した形状を有している。
そして、基板12Aにおける上記各くし歯形状部分には、24個のLED素子3が直線状に配列されて、それぞれ1つの行を構成し、全体として10行分、合計240個のLED素子3が基板12Aには搭載されている。そして、基板12Aにおける上記各くし歯形状部分の間隙部分には、CCFL素子取付け部材8が設けられ、その上部にCCFL素子4が取付けられている。
基板12Aは、第1実施形態のLED素子搭載位置a1〜a240に加えて、各LED素子搭載位置の行間にもLED素子搭載位置b1〜b240を設けた基板12を、くし歯形状に切断したものである。つまり、基板12Aは、上記基板12からLED素子搭載位置a1〜a240の部分を残し、LED素子搭載位置b1〜b240の部分が切取られた構成である。なお、LED素子搭載位置b1〜b240は、b1〜b24を1行として、10行から構成されている。
本実施形態に係るバックライト11の構成について具体的に説明する。
本実施形態に係るバックライト11は、キャビネット6上に、基板12Aを取付けるための基板取付け部材7が備えられており、その上にくし歯形状に切断された基板12Aが設けられている。また、基板12A上には、直線状に配列された24個のLED素子3を1行とし、10行の合計240個のLED素子3が搭載されている。さらに、基板12Aのくし歯形状に切り抜かれた部分には、キャビネット6上に、CCFL素子取付け部材8が設けられている。そして、その上部にCCFL素子4が取り取付けられている。
上記基板12Aの製造方法を図7から図11を参照して説明する。
図7は、1枚の基板12から、2枚のくし歯形状基板12A及び12Bを作成する場合のLED素子搭載位置を示した図である。
なお、図7には、基板12からくし歯形状の基板12A及び12Bを作成する際の切断部分に、基板分割位置9を示している。
図7に図示されているように、基板12は基板分割位置9に沿って切断され、2枚のくし歯形状の基板12A及び12Bに分割される。また、基板12A及び12Bのどちらの基板にもLED素子3が搭載されるように、基板12A側にはLED素子搭載位置a1〜a240が、基板12B側にはLED素子搭載位置b1〜b240が設けられている。
なお、LED素子搭載位置a1〜a240は、直線状に並んだa1〜a24までを1行とし、a1〜a240までの10行から構成される。また、LED素子搭載位置b1〜b240も、直線状に並んだb1〜b24までを1行とし、b1〜b240までの10行から構成される。
また、LED素子搭載位置a1〜a240とLED素子搭載位置b1〜b240とは上記各行ごとに交互に設けられている。そして、第1実施形態と同様に、LED素子搭載位置a1〜a240は、例えば、a1、a2、a25及びa26のLED素子3の4つの集合体を1つの小ブロックc1とし、全部で60の小ブロックc1〜c60を構成している。また、LED素子搭載位置b1〜b240も、例えば、b1、b2、b25及びb26のLED素子3の4つの集合体を1つの小ブロックd1とし、全部で60の小ブロックd1〜d60を構成している。
そして、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、小ブロック間の4つのLED素子3の光度の合計が略均等になるように、基板12A及び12B上に光度ランクの異なるLED素子3が搭載される。
また、LED素子3は、基板12が基板12A及び12Bに分割される前に、基板12上のLED素子搭載位置a1〜a240及びLED素子搭載位置b1〜b240の480個のLED素子搭載位置に搭載される。そのため、基板12は、第1実施形態に係る基板2よりもLED素子3が密集して搭載されることになる。
以下に、LED素子3が密集して搭載された基板12を、基板12A及び12Bの2枚のくし歯形状基板に切断する工程を図8〜図10を参照して説明する。
図8〜図10は本実施形態に係る基板12A及び12Bの2枚のくし歯形状基板の製造工程を示した図である。図8は、基板12の分割前後の状態を示した平面図である。図9は、分割後の基板12Aを示した平面図である。図10は、分割後の基板12Bを示した平面図である。
図8に示すように、LED素子3が搭載された基板12は、基板分割位置9に沿って基板12A及び12Bの2枚のくし歯形状基板に切断される。
なお、図9及び図10では、基板12A及び12BにおけるLED素子搭載位置を分かりやすくするため、LED素子3搭載前の状態で記載している。
図8〜図10で示したような製造方法を用いることにより、従来、バックライトを構成するための1枚の基板として用いられていた基板12は、2枚分の基板12A及び12Bとして使用することが可能になり、コストを削減することができる。つまり、基板12Bを用いて基板12Aと同様の構成にすることも可能である。
また、図14に示したバックライト21では、基板22上にLED素子23及びCCFL素子24の両方が搭載される。そのため、基板22上に直接搭載されるLED素子23と、基板22上にCCFL素子取付け部材28を介して取付けられるCCFL素子24との距離差gは大きかった。その結果、比較形態に係るバックライト21の厚みを抑えることができず、上記バックライト21の上方に拡散シート25及びLCDパネル26を設けると、LED素子23とLCDパネル26の距離差はかなり大きくなっていた。そのため、LED素子23の光利用効率が下がり、より多くのLED素子23を必要とした。
しかし、図6に示した本実施形態のバックライト11の断面図より、基板12Aのくし歯形状に切り抜かれた部分に、キャビネット6上に直接CCFL素子取付け部材8を配置することが可能となる。そのため、LED素子3は基板12A上に搭載され、CCFL素子4はキャビネット6上にCCFL素子取付け部材8を介して取付けられる。その結果、図6で示すように、本実施形態に係るバックライト11は、LED素子3の発光面とCCFL素子4の距離差fを小さくすることができ、バックライト1の厚みを抑えることが可能になる。そして、バックライト1の厚みが抑えられることにより、バックライト1にLCDパネルを近づけて設けることが可能になるので、少ない個数のLED素子3でLCDパネル上の光度を維持することも可能になる。
また、本実施形態のバックライト製造方法では、予め基板12上にLED素子3を密集させて搭載するため、搭載作業を効率良く行うことができる。
なお、基板12A及び12Bは、本実施形態では1枚の基板12から作成するため、便宜上くし歯形状基板としているがこれに限られない。つまり、基板12A及び12Bは、CCFL素子4をキャビネット6上に搭載可能な形状であればよい。例えば、基板12をCCFL素子4の形状に複数抜取ったものであってもよい。
図11は基板12上に基板分割位置9に沿って切込みが設けられていることを示す図である。
上述したように、基板12は、LED素子3が搭載された後、基板12A及び12Bの2つのくし歯形状基板に切断される。
そのため、LED素子3を密集させて搭載した基板12を切断する必要があり、くし歯形状に高精度に切断するのは高度な技術を要する。そこで、予め基板12に、切断部分である基板分割位置9に沿って、ニッパーの刃先が入る程度の切込みを設けておく。そうすることにより、LED素子3を搭載した後、基板12を容易にニッパー等で切断することが可能になり、効率的に製造することが可能になる。
本実施形態では、ニッパー等で基板12を端から切断する方法について述べたが、本発明はこれに限られない。つまり、基板12は、金型等を用いて型を抜くように切断しても構わない。
以上のように、上記バックライト11はさらに互いに並行に配置された複数のCCFL素子4を備え、上記複数のLED素子3は、くし歯形状基板に搭載され、CCFL素子4は、上記くし歯形状の基板12A及び12Bにおけるくし歯の間隙部分に搭載されていてもよい。
上記方法によると、CCFL素子4は、上記くし歯形状の基板12A及び12B上ではなく、上記くし歯形状の基板12A及び12Bにおけるくし歯形状の間隙部分に搭載される。そのため、CCFL素子4と、上記くし歯形状の基板12A及び12B上に搭載されたLED素子3の発光面が近くなるため、バックライト11の厚みを薄くすることが可能である。そのため、バックライト11の光による照射対象物を光源に接近させて設けることが可能になり、LED素子3及びCCFL素子4の光利用効率が高くなる。
また、本発明に係るバックライト製造方法では、一枚の基板を2つのくし歯形状部分に分類することにより上記くし歯形状基板を作成してもよい。
上記方法により、1枚の基板から2枚のくし歯形状基板を作成することが可能になり、コストを削減することができる。
また、バックライトを構成する1枚の基板として用いられていた上記基板は、2枚分の基板として使用することが可能になり、コストを削減することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明により、バックライトを構成する基板内及び基板間における光度差を抑制することができ、面内光度分布に関し均一性を有したバックライトを製造することが可能になる。そのため、本発明は、液晶TV、液晶ディスプレイ、液晶モニタ等のLCDパネルに映像を表示するための光源として用いられる、CCFL素子とLED素子を組み合わせたバックライトに好適に利用することができる。
本実施形態に係るバックライトを構成する基板を示した平面図である。 小ブロックに含まれるLED素子の集合体と、これらLED素子によって照射されるLCDパネル上の領域である照射エリアとの関係を示す斜視図である。 小ブロック間の照射エリアの光度差を示す斜視図である。 小ブロック間の照射エリアの光度が均一なことを示す斜視図である。 第2実施形態に係るバックライトの構成を示した平面図である。 図5のA−A’部分の断面を矢印の向きに見たときの断面図である。 1枚の基板から、2枚のくし歯形状基板を作成する場合のLED素子搭載位置を示した図である。 基板の分割前後の状態を示した平面図である。 分割後の一方の基板を示した平面図である。 分割後の他方の基板を示した平面図である。 基板上に基板分割位置に沿って切込みが設けられていることを示す図である。 LED素子と直管状のCCFL素子とを備えたバックライトにおけるLED素子搭載位置とCCFL素子搭載位置とを示した平面図である。 図12の各搭載位置にLED素子及びCCFL素子を搭載したバックライトの構成を示した平面図である。 バックライトを用いた液晶表示装置の構成を示した断面図である。 図14の液晶表示装置において、バックライトによって照射されたLCDパネル上に現れた光度差を示した図である。
符号の説明
1 バックライト
2 基板
3 CCFL素子(線状発光素子)
4 LED素子(点状発光素子)
5 照射エリア
6 キャビネット
7 基板取付け部材
8 CCFL素子取付け部材
9 基板分割位置
10 切込み
11 バックライト
12 基板
12A くし歯形状に分割された基板
12B くし歯形状に分割された基板
a1〜a240 LED素子搭載位置
b1〜b240 LED素子搭載位置
c1〜c60 小ブロック(区画)
d1〜d60 小ブロック(区画)
e1〜e9 CCFL素子搭載位置

Claims (6)

  1. 平面的に配置された複数の点状発光素子を備えたバックライトの製造方法であって、
    光度に応じて複数のランクに分類された点状発光素子を用いるとともに、
    上記点状発光素子の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各区画に対して、少なくとも2つの異なるランクに分類される点状発光素子を搭載し、
    上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの組合せを一致させることを特徴とするバックライト製造方法。
  2. 平面的に配置された複数の点状発光素子を備えたバックライトの製造方法であって、
    光度に応じて複数のランクに分類され、かつ、各ランクにおける光度の中心値が既知である点状発光素子を用いるとともに、
    上記点状発光素子の搭載位置が同数ずつ含まれるように区切ったときの各区画に対して、少なくとも2つの異なるランクに分類される点状発光素子を搭載し、
    上記各区画に搭載する点状発光素子のランクの光度の中心値の合計を略均等にすることを特徴とするバックライト製造方法。
  3. 上記バックライトはさらに互いに並行に配置された複数の線状発光素子を備え、
    上記複数の点状発光素子は、上記線状発光素子の形状が切取られた基板に搭載され、
    上記線状発光素子は、上記基板の切取られた部分に搭載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックライト製造方法。
  4. 一枚の基板を2つのくし歯形状部分に分割することにより上記基板を作成することを特徴とする請求項3に記載のバックライト製造方法。
  5. 上記基板には、上記基板を分割するための切断部分に沿った切込み部分と、上記基板の一体性を保つための接続部分とが形成されていることを特徴とする請求項3に記載のバックライト製造方法。
  6. 互いに平行に配置された複数の線状発光素子と、上記複数の線状発光素子の間隙に配置された複数の点状発光素子とを備えたバックライトにおいて、
    上記線状発光素子の形状が切取られ、当該切取られた部分以外の部分に上記複数の点状発光素子を搭載した基板を備え、
    上記線状発光素子は、上記基板の切取られた部分に配置されていることを特徴とするバックライト。
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