JP2007063913A - 土壌処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転半径方向に拡縮可能の土壌掘削刃ヘッド11、土壌攪拌翼12及び添加物吐出口111a〜111cを有する回転ヘッド1を備えた土壌処理装置Aであり、回転ヘッドも支持駆動装置2を備えており、回転ヘッド1は、掘削刃ヘッド11を支持する内側軸13と、土壌攪拌翼12を支持して内側軸13に昇降可能に外嵌された外側軸15と、外側軸15の昇降に連動させて掘削刃ヘッド11を縮小拡大させる連動機構と、外側軸15の昇降に連動させて土壌攪拌翼12を縮小拡大させる連動機構とを備え、回転ヘッドの支持駆動装置2は、土壌掘削刃ヘッド支持駆動部21と、外側軸支持昇降駆動部3と、外側軸回転駆動部22とを含んだ土壌処理装置。
【選択図】 図2
Description
(1)汚染された土壌を土留め壁(乃至遮水壁)を構築して掘り起こし、地上へ搬出しなければならず、地上には汚染土壌処理用の場所を設けなければならず、これらの作業は大がかりとなり、さらに地上への汚染土壌の搬出、土壌処理場所への汚染土壌の搬入、処理後の土壌の埋め戻し等に種々の土壌運搬、搬送用機器も必要となり、全体として、工数が増え、工期が長くなり、ひいては工費が高くつく。
(2)処理すべき汚染土壌は地表やそれに近い位置よりも深い位置にあることが多いが、処理する必要のない表層土壌までも掘り起こし、再び埋め戻さなければならない。従ってそれだけ作業や使用添加物等の無駄が多くなり、ひいては工費が無駄に、余分にかかってしまう。
(3)処理する必要のない安定地盤状態にある表層土壌までも掘り起こし、埋め戻すことになるので、埋め戻し後の土地表層での十分な地盤強度が得られなくなる。この問題を解消しようとすると、所定の地盤強度を得るために添加物としてセメント系固化材等を多く添加することが必要となり、それだけコスト高となる。
また本発明は、かかる土壌処理装置であって、土壌攪拌翼の損傷を抑制して安全に土壌処理を行える土壌処理装置を提供することを第2の課題とする。
土壌掘削刃ヘッド及びその上方に配置された土壌攪拌翼を有するとともに、土壌処理用添加物を土壌中へ注入するための添加物吐出口を有し、該土壌掘削刃ヘッド及び土壌攪拌翼がいずれも回転半径方向に拡縮可能である回転ヘッドを備えた土壌処理装置であり、
前記回転ヘッドを支持し、前記土壌掘削刃ヘッドの回転駆動及び拡縮駆動並びに前記土壌攪拌翼の回転駆動及び拡縮駆動を行う回転ヘッド支持駆動装置を備えており、
前記回転ヘッドは、
下端部に前記土壌掘削刃ヘッドを支持する内側軸と、
外側部位に前記土壌攪拌翼を支持し、前記内側軸に昇降可能に外嵌された外側軸と、
前記土壌掘削刃ヘッドを、前記外側軸の前記内側軸に対する上昇動作に連動させて縮小させて縮小姿勢におくことができ、下降動作に連動させて拡大させて拡大姿勢におくことができる第1連動機構と、
前記外側軸の前記内側軸に対する昇降動作に連動させて前記土壌攪拌翼を縮小拡大させる第2連動機構であって、該外側軸が該内側軸に対し上昇することで前記第1連動機構により前記土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢をとると該土壌攪拌翼を縮小姿勢に維持することができ、該外側軸が該内側軸に対し下降することで前記第1連動機構により該土壌掘削刃ヘッドが拡大姿勢をとると該土壌攪拌翼を拡大姿勢におくことができる第2連動機構とを含んでおり、
前記回転ヘッド支持駆動装置は、前記内側軸を支持することで前記土壌掘削刃ヘッドを支持するとともに該内側軸を介して該土壌掘削刃ヘッドを回転駆動する掘削刃ヘッド支持駆動部と、前記外側軸を支持して前記内側軸に対し昇降させることで、前記第1連動機構にて該土壌掘削刃ヘッドを、前記第2連動機構にて前記土壌攪拌翼を、それぞれ縮小拡大させる外側軸支持昇降駆動部と、前記外側軸を回転駆動することで前記土壌攪拌翼を回転駆動する外側軸回転駆動部とを含んでいる
土壌処理装置である。
まず、回転ヘッドを回転ヘッド支持駆動装置で支持した状態で処理対象土壌層上方の地上に配置する。
回転ヘッド支持駆動装置は例えば昇降装置に取り付ければよい。例えば地上の支柱に昇降可能に取り付ければよい。かくして回転ヘッドを該支柱に沿って昇降可能に配置できる。かかる支柱は自走車に搭載されているものでもよいし、地上に立設されたもの等でもよい。
土壌掘削刃ヘッド及び土壌攪拌翼の縮小は、外側軸支持昇降駆動部により、回転ヘッドの外側軸を内側軸に対し上昇させておくことで、第1連動機構により土壌掘削刃ヘッドを縮小姿勢におき、第2連動機構により土壌攪拌翼を縮小姿勢におくことで行える。
土壌攪拌翼については、外側軸回転駆動部にて回転駆動する。この土壌処理時には、土壌攪拌翼は、土壌の効率的な攪拌、後述する土壌処理用添加物と土壌との効率的な混合のために、土壌に剪断力が加わるように、土壌掘削刃ヘッドとは反対方向に回転させるか、或いは同方向に、且つ、土壌掘削刃ヘッドとは異なる回転速度で回転させてもよい。
また、土壌処理用の添加物を回転ヘッドの添加物吐出口へ供給し、そこから処理対象土壌中へ注入し、該添加物と該土壌を混合攪拌する。
添加物吐出口は、回転ヘッドの土壌掘削刃ヘッドに設ける場合を代表例として挙げることができる。
土壌処理における添加物の投入タイミングについては、処理対象土壌層の一通りの掘削、攪拌が終わったあとでもよいが、処理対象土壌層の掘削、攪拌処理の進行中に添加物の添加を開始してもよい。要するに土壌を処理できる適当なタイミングを選んで添加すればよい。
また、前記回転ヘッドは前記添加物吐出口を複数有していてもよく(例えば少なくとも三つ有していてもよく)、前記添加物供給装置は、該複数の添加物吐出口のそれぞれに対し該添加物吐出口に連通する、土壌処理用添加物の供給路を有していてもよい。
前記内側軸とともに回転可能且つ該内側軸に対し昇降可能に該内側軸に設けられ、前記外側軸の下端部に、該下端部に対し回動可能に支持されたスライダと、
該スライダを前記土壌掘削刃ヘッドの可動部に連結するリンク機構であって、前記外側軸の昇降に伴い該スライダが前記内側軸に対し昇降することで前記土壌掘削刃ヘッドの可動部を閉じ又は開いて該土壌掘削刃ヘッドを縮小又は拡大させるリンク機構とを含むものを例示できる。
前記土壌攪拌翼の一端部から、前記外側軸壁を貫通して前記中間部材へ延びる拡縮規制アームとを含んでおり、
前記中間部材は、前記外側軸壁方向に開放された凹部を有し、該凹部に前記土壌攪拌翼の拡縮規制アームを受入れ係合させており、前記内側軸に対する下降限度が該内側軸上の下限ストッパにて定められており、
前記中間部材位置制御バネは、
前記中間部材に下方へ向け押圧力を付与し、前記外側軸が前記内側軸に対して上昇することで前記土壌攪拌翼の拡縮規制アーム及び該アームが係合した前記中間部材が引き上げられるとともに前記土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢をとると、前記中間部材を前記内側軸に対する上昇限度におくとともに該中間部材の凹部に前記拡縮規制アームを相対的に下方へ押圧させた状態で前記土壌攪拌翼を縮小姿勢に維持し、前記外側軸が前記内側軸に対して下降することで前記土壌攪拌翼の拡縮規制アームが下降するとともに前記土壌掘削刃ヘッドが拡大姿勢をとると、前記中間部材を前記内側軸上の下限ストッパへ押圧するとともに該中間部材の凹部に前記拡縮規制アームを相対的に上方へ押圧させて前記土壌攪拌翼を拡大姿勢におく、そのような連動機構である。
前記内側軸上に設けたバネ受け部と前記中間部材との間に嵌装され、前記外側軸の内側軸に対する上昇により前記土壌攪拌翼の拡縮規制アーム及び該アームが係合した前記中間部材が引き上げられるとともに前記土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢をとると、該中間部材に押圧されて該中間部材を前記上昇限度におく第1の圧縮バネと、
前記外側軸上に設けたバネ受け部と前記中間部材との間に嵌装され、前記外側軸の内側軸に対する下降により前記土壌掘削刃ヘッドが拡大姿勢をとると、前記内側軸上の下限ストッパに当接する該中間部材に該外側軸上のバネ受け部にて押圧される第2の圧縮バネとを含んでいるものを例示できる。
また、既述のとおり、土壌攪拌翼が損傷するといった事態の発生を抑制して、それだけ安全に土壌処理を行えるようにすることも可能である。
土壌浄化処理に用いる添加物(添加剤)は、土壌汚染物質や浄化した土壌、土地の利用の仕方などによって選ばれるものであって、特に限定されるものではない。
例えば、アルカリ〔 Ca(OH)2、CaO 、NaOH、Mg(OH)2 など〕、酸(H2SO4 、
HCl 、H3PO4 など)、塩〔CaCO3 、Ca(HCO3)2 、Na2CO3、NaHCO3、CaCl2 、
NaHSO4、CaSO4 、Na4SiO4 、Na3PO4、Na2HPO4 、NaH2PO4 など〕、酸化剤〔H2O2、KMnO4 、NaMnO4、O3、NaClO 、Ca(ClO)2、Na2S2O4 など〕、還元剤〔Na2SO3、NaHSO3、Na2S2O3 、アスコルビン酸(Na 塩) 、FeCl2 、FeSO4 、鉄粉など〕、不溶化剤〔Fe(II)塩、Fe(III) 塩、Al塩、Mg塩、Na2S、CaS など〕、キレート剤(ジチオカルバミン酸塩系化合物、トリアジン系化合物など)、固化剤(セメント、焼きセッコウ、ポゾラン、珪酸塩など)、微生物、微生物の栄養剤などである。
これらを単独あるいは複数用いることができる。複数用いる場合、これらを同時に添加する場合と順次添加する場合がある。順次添加する場合、その添加順序は特に限定されるものではない。また、これらの添加形態は溶液、懸濁液、粉体、固体、気体のいずれでもよい。添加量も特に限定されるものではない。
また、地盤改良に採用できる添加物として、セメント系固化材、石灰系固化材、石こう系固化材等を例示できる。
また本発明によると、かかる土壌処理装置であって、土壌攪拌翼の損傷を抑制して安全に土壌処理を行える土壌処理装置を提供することができる。
〔1〕回転ヘッド1について(図1〜図5参照)
回転ヘッド1は、土壌掘削刃ヘッド11及びその上方に配置された土壌攪拌翼12を備えている。土壌掘削刃ヘッド11は、土壌掘削刃11aを備えた固定部111と、土壌掘削刃11bを備えた可動部112とからなっている。固定部111は内側軸13の下端に固定的に取り付けられている。固定部111の直ぐ上で内側軸13にリング部材113が嵌合固定されており、可動部112はその一端部が部材113に回動可能に連結されていることで、内側軸13に回動可能に連結されている。
なお、掘削刃ヘッド11の固定部111には、三つの添加物吐出口111a、111b及び111cがそれぞれ設けられている。
中間部材16は、中央円筒孔161を有しているとともに、凹溝部162が上下3段に、間隔を開けて周設されたものである。各凹溝部162は外側軸15に向け横方向に開放されている。中央円筒孔161の内面には、円筒形状の摺動用部材161aが設けられている。この中間部材16は、摺動用部材161aを設けた中央円筒孔161の部分で内側軸13に外嵌されており、内側軸13及び外側軸15に対し、相対的に昇降可能である。また、中間部材16は、その下端に、内側軸13に対し昇降可能に嵌合されたリング部材163を保持している。このリング部材163は、後述するように、中間部材16が内側軸13に沿って下降したとき、前記内側軸13上のキーKに当接して、該キーKとともに中間部材16の下降限度を定める。
さらに言えば、上段翼12(12a)の拡縮規制アーム121は、中間部材16の上段凹溝部162内へ嵌入し、中段翼12(12b)の拡縮規制アーム121は、中間部材16の中段凹溝部162内へ嵌入し、下段翼12(12c)の拡縮規制アーム121は、中間部材16の下段凹溝部162内へ嵌入している。
上下に隣り合う凹溝部162の間の凹所162’には、必要に応じ、グリース等の潤滑剤或いは摺動部材を配置してもよい。
これら第1、第2のバネ17、18はいずれも中間部材16に下方への押圧力を付与するバネである。
本例では、掘削刃ヘッド11及び土壌攪拌翼12が拡大姿勢をとるとき、第2バネ18は、そのコイルが接触しあって圧縮限度をとる。一方、第1バネ17はほぼ自然長となる。
回転ヘッド支持駆動装置2は、図1、図2に示すように、
内側軸13を支持することで掘削刃ヘッド11を支持するとともに該掘削刃ヘッド11を土壌掘削方向に回転駆動する掘削刃ヘッド支持駆動部21、
外側軸15を支持して内側軸13に対し昇降させることで掘削刃ヘッド11及び土壌攪拌翼12を縮小拡大させる外側軸支持昇降駆動部3、
外側軸15を回転駆動する外側軸回転駆動部22等を含んでいる。
さらに説明すると、ギアボックスGBはモータM1に一対の油圧作動のピストンシリンダ装置PCにて吊り下げ支持されている。ギアボックスGB内には大歯車G1が回転可能に設けられており、これに前記の外側中間軸150の上端が接続固定されている。またギアボックスGB内には大歯車G1に噛み合う小歯車G2が設けられており、これはボックスGBに搭載されたモータM2にて正逆回転駆動可能である。掘削刃ヘッド駆動軸(内側軸)13に接続された内側中間軸130やボックス継ぎ手20はギアボックスGB及びその中の大歯車G1を貫通でき、それらに対し回転可能且つ昇降可能となっている。
このことから分かるように、ピストンシリンダ装置PC、ギアボックスGB、外側中間軸150等は、外側軸支持昇降駆動部3を構成している。
また、掘削刃ヘッド11は内側軸13、内側中間軸130及びボックス継ぎ手20を介してモータM1に支持されている。土壌攪拌翼12は外側軸15、外側中間軸150、大歯車G1、ギアボックスGB、ピストンシリンダ装置PCを介してモータM1に支持されている。
添加物供給装置4は、図1、図2及び図8に示すように、モータM1の回転軸ms部分に設けられたそれ自体は既に知られているスイベル装置31及びボックス継ぎ手20の上側部材201の中間部に設けられたそれ自体は既に知られているスイベル装置32とを含んでいる。
なおボックス継ぎ手20におけるSR1、SR2、SR3は添加物の漏れを防止するシールリングである。
土壌処理装置Aは自走車Vに搭載されて、例えば、図9及び図10(A)に示すように処理対象土壌層40上方の地表5の上に配置される。
このとき掘削刃ヘッド11及び土壌攪拌翼12は、図1及び図3にも示すようにピストンシリンダ装置PCを縮めて、回転ヘッド1における外側軸15を内側軸13に対し上昇させておくことで縮小姿勢としておく。すなわち回転ヘッド1の全体を縮小状態にしておく。
かくして図10(B)に示すように、回転ヘッド1を地表5から処理対象土壌層40へ向けて、途中の土壌6をそれがある位置で掘削し、攪拌し、ほぐしながら進入させる。この掘削、攪拌しながらのヘッド進入は、掘削刃ヘッド11の例えば第1添加物吐出口111aから土壌中へ水等を注入しながら行ってもよい。
この作業も、掘削刃ヘッド11の例えば第1添加物吐出口111aから土壌中へ水等を注入しながら行ってもよい。
なお、土壌層40の処理においては、必要に応じ、回転ヘッド1を該層40中で繰り返し昇降させてもよい。
このように処理された土壌の上には図12に例示するように家屋等HSを構築して安全に使用することができる。なお図11及び図12において42は地表5から処理された土壌41に至る回転ヘッド1の移動後の土壌である。
また、添加物の態様としては、液体や液状のものに限定されるものではなく、粉体添加物でもよく、場合によってはガス添加物その他でもよい。粉体添加物は例えば空気搬送により供給することができる。
なお、土壌処理装置Aによる土壌処理においては、必要に応じ、回転ヘッド1を地上へ一旦退出させ、処理対象土壌をサンプリングして(試料として採取して)土壌処理状態を検査することができる。このとき、回転ヘッド1を縮小状態として地上へ退出させる。土壌処理のために再び回転ヘッドを処理対象土壌層へ進入させ、さらなる土壌処理を行うときの手順は当初の回転ヘッド進入等の手順と同様である。
1 回転ヘッド
11 土壌掘削刃ヘッド
11a、11b 土壌掘削刃
111 固定部
112 可動部
113 リング部材
114 対リンク
12 土壌攪拌翼
12a 上段土壌攪拌翼
12b 中段土壌攪拌翼
12c 下段土壌攪拌翼
120 受け部材
121 拡縮規制アーム
13 内側軸
131 内側軸13の太径部
132 バネ受け部
K キー
14 スライダ
15 外側軸
151 軸15の下端部
152 バネ受け部
16 中間部材
161 中央円筒孔
161a 摺動用部材
162 凹溝部
162’ 凹溝部162間の凹所
163 リング部材
164 仕切り筒
165 リング部材
16a 突起部
17 第1圧縮バネ
18 第2圧縮バネ
2 回転ヘッドの支持駆動装置
4 土壌処理用添加物の添加装置
21 掘削刃ヘッド支持駆動部
22 外側軸回転駆動部
130 内側中間軸
Ka キー
20 ボックス継ぎ手
M1 モータ
202 ボックス継ぎ手の下側部材
201 ボックス継ぎ手の上側部材
201’ 上端部
ms モータM1の回転軸
200 継ぎ手
K1、K2 キー
150 外側中間軸
GB ギアボックス
G1 大歯車
G2 小歯車
M2 モータ
PC ピストンシリンダ装置
3 外側軸支持昇降駆動部
SL スライダ
V 自走車
CL 支柱
RL レール
SP 軸受け部
m1、m2 滑車装置
VPC ピストンシリンダ装置
4 土壌処理用添加物供給装置
31、32 スイベル装置
311 筒部材
311a 環状凹溝
312 添加物流通孔
H1、H2、H3 添加物供給ホース
2011、2021 孔
BR ベアリング
321 筒状部材
321a、321b 環状凹溝
322、323 添加物流通孔
P1、P2、,3 添加物の流通管
SR1、SR2、SR3 シールリング
40 処理対象土壌層
5 地表
6 途中の土壌
41 土壌処理箇所
HS 家屋等
41 処理された土壌
42 途中土壌
Claims (6)
- 土壌掘削刃ヘッド及びその上方に配置された土壌攪拌翼を有するとともに、土壌処理用添加物を土壌中へ注入するための添加物吐出口を有し、該土壌掘削刃ヘッド及び土壌攪拌翼がいずれも回転半径方向に拡縮可能である回転ヘッドを備えた土壌処理装置であり、
前記回転ヘッドを支持し、前記土壌掘削刃ヘッドの回転駆動及び拡縮駆動並びに前記土壌攪拌翼の回転駆動及び拡縮駆動を行う回転ヘッド支持駆動装置を備えており、
前記回転ヘッドは、
下端部に前記土壌掘削刃ヘッドを支持する内側軸と、
外側部位に前記土壌攪拌翼を支持し、前記内側軸に昇降可能に外嵌された外側軸と、
前記土壌掘削刃ヘッドを、前記外側軸の前記内側軸に対する上昇動作に連動させて縮小させて縮小姿勢におくことができ、下降動作に連動させて拡大させて拡大姿勢におくことができる第1連動機構と、
前記外側軸の前記内側軸に対する昇降動作に連動させて前記土壌攪拌翼を縮小拡大させる第2連動機構であって、該外側軸が該内側軸に対し上昇することで前記第1連動機構により前記土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢をとると該土壌攪拌翼を縮小姿勢に維持することができ、該外側軸が該内側軸に対し下降することで前記第1連動機構により該土壌掘削刃ヘッドが拡大姿勢をとると該土壌攪拌翼を拡大姿勢におくことができる第2連動機構とを含んでおり、
前記回転ヘッド支持駆動装置は、前記内側軸を支持することで前記土壌掘削刃ヘッドを支持するとともに該内側軸を介して該土壌掘削刃ヘッドを回転駆動する掘削刃ヘッド支持駆動部と、前記外側軸を支持して前記内側軸に対し昇降させることで、前記第1連動機構にて該土壌掘削刃ヘッドを、前記第2連動機構にて前記土壌攪拌翼を、それぞれ縮小拡大させる外側軸支持昇降駆動部と、前記外側軸を回転駆動することで前記土壌攪拌翼を回転駆動する外側軸回転駆動部とを含んでいる
ことを特徴とする土壌処理装置。 - 前記土壌掘削刃ヘッドは、該ヘッドの少なくとも一部が、その一端部で前記内側軸に対し回動可能に連結され、他端部が上下方向に回動して閉じ姿勢又は開き姿勢をとることができる可動部とされており、該可動部の開閉により土壌掘削刃ヘッド全体が回転ヘッド半径方向に拡縮可能であり、
前記第1連動機構は、
前記内側軸とともに回転可能且つ該内側軸に対し昇降可能に該内側軸に設けられ、前記外側軸の下端部に、該下端部に対し回動可能に支持されたスライダと、
該スライダを前記土壌掘削刃ヘッドの可動部に連結するリンク機構であって、前記外側軸の昇降に伴い該スライダが前記内側軸に対し昇降することで該土壌掘削刃ヘッドの可動部を閉じ又は開いて該土壌掘削刃ヘッドを縮小又は拡大させるリンク機構とを含んでいる請求項1記載の土壌処理装置。 - 前記土壌攪拌翼は、一端部で前記外側軸の外側部位に回動可能に連結されて他端部が上下方向に回動可能とされていることで、回転ヘッド半径方向に縮小拡大可能であり、
前記第2連動機構は、
前記内側軸及び外側軸間に配置された、該内側軸及び外側軸に対し相対的に昇降可能の中間部材及び該中間部材位置制御バネと、
前記土壌攪拌翼の一端部から、前記外側軸壁を貫通して前記中間部材へ延びる拡縮規制アームとを含んでおり、
前記中間部材は、前記外側軸壁方向に開放された凹部を有し、該凹部に前記土壌攪拌翼の拡縮規制アームを受入れ係合させており、前記内側軸に対する下降限度が該内側軸上の下限ストッパにて定められており、
前記中間部材位置制御バネは、
前記中間部材に下方へ向け押圧力を付与し、前記外側軸が前記内側軸に対して上昇することで前記土壌攪拌翼の拡縮規制アーム及び該アームが係合した前記中間部材が引き上げられるとともに前記土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢をとると、前記中間部材を前記内側軸に対する上昇限度におくとともに該中間部材の凹部に前記拡縮規制アームを相対的に下方へ押圧させた状態で前記土壌攪拌翼を縮小姿勢に維持し、前記外側軸が前記内側軸に対して下降することで前記土壌攪拌翼の拡縮規制アームが下降するとともに前記土壌掘削刃ヘッドが拡大姿勢をとると、前記中間部材を前記内側軸上の下限ストッパへ押圧するとともに該中間部材の凹部に前記拡縮規制アームを相対的に上方へ押圧させて前記土壌攪拌翼を拡大姿勢におく請求項1又は2記載の土壌処理装置。 - 前記中間部材位置制御バネは、
前記内側軸上に設けたバネ受け部と前記中間部材との間に嵌装され、前記外側軸の内側軸に対する上昇により前記土壌攪拌翼の拡縮規制アーム及び該アームが係合した前記中間部材が引き上げられるとともに前記土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢をとると、該中間部材に押圧されて該中間部材を前記上昇限度におく第1の圧縮バネと、
前記外側軸上に設けたバネ受け部と前記中間部材との間に嵌装され、前記外側軸の内側軸に対する下降により前記土壌掘削刃ヘッドが拡大姿勢をとると、前記内側軸上の下限ストッパに当接する該中間部材に該外側軸上のバネ受け部にて押圧される第2の圧縮バネとを含んでいる請求項3記載の土壌処理装置。 - 前記第1の圧縮バネ及び前記第2の圧縮バネは、前記外側軸の内側軸に対する下降により前記土壌掘削刃ヘッド及び土壌攪拌翼を縮小姿勢から拡大姿勢へ向け拡大させるとき、該土壌掘削刃ヘッドが縮小姿勢にある状態から拡大開始した後に該土壌攪拌翼が拡大開始し、且つ、該土壌掘削刃ヘッド及び土壌攪拌翼のそれぞれの拡大途中においては、該土壌攪拌翼の拡大途中半径が該土壌掘削刃ヘッドの拡大途中半径を超えないように該土壌掘削刃ヘッド及び土壌攪拌翼が拡大姿勢へ向け拡大していくように、前記中間部材位置を制御する請求項4記載の土壌処理装置。
- 土壌処理用添加物を前記回転ヘッドの添加物吐出口へ供給する添加物供給装置を備えている請求項1から5のいずれかに記載の土壌処理装置。
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