JP2007063818A - 携帯機 - Google Patents

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Mari Suyama
真理 陶山
Masato Nishikawa
正人 西川
Atsushi Mizutani
敦 水谷
Akira Hashimoto
亮 橋本
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Abstract

【課題】 携帯時のスタイルの自由度を増大することができる携帯機を提供する。
【解決手段】 携帯機10は、ユーザの身体に装着可能なホルダ部13と、ホルダ部13に対して着脱自在な通信ユニット11とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信機能を有する携帯機に関するものである。
近年、身体に装着される携帯機と相手側の通信装置との間で、人体を流れる微小電流により人体を媒体として通信を行う生体通信を利用した通信システムが提案されている(例えば特許文献1など)。この種の通信システムに使用される携帯機は、外面に露出する電極を有する通信ユニットを備えており、ユーザの人体にその電極が接触するように装着される。そして、ユーザがその携帯機を装着した状態で、相手側の通信装置の電極に接触することにより、様々な制御を行うことが可能である。例えば、自動車のキーレスエントリシステムにおいて、車体に設けられる相手側の通信装置の電極に接触することで、IDコードの照合によりドアロックの解除等を行うことが提案されている。
特開2003−188833号公報
ところで、こうした携帯機は、通信ユニットの電極を人体に確実に接触させるべく、人体としての前腕部に装着可能なベルト状のホルダ部に通信ユニットを固着した、腕時計型に限定されている。従って、このような腕時計型の携帯機では、身体への装着位置や意匠が一様であるために、例えば携帯時のユーザの服装に合わせてこれら装着位置や意匠を選択・変更するといったスタイルの自由度がなかった。特に、ユーザによっては、当該装着位置(前腕部)に常に接触するもの(携帯機)を身に着けることを嫌ったり、身に着けることに制約を受けることがあったりして、装着位置を自由に選択できる携帯機が望まれていた。
本発明の目的は、携帯時のスタイルの自由度を増大することができる携帯機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザの身体に装着可能なホルダ部と、該ホルダ部に対して着脱自在な通信ユニットとを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、例えば、前記ホルダ部として、身体への装着位置や意匠の異なる各種タイプのホルダ部を選択肢として予め用意しておき、ユーザにあっては選択したいずれか1つのタイプのホルダ部に前記通信ユニットを取着して携帯機として携帯し、あるいは当該ホルダ部から前記通信ユニットを取り外して他のタイプのホルダ部に該通信ユニットを取着して携帯機として携帯することで、携帯時のスタイルの自由度が増大される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記ホルダ部は、弾性材からなり、前記通信ユニットが内挿される収容凹部及び該内挿された通信ユニットを抜け止めする係止部を有していることを要旨とする。
同構成によれば、前記通信ユニットは、前記収容凹部に内挿されていることで、外部への露出が抑制される。このため、前記通信ユニットの外観形状を変更したとしても、携帯機としての意匠に及ぼす影響が低減されることになり、該通信ユニットの設計の自由度が増大される。また、前記収容凹部に内挿された通信ユニットは、前記係止部により抜け止めされることで前記ホルダ部からの脱落が防止される。さらに、前記通信ユニットは、前記ホルダ部(係止部)を弾性変形させることで、前記ホルダ部に対して簡単に着脱される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯機において、前記通信ユニットは、ユーザの人体に接触する電極を有し、人体を媒体とする生体通信を行うことを要旨とする。
同構成によれば、前記電極を接触させるべく、ユーザの人体に密着して装着される携帯機(ホルダ部)の、携帯時のスタイルの自由度が増大される。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の携帯機において、前記通信ユニットは、ユニット側係合片を有し、前記ホルダ部は、前記ユニット側係合片が挿通されるホルダ側係合孔を有し、前記通信ユニットは、前記ホルダ側係合孔及び該ホルダ側係合孔に挿通された前記ユニット側係合片間の相対回動に伴い該ユニット側係合片が前記ホルダ側係合孔の周縁部に係止されて、前記ホルダ部から抜け止めされることを要旨とする。
同構成によれば、前記通信ユニットは、前記ホルダ側係合孔及び該ホルダ側係合孔に挿通された前記ユニット側係合片間の相対回動に伴い該ユニット側係合片が前記ホルダ側係合孔の周縁部に係止されて、前記ホルダ部から抜け止めされることで前記ホルダ部からの脱落が防止される。このように、前記通信ユニットは、前記ホルダ部に対して簡単に着脱される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の携帯機において、前記ユニット側係合片は電極であり、前記ホルダ部は、導体からなり、前記ユニット側係合片が前記ホルダ側係合孔の周縁部に係止されることで前記電極に短絡されており、前記通信ユニットは、ユーザの人体に前記電極又は前記ホルダ部が接触することで、人体を媒体とする生体通信を行うことを要旨とする。
同構成によれば、前記電極又は該電極に短絡された前記ホルダ部を接触させるべく、ユーザの人体に密着して装着される携帯機(ホルダ部)の、携帯時のスタイルの自由度が増大される。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯機において、前記通信ユニットの外面に対して着脱自在な装飾部を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、例えば、前記装飾部として、意匠の異なる装飾部を選択肢として予め用意しておき、ユーザにあっては選択したいずれか1つの意匠の装飾部を前記通信ユニットの外面に取着して携帯機として携帯し、あるいは当該通信ユニットの外面から前記装飾部を取り外して他の意匠の装飾部を該通信ユニットの外面に取着して携帯機として携帯することで、携帯時のスタイルの自由度が増大される。
以上詳述したように、請求項1乃至6に記載の発明では、携帯時のスタイルの自由度を増大することができる携帯機を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図面に従って説明する。図1は、本実施形態の携帯機10を示す部分断面図である。この携帯機10は、これを装着したユーザが、操作に係る相手側(以下、外部操作機器という)の通信装置の電極に接触することで、当該通信装置との間で人体を媒体とする周知の通信(生体通信)を行う。同図に示されるように、この携帯機10は、通信ユニット11と、装飾部としてのアクリル樹脂からなるオーナメント12と、例えばエラストマなどの弾性材にてベルト状に形成されたホルダ部13とを備えている。
図2は、前記通信ユニット11を分解して示す斜視図である。同図では、便宜的に前記オーナメント12を併せて図示している。同図に示されるように、樹脂材にて有蓋円筒状に形成されたアッパケース21には、その開口側(図2の下側)に対向して同軸上に配置された樹脂材からなるミドルケース22が結合されている。なお、ミドルケース22は、上記アッパケース21の外径と同等の外径を有する本体部22aを有しており、同本体部22aに載置される態様で前記アッパケース21が軸方向に重ね合わされている。そして、これらアッパケース21及びミドルケース22間に形成される空間には、給電用の電池(図示省略)が収容される。つまり、この電池は、上記アッパケース21及びミドルケース22を分解することで、ユーザ自身で容易に交換できるようになっている。また、上記ミドルケース22には、電池の収容空間から区画される態様で通信等に係る回路基板(図示省略)が収容される。
前記ミドルケース22の一側端面(図2における下面)には、同軸上に配置された樹脂材からなるロアケース23が結合されている。なお、ロアケース23は、上記ミドルケース22の外径よりも小さい外径を有している。従って、軸方向に重ね合わされたミドルケース22及びロアケース23間には、ミドルケース22側で径方向に延出する環状の段差25(図1参照)が形成されている。
前記ロアケース23の一側端面(図2における下面)には、同軸上に配置されたステンレス材からなる電極24が結合されている。なお、電極24は、上記ロアケース23の外径よりも小さい外径を有する円盤状に形成されている。
前記アッパケース21の円形の外面21aには、前記オーナメント12が載置されている。このオーナメント12は、前記アッパケース21の外径と同等の外径を有する外向フランジ12aを有して段付き円柱状に形成されている。
図1に示されるように、前記オーナメント12の載置された通信ユニット11は、前記ホルダ部13に着脱自在に設けられている。すなわち、上記ホルダ部13には、前記アッパケース21等の外径と同等の内径を有する収容凹部13aが形成されている。この収容凹部13aは、アッパケース21、ミドルケース22の本体部22a及びオーナメント12の外向フランジ12aの各軸方向の長さを合計した長さと同等の軸方向の長さを有しており、その両開口端に内周側に環状に延出する係止部13b,13cが形成されている。前記オーナメント12の載置された通信ユニット11は、一方の係止部13cを弾性変形させつつ、前記収容凹部13aの一側(図1の下側)から挿入され、前記外向フランジ12a及び前記段差25がそれぞれ係止部13b,13cに係止されることで、軸方向両側で抜け止めされる。このとき、前記電極24は、ホルダ部13から突出するように配置されている。
なお、このようにホルダ部13に取着された通信ユニット11等は、係止部13c(若しくは係止部13b)を弾性変形させつつ軸方向に押し出すことで容易にホルダ部13から取り外される。このとき、前記通信ユニット11に載置された前記オーナメント12は、同通信ユニット11から分離されることはいうまでもない。
上記構成をなす携帯機10は、ユーザの前腕部にホルダ部13が締められることで、同ホルダ部13から突出する前記電極24がユーザの人体に接触する。そして、このような携帯機10を装着したユーザが、外部操作機器の通信装置の電極に接触すると、当該通信装置と前記通信ユニット11との間で人体を媒体とする周知の通信(生体通信)が実現され、様々な制御が可能とされる。例えば、自動車のキーレスエントリシステムにおいて、車体に設けられる外部操作機器の通信装置の電極に接触することで、IDコードの照合によりドアロックの解除等を行うことが可能とされる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、例えば、前記ホルダ部13として、身体への装着位置や意匠(形状、模様、色彩)の異なる各種タイプのホルダ部を選択肢として予め用意しておき、ユーザにあっては選択したいずれか1つのタイプのホルダ部に前記通信ユニット11を取着して携帯機10として携帯し、あるいは当該ホルダ部から前記通信ユニット11を取り外して他のタイプのホルダ部に同通信ユニット11を取着して携帯機10として携帯することで、携帯時のスタイルの自由度を増大することができる。そして、携帯機10(ホルダ部のタイプ)を、服装に合わせてアクセサリとして選択・交換することができる。
(2)本実施形態では、前記通信ユニット11は、前記収容凹部13aに内挿されていることで、外部への露出が抑制される。このため、前記通信ユニット11の外観形状を変更したとしても、携帯機10としての意匠に及ぼす影響が低減されることになり、同通信ユニット11の設計の自由度を増大することができる。また、前記収容凹部13aに内挿された通信ユニット11は、前記係止部13b,13cにより抜け止めされることで前記ホルダ部13からの脱落を防止することができる。また、前記通信ユニットは、前記ホルダ部13(係止部13b又は13c)を弾性変形させることで、前記ホルダ部13に対して簡単に着脱することができる。
(3)本実施形態では、前記電極24を接触させるべく、ユーザの人体に密着して装着される携帯機10(ホルダ部13)において、その携帯時のスタイルの自由度を増大することができる。
(4)本実施形態では、例えば、前記オーナメント12として、意匠の異なるオーナメントを選択肢として予め用意しておき、ユーザにあっては選択したいずれか1つの意匠のオーナメントを前記通信ユニット11(アッパケース21)の外面21aに取着して携帯機10として携帯し、あるいは当該通信ユニット11の外面21aからオーナメントを取り外して他の意匠のオーナメントを同通信ユニット11の外面21aに取着して携帯機10として携帯することで、携帯時のスタイルの自由度を増大することができる。そして、携帯機10(オーナメントの意匠)を、服装に合わせてアクセサリとして選択・交換することができる。
(5)本実施形態では、通信ユニット11が着脱可能なホルダ部13であれば、携帯機10としての意匠変更を容易に行うことができる。例えば、オーナメント12に納入先の自動車メーカの商標が描画される場合であっても、各自動車メーカ向けのオーナメント12を予め用意しておくことで、容易に対応することができる。
(6)本実施形態では、通信ユニット11、オーナメント12及びホルダ部13のいずれかが損傷したとしても、当該損傷した部品のみの交換で対応できるため、メインテナンス性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施形態について図面に従って説明する。なお、第2の実施形態は、主として携帯機を構成する通信ユニット及びホルダ部の着脱構造を変更した構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
図3(a)(b)は、本実施形態の携帯機30を示す正面図及び平面図である。同図に示されるように、この携帯機30は、通信ユニット31と、装飾部としてのアクリル樹脂からなるオーナメント32と、例えばステンレスなどの導体にてブレスレット状に形成されたホルダ部33とを備えている。なお、図3(b)では、便宜的にホルダ部33以外を2点鎖線にて描画している。
図4は、前記通信ユニット31を分解して示す斜視図である。同図では、便宜的に前記オーナメント32を併せて図示している。同図に示されるように、樹脂材にて有蓋円筒状に形成されたアッパケース41には、その開口側(図4の下側)に対向して同軸上に配置された樹脂材からなるミドルケース42が結合されている。なお、ミドルケース42は、上記アッパケース41の外径と同等の外径を有する本体部42aを有しており、同本体部42aに載置される態様で前記アッパケース41が軸方向に重ね合わされている。これらアッパケース41及びミドルケース42間に形成される空間に給電用の電池(図示省略)が収容されることは前記第1の実施形態と同様である。また、上記ミドルケース42には、通信等に係る回路基板(図示省略)が収容される。
前記ミドルケース42の一側端面(図4における下面)には、同軸上に配置されたステンレス材からなるロアケース43が結合されている。なお、ロアケース43は、上記ミドルケース42の外径よりも小さい外径を有しており、先端側で所定の径方向(図2の左右方向)両側に延出するつば状のユニット側係合片43aが形成されている。従って、ミドルケース42及びロアケース43が軸方向に重ね合わされることで、ミドルケース42及びユニット側係合片43a間に括れ部44(図3(a)参照)が形成されている。このロアケース43は、電極としての機能を併せ有している。
前記アッパケース41には、その他側端面(図4における上面)から円形に凹設された凹部41aが形成されており、同凹部41aにはその内径及び軸方向の長さとそれぞれ同等の外径及び軸方向の長さを有する円柱状の前記オーナメント32が嵌合されている。従って、このオーナメント32は、凹部41aが形成するアッパケース41の外面41bに対して着脱自在となっている。
図3に示されるように、前記オーナメント32の取着された通信ユニット31は、前記ホルダ部33に着脱自在に設けられている。すなわち、上記ホルダ部33の長手方向中央部には、前記ロアケース43のユニット側係合片43aが挿通可能なように所定の径方向(図3(b)の上下方向)両側に拡幅されたホルダ側係合孔33aが形成されている。上記ユニット側係合片43aが上記ホルダ側係合孔33aに挿通されたときの前記括れ部44の軸方向の位置は、上記ホルダ側係合孔33aの軸方向の位置に一致している。このホルダ側係合孔33aの上記所定の径方向に直交する径方向(図3(b)の左右方向)の幅は、上記ユニット側係合片43aの幅よりも小さく設定されており、前記通信ユニット31は、前記ホルダ側係合孔33a及び同ホルダ側係合孔33aに挿通された前記ユニット側係合片43a間で略90度で相対回動されることで、ユニット側係合片43aが前記ホルダ側係合孔33aの周縁部に係止されて、前記ホルダ部33から抜け止めされる。これらホルダ側係合孔33a及びユニット側係合片43a間での相対回動に際し、同ホルダ側係合孔33aは前記括れ部44周りを回動することで通信ユニット31と干渉することはない。そして、導体からなるホルダ部33は、前記ロアケース43(電極)に短絡される。なお、ホルダ側係合孔33aの周縁部は波形に曲成されて、前記ユニット側係合片43aを保持する弾性力を付与するようになっている。
このようにホルダ部33に取着された通信ユニット31は、ユニット側係合片43aが前記ホルダ側係合孔33aの周縁部に係止されない位置までこれらが相対回動されることで、容易にホルダ部33から取り外される。
上記構成をなす携帯機30は、ユーザの前腕部にホルダ部33が締められることで、ロアケース43又はホルダ部33がユーザの人体に接触する。これにより、前記第1の実施形態に準じて人体を媒体とする通信(生体通信)が実現される。
ここで、上記通信ユニット31が着脱自在な他のタイプのホルダ部について説明する。
図5(a)は、ステンレスなどの導体にてクリップ状に形成されたホルダ部51を示す平面図であり、図5(b)は、このホルダ部51に前記通信ユニット31が取着された状態を示す正面図である。同図に示されるように、このホルダ部51は、衣服が挟めるようにばね力を有して両端が折り返されるとともに、円形に拡張されたその一端には前記ホルダ側係合孔33aに準じたホルダ側係合孔51aが形成されている。従って、前記オーナメント32の取着された通信ユニット31は、このホルダ部51に対しても、ホルダ部33と同様に着脱自在とされる。そして、ユーザは、このクリップ状のホルダ部51に前記通信ユニット31を取着したものを携帯機52として携帯することができる。
図6は、ユーザによる携帯機52の各種携帯態様を示す模式図である。同図に示されるように、携帯機52のホルダ部51は、衣服53の襟に装着されることで首に接触し、あるいは、衣服53の裾に装着されることで下腹に接触し、あるいは、衣服53の袖に装着されることで腕に接触する。従って、上述したいずれの携帯態様であっても、ホルダ部51が人体に接触することで前述した生体通信が可能となる。衣服53への装着位置は上記に限定されるものではなく、ホルダ部51が人体に接触するのであれば、衣服53の任意の位置でよい。
また、図7(a)は、ネックレス状に形成されたホルダ部56を示す平面図であり、図7(b)は、このホルダ部56に前記通信ユニット31が取着された状態を示す正面図である。同図に示されるように、このホルダ部56は、ステンレスなどの導体にて円形に形成された本体部57と、同本体部57から湾状に折り返されるように形成された取付部57aに挿通される鎖状の首輪58とを備えている。なお、首輪58も、ステンレスなどの導体にて形成されている。そして、本体部57には、前記ホルダ側係合孔33aに準じたホルダ側係合孔57bが形成されている。従って、前記オーナメント32の取着された通信ユニット31は、このホルダ部56(本体部57)に対しても、ホルダ部33と同様に着脱自在とされる。そして、ユーザは、このネックレス状のホルダ部56に前記通信ユニット31を取着したものを携帯機59として携帯することができる。
図8は、ユーザによる携帯機59の携帯態様を示す模式図である。同図に示されるように、携帯機59のホルダ部56(首輪58)は、ユーザの首に装着されることでこれに接触し、前述した生体通信が可能となる。なお、この携帯機59では、衣服の中に隠すことで服装への影響を抑制することもできる。
さらに、図9(a)は、耳の付け根に引っ掛けられるようにイヤーフック状に形成されたホルダ部61を示す正面図であり、図9(b)は、このホルダ部61に前記通信ユニット31が取着された状態を示す側面図である。同図に示されるように、このホルダ部61は、ステンレスなどの導体にてS字状に形成されるとともに、円形に拡張されたその一端には前記ホルダ側係合孔33aに準じたホルダ側係合孔61aが形成されている。従って、前記オーナメント32の取着された通信ユニット31は、このホルダ部61に対しても、ホルダ部33と同様に着脱自在とされる。そして、ユーザは、このイヤーフック状のホルダ部51に前記通信ユニット31を取着したものを携帯機62として携帯することができる。
図10は、ユーザによる携帯機62の携帯態様を示す模式図である。同図に示されるように、携帯機62のホルダ部61は、ユーザの耳63に装着されることでこれに接触し、前述した生体通信が可能となる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、前記第1の実施形態における(1)(4)〜(6)の効果に加えて以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記通信ユニット31は、前記ホルダ側係合孔33a,51a,57b,61a及びホルダ側係合孔に挿通された前記ユニット側係合片43b間の相対回動に伴い同ユニット側係合片43bが前記ホルダ側係合孔33a,51a,57b,61aの周縁部に係止されて、前記ホルダ部33,51,56,61から抜け止めされることで前記ホルダ部からの脱落が防止される。このように、前記通信ユニット31を、前記ホルダ部33,51,56,61に対して簡単に着脱することができる。
(2)本実施形態では、前記ロアケース43(電極)又はこれに短絡された前記ホルダ部33,51,56,61を接触させるべく、ユーザの人体に密着して装着される携帯機30,52,59,62(ホルダ部)の、携帯時のスタイルの自由度を増大することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1の実施形態において、ホルダ部の選択肢として、互いに意匠(形状、模様、色彩)が異なる複数のベルト状のホルダ部を用意してもよい。あるいは、ホルダ部の選択肢として、ブレスレット状のホルダ部を用意してもよい。また、このブレスレット状のホルダ部の選択肢として、互いに意匠が異なる複数のホルダ部を用意してもよい。あるいは、前記通信ユニット11の電極24が人体に接触し得るのであれば、ホルダ部の選択肢として、ネックレス状のホルダ部を用意し、ユーザの首に装着させてもよい。また、このネックレス状のホルダ部の選択肢として、互いに意匠が異なる複数のホルダ部を用意してもよい。
・前記第2の実施形態において、ブレスレット状、クリップ状、ネックレス状又はイヤーフック状の各ホルダ部の選択肢として、互いに意匠(形状、模様、色彩)が異なる複数のホルダ部を用意してもよい。あるいは、ホルダ部の選択肢として、ベルト状のホルダ部を用意してもよい。また、このベルト状のホルダ部の選択肢として、互いに意匠が異なる複数のホルダ部を用意してもよい。
・前記第2の実施形態において、通信ユニット及びホルダ部は、ボルト−ナットの締結構造で着脱自在としてもよい。
・前記第2の実施形態において、通信ユニット31の外面41b及びホルダ部33との間に、これらを係合させる適宜の係止手段を設けてもよい。
・前記各実施形態において、オーナメント12,32は、自前の写真等を挿入できるものであってもよい。
・本発明において、身体とは、人体及びこれに着用される衣服等を含む概念である。
・携帯機(通信ユニット)は、外部操作機器の通信装置との間で無線通信を行うものであってもよい。この場合、人体への接触を要する各電極が不要になることはいうまでもない。
・本発明は、車室内に持ち込まれた携帯機(通信ユニット)と車両に搭載された外部操作機器の通信装置との間での生体通信又は無線通信によるIDコードの照合によってエンジンを始動又は停止させるエンジンスタート・ストップシステムに適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
・ユーザの人体に接触するようにユーザの身体に装着され、ユーザが外部操作機器の通信装置の電極に接触することで、当該通信装置との間で人体を媒体とする通信を行う携帯機において、ユーザの身体に装着可能なホルダ部と、該ホルダ部に対して着脱自在な通信ユニットとを備えたことを特徴とする携帯機。
本発明の第1の実施形態を示す部分断面図。 同実施形態を示す分解斜視図。 (a)(b)は、本発明の第2の実施形態を示す正面図及び平面図。 同実施形態を示す分解斜視図。 (a)(b)は、クリップタイプを示す平面図及び正面図。 ユーザによる携帯機の携帯態様を示す模式図。 (a)(b)は、ネックレスタイプを示す平面図及び正面図。 ユーザによる携帯機の携帯態様を示す模式図。 (a)(b)は、イヤーフックタイプを示す正面図及び側面図。 ユーザによる携帯機の携帯態様を示す模式図。
符号の説明
10,30,52,59,62…携帯機、11,31…通信ユニット、12,32…装飾部としてのオーナメント、13,33,51,56,61…ホルダ部、13a…収容凹部、13b,13c…係止部、21a,41b…外面、24…電極、33a,51a,57b,61a…ホルダ側係合孔、43…電極をなすロアケース、43a…ユニット側係合片。

Claims (6)

  1. ユーザの身体に装着可能なホルダ部と、該ホルダ部に対して着脱自在な通信ユニットとを備えたことを特徴とする携帯機。
  2. 請求項1に記載の携帯機において、
    前記ホルダ部は、弾性材からなり、前記通信ユニットが内挿される収容凹部及び該内挿された通信ユニットを抜け止めする係止部を有していることを特徴とする携帯機。
  3. 請求項2に記載の携帯機において、
    前記通信ユニットは、ユーザの人体に接触する電極を有し、人体を媒体とする生体通信を行うことを特徴とする携帯機。
  4. 請求項1に記載の携帯機において、
    前記通信ユニットは、ユニット側係合片を有し、
    前記ホルダ部は、前記ユニット側係合片が挿通されるホルダ側係合孔を有し、
    前記通信ユニットは、前記ホルダ側係合孔及び該ホルダ側係合孔に挿通された前記ユニット側係合片間の相対回動に伴い該ユニット側係合片が前記ホルダ側係合孔の周縁部に係止されて、前記ホルダ部から抜け止めされることを特徴とする携帯機。
  5. 請求項4に記載の携帯機において、
    前記ユニット側係合片は電極であり、
    前記ホルダ部は、導体からなり、前記ユニット側係合片が前記ホルダ側係合孔の周縁部に係止されることで前記電極に短絡されており、
    前記通信ユニットは、ユーザの人体に前記電極又は前記ホルダ部が接触することで、人体を媒体とする生体通信を行うことを特徴とする携帯機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯機において、
    前記通信ユニットの外面に対して着脱自在な装飾部を備えたことを特徴とする携帯機。
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