JP2002277561A - 腕時計の使用態様変換装置 - Google Patents

腕時計の使用態様変換装置

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JP2002277561A
JP2002277561A JP2001077932A JP2001077932A JP2002277561A JP 2002277561 A JP2002277561 A JP 2002277561A JP 2001077932 A JP2001077932 A JP 2001077932A JP 2001077932 A JP2001077932 A JP 2001077932A JP 2002277561 A JP2002277561 A JP 2002277561A
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case
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band
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Application number
JP2001077932A
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English (en)
Inventor
Mamoru Sano
佐野  守
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕時計を各種の使用態様に変更できる装置を
得る。 【解決手段】 腕時計のケース1における一対のバンド
取り付け部4に取り外し可能に取り付けられる連結部
8、9を有する支持部材7と、該支持部材に取り付けら
れた携帯手段17とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腕時計の使用態様
変更装置に関するものであり、更に詳しくは、腕時計を
腕以外の部位、例えば首に吊るすことのできる装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手首に携帯する腕時計の他に、衣
服やカバンなどから提げる提げ時計、首から吊り下げる
ネックレス時計、衣服の胸の部分などに装着するブロー
チ時計、あるいは指にはめる指輪時計など、時計には様
々な形態の携帯手段が知られている。また、机などの上
に置かれる置き時計も広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用者
は、これらの携帯手段を別の携帯手段に変換することが
できなかった。また、腕時計を置き時計のように立てて
身近においておくこともできなかった。従って本発明の
目的は、腕時計を、他の携帯手段を備える時計に変換す
ることのできる変換装置を提供するにある。本発明の他
の目的は腕時計を置き時計に変換できる変換装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明は、
腕時計のケースにおける一対のバンド取り付け部の、す
くなくとも一方に取り外し可能に取り付けられる連結部
を有する支持部材と、該支持部材に取り付けられた器具
とよりなることを特徴とする。この構成により、腕時計
のケースのバンド取り付け部に変換装置が取り付けられ
るので、腕時計のケースをそのまま、他の携帯手段又は
支持手段を備える時計に変換できる。
【0005】請求項2の発明は、器具が懸吊具であり、
請求項3の発明は、器具の支持部材に取り付けられた置
き台であることを特徴とする。この構成により、腕時計
をそのまま、置き時計に変換できる。
【0006】請求項4による発明は、支持部材がケース
の裏側に位置することを特徴とする。少なくとも器具以
外はケースの表側より視認されないので、外観を損ねる
ことがない。
【0007】請求項5による発明は、連結部は、ケース
のバンド取り付け部の形状を補足する形状を備えること
を特徴とする。この構成により、変換装置とケースのバ
ンド取り付け部との間に隙間ができないので、外観を損
ねることがない。
【0008】請求項6による発明は、ケースにおけるバ
ンド取り付け部が、ケースの外方に突出する一対の連結
脚部を含み、一対の連結脚部の間に連結部が配置される
ことを特徴とする。
【0009】請求項7による発明は、連結部が、連結脚
部の間の空間を埋める形状であることを特徴とする。
【0010】請求項8による発明は、連結部における外
端面が、ケースの連結脚部の先端とほぼ同一面に位置す
ることを特徴とする。
【0011】請求項9による発明は、連結部における上
面が、ケースの連結脚部の上面とほぼ同一面に位置する
ことを特徴とする。請求項6〜9の構成により、外観に
優れる変換装置を提供できる。
【0012】請求項10による発明は、ケースにおける
一対のバンド取り付け部それぞれに取り付けられる、一
対の連結部を備えることを特徴とする。この構成によ
り、ケースに変換装置が強固に取り付けられる。
【0013】請求項11による発明は、支持部材がケー
スにおける一対のバンド取り付け脚部の間のみに位置す
る形状を有することを特徴とする。この構成により、ケ
ースにおける一対のバンド取り付け脚部が双方とも、そ
のまま露出しないので、外観に優れるばかりか、バンド
取り付け部が携帯者を傷つけることもない。
【0014】請求項12による発明は、ケースのバンド
取り付け部に、バンドを連結させる連結部品によって、
連結部が連結されることを特徴とする。この構成によ
り、部品点数を増やさないで、変換装置をケースに取り
付けることができる。
【0015】請求項13による発明は、ケースの裏面突
出部分と係合するケース係合部を備えることを特徴とす
る。この構成により、ケースと変換装置を確実に位置決
めできる。よって、ケースに対して変換装置の位置がず
れることがないので、美観を損ねない。
【0016】請求項14による発明は、ケース係合部
が、ケースの裏面突出部分を収納する凹部、あるいは貫
通孔のいずれかであることを特徴とする。この構成によ
り、簡単な構造でケース係合部を構成できる。
【0017】請求項15による発明は、置き台が、支持
部材と回転可能に連結されることを特徴とする。この構
成により、置き台に対して所望の角度にケースの向きを
変えることができる。
【0018】請求項16による発明は、バンドを連結さ
せる連結部品によって、置き台と支持部材とがケースの
バンド取り付け部に連結されることを特徴とする。この
構成により、部品点数を増やさないで、簡単に置き台を
回転可能にケースに取り付けることができる。
【0019】請求項17による発明は、支持部材を置き
台に対して所望の角度で保持する摩擦手段を、支持部材
と置き台との間に備えることを特徴とする。この構成に
より、置き台に対して、支持部材が不用意に回転しな
い。よって、置き台に対して、所望の角度でケースの向
きを維持できる。
【0020】請求項18による発明は、摩擦手段が、支
持部材と置き台とを回転可能に連結する連結部品と、支
持部材、あるいは置き台に形成された、連結部品が挿通
される連結孔の内壁との間で圧縮される弾性部材を備え
ることを特徴とする。この構成により、簡単な構造で摩
擦手段を達成できる。また、弾性部材が外方から視認さ
れないので、外観を損ねることがない。
【0021】請求項19による発明は、弾性部材が連結
部材の廻りに巻着される筒部材であることを特徴とす
る。この構成により、弾性部材が確実に固定される。
【0022】請求項20による発明は、支持部材に回転
可能に連結され、ケースの時刻表示部を覆う蓋を備える
ことを特徴とする。この構成により、ケースの時刻表示
部を覆う蓋を備える提げ時計や置き時計を提供できる。
【0023】請求項21による発明は、バンドを連結さ
せる連結部品によって、蓋と支持部材とがケースのバン
ド取り付け部に連結されることを特徴とする。この構成
により、部品点数を増やさないで、簡単に蓋を回転可能
にケースに取り付けることができる。
【0024】請求項22による発明は、蓋をケースに対
して閉じた位置で支持部材と蓋とを固定する固定手段を
備えることを特徴とする。この構成により、蓋が不用意
に開閉しない。
【0025】請求項23による発明は、固定手段が、支
持部材に携帯手段を保持する保持部と蓋とを接触させて
固定する手段であることを特徴とする。この構成によ
り、蓋を閉じた位置で固定しても、支持部材が傷つかな
い。よって、長期にわたり使用しても、外観を損ねな
い。
【0026】請求項24による発明は、蓋を支持部材に
対して所望の角度で保持する摩擦手段を、蓋と支持部材
との間に備えることを特徴とする。この構成により、支
持部材に対して、所望の角度で蓋の向きを維持できる。
【0027】請求項25による発明は、腕時計に別の機
能を付与する付加機能部材を備えることを特徴とする。
この構成により、腕時計のケースを提げ時計や置き時計
として利用できるばかりか、腕時計に備わっていない新
たな機能を付加できる。
【0028】請求項26による発明は、付加機能部材が
支持部材に設けられた補足部材に備えられることを特徴
とする。
【0029】請求項27による発明は、付加機能部材
が、レンズ、携帯電話の受信を報知する報知装置、送受
信装置、測定装置のうちから選ばれる少なくとも1つで
あることを特徴とする。
【0030】請求項28による発明は、器具が、衣服へ
装着できるクリップ装置を含むことを特徴とする。この
構成により、衣服へ装着できるペンダント時計として利
用できる。
【0031】請求項29による発明は、クリップ装置が
支持部材に回転可能に連結された回動部材に配置される
ことを特徴とする。この構成により、衣服へ装着したま
ま、ケースの時刻表面を見やすい位置に向けることがで
きる。
【0032】請求項30による発明は、懸吊具が、この
装置に連結された2本の帯状部材と、それぞれの帯状部
材の開放端を連結する連結部材を含むことを特徴とす
る。請求項31による発明は、懸吊具が、この装置に連
結された輪状の帯状部材を含むことを特徴とする。
【0033】請求項32による発明は、連結部を備える
支持部材が、金属、合成樹脂、あるいはゴムから成るこ
とを特徴とする。この構成により、変換装置を剛体、あ
るいは硬質な部材とすることができるので、従来の皮革
から成る支持部材が簡単にめくれたりしない。よって、
外観を損ねることがない。 〔発明の詳細な説明〕
【0034】(第1実施形態)図1は本発明による腕時
計の使用態様変換装置の斜視図である。腕時計のケース
1は、その両端にバンド2、3を連結する為の夫々一対
のバンド連結脚部4を有する。この両脚部間の上部に飾
り板5が一体に形成され、脚部を遮蔽している。本発明
によれば、バンド連結脚部4に変換装置6が取り外し可
能に取り付けられるようになっている。その変換装置6
はケース1のバンド長手方向の長さと等しい長さと、脚
部4間に挿入できる幅とを有する金属、合成樹脂、硬質
ゴム等、適宜の材料で形成された板状の支持部材7を有
する。支持部材7の両端に連結突条8、9が形成され
る。支持部材7の中央部に時計ケース1の裏蓋10が挿
入される凹部11が形成される。尚、凹部11に代え
て、支持部材7を上下に貫通する貫通孔を用いてもよ
い。連結突条8、9には、バンド2、3をケース1に連
結する為の連結部品である、ばね棒12が挿入される孔
13が形成されている。
【0035】一方の連結突条9の外側には、連結ピン1
4が植設され、その球形頭部15に連結環16が回動可
能に取り付けられる。そして、連結環16には、使用者
の頭部を挿入できる直径を有する環状の鎖よりなる吊り
輪17が嵌められている。本装置を使用するには、ケー
ス1にバンド2、3を止めているばね棒12をケースよ
り外してバンドをケースより外し、ばね棒をバンドの孔
より抜き取る。次に両ばね棒12を支持部材7の連結突
条8、9の孔13に挿入し、ばね棒の突出ピン18を押
し込んだ状態で連結突条8、9をバンド連結脚部4の間
に嵌め、凹部11をケースの裏蓋10に係合させる。そ
して、ピン18を復帰させ、之を連結脚部4の孔20に
係合させて変換が完成する。このように、ケース1のバ
ンド取り付け部に、バンドを連結させる連結部品12に
よって、変換装置が連結される。
【0036】図2はその変換後の状態を示し、また図3
に示すように、腕時計の裏側は支持部材7に覆われて平
坦となり、また連結脚部4も存在が薄れ、外観の整った
ものとなる。また、支持部材7がケース1の裏側に位置
するので、少なくとも器具以外はケース1の表側より視
認されない。また、変換装置6における連結部である連
結突条8、9は、ケース1におけるバンド連結脚部4の
間の凹部からなる空間にほぼ合致する形状をしているの
で、この空間を埋めるように補足することができる。支
持部材7とケース1のバンド取り付け部との間に隙間が
できないので、外観を損ねることがない。また、図示さ
れたように、連結突条8、9における外端面は、ケース
1の連結脚部4の先端とほぼ同一面に位置するので、外
観に損ねない。また、時計ケース1の裏面突出部分であ
る裏蓋10が挿入されて係合する凹部11が支持部材7
に形成されるので、時計ケース1と支持部材7が確実に
位置決めされる。
【0037】このように使用形態を変換されたケース1
は、吊り輪17を首に懸ければネックレス時計となり、
カバン、ハンドバッグ、携帯電話等に付ければアクセサ
リ時計となる。
【0038】(第2実施形態)図4乃至図6は、腕時計
を置き時計に変換する第2実施形態を示し、第1実施形
態と同一の部分にはそれと同一符号が付されている。ケ
ース1に取り付けられる支持部材21は第1実施形態の
支持部材7と同じ形状寸法を有し、一端に連結突条22
を、中央には裏蓋の入る凹部23が形成されている。他
端には、ケースのバンド連結脚部4の内側に挿入される
一対の連結突起24が形成され、この部分に置き台25
が取り付けられるようになっている。その置き台25は
支持部材21と同じ形状大きさで、一端に、連結突起2
4の間に緩く嵌合する連結突条26が形成されている。
連結突条26には、ばね棒12より大径の孔27が形成
される。孔27の中にゴムや合成樹脂等の弾性摩擦材料
よりなる、弾性部材である弾性筒体28が挿入される。
筒体28の内径はばね棒12の外径より若干小さく形成
される。よって、筒体28内にばね棒が挿入されると、
ばね棒の外周に巻着された筒体28が、孔27の内壁と
ばね棒12の外壁との間で圧縮され、弾性的に圧着す
る。そして、ばね棒12は、支持部材21の連結突起2
4の孔30内に圧入固定され、あるいは断面非円形の係
合で嵌合する。次いで、ばね棒12の両端が、ケース1
の連結脚部4の孔20それぞれに挿入される。他方の連
結突条22には第1実施形態と同様にばね棒12が挿入
され、ばね棒のピン18をケース1の孔20に挿入して
変換が完成する。支持部材21は、ケース1に対して回
転不能に固定され、置き台25は、ばね棒12を軸にケ
ース1に対して回転可能に取り付けられる。
【0039】ばね棒12は回転できないため、置き台2
5を回転させると、ばね棒12と置き台25の孔27の
内壁との間で圧縮された筒体28が、置き台25の回転
に摩擦抵抗を付与する。よって、支持部材21を置き台
25に対して所望の角度で保持する摩擦手段が構成され
る。置き時計として使用する時は、置き台25は弾性筒
体28によりばね棒12に弾性的に圧着支持されている
ので任意の角度位置に保持されるので、図6に示すよう
に、置き台を机31の上に置き、置き時計として使用す
ることができる。
【0040】(第3実施形態)図7及び図8は第3実施
形態を示し、之は、腕時計を懐中時計に変更するもので
ある。支持部材21は第2実施形態と同じでそれと同一
符号が付されている。その連結突条22の外側に第1実
施形態と同じ連結ピン14、連結環16及び吊り輪17
が取り付けられている。
【0041】懐中時計として使用する時には、連結突起
36を支持部材21の突起24の間に入れ、ばね棒12
を突起24の孔30より突起36の孔41内の弾性筒体
28内に挿入して蓋35を支持部材21に連結する。次
に、両ばね棒12により支持部材21を時計ケース1に
取り付け、懐中時計とすることができる。これにより蓋
35は、図8に示すように開き位置と閉じ位置に自由に
回動させることができる。閉じた時は、図示するよう
に、蓋35がケース1の時刻表示面を覆う。ここで、蓋
35の係合枠40がケース1の飾り板5の外壁に接し、
係止爪42がピン14の両側に圧接して蓋がケースに保
持され、衣服のポケットに入れた時に蓋が開かないよう
にする。あるいは第2実施形態における摩擦手段を採用
して、蓋を任意の角度で停止するように構成しても良
い。この場合、ばね棒12のまわりに弾性筒体を巻着
し、蓋35の孔41の内壁との間で圧縮させれば良い。
【0042】(第4実施形態)図9、10に示す第4実
施形態は、腕時計を衣服の外側に装着できる携帯時計と
することのできる例である。支持部材7は第1実施形態
と同じもので、その裏側にJ字形のクリップ45が熔着
されている。従って、支持部材7をケース1に取り付け
ることにより、クリップ45により衣服のポケット等に
取り付けてペンダント時計となる。従って、両手は自由
となり、水仕事等の時に使用することができる。
【0043】(第5実施形態)図11に示す第5実施形
態は、前記第4実施形態を発展させたもので、支持部材
7にクリップ装置47が取り付けられている。このクリ
ップ装置は胸に着ける名札のものと同じで、基板48に
固定された支持板50にクリップ51がピン52により
回動可能に取り付けられ、トーションスプリング53で
クリップ51の先端を基板48の方に付勢している。前
実施形態に比較して、本例では衣服面を摺動することが
ないので、衣服を傷めることがない。
【0044】(第6実施形態)図12の装置は、第2及
び第4実施形態を結合したもので、支持部材21に回動
部材55が弾性筒体28を介して回動可能に取り付けら
れている。回動部材55には第4実施形態と同じクリッ
プ45が固定されている。弾性筒体28を利用した摩擦
手段により、支持部材21は、回動部材55に対して任
意の角度で停止できる。この実施形態によれば、時計を
衣服に装着した場合、時計の文字板を見やすい角度位置
に保持することができるので効率がよい。
【0045】(第7実施形態)図13乃至図16に示す
第7実施形態の腕時計のケース60は一対のバンド連結
脚部61間に飾り板のないものである。ケース60に取
り付けられる支持部材62はケースの平面形状と一致し
た円形の本体63と、その両端の半径方向に突出した連
結突起64とよりなる。本体63にはケースの裏蓋が嵌
合する凹部65が形成されている。一方、各連結突起6
4はケースのバンド連結脚部61間に挿入されるもの
で、図15に示すように上面は脚部61と同一形状で、
ケースに支持部材62を取り付けた時、脚部の存在をや
わらげるようになっている。連結突起64にはばね棒6
8が挿入される孔70が形成されている。更に、両連結
突起64には夫々アイバー66、67が突出して固定さ
れている。
【0046】アイバー66には鎖71が連結され、その
端部には第7実施形態におけるクリップ装置47が取り
付けられている。他方のアイバー67には付加機能部材
として合成樹脂からなる拡大レンズ72が取り付けられ
ている。図示するように、ケース60に変換装置を取り
付けた状態において、連結部64における上面が、ケー
ス60の連結脚部61の上面とほぼ同一面に位置する。
本実施形態によれば、クリップ装置47により衣服に取
り付けペンダント時計として使用することができる。
【0047】(第8実施形態)図17、18は第8実施
形態を示し、之は図13の第7実施形態の支持部材62
を利用したものである。即ち、アイバー66は取り付け
られた鎖75の端部に連結金具76が取り付けられ、他
方のアイバー67には鎖77により連結板78が取り付
けられている。連結金具76はフック80と之にピン8
1で回動可能に取り付けられた閉じ金具82と閉じ金具
を閉じる方向に付勢するスプリング83とよりなる一般
に使用される連結金具である。連結板78には連結孔8
4が形成され、図18に示すようにその孔にフック80
を掛けることにより両鎖75、77が連結され、ネック
レス時計となる。
【0048】(第9実施形態)図19乃至図21に示す
第9実施形態の腕時計ケース85は両端に夫々一個の連
結脚部86を有するものであるこのケースに取り付けら
れる支持部材87はケース85の底部に当接する円形の
本体88と、その両端に平面視で凹形をなす有底二又連
結部90とよりなる。連結部90は図21に示すように
本体88より上方に立ち上がり、その上面はケース85
の連結脚部86の上面と略同一平面となっている。各連
結部90の二又部92はケースの連結脚部86に係合す
るように形成されて、そこにばね棒91が挿入される孔
99が形成されている。一方の連結部90に固定された
アイバー93には鎖94により公知の環状連結金具(な
すかん)95が連結され、他方の連結部のアイバー96
には鎖97により連結板100が取り付けられている。
図21に示すように、支持部材87をケース85の裏に
当て、二又連結部90をケースの連結脚部86に係合
し、ばね棒91を二又部92の孔99及びケース85の
連結脚部86の孔98に挿入することにより、変換装置
が取り付けられる。そして図20に示すように、環状連
結金具95を開き、連結板100の孔101に連結する
ことによりネックレス時計とすることができる。
【0049】(第10実施形態)図22に示す実施形態
は図13に示した腕時計のケース60が用いられる。こ
の装置では、ケース60の連結脚部61の間に挿入され
る一対の支持部材103が用意されている。すなわち、
支持部材103それぞれがケース60における一対のバ
ンド取り付け脚部61の間のみに位置する形状を有す
る。各支持部材103にはばね棒68が挿入される孔1
04が形成され、夫々アイバー105、106が取り付
けられている。アイバー105には図13に示したクリ
ップ装置47を有する鎖71が取り付けられ、アイバー
106には携帯電話の受信を音で報知する報知装置10
7が付加機能部材として取り付けられている。そして、
各支持部材103は、ばね棒68によりケースの連結脚
部61に取り付けられペンダント時計とすることができ
る。
【0050】付加機能部材としては、この報知装置や前
述したレンズ以外にも、様々な送受信装置、あるいは温
度、湿度、高度、血圧などを測定できる測定装置などを
用いることができる。あるいは、それらの装置を複数組
み合わせて取り付けてもかまわない。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、腕時計を用途に合わせ
て各種の態様で使用することができ、また装飾性も高め
ることができる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態を示す分解斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す側面図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態を示す側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態の使用状態を示す側面図
である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図8】本発明の第3実施形態の使用状態を示す側面図
である。
【図9】本発明の第4実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図10】本発明の第4実施形態を示す側面図である。
【図11】本発明の第5実施形態を示す側面図である。
【図12】本発明の第6実施形態を示す側面図である。
【図13】本発明の第7実施形態を示す分解平面図であ
る。
【図14】本発明の第7実施形態を示す平面図である。
【図15】本発明の第7実施形態を示す側面図である。
【図16】本発明の第7実施形態を示す切断側面図であ
る。
【図17】本発明の第8実施形態を示す平面図である。
【図18】本発明の第8実施形態の使用状態を示す平面
図である。
【図19】本発明の第9実施形態を示す分解平面図であ
【図20】本発明の第9実施形態を示す平面図である
【図21】本発明の第9実施形態を示す切断側面図であ
【図22】本発明の第10実施形態を示す分解平面図で
ある
【符号の説明】
1 時計ケース 2 バンド 3 バンド 4 バンド連結脚部 5 飾り板 6 変換装置 7 支持部材 8 連結突条 9 連結突条 10 裏蓋 11 凹部 1 ばね棒 13 孔 14 連結ピン 15 球形頭部 16 連結環 17 吊り輪 18 ピン 20 孔 21 支持部材 22 連結突条 23 凹部 24 連結突起 25 置き台 26 連結突条 27 孔 28 弾性筒体 30 孔 31 机 35 蓋 36 連結突起 37 ガラス突起部 38 凹部 40 係合枠 41 係合枠 42 係止爪 45 クリップ 47 クリップ装置 48 基板 50 支持板 51 クリップ 52 ピン 53 トーションスプリング 55 回動部材 60 ケース 61 バンド連結脚部 62 支持部材 63 本体 64 連結突起 65 凹部 66 アイバー 67 アイバー 68 ばね棒 70 孔 71 鎖 72 拡大レンズ 75 鎖 76 連結金具 77 鎖 78 連結板 80 フック 81 ピン 82 閉じ金具 83 スプリング 84 連結孔 85 腕時計ケース 86 連結脚部 87 支持部材 88 本体 90 有底二又連結部 91 ばね棒 92 二又部 93 アイバー 94 鎖 95 環状連結金具 96 アイバー 97 鎖 98 孔 99 孔 100 連結板 101 孔 103 支持部材 104 孔 105 アイバー 106 アイバー 107 報知装置

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕時計のケースにおける一対のバンド取
    り付け部のすくなくとも一方に取り外し可能に取り付け
    られる連結部を有する支持部材と、該支持部材に取り付
    けられた、腕時計のケースの使用態様を変換させる器具
    と、よりなる腕時計の使用態様変換装置。
  2. 【請求項2】 器具が懸吊具であることを特徴とする請
    求項1に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  3. 【請求項3】 器具が支持部材に取り付けられた置き台
    であることを特徴とする請求項1に記載の腕時計の使用
    態様変換装置。
  4. 【請求項4】 支持部材がケースの裏側に位置する請求
    項1乃至3のいずれかに記載の腕時計の使用態様変換装
    置。
  5. 【請求項5】 連結部は、ケースのバンド取り付け部の
    形状を補足する形状を備える請求項1乃至3のいずれか
    に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  6. 【請求項6】 ケースにおけるバンド取り付け部が、ケ
    ースの外方に突出する一対の連結脚部を含み、一対の連
    結脚部の間に連結部が配置される請求項1乃至3のいず
    れかに記載の腕時計の使用態様変換装置。
  7. 【請求項7】 連結部が、連結脚部の間の空間を埋める
    形状である請求項6に記載の腕時計の使用態様変換装
    置。
  8. 【請求項8】 連結部における外端面が、ケースの連結
    脚部の先端とほぼ同一面に位置する請求項6に記載の腕
    時計の使用態様変換装置。
  9. 【請求項9】 連結部における上面が、ケースの連結脚
    部の上面とほぼ同一面に位置する請求項5に記載の腕時
    計の使用態様変換装置。
  10. 【請求項10】 ケースにおける一対のバンド取り付け
    部それぞれに取り付けられる、一対の連結部を備える請
    求項1から9のいずれかに記載の腕時計の使用態様変換
    装置。
  11. 【請求項11】 支持部材がケースにおける一対のバン
    ド取り付け脚部の間のみに位置する形状を有する請求項
    1から9のいずれかに記載の腕時計の使用態様変換装
    置。
  12. 【請求項12】 ケースのバンド取り付け部に、バンド
    を連結させる連結部品によって、連結部が連結される請
    求項1乃至3のいずれかに記載の腕時計の使用態様変換
    装置。
  13. 【請求項13】 ケースの裏面突出部分と係合するケー
    ス係合部を備える請求項1、あるいは2のいずれかに記
    載の腕時計の使用態様変換装置。
  14. 【請求項14】 ケース係合部が、ケースの裏面突出部
    分を収納する凹部、あるいは貫通孔のいずれかである請
    求項12に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  15. 【請求項15】 置き台が、支持部材に回転可能に連結
    される請求項3に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  16. 【請求項16】 バンドを連結させる連結部品によっ
    て、置き台と支持部材とがケースのバンド取り付け部に
    連結される請求項15に記載の腕時計の使用態様変換装
    置。
  17. 【請求項17】 支持部材を置き台に対して所望の角度
    で保持する摩擦手段を、支持部材と置き台との間に備え
    る請求項15に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  18. 【請求項18】 摩擦手段が、支持部材と置き台とを回
    転可能に連結する連結部品と、支持部材、あるいは置き
    台に形成された、連結部品が挿通される連結孔の内壁と
    の間で圧縮される弾性部材を備える請求項12、16、
    あるいは17のいずれかに記載の腕時計の使用態様変換
    装置。
  19. 【請求項19】 弾性部材が連結部材の廻りに巻着され
    る筒部材である請求項18に記載の腕時計の使用態様変
    換装置。
  20. 【請求項20】 支持部材に回転可能に連結され、ケー
    スの時刻表示部を覆う蓋を備える請求項1乃至3に記載
    の腕時計の使用態様変換装置。
  21. 【請求項21】 バンドを連結させる連結部品によっ
    て、蓋と支持部材とがケースのバンド取り付け部に連結
    される請求項20に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  22. 【請求項22】 蓋をケースに対して閉じた位置で支持
    部材と蓋とを固定する固定手段を備える請求項21に記
    載の腕時計の使用態様変換装置。
  23. 【請求項23】 固定手段が、支持部材に携帯手段を保
    持する保持部と蓋とを接触させて固定する手段である請
    求項22に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  24. 【請求項24】 蓋を支持部材に対して所望の角度で保
    持する摩擦手段を、蓋と支持部材との間に備える請求項
    20に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  25. 【請求項25】 腕時計に別の機能を付与する付加機能
    部材を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の腕時計
    の使用態様変換装置。
  26. 【請求項26】 付加機能部材が支持部材に設けられた
    補足部材に備えられる請求項25に記載の腕時計の使用
    態様変換装置。
  27. 【請求項27】 付加機能部材が、レンズ、携帯電話の
    受信を報知する報知装置、送受信装置、測定装置のうち
    から選ばれる少なくとも1つである請求項25に記載の
    腕時計の使用態様変換装置。
  28. 【請求項28】 器具が、衣服へ装着できるクリップ装
    置を含む請求項1に記載の腕時計の使用態様変換装置。
  29. 【請求項29】 クリップ装置が支持部材に回転可能に
    連結された回動部材に配置される請求項28に記載の腕
    時計の使用態様変換装置。
  30. 【請求項30】 懸吊具が、この装置に連結された2本
    の帯状部材と、それぞれの帯状部材の開放端を連結する
    連結部材を含む請求項1に記載の腕時計の使用態様変換
    装置。
  31. 【請求項31】 懸吊具が、この装置に連結された輪状
    の帯状部材を含む請求項1に記載の腕時計の使用態様変
    換装置。
  32. 【請求項32】 連結部を備える支持部材が、金属、合
    成樹脂、あるいはゴムから成る請求項1、あるいは2に
    記載の腕時計の使用態様変換装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013507607A (ja) * 2009-10-12 2013-03-04 ボベット フルリエ エスアー 複数の構成を備えた時計用ケース
JP2014173857A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Casio Comput Co Ltd バンド取付構造及び時計
KR101859216B1 (ko) * 2016-12-09 2018-05-21 주식회사 플라틴 포켓용 시계밴드
US11819096B2 (en) 2020-06-16 2023-11-21 Elc Management Llc Single-piece watch band

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