JP2002141719A - 携帯無線機用アンテナおよびその製造方法 - Google Patents

携帯無線機用アンテナおよびその製造方法

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JP2002141719A
JP2002141719A JP2000331696A JP2000331696A JP2002141719A JP 2002141719 A JP2002141719 A JP 2002141719A JP 2000331696 A JP2000331696 A JP 2000331696A JP 2000331696 A JP2000331696 A JP 2000331696A JP 2002141719 A JP2002141719 A JP 2002141719A
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JP
Japan
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antenna
wireless device
portable wireless
plastic resin
portable
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JP2000331696A
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Shinichi Otomo
信一 大友
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のネジ接合式よりも更に組立てが容易
で、また容易に取外すことができない、かつ組立て工数
の削減、並びにアンテナの紛失、誤飲事故の発生の無い
携帯無線機用アンテナを得る。 【解決手段】 内蔵された第1のアンテナ部と、棒状の
第2のアンテナ部71と、取り付け部品1とで構成され
る携帯無線機用アンテナにおいて、前記取付け部品1
は、プラスチック樹脂により成形され、前記取付け部品
は携帯無線機の中空部に挿入するだけで、前記プラスチ
ック樹脂の弾性によって携帯無線機本体に取付け固着さ
れる携帯無線機用アンテナである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器等に用い
られる無線機の筐体本体に取付けられる携帯無線機用ア
ンテナおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の携帯無線機用アンテナ
の外観図である。従来の携帯無線機用アンテナにおいて
は、筐体本体との取付けには、取付けネジ21が使用さ
れ、筐体本体のアンテナ取付け部には、前記取付けネジ
に勘合するネジ(図示せず)が配されており、お互いが
ネジ接合して取付けられていた。
【0003】従来技術は、ネジを緩み方向に回転させる
ことで、交換時等にアンテナを容易に取り外すことがで
きた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に小型のア
ンテナにおいては、アンテナが容易にはずれることがあ
り、そのため、アンテナの紛失が生じる恐れがあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、従来のネジ接合
式よりも更に組立てが容易で、また容易に取外すことが
できない、かつ組立て工数の削減並びにアンテナの紛
失、事故の発生の無い携帯無線機用アンテナを提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すべく検討した結果、アンテナの取付け部品にプラス
チック樹脂を使用し、樹脂の弾性によりアンテナを筐体
本体に取付けられるようにしたことにより、組立てが容
易で、かつ、容易に外れない携帯無線機用アンテナの供
給が実現できる。
【0007】即ち、本発明は、内蔵された第1のアンテ
ナ部と、棒状の第2のアンテナ部と、取付け部品とで構
成される携帯無線機用アンテナにおいて、前記取付け部
品は、プラスチック樹脂により成形され、前記取付け部
品は携帯無線機の中空部に挿入され、前記プラスチック
樹脂の弾性によって携帯無線機本体に取付け固着されて
いる携帯無線機用アンテナである。
【0008】また、本発明は、前記携帯無線機用アンテ
ナは、トップ内に配される第1のアンテナ部と、棒状の
第2のアンテナ部とを連結部を介して一方向に連結した
収納及び伸長可能なアンテナとする携帯無線機用アンテ
ナである。
【0009】また、本発明は、前記携帯無線機用アンテ
ナは、前記取付け部品に前記内蔵された第1のアンテナ
部が固着され、前記第1のアンテナ部の内周部を挿通す
るように棒状の第2アンテナ部が配され、収納及び伸長
可能なアンテナとする携帯無線機用アンテナである。
【0010】また、本発明は、内蔵されたアンテナ部
と、取付け部品とで構成される前記携帯無線機用アンテ
ナであって、前記アンテナ部はトップ内に配置され、前
記トップが取付け部品に固着され、前記取付け部品は携
帯無線機の中空部に挿入され、前記プラスチック樹脂の
弾性によって携帯無線機本体に取付け固着されている携
帯無線機用アンテナである。
【0011】また、本発明は、前記取付け部品のツメ部
の少なくとも一面にテーパ面を配した携帯無線機用アン
テナである。
【0012】また、本発明は、前記取付け部品は、ポリ
カーボネート(略称:PC)やポリアセタール(略称:
POM)、ポリアミド(略称:PA)等の弾性があるプ
ラスチック樹脂を用いた携帯無線機用アンテナである。
【0013】また、本発明は、前記取付け部品は、イン
ジェクション成形によって製作された携帯無線機用アン
テナである。
【0014】また、本発明は、アンテナ部と、取付け部
品とで構成する携帯無線機用アンテナの製造方法におい
て、前記取付け部品を、プラスチック樹脂により成形
し、前記取付け部品のツメ部の少なくとも一面を、テー
パ面を有する形状とし、前記取付け部品を携帯無線機の
中空部に挿入して、前記取付け部品を形成するプラスチ
ック樹脂の弾性によって携帯無線機本体に取付け固着す
ることを特徴とする携帯無線機用アンテナの製造方法で
ある。
【0015】
【実施例】本発明の実施例による携帯無線機用アンテナ
およびその製造方法について、以下に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施例による携帯無線機
用アンテナの筐体への取付け部品の説明図である。
【0017】図7は、本発明の実施例による携帯無線機
用アンテナの外観図であり、取付け部品1に、棒状の第
2のアンテナ部71等が摺動動作可能なように挿通孔1
2が内周に貫通してあり、前記取付け部品を筐体本体に
取付ける際に機械的に撓むバネ部11と筐体に固定され
るためのツメ部10が配された構成である。
【0018】図2は、前記取付け部品に導電性材料で製
作されたフィードポイント2が取付けられた外観図であ
る。
【0019】フィードポイント2は、アンテナを機能さ
せる際に給電部となり、内周に伸縮したアンテナをそれ
ぞれの位置に保持固定するためのドラムスプリング3が
配されている。
【0020】図3は、本発明の携帯無線機用アンテナの
取付け部品に勘合する筐体本体5の外観図であり、筐体
本体5にアンテナ取付け孔51と前記ツメ部が勘合する
溝部4が配されている。図4は、その筐体本体の断面図
を表している。
【0021】図5は、取付け部品1を筐体本体5に取付
けた際の断面図である。図5より、筐体本体5に配され
たアンテナ取付け孔51に取付け部品1が取付けられて
いることがわかる。ツメ部10は、筐体本体の溝部4に
勘合されて固定される。
【0022】筐体本体内に配された基板6には、接点バ
ネ61が配されており、前記取付部品1の内周部に配さ
れた給電部であるフィードポイント2に接触し給電され
る。
【0023】図7は、本発明の携帯無線機用アンテナの
一実施例を示す外観図である。トップ7内には、第1の
アンテナ部が配されている。その第1のアンテナ部は、
収納時にドラムスプリングと勘合して給電されるスリー
ブ72に接続され、収納時のみにアンテナとして機能す
る。これらと第2のアンテナ部71は、非導電性樹脂で
製作された連結部74で、電気的に分離しつつ機械的に
結合される。第2のアンテナ部のもう一方の端部には、
伸長時にドラムスプリングと勘合して給電されるストッ
パー73が配され、伸長時には第2のアンテナ部のみが
アンテナとして機能するものである。
【0024】図8は、本発明の携帯無線機用アンテナの
一実施例を示す外観図である。本アンテナは、トップ7
と取付け部品1を接合固着して構成される。本アンテナ
は、伸縮する第2のアンテナ部が無いので、言うまでも
無いが、取付け部品やフィードポイントにドラムスプリ
ングや挿通孔は不要である。
【0025】図9は、本発明の携帯無線機用アンテナの
一実施例を示す外観図である。前述した図8のアンテナ
のトップに相当する部分であるボトム76、及び取付け
部品1、フィードポイント内周部長手方向に挿通する孔
を配し、非導電性材料で製作されたつまみ部75が配さ
れた第2のアンテナ部71が伸縮する形式のアンテナで
ある。
【0026】伸長時は、給電部から第1のアンテナ部
へ、並びにストッパーを介して第2のアンテナ部へと、
第1と第2のアンテナ部が並列給電されて機能する。収
納時には、第1のアンテナ部のみに給電されて機能する
ものである。
【0027】また、図6に、本発明の携帯無線機用アン
テナの取付け部品(一面テーパ仕様)の取り外し時の動
作図を示した。ここで、図6(a)は、取付け部品が装
着された状態を示す図、図6(b)は、取付け部品の回
転途中の状態を示す図、図6(c)は、取付け部品を、
さらに回転させて取り出し可能となった状態を示す図で
ある。
【0028】図6(a)、図6(b)、図6(c)に示
すように、取り外しをしたい場合には、取付け部品に配
されるツメ部10の回転可能な方向の一面にテーパ面1
3を配することで、取付け部品を容易に取り外し可能に
することができる。言うまでもないが、テーパ面を二面
とすることで、回転方向に関係なく取り外し可能とする
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、組立て
が容易で、かつ容易に取り外しができない(できるよう
にも可)携帯無線機用アンテナの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による携帯無線機用アンテナ用
の筐体への取付け部品の外観図。
【図2】本発明の実施例による携帯無線機用アンテナ用
の筐体への取付け部品にフィードポイントが取付けられ
た外観図。
【図3】本発明の携帯無線機用アンテナ用の取付け部品
に勘合する筐体本体の外観図。
【図4】本発明の携帯無線機用アンテナ用の取付け部品
に勘合する筐体本体の断面図。
【図5】本発明の携帯無線機用アンテナ用の取付け部品
を筐体本体に取付けた状態の断面図。
【図6】本発明の実施例による携帯無線機用アンテナ用
の取り外し可能な取付け部品の取り外し時の説明図。図
6(a)は、取付け部品が装着された状態を示す図、図
6(b)は、取付け部品の回転途中の状態を示す図、図
6(c)は、取付け部品を、さらに回転させて取り出し
可能となった状態を示す図。
【図7】本発明の実施例による携帯無線機用アンテナの
外観図。
【図8】本発明の他の実施例による携帯無線機用アンテ
ナの一実施例の外観図。
【図9】本発明の更に他の実施例による携帯無線機用ア
ンテナの一実施例の外観図。
【図10】従来の携帯無線機用アンテナの外観図。
【符号の説明】
1 取付け部品 2 フィードポイント 3 ドラムスプリング 4 溝部 5 筐体本体 6 基板 7 トップ 10 ツメ部 11 バネ部 12 挿通孔 13 テーパ面 21 取付けネジ 51 アンテナ取付け孔 61 接点バネ 71 第2のアンテナ部 72 スリーブ 73 ストッパー 74 連結部 75 つまみ部 76 ボトム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵された第1のアンテナ部と、棒状の
    第2のアンテナ部と、取付け部品とで構成される携帯無
    線機用アンテナにおいて、前記取付け部品は、プラスチ
    ック樹脂により成形され、前記取付け部品は携帯無線機
    の中空部に挿入され、前記プラスチック樹脂の弾性によ
    って携帯無線機本体に取付け固着されていることを特徴
    とする携帯無線機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記携帯無線機用アンテナは、トップ内
    に配される第1のアンテナ部と、棒状の第2のアンテナ
    部とを連結部を介して一方向に連結した収納及び伸長可
    能なアンテナであることを特徴とする請求項1記載の携
    帯無線機用アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記携帯無線機用アンテナは、前記取付
    け部品に前記内蔵された第1のアンテナ部が固着され、
    前記第1のアンテナ部の内周部を挿通するように棒状の
    第2アンテナ部が配され、収納及び伸長可能なアンテナ
    であることを特徴とする請求項1記載の携帯無線機用ア
    ンテナ。
  4. 【請求項4】 内蔵されたアンテナ部と、取付け部品と
    で構成される携帯無線機用アンテナにおいて、前記アン
    テナ部はトップ内に配置され、前記トップが取付け部品
    に固着され、前記取付け部品は携帯無線機の中空部に挿
    入され、前記プラスチック樹脂の弾性によって携帯無線
    機本体に取付け固着されていることを特徴とする携帯無
    線機用アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記取付け部品のツメ部の少なくとも一
    面にテーパ面を配したことを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記取付け部品は、ポリカーボネートや
    ポリアセタール、ポリアミド等の弾性があるプラスチッ
    ク樹脂を用いたことを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の携帯無線機用アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記取付け部品は、インジェクション成
    形によって製作されたことを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ。
  8. 【請求項8】 アンテナ部と、取付け部品とで構成する
    携帯無線機用アンテナの製造方法において、前記取付け
    部品を、プラスチック樹脂により成形し、前記取付け部
    品のツメ部の少なくとも一面を、テーパ面を有する形状
    とし、前記取付け部品を携帯無線機の中空部に挿入し
    て、前記取付け部品を形成するプラスチック樹脂の弾性
    によって携帯無線機本体に取付け固着することを特徴と
    する携帯無線機用アンテナの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1538693A1 (en) * 2003-12-03 2005-06-08 YOKOWO Co., Ltd Structure for mounting antenna
EP1544942A1 (en) * 2003-12-16 2005-06-22 YOKOWO Co., Ltd Fixing structure
US7486240B2 (en) * 2004-10-12 2009-02-03 Qualcomm Incorporated Devices and methods for retaining an antenna

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