JP2007062684A - エンジンルームの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンルーム内に配置された各種機器を効率的に冷却する。
【解決手段】 ラジエータファン16の前面かつ同軸に固定された板状のプーリブラケット18により支持されるアイドラプーリ20を介して、エンジン24のクランクプーリ26からラジエータファン16のファンプーリ22にベルト28A及び28Bでファン駆動力が伝達されるラジエータ冷却装置10の前面であって、ラジエータファン16の接線方向かつプーリブラケット18の延設方向に、開口部32Aがプーリブラケット18に対向しつつ奥に向かうにつれて横断面積が徐々に小さくなる集風ダクト32を取り付けると共に、集風ダクト32に形成された接続部32Bに送風ダクトを接続する。そして、プーリブラケット18を導風板として活用することで、ラジエータファン16の周方向へ向かう風だけでなく、ラジエータファン16に向かう風をも集風して、集風効率を向上させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラジエータファンからの風を用いて、エンジンルーム内に配置された各種機器を効率的に冷却する技術に関する。
エンジンルーム内に配設された各種機器、具体的には、排気管を冷却する技術として、実開平7−42404号公報(特許文献1)に記載されたように、ダクトで集風した風を利用する冷却装置が提案されている。かかる冷却装置では、ラジエータファンからの風及び走行風を効率よく集風すべく、先端が車両前方に向けて大きく開口しつつ、その横断面積が徐々に小さくなるダクトが採用されている。
実開平7−42404号公報
しかしながら、リヤエンジンバスなどのように、車両後部にエンジンルームが位置するものでは、走行風を利用することができず、ラジエータファンからの風のみを用いて、各種機器を冷却しなければならない。また、近年高出力化が著しいエンジンにおいては、エンジンルーム内が高温になり易く、ラジエータファンからの風をダクトで集風したとしても、その風量が不足しがちで、さらなる集風効率の向上が要望されていた。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、ダクトの開口位置を見直しつつ、ラジエータファンを駆動するためのアイドラプーリを支持するプーリブラケットを導風板として活用することで、ラジエータファンからの風の集風効率を向上させ、エンジンルーム内に配設された各種機器の冷却効率を向上させたエンジンルームの冷却装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明では、ラジエータファンの前面かつ同軸に固定された板状のプーリブラケットにより支持されるアイドラプーリを介して、エンジンのクランクプーリからラジエータファンのファンプーリにベルトでファン駆動力が伝達されるラジエータ冷却装置の前面であって、前記ラジエータファンの接線方向、かつ、前記プーリブラケットの延設方向に、開口がプーリブラケットに対向しつつ奥に向かうにつれて横断面積が徐々に小さくなる集風ダクトを取り付けると共に、該集風部に送風ダクトを接続したことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記送風ダクトは、前記ラジエータファンの接線と、前記ファンプーリ及びアイドラプーリの軸中心を通る直線と、との交点よりラジエータファンの半径外方に接続されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記集風ダクトは、前記ラジエータファンを回転可能に固定するファンシュラウドに直接固定されたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ラジエータファンの接線方向に向かう風の一部は、開口面積が大に形成された集風ダクトにより集風され、流速を増しつつ送風ダクトへと導かれる。また、ラジエータファンへと吸引される風の一部は、プーリブラケットの板面に沿って集風ダクトへと導かれ、集風ダクトにより集風された後、流速を増しつつ送風ダクトへと導かれる。このため、ラジエータファンの接線方向に向かう風だけでなく、ラジエータファンへと向かう風の一部を用いて、エンジンルーム内に配設された各種機器を冷却することが可能となり、冷却効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、送風ダクトは、ラジエータファンの接線とファンプーリ及びアイドラプーリの略中心を通る直線との交点よりラジエータファンの半径外方に接続されているため、ラジエータファンの接線方向に流れる風は、プーリブラケットの延設方向に流れる風によりその方向が偏向され、送風ダクトの入口付近へと導かれる。このため、ラジエータファンの接線方向に流れる風が集風ダクトの内壁面に略直角に当たって、集風ダクトの外部へと漏れてしまうことを防止しつつ、集風した風を効率的に送風ダクトへと導入することが可能となり、通風抵抗の低減を通して集風効率を一層向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、集風ダクトをファンシュラウドに直接固定するようにすれば、集風ダクトを固定するための別体ブラケットが不要となり、部品点数の削減を通して、コスト及び重量などを低減することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、リヤエンジンバスのエンジンルーム内に配設されたラジエータ冷却装置に対して、本発明を適用して構築したエンジンルームの冷却装置(以下「冷却装置」という)の概略構成を示す。
ラジエータ冷却装置10は、ラジエータの前面に配設されたファンシュラウド12と、ファンブラケット14を介してファンシュラウド12に回転可能に固定されたラジエータファン16と、ラジエータファン16の前面かつ同軸に基端部が固定された矩形板状のプーリブラケット18と、プーリブラケット18の先端部に回転可能に固定されたアイドラプーリ20と、を含んで構成される。そして、ラジエータファン16の回転軸に固定されたファンプーリ22には、アイドラプーリ20を介して、エンジン24のクランクプーリ26からベルト28A及び28Bによりファン駆動力が伝達される。ここで、プーリブラケット18は、ラジエータファン16の回転軸を中心として少なくとも所定角度揺動可能に固定され、エンジン24とプーリブラケット18とを連結する長さ調整可能なロッド30により、クランクプーリ26とアイドラプーリ20とに掛け回されるベルト28Aの張力が任意に調整できるようになっている。
また、本発明の特徴として、ラジエータ冷却装置10の前面、具体的には、図2(A)に示すように、ファンシュラウド12の前面であって、ラジエータファン16の接線方向、かつ、プーリブラケット18の延設方向に、ラジエータファン16の回転により発生する風を集風する集風ダクト32が取り付けられる。集風ダクト32は、開口部32Aがプーリブラケット18に対向するように固定され、その開口部32Aから奥に向かうにつれて横断面積が徐々に小さくなる形状、本実施形態では、同図(B)に示すように、略三角柱形状に形成される。そして、集風ダクト32には、エンジンルーム内に配設された各種機器へと送風する送風ダクト(図示せず)の接続部32Bが形成される。ここで、送風ダクトの接続部32Bは、ラジエータファン16の接線と、ファンプーリ22及びアイドラプーリ20の略中心を通る直線と、の交点よりラジエータファン16の半径外方に位置するように形成することが望ましい。
かかる冷却装置によれば、ラジエータファン16の周方向、即ち、接線方向に向かう風の一部は、開口面積が大に形成された集風ダクト32により集風され、その横断面積が徐々に小さくなることから流速を増しつつ、接続部32Bから送風ダクトへと導かれる。また、ラジエータファン16へと吸引される風の一部は、プーリブラケット18の板面に沿って集風ダクト32へと導かれ、集風ダクト32により集風された後、流速を増しつつ、接続部32Bから送風ダクトへと導かれる。このため、ラジエータファン16の周方向に向かう風だけでなく、ラジエータファン16へと向かう風の一部を用いて、エンジンルーム内に配設された各種機器を冷却することが可能となり、冷却効率を向上させることができる。
このとき、送風ダクトは、ラジエータファン16の接線とファンプーリ22及びアイドラプーリ20の略中心を通る直線との交点よりラジエータファン16の半径外方に接続されているため、図3に示すように、ラジエータファン16の周方向に流れる風Aは、プーリブラケット18の延設方向に流れる風Bによりその方向が矢印Cのように偏向され、接続部32Bの入口付近へと導かれる。このため、風Aが集風ダクト32の内壁面に略直角に当たって、集風ダクト32の外部へと漏れてしまうことを防止しつつ、集風した風を効率的に送風ダクトへと導入することが可能となり、通風抵抗の低減を通して集風効率を一層向上させることができる。
また、図2に示すように、集風ダクト32に一体形成された取付部32Cを使用して、これをファンシュラウド12に直接固定するようにすれば、集風ダクト32を固定するための別体ブラケットが不要となり、部品点数の削減を通して、コスト及び重量などを低減することができる。
そして、特に、走行風を利用できないリヤエンジンバスにおいては、近年高出力化が著しいエンジンを搭載しても、ラジエータ冷却装置10としての機能を確保しつつ、ラジエータファン16により発生する風を最大限活用して、エンジンルーム内に配設された各種機器を冷却することができる。
本発明に係る冷却装置を適用したリヤエンジンバスの概略構成図 集風ダクトの詳細を示し、(A)はその上面図、(B)はその斜視図 集風ダクトによる集風作用の説明図
符号の説明
10 ラジエータ冷却装置
12 ファンシュラウド
16 ラジエータファン
18 プーリブラケット
20 アイドラプーリ
22 ファンプーリ
24 エンジン
26 クランクプーリ
28A ベルト
28B ベルト
32 集風ダクト
32A 開口部
32B 接続部
32C 取付部

Claims (3)

  1. ラジエータファンの前面かつ同軸に固定された板状のプーリブラケットにより支持されるアイドラプーリを介して、エンジンのクランクプーリからラジエータファンのファンプーリにベルトでファン駆動力が伝達されるラジエータ冷却装置の前面であって、前記ラジエータファンの接線方向、かつ、前記プーリブラケットの延設方向に、開口がプーリブラケットに対向しつつ奥に向かうにつれて横断面積が徐々に小さくなる集風ダクトを取り付けると共に、該集風ダクトに送風ダクトを接続したことを特徴とするエンジンルームの冷却装置。
  2. 前記送風ダクトは、前記ラジエータファンの接線と、前記ファンプーリ及びアイドラプーリの軸中心を通る直線と、との交点よりラジエータファンの半径外方に接続されたことを特徴とする請求項1記載のエンジンルームの冷却装置。
  3. 前記集風ダクトは、前記ラジエータファンを回転可能に固定するファンシュラウドに直接固定されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンルームの冷却装置。
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