JP2007062391A - 印刷システムによる補正方法 - Google Patents

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光宏 浜島
Koichi Shirai
孝一 白井
Yasuko Ideushi
靖子 出牛
Junichi Hiroi
順一 廣井
Kenichi Hagiwara
健一 萩原
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Abstract

【課題】 温湿度および経時変化による特性の変化を考慮し、インクリボンおよび受像紙が本来有している特性に基づいた印刷を可能にする印刷システムによる補正方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 印刷装置を実装した街頭設置型のメディア端末を用いた印刷システムによる補正方法であって、前記メディア端末が、前記メディア端末の筐体内の温度、または湿度、または温度と湿度の両方を測定し、温度と放置時間、または湿度と放置時間、または温度と湿度と放置時間の組み合わせによる色調の補正値を記録する補正情報と、前記測定した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報を記録し、前記記録から読み出した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報に基づいて、動作保証範囲から外れた放置時間に応じて、印刷する画像データの色調補正を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷装置を実装した街頭設置型のメディア端末を用いた印刷システムの補正方法に関し、特にメディア端末の筐体内の温湿度の履歴に基づいて、適切な色補正を行って印刷を可能にした印刷システムによる補正方法に関するものである。
昇華性染料を用いて、サーマルヘッドからの記録信号に応じて色材を転写させてフルカラー画像を形成する昇華転写記録方式のプリントシステムは、デジタルカメラなどで撮影されたデジタルデータの出力を始めとして、様々な用途で利用されている。
特に、街頭などに設置し、利用者自らが操作することによりデジタルデータの印刷を行うプリントサービスに使用するメディア端末(所謂、キオスク端末)において、昇華転写記録方式の印刷装置が、メディア端末に実装される代表的な印刷装置である。
実際のメディア端末は、外観上、タッチパネル付きモニタ、各種記録メディアの挿入口、音声案内用スピーカー、硬貨および紙幣の挿入口、金銭返却レバー、釣銭返却口、印刷物取出口などを備えており、筐体内部には、制御部(CPU)、メモリ、画像データを記録する外部記憶装置、印刷装置などを備えている。本明細書においては、これらの説明がなくても当然に理解できるので、その説明および図示は省略する。
タレント・フォト(所謂、ブロマイド)を印刷する場合の動作を例に、係るメディア端末の動作を説明する。まず、タッチパネル付きモニタに表示されたメニューから「タレント・フォト」を選択する。
次に、「タレント・フォト」の選択により、印刷可能な「タレント・フォト」の画像の全て、または一部が一覧形式が表示されるので、一覧から印刷したい画像を選択する。
次に、印刷したい枚数などを指定し、確認を促す画面表示に対して「OK」の指示を出すことにより、当該画像の印刷を行う。
画像の印刷は、次の手順で行われる。まず、指定された画像に対する画像データを外部記憶装置から読み出し、メディア端末が備えるメモリに展開する。
メモリに展開した画像データは、順次読み出され、プリンタドライバの指示に従い、トーン補正処理、色補正処理、シャープネス補正処理を施し、印刷装置側に送る。
印刷装置は、受け取った画像データを自身のメモリに格納し、例えば昇華転写記録方式の印刷装置の場合、昇華性染料を分子分散したインクリボンに対して、サーマルヘッドの信号により順次転写を行い、フルカラー画像を形成する。
しかしながら、従来には以下の問題点がある。メディア端末において、筐体内に昇華性染料を用いたインクリボンおよび受像紙を、長時間設置したままおいておくと、インクリボンの染料の分散状態や会合状態が変動するなど、インクリボンや受像紙の特性が変化することがある。
特に、高温多湿の環境において、長い時間放置された場合の影響は大きく、そのインクリボンや受像紙を使って印刷を行うと、本来得られるものとは異なる色調の画像になってしまうのである。
係るメディア端末は、屋内、屋外の様々な場所に設置されるため、所定の動作環境および条件を満足できない場所に設置される可能性、あるいはメディア端末自体は所定の動作環境および条件を満たす場所に設置された場合においても、筐体の構造によってはインクリボンや受像紙周辺の温度や湿度が所定の動作環境および条件を満足できない可能性があり、上述の色調が変化してしまい、印刷品質が低下してしまうという問題がある。
しかも、メディア端末が設置される環境は様々であるから、温湿度を一定に保つ管理を行うことは困難であり、温湿度および経時変化による色調の変化はメディア端末毎に異なるため、一律に補正することも困難である。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、温湿度および経時変化による特性の変化を考慮し、インクリボンおよび受像紙が本来有している特性に基づいた印刷を可能にする印刷システムによる補正方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、印刷装置を実装した街頭設置型のメディア端末を用いた印刷システムによる補正方法であって、前記メディア端末が、前記メディア端末の筐体内の温度、または湿度、または温度と湿度の両方を測定し、温度と放置時間、または湿度と放置時間、または温度と湿度と放置時間の組み合わせによる色調の補正値を記録する補正情報と、前記測定した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報を記録し、前記記録から読み出した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報に基づいて、動作保証範囲から外れた放置時間に応じて、印刷する画像データの色調補正を行うものである。
以上のとおり、本発明に係る印刷システムによる補正方法によれば、筐体内の温度や湿度を測定し、その温度、湿度と放置時間の組み合わせによる色調の補正値を記録する補正情報と、その測定した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報を記録し、その記録から読み出した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報に基づいて、動作保証範囲から外れた放置時間に応じて、印刷する画像データの色調補正を行うため、メディア端末のように様々な場所に設置され、動作条件や環境が一定でない場合においても、常に適正な印刷品質を得ることが可能になる。
以下、本発明を図示する実施形態に基づいて説明する。図1は、本発明による印刷システムの筐体内部のブロック図である。印刷システムには、制御部1、入力部2、表示部3、記録手段4、測定手段5、印刷装置6から構成されている。
制御部1は、実際にはCPUであり、演算、制御、揮発性のメモリから構成されており、印刷する画像データに対する補正手段7などのソフトウェアを実行するものである。
入力部2は、画像データを記録した各種記憶メディアを挿入する各種記憶メディアの読み取り装置、印刷物などの画像を画像データとして読み取るスキャナ装置などである。
表示部3は、上述のタッチパネル付きモニタ装置であり、操作の案内、動作状況、印刷する画像の表示、および注文内容の入力や印刷の指示などを行うための装置である。
記録手段4は、実際には、ハードディスクなどの外部記憶装置であり、画像データ8、筐体内の温湿度履歴9、温湿度による色調の補正情報10、印刷装置6の色調補正の基本となるICCプロファイル11などを保持するものである。
測定手段5は、実際には、メディア端末の筐体内に設置した温湿度センサーであり、予め定めた一定期間毎に温度および湿度を計測し、温湿度履歴9を得るものである。
印刷装置6は、実際には、昇華転写記録方式のプリンタであり、制御部1から転送された画像データ8を自身が備えるメモリに記録し、順次取り出して画像を形成することにより、フルカラーの印刷を行うものである。
次に、本発明の印刷システムの動作について、説明する。図2は、例えば、筐体内に設置した測定手段5が温度計であり、測定手段5が予め定められた間隔において測定した温度変化のログを、わかりやすさのためにグラフにして示したものである。
図2においては、経過時間40時間から50時間の10時間の間、何らかの理由で、動作および印刷品質を保証している範囲を筐体内部の温度が超えていたことを示している。
係る温度変化を経た後に「タレント・フォト」の印刷を行う場合を例に、図3に示すフローチャートに基づき、本発明の印刷システムの動作を詳細に説明する。
まず、表示部3であるタッチパネル付きモニタに表示されたメニューから「タレント・フォト」を選択する。
次に、「タレント・フォト」の選択により、印刷可能な「タレント・フォト」の画像の全て、または一部が一覧形式が表示されるので、一覧から印刷したい画像を選択する。
次に、印刷したい枚数などを指定し、確認を促す画面表示に対して「OK」の指示を出すことにより、当該画像の印刷を指示する。
次に、制御部1は、タッチパネル付きモニタから指定された画像に対する画像データ8を記録手段4から読み出し、制御部1が備えるメモリに展開する。
次に、補正手段7は、図4に一実施例を示すような補正情報10を参照し、メモリに展開した画像データ8に対して、温度の変化に対応した補正を加え、画像データ8´生成し、再度メモリに格納する。
例えば、図2に示した経過時間50時間の時点で印刷を行う際には、温湿度履歴9により当該筐体内が35度を超える環境に10時間置かれていた後に印刷することがわかる。
したがって、補正手段7は、図4の補正情報10において、35度および10時間の場所に記録されているC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各色に対するC=2、M=−7、Y=−4という補正値を画像データ8に対して加え、補正した画像データ8´をメモリに格納する。
図4においては、補正情報10を温度と時間の組み合わせにより構成しているが、例えば、湿度と時間や、温度と湿度と時間を組み合わせるなど、複数の条件の組み合わせにより補正情報10を構成することも可能である。
また、図4の補正情報10は、図4の形態に限定されるものでなく、画像データ8の階調値毎に補正値を変えたものや、補正する階調値ではなく補正係数を入れたものなどを用いることもできる。
また、記録手段4に温度条件に応じたICCプロファイル11を記録しておくことにより、ICCプロファイルを使用した補正も可能である。
制御部1は、メモリに展開した画像データ8´を順次読み出し、印刷装置6へ渡すことにより、インクリボンや受像紙が本来有する特性に合致した、意図した色調に近いフルカラーの印刷を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による印刷システムは、上述の実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能なことは当然のことである。
本発明の印刷システムの構成を示すブロック図である。 本発明の測定手段が記録した温度変化の一例を示す図である。 本発明の印刷システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の補正情報の一実施例を示す図である。
符号の説明
1 制御部
2 入力部
3 表示部
4 記録手段
5 測定手段
6 印刷装置
7 補正手段
8、8´ 画像データ
9 温湿度履歴
10 補正情報
11 ICCプロファイル

Claims (1)

  1. 印刷装置を実装した街頭設置型のメディア端末を用いた印刷システムによる補正方法であって、前記メディア端末が、前記メディア端末の筐体内の温度、または湿度、または温度と湿度の両方を測定し、温度と放置時間、または湿度と放置時間、または温度と湿度と放置時間の組み合わせによる色調の補正値を記録する補正情報と、前記測定した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報を記録し、前記記録から読み出した温度、または湿度、または温度と湿度の履歴および前記補正情報に基づいて、動作保証範囲から外れた放置時間に応じて、印刷する画像データの色調補正を行うことを特徴とする印刷システムによる補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011088305A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Mitsubishi Electric Corp 熱転写型印刷装置

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