JP2007062259A - ヘッドモジュール、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及びヘッドモジュールの製造方法 - Google Patents

ヘッドモジュール、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及びヘッドモジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配線基板がヘッドチップ等に接触してショートを起こすことを防止する。
【解決手段】発熱抵抗体22の周囲にインク液室26を形成するためのバリア層24及び外部と電気的に接続するための電極23を設けたヘッドチップ20と、ヘッドチップ20の電極23を覆うように配置されるフレキシブル配線基板30とを備え、フレキシブル配線基板30は、基板部材31と、先端部がヘッドチップ20の電極23と電気的に接続される配線パターン33とを有し、配線パターン33は、基板部材31上において、先端部が基板部材31の端面から後退した位置に形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体を吐出するためのヘッドの一部を構成するヘッドモジュール、並びにこのヘッドモジュールを用いた液体吐出ヘッド及び液体吐出装置と、ヘッドモジュールの製造方法に関する。詳しくは、配線基板がヘッドチップやノズルシートに接触することによって起こるショートを防止する技術に関するものである。
従来より、液体吐出装置の一例として、インクジェットプリンタが知られており、そのインクジェットプリンタ等に用いられるヘッド(液体吐出ヘッド)は、ノズルから記録紙にインクを吐出することによって記録を行う。例えば、エネルギー発生素子として発熱素子を用いた方式では、ノズルと連通するインク液室(加圧室)の底壁を発熱素子で構成し、この発熱素子に電気信号となる電気パルスを印加して加熱し、それにより発生するインク気泡の圧力によってノズルからインクを吐出させ、記録紙に記録を行う。そして、このようなノンインパクト記録方式のヘッドは、高速性、低騒音性等に優れており、一般に広く普及している。
ここで、一般的なヘッドの構造は、一方側の面に、インクを吐出するための複数のノズルが形成されたノズルシートが配置され、他方側の面には、インクの流路を介して加圧室にインクを供給するための供給口又はバッファタンクが設けられている。また、インクを吐出するための電気パルスを発熱素子に印加する配線基板が接続されている。この配線基板の接続方式には、NCF(Non Conductive Film)、NCP(Non Conductive Paste)、ACP(Anisotropic Conductive Paste)、ACF(Anisotropic Conductive Film)、TAB(Tape Automated Bonding)等の実装技術があり、従来はTAB方式が一般的であったが、異方性導電膜を用いるACF方式も製品化されてきている。
そして、配線基板を電気的に接続する接続部、配線基板の露出部等は、吐出不良が発生しないように、インクによる腐食、他の金属との接触によるショート、外力による断線等を防止する必要がある。そのため、エポキシ系、シリコン系、アクリル系等の接着剤によって封止される。
例えば特許文献1では、回路基板と圧電セラミックプレートとからなるヘッドチップをフレキシブル配線基板でACFを介して連結する構造において、連結部が外気と遮断されるように、連結部の外周を全範囲にわたって2層の接着剤で封止したヘッドが開示されている。
特開2004−1382号公報
しかし、前述の特許文献1には、フレキシブル配線基板のバリがヘッドチップやノズルシートに接触することによって起こるショートの防止について、何ら開示されていない。すなわち、フレキシブル配線基板は、大きめの基板部材上にエッチング等の技術を用いて配線パターンを形成した後、外形を金型で打ち抜いて作製される。その際、打抜き時の応力によって切断面にバリが発生し、配線パターンの先端部が反り返るようになる。
図10は、バリ44が発生したフレキシブル配線基板40の端面を示す断面図である。図10に示すように、フレキシブル配線基板40は、基板部材41上に接着剤42を介して配線パターン43を形成したものであり、配線パターン43は、銅箔の配線部43aと、その表面のニッケル/金(Ni/Au)メッキ43bとによって構成されている。
そして、基板部材41側から打ち抜かれたフレキシブル配線基板40の端面では、配線パターン43の切断面がヘッドチップ(図示せず)に向かって反り返るバリ44になる。このバリ44は、銅箔等の延性を有する金属で配線部43aを形成した場合に特に生じやすく、バリ44が半導体のヘッドチップや導電性のノズルシート(図示せず)に接触した場合には、ショートを起こして動作不良の原因になる。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、配線基板がヘッドチップ等に接触してショートを起こすことを防止することである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
本発明の1つである請求項1の発明は、半導体基板上に複数のエネルギー発生素子が一定間隔で略直線状に配置されるとともに、前記エネルギー発生素子が設けられた面に、前記エネルギー発生素子の周囲に液室を形成するためのバリア層及び外部と電気的に接続するための電極を設けたヘッドチップと、前記ヘッドチップの前記電極を覆うように配置される配線基板とを備え、前記エネルギー発生素子により前記液室内の液体に吐出力を与えることにより、前記液室内の液体を吐出するヘッドモジュールであって、前記配線基板は、基板部材と、先端部が前記ヘッドチップの前記電極と電気的に接続される配線パターンとを有し、前記配線パターンは、前記基板部材上において、前記先端部が前記基板部材の端面から後退した位置に形成されていることを特徴とする。
上記発明においては、ヘッドチップの電極を覆うように配置される配線基板を備える。この配線基板は、基板部材と、先端部がヘッドチップの電極と電気的に接続される配線パターンとを有している。そして、配線パターンは、基板部材上において、先端部が基板部材の端面から後退した位置に形成されている。そのため、基板部材を金型で打ち抜いても配線パターンが切断されず、配線パターンにバリが発生することはない。
なお、本発明のエネルギー発生素子は、ヒータ等の発熱抵抗体(発熱素子)、ピエゾ素子等の圧電素子、MEMS等を用いることが可能であるが、以下の実施形態では、サーマル方式の発熱抵抗体22が相当する。また、実施形態では、モジュールフレーム11には8つのヘッドチップ配置孔11bが形成され、1つのヘッドモジュール10には8つのヘッドチップ20が設けられる。そして、このヘッドモジュール10を直列に2個接続してラインヘッド(A4版の長さ)にするとともに、それを4列設けて、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の4色のカラーラインヘッドである液体吐出ヘッド1を形成している。
本発明のヘッドモジュールによれば、配線パターンの先端部が基板部材の端面から後退した位置に形成されているので、基板部材を金型で打ち抜いても配線パターンが切断されず、配線パターンにバリが発生することはない。
したがって、配線パターンがヘッドチップやノズルシートに接触することがなくなり、ショートによる動作不良やヘッドチップの破損といった事態を防止することができる。その結果、信頼性が向上する。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である液体吐出ヘッド1を示す平面図であり、液体の吐出面側から見た図である。また、図2は、図1と反対側の面から見た図である。さらにまた、図3は、図2の前面側に制御基板4を配置した図である。
液体吐出ヘッド1は、液体吐出装置(本実施形態では、カラーラインインクジェットプリンタ)に搭載されるヘッドとして用いられるものである。図1に示すように、液体吐出ヘッド1は、ヘッドフレーム2と、フレキシブル配線基板30と、複数のヘッドモジュール10とから構成されている。ヘッドモジュール10は、図1の平面図において、ヘッドモジュール配置孔2a内に、長手方向に2個、直列に接続されており、その2個のヘッドモジュール10でA4横幅の長さをカバーして1色を印画するものである。そして、その直列に接続された2個のヘッドモジュール10が4列設けられ、4色(Y、M、C、及びK)の液体吐出ヘッド1を構成している。
また、各ヘッドモジュール10内には、8個のヘッドチップ20が設けられている。図4は、本発明の一実施形態の液体吐出ヘッド1における1つのヘッドチップ20の周囲を示す断面図である。
ヘッドチップ20は、シリコン等からなる半導体基板21と、この半導体基板21の一方の面に析出形成された発熱抵抗体22(本発明におけるエネルギー発生素子に相当するもの)とを備えている。半導体基板21の発熱抵抗体22が形成された面と同一面側であって発熱抵抗体22が形成された縁部と反対側の縁部には、電極23が形成されている。そして、発熱抵抗体22と電極23とは、半導体基板21上に形成された導体部(図示せず)を介して接続されている。
ヘッドチップ20の発熱抵抗体22が形成された面には、バリア層24、及びノズルシート25が積層されている。バリア層24は、積層方向の厚みにより、インク液室(加圧室)26の側壁を形成するとともに、後述するヘッドチップ20とノズルシート25とを接着させる役目を果たすものである。バリア層24は、例えば感光性環化ゴムレジストや露光硬化型のドライフィルムレジストからなり、ヘッドチップ20の半導体基板21の発熱抵抗体22が形成された面の全体に積層された後、フォトリソプロセスによって不要な部分が除去されることにより形成されている。また、バリア層24は、発熱抵抗体22の3辺の近傍を囲むように、平面的に見たときに略凹状に形成される。
さらにまた、ノズルシート25は、複数のノズル25aが形成されたものであり、例えば、ニッケルによる電鋳技術により形成されたものである。そして、ノズルシート25は、ノズル25aの位置が発熱抵抗体22の位置と合うように、すなわちノズル25aが発熱抵抗体22に対向するように、より具体的には、ノズル25aの中心軸と発熱抵抗体22の中心とが平面的に見たときに一致するように、バリア層24と貼り合わされている。
インク液室26は、発熱抵抗体22を囲むように、半導体基板21とバリア層24とノズルシート25とから構成されたものであり、吐出するインクが満たされるとともに、インクの吐出時にはインクの加圧室となるものである。半導体基板21の発熱抵抗体22が形成された面がインク液室26の底壁を構成し、バリア層24の発熱抵抗体22を略凹状に囲む部分がインク液室26の側壁を構成し、ノズルシート25がインク液室26の天壁を構成している。そして、インク液室26は、図4に示すように、ヘッドチップ20と、モジュールフレーム11との間の流路27に連通している。
上記の1個のヘッドチップ20には、通常、100個単位の発熱抵抗体22を備え、プリンタの制御部(図示せず)からの指令によってこれら発熱抵抗体22のそれぞれを一意に選択して発熱抵抗体22に対応するインク液室26内のインクを、インク液室26に対向するノズル25aから吐出させることができる。
すなわち、インク液室26にインクが満たされた状態で、発熱抵抗体22に短時間、例えば、1〜3μsecの間パルス電流を流すことにより、発熱抵抗体22が急速に加熱される。その結果、発熱抵抗体22と接する部分に気相のインク気泡が発生し、そのインク気泡の膨張によってある体積のインクが押しのけられる(インクが沸騰する)。これによって、ノズル25aに接する部分の上記押しのけられたインクと同等の体積のインクがインク液滴としてノズル25aから吐出される。そして、この液滴が印画紙上に着弾されることで、ドット(画素)が形成される。
続いて、ヘッドモジュール10のより詳細な構造及び製造過程について説明する。
図5(a)は、1つのモジュールフレーム11を示す平面図である。本実施形態のヘッドモジュール10は、モジュールフレーム11と、8つのヘッドチップ20及びノズルシート25と、バッファタンク12とから構成されている。
モジュールフレーム11は、平面的に見たときに略長方形状に形成されるとともに、左右両端側には、略L形に切り欠かれた係合部11aを有する。
モジュールフレーム11は、例えばステンレス鋼から形成され、厚みが約0.5mm程度のものであり、本実施形態では、8箇所に、略長方形状のヘッドチップ配置孔11bが形成されている。ヘッドチップ配置孔11bは、ヘッドチップ20の外形よりわずかに大きな孔形を有し、ヘッドチップ20を内部に完全に配置できるようになっている。
また、モジュールフレーム11には、ヘッドフレーム2に固定するための2つの取付穴11dが形成されている。取付穴11dは、ヘッドフレーム2にヘッドモジュール10を取り付けるときに用いられるものである。さらにまた、各ヘッドチップ配置孔11bの外縁部の一部を囲むように、溝11c(図5(a)中、ハッチング部)が形成されている。
図5は、モジュールフレーム11にノズルシート25を貼付する工程を示している。図5に示すように、ヘッドチップ配置孔11bの周囲と溝11cとで囲まれた領域に、接着剤14を塗布(印刷)する(図中、(b))。この接着剤14の領域は、ノズルシート25が貼付されたときにノズルシート25の外縁部とほぼ一致する大きさに形成されている。
そして、接着剤14の塗布後は、ノズルシート25をモジュールフレーム11に貼着する(図中、(c))。このとき、余分な接着剤14は、溝11c内に入り込み、溝11cによって吸収される。そのため、余分な接着剤14がインクの吐出面に流出してノズル25aを塞いだり、吐出面のクリーニングの障害になったりすることが防止される。
また、ノズルシート25によって、ヘッドチップ配置孔11bの領域の一部が覆われるように貼着される。さらにまた、ノズルシート25は、モジュールフレーム11に支持されるための必要最小限の大きさに形成されており、ノズルシート25がヘッドチップ配置孔11b上に貼着されたときは、ノズルシート25は、ヘッドチップ配置孔11b及び接着剤14の塗布範囲にのみ存在する大きさに形成されている。すなわち、ノズルシート25は、ヘッドチップ配置孔11bの領域の必要な一部を覆うとともに、最小限の接着面積を有するように、必要最小限の大きさに形成されている。
さらに、本実施形態では、ホットプレスによってノズルシート25をモジュールフレーム11に熱圧着することで接合する。この接合は、ヘッドモジュール10及び液体吐出ヘッド1の製造過程における最高温度(例えば約150℃;第1温度環境下)で行われる。モジュールフレーム11とノズルシート25とを比較すると、ノズルシート25の方が線膨張係数が大きい(温度変化によって伸縮しやすい)ので、製造過程における最高温度で両者を接合すれば、常温等の接合時の温度以下では、ノズルシート25は、モジュールフレーム11により張られた状態となる。
すなわち、ノズルシート25の温度変化による伸縮は、ノズルシート25とモジュールフレーム11との接合後は、モジュールフレーム11に支配されることとなる。
したがって、モジュールフレーム11の剛性をできる限り確保するためには、モジュールフレーム11のヘッドチップ配置孔11bの開口面積は、必要最小限とすることが好ましい。そのため、ヘッドチップ配置孔11bは、ヘッドチップ20よりわずかに大きい外形をなしている。
なお、ノズル25aは、1つのヘッドチップ20における発熱抵抗体22の数に対向する数の貫通穴を一方向に整列させたものである。
ノズル25aの形成は、エキシマレーザーにより行う。また、レーザー光により形成されたノズル25aには、テーパーが付くため、モジュールフレーム11側からレーザー光を照射してノズル25aを形成する。これにより、ノズル25aは、インクの吐出面(ノズルシート25の外表面)に近づくに従って開口径が次第に小さくなるようにテーパーが付いた孔となる。
また、各ヘッドチップ配置孔11b内に位置するノズル25a列のノズル25a間ピッチは、ヘッドチップ20の発熱抵抗体22の配列ピッチと同一(解像度が600dpiのヘッドモジュール10を形成する場合には、約42.3μm)となるように形成する。
さらにまた、図5において、各ヘッドチップ配置孔11b内のノズル25a列は、各ヘッドチップ配置孔11b内のノズル25a列を結ぶライン(各ノズル25aの中心を通るライン)を考えたときに、そのラインがモジュールフレーム11の長手方向に平行に引いたモジュールフレーム11の中心線側に形成される。また、各ヘッドチップ配置孔11bを左側から順に、「N1」、「N2」、「N3」、・・、「N8」番目とすると、「N1」番目と「N3」、「N5」及び「N7」番目のヘッドチップ配置孔11b内のノズル25a列は、上記中心線に平行な一直線上に整列するように形成される。「N2」、「N4」、「N6」及び「N8」番目の関係も同様である。
したがって、隣接するヘッドチップ配置孔11b内のノズル25a列、例えば「N1」番目と「N2」番目のヘッドチップ配置孔11b内のノズル25a列は、上記中心線に対して平行な2直線上に整列する。
なお、本実施形態では、1つのモジュールフレーム11に対して8つのヘッドチップ配置孔11bを形成したが、これより多い又は少ないヘッドチップ配置孔11bを形成したときであっても、上記関係を満たすようにする。
次に、各ヘッドチップ配置孔11b内に、バリア層24を積層したヘッドチップ20を配置・固定する。これは、上記第1温度環境下よりも低い第2温度環境下で(例えば常温(25℃前後)で)行われる。これにより、バリア層24とノズルシート25とが接着される。ここで、ヘッドチップ20は、チップマウンターを用いてアライメントされながら熱圧着される。さらにこの場合には、ヘッドチップ20の発熱抵抗体22の真下に、ノズル25aが位置するように、例えば±1μm程度の精度で熱圧着される。
ところで、ヘッドチップ20とノズルシート25とを比較すると、ノズルシート25の方が線膨張係数が大きい。また、ヘッドチップ20の熱圧着温度は、モジュールフレーム11とノズルシート25との接合温度よりも低い。
したがって、ヘッドチップ20の熱圧着の際は、モジュールフレーム11と接合されたノズルシート25がピンと張られた状態となっているので、ノズルシート25の撓みを防止でき、平坦性が確保できる。
このように、バリア層24が形成されたヘッドチップ20がヘッドチップ配置孔11b内に配置され、ノズルシート25とヘッドチップ20とが接着されると、ノズルシート25のヘッドチップ20側の面、バリア層24、及びヘッドチップ20の発熱抵抗体22が形成された面とによって、上記のようにインク液室26が形成される。
さらにまた、ヘッドチップ20がノズルシート25に貼着されると、ヘッドチップ20の電極23は、ノズルシート25により隠蔽されることなく、外部に露出する(図4参照)。そのため、ヘッドチップ20がヘッドチップ配置孔11b内に配置された後も、ヘッドチップ20との電気的接続が可能になっている。
続いて、ヘッドチップ20側に設けられた電極23と、フレキシブル配線基板30との接合(電気的接続)を行う。図6は、フレキシブル配線基板30の端部を示す断面図である。図6に示すように、フレキシブル配線基板30は、ポリイミド等の可撓性を有するフィルム状の基板部材31上に、接着剤32を介して配線パターン33を形成したものであり、配線パターン33は、銅箔の配線部33aと、その表面のニッケル/金(Ni/Au)メッキ33bとによって構成されている。
ここで、配線パターン33は、先端部が基板部材31の端部から後退した位置に形成されている。そして、基板部材31の端部と配線パターン33の先端部との間で基板部材31を金型(図示せず)で打ち抜くことにより、図6に示す所望の形状のフレキシブル配線基板30が作製される。すなわち、配線パターン33が打ち抜かれないように、予め打抜き領域から後退させた位置に配線パターン33を形成している。そのため、フレキシブル配線基板30の端面において、配線パターン33に切断面が形成されることがなく、基板部材41側から打ち抜いても、配線パターン33がヘッドチップ(図示せず)に向かって反り返らず、平坦性が維持される。
このようなフレキシブル配線基板30は、配線パターン33の先端部とヘッドチップ20の電極23とが電気的に接続されるように取り付けられる。図7は、モジュールフレーム11に、ノズルシート25及びヘッドチップ20が貼着された後、フレキシブル配線基板30を接合した状態を示す平面図である。なお、図7中、前面側がノズルシート25の貼着面側であるが、図面の理解しやすさのために、反対側の面から貼着したヘッドチップ20を、実線(ハッチング部)で図示している。また、図8は、ヘッドチップ20、ノズルシート25、及びフレキシブル配線基板30を示す斜視図である。
図7に示すように、1つのヘッドモジュール10に対し、2枚のフレキシブル配線基板30が取り付けられる。すなわち、ヘッドチップ20は、4個ずつ2列に並んで配置されているが、モジュールフレーム11のノズルシート25が設けられた面側において、図8に示すように、各列で1枚のフレキシブル配線基板30がヘッドチップ20の露出している電極23を覆うように配置され、各配線パターン33の先端部がヘッドチップ20の電極23に接合される。この際、ノズルシート25とフレキシブル配線基板30とは、隣り合ってモジュールフレーム11上に接着固定され、安易に電極23の接合が外れないようになっている。
このような状態で、図4に示すように、ヘッドチップ20の電極23とフレキシブル配線基板30の電極(配線パターン33の先端部)とが異方性導電膜28を介して接続される(ACF接続)。
したがって、ヘッドチップ20とフレキシブル配線基板30との電気的接続が行われることとなる。また、フレキシブル配線基板30の端面において、配線パターン33(配線部33a及びNi/Auメッキ33b)の先端部は、ヘッドチップ20に向けて反り返ることなく、平坦になっている。
そして、接続後は、ヘッドチップ20とモジュールフレーム11との間の隙間(流路27の反対側)にエポキシ樹脂等の樹脂29aを設け、配線パターン33を封止する。ヘッドモジュール10の使用時には、ヘッドチップ20の周囲(図4中、上側)がインクで浸される構造であるので、活電部にインクが侵入してショートしないようにするためである。また、配線パターン33の先端部は、平坦になっているので、ヘッドチップ20の電極23以外のところで配線パターン33が接触し、ショートするようなことはない。なお、フレキシブル配線基板30とノズルシート25との間には、隙間と、材厚分である十数μmの段差(図8参照)が存在するが、この部分は、図4に示すように、ノズルシート25側から樹脂29bを設けて封止される。
次に、図4及び図9に示すように、ヘッドチップ20の上部を覆うように、バッファタンク12が接着される。なお、図9は、バッファタンク12及びフレキシブル配線基板30を示す平面図である。
バッファタンク12は、インクを一時貯留するためのタンクであり、1つのヘッドモジュール10に対して1つ設けられる。
図9に示すように、バッファタンク12は、平面図で見たときに、モジュールフレーム11とほぼ同等の形状をなす。そして、図4に示すように、バッファタンク12の内部は、空洞となった液体流路(図4中、網点部)が形成される。特に本実施形態の液体吐出ヘッド1では、バッファタンク12の下面側(モジュールフレーム11との接着面側)が開口されるとともに、側壁及び天壁が同一厚みに形成され、断面が略逆凹形となるように形成されている。そのため、バッファタンク12は、インク液室26に供給するインクを一時貯留するとともに、本実施形態では特に、モジュールフレーム11を固定するための剛性のある支持部材ともなっている。
バッファタンク12がモジュールフレーム11上に取り付けられると、図9に示すように、全てのヘッドチップ配置孔11bを覆うようになる。また、図4に示すように、バッファタンク12内と、各ヘッドチップ20のインク液室26とは、ヘッドチップ配置孔11bとヘッドチップ20との間の流路27を介して連通される。これにより、バッファタンク12は、ヘッドモジュール10における全てのヘッドチップ20に共通する液体流路を形成する。
なお、図示を省略するが、バッファタンク12の天壁には、孔が形成されており、この孔を介してインクタンク(図示せず)からバッファタンク12内にインクが供給される。また、モジュールフレーム11と、各ヘッドチップ20と、バッファタンク12とは、同等の線膨張係数を有している。これは、線膨張係数の差が大きいと、熱応力の作用によって接着剤が剥がれたりする等のトラブルの原因となるため、それを回避したものである。
さらに本実施形態では、このヘッドモジュール10を複数用いて、1つの液体吐出ヘッド1を形成する。
図1に示すように、剛性のあるヘッドフレーム2には、ヘッドモジュール配置孔2aが形成されており、このヘッドモジュール配置孔2a内に、本実施形態では8つのヘッドモジュール10を並べて配置している(2つのヘッドモジュール10を直列に接続するとともに、その直列に接続されたヘッドモジュール10を4段に並べている)。なお、各ヘッドモジュール10は、ネジ止めされ、位置決めされている。
また、図2に示すように、図1と反対側の面では、8つのヘッドモジュール10の各バッファタンク12が見えている。そして、直列に接続されたバッファタンク12間は、U字管13で接続されている。また、1つのヘッドモジュール10に対して2つのフレキシブル配線基板30の接続側端部(図2中、ハッチング部)が、紙面に対して垂直に延びている。
次に、図3に示すように、バッファタンク12が設けられた面側に、液体の吐出等を制御するための制御基板4がネジ5によってネジ止めされる。制御基板4上には、各種コンデンサの他、フレキシブル配線基板30と接続するためのコネクタ4aが設けられている。そして、このコネクタ4aの近傍には、切欠き部4bが形成されており、フレキシブル配線基板30の先端部は、この切欠き部4bを通って制御基板4の下側から上側に抜け、制御基板4のコネクタ4aに接続されている。
このようにしてヘッドモジュール10を2つ直列接続して、A4対応のラインヘッドを形成する。さらに、このヘッドモジュール10列(2個のヘッドモジュール10からなるもの)を4列並べてY、M、C、及びKの4色(カラー)対応のカラーラインヘッドを形成する。
以上説明したように、本実施形態において、フレキシブル配線基板30は、基板部材31と、基板部材31上において、先端部が基板部材31の端面から後退した位置に形成された配線パターン33とを有しており、この配線パターン33の先端部とヘッドチップ20の電極23とが電気的に接続されている。
したがって、金型で打ち抜いてフレキシブル配線基板30を作製しても、配線パターン33にバリが生じることはなく、配線パターン33がヘッドチップ20の電極23以外のところでヘッドチップ20やノズルシート25に接触し、ショートを起こすことが防止されるので、信頼性が向上する。
本発明の一実施形態である液体吐出ヘッドを示す平面図であり、液体の吐出面側から見た図である。 図1と反対側の面から見た図である。 図2の前面側に制御基板を配置した図である。 本発明の一実施形態の液体吐出ヘッドにおける1つのヘッドチップの周囲を示す断面図である。 ヘッドモジュールの製造工程を示す平面図である。 フレキシブル配線基板の端部を示す断面図である。 モジュールフレームに、ノズルシート及びヘッドチップが貼着された後、フレキシブル配線基板を接合した状態を示す平面図である。 ヘッドチップ、ノズルシート、及びフレキシブル配線基板を示す斜視図である。 バッファタンク及びフレキシブル配線基板を示す平面図である。 バリが発生したフレキシブル配線基板の端部を示す断面図である。
符号の説明
1 液体吐出ヘッド
2 ヘッドフレーム
2a ヘッドモジュール配置孔
10 ヘッドモジュール
11 モジュールフレーム
11b ヘッドチップ配置孔
20 ヘッドチップ
21 半導体基板
22 発熱抵抗体(エネルギー発生素子)
23 電極
24 バリア層
25 ノズルシート
25a ノズル
26 インク液室(液室)
30 フレキシブル配線基板(配線基板)
31 基板部材
33 配線パターン

Claims (5)

  1. 半導体基板上に複数のエネルギー発生素子が一定間隔で略直線状に配置されるとともに、前記エネルギー発生素子が設けられた面に、前記エネルギー発生素子の周囲に液室を形成するためのバリア層及び外部と電気的に接続するための電極を設けたヘッドチップと、
    前記ヘッドチップの前記電極を覆うように配置される配線基板と
    を備え、
    前記エネルギー発生素子により前記液室内の液体に吐出力を与えることにより、前記液室内の液体を吐出するヘッドモジュールであって、
    前記配線基板は、基板部材と、先端部が前記ヘッドチップの前記電極と電気的に接続される配線パターンとを有し、
    前記配線パターンは、前記基板部材上において、前記先端部が前記基板部材の端面から後退した位置に形成されている
    ことを特徴とするヘッドモジュール。
  2. 請求項1に記載のヘッドモジュールにおいて、
    ノズルが形成されたノズルシートと、
    前記ヘッドチップを内部に配置するための孔であって前記ヘッドチップの外形より大きいヘッドチップ配置孔が複数形成されたモジュールフレームと
    を備え、
    前記ノズルシートは、前記モジュールフレームの一方側の面において、各前記ヘッドチップ配置孔に対し、前記ヘッドチップ配置孔内に前記ノズルが位置し、前記ヘッドチップ配置孔の領域の一部を覆うようにそれぞれ配置されるとともに、前記ヘッドチップ配置孔の領域の一部を覆う大きさに形成され、
    前記ヘッドチップは、前記ヘッドチップの前記エネルギー発生素子と前記ノズルとが対向する位置に配置されるように、前記モジュールフレームの他方側の面から、各前記ヘッドチップ配置孔にそれぞれ配置され、
    前記ヘッドチップ配置孔に配置された前記ヘッドチップの前記電極は、前記ヘッドチップ配置孔の前記ノズルシートにより覆われていない領域から露出し、
    前記配線基板は、前記モジュールフレームの前記ノズルシートが設けられた面側に配置されている
    ことを特徴とするヘッドモジュール。
  3. 複数のヘッドモジュールと、
    複数の前記ヘッドモジュールを収容したヘッドモジュール配置孔が形成されたヘッドフレームと
    を備えるとともに、
    前記ヘッドモジュールは、
    半導体基板上に複数のエネルギー発生素子が一定間隔で略直線状に配置されるとともに、前記エネルギー発生素子が設けられた面に、前記エネルギー発生素子の周囲に液室を形成するためのバリア層及び外部と電気的に接続するための電極を設けたヘッドチップと、
    ノズルが形成されたノズルシートと、
    前記ヘッドチップの前記電極を覆うように配置される配線基板と、
    前記ヘッドチップを内部に配置するための孔であって前記ヘッドチップの外形より大きいヘッドチップ配置孔が複数形成されたモジュールフレームと
    を備え、
    前記エネルギー発生素子により前記液室内の液体に吐出力を与えることにより、前記液室内の液体を前記ノズルから吐出する液体吐出ヘッドであって、
    前記ノズルシートは、前記モジュールフレームの一方側の面において、各前記ヘッドチップ配置孔に対し、前記ヘッドチップ配置孔内に前記ノズルが位置し、前記ヘッドチップ配置孔の領域の一部を覆うようにそれぞれ配置されるとともに、前記ヘッドチップ配置孔の領域の一部を覆う大きさに形成され、
    前記ヘッドチップは、前記ヘッドチップの前記エネルギー発生素子と前記ノズルとが対向する位置に配置されるように、前記モジュールフレームの他方側の面から、各前記ヘッドチップ配置孔にそれぞれ配置され、
    前記ヘッドチップ配置孔に配置された前記ヘッドチップの前記電極は、前記ヘッドチップ配置孔の前記ノズルシートにより覆われていない領域から露出し、
    前記モジュールフレームの前記ノズルシートが設けられた面側に配置される前記配線基板は、基板部材と、先端部が前記ヘッドチップの前記電極と電気的に接続される配線パターンとを有し、
    前記配線パターンは、前記基板部材上において、前記先端部が前記基板部材の端面から後退した位置に形成されている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  4. 複数のヘッドモジュールと、
    複数の前記ヘッドモジュールを収容したヘッドモジュール配置孔が形成されたヘッドフレームと
    を備えるとともに、
    前記ヘッドモジュールは、
    半導体基板上に複数のエネルギー発生素子が一定間隔で略直線状に配置されるとともに、前記エネルギー発生素子が設けられた面に、前記エネルギー発生素子の周囲に液室を形成するためのバリア層及び外部と電気的に接続するための電極を設けたヘッドチップと、
    ノズルが形成されたノズルシートと、
    前記ヘッドチップの前記電極を覆うように配置される配線基板と、
    前記ヘッドチップを内部に配置するための孔であって前記ヘッドチップの外形より大きいヘッドチップ配置孔が複数形成されたモジュールフレームと
    を備え、
    前記エネルギー発生素子により前記液室内の液体に吐出力を与えることにより、前記液室内の液体を前記ノズルから吐出する液体吐出装置であって、
    前記ノズルシートは、前記モジュールフレームの一方側の面において、各前記ヘッドチップ配置孔に対し、前記ヘッドチップ配置孔内に前記ノズルが位置し、前記ヘッドチップ配置孔の領域の一部を覆うようにそれぞれ配置されるとともに、前記ヘッドチップ配置孔の領域の一部を覆う大きさに形成され、
    前記ヘッドチップは、前記ヘッドチップの前記エネルギー発生素子と前記ノズルとが対向する位置に配置されるように、前記モジュールフレームの他方側の面から、各前記ヘッドチップ配置孔にそれぞれ配置され、
    前記ヘッドチップ配置孔に配置された前記ヘッドチップの前記電極は、前記ヘッドチップ配置孔の前記ノズルシートにより覆われていない領域から露出し、
    前記モジュールフレームの前記ノズルシートが設けられた面側に配置される前記配線基板は、基板部材と、先端部が前記ヘッドチップの前記電極と電気的に接続される配線パターンとを有し、
    前記配線パターンは、前記基板部材上において、前記先端部が前記基板部材の端面から後退した位置に形成されている
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  5. 半導体基板上に複数のエネルギー発生素子が一定間隔で略直線状に配置されるとともに、前記エネルギー発生素子が設けられた面に、前記エネルギー発生素子の周囲に液室を形成するためのバリア層及び外部と電気的に接続するための電極を設けたヘッドチップと、
    前記ヘッドチップの前記電極を覆うように配置される配線基板と
    を備え、
    前記エネルギー発生素子により前記液室内の液体に吐出力を与えることにより、前記液室内の液体を吐出するヘッドモジュールの製造方法であって、
    基板部材上において、先端部が前記基板部材の端部から後退した位置になるように配線パターンを形成する第1工程と、
    前記基板部材の前記端部と前記配線パターンの前記先端部との間で前記基板部材を金型で打ち抜いて前記配線基板とする第2工程と、
    前記配線パターンの前記先端部と前記ヘッドチップの前記電極とを電気的に接続する第3工程と
    を含むことを特徴とするヘッドモジュールの製造方法。
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