JP2007061321A - 紐止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 他のものとの衝突や引っかかりをなくし、傷の発生を少なくしつつ、意匠性にも優れた紐止具を提供する。
【解決手段】 紐2を係止可能かつ押圧力が与えられたとき解除可能な係止部材10Aと、この係止部材10Aを収容する収容部31を有し被着体1に取り付けられる収容部材30Aとを備える。収容部31は、係止部材10Aを略収容できる大きさの収容空間37を有し、かつ、この収容空間37の外壁を通じて係止部材10Aに押圧力を付与できる。
【選択図】 図1
Description
従来の紐止具は、筒状の雌部材と、この雌部材の筒方向に摺動自在に挿入される雄部材とから構成されている。雄部材は、一体または別体の弾性手段によって、雌部材から抜け出す方向に付勢されている。雌部材および雄部材には孔部が形成されており、弾性手段に抗して雄部材を雌部材内に押し込むと、これらの孔部が連通(一致)するようになり、その孔部に紐を通すことが可能となる。押し込みをやめると、弾性手段によって雄部材が基の位置に復帰される。すると、雄部材の孔部と雌部材の孔部とがずれ、紐が係止される。
また、紐止具は、紐を確実に係止する必要性から、その材質にはアセタールなどの比較的硬い材料が用いられている。衣服などに取付けられた紐止具の場合、紐止具が直接あるいは衣服などを通じて肌に接触すると、肌が異物感を感じるなどの課題もある。
これは、筒状の雌部材と、この雌部材内に摺動自在に挿入される雄部材と、この雄部材を雌部材から抜け出る方向へ付勢する付勢手段とを備え、雄部材および雌部材に紐の通し孔が形成されているとともに、雌部材に縫着用片部が形成された構成である。
ここで、前記収容部は、前記係止部材に押圧力を付与できる弾性変形部を有していることが好ましい。
しかも、紐に対する係止および解除操作にあたっては、収容部を押圧すると、収容部が弾性変形される。これにより、収容部の外壁を通じて係止部材に押圧力が付与されるため、紐の係止状態が解除される。収容部への押圧を解くと、変形した収容部の外壁が弾性復帰するので、係止部材に付与されていた押圧力が解除されるため、紐が係止部材によって拘束(係止)される。従って、紐に対する係止および解除操作に支障を生じることなく、傷の発生が少なく、かつ、意匠性にも優れた紐止具を提供できる。
もとより、収容部材が被着体に取り付けられているので、紐止具がぶらつくことがなく、紐止具がぶらつくことに伴う問題も発生しない。
このような構成によれば、係止部材を収容部内に収容すると、係止部材は保持手段によって収容部内に保持されるから、係止部材が収容部から不用意に抜けるのを防止できる。
このような構成とすれば、係止部材を収容空間に収容すると、収容空間は伸張して係止部材の外面に密着する。このとき伸縮性部材の復元力が係止部材に働くので、収容部が係止部材を保持する保持力を高めることができる。これによっても、係止部材が収容部から不用意に抜けるのを防止できる。
このような構成によれば、係止部材が収容部内に収容されると、係合凸部が係合孔部に係合するから、つまり、凸部と孔部との嵌め合いによって係合するから、係止部材は収容部内に確実に保持される。従って、係止部材が収容部から不用意に抜けるのを確実に防止できる。
このような構成によれば、収容部の縁部に取付片を有しているから、この取付片を利用して収容部材を被着体に容易に取り付けることができる。たとえば、取付片と被着体とを、縫着糸によって縫製したり、リベットによって結合したり、接着剤あるいは溶着によって接合したりすることにより、収容部材を被着体に容易に取り付けることができる。
このような構成によれば、係止部材は、一対の挟持部および弾性変形部を備え、これらが一体的に形成されているから、つまり、収容部内に収容される係止部材が一体ものから構成されているから、紐止具を小さく構成できる。
このような構成によれば、収容部の開口から係止部材を収容すると、係止部材によって収容部の開口が塞がれるから、収容部が凹部となることもない。この点からも、他のものが収容部に引っかかることもないので、傷などの発生を少なくできる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を、図1〜図4に示す。
図1は、第1実施形態の紐止具を示す分解斜視図である。
第1実施形態の紐止具3Aは、図1に示すように、衣服などの被着体1に取り付けられる紐2に装着された係止部材10Aと、この係止部材10Aを収容するとともに被着体1に取り付けられる収容部材30Aとから構成されている。
また、係止部材10Aは、ポリアセタール、ポリアミド、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリカーボナイトなどの比較的硬質の材料によって形成されている。収容部材30Aは、ポリウレタンエラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマーなどの比較的軟質でかつ伸縮性のある材質(係止部材10Aに比べて)によって形成されている。
本体部11は、連結壁12と、この連結壁12によって一端側が連結された2枚の対向壁13,14とを備え、側面から見て略U字形状に形成されている。2枚の対向壁13,14のうち一方の対向壁13には、連結壁12寄りに紐通部15が形成されているとともに、外面側に向かって突出する断面矩形形状の係合凸部16が一体的に形成されている。紐通部15は、長孔状で、一端側が対向壁13の側面に開口されている。つまり、片側に開口を有する長溝状に形成されている。
なお、本体部11は、紐通部23,24が一致する方向へ一対の挟持部21,22を変位させる弾性変形部を構成している。従って、係止部材10Aは、紐2を係止可能で、かつ、本体部11の対向壁13,14に互いに接近する方向へ押圧力が与えられたとき係止状態を解除可能に構成されている。
収容部31は、第1〜第4周壁32,33,34,35とこれら第1〜第4周壁32,33,34,35の一端に設けられた底壁36とから、内部に係止部材10Aを略収容できる大きさの収容空間37を有する。収容空間37の大きさは、係止部材10Aの外形寸法より僅か小さい形状に形成されている。収容空間37の底壁36とは反対側面には、係止部材10Aを収容するための開口38が形成されている。これによって、係止部材10Aの対向壁13が第1周壁32と、対向壁14が第2周壁33と対面するように覆われている。
係止部材10Aを収容部材30Aに収容する手順としては、たとえば、次のようにして行う。
(a)被着体1に収容部材30Aを縫着する。つまり、収容部材30Aの取付片41(溝部42)と被着体1とを縫着糸43によって一体的に縫着する
(b)被着体1に装着された紐2を収容部31内を通して被着体1の外または内に出す。
(c)その紐2の端部を係止部材10Aの紐通部23,24に通す。このとき、紐通部23,24の一端が開口しているので、紐2を通しやすい。また、紐通部23,24の一端が開口した形状では、製作も容易である。
(e)係止部材10Aが収容部31に収容されると、係止部材10Aの係合凸部16が収容部材30Aの係合孔部40に係合される。これにより、係止部材10Aが収容部31から抜けるのが防止される。
(f)また、収容部31の開口38は、係止部材10Aの一対の挟持部21,22によって塞がれる。このため、収容部31が凹部となることもない。この点からも、他のものが収容部31に引っかかることもないので、傷などの発生を少なくできる。
係止部材10Aを収容部材30Aに収容した状態では、2つの挟持部21,22の紐通部23,24が互いにずれている。紐通部23,24の一致する隙間(孔)は、紐2の太さよりも小さい隙間しかないので、紐2が拘束(固定)される。
紐2を解除するには、収容部31の第2周壁33ごと、中の係止部材10Aの本体部11を押圧する。つまり、収容部31の第2周壁33を第1周壁32に向かって押圧すると、第2周壁33が収容部31内に弾性変形される。第2周壁33が弾性変形すると、収容部31内の係止部材10Aの対向壁14が対向壁13に向かって変形される。すると、係止部材10Aの一対の挟持部21,22が互いに接近する結果、紐通部23,24の一致する隙間が大きくなるので、紐2を自由に動かすことができる。ただし、その隙間は、必ずしも紐2の太さよりも大きい必要はない。固定している状態より隙間が大きくなれば、摩擦しながらでも、紐2を動かすことは可能である。
(1)係止部材10Aが収容部31に収容されると、係止部材10Aは収容部31の収容空間37内に完全に収容された状態となるため、つまり、収容部31の外部に突出するものがないため、他のものとの接触や引っかかりなどによる傷の発生を少なくできる。
しかも、係止部材10Aが収容部31に収容された状態では、係止部材10Aの一対の挟持部21,22によって収容部31の開口38が塞がれる。そのため、収容部31が凹部となることもないから、他のものが収容部31に引っかかることもないので、傷などの発生を少なくできる。
また、外観的にも、収容部31のみが現れるため、スッキリとした印象を与え、意匠性にも優れる。ちなみに、収容部材30Aは被着体1に取り付けられているので、紐止具3Aがぶらつくことがなく、紐止具3Aがぶらつくことに伴う問題も発生しない。
収容部31の周壁33に対する押圧をやめると、周壁33および挟持部22も弾性復帰し、紐通部23,24の一致する隙間が小さくなるので、紐2が拘束される。
従って、係止部材10Aが収容部31内に収容されている状態であっても、紐2に対する係止および解除操作に支障を生じることなく、傷の発生が少なく、かつ、意匠性にも優れた紐止具を提供できる。
保持手段17は、収容部材30Aに設けられた係合孔部40と、係止部材10Aに設けられ係合孔部40に嵌り合う係合凸部16とから構成されているから、確実な係合が実現できる。
しかも、収容部31の収容空間37が、係止部材10Aの外形形状よりも僅かに小さい内形形状を持つ大きさに形成され、かつ、収容部31(収容部材30A)が伸縮性部材から形成されているから、係止部材10Aを収容空間37に収容すると、収容空間37は伸張して係止部材10Aの外面に密着する。このとき伸縮性部材の復元力が係止部材10Aに働くので、収容部31が係止部材10Aを保持する保持力を高めることができる。
本発明の第2実施形態を、図5〜図8に示す。
図5は、第2実施形態の紐止具3Bを示す分解斜視図である。
第2実施形態の紐止具3Bは、第1実施形態の紐止具3Aとは、次の点で異なる。
係止部材10Bは、一対の対向壁13,14の向きが第1実施形態の対向壁13,14に対して90度異なる。つまり、係止部材10Bが収容部31に収容された状態において、収容部31の第3周壁34および第4周壁35を互いに内側に向かって押圧したときに、一対の対向壁13,14が内側に向かって弾性変形されるように構成されている。そのため、収容部材30Bの孔部39に連通する紐通部15が係止部材10Bには設けられておらず、U字形状の本体部11の内側を通って紐2が被着体1に引き出されるようになっている。また、本体部11の側面、つまり、紐2の引き出し方向の側面に係合凸部16Bが形成されている点も第1実施形態とは異なる。
収容部材30Bは、孔部39とは別に、係合孔部40が設けられていない点が、第1実施形態の紐止具3Aとは異なる。つまり、本実施形態では、孔部39が係合孔部40を兼ねている。
係止部材10Bを収容部材30Bに収容した状態では、2つの挟持部21,22の紐通部23,24が互いにずれている。紐通部23,24の一致する隙間(孔)は、紐2の太さよりも小さい隙間しかないので、紐2が拘束(固定)される。
紐2を解除するには、収容部31の第3周壁34および第4周壁35ごと、中の係止部材10Bの本体部11を押圧する。つまり、収容部31の第3周壁34および第4周壁35を互いに接近する方向へ向かって押圧すると、これらの第3周壁34および第4周壁35が収容部31内に弾性変形される。第3周壁34および第4周壁35が弾性変形すると、収容部31内の係止部材10Bの対向壁13,14が互いに接近する方向に向かって変形される。すると、係止部材10Bの一対の挟持部21,22が互いに接近する方向へ変位される結果、紐通部23,24の一致する隙間が大きくなるので、紐2を自由に動かすことができる。
そのため、第2実施形態では、収容部31の対向する周壁34および周壁35を両側から指で挟んで押圧すれば、紐2を解除、あるいは、係止できるので、つまり、指の開閉操作のみで行えるので、極めて操作しやすいという利点がある。
係止部材10Bが収容部材30Bに収容されると、係止部材10Bに設けた係合凸部16Bが、収容部材30Bに設けた孔部39に係合される。紐2は、係止部材10Bの紐通部23,24から収容部材30Bの孔部39を通って被着体1へ引き出される。
そのため、第2実施形態では、第1実施形態のように、紐2を引き出す孔部39と、係合凸部16Bが係合する係合孔部との両方を収容部材30Bに形成しなくてもよい。
本発明の第3実施形態を、図9に示す。図9は、第3実施形態の紐止具3C(係止部材10Cを収容部材30Cに収容した状態)を示す斜視図である。
第3実施形態の紐止具3Cは、2本の紐2A,2Bを通している点が、第1、第2実施形態の紐止具3A,3Bとは異なる。紐2A,2Bは、それぞれの周壁34,35に設けられた孔部39Cを通って収容部31の外(両側)に引き出されている。
なお、紐の数は3本以上であってもよい。この場合、周壁32〜35および底壁36の各面から1本ずつ引き出すようにしてもよく、あるいは、1つの面から2本以上の紐を引き出すようにしてもよい。
本発明の第4実施形態を、図10に示す。図10は、第4実施形態の紐止具3Dを示す分解斜視図である。
第4実施形態の紐止具3Dは、平らな紐2Cを係止可能かつ解除可能とする紐止具である。このため、係止部材10Dおよび収容部材30Dに設けられる紐通部23,24は、紐2Cの形状に合わせて四角形状に形成されている。また、紐通部15Dについては係止部材10Dの連結壁12に、孔部39Dについては収容部材30Dの底壁36にそれぞれ形成されている点が、第1実施形態とは異なる。
また、収容部材30Dの取付片41Dは、リベット44によって被着体1に取り付けられる点が、第1実施形態とは異なる。そのため、縫製用の溝部42は設けられていない。
本発明の第5実施形態を、図11〜図13に示す。
図11は、第5実施形態の紐止具3Eを示す分解斜視図である。
第5実施形態の紐止具3Eは、係止部材10Eおよび収容部材30Eが、第1実施形態に対して次の点で異なる。
係止部材10Eは、一端に開口を有する筒状のソケット50と、このソケット50内に摺動可能に挿入されたプラグ51と、ソケット50の内底面に設けられプラグ51をソケット50から抜け出る方向へ付勢するコイルスプリングなどの付勢手段52と、ソケット50およびプラグ51に設けられた紐通部53,54とから構成されている。なお、付勢手段52としては、コイルスプリングに代えて、プラグ51の下端に弾性を有する脚片を形成し、この弾性脚片がソケット50の内底面に対し当接してプラグ51に付勢力を与える構造であってもよい。
係止部材10Eを収容部材30Eに収容した状態では、プラグ51が付勢手段52の付勢力によってソケット50から抜け出る方向へ付勢されているため、プラグ51の紐通部54とソケット50の紐通部53とが互いにずれている。そのため、紐通部53,54の一致する隙間(孔)は、紐2の太さよりも小さい隙間しかないので、紐2が拘束(固定)される。
紐2を解除するには、収容部31Eの底壁36Eごと、中の係止部材10Eのプラグ51を押圧する。つまり、収容部31Eの底壁36Eを底壁36Eに向かって押圧すると、底壁36Eが収容部31E内に弾性変形される。底壁36Eが変形すると、収容部31E内の係止部材10Eのプラグ51がソケット50内に挿入される。すると、プラグ51の紐通部54とソケット50の紐通部53とが一致する隙間が大きくなるので、紐2を自由に動かすことができる。
押圧をやめると、付勢手段52によってプラグ51が基の状態に戻る。つまり、図12の状態に戻るので、その位置で紐2が拘束(固定)される。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
係止部材10A〜10Eの構造としては、第1〜第5実施形態で述べた構造に限らず、他の構造でもよく、要は、紐2,2A,2B,2Cを係止可能で、かつ、押圧力が与えられたとき解除可能な構造であれば他の構造でもよい。
Claims (7)
- 紐(2,2A〜2C)を係止可能かつ押圧力が与えられたとき解除可能な係止部材(10A〜10E)と、この係止部材(10A〜10E)を収容する収容部(31,31E)を有し被着体(1)に取り付けられる収容部材(30A〜30E)とを備え、
前記収容部(31,31E)は、前記係止部材(10A〜10E)を略収容できる大きさの収容空間(37,37E)を有し、かつ、この収容空間(37,37E)の外壁を通じて前記係止部材(10A〜10E)に押圧力を付与できることを特徴とする紐止具。 - 前記収容部(31,31E)は、前記係止部材(10A〜10E)に押圧力を付与できる弾性変形部(33〜35,36E)を有していることを特徴とする請求項1に記載の紐止具。
- 前記係止部材(10A〜10E)を前記収容部(31,31E)内に保持する保持手段(17)が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紐止具。
- 前記保持手段(17)は、前記係止部材(10A〜10E)および前記収容部材(30A〜30E)のいずれか一方に設けられた係合孔部(40)と、前記係止部材(10A〜10E)および前記収容部材(30A〜30E)のいずれか他方に設けられ前記係止部材(10A〜10E)が前記収容部(31,31E)内に収容されたとき前記係合孔部(40)に係合する係合凸部(16)とから構成されていることを特徴とする請求項3に記載の紐止具。
- 前記収容部材(30A〜30E)は、前記収容部(31,31E)の縁部に前記収容部材(30A〜30E)を前記被着体(1)に取り付ける取付片(41,41D,41E)を有していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の紐止具。
- 前記係止部材(10A〜10E)は、紐通部(23,24)を有し一部が重なり合った一対の挟持部(21,22)と、押圧力が与えられたとき前記紐通部(23,24)が一致する方向へ前記一対の挟持部(21,22)を変位させる弾性変形部(11)とを備え、前記一対の挟持部(21,22)および前記弾性変形部(11)が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の紐止具。
- 前記収容部(31,31E)は、前記係止部材(10A〜10E)を収容するための開口(38,38E)を備え、
前記開口(38,38E)は、前記係止部材(10A〜10E)が前記収容部(31,31E)内に収容されたとき前記係止部材(10A〜10E)によって塞がれることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の紐止具。
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