JP2007060774A - 回路部品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を低減しながら、保持部材に対する電気回路部材の剥離を低減することができるとともに、電気的接続の信頼性を高くすることができる回路部品を提供する。
【解決手段】制御回路部材25は、PBT樹脂よりなるベース部材41とベース部材41から露出したIC接続部42aとを有した保持部材31と、保持部材31に接着剤にて接着されるエポキシ樹脂よりなるベース部51とベース部51から露出しIC接続部42aに接続されるリード端子52を有するモールドIC32とを備える。ベース部材41(保持部材31)における接着面41iには、凹部41jが形成されるため、凹部41j内に接着剤が保持されることになり、該部分で接着剤の膜厚が(凹部41jが形成されないものに比べて)厚くなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータ等に設けられる半導体装置等の電気回路部材を備えた回路部品及びその製造方法に関するものである。
従来、パワーウインドウ装置用のモータ等には、その回転を制御するための半導体装置等の電気回路部材を備えた回路部品が設けられる。そして、このような回路部品としては、樹脂材料よりなるベース部材と該ベース部材から露出した保持部材側端子とを有した保持部材と、前記保持部材に固定される樹脂材料よりなるベース部と該ベース部から露出し前記保持部材側端子に接続される電気回路側端子とを有する半導体装置とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この回路部品では、ベース部材とベース部とがネジによって固定されて半導体装置が保持部材に固定されている。
特開平8−33296号公報
しかしながら、上記のような回路部品では、ベース部材とベース部とをネジによって固定するため、部品点数、ひいては製造コストが増加してしまう。そこで、ベース部材とベース部とを接着剤にて接着することが考えられる。しかしながら、特にベース部材とベース部とを構成する樹脂材料の線膨張係数が異なる場合であって、例えば半導体装置の発熱による温度変化に基づきベース部材とベース部とが異なる変形量で変形した場合等、接着剤にて接着する場合では、接着剤に大きな応力がかかってクラックが発生する虞がある。よって、保持部材(ベース部材)に対する半導体装置(ベース部)の剥離や保持部材側端子と電気回路側端子との電気的接続の信頼性の低下が懸念される。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を低減しながら、保持部材に対する電気回路部材の剥離を低減することができるとともに、電気的接続の信頼性を高くすることができる回路部品及びその製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、樹脂材料よりなるベース部材と該ベース部材から露出した保持部材側端子とを有した保持部材と、前記保持部材に接着剤にて接着される樹脂材料よりなるベース部と該ベース部から露出し前記保持部材側端子に接続される電気回路側端子を有する電気回路部材とを備えた回路部品であって、前記ベース部材及び前記ベース部における少なくとも一方の接着面には凹部が形成された。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の回路部品において、前記ベース部材と前記ベース部とは線膨張係数が異なる樹脂材料よりなる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の回路部品において、前記凹部は、前記接着面の中央に形成された。
請求項4に記載の発明では、樹脂材料よりなるベース部材と該ベース部材から露出した保持部材側端子とを有した保持部材と、前記保持部材に接着剤にて接着される樹脂材料よりなるベース部と該ベース部から露出し前記保持部材側端子に接続される電気回路側端子を有する電気回路部材とを備えた回路部品の製造方法であって、前記ベース部材及び前記ベース部における少なくとも一方の接着面に凹部を形成し、その後、前記凹部内に接着剤が充填されるように前記接着面に接着剤を塗布して前記ベース部材と前記ベース部とを接着し、その後、前記保持部材側端子に前記電気回路側端子を溶接する。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ベース部材とベース部とが接着剤にて接着されるので、ネジ等を用いる場合に比べて部品点数を低減することができる。そして、ベース部材及びベース部における少なくとも一方の接着面には凹部が形成されるため、該凹部内に接着剤が保持されることになり、該部分で接着剤の膜厚が(凹部が形成されないものに比べて)厚くなる。よって、例えば温度変化等に基づきベース部材やベース部が変形して接着剤に応力がかかっても、該接着剤にクラックが発生することが低減される。その結果、保持部材に対する電気回路部材の剥離が低減されるとともに、保持部材側端子と電気回路側端子との電気的接続の信頼性を高くすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ベース部材とベース部とは線膨張係数が異なる樹脂材料よりなることから、温度変化に基づきベース部材とベース部とが異なる変形量で変形してしまう回路部品において、接着剤にクラックが発生することが低減される。
請求項3に記載の発明によれば、前記凹部は、接着面の中央に形成されるため、接着面の縁が枠状に形成されることになり凹部から接着剤が漏れ難くなる。よって、接着剤の膜厚を安定して厚くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ベース部材及び前記ベース部における少なくとも一方の接着面に凹部が形成され、その後、凹部内に接着剤が充填されるように接着面に接着剤が塗布されてベース部材とベース部とが接着され、その後、保持部材側端子に電気回路側端子が溶接される。このようにすると、ネジ等を用いる場合に比べて部品点数を低減することができる。又、凹部内に接着剤が保持されることになり、該部分で接着剤の膜厚が(凹部が形成されないものに比べて)厚くなる。よって、例えば温度変化等に基づきベース部材やベース部が変形して接着剤に応力がかかっても、該接着剤にクラックが発生することが低減される。その結果、保持部材に対する電気回路部材の剥離が低減されるとともに、保持部材側端子と電気回路側端子との電気的接続の信頼性を高くすることができる。
本発明によれば、部品点数を低減しながら、保持部材に対する電気回路部材の剥離を低減することができるとともに、電気的接続の信頼性を高くすることができる回路部品及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明を車両におけるパワーウインドウ装置用のモータ1に具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。図1に示すように、モータ1は、モータ本体2と、該モータ本体2の回転を減速して出力するための減速部3とを備えている。
モータ本体2は、図1及び図2に示すように、扁平の略有底筒状に形成されたヨークハウジング(以下、単にヨークという)4と、該ヨーク4内面に固定された一対のマグネット5(図2参照)と、該ヨーク4内で回転可能に支持されるアーマチャ(電機子)6と、ブラシホルダ7と、一対の給電用ブラシ8とを備えている。
ブラシホルダ7は、樹脂材料よりなり、ホルダ本体7aと、フランジ部7bと、延出部7cと、コネクタ部7dと、ターミナル支持部7eとが一体形成されている。ホルダ本体7aは、前記ヨーク4の開口部内に略収容されるように形成されている。ホルダ本体7aの中央孔には軸受9が固定され、該軸受9にはアーマチャ6における回転軸10の先端側が回転可能に支持される。尚、回転軸10の先端はヨーク4の外部まで突出し、その突出した部分にはセンサ用マグネット10aが金属プレートを介して固定されている。又、ホルダ本体7aにおけるヨーク4の内部側には給電用ブラシ8が保持され、該給電用ブラシ8は前記回転軸10に固定された整流子11に押圧接触されている。
フランジ部7bは、前記ホルダ本体7aにフランジ状に(回転軸10を軸中心として径方向外側に)延出されている。延出部7cは、フランジ部7bにおけるヨーク4の扁平面4a(図1参照、図1及び図2中、紙面と平行な面)に沿った一方(図1及び図2中、右方)の端部から外部方向(前記径方向外側)に突出して形成され、その先端部にコネクタ部7dが形成されている。このコネクタ部7dは、前記扁平面4aの直交方向(図1及び図2中、紙面直交方向の紙面奥側)から図示しない外部コネクタが嵌着可能に形成されている。又、ターミナル支持部7eは、延出部7cから回転軸10に沿った軸方向に延びるように形成されている。
又、ブラシホルダ7には、それぞれ複数のブラシ側ターミナル12とコネクタ側ターミナル13とが埋設(インサート成形)されている。ブラシ側ターミナル12は、ホルダ本体7aにおけるヨーク4の内部側から延出部7cに延びるとともに、その先端部である内部接続端子12aがターミナル支持部7eからモータ本体2の軸方向(図2中、下方向)に突出(露出)して形成されている。このブラシ側ターミナル12の基端部にはピッグテールを介して前記給電用ブラシ8が電気的に接続される。コネクタ側ターミナル13は、コネクタ部7dから延出部7cに延びるとともに、その先端部である内部接続端子13aがターミナル支持部7eからモータ本体2の軸方向(図2中、下方向)に突出(露出)して形成されている。このコネクタ側ターミナル13の基端部は、コネクタ部7dにおいて露出して外部接続端子13bを形成し、コネクタ部7dに外部コネクタが嵌着されることで該外部コネクタのターミナルに電気的に接続されることになる。又、前記内部接続端子12a,13aは、前記扁平面4aの直交方向(図2中、紙面直交方向)に沿って並設される。尚、図2では、内部接続端子12a,13aが紙面直交方向に並設されるため、1つしか図示されない。又、ブラシホルダ7において、フランジ部7b、延出部7c及びコネクタ部7dは、コネクタ部7dの外部接続端子13bと対応した部分等を除いて、エラストマよりなる防水部材14にて略覆われる。
減速部3は、ギヤハウジング21と、ウォーム軸22と、ウォームホイール23と、クラッチ24(図2参照)と、回路部品としての制御回路部材25と、カバー26とを備える。
ギヤハウジング21は、樹脂材料よりなる。ギヤハウジング21は、固定部21aと、ウォーム収容部21bと、ホイール収容部21cと、回路収容部21dとを備える。
固定部21aは、ヨーク4の開口部に形成されたフランジ部4bと対応した形状に形成されて該フランジ部4bとネジ27にて固定され、該フランジ部4bとともに前記ブラシホルダ7のフランジ部7bを(防水部材14を介して)挟持する。
ウォーム収容部21bは、前記回転軸10の延長線上で筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸22を回転可能に支持する。又、ウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側には、ウォーム軸22と回転軸10とを駆動連結するクラッチ24(図2参照)が設けられている。クラッチ24は、回転軸10からの駆動力をウォーム軸22に伝達し、逆にウォーム軸22からの駆動力が回転軸10に伝達されないようウォーム軸22の回転をロックするように作動する。つまり、このクラッチ24は、負荷側から加わる力によるモータ1の回転を防止するために設けられている。
ホイール収容部21cは、ウォーム収容部21bと直交する方向で扁平の円盤形状に形成され、その内部にウォームホイール23を回転可能に支持する。尚、ウォーム収容部21bとホイール収容部21cとはその内部が一部で連通し、該連通部分でウォーム軸22とウォームホイール23とが歯合される。又、ホイール収容部21cは、前記ウォーム収容部21bに対して(中心として)前記コネクタ部7dの反対側(図1中、左側)に形成されている。又、ホイール収容部21cの扁平面21eは前記ヨーク4の扁平面4aに沿って形成され、ギヤハウジング21全体としては、その扁平面21eの直交方向から見た面がギヤハウジング21の扁平面ということになる。
回路収容部21dは、前記内部接続端子12a,13aと対応した位置であって、その内部に内部接続端子12a,13aが配置されるように形成されている。詳しくは、回路収容部21dは、ウォーム収容部21bに対して(中心として)ホイール収容部21cの反対側であって、ウォーム収容部21bとコネクタ部7dとの間(制御回路部材25を除いた構成ではモータ1のデッドスペースとなる部分)に形成されている。回路収容部21dは、その内部がウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側(前記センサ用マグネット10aと対応した部分)と連通している。又、回路収容部21dには、制御回路部材25を収容すべく制御回路部材25を回転軸10の軸方向に沿った方向から挿入可能とする開口部21fが形成されている。この開口部21fは、その開口方向(開口部21fと直交する方向)が回転軸10の軸方向及びその直交方向に対して傾斜するように設定されている。本実施の形態の開口部21fは、ギヤハウジング21の扁平面の直交方向から見てコネクタ部7dとウォーム収容部21bの先端側(モータ本体2の反対側)とを結ぶ傾斜した直線状に形成されている。尚、前記ブラシ側ターミナル12とコネクタ側ターミナル13の各内部接続端子12a,13aは、開口部21fの開口方向外側から見て露出する(見える)位置に配置されている。そして、回路収容部21dには、制御回路部材25が略収容される。
制御回路部材25は、図3及び図4に示すように、保持部材31、電気回路部材及び半導体装置としてのモールドIC32、ヒートシンク33、複数のコンデンサ34、チョークコイル35、ホールIC36、及びLIN通信用の発振子37等を備える。
保持部材31は、樹脂材料よりなるベース部材41と、ベース部材41に配設された(インサート成形された)複数のターミナル42とを有する。本実施の形態のベース部材41は、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート)よりなる。ベース部材41は、四角形の略扁平形状(平板状)の板状部41aと、板状部41aの長手方向両端から板状部41aの一方の扁平面41bの直交方向に立設された一対の端子接続台41c,41dとを備える。又、ベース部材41は、一方の端子接続台41cから前記板状部41aの長手方向に沿って(外側に)延びるセンサ保持部41eと、他方の端子接続台41dから前記板状部41aの長手方向に沿って(外側に)延びる発振子保持部41fとを備える。尚、本実施の形態のセンサ保持部41eは、端子接続台41cからその立設方向に沿った2段階の段差部41gを介して形成されている。
又、図3及び図4に示すように、板状部41aにおいて一方の前記扁平面41bには、端子接続台41c,41dの立設方向に沿って(即ち板状部41aの扁平面41bの直交方向に)立設される載置部41hが形成され、その載置部41hの頂面がベース部材41側の接着面41iとされている。尚、図4は、モールドIC32やヒートシンク33が固定されていない状態(製造途中状態)の保持部材31を示す。載置部41hは、扁平面41bにおいて複数箇所であって、本実施の形態では、扁平面41bにおける長手方向両端と、扁平面41bにおける長手方向中央とに形成されている。又、本実施の形態のセンサ保持部41e側(図4中、上側)の載置部41hは、扁平面41bにおける短手方向に略沿って短手方向両端近傍まで形成されている。又、本実施の形態のセンサ保持部41eの反対側(図4中、下側)の載置部41hは、扁平面41bにおける短手方向両端近傍にそれぞれ形成されている。又、本実施の形態における中央の載置部41hは、扁平面41bにおける短手方向中央に略円柱状に形成されている。又、各接着面41iには、凹部41jが形成されている。本実施の形態の凹部41jは、各接着面41iの中央(のみ)に形成されている。言い換えると、凹部41jは、各接着面41iの縁が枠状に形成されるように該縁を除いた部分に形成されている。尚、扁平面41bにおける長手方向両端の凹部41jは、載置部41hが端子接続台41c,41dと隣接して形成され該端子接続台41c,41dが枠状(縁)となることから、端子接続台41c,41dと接する位置まで形成されている。
又、一対の端子接続台41c,41dには、板状部41aの一方の扁平面41bの直交方向に更に突出するように立設された規制部41kが形成されている。本実施の形態の規制部41kは、図4に示すように、4箇所に形成されている。詳しくは、規制部41kは、各端子接続台41c,41dにおいて前記板状部41aの短手方向の両端部に形成されている。又、本実施の形態の規制部41kは、異なる端子接続台41c,41d側端部(即ち、端子接続台41cにおける規制部41kは、端子接続台41d側の端部であって、端子接続台41dにおける規制部41kは、端子接続台41c側の端部)に形成されている。
又、発振子保持部41fの先端部(図3中、下端部)には、板状部41aの他方の扁平面41lの直交方向に突出するように立設された保護壁41mが形成されている。
前記複数のターミナル42は、それぞれ一部が(ベース部材41の)外部に露出するように設けられた保持部材側端子としてのIC接続部42a、センサ接続部42b、及び外部接続部42c等を有する(図3及び図4参照)。尚、図4は、それぞれ複数のIC接続部42aやセンサ接続部42b(ターミナル42)がそれぞれ分割される前の状態(製造途中状態)の保持部材31を示す。IC接続部42aは、端子接続台41c,41d上に露出するように配設される。又、複数のIC接続部42aは、各端子接続台41c,41d上において、2つの規制部41kの間に配設される。又、センサ接続部42bは、センサ保持部41e上に露出するように配設される。又、外部接続部42cは、前記ブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の内部接続端子12a,13aと対応する位置(図2参照)において板状部41aの他方の扁平面41lから突出するように立設される。
モールドIC32は、半導体素子が搭載(埋設)された略四角形(詳しくは長方形)の平板状の樹脂材料よりなるベース部(パッケージ)51を有し、ベース部51の平面(その長手方向)に沿った方向の外部に前記半導体素子と電気的に接続された複数の電気回路側端子としてのリード端子52が引き出されている。本実施の形態のベース部51は、エポキシ樹脂よりなる。又、本実施の形態のモールドIC32には複数の検査用リード端子53が設けられている。又、本実施の形態のモータ1は駆動回路としてのリレーを備えず、モールドIC32が搭載する半導体素子が駆動回路としてのパワーMOSFETを含んでいる。そして、モールドIC32は、ホールIC36にて検出されるセンサ用マグネット10a(回転軸10)の回転速度等に応じて車両ウインドウガラスに挟み込みが発生したと判断すると、給電用ブラシ8(モータ本体2)に逆回転電流を供給するといった、挟み込み防止制御を行うものである。
そして、モールドIC32は、前記一方の扁平面41bの直交方向から保持部材31に対して固定される。詳しくは、モールドIC32は、そのベース部51の一平面の一部であるモールドIC32側の接着面51aが保持部材31側の接着面41i(凹部41jの底面を含む)に接着剤にて接着される。このとき、接着剤は前記凹部41j内に十分充填されるように前記接着面41iに塗布される。又、このとき、複数のリード端子52は、各端子接続台41c,41d上における2つの規制部41kの間に配設される。よって、ターミナル42(詳しくはIC接続部42a)に対するリード端子52の位置ずれが規制される。詳しくは、ターミナル42(詳しくはIC接続部42a)に対するリード端子52の位置ずれが発生しようとしても規制部41kが当接することでその位置ずれ(移動)が規制される。そして、リード端子52の先端部とターミナル42のIC接続部42aとは溶接されることによって接続固定される。
又、ヒートシンク33は、アルミ合金より略四角形の略平板状に形成されている。ヒートシンク33は、モールドIC32(半導体素子)が発生した熱を放熱すべく、その平面がモールドIC32のベース部51の平面(板状部41aと対向する側と反対側の平面)に当接するように固定(接着)されている。
又、コンデンサ34及びチョークコイル35は、図3に示すように、板状部41aの他方の扁平面41l上に配設され、それらの端子は、板状部41a内に埋設されたターミナル42にはんだによって接続固定される。
又、ホールIC36は、図3に示すように、センサ保持部41e上(一方の扁平面41b側)に配設され、その端子はターミナル42のセンサ接続部42bに溶接によって接続固定される。尚、このホールIC36は、その内部に図示しない2つのホール素子を有する。
又、LIN通信用の発振子37は、図3に示すように、発振子保持部41f上(他方の扁平面41l側)に配設され、その端子は、板状部41a内に埋設されたターミナル42(本実施の形態ではIC接続部42aと共用)にはんだによって接続固定される。尚、本実施の形態の発振子37は、発振子保持部41f上において保護壁41mの内側(図3中、上側)に配設され、外部への倒れや、更に外部に配設されるものとの接触が防止されている。
上記のように構成される制御回路部材25は、モータ本体2と減速部3とが組み付けられた状態で前記開口部21fからギヤハウジング21(回路収容部21d)内に、その一部が開口部21fの外部に突出するように組み付けられる。尚、このとき、制御回路部材25は、アーマチャ6における回転軸10に沿った方向から開口部21fに挿入されて組み付けられる。そして、このように組み付けられることで、複数の外部接続部42cがブラシ側ターミナル12及びコネクタ側ターミナル13の内部接続端子12a,13a(給電用ブラシ8及びコネクタ部7d)に対してそれぞれ電気的に接続可能に配置される。そして、開口部21fの開口方向外側から見て露出した複数の外部接続部42cは、内部接続端子12a,13aにそれぞれ溶接されて電気的に接続される。
そして、ギヤハウジング21の前記開口部21fには、制御回路部材25を組み付けた状態で、開口部21fを閉塞すべく金属製のカバー26がかしめられて固定される。
上記のように構成されたパワーウインドウ装置用のモータ1は、車両ドア内に配設され、ウォームホイール23に連結された出力軸23a(図1参照)が図示しないレギュレータ等を介して車両ウインドウガラスに駆動連結される。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)保持部材31のベース部材41とモールドIC32のベース部51とが接着剤にて接着されるので、ネジ等を用いる場合に比べて部品点数を低減することができる。そして、ベース部材41(保持部材31)における接着面41iには、凹部41jが形成されるため、該凹部41j内に接着剤が保持されることになり、該部分で接着剤の膜厚が(凹部41jが形成されないものに比べて)厚くなる。よって、例えば温度変化等に基づきベース部材41やベース部51が変形して接着剤に応力がかかっても、該接着剤にクラックが発生することが低減される。その結果、保持部材31に対するモールドIC32の剥離が低減されるとともに、IC接続部42aとリード端子52との電気的接続の信頼性を高くすることができる。
(2)ベース部材41はPBT樹脂よりなり、ベース部51はエポキシ樹脂よりなることから、ベース部材41はベース部51より線膨張係数が大きくなり、温度変化に基づきベース部材41がベース部51より大きな変形量で変形してしまう。このような接着剤に対して厳しい環境の制御回路部材25において、接着剤にクラックが発生することが低減される。
(3)ベース部材41側の接着面41iは、複数箇所突出して(立設された載置部41hに)形成され、凹部41jは各接着面41iの中央(のみ)、言い換えると、各接着面41iの縁を除いた部分に形成されるので、接着面41iの縁が枠状に形成されることになり凹部41jから接着剤が漏れ難くなる。よって、接着剤の膜厚を安定して厚くすることができる。
(4)本実施の形態の電気回路部材は、ベース部51に半導体素子が搭載されたモールドIC32(半導体装置)であるため、発熱し易く、その発熱による温度変化に基づきベース部材41やベース部51が変形し易い。このような接着剤に対して厳しい環境の制御回路部材25において、接着剤にクラックが発生することが低減される。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ベース部材41(保持部材31)側の接着面41iに凹部41jが形成されるとしたが、ベース部材41(保持部材31)側及びベース部51(モールドIC32)側における少なくとも一方の接着面には凹部が形成されれば、他の構成に変更してもよい。即ち、ベース部51(モールドIC32)側の接着面51aのみに凹部を形成してもよいし、ベース部材41(保持部材31)側及びベース部51(モールドIC32)側の接着面41i,51aにそれぞれ凹部を形成してもよい。
・上記実施の形態では、ベース部材41はPBT樹脂よりなり、ベース部51はエポキシ樹脂よりなるとしたが、これに限定されず、それぞれ線膨張係数が異なる他の樹脂材料よりなるものに変更してもよいし、線膨張係数が同じの樹脂材料に変更してもよい。尚、線膨張係数が同じ樹脂材料よりなる場合でも、一方(例えば、本実施の形態のようにモールドIC32(半導体装置))側が発熱し易い場合等、その温度変化に基づきベース部材とベース部とが異なる変形量で変形してしまう場合がある。このような場合でも、接着剤にクラックが発生することが低減される。
・上記実施の形態では、ベース部材41(保持部材31)側の接着面41iは、複数箇所突出して(立設された載置部41hに)形成され、凹部41jは各接着面41iの縁が枠状に形成されるように該縁を除いた部分に形成されるとしたが、これに限定されず、他の形状(構成)の凹部に変更してもよい。例えば、各接着面41iの縁が枠状に形成されないように、即ち凹設方向の直交方向の外部に連通するように(溝状に)凹部を形成してもよい。このようにしても、表面張力等により接着剤が凹部内に保持されるので、該部分で接着剤の膜厚が(凹部が形成されないものに比べて)厚くなる。
・上記実施の形態におけるベース部材41(保持部材31)側の接着面41iの個数や位置は他の態様に変更してもよい。
・上記実施の形態では、電気回路部材は、ベース部51に半導体素子が搭載されたモールドIC32(半導体装置)であるとしたが、これに限定されず、他の素子等が搭載された他の電気回路部材に変更してもよい。又、このような場合、勿論、電気回路側端子(リード端子52)や保持部材側端子(IC接続部42a)の形状や構成を適宜変更してもよい。
・上記実施の形態では、制御回路部材25はコンデンサ34やチョークコイル35やホールIC36等を備えるとしたが、それらを備えていない(例えばチョークコイル35を備えていない)回路部品としての制御回路部材に具体化してもよいし、更に他の部品を備える制御回路部材(回路部品)に変更してもよい。
・上記実施の形態では、パワーウインドウ装置用のモータ1に具体化したが、例えば、サンルーフ装置、スライドドア装置、バックドア装置等、他の装置用のモータに具体化してもよいし、同様の回路部品を有するモータ以外の他の装置に具体化してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項2に記載の回路部品において、前記ベース部材はPBT樹脂よりなり、前記ベース部はエポキシ樹脂よりなることを特徴とする回路部品。このようにすると、ベース部材はベース部より線膨張係数が大きくなり、温度変化に基づきベース部材がベース部より大きな変形量で変形してしまう。このような回路部品において、接着剤にクラックが発生することが低減される。
(ロ)請求項1乃至3、及び上記(イ)のいずれか1つに記載の回路部品において、
前記電気回路部材は、前記ベース部に半導体素子が搭載された半導体装置であることを特徴とする回路部品。このようにすると、電気回路部材は、前記ベース部に半導体素子が搭載された半導体装置であるため、発熱し易く、その発熱による温度変化に基づきベース部材やベース部が変形し易い。このような回路部品において、接着剤にクラックが発生することが低減される。
本実施の形態におけるモータの平面図。 本実施の形態におけるモータの一部断面図。 本実施の形態における制御回路部材の平面図。 本実施の形態における保持部材の左側面図。
符号の説明
25…制御回路部材(回路部品)、31…保持部材、32…モールドIC(半導体装置及び電気回路部材)、41…ベース部材、41i…接着面、41j…凹部、42a…IC接続部、51…ベース部、52…リード端子(電気回路側端子)。

Claims (4)

  1. 樹脂材料よりなるベース部材と該ベース部材から露出した保持部材側端子とを有した保持部材と、
    前記保持部材に接着剤にて接着される樹脂材料よりなるベース部と該ベース部から露出し前記保持部材側端子に接続される電気回路側端子を有する電気回路部材と
    を備えた回路部品であって、
    前記ベース部材及び前記ベース部における少なくとも一方の接着面には凹部が形成されたことを特徴とする回路部品。
  2. 請求項1に記載の回路部品において、
    前記ベース部材と前記ベース部とは線膨張係数が異なる樹脂材料よりなることを特徴とする回路部品。
  3. 請求項1又は2に記載の回路部品において、
    前記凹部は、前記接着面の中央に形成されたことを特徴とする回路部品。
  4. 樹脂材料よりなるベース部材と該ベース部材から露出した保持部材側端子とを有した保持部材と、
    前記保持部材に接着剤にて接着される樹脂材料よりなるベース部と該ベース部から露出し前記保持部材側端子に接続される電気回路側端子を有する電気回路部材と
    を備えた回路部品の製造方法であって、
    前記ベース部材及び前記ベース部における少なくとも一方の接着面に凹部を形成し、
    その後、前記凹部内に接着剤が充填されるように前記接着面に接着剤を塗布して前記ベース部材と前記ベース部とを接着し、
    その後、前記保持部材側端子に前記電気回路側端子を溶接する回路部品の製造方法。
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