JP2007060160A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スイッチ回路によりデジタル信号のビット番号をランダムに入れ替える。
【解決手段】 スイッチ回路SWCは、デジタル入力信号INのビット番号を選択信号SELに応じて順次シフトし、デジタル出力信号OUTとして出力する。スイッチ制御回路SCNTは、ランダムな値に変化するシフト信号SFTを受け、ビット番号とシフト信号SFTが示す値とを演算することで次のビット番号を生成し、生成したビット番号を選択信号SELとして順次出力する。スイッチ制御回路SCNTによりランダムなビット番号が生成されるため、スイッチ回路SWCは、デジタル入力信号INのビット番号を規則性のないランダムな順序でシフトしてデジタル出力信号OUTとして出力できる。デジタル出力信号OUTをD/A変換部DAPに供給することで、D/A変換の精度を向上できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル信号のビット番号を入れ替えるスイッチ回路を有する半導体集積回路に関する。
D/A変換器の方式の一つにダイナミックエレメントマッチング(以下、DEMと称する)方式がある(例えば、特許文献1参照)。DEM方式では、抵抗等の複数の素子を一定時間内に順次切り換えることで、素子特性のばらつきを最小限に抑えることができる。この際、素子にデータ値を供給するためのスイッチ回路は、バレルシフタやシフトレジスタを用いて構成される。これにより、素子特性の相対的なばらつきにかかわらずD/A変換の精度を向上できる。また、D/A変換用の抵抗の抵抗値を調整するために微小抵抗を付加することで、D/A変換器の精度を向上する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−168977号公報 特開2000−349641号公報
上述したDEM方式のD/A変換器は、素子に供給されるデータ値をスイッチ回路により所定の規則にしたがって巡回的にシフトすることで、素子特性のばらつきをキャンセルしている。すなわち、D/A変換用の素子は、一定の規則にしたがって巡回的に使用される。これにより、D/A変換器の精度は、DEMを用いない手法に比べて向上する。しかしその一方で、スイッチ回路が巡回的なシフト動作しかできないため、D/A変換器の精度は、一定時間内で巡回的に変動してしまう。
本発明の目的は、スイッチ回路によりデジタル信号のビット番号をランダムに入れ替えることにある。特に、本発明の目的は、デジタル信号のビット番号を入れ替えることにより、D/A変換用の素子をランダムに使用し、D/A変換器の精度を向上することにある。
本発明の一形態では、スイッチ回路は、ビット番号を示す選択信号を受け、複数の入力信号線に供給されるデジタル入力信号のビット番号を選択信号に応じて順次シフトする。シフトされたデジタル信号は、複数ビットのデジタル出力信号として複数の出力信号線に順次出力される。スイッチ制御回路は、ランダムな値に変化するシフト信号を受け、ビット番号とシフト信号が示す値とを演算することで次のビット番号を生成する。スイッチ制御回路は、生成したビット番号を選択信号として順次出力する。スイッチ制御回路によりランダムなビット番号が生成されるため、スイッチ回路は、デジタル入力信号のビット番号を規則性のないランダムな順序でシフトしてデジタル出力信号として出力できる。したがって、入力信号のビットをランダムに入れ替えるデータ入れ替え回路を構成できる。
本発明の一形態における好ましい例では、乱数制御回路は、乱数生成器により生成される乱数に対応するシフト信号を出力する。これにより、外部のシステムに依存することなく乱数を生成でき、ランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号を出力できる。
本発明の一形態における好ましい例では、スイッチ回路は、第1クロック信号に同期し
てデジタル出力信号を出力する。乱数生成器は、第1クロック信号より周波数の低いクロック信号に同期して乱数を生成する。これにより、所定の規則でデジタル入力信号のビット番号をシフトしながら、複数の乱数が生成される所定の期間内では、ランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号を出力できる。
本発明の一形態における好ましい例では、スイッチ制御回路は、ビット信号に応じてデジタル入力信号の各ビットが出力されるデジタル出力信号のビット数の範囲を設定する。すなわち、デジタル入力信号の各ビットは、デジタル出力信号の所定数のビットのいずれかに出力される。これにより、デジタル出力信号のランダム性を変化させることができる。例えば、半導体集積回路にランダムなビット信号を生成する回路を形成することで、よりランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号を出力できる。
本発明の一形態における好ましい例では、第1記憶部は、デジタル入力信号の値を保持し、保持しているデジタル入力信号を入力信号線を介してスイッチ回路に出力する。第2記憶部は、スイッチ回路から出力されるデジタル出力信号の値を保持し、保持しているデジタル出力信号を出力する。第1および第2記憶部により、スイッチ回路に入力およびスイッチ回路から出力されるデジタル信号のタイミングを、スイッチ回路の動作に合わせて設定できる。この結果、スイッチ回路のタイミング設計を容易にでき、スイッチ回路の動作周波数を高くできる。
本発明の一形態における好ましい例では、スイッチ回路は、第1クロック信号に同期してデジタル出力信号を出力する。第2記憶部は、第1クロック信号に同期してデジタル入力信号を保持する。第1記憶部は、第2クロック信号に同期してデジタル入力信号を受信する。例えば、第1および第2クロック信号の周波数を同じにすることで、一つのデジタル入力信号に対応して一つのデジタル出力信号を出力できる。あるいは、第1クロック信号の周波数を第2クロック信号の周波数より高くすることで、一つのデジタル入力信号に対応して複数のデジタル出力信号を出力できる。すなわち、オーバサンプリングが可能になる。
本発明の一形態における好ましい例では、D/A変換部は、出力信号線に接続され、出力信号線に伝達されるスイッチ回路からのデジタル出力信号をアナログ信号に変換する。本発明の適用により、ランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号を生成できるため、D/A変換の精度を向上できる。
本発明の一形態における好ましい例では、スイッチ回路は、デジタル入力信号の各ビットに対応する複数の出力選択回路と、デジタル出力信号の各ビットに対応する複数の演算回路とを有している。各出力選択回路は、演算回路の入力にそれぞれ接続された複数の出力信号線を有し、受けたデジタル入力信号の各ビットをシフト信号に応じて出力信号線のいずれかに出力する。出力選択回路がデジタル出力信号を出力する出力信号線は、互いに異なる演算回路に接続されている。各演算回路は、出力信号線のOR論理をデジタル出力信号として出力する。これにより、例えば、演算回路をワイヤードOR論理で構成できるため、スイッチ回路の回路規模(トランジスタ数等)を削減できる。この結果、半導体集積回路のチップサイズを削減できる。
本発明の一形態における好ましい例では、スイッチ制御回路は、生成するビット番号がデジタル入力信号を構成するビット番号から外れるときに、ビット番号を巡回させ、さらにビット番号を所定値だけシフトすることで次のビット番号を生成する。ビット番号を巡回させるだけでなく、さらにシフトすることで、ビット番号が重複する頻度を下げることができる。この結果、よりランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号を生成できる。
本発明では、デジタル信号のビット番号をランダムに入れ替えることができる。また、デジタル信号のビット番号を入れ替えることにより、D/A変換部の精度を向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本で構成されている。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路で構成されている。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。
図1は、本発明の半導体集積回路の第1の実施形態を示している。半導体集積回路SEM1は、データ入れ替え回路DSWおよびD/A変換部DAPを有している。例えば、半導体集積回路SEM1は、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用してD/A変換器として形成されている。
データ入れ替え回路DSWは、第1記憶部FF1、スイッチ回路SWC、第2記憶部FF2、乱数制御回路RCNTおよびスイッチ制御回路SCNTを有している。第1記憶部FF1は、図示しない12個のラッチを有しており、デジタル変調された12ビットのデジタル入力信号DIN11−0の値をクロック信号CLKに同期してラッチし、ラッチした値を入力信号線にデジタル入力信号IN11−0として出力する。デジタル入力信号DIN11−0は、例えば、高論理レベルを示すビットの数によりデータ値が表される。第1記憶部FF1のラッチは、リセット信号RSTXに同期してリセットされる。
スイッチ回路SWCは、入力信号線を介して供給されるデジタル入力信号IN11−0の各ビットを選択信号SEL(SEL3−0)に応じて入れ替え、入れ替えたビットをデジタル出力信号OUT11−0として、出力信号線に出力する。換言すれば、スイッチ回路SWCは、デジタル入力信号IN11−0のビット番号を選択信号SELに応じてシフトし、シフトしたデジタル信号をデジタル出力信号OUT11−0として出力する。選択信号SELは、後述するように、デジタル信号のビット番号のシフト仕様を示す。スイッチ回路SWCは、システムクロック信号SCLKに同期してデジタル出力信号OUT11−0を出力する。この例では、システムクロック信号SCLKは、クロック信号CLKと同じ周波数および位相を有している。スイッチ回路SWCを構成する内部回路は、リセット信号RSTXに同期してリセットされる。
第2記憶部FF2は、図示しない12個のラッチを有しており、12ビットのデジタル出力信号OUT11−0の値をシステムクロック信号SCLKに同期してラッチし、ラッチした値をデジタル出力信号DOUT11−0として出力する。第2記憶部FF2のラッチは、リセット信号RSTXに同期してリセットされる。第1および第2記憶部FF1−2により、スイッチ回路SWCに入出力されるデジタル信号IN、OUTのタイミングを、クロック信号CLK、SCLKに同期させることで、スイッチ回路SWCのタイミング設計を容易にでき、スイッチ回路SWCの動作周波数を高くできる。
乱数制御回路RCNTは、システムクロック信号SCLKの周波数を分周し、分周クロック信号DCLKを生成する分周器DIVと、分周クロック信号DCLKに同期して4ビットのランダムなシフト信号SFT3−0を生成する乱数生成器RGを有している。この実施形態では、乱数生成器RGは、システムクロック信号SCLKの12パルス(12クロックサイクル)毎に乱数を生成し、生成した乱数を示すシフト信号SFTを出力する。これにより、後述するように、12クロックサイクル内ではシフト信号SFTが示す値を増加値として選択信号SEL3−0の値を順次に更新しながら、12クロックサイクルより長い所定の期間内では、ランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号
OUTを出力できる。
スイッチ制御回路SCNTは、シフト信号SFTを受け、システムクロック信号SCLK毎に、シフト信号SFTが示す値を後述するデジタル入力信号INのビット番号に順次加算する。スイッチ制御回路SCNTは、加算したビット番号をシステムクロック信号SCLKに同期して、4ビットの選択信号SEL3−0として順次出力する。すなわち、システムクロック信号SCLKのクロックサイクル毎に、順次増加する選択信号SEL3−0が出力される。選択信号SEL3−0の値がオーバフローしたとき、選択信号SEL3−0は巡回される。
スイッチ制御回路SCNTにより生成される選択信号SEL3−0の値の範囲は、4ビットのビット信号BIT3−0に応じて決められる。例えば、ビット信号BIT3−0が10進数の”11”を示すとき、10進数の”0”−”11”までを示す選択信号SEL3−0が生成される。ビット信号BIT3−0が10進数の”5”を示すとき、10進数の”0”−”5”までを示す選択信号SEL3−0が生成される。他の値のビット信号BIT3−0についても同様である。スイッチ制御回路SCNTを構成する内部回路は、リセット信号RSTXに同期してリセットされる。スイッチ制御回路SCNTの動作については、後述する図2で説明する。
D/A変換部DAPは、12個の抵抗素子RESと加算器ADDとを有している。抵抗素子RESは、一端が第2記憶部FF2を介して出力信号線OUT11−0にそれぞれ接続され、デジタル出力信号DOUT11−0(高論理レベルまたは低論理レベル)をそれぞれ受ける。加算器ADDは、抵抗素子RESの他端に接続され、抵抗素子RESを介して供給される電流を加算し、加算した電流に応じてアナログ電圧AN(アナログ信号)を生成する。
抵抗素子RESの抵抗値は、理想的に等しいが、半導体製造条件(露光条件、エッチング条件など)により、相対的に僅かに相違する。所定の時間内での抵抗値のばらつきを完全にキャンセルするために、本発明では、デジタル入力信号DIN11−0をスイッチ回路SWCによりランダムに入れ替え、デジタル出力信号DOUT11−0として出力する。これにより、D/A変換の精度を向上できる。
図2は、図1に示したスイッチ制御回路SCNTの詳細を示している。スイッチ制御回路SCNTは、加算部ADD1、ADD2、演算部OP1、OP2、OP3およびラッチ部FF3、FF4を有している。
加算部ADD1は、入力端子A、Bで受けたシフト信号SFT3−0(4ビットの2進数)および保持データ信号HLD(5ビットの2進数)を加算し、加算結果を加算信号(加算値)ADV1(例えば、5ビットの2進数)として出力する。加算部ADD2は、入力端子C、Dでそれぞれ受けたシフト信号SFT3−0およびビット信号BIT3−0を加算し、加算結果を加算データ信号(加算値)ADV2(例えば、5ビットの2進数)として出力する。
演算部OP1は、加算値ADV1が加算値ADV2より小さいとき、加算値ADV1を演算結果信号RLT1(例えば、5ビットの2進数)として出力する。演算部OP1は、加算値ADV1が加算値ADV2以上のとき、初期値”0”を加算結果信号RLT1として出力する。演算部OP1は、加算値ADV1が加算値ADV2より大きくなることを防止する。これにより、演算部OP3が誤動作することを防止できる。すなわち、選択信号SEL3−0が”11(10進数)”を超える値に設定されることを防止できる。
演算部OP2は、加算結果信号RLT1の値が負のとき、初期値”0”を加算結果信号RLT2(例えば、5ビットの2進数)として出力する。演算部OP2は、加算結果信号RLT1が”0”以上のとき、加算結果信号RLT1を加算結果信号RLT2として出力する。
演算部OP3は、加算結果信号RLT2がビット信号BIT3−0の値より大きいとき、加算結果信号RLT2から論理値”11(10進数)”を引いた値を加算結果信号RLT3(例えば、5ビットの2進数)として出力する。演算部OP3は、加算結果信号RLT2がビット信号BIT3−0の値以下のとき、加算結果信号RLT2を加算結果信号RLT3として出力する。演算部OP3により、選択信号SEL3−0の値の上限をビット信号BIT3−0の値に設定できる。
ラッチ部FF3は、加算結果信号RLT3をシステムクロック信号SCLKに同期してラッチし、ラッチした値を保持データ信号HLDとして出力する。ラッチ部FF4は、保持データ信号HLDをシステムクロック信号SCLKに同期してラッチし、ラッチした値を選択信号SEL3−0として出力する。ラッチ部FF3、FF4は、リセット信号RSTXに同期して”0”にリセットされる。
図3は、図1に示したスイッチ回路SWCの詳細を示している。スイッチ回路SWCは、選択部SELPおよびOR演算部ORPを有している。選択部SELPは、入力信号IN11−0のビット番号を選択信号SEL3−0に応じてシフトし、シフトした信号をデジタル信号D11[11:00]−D00[11:00]として出力する。シフト動作は、システムクロック信号SCLKに同期して実施される。各デジタル信号D(D11[11:00]、D10[11:00]、...、D00[11:00])は、12ビットで構成されている。シフトされた12ビットのデジタル信号は、各デジタル信号D11−D00の12ビットのいずれかに出力される。
OR演算部ORPは、図示しないワイヤードOR論理により構成されている。OR演算部ORPにより、12ビットのデジタル信号D00のいずれか1ビットが、出力信号OUT11−0のいずれかに出力される。12ビットのデジタル信号D01のいずれか1ビットが、出力信号OUT11−0のいずれかに出力される。同様に、各デジタル信号D02−11において、12ビットのうちいずれか1ビットが、出力信号OUT11−0のいずれかに出力される。OR演算部ORP内の信号配線は、出力信号OUT11−0に出力されるデジタル信号D11−D00が互いに衝突しないように設計されている。
図4および図5は、図3に示した選択部SELPの詳細を示している。選択部SELPは、入力信号IN00−11をデジタル信号D00[11−00]、D01[11−00]、...、D11[11−00]としてそれぞれ出力するための12個の出力選択回路OSELを有している。出力選択回路OSELは、互いに同じ回路である。
出力選択回路OSELは、入力信号IN(例えば、IN00)を、選択信号SEL3−0に応じて、出力信号線D(例えば、D00[11−00])のいずれかに出力する。図中に示した破線の矢印および数字は、後述するスイッチ回路SWCの動作の説明で使用する。各出力選択回路OSELは、システムクロック信号SCLKに同期してシフト動作し、リセット信号RSTXに同期して初期化される。各出力選択回路OSELは、初期化により、入力信号INを図中に(1)で示した経路で出力する。
図6および図7は、図3に示したOR演算部ORPの詳細を示している。OR演算部ORPは、デジタル出力信号線OUT0−12にデジタル出力信号をそれぞれ出力する12個のワイヤードOR回路(演算回路)WORを有している。ここで、上述した図4および
図5に示した各出力選択回路OSELが出力信号を出力する出力信号線(例えば、D00[11−00])は、互いに異なるワイヤードOR回路WORに接続されている。
各ワイヤードOR回路WORは、12本のデジタル信号線(D00[11−00]−D11[11−00]の12本)のいずれかを、出力信号線OUTに接続する。具体的には、各ワイヤードOR回路WORは、12本のデジタル信号(入力信号)を受ける入力端子を互いに接続(ショート)し、デジタル出力信号OUTとして出力する。すなわち、ワイヤードOR回路WORは、ワイヤードOR論理により構成されている。ワイヤードOR回路WORを用いることで、トランジスタで構成されるスイッチ等の素子を少なくできる。この結果、半導体集積回路のチップサイズを削減できる。図中に示した破線の矢印および数字は、後述する動作の説明で使用する。
図8は、図1に示したD/A変換部DAPの等価回路を示している。この例では、図1に示したデータ入れ替え回路DSWは、12ビットのデジタル出力信号DOUT11−0のうち3ビットが高論理レベル(電源電圧VDD)を出力し、9ビットが低論理レベル(接地電圧VSS)を出力する。この場合、アナログ電圧ANは、並列接続された3本の抵抗素子RESと、並列接続された9本の抵抗素子RESとの抵抗分割により求まる。本発明では、デジタル出力信号DOUT11−0を受ける抵抗素子RESがランダムに入れ替わるため、抵抗素子RESの抵抗値の製造誤差(ばらつき)をキャンセルすることができ、D/A変換部DAPの精度を向上できる。換言すれば、デジタル入力信号DIN11−0を巡回方式などの一定の規則でなく、ランダムにシフトし、デジタル出力信号DOUT11−0として出力できる。このため、従来のDEM方式に比べてD/A変換の精度を向上できる。
図9−図19は、シフト信号SFT3−0が2進数で”0000”−”1010”のときのスイッチ回路SWCの動作をそれぞれ示している。ビット信号BITの値は、全て2進数で”0101”(10進数の”5”)に設定されている。各図では、連続する12クロックサイクル(システムクロック信号SCLK)において、デジタル入力信号INの各ビットIN11−0が、デジタル出力信号OUTのどのビットOUT11−0に出力されるかを示している。なお、シフト信号SFT3−0の変化の範囲は、”0000”−”1010”でなく、”0000”−”1011”あるいは”0001”−”1011”でもよい。
上述したように、乱数制御回路RCNTは、シフト信号SFT3−0を12クロックサイクル(SCLK)毎にランダムに変更する。このため、図9−図19に示す信号のシフト動作が、12クロックサイクル毎にランダムに順次実行される。以下、一例として、シフト信号SFT3−0が”0100”のときの動作を、図4−図7および図13を用いて説明する。
選択部SELPの各出力選択回路OSELは、図4および図5に破線の矢印で示したように、デジタル入力信号INの出力先をシステムクロック信号SCLKのサイクル毎に4ビットずつシフトする。矢印に示した数値は、システムクロック信号SCLKのクサイクル番号(図13のSCLK値)を示している。出力選択回路OSELは、全て同じ回路構成である。このため、各クロックサイクルにおいて矢印で示すデジタル入力信号INの出力先(D11[11:00]−D00[11:00])子は、全ての出力選択回路OSELで同じになる。
なお、図13の4番目のクロックサイクルにおいて、デジタル入力信号INの各ビットを3番目のクロックサイクルに対して4ビットシフトすると、1番目のクロックサイクルと同じになり、ランダム性が維持されない。これを防止するために、図2に示したスイッ
チ制御回路SCNTの演算部OP3は、ビット番号がシフトによりビット信号値BITを超える場合、デジタル入力信号INのビット数より”1”少ない数をビット番号から差し引く。具体的には、出力すべきデジタル出力信号OUTのビット番号は、この演算により、さらに”1”だけシフトされる。図9−図19において、この演算が実行されるクロックサイクルを太い矢印で示している。なお、図9および図10では、シフト量が”0”および”1”のため、この演算は発生しない。
演算部OP3の演算は、ビット番号が単に巡回的にシフトされることを防止する。このように、スイッチ制御回路SCNTでは、演算部OP1−3により、選択信号SEL3−0の値がデジタル入力信号DIN11−0のビット番号を外れる場合にも、ビット番号を巡回させ、さらにビット番号を所定値だけシフトすることで次のビット番号を生成する。これにより、12クロックサイクル内でビット番号が重複することを防止できる。したがって、デジタル出力信号OUTは、よりランダムに出力される。
次に、選択部SELPの各OR演算部ORPは、図6および図7に破線の矢印で示したように、12本のデジタル信号D(D11[11:00]−D00[11:00]のうちの互いに重複しない12本)をデジタル出力信号OUT11−0として出力する。矢印に示した数値は、システムクロック信号SCLKのサイクル(図13のSCLK値)を示している。各OR演算部ORPにおいて、デジタル信号Dは、12本の入力端子の一つのみに供給される。このため、OR演算部ORPは、入力端子を出力端子に直接接続するワイヤードOR論理で構成されていても誤動作しない。
図20は、ビット信号BITの値が2進数で”0101”(10進数の”5”)に設定されているときのスイッチ回路SWCの動作を示している。この例では、シフト信号SFT3−0は、2進数で”0100”である。
ビット信号BIT3−0は、デジタル入力信号INの各ビットを出力するデジタル出力信号OUTのビット数の範囲(この例では、”0”−”5”までの6通り)を示している。このため、デジタル入力信号INの各ビットは、デジタル出力信号OUTの6ビットのいずれかに出力される。例えば、デジタル入力信号IN0は、図に網掛けで示したように、デジタル出力信号OUTの6個のビットOUT0−5のいずれかに出力される。ビット信号BITにより、デジタル信号の出力先のビット数を所定の範囲に制限することで、デジタル出力信号OUTを、よりランダムに出力できる。特に、スイッチ回路SWCの動作中にビット信号BITの値を変更することでランダム性を向上できる。
以上、本実施形態では、デジタル入力信号INのビット番号を規則性のないランダムな順序でシフトし、デジタル出力信号OUTとして出力できる。したがって、デジタル入力信号INのビットをランダムに入れ替えるデータ入れ替え回路DSWを構成できる。この際、乱数生成器RGにより乱数に対応するシフト信号を生成するため、外部のシステムに依存することなく、ランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号OUTを出力できる。
ランダムな順序でビット番号がシフトされたデジタル出力信号OUTをD/A変換部DAPに供給し、デジタル信号をアナログ信号に変換するため、デジタル信号を所定の規則で巡回させていた従来に比べて、D/A変換の精度を向上できる。
図21は、本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
この実施形態の半導体集積回路SEM2は、第1の実施形態の半導体集積回路SEM1から第1および第2記憶部FF1−2を削除して構成されている。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。デジタル入力信号DIN(IN)およびデジタル出力信号DOUT(OUT)をラッチする回路が存在しなくても、第1の実施形態と同様に、D/A変換の精度を向上できる。さらに、この実施形態では、第1および第2記憶部FF1−2を削除することにより、半導体集積回路SEM2の回路規模が減るため、チップサイズを削減できる。
なお、上述した実施形態では、システムクロック信号SCLKをクロック信号CLKと同じ周波数に設定する例を述べた。本発明はこれに限定されるものではない。例えば、システムクロック信号SCLKの周波数をクロック信号CLKの周波数より高くすることで、本発明をオーバサンプリング方式のD/A変換器にも適用できる。この場合、システムクロック信号SCLKは、例えば、クロック信号CLKの周波数を分周することで生成され、信号SCLK、CLKの位相は互いに等しい。
上述した実施形態では、本発明をD/A変換器に適用する例を述べた。これに限定されず、本発明は、デジタル入力信号の各ビットをランダムにシフトして出力するデータ入れ替え回路(データ転送回路)に適用できる。
上述した実施形態では、デジタル入力信号DINとデジタル出力信号DOUTのビット数を共に12ビットにする例を述べた。しかし、デジタル出力信号DOUTのビット数は、デジタル入力信号DINのビット数より少なくてもよい。
上述した実施形態では、システムクロック信号SCLKの12クロックサイクル毎に乱数を生成し、シフト信号SFTを変更する例を述べた。しかし、シフト信号SFTの変更頻度は、12クロックサイクルより少なくてもよく、長くてもよい。例えば、1クロックサイクル毎にシフト信号SFTを変更してもよい。また、乱数制御回路RCNTを形成せず、シフト信号SFTを半導体集積回路の外部から供給してもよい。
上述した実施形態では、シフト信号SFTが示す値を、システムクロック信号SCLK毎にビット番号に順次加算して、選択信号SEL3−0を生成する例を述べた。しかし、シフト信号SFTが示す値を、システムクロック信号SCLK毎にビット番号から順次減算して、選択信号SEL3−0を生成してもよい。
上述した実施形態では、ビット信号BITを半導体集積回路の外部から受ける例を述べた。しかし、例えば、図22に示すように、半導体集積回路内にビット信号BITをランダムに生成する乱数生成器RG2(ビット信号生成回路)を形成してもよい。例えば、乱数生成器RG2は、システムクロック信号SCLKの周波数を分周器DIV2で分周した分周クロック信号DLCK2に同期して乱数を生成する。この場合、デジタル信号の出力先のビット数をランダムに変更でき、よりランダムなデジタル出力信号OUTを出力できる。
上述した実施形態では、複数の抵抗素子RESを用いてD/A変換部DAPを構成する例を述べた。D/A変換部DAPは、複数の容量素子を用いて構成してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
ビット番号を示す選択信号を受け、複数の入力信号線に供給される複数ビットのデジタル入力信号のビット番号を前記選択信号に応じて順次シフトし、シフトされたデジタル信号を複数ビットのデジタル出力信号として複数の出力信号線に順次出力するスイッチ回路
と、
ランダムな値に変化するシフト信号を受け、前記ビット番号と前記シフト信号が示す値とを演算することで次のビット番号を生成し、生成したビット番号を前記選択信号として順次出力するスイッチ制御回路とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記2)
付記1記載の半導体集積回路において、
乱数生成器を有し、前記乱数生成器により生成される乱数に対応する前記シフト信号を出力する乱数制御回路を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記3)
付記2記載の半導体集積回路において、
前記スイッチ回路は、第1クロック信号に同期して前記デジタル出力信号を出力し、
前記乱数生成器は、第1クロック信号より周波数の低いクロック信号に同期して乱数を生成することを特徴とする半導体集積回路。
(付記4)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記スイッチ制御回路は、ビット数を示すビット信号を受け、受けたビット信号に応じて前記デジタル入力信号の各ビットが出力される前記デジタル出力信号のビット数の範囲を設定することを特徴とする半導体集積回路。
(付記5)
付記4記載の半導体集積回路において、
ランダムな前記ビット信号を生成するビット信号生成回路を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記6)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記デジタル入力信号の値を保持し、保持しているデジタル入力信号を前記入力信号線を介して前記スイッチ回路に出力する第1記憶部と、
前記スイッチ回路から出力される前記デジタル出力信号の値を保持し、保持しているデジタル出力信号を出力する第2記憶部とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。(付記7)
付記6記載の半導体集積回路において、
前記スイッチ回路は、第1クロック信号に同期して前記デジタル出力信号を出力し、
前記第2記憶部は、前記第1クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を保持し、
前記第1記憶部は、第2クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を受信し、
前記第1および第2クロック信号の周波数は、同じであることを特徴とする半導体集積回路。
(付記8)
付記6記載の半導体集積回路において、
前記スイッチ回路は、第1クロック信号に同期して前記デジタル出力信号を出力し、
前記第2記憶部は、前記第1クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を保持し、
前記第1記憶部は、第2クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を受信し、
前記第1クロック信号の周波数は、前記第2クロック信号の周波数より高いことを特徴とする半導体集積回路。
(付記9)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記出力信号線に接続され、前記出力信号線に伝達される前記スイッチ回路からの前記デジタル出力信号をアナログ信号に変換するD/A変換部を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記10)
付記9記載の半導体集積回路において、
前記D/A変換部は、
一端に前記出力信号線がそれぞれ接続された複数の抵抗素子と、
前記抵抗素子の他端に接続され、前記各抵抗素子を流れる電流に応じてアナログ電圧を生成する加算器とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記11)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記スイッチ回路は、前記デジタル入力信号の各ビットに対応する複数の出力選択回路と、前記デジタル出力信号の各ビットに対応する複数の演算回路とを備え、
前記各出力選択回路は、前記演算回路の入力にそれぞれ接続された複数の出力信号線を有し、受けたデジタル入力信号の各ビットを前記シフト信号に応じて前記出力信号線のいずれかに出力し、
前記出力選択回路が前記デジタル出力信号を出力する出力信号線は、互いに異なる演算回路に接続されており、
前記各演算回路は、前記出力信号線のOR論理を前記デジタル出力信号として出力することを特徴とする半導体集積回路。
(付記12)
付記11記載の半導体集積回路において、
前記各演算回路は、ワイヤードOR論理により構成されていることを特徴とする半導体集積回路。
(付記13)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記スイッチ制御回路は、生成するビット番号がデジタル入力信号を構成するビット番号から外れるときに、ビット番号を巡回させ、さらにビット番号を所定値だけシフトすることで次のビット番号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、デジタル信号のビット番号を入れ替えるスイッチ回路を有する半導体集積回路に適用できる。
本発明の半導体集積回路の第1の実施形態を示すブロック図である。 図1に示したスイッチ制御回路の詳細を示すブロック図である。 図1に示したスイッチ回路の詳細を示すブロック図である。 図3に示した選択部の詳細を示すブロック図である。 図3に示した選択部の詳細を示すブロック図である。 図3に示したOR演算部の詳細を示すブロック図である。 図3に示したOR演算部の詳細を示すブロック図である。 図1のD/A変換部を示す等価回路図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の動作を示す説明図である。 スイッチ回路の別の動作を示す説明図である。 本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を示すブロック図である。 半導体集積回路の別の例を示すブロック図である。
符号の説明
ADD‥加算器;DAP‥D/A変換部;DSW‥データ入れ替え回路;FF1‥第1記憶部;FF2‥第2記憶部;IN11−0‥デジタル入力信号;ORP‥OR演算部;OSEL‥出力選択回路;OUT11−0‥デジタル出力信号;RCNT‥乱数制御回路;RES‥抵抗素子;SCNT‥スイッチ制御回路;SELP‥選択部;SWC‥スイッチ回路;WOR‥ワイヤードOR回路

Claims (10)

  1. ビット番号を示す選択信号を受け、複数の入力信号線に供給される複数ビットのデジタル入力信号のビット番号を前記選択信号に応じて順次シフトし、シフトされたデジタル信号を複数ビットのデジタル出力信号として複数の出力信号線に順次出力するスイッチ回路と、
    ランダムな値に変化するシフト信号を受け、前記ビット番号と前記シフト信号が示す値とを演算することで次のビット番号を生成し、生成したビット番号を前記選択信号として順次出力するスイッチ制御回路とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    乱数生成器を有し、前記乱数生成器により生成される乱数に対応する前記シフト信号を出力する乱数制御回路を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路において、
    前記スイッチ回路は、第1クロック信号に同期して前記デジタル出力信号を出力し、
    前記乱数生成器は、第1クロック信号より周波数の低いクロック信号に同期して乱数を生成することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記スイッチ制御回路は、ビット数を示すビット信号を受け、受けたビット信号に応じて前記デジタル入力信号の各ビットが出力される前記デジタル出力信号のビット数の範囲を設定することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記デジタル入力信号の値を保持し、保持しているデジタル入力信号を前記入力信号線を介して前記スイッチ回路に出力する第1記憶部と、
    前記スイッチ回路から出力される前記デジタル出力信号の値を保持し、保持しているデジタル出力信号を出力する第2記憶部とを備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項5記載の半導体集積回路において、
    前記スイッチ回路は、第1クロック信号に同期して前記デジタル出力信号を出力し、
    前記第2記憶部は、前記第1クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を保持し、
    前記第1記憶部は、第2クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を受信し、
    前記第1および第2クロック信号の周波数は、同じであることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項5記載の半導体集積回路において、
    前記スイッチ回路は、第1クロック信号に同期して前記デジタル出力信号を出力し、
    前記第2記憶部は、前記第1クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を保持し、
    前記第1記憶部は、第2クロック信号に同期して前記デジタル入力信号を受信し、
    前記第1クロック信号の周波数は、前記第2クロック信号の周波数より高いことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記出力信号線に接続され、前記出力信号線に伝達される前記スイッチ回路からの前記デジタル出力信号をアナログ信号に変換するD/A変換部を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記スイッチ回路は、前記デジタル入力信号の各ビットに対応する複数の出力選択回路と、前記デジタル出力信号の各ビットに対応する複数の演算回路とを備え、
    前記各出力選択回路は、前記演算回路の入力にそれぞれ接続された複数の出力信号線を有し、受けたデジタル入力信号の各ビットを前記シフト信号に応じて前記出力信号線のいずれかに出力し、
    前記出力選択回路が前記デジタル出力信号を出力する出力信号線は、互いに異なる演算回路に接続されており、
    前記各演算回路は、前記出力信号線のOR論理を前記デジタル出力信号として出力することを特徴とする半導体集積回路。
  10. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記スイッチ制御回路は、生成するビット番号がデジタル入力信号を構成するビット番号から外れるときに、ビット番号を巡回させ、さらにビット番号を所定値だけシフトすることで次のビット番号を生成することを特徴とする半導体集積回路。
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