JP2007059961A - 再生方法及び再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来は、動画と静止画が混在する画像信号を高速再生する際に、音声を再生出力することは行われていない。
【解決手段】 記録媒体に記録されている静止画を記録再生部14が、通常再生速度のn倍(nは1より大なる任意の数)の高速再生をする場合、記録媒体から再生された静止画は通常再生時の表示時間の1/n倍の時間で再生すると共に、マイクロプロセッサ17の制御によりデジタル音源21から通常再生時の1/n倍のテンポの静止画用音声信号(例えば、BGM)を出力させる。これにより、静止画の高速再生時にも音声信号が出力されると共に、その音声信号のテンポにより高速再生であることがユーザに識別させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は再生方法及び再生装置に係り、特に動画と静止画が混在する画像信号を高速再生する際に音声を出力する再生方法及び再生装置に関する。
以前より、記録媒体にファイルとして保存されている静止画を再生し、数秒間といった設定した時間間隔のコマ送りで自動的に切り換えて表示する「スライドショー」の機能は、デジタルカメラやパーソナルコンピュータ用の画像表示ソフトウェアにおいて一般的に行われている。
デジタルカメラにおいて、近年、動画撮影機能を有するものも多く、それらの中においては、動画と静止画のファイルが混在するときには、上記スライドショー機能において、動画ファイルについては動画像を再生し、静止画ファイルについては設定した時間その静止画を表示することで順次ファイルの内容を表示していくものもある。
また、ビデオテープレコーダやビデオディスクレコーダにおいては、動画像の高速再生機能は広く実施されている。その高速再生時には、特に1.5倍速等、倍速数があまり大きくない場合には、高速再生に合わせて動画に付随した音声も高速で出力するが、その際に音声のピッチは変えずに速度だけが速くなる様、変換処理して再生する技術も使用されている。
更に、動画区間と静止画区間とが混在した光ディスクを再生する際に、通常再生時には静止画区間における複数枚の静止画を、例えば、10秒毎に切り換える表示を行う場合、N倍速の高速再生時には10/N秒毎に静止画を切り換える表示を行い、音有り静止画の場合は、動画の特殊再生動作を合わせるため、音無し静止画として再生する再生装置が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−084508号公報
しかし、上記スライドショー機能においては、画像を送る速度は予めユーザーが設定しておくのが一般的で、再生している最中の飛ばしたい部分を高速再生で早く先に進めるといったことは行われていなかったため、高速再生時の音声の扱いについても考えられていなかった。
また、特許文献1記載の従来の再生装置においては、音有り静止画を高速再生する場合は、動画の特殊再生では音声が出ないのに、静止画に入った途端、音声が再生されるという状況を防ぐために、音無し静止画として再生するようにしている。従って、以上より、従来の再生方法及び再生装置では、動画と静止画が混在する画像信号を高速再生する際に、音声を再生出力することは行われていない。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、動画に挿入して静止画を設定された時間表示するような一続きの再生において、高速再生を行ったときに、静止画部分についてもユーザーにとって高速再生を行っていることがわかりやすく認識できる様な音声を出力し得る画像再生方法及び画像再生装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の再生方法は、動画像が音声信号と共に記録されると共に、静止画が記録された記録媒体から、任意の速度で動画像及び音声信号と静止画とを順次に再生する再生方法であり、通常再生するときは、動画像及び音声信号を通常速度で再生し、静止画は予め設定された期間、再生した静止画を表示すると共に予め定めたテンポの静止画用音声信号を出力する再生方法であって、
n倍(nは1より大なる任意の数)の高速再生指示を行う第1のステップと、高速再生指示があったときは、記録媒体から動画像及び音声信号を通常速度のn倍の速度で再生し、記録媒体から静止画を再生して設定された期間の1/n倍の期間表示すると共に、静止画用音声信号を予め定めたテンポのn倍のテンポで出力する第2のステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の再生装置は、動画像が音声信号と共に記録されると共に、静止画が記録された記録媒体から、任意の速度で動画像及び音声信号と静止画とを順次に再生する再生装置であって、
再生速度を指示入力する再生速度指示手段と、静止画再生時に出力される静止画用音声信号を発生する音源と、再生速度指示手段により、通常速度再生を指示されたときは、記録媒体から動画像を通常速度で音声信号と共に再生し、記録媒体から静止画を再生して予め設定された期間表示すると共に、音源から静止画用音声信号を予め設定された通常再生時のテンポで出力させる通常再生手段と、再生速度指示手段により、n倍(nは1より大なる任意の数)の高速再生を指示されたときは、記録媒体から動画像及び音声信号を通常速度のn倍の速度で再生し、記録媒体から静止画を再生して設定された期間の1/n倍の期間表示すると共に、音源を制御して音源から静止画用音声信号を通常再生時のn倍のテンポで出力させる高速再生手段とを有することを特徴とする。
本発明の再生方法及び再生装置では、静止画を通常再生時のn倍の速度で再生する高速再生時には、静止画を再生して、通常再生時の表示期間の1/n倍の期間表示すると共に、音源を制御して音源から静止画用音声信号を通常再生時のn倍のテンポで出力させるようにしたため、静止画の高速再生速度の倍率に応じたテンポで、静止画と共に音声を出力させることができる。
本発明によれば、静止画の高速再生速度の倍率に応じたテンポで、静止画と共に音声を出力させるようにしたため、静止画表示期間においても高速再生であることがユーザに認識でき、違和感が少ないという効果を得ることができ、また出力される音声のテンポで高速再生速度の倍率をある程度ユーザに認識させることができる。
次に、本発明の一実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる再生装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、この実施の形態は、再生機能と記録機能の両方を有する記録再生装置であり、外部装置やこの記録再生装置に内蔵したカメラ部やマイクロホン(いずれも図示せず)から入来した画像信号及び音声信号が、それぞれ画像入力端子11及び音声入力端子12を介してコーデック部(CODEC)13に供給される。
コーデック部13において、画像信号及び音声信号は、高能率符号化処理や誤り訂正符号付加が行われた上、記録に適したフォーマットに整えられて、記録再生部14へと供給され、公知の方法で記録媒体に記録される。これにより、記録媒体には動画像が音声信号と共に記録されると共に、静止画が記録される。記録媒体としては、DVD(Digital Versatile Disc)等のリムーバブルディスクメディア、ハードディスク等の内蔵メディア、或いは半導体メモリカード等を用いればよい。ここで、本装置がカメラ一体型記録再生装置であれば、動画と静止画を場合に応じて撮影して記録していくことができ、それらを後述するように、動画と静止画を撮影順に繋げて再生することは便利である。
再生時においては、記録再生部14により記録媒体から再生された映像信号及び音声信号は、コーデック部13において記録のためのフォーマット化が解かれ、誤り訂正処理や高能率符号化のデコードが行われた後、再生された映像信号は映像出力部15へ供給され、再生された音声信号はスイッチSWの可動端子1とピッチ変換部20に供給される。ここで、スイッチSWは、切換機能を模式的に書いたものであるが、動画の通常再生時には可動端子1に接続され、動画の高速再生時には可動端子2に接続され、静止画再生時には、スイッチSWは可動端子3に接続される。従って、動画の通常再生時には、再生音声信号はスイッチSWを介してオーディオ出力部16へ供給される。
ここで、アナログ信号として出力する場合には、映像出力部15ではNTSC方式等のアナログ映像信号方式への変換や、DA変換が行われ、オーディオ出力部16ではLチャンネル及びRチャンネルについてそれぞれDA変換されたアナログオーディオ信号が作成される。デジタル出力の場合には、画像信号と音声信号は別に出力するのではなくパケット化して多重化して出力したり、或いは映像信号は記録時にMPEG(Moving Picture Experts Group)方式で圧縮されているのをデコードしないでMPEG信号として出力したり、出力の方法は場合に応じて変形すればよい。
記録再生装置の各部は、マイクロプロセッサ17と互いにバスで繋がっており、このマイクロプロセッサ17により制御される。また、ユーザが操作を行うためのボタン等の操作部18があり、ユーザはこの操作部18を介して高速再生や通常再生の指令をマイクロプロセッサ17に送ることで、所望の動作をさせることができる。設定された各種パラメータ等、制御に用いるデータは、メモリ19に蓄積され、マイクロプロセッサ17により適宜参照されて利用される。
マイクロプロセッサ17は操作部18からのユーザの指示する任意の再生速度に基づいて、メモリ19に保存されているプログラムを実行し、記録再生部14を指示された再生速度で記録媒体から映像信号及び音声信号を再生させる。上記の再生速度としては、記録時と同一速度である通常再生、記録時よりも高速の高速再生(例えば、1.5倍速、2倍速、3倍速)がある。
次に、本実施の形態における再生時の音声信号の処理法方法について説明する。記録媒体に動画像信号と共に記録されている動画像に付随した音声信号については、高速再生時には動画像信号の再生の進行に合わせて音声信号も高速で再生出力されるが、そのまま単に音の出力のスピードを上げたのでは音のピッチが高くなってしまうので、聞きづらくなる。そこで、本実施の形態では、コーデック部13から出力された高速再生音声信号がピッチ変換部20でピッチ変換されて音の高さ(音程)は通常再生時とほぼ変わらない様にされた後、可動端子2に接続されているスイッチSWを介してオーディオ出力部16へ供給される。なお、ピッチ変換については既に多くの記録再生装置において実施されている公知の技術であるので、その詳細な説明は省略する。
また、静止画を再生する場合には、記録フォーマット上で静止画に付随する音声が定義されていてユーザが静止画に音声を付加することができる場合もあるが、本実施の形態では、この様な形で静止画には特定の静止画について音声は指定されていないものとする。静止画を表示する場合は無音とすることも考えられるが、それでは動画と静止画を混在させて再生するときには静止画を表示する所で急に音声が無くなり、再生の楽しさを損なうため、本実施の形態では、マイクロプロセッサ17が静止画再生時にデジタル音源21を駆動し、デジタル音源21で合成されたBGM(バックグラウンドミュージック)の音声信号を、可動端子3に接続されているスイッチSWを介してオーディオ出力部16へ供給させる。
デジタル音源21としては、例えば携帯電話においてユーザが着信音を自由に作成することができるものが普及している。これは音の高さや長さの情報を一音ずつユーザが入力していくことで、いわば楽譜の情報を入力し、「四分音符=84」(四分音符の長さは1分間に84拍の長さであることを示す)といったテンポ情報を入力して、このテンポで音を発生するものである。楽譜の情報はユーザが入力したものでなくても、携帯電話のメーカーで予め設定してメモリに蓄積しておいてもよい。本実施の形態においてもこれと同様の音源を用いることができ、デジタル音源21から発生する楽曲のテンポは、通常再生か高速再生か、さらには高速再生の倍速数に応じて図1に示すように適宜設定される。
ここで、動画と静止画を時系列的に混在させて再生する例を図2に示す。例えば、カメラ一体型記録装置においては、動画は記録開始から記録停止までが一つのファイルとして記録媒体に記録され、静止画は静止画ファイルとして記録される。そして、どのファイルをどの順で再生するかは、プレイリストを作成することにより設定できる。ここで、記録媒体に記録されているファイルを、ある範囲で時間順に再生するプレイリストを自動的に作成する様にしてもよく、ユーザがファイルとその再生順を指定してプレイリストを作成する機能を設けてもよい。
いま、通常再生において図2(A)に模式的に示す様に、動画カット001、静止画001、動画カット002、静止画002、静止画003、動画カット003の順で再生されるとする。ここで、横軸は時間を表し、動画についてはそのファイルを再生する時間を、静止画については一枚の静止画を表示し続ける時間を表している。静止画については、各静止画を例えば10秒といった予め設定された時間の間表示することとしている。先に述べたデジタル音源21によるBGMは、静止画の表示時間で曲の中の区切りが現れるような楽曲とすることにより、静止画から動画へ移る際に曲の途中で突然切られる不自然さを防ぐことができる。
いま、この様な一続きの画像再生を2倍速の高速再生で再生するものとすると、図2(B)に示す様に、動画カット001、同002、同003の動画部分は2倍速で再生されるため、各々の再生時間は同図(A)の半分となる。一方、静止画についてもそれに合わせて、例えば通常再生で10秒間表示していたとすると、2倍速ではその1/2の5秒間という様に、表示時間を短くして、静止画を含めた全体の再生時間が通常再生の1/2になる様にする。
ここで、静止画表示時のBGMは、通常再生時が「四分音符=84」のテンポであったとすると、2倍速再生ではテンポを「四分音符=168」として、2倍の速さで再生する様にする。一般に、通常再生時の一つの静止画の表示時間をsとすると、m倍速再生においては、静止画の表示時間はs/mとし、通常再生時の静止画のBGMのテンポを「四分音符=k」とすると、m倍速再生においては静止画のBGMのテンポは「四分音符=k×m」とする。これは、ユーザによりm倍速再生が操作部18から指示されたのを受けて、マイクロプロセッサ17がデジタル音源21のテンポ設定を変更することにより行われる。
色々な倍速再生におけるテンポの一例を、図1のデジタル音源21の右下の方に示す。この様に、高速再生に応じてBGMのテンポを変えることにより、ユーザに静止画表示の期間においても高速再生であることを明確に知らせることができ、静止画表示の時間を短くするのに合わせてBGMのテンポを速くした結果、高速再生においても曲の区切りが表示時間と一致するので、突然曲が中断する違和感を高速再生においても防ぐことができる。
次に、本発明になる再生方法の一実施の形態について説明する。図3は本発明になる再生方法の一実施の形態のフローチャートを示す。この例は、通常再生を行っている際の途中で高速再生の指示が行われた場合である。また、静止画表示中に高速再生指示が行われた例を、横軸を時間軸として表示時間を表した概略図を図4に示す。マイクロコンピュータ17は操作部18から高速再生指示が行われたときには、まず、今記録再生部14が再生している記録媒体上の個所が静止画部分か否かを判定する(図3のステップS1)。
静止画再生中であれば、その静止画の表示終了時刻を再設定し(図3のステップS2)、先に述べた様にBGMのテンポを再設定する(図3のステップS3)。ここで、静止画表示中に高速再生指示が行われたときには、この静止画の残りの表示時間を短縮して次の画像の表示へと移るがその詳細については後に述べる。このことに関連して、ステップS2においては、この静止画の表示の終了を、本装置に内蔵の時計での時刻でいつにするかを再設定することにより、静止画表示時間の短縮を行う。そして、静止画を表示しBGMを流す(ステップS4)。
続いて、マイクロプロセッサ17は、静止画表示期間が再設定した表示終了時刻に達したか否かを判定し(図3のステップS5)、まだ達していない場合にはステップS4に戻って静止画を表示し続けBGMを流し続ける。もし達した場合には、この静止画の表示をやめ、その静止画ファイルがプレイリストの最後のファイルであるか否かを判定する(図3のステップS6)。最後のファイルである場合には再生を終了し、最後のファイルでない場合には次のファイルの再生へと移行する。
ここで、次のファイルの再生は、高速再生の中止指示が行われない限り、高速再生で行われる。ステップS1で記録再生部14が再生している記録媒体上の個所が静止画部分でないと判定されたときには、マイクロプロセッサ17が動画を再生していると判断し、その現在再生中の動画部分の高速再生を行う(図3のステップS7)。そして、その動画ファイルの再生が終わったか否かを判定し(図3のステップS8)、まだ終わっていない場合にはステップS7に戻って、動画部分の高速再生を継続し、終わった場合にはステップS6へと移行し、その動画ファイルが最後のファイルか否かを判定する。そして、最後のファイルである場合には再生を終了し、最後のファイルでない場合には次のファイルの再生へと移行する。
図4を例に説明すると、同図(A)に模式的に示すように、通常再生では動画カット002、静止画002、静止画003、動画カット003と続く再生シーケンスの部分について、静止画002の表示の途中で2倍速再生指示があったとする。この場合の再生動作は、図4(B)に模式的に示すように、2倍速再生指示が行われた時点t4までは、動画カット002の通常再生に続いて静止画002の通常再生が行われている。
この静止画002の通常再生の途中の時点t4で2倍速再生が指示されると、本実施の形態では、静止画002の通常再生の表示が本来終了するはずの時点t2より前の、時点t5で静止画002の表示を止める。このt5は、t4からt2までの時間の1/2の時間がt4から経過した時間に設定される。t4からt5までの期間においては、BGMのテンポは通常再生時の2倍の速度とされる。
そして、次に表示する静止画003は、通常再生では図4(A)に示すようにt2からt3までの時間Tの間表示されるはずであったが、2倍速再生が指示されているので、同図(B)に示すように、その1/2の時間である、t5からt6までの時間T/2で静止画003の表示を行う。t5からt6までの時間T/2においては、BGMのテンポは通常再生の2倍の速度とされる。静止画003の表示後、時点t6からは動画カット003の2倍速再生画像の表示が開始される。
以上は2倍速再生指示の場合の例であったが、より一般的な再生動作について図5を用いて説明する。図5において、横軸は時間で、同図(A1)は通常再生で一つの静止画を表示する期間sを表し、その最初からtaだけ経過した時点でm倍速再生指示が行われたとき、通常再生を続けるとすると、残りの表示時間はs−taだけ残っていることを示している。ところが、上向き三角印で示す時点でm倍速再生指示が行われたので、同図(B1)に示す様に、その後のこの静止画の表示期間は通常再生では残りs−taであったのが、1/mに短縮されて(sーta)/mの時間表示される。m倍速再生指示以降は、BGM音声は通常再生時のm倍のテンポで再生される。
次に、図5(2)を用いて、m倍速再生を行っているときにおいて静止画表示の途中で通常再生指示が行われたときの動作を説明する。図5(A2)は、m倍速再生を続けるとすると、この静止画の表示はs/mの長さの期間だけ行われることを示している。ここで、その最初からtbだけ経過した時点で通常再生指示が行われたとしたとき、そのままm倍速再生を続けると、残りの表示時間は(s/m)−tbであることを示している。
ところが、上向き三角印で示す時点で通常再生指示が行われたので、図5(B2)に示す様に、この後の静止画の表示期間はm倍速再生では(s/m)−tbであったのが、m倍とされて再生される。即ち、残りの表示時間はs−tb・mとなる。通常再生指示以降は、それまでのm倍速再生ではBGM音声は通常再生のm倍のテンポで再生されていたのが、その1/m倍の通常再生のテンポで再生される。この様にすることにより、この静止画の表示期間で再生されるBGM音声は、通常再生時に期間sで発音出力されるのと同じ区切り分となるため、通常再生時においてsの期間で曲の区切りが再生される様に曲を作っておけば、途中で高速再生を行っても画像表示の区切りとい音の区切りを合わせることができる。
図3は通常再生から高速再生へと移行するときのフローチャートであったが、高速再生から通常再生へと移行するときもこれに準じたフローチャートで処理を行えばよい。即ち、図3のステップS2、ステップS3においては、表示終了時刻やテンポの設定を、上記で図5(A2)、(B2)と共に説明した様にすればよく、ステップS7は「動画を通常速度で再生」とすればよい。
なお、上記の実施の形態では、再生装置はカメラ一体型記録再生装置の様なハードウエア装置として説明したが、本発明は汎用のパーソナルコンピュータにおいてハードディスク等に保存した画像ファイルをプレイリストに基づいて、図5と共に説明したような再生を行わせるコンピュータプログラムも包含するものである。上記のコンピュータプログラムは、記録媒体に記録されていて記録媒体からコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して配信されてコンピュータにダウンロードされるようにしてもよく、更にはコンピュータにファームウェアとして組み込まれていてもよい。
本発明は、動画と静止画を再生可能な再生装置であれば、カメラ一体型記録再生装置の様な携帯型画像再生装置、家庭内で用いるDVDプレーヤの様な据置型オーディオビジュアル装置、パーソナルコンピュータで用いられる画像再生ソフトウェアなど、幅広く適用できる。
本発明装置の一実施の形態のブロック図である。 動画と静止画を時系列的に混在させて再生する例を示す図である。 本発明方法の一実施の形態のフローチャートである。 本発明において静止画表示中に高速再生指示が行われたときの動作を説明するための、横軸を時間軸として表示時間を表した概略図である。 本発明における通常再生の途中で高速再生指示が行われたとき、又はその逆の指示が行われたときの動作説明用概略図である。
符号の説明
11 映像信号入力端子
12 音声信号入力端子
13 コーデック部(CODEC)
14 記録再生部
15 映像出力部
16 オーディオ出力部
17 マイクロプロセッサ
18 操作部
19 メモリ
20 ピッチ変換部
21 デジタル音源
SW スイッチ



Claims (2)

  1. 動画像が音声信号と共に記録されると共に、静止画が記録された記録媒体から、任意の速度で前記動画像及び音声信号と前記静止画とを順次に再生する再生方法であり、通常再生するときは、前記動画像及び音声信号を通常速度で再生し、前記静止画は予め設定された期間、再生した静止画を表示すると共に予め定めたテンポの静止画用音声信号を出力する再生方法であって、
    n倍(nは1より大なる任意の数)の高速再生指示を行う第1のステップと、
    前記高速再生指示があったときは、前記記録媒体から前記動画像及び音声信号を前記通常速度のn倍の速度で再生し、前記記録媒体から前記静止画を再生して前記設定された期間の1/n倍の期間表示すると共に、前記静止画用音声信号を前記予め定めたテンポのn倍のテンポで出力する第2のステップと
    を含むことを特徴とする再生方法。
  2. 動画像が音声信号と共に記録されると共に、静止画が記録された記録媒体から、任意の速度で前記動画像及び音声信号と前記静止画とを順次に再生する再生装置であって、
    再生速度を指示入力する再生速度指示手段と、
    静止画再生時に出力される静止画用音声信号を発生する音源と、
    前記再生速度指示手段により、通常速度再生を指示されたときは、前記記録媒体から前記動画像を通常速度で前記音声信号と共に再生し、前記記録媒体から前記静止画を再生して予め設定された期間表示すると共に、前記音源から前記静止画用音声信号を予め設定された通常再生時のテンポで出力させる通常再生手段と、
    前記再生速度指示手段により、n倍(nは1より大なる任意の数)の高速再生を指示されたときは、前記記録媒体から前記動画像及び音声信号を前記通常速度のn倍の速度で再生し、前記記録媒体から前記静止画を再生して前記設定された期間の1/n倍の期間表示すると共に、前記音源を制御して前記音源から前記静止画用音声信号を前記通常再生時のn倍のテンポで出力させる高速再生手段と
    を有することを特徴とする再生装置。

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