JP2007059597A - 膜厚評価方法、研磨終点検出方法及びデバイス製造装置 - Google Patents

膜厚評価方法、研磨終点検出方法及びデバイス製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価する。
【解決手段】 膜の研磨中に、膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、差分信号を解析することによって研磨時間tにおける膜の膜厚を評価する膜厚評価方法において、研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正ステップと、差分信号の微小変動を抑制する抑制ステップと、差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形ステップと、差分信号から不良成分を除去する除去ステップと、の少なくとも1つを実行する。このようにすると、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、膜の研磨中に、膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、差分信号を解析することによって研磨時間tにおける膜の膜厚を評価する膜厚評価方法、算出された膜厚に基づいて研磨終点を検出する研磨終点検出方法、及び、膜を研磨してデバイスを製造するデバイス製造装置に関する。
現在、デバイスの製造プロセスにおいて、ウェハに形成された酸化膜及び金属膜等を研磨するため、CMP(Chemical Mechanical Polishing)が用いられている。このCMPによる研磨において、研磨される酸化膜及び金属膜等の膜厚を正確に評価することにより、研磨を終了させる時点(「研磨終点」という)を正確に把握することが重要となっている。
回路パターンが形成されている領域(「回路領域」という)、及び、回路パターンが形成されていない領域(「非回路領域」という)を有するウェハに形成された酸化膜及び金属膜等を研磨し、この膜厚を評価する場合、酸化膜及び金属膜等の研磨中に、酸化膜及び金属膜等の表面に光を照射することによる反射スペクトルを計測し、この反射スペクトルの周期に基づいて膜厚を評価している。しかし、回路領域からの散乱成分を有する反射スペクトルがノイズとなって干渉成分だけを抽出しにくいので、膜厚を評価することは困難になっている。
ここで、酸化膜及び金属膜等の研磨中に、酸化膜及び金属膜等の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルを計測し、散乱成分を除去するため、研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、この差分信号の周期に基づいて膜厚を評価する技術が提案されている(特願2004−053947)。
しかし、従来の技術では、反射スペクトルが有する短周期のノイズ、及び、反射スペクトルの絶対値のゆらぎ等により、差分信号の波形が乱れて差分信号の周期の算出が困難になっている。この差分信号の乱れが大きい場合、評価された膜厚のばらつきが大きくなり、この差分信号の周期に基づいて膜厚を正確に評価できなくなっている。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる膜厚評価方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価して研磨終点を正確に把握できる研磨終点検出方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できるデバイス製造装置を提供することである。
本発明では、上記課題を解決するために、膜の研磨中に、前記膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を評価する膜厚評価方法において、前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正ステップと、前記差分信号の微小変動を抑制する抑制ステップと、前記差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形ステップと、前記差分信号から不良成分を除去する除去ステップと、の少なくとも1つを有することを特徴とする膜厚評価方法が提供される。
このような膜厚評価方法によると、膜の研磨中に、振幅強度が補正された研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルから差分信号を算出し、この差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、微小変動が抑制された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、振幅の中心が揃えられた差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、不良成分が除去された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。
また、本発明では、上記課題を解決するために、膜の研磨中に、前記膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を評価し、算出された前記膜厚に基づいて研磨終点を検出する研磨終点検出方法において、前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正ステップと、前記差分信号の微小変動を抑制する抑制ステップと、前記差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形ステップと、前記差分信号から不良成分を除去する除去ステップと、の少なくとも1つを有することを特徴とする研磨終点検出方法が提供される。
このような研磨終点検出方法によると、膜の研磨中に、振幅強度が補正された研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルから差分信号を算出し、この差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、微小変動が抑制された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、振幅の中心が揃えられた差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、不良成分が除去された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。よって、差分信号を逐次算出して膜厚の推移を正確に把握でき、研磨終点を正確に把握できる。
また、本発明では、上記課題を解決するために、膜を研磨してデバイスを製造するデバイス製造装置において、前記膜を研磨する研磨手段と、前記膜の研磨中に、前記膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルを計測する計測手段と、前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出する差分信号算出手段と、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を評価する膜厚算出手段と、を有し、前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正手段と、前記差分信号の微小変動を抑制する抑制手段と、前記差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形手段と、前記差分信号から不良成分を除去する除去手段と、の少なくとも1つを有することを特徴とするデバイス製造装置が提供される。
このようなデバイス製造装置によると、膜の研磨中に、振幅強度が補正された研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルから差分信号を算出し、この差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、微小変動が抑制された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、振幅の中心が揃えられた差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、不良成分が除去された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。
本発明では、膜の研磨中に、振幅強度が補正された研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルから差分信号を算出し、この差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、微小変動が抑制された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、振幅の中心が揃えられた差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、不良成分が除去された差分信号から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。よって、差分信号を逐次算出して膜厚の推移を正確に把握でき、研磨終点を正確に把握できる。
以下、本発明の実施の形態を、デバイスの製造プロセスでウェハに形成された酸化膜及び金属膜等を研磨する場合を例に、図面を参照して詳細に説明する。
まず、ウェハに形成された酸化膜及び金属膜等を研磨する際に、研磨中の膜厚の評価に用いる光学モデルについて説明する。
研磨時間tにおける膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中の波数xの光に対する反射率をR1(x)とする。また、研磨時間tから比較的短い時間差Δtを隔てた研磨時間t−Δtにおける膜厚をd+Δd、この研磨時間t−Δtにおける媒質中の波数xの光に対する反射率をR0(x)とする。これらのR1(x)及びR0(x)をそれぞれ次式(1)及び(2)の光学モデルで表される。ここで、A及びBは、比例定数である。
1(x)=Acos(4πdx)+B ・・・(1)
0(x)=Acos{4π(d+Δd)x}+B ・・・(2)
デバイスの製造プロセスでウェハに形成された酸化膜及び金属膜等を研磨する場合、比例定数Bは、波数xに対して依存性を有するが、研磨中の膜厚差Δdに対して変化が緩慢であるため、次式(3)の光学モデルで表される差分信号R1(x)−R0(x)で除去できる。
1(x)−R0(x)
=Acos(4πdx)−Acos{4π(d+Δd)x}
=2Asin(2πΔdx)×sin{2π(2d+Δd)x} ・・・(3)
ここで、式(3)の光学モデルにおいて、1/(2d+Δd)を1周期とする短周期のサインカーブに、1/Δdを1周期とする長周期のサインカーブが重なっている。よって、差分信号R1(x)−R0(x)について、この短周期から2d+Δdが算出され、これから所定のΔdを差し引いて1/2を掛けると膜厚が算出される。
次に、本発明の実施の形態で用いる、反射率計測機能をもったCMP装置であるデバイス製造装置について説明する。図1は、デバイス製造装置を示す図である。
デバイス製造装置1は、表面側に研磨パッド2が配置された回転テーブル3、及び、研磨パッド2に対向した回転自在の研磨ヘッド4を有している。この研磨ヘッド4の研磨パッド2側に、ウェハ10が配置されている。
研磨中は、研磨パッド2上にスラリー5を滴下しながら、ウェハ10を研磨パッド2に押し付け、回転テーブル3及び研磨ヘッド4を共に回転させ、ウェハ10表面を研磨する。
また、デバイス製造装置1の研磨パッド2には、研磨中にウェハ10が配置される部分に、石英で形成された覗き窓2aが設けられている。この覗き窓2aに対応する回転テーブル3の部分に、貫通孔3aが設けられている。回転テーブル3の裏面側には、覗き窓2aに対向した光学ヘッド6が配置されている。この光学ヘッド6は分光反射率計測装置7に接続され、分光反射率計測装置7はコンピュータ8に接続されている。
研磨中は、ウェハ10に形成された酸化膜及び金属膜等の表面に光を照射し、反射スペクトルを計測する。通常、回転テーブル3及び研磨ヘッド4を1回転させるごとに1回計測し、この計測に伴うデータ処理及びデータ保存が、コンピュータ8によって実行される。
以下、チップサイズ3.1mm×3.8mmのIC(Integrated Circuit)の酸化膜及び金属膜等を研磨する際に、研磨中の膜厚を評価するシーケンスについて説明する。このICは、パワー用のトレンチMOS(Metal Oxide Semiconductor)等からなるアナログ回路及び制御用のデジタル回路を搭載している。また、研磨前のICの酸化膜及び金属膜等の膜厚は、約2.5μmである。研磨条件は、回転テーブル3の回転数が90rpm、研磨レートが750nm/分である。
まず、波長に関するスペクトルデータを、波数に関するスペクトルデータに変換する。この変換は、光学計算の簡素化を目的とする。
ここで、屈折率をnとし、波長をλとし、算出される波数をkとして式で表すと、
k=2πn/λ ・・・(4)
となる。なお、波数kの単位をcm-1としてデータ処理する。
次に、時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtにおける酸化膜及び金属膜等の表面に光を照射することによる反射スペクトルを計測し、研磨時間tの反射スペクトルと研磨時間t−Δtの反射スペクトルとの差分信号を算出する。図2は、差分信号を示す図である。図2において、横軸は波数、縦軸は差分信号を表している。
ここで、計測m回目の反射スペクトルをRm(k)とし、計測m−x回目の反射スペクトルをRm-x(k)とし、計測m回目で算出される差分信号をDm(k)として式で表すと、
m(k)=Rm(k)−Rm-x(k) ・・・(5)
となる。例えば、図2に例示する差分信号Dm(k)は、計測12回目以降の所定の反射スペクトルと、この所定の反射スペクトルの回から11回遡った回の反射スペクトルとの差分信号であり、xは“11”である。
次に、算出された差分信号Dm(k)を補正処理する。
ここで、反射スペクトルRm(k)、Rm-x(k)は、計測方法の問題から、約10%以下の絶対値のゆらぎを有する。この反射スペクトルの絶対値のゆらぎの影響を抑えるため、反射スペクトルRm(k)及び反射スペクトルRm-x(k)の絶対値が揃うように補正処理する。具体的には、式(5)において、Rm-x(k)の振幅強度の平均値がRm(k)の振幅強度の平均値に揃うように、Rm-x(k)の振幅強度の平均値に補正係数を掛けて補正処理する。補正係数をCとし、補正処理された差分信号をDm’(k)として式で表すと、
m’(k)=Rm(k)−Rm-x(k)×C ・・・(6)
となる。
次に、反射スペクトルが有する短周期のノイズを除去し、差分信号Dm’(k)の微小変動を抑制するため、補正処理された差分信号Dm’(k)をスムージングする。図3は、スムージングされた差分信号を示す図である。図3において、横軸は波数、縦軸は差分信号を表している。
ここで、差分信号Dm’(k)の各データポイントの中の所定データポイントの値を、この所定データポイント、この所定データポイントの直前の3つのデータポイント、及び、この所定データポイントの直後の3つのデータポイントの平均値に置換してスムージングする。
次に、差分信号Dm’(k)が有する右上がりまたは右下がりの傾斜を除去し、差分信号Dm’(k)の振幅の中心を揃えるため、差分信号Dm’(k)を微分処理する。図4は、微分処理された差分信号を示す図である。図4において、横軸は波数、縦軸は差分信号を表している。
ここで、差分信号Dm’(k)の各データポイントの中の所定データポイントの値を、この所定データポイント、この所定データポイントの直前の3つのデータポイント、及び、この所定データポイントの直後の3つのデータポイントを直線近似し、この直線の傾きを微分値として算出して置換して微分処理する。微分処理することにより、差分信号Dm’(k)の波数kの周期を算出しやすくなる。なお、微分処理すると、差分信号Dm’(k)の振幅強度が変化し、且つ、位相が90°ずれるが、波数kの周期は変化しないので、微分処理しても問題はない。
なお、説明の便宜のために図4の波形は正常波形となっているが、実際は振幅強度不良及び周期不良を有している。
次に、振幅強度不良を除去するため、差分信号Dm’(k)をスクリーニングする。図5は、振幅強度不良を有する差分信号を示す図である。図5において、横軸は波数、縦軸は差分信号を表している。
ここで、例えば、計測波数領域で、差分信号Dm’(k)の振幅強度の平均値が所定の範囲以内である場合、振幅強度は十分であって不良データでないとする。この所定の範囲以外である場合、振幅強度は不十分であって不良データであるとして除去する。平均値をAとし、所定値を例えば“1”として式で表すと、
A≧1 ・・・(7)
となる。スクリーニングすることで、振幅強度不良を除去して図4の正常波形を算出できるようになる。
また、周期不良を除去するため、差分信号Dm’(k)をスクリーニングする。図6は、周期不良を有する差分信号を示す図である。図6において、横軸は波数、縦軸は差分信号を表している。
ここで、例えば、計測波数領域で、最も高い波数の周期と全ての平均周期との誤差が所定の範囲以内である場合、周期は安定して不良データでないとする。この所定の範囲以外である場合、周期は安定しないで不良データであるとして除去する。最も高い波数の周期をK1とし、全ての平均周期をK2とし、周期K1の所定の範囲を例えば“0.8×K2”から“1.2×K2”までとして式で表すと、
0.8<K1/K2<1.2 ・・・(8)
となる。スクリーニングすることで、周期不良を除去して図4の正常波形を算出できるようになる。
これらのスクリーニングの前後について、研磨回数の増加に従った膜厚の推移について説明する。図7は、スクリーニング前の膜厚の推移を示す図である。図8は、スクリーニング後の膜厚の推移を示す図である。図7及び図8において、横軸は研磨回数、縦軸は膜厚を表している。
スクリーニング前は、図7に例示するように、研磨回数の増加に従って図中丸印で示された膜厚は減少し、振幅強度不良及び周期不良によって膜厚はばらついている。スクリーニング後は、図8に例示するように、膜厚はばらつかず、膜厚の推移を把握しやすくなっている。なお、図中四角印で示された膜厚は、光学膜厚計(ナノメトリクス社製ナノスペック9100)で計測したものであり、図中丸印で示された膜厚の推移と対応している。
次に、差分信号Dm’(k)の波数kの周期から、研磨時間tの酸化膜及び金属膜等の膜厚を評価する。
ここで、事前に評価した概略の研磨レートをrとし、算出された膜厚をd(t)として式で表すと、
d(t)=π/k−rΔt/2 ・・・(9)
となる。
以上のシーケンスにより、酸化膜及び金属膜等を研磨する際に、研磨中の膜厚d(t)が算出される。
なお、差分信号Dm’(k)の波数kの周期が大きくなって計測波数領域と同程度になり、波数kの周期を算出しにくくなる場合、算出された差分信号Dm’(k)のサインカーブと、データベースに記憶されたサインカーブとを比較し、適合したデータベースのサインカーブに対応する周期及び振幅強度を、算出された差分信号Dm’(k)の周期及び振幅強度として取得してもよい。このデータベースには、周期及び振幅強度をパラメータとしたサインカーブが複数記憶されている。
次に、時間差Δtの決定方法について説明する。図9は、各位相差における膜厚の合格率である。図9において、横軸は位相差、縦軸はスクリーニングの合格率を表している。
ここで、時間差Δtを、時間差Δtよりも普遍性のある位相差に変換する。反射率計測の中心波長をλCとし、研磨される膜の屈折率をnとし、変換された位相差をφとして式で表すと、
φ=4nπrΔt/λC ・・・(10)
となる。
図9に例示するように、位相が反転する位相差付近で、合格率は最大になる。具体的には、位相差φが180°及び540°付近で、合格率は最大になる。また、位相差φが90°〜270°付近で、合格率は最大の合格率の約80%になる。また、360°毎に周期性がある。このことから、位相差φが90°〜270°の範囲で時間差Δtを決定することが好ましい。式で表すと、
λC/8n≦rΔt≦3λC/8n ・・・(11)
となる。
このようにすると、膜の研磨中に、振幅強度が補正された研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルから差分信号Dm’(k)を算出し、この差分信号Dm’(k)から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、微小変動が抑制された差分信号Dm’(k)から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、振幅の中心が揃えられた差分信号Dm’(k)から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、不良成分が除去された差分信号Dm’(k)から膜厚を評価するので、評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。よって、差分信号Dm’(k)を逐次算出して膜厚の推移を正確に把握でき、研磨終点を正確に把握できる。また、デバイスの特性のばらつきが小さくなり、デバイスの歩留まりが向上する。
ここで、段差を有する酸化膜及び金属膜等を研磨する際に、前述のスクリーニングで除去されるデータ数が多くなる傾向があり、膜厚のばらつきが大きくなってしまう。図10は、段差を有する膜を示す図である。図11は、欠落するデータ数が多い場合の膜厚の推移を示す図である。図11において、横軸は研磨回数、縦軸は膜厚を表している。
図10に例示するように、シリコン基板24上に埋め込み酸化膜23が形成され、この埋め込み酸化膜23上にポリシリコン22が形成されている。このポリシリコン22を含めたシリコン基板24上に酸化膜21が形成されている。
このような段差を有する酸化膜及び金属膜等を研磨すると、例えば、図11に例示するように、研磨回数20〜40回付近で、欠落するデータ数が多くなっている。
欠落するデータ数を減少させるため、時間差Δtを1つでなくて複数用意し、研磨時間t及び複数の研磨時間t−Δtの反射スペクトルの複数の差分信号Dm’(k)を算出する。例えば、時間差Δtを5個用意し、5個の差分信号Dm’(k)を算出する。図12は、位相差128°の差分信号を示す図である。図13は、位相差157°の差分信号を示す図である。図14は、位相差171°の差分信号を示す図である。図15は、位相差185°の差分信号を示す図である。図16は、位相差257°の差分信号を示す図である。図17は、図12〜図16の差分信号を重ね合わせて示す図である。図12〜図17において、横軸は研磨回数、縦軸は膜厚を表している。
図12〜図16に例示するように、1つの差分信号から膜厚を評価すると、欠落するデータ数は多くなっているが、図17に例示するように、複数の差分信号Dm’(k)から膜厚を評価すると、欠落するデータ数は少なくなっている。
このようにすると、複数の差分信号Dm’(k)を算出するので、差分信号Dm’(k)のデータ数が増加する。よって、増加した分スクリーニングしてもデータ数が減少せず、膜厚の推移を正確に把握でき、研磨終点を正確に把握できる。また、デバイスの特性のばらつきが小さくなり、デバイスの歩留まりが向上する。
また、複数の差分信号Dm’(k)を算出するので、1つの差分信号からでなくて複数の差分信号から膜厚を評価でき、膜厚の信頼性が向上する。
なお、10個のサンプルについて、以上説明した膜厚評価方法に用いて実際に研磨中の膜厚を評価してみたところ、時間差Δtを1つ用意する場合、膜厚は設定値から最大で93nm、最小で−68nmばらついていた。また、時間差Δtを5つ用意する場合、膜厚は設定値から最大で42nm、最小で−24nmばらついていた。設定値からのばらつきは100nm〜−100nmであり、デバイスの製造プロセスにおいて有効であることが確認された。
また、上記の研磨中の膜厚を評価するシーケンスの説明では、補正処理、スムージング、微分処理、振幅強度不良の除去及び周期不良の除去のステップを連続的に実行するように記載したが、各ステップを単独で実行しても評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。また、補正処理、スムージング、微分処理、振幅強度不良の除去及び周期不良の除去のステップの中から、任意のステップを省略しても評価された膜厚のばらつきが小さくなり、膜を研磨する際に研磨中の膜厚を正確に評価できる。
デバイス製造装置を示す図である。 差分信号を示す図である。 スムージングされた差分信号を示す図である。 微分処理された差分信号を示す図である。 振幅強度不良を有する差分信号を示す図である。 周期不良を有する差分信号を示す図である。 スクリーニング前の膜厚の推移を示す図である。 スクリーニング後の膜厚の推移を示す図である。 各位相差における膜厚の合格率である。 段差を有する膜を示す図である。 欠落するデータ数が多い場合の膜厚の推移を示す図である。 位相差128°の差分信号を示す図である。 位相差157°の差分信号を示す図である。 位相差171°の差分信号を示す図である。 位相差185°の差分信号を示す図である。 位相差257°の差分信号を示す図である。 図12〜図16の差分信号を重ね合わせて示す図である。
符号の説明
1 デバイス製造装置
2 研磨パッド
2a 覗き窓
3 回転テーブル
3a 貫通孔
4 研磨ヘッド
5 スラリー
6 光学ヘッド
7 分光反射率計測装置
8 コンピュータ
10 ウェハ

Claims (11)

  1. 膜の研磨中に、前記膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を評価する膜厚評価方法において、
    前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正ステップと、
    前記差分信号の微小変動を抑制する抑制ステップと、
    前記差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形ステップと、
    前記差分信号から不良成分を除去する除去ステップと、
    の少なくとも1つを有することを特徴とする膜厚評価方法。
  2. 前記補正ステップは、前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度の平均値を、前記研磨時間tの反射スペクトルの振幅強度の平均値に揃えるように補正することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  3. 前記抑制ステップは、前記差分信号を構成する各データポイントの中の所定データポイントの値を、前記所定データポイント、前記所定データポイントの直前の所定数のデータポイント、及び、前記所定データポイントの直後の前記所定数のデータポイントの平均値に置換して成形することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  4. 前記振幅成形ステップは、前記差分信号を構成する各データポイントの中の所定データポイントの値を、前記所定データポイント、前記所定データポイントの直前の所定数のデータポイント、及び、前記所定データポイントの直後の前記所定数のデータポイントを直線近似し、直線近似された直線の傾きに置換して成形することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  5. 前記除去ステップは、前記差分信号から振幅強度が所定の範囲以外となった前記不良成分を除去することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  6. 前記除去ステップは、前記差分信号から周期が所定の範囲以外となった前記不良成分を除去することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  7. 前記研磨時間t及び複数の研磨時間t−Δtの反射スペクトルの複数の差分信号を算出することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  8. 前記膜を研磨するレートをr、反射スペクトルの計測可能な波長の範囲の中心波長をλC、前記膜の屈折率をnとしたときに、前記時間差Δtを、λC/8n≦rΔt≦3λC/8nの範囲に設定することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  9. データベースに周期及び振幅強度をパラメータとしたサインカーブをあらかじめ複数記憶し、前記差分信号のサインカーブと前記データベースに記憶されたサインカーブとを比較することにより、前記差分信号の周期及び振幅強度を取得することを特徴とする請求項1記載の膜厚評価方法。
  10. 膜の研磨中に、前記膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を評価し、算出された前記膜厚に基づいて研磨終点を検出する研磨終点検出方法において、
    前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正ステップと、
    前記差分信号の微小変動を抑制する抑制ステップと、
    前記差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形ステップと、
    前記差分信号から不良成分を除去する除去ステップと、
    の少なくとも1つを有することを特徴とする研磨終点検出方法。
  11. 膜を研磨してデバイスを製造するデバイス製造装置において、
    前記膜を研磨する研磨手段と、
    前記膜の研磨中に、前記膜の表面に光を照射して時間差Δtを隔てた研磨時間t及び研磨時間t−Δtの反射スペクトルを計測する計測手段と、
    前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの差分信号を算出する差分信号算出手段と、
    前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を評価する膜厚算出手段と、を有し、
    前記研磨時間t及び前記研磨時間t−Δtの反射スペクトルの振幅強度を揃えるように補正する補正手段と、
    前記差分信号の微小変動を抑制する抑制手段と、
    前記差分信号の振幅の中心を揃える振幅成形手段と、
    前記差分信号から不良成分を除去する除去手段と、
    の少なくとも1つを有することを特徴とするデバイス製造装置。
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