JP4581427B2 - 膜厚評価方法、研磨終点検出方法 - Google Patents

膜厚評価方法、研磨終点検出方法 Download PDF

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Description

本発明は膜厚評価方法、研磨終点検出方法に関し、特に、デバイスに形成される絶縁膜等を化学的機械研磨法によって研磨する際の膜厚評価方法および研磨終点検出方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスにおいては、ウエハ上に形成された絶縁膜や金属膜の研磨のために化学的機械研磨法(Chemical Mechanical Polishing,CMP)が広く用いられている。このCMPによる研磨では、絶縁膜等の研磨中の膜厚を適切に評価し、その研磨終了時点(「研磨終点」という。)を正確に把握することが必要になる。
従来、酸化膜や窒化膜のような透光性薄膜の研磨終点を検出する方法として、例えば、ウエハの研磨面に光を照射し、その反射光の分光強度分布を測定することによって研磨終点を検出する方法が提案されている(特許文献1参照)。この提案では、光源の光をレンズで平行光にしてウエハの研磨面に照射し、その反射光を遮光スリットによって0次元(正反射光)のみに選別して、その分光強度分布を測定している。そして、その測定された分光強度分布と、あらかじめ記憶された分光特性とのフィッティングによって研磨終点の検出を行っている。
また、透光性薄膜の研磨終点を検出する方法の別の例として、ウエハの研磨面に光を照射し、その反射光の色成分を検出することによって研磨終点を検出する方法も提案されている(特許文献2参照)。この提案では、光源の光をライトガイドで導いて研磨面に照射し、その反射光をライトガイドでカラー識別センサに導いて色成分を検出している。そして、その検出された色成分と、あらかじめ記憶された基準色成分とのフィッティングによって研磨終点の検出を行っている。
特開2000−186918号公報(段落番号〔0034〕〜〔0036〕,図3〜図5) 特開2000−183001号公報(段落番号〔0033〕〜〔0036〕,図1,図9)
しかし、研磨面からの反射光の分光強度分布から研磨終点を検出する方法では、研磨面への照射光を厳密に平行光とする必要があり、その光学調整が難しい。また、この方法では、研磨面のわずかな傾きや集光光学系の収差などによって正反射光が狭い遮光スリットの外側に結像してしまい、遮光スリットを通過する正反射光が少なくなって検出に用いられる光の強度が弱くなり、検出感度が低くなってしまう場合がある。さらに、この方法の場合、照射光と反射光とを分離するためのビームスプリッタを用いた照射・受光光学系が必要になるため、それによっても光の利用効率が低くなってしまう。
また、研磨面からの反射光の色成分から研磨終点を検出する方法では、カラー識別センサが反射光を分光せずにその色成分を検出するため、RGBの細かな色分析に限界があり、研磨終点を正確に検出できない場合がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、膜を研磨する際にその研磨中の膜厚を正確に評価することのできる膜厚評価方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、膜の研磨中の正確な膜厚評価を行ってその研磨終点を検出することのできる研磨終点検出方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、半導体ウエハに形成された膜の研磨中の膜厚を評価する膜厚評価方法において、研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 1 (x)とし、研磨時間tから時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 0 (x)とし、A,Bを比例定数としたとき、R 1 (x)が、R 1 (x)=Acos(4πdx)+Bで表され、R 0 (x)が、R 0 (x)=Acos{4π(d+△d)x}+Bで表される光学モデルを用いて、膜の研磨中に前記膜の表面に光を照射して時間差△tを隔てた研磨時間tおよび研磨時間t−△tの反射スペクトルの差分信号を求め、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出し、前記膜を研磨する際には、前記時間差△tの間の前記膜の膜厚変化△dを前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚dに対する割合△d/dが1/5以下になるように設定して前記膜を研磨し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、前記膜厚変化△dを用いて前記差分信号を解析することによって前記膜厚dを導出することを特徴とする膜厚評価方法が提供される。
また、半導体ウエハに形成された膜の研磨中の膜厚を評価する膜厚評価方法において、研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 1 (x)とし、研磨時間tから時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 0 (x)とし、A,Bを比例定数としたとき、R 1 (x)が、R 1 (x)=Acos(4πdx)+Bで表され、R 0 (x)が、R 0 (x)=Acos{4π(d+△d)x}+Bで表される光学モデルを用いて、膜の研磨中に前記膜の表面に光を照射して時間差△tを隔てた研磨時間tおよび研磨時間t−△tの反射スペクトルの差分信号を求め、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出し、前記膜を研磨する際には、前記時間差△tと既知の研磨レートとの積を前記時間差△tの間の前記膜の膜厚変化△dに設定して前記膜を研磨し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、前記膜厚変化△dを用いて前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出することを特徴とする膜厚評価方法が提供される。
また、半導体ウエハに形成された膜の研磨中の膜厚を評価する膜厚評価方法において、研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 1 (x)とし、研磨時間tから時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 0 (x)とし、A,Bを比例定数としたとき、R 1 (x)が、R 1 (x)=Acos(4πdx)+Bで表され、R 0 (x)が、R 0 (x)=Acos{4π(d+△d)x}+Bで表される光学モデルを用いて、膜の研磨中に前記膜の表面に光を照射して時間差△tを隔てた研磨時間tおよび研磨時間t−△tの反射スペクトルの差分信号を求め、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出し、前記膜を研磨する際は、前記膜の屈折率をn、前記反射スペクトルの測定波長範囲をλ1〜λ2としたときに、前記時間差△tの間の前記膜の膜厚変化△dを△d≦λ2/(4n)又はλ1/(4n)≦△d≦λ2/(4n)の範囲に設定して前記膜を研磨し、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、前記膜厚変化△dを用いて前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出することを特徴とする膜厚評価方法が提供される。
このような膜厚評価方法によれば、研磨中の膜に光を照射し、一定時間隔てた研磨時間における膜の反射スペクトルについて差分信号を求め、その差分信号を解析することによって研磨中の膜の膜厚を導出する。このように反射スペクトルの差分信号を求めることにより、研磨中に照射した光の反射光の特定成分を選択的に高強度かつ低ノイズで得ることができるようになり、このような差分信号を用いることで膜の研磨中の正確な膜厚評価が可能になる。
さらに、本発明では、導出された前記膜の膜厚に基づき研磨終点を検出することを特徴とする研磨終点検出方法が提供される。
このような研磨終点検出方法によれば、研磨中の膜に光を照射して一定時間隔てた研磨時間における膜の反射スペクトルの差分信号を解析することにより、研磨中の膜の膜厚を正確に評価することができるようになるため、その評価結果に基づいて精度良く研磨終点を検出することが可能になる。
本発明の膜厚評価方法は、膜の研磨中に測定された反射スペクトルの差分信号を用いるため、研磨中に照射した光の反射光の特定成分を選択的に高強度かつ低ノイズで得ることができ、そのような差分信号を用いることで膜の研磨中の膜厚評価を高精度で行うことができる。また、膜の研磨時にこのような膜厚評価を行うことで、その膜の研磨終点を高精度で検出することができる。それにより、その製造過程において膜の研磨が行われるような半導体デバイス等を高歩留まりかつ高スループットで製造することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、半導体デバイスの製造過程でウエハに形成された絶縁膜等の薄膜を研磨する場合を例に、詳細に説明する。
まず、ウエハに形成されている薄膜の研磨時の膜厚評価に用いる光学モデルについて説明する。
研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR1(x)とし、研磨時間tから比較的短い時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR0(x)とする。このとき、反射率R1(x),R0(x)はそれぞれ次式(1),(2)の光学モデルで表される。
1(x)=Acos(4πdx)+B……(1)
0(x)=Acos{4π(d+△d)x}+B……(2)
ここで、A,Bは比例定数である。実際の半導体デバイス製造におけるウエハ研磨の場合、比例定数Bは波数xに対する依存性を有しているが、研磨中の膜厚変化△dに対して変化が緩慢であるため、次式(3)で表される差分信号R1(x)−R0(x)をとることによって除去することができる。
1(x)−R0(x)
=A〔cos(4πdx)−cos{4π(d+△d)x}〕
=2Asin(2π△dx)・sin{2π(2d+△d)x}……(3)
この式(3)で表される光学モデルは、1/(2d+△d)を1周期とする短周期のsinカーブに1/△dを1周期とする長周期のsinカーブが重畳された形になっている。したがって、研磨時間t,t−△tにおける波数xの光の反射率測定によって得られる反射スペクトルの差分信号R1(x)−R0(x)について、その短い周期から2d+△dが求まり、そこから所定の△dを差し引いて1/2を掛けたものが膜厚dとなる。
このように、研磨時間tにおける膜厚dは、その時の反射率R1(x)と、その時から時間差△tだけ遡った研磨時間t−△tにおける反射率R0(x)との差分信号R1(x)−R0(x)を上記光学モデルを用いて解析することによって導出することができる。
ここで、研磨中の膜厚変化△dは、研磨レートと時間差△tの積から求めることができるが、研磨中の研磨レートがばらつきをもつため不確定要因となる。このような要因でばらつきの生じる膜厚変化△dが膜厚dに与える影響を抑えるには、次のような2つの方法が考えられる。
1つは、膜厚変化△dの膜厚dに対する割合を1/5以下に抑える方法である。この方法によれば、膜厚変化△dのばらつきが膜厚dに与える影響を1/10以下に抑えることができるようになる。例えば、△d/d=1/5とすれば、膜厚変化△dのばらつきが±5%の場合、そのばらつきが解析によって得られる膜厚dへ与える影響は±0.5%に抑えられるようになる。もう1つは、膜厚変化△dを求めるための研磨レートを定数とせず、前のウエハを研磨したときに得られた研磨レートを次の研磨にフィードバックして用いる方法である。
ここで述べたような光学モデルを薄膜の膜厚評価に用いるメリットは、主に、(i)反射光の干渉成分以外の光の影響を除外でき、(ii)適当な条件を選べば差分信号の振幅強度を単一反射スペクトルのときの2倍程度に増幅することができる、という点にある。
まず(i)については、反射光はウエハの回路パターン以外の領域(「非回路領域」という。)では光学理論に従った干渉成分を含むが、ポリシリコン成膜やトレンチ形成等により複雑に回路パターンが作り込まれた領域(「回路領域」という。)では散乱成分が主体的になると考えられる。干渉成分の応答は、研磨による膜厚変化に対応してスペクトルが俊敏に変化するのに対し、散乱成分の応答は、膜厚変化に対して非常に緩慢である。したがって、上記のように比較的短い時間差△tでの差分信号R1(x)−R0(x)をとれば、干渉成分を選択的に取り出すことができるようになる。
そして、(ii)については、時間差△tの間の研磨量、すなわち上記膜厚変化△dを適当な値にすれば、反射率R1(x),R0(x)の2つの反射スペクトルの位相が反転するようになるため、差分信号R1(x)−R0(x)の振幅強度を反射率R1(x),R0(x)の単一の反射スペクトルの2倍程度に増幅することができるようになる。この(ii)の点を実現するためには、差分信号R1(x)−R0(x)の振幅が最大になる波数xを測定範囲内に入れる必要がある。薄膜の屈折率をn、測定波長範囲をλ1〜λ2とすれば、式(3)から次式(4A)、好ましくは式(4B)が必要条件となる。
△d≦λ2/(4n)……(4A)
λ1/(4n)≦△d≦λ2/(4n)……(4B)
図2は光学モデルを用いた計算結果の一例である。
この図2には、表面に薄膜としてSiO2膜が形成されたSiウエハを想定し、そのSiO2膜を研磨する際の上記光学モデルに基づく計算結果を示している。図2において、横軸は媒質中波数x(cm-1)、縦軸は反射率R1(x),R0(x)または差分信号R1(x)−R0(x)を表し、点線は反射率R0(x)、実線は反射率R1(x)および差分信号R1(x)−R0(x)をそれぞれ示している。
ここで、計算に用いた各層の屈折率はSi=4、SiO2=1.5とし、研磨剤として用いられるスラリーに含まれる水の屈折率は水=1.33とし、簡略化のためこれらのいずれの屈折率についてもその波長分散は無視している。また、SiO2膜の膜厚d、膜厚変化△d(研磨量)は、それぞれ500nm、100nmとしている。
図2より、差分信号R1(x)−R0(x)の振幅は、波数x=25000cm-1で最大となり、かつ、その振幅の絶対値は、反射率R1(x),R0(x)の単一スペクトルの振幅の2倍になる。このように、SiO2膜を研磨する際には、適当な研磨量を設定し、その研磨前後における測定波長範囲での反射スペクトルから差分信号を求めることで、上記光学モデルを用いた高精度な膜厚評価を行うことが可能になる。
図1はデバイス製造装置の構成例を示す図である。
この図1に示すデバイス製造装置1は、CMP装置であって、表面側に研磨パッド2が取り付けられた回転テーブル3、および回転式の研磨ヘッド4を有している。研磨時には、研磨パッド2上にスラリー5を滴下しながら、研磨ヘッド4に貼り付けたウエハ10を研磨パッド2に押し付け、回転テーブル3および研磨ヘッド4を共に回転させて、ウエハ10表面を研磨する。研磨パッド2には、研磨時にウエハ10が配置される部分に石英でできた覗き窓2aが設けられており、また、この覗き窓2aに対応する回転テーブル3の部分には貫通孔3aが形成されている。
回転テーブル3の裏面側には、研磨パッド2の覗き窓2aに対向して、ウエハ10の反射率測定を行うための主要装置として光学ヘッド6および分光反射率測定装置7が配置されている。光学ヘッド6は分光反射率測定装置7に接続され、分光反射率測定装置7にはコンピュータ8が接続されている。デバイス製造装置1では、コンピュータ8によってウエハ10の反射率測定に伴うデータ処理およびデータ保存その他反射率測定に必要な制御・処理が行われるようになっている。
なお、このデバイス製造装置1においては、研磨パッド2、回転テーブル3および研磨ヘッド4によって、膜を研磨する研磨手段が構成されている。また、光学ヘッド6、分光反射率測定装置7およびコンピュータ8によって、反射スペクトルを測定する反射スペクトル測定手段が構成されている。さらにまた、コンピュータ8によって、反射スペクトルの差分信号を算出する差分信号算出手段および差分信号を解析する差分信号解析手段が構成されている。
上記構成を有するデバイス製造装置1を用いて、ウエハ10表面に形成されている薄膜を研磨する際の膜厚評価を行う。ここで、研磨中の薄膜の膜厚評価方法について具体的に説明する。
ここでは、図1に示すデバイス製造装置1を用い、IC(Integrated Circuit)を形成した6インチサイズのSiのウエハ10に形成されているSiO2の酸化膜の研磨を行う場合について述べる。ウエハ10に形成されているICは、そのサイズが3mm角であり、IC内にパワー用途のトレンチMOS(Metal Oxide Semiconductor)とロジック回路が組み込まれた構造を有している。このようなウエハ10について、非回路領域の酸化膜厚をスポットサイズ10μmφの光学式膜厚計(ナノメトリクス社製ナノスペック9100)で測定したところ、2445nmであった。
このウエハ10を、研磨面側すなわち酸化膜側を表にして研磨ヘッド4に貼り付けて酸化膜を研磨パッド2に対向させ、この状態からウエハ10を研磨パッド2に押し付け、スラリー5を滴下しながら研磨ヘッド4および回転テーブル3を回転させてウエハ10の酸化膜を研磨する。研磨条件は、スラリー5にキャボット社製SS−25を用い、研磨ヘッド4の研磨パッド2への押付け圧力を7.5psi(517hPa)、回転テーブル3の回転数を90rpmとした。なお、事前の研磨実験から酸化膜の研磨レートは約750nm/分であることがわかっている。
研磨時の反射率測定は、覗き窓2aおよび貫通孔3aを通して行い、ウエハ10が1回転するごとに1回測定した。反射率測定は、コンピュータ8、分光反射率測定装置7および光学ヘッド6により、所定の測定波長範囲の光をウエハ10に照射し、その反射光を受光することによって行う。その際、ウエハ10への照射光のスポットサイズは約10mmφとし、ウエハ10面内の測定位置はウエハ10の中心から40mmの位置とした。θ方向の位置は毎回ランダムである。
研磨および反射率測定は積算で183回(約2分間研磨)行い、得られた11回目以降の各反射スペクトルについて、10回遡った回の反射スペクトルとの差分信号をとった。遡る間隔を10回分としたのは、測定波長範囲のうち波長領域420nm〜720nmにおいて差分信号のピークが得られるようにあらかじめ研磨量(膜厚変化△d)を83nmに設定しているためである。
図3および図4はデバイス製造装置で得られた反射スペクトルの代表例である。
この図3および図4において、横軸は媒質中波数(cm-1)、縦軸は反射率(%)または差分信号(%)を表している。また、図3において、点線は反射率測定1回目の反射スペクトル、実線は反射率測定11回目の反射スペクトルおよびそれらの差分信号を示している。同様に、図4において、点線は反射率測定155回目の反射スペクトル、実線は反射率測定165回目の反射スペクトルおよびそれらの差分信号を示している。
図3および図4に示す反射スペクトルから、反射率測定1回目や11回目といった単一の反射スペクトルではノイズの影響が大きく、このような反射スペクトルからウエハ10表面の酸化膜の膜厚測定は困難である。これに対し、図3および図4に示したように、反射率測定1回目と11回目、あるいは155回目と165回目の差分信号ではノイズが顕著に抑えられ、反射光の干渉成分による振幅がはっきりと観測されるようになる。また、上記光学モデルから期待された通り、差分信号の振幅は単一反射スペクトルの2倍程度に増幅される。
この図3および図4に示したような差分信号から短い周期を求めることにより、酸化膜厚を導出することができる。周期を求める方法としては、例えば、図3や図4の所定波数間隔内にある波の数をその所定波数間隔で割ることにより求めることができる。この処理は非常にシンプルであり、コンピュータ8によって反射率測定周期の中で算出することが可能である。
図5は積算回数と酸化膜厚の関係を示す図である。
この図5において、横軸は反射率測定(または研磨)の積算回数(回)、縦軸は酸化膜厚(nm)を表し、10回間隔の反射スペクトルの差分信号周期から求めた酸化膜厚を積算回数に対してプロットしている。
図5より、差分信号から得られる酸化膜厚は、積算回数の増加とともに直線的に減少する傾向が認められ、このデバイス製造装置1による膜厚評価によってウエハ10研磨中の酸化膜厚のモニタリングが精度良く行われているということができる。
研磨後、ウエハ10の非回路領域についてその酸化膜厚を、研磨前に用いた上記光学式膜厚計で測定したところ、酸化膜厚は1043nmであり、図5に示した研磨終点の酸化膜厚と非常に良い一致が認められた。
このように、この膜厚評価方法によれば、ウエハ10に形成された酸化膜の研磨中の膜厚を精度良くリアルタイムに測定することができる。そして、この膜厚評価方法を研磨終点検出に用いることにより、酸化膜の残膜厚を高精度に制御することが可能になる。
なお、ウエハ10の酸化膜の膜厚評価または研磨終点検出のための反射率測定を確実に行うためには、照射光がウエハ10の回路領域と非回路領域に入射する割合を毎回同じにする必要がある。そのためには、照射光のスポットサイズを、ウエハ10から形成されるICチップのチップサイズ以上にする必要がある。
また、上記の例では、酸化膜の残膜厚が1μm程度であるような、一般的な半導体デバイス形成における研磨としては比較的厚く薄膜を残す研磨を例にして述べたが、残膜厚が1μm以下となるような、より薄く薄膜を残すような研磨に対しても有効である。
しかしながら、上記図3および図4の測定結果から推察されるように、薄膜化によって差分信号の振幅の周期は次第に長くなる傾向があり、測定波長範囲内に極大値および極小値を持たなくなると膜厚評価は困難になる。例えば、膜厚評価に伴う反射率測定対象が屈折率1.5の酸化膜で測定波長範囲を420nm〜720nmとした場合、評価が困難となるような酸化膜厚は約170nmである。したがって、ここで述べた膜厚評価方法および研磨終点検出方法は、屈折率1.5の酸化膜に対しては残膜厚170nm以上の場合の膜厚評価および研磨終点検出に有効になる。
以上説明したように、本発明の膜厚評価方法では、研磨中の膜に所定の測定波長範囲の光を照射しその反射率を測定して反射スペクトルを取得し、適当な時間(あるいは研磨回数や反射率測定回数)間隔の反射スペクトルについてそれらの差分信号を求め、その差分信号を解析することによって膜厚を評価する。このように差分信号を用いることで、反射光の散乱成分を抑えて干渉成分を高強度かつ低ノイズで得ることができるので、研磨中の膜の高精度の膜厚評価が可能になり、また、このような膜厚評価を行うことによって高精度の研磨終点検出が可能になる。その結果、半導体デバイスを高歩留まりかつ高スループットで製造することが可能になる。
また、本発明の膜厚評価や研磨終点検出に用いられるデバイス製造装置は、その光学系に反射率測定が可能な通常の分光反射率測定装置を用いることができるので、正反射光だけを検出するような複雑な光学系は不要であり、製造装置や製品の低コスト化を図ることが可能になる。
本発明の膜厚評価方法および研磨終点検出方法は、半導体デバイス製造で行われる薄膜研磨のほか、種々の膜の研磨時の膜厚評価および研磨終点検出にも用いることができる。また、本発明のデバイス製造装置は、半導体デバイス製造のほか、研磨時の膜厚評価や研磨終点検出が必要な種々の膜の研磨にも適用可能である。
デバイス製造装置の構成例を示す図である。 光学モデルを用いた計算結果の一例である。 デバイス製造装置で得られた反射スペクトルの代表例(その1)である。 デバイス製造装置で得られた反射スペクトルの代表例(その2)である。 積算回数と酸化膜厚の関係を示す図である。
符号の説明
1 デバイス製造装置
2 研磨パッド
2a 覗き窓
3 回転テーブル
3a 貫通孔
4 研磨ヘッド
5 スラリー
6 光学ヘッド
7 分光反射率測定装置
8 コンピュータ
10 ウエハ

Claims (7)

  1. 半導体ウエハに形成された膜の研磨中の膜厚を評価する膜厚評価方法において、
    研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 1 (x)とし、研磨時間tから時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 0 (x)とし、A,Bを比例定数としたとき、R 1 (x)が、R 1 (x)=Acos(4πdx)+Bで表され、R 0 (x)が、R 0 (x)=Acos{4π(d+△d)x}+Bで表される光学モデルを用いて、
    膜の研磨中に前記膜の表面に光を照射して時間差△tを隔てた研磨時間tおよび研磨時間t−△tの反射スペクトルの差分信号を求め、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出し、
    前記膜を研磨する際には、前記時間差△tの間の前記膜の膜厚変化△dを前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚dに対する割合△d/dが1/5以下になるように設定して前記膜を研磨し、
    前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、前記膜厚変化△dを用いて前記差分信号を解析することによって前記膜厚dを導出することを特徴とする膜厚評価方法。
  2. 半導体ウエハに形成された膜の研磨中の膜厚を評価する膜厚評価方法において、
    研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 1 (x)とし、研磨時間tから時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 0 (x)とし、A,Bを比例定数としたとき、R 1 (x)が、R 1 (x)=Acos(4πdx)+Bで表され、R 0 (x)が、R 0 (x)=Acos{4π(d+△d)x}+Bで表される光学モデルを用いて、
    膜の研磨中に前記膜の表面に光を照射して時間差△tを隔てた研磨時間tおよび研磨時間t−△tの反射スペクトルの差分信号を求め、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出し、
    前記膜を研磨する際には、前記時間差△tと既知の研磨レートとの積を前記時間差△tの間の前記膜の膜厚変化△dに設定して前記膜を研磨し、
    前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、前記膜厚変化△dを用いて前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出することを特徴とする膜厚評価方法。
  3. 半導体ウエハに形成された膜の研磨中の膜厚を評価する膜厚評価方法において、
    研磨時間tにおける薄膜の膜厚をd、この研磨時間tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 1 (x)とし、研磨時間tから時間差△tを隔てた研磨時間t−△tにおける薄膜の膜厚をd+△d、この研磨時間t−△tにおける媒質中での波数xの光に対する反射率をR 0 (x)とし、A,Bを比例定数としたとき、R 1 (x)が、R 1 (x)=Acos(4πdx)+Bで表され、R 0 (x)が、R 0 (x)=Acos{4π(d+△d)x}+Bで表される光学モデルを用いて、
    膜の研磨中に前記膜の表面に光を照射して時間差△tを隔てた研磨時間tおよび研磨時間t−△tの反射スペクトルの差分信号を求め、前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出し、
    前記膜を研磨する際は、前記膜の屈折率をn、前記反射スペクトルの測定波長範囲をλ1〜λ2としたときに、前記時間差△tの間の前記膜の膜厚変化△dを△d≦λ2/(4n)又はλ1/(4n)≦△d≦λ2/(4n)の範囲に設定して前記膜を研磨し、
    前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、前記膜厚変化△dを用いて前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出することを特徴とする膜厚評価方法。
  4. 前記差分信号を解析することによって前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出する際には、
    前記差分信号の周期を求め、求めた前記周期を用いて前記研磨時間tにおける前記膜の膜厚を導出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜厚評価方法。
  5. 前記反射スペクトルは、波数依存性を有する光学モデルを用いて表され、前記反射スペクトルの差分をとることによって前記差分信号では波数依存性が除去されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜厚評価方法。
  6. 前記膜が複数のチップを形成するためのウエハに形成され、前記膜の表面に照射する光のスポットサイズを前記チップのサイズ以上とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の膜厚評価方法。
  7. 導出された前記膜の膜厚に基づき研磨終点を検出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の研磨終点検出方法。
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