JP2007057917A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 転写画像の乱れが抑制された画像形成装置を提供する。
【解決手段】 連続紙の前記孔に掛けるピンが孔のピッチと等しいピッチで設けられた循環ベルトを有し、搬送路上の、画像形成部を挟む上流側および下流側にそれぞれ配備された、孔にピンを掛けて連続紙を駆動する上流側トラクタおよび下流側トラクタを備え、上流側トラクタおよび下流側トラクタのうちの少なくとも一方のトラクタが、搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、2つの循環ベルトに設けられたピンのうちの2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、ピッチの整数倍を避けた間隔を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、両側部に搬送用の孔が穿設された連続紙上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、像担持体上に形成したトナー像を用紙上に転写する画像形成部を経由する搬送路に沿って、両側部に搬送用の孔が所定のピッチで穿設された連続紙を搬送し、該連続紙上にトナー像を転写し、さらに該搬送路に沿う、該画像形成部の下流側で該連続紙上のトナー像を定着することにより該連続紙上に画像形成を行う画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この様な画像形成装置では、連続紙の搬送路の、画像形成部を挟む上流側および下流側にそれぞれ配備された上流側トラクタおよび下流側トラクタを、これらの間に差し掛かった連続紙にテンションを与える様に制御することで、連続紙上へのトナー像の転写精度を確保している。
また、この様な画像形成装置には、搬送路下流側に配備された下流側トラクタよりもさらに搬送路下流側に配備された定着装置、この定着装置よりもさらに搬送路下流側に、連続紙の搬送速度よりも高速な表面速度で回転する回転ローラを有するスカッフローラ部が備えられており、この回転ローラの表面速度が、連続紙の搬送速度よりも高速であることで、スカッフローラ部と下流側トラクタとの間に差し掛かった連続紙のテンションが確保され、これにより、連続紙上に転写された未定着トナー像と、定着装置や搬送路を形成する部材との接触が回避されている。
特開平5−053395号公報
ところが、上述したような画像形成装置では、スカッフローラ部の回転ムラなどによる振動が連続紙に伝わり、転写画像が乱れるという現象の発生が報告されている。
尚、上記問題は、下流側トラクタよりもさらに搬送路下流側に配備されたスカッフローラ部によってのみ引き起こされる問題ではなく、下流側トラクタよりも搬送路下流側に配備されて連続紙に接触しながら動作する部材、さらには、上流側トラクタよりも搬送路上流側に配備されて連続紙に接触しながら動作する部材によっても同様に引き起こされ得る問題である。
本発明は、上記事情に鑑み、転写画像の乱れが抑制された画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
像担持体上に形成したトナー像を用紙上に転写する画像形成部を経由する搬送路に沿って、両側部に搬送用の孔が所定のピッチで穿設された連続紙を搬送し、この連続紙上にトナー像を転写し、さらにこの搬送路に沿う、この画像形成部の下流側でこの連続紙上のトナー像を定着することによりこの連続紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
上記連続紙の上記孔に掛けるピンが上記孔のピッチと等しいピッチで設けられた循環ベルトを有し、上記搬送路上の、上記画像形成部を挟む上流側および下流側にそれぞれ配備された、この孔にこのピンを掛けてこの連続紙を駆動する上流側トラクタおよび下流側トラクタを備え、
上記上流側トラクタおよび下流側トラクタのうちの少なくとも一方のトラクタが、上記搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、この2つの循環ベルトに設けられたピンのうちのこの2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、上記ピッチの整数倍を避けた間隔を有するものであることを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、この2つの循環ベルトからなるトラクタが上流側トラクタであればこれよりも搬送路上流側で発生し連続紙に伝わった振動を、搬送路を搬送される連続紙の、搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトに跨る部分に生じさせた撓みで吸収することで、連続紙の、トナー像の転写が行われる転写位置に差しかかった部分へのこの振動の到達を抑制している。また、この2つの循環ベルトからなるトラクタが下流側トラクタであればこれよりも搬送路下流側で発生し連続紙に伝わった振動の、連続紙の、転写位置に差しかかった部分への到達を抑制している。したがって、本発明の画像形成装置によれば、転写画像の乱れを抑制することができる。
ここで、上記上流側トラクタよりもさらに上記搬送路上流側に配備された、上記連続紙をニップする一対の回転ローラであって、上記上流側トラクタによる連続紙の搬送速度よりも表面速度が遅いローラを有するバックテンションローラ部を備え、
上記上流側トラクタが、上記搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、この2つの循環ベルトに設けられたピンのうちのこの2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、上記ピッチの整数倍を避けた間隔を有するものであることが好ましい。
また、上記下流側トラクタよりもさらに上記搬送路下流側に配備された、上記連続紙をニップする一対の回転ローラであって、上記下流側トラクタによる連続紙の搬送速度よりも表面速度が速いローラを有するスカッフローラ部を備え、
上記下流側トラクタが、上記搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、この2つの循環ベルトに設けられたピンのうちのこの2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、上記ピッチの整数倍を避けた間隔を有するものであることも好ましい態様である。
この様に、バックテンションローラ部と画像形成部との間、または、スカッフローラ部と画像形成部との間に2つの循環ベルトで構成されたトラクタを配備することで、転写画像の乱れを効果的に抑制することができる。
本発明の画像形成装置によれば、転写画像の乱れを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。
図1に示すプリンタ1は、外部から送信されてくる画像データを受信し、受信した画像データに応じて、両側部に孔が穿設された、ピンフィールド紙と呼ばれる連続紙上に画像形成を行うプリンタである。
また、図1に示すプリンタ1は、右側下部に位置する、このプリンタ1全体を制御する制御部10と、その上方に位置する、感光体表面に静電潜像を形成し、トナーで現像してトナー像を、両側部に搬送用の孔が穿設された連続紙であるピンフィールド連続紙上に転写する画像形成部11と、画像形成部11よりも搬送路下流側に配備され、連続紙上に転写されたトナー像を定着する定着器12と、定着器12よりも搬送路下流側に配備されたスカッフローラ部13と、中央下部に位置する、連続紙100が収容される用紙ホッパー部14と、定着が終了した連続紙100を回収する用紙スタッカ部15と、連続紙100の両側部に穿設された孔にピンをかけて連続紙100を駆動する上流側トラクタ部16および下流側トラクタ部17と、連続紙100を搬送路にロードする際に用いるサブトラクタ部18と、上流側トラクタ部16よりも搬送路上流側に配備されたバックテンションローラ部20と、搬送路を形成するために配備されたガイド40と、その他の回転ローラ41と、筐体2の上面に配備された操作パネル30とで構成されている。
画像形成部11は、詳細な説明は公知の技術であるので省略するが、帯電器11a、露光器11b、現像器11c、転写器11d、および感光体11e等で構成されている。
このプリンタ1では、画像形成部11を挟み配備された上流側トラクタ部16および下流側トラクタ部17の動作を、これらの間の連続紙100のテンションが確保されるように制御している。
スカッフローラ部13は、下流側トラクタ部17よりも搬送路下流側に配備された、連続紙100をニップする一対の回転ローラからなり、一方の回転ローラの表面速度を連続紙100の搬送速度よりも速くすることで、連続紙100の、このスカッフローラ部13と下流側トラクタ部17との間に差し掛かった部分のテンションを確保している。
バックテンションローラ部20は、上流側トラクタ部16よりも搬送路上流側に配備された、連続紙100をニップする一対の回転ローラからなり、一方の回転ローラの表面速度を連続紙100の搬送速度よりも遅くすることで、連続紙の、このバックテンションローラ部20と上流側トラクタ部16との間に差し掛かった部分のテンションを確保している。
ここで、図1には、上流側トラクタ部16および下流側トラクタ部17それぞれが、搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトで構成されている様子が示されている。
図2は、搬送路に沿って配備された上流側トラクタ部および下流側トラクタ部を示す図である。
図2(a)には、感光体11eよりも搬送路下流側に配備された下流側トラクタ部17、定着装置12、およびスカッフローラ部13が示されており、図2(b)には、感光体11eよりも搬送路上流側に配備された上流側トラクタ部16およびバックテンションローラ部20が示されている。尚、図2(b)では、サブトラクタ部18の図示を省略している。
図2(a)に示す下流側トラクタ部17は、感光体側に配備された第1下流トラクタ17aと定着装置12側に配備された第2下流トラクタ17bとで構成されており、これら第1下流トラクタ17aと第2下流トラクタ17bそれぞれには、連続紙100の孔に掛けるピン171が所定の間隔aで備えられている。
また、これら第1下流トラクタ17aと第2下流トラクタ17bの動作は、これらに跨る最短距離にあるピン171どうしの間隔が、連続紙搬送中、間隔aよりも長く、間隔2aよりも短い間隔Lとなるように位相が調整されており、これにより、図2(a)には、連続紙100の、これら第1下流トラクタ17aおよび第2下流トラクタ17bを跨る部分に撓みが発生している様子が示されている。
このプリンタ1では、図2に示すように、下流側トラクタ部17を2つに分割し、これらの間の位相を調整することにより発生させた撓みで、スカッフローラ部13の動作によって発生した振動を吸収することで、連続紙100の、トナー像転写位置に差し掛かった部分への振動の伝達量を減らすことができる。したがって、このプリンタ1によれば、転写画像の乱れを抑制することができる。
また、このプリンタ1では、図2(b)に示すように、上流側トラクタ部16が、バックテンションローラ部側に配備された第1上流トラクタ16aと感光体側に配備された第2上流トラクタ16bとで構成されており、これらに跨る最短距離にあるピン161どうしの間隔も、連続紙搬送中、間隔aよりも長く、間隔2aよりも短い間隔Lとなるようにこれらトラクタの間の位相が調整されている。これにより、図2(b)にも、連続紙100の、これら第1上流トラクタ17aおよび第2上流トラクタ17bを跨る部分に撓みが発生している様子が示されている。
つまり、このプリンタ1では、下流側トラクタ部17よりも下流側で発生した振動だけではなく、上流側トラクタ部16よりも上流側で発生した振動をも、これら第1上流トラクタ17aおよび第2上流トラクタ17bを跨る部分に発生させた撓みで吸収することができるようになっている。尚、図2には、スカッフローラ部13が、連続紙100の搬送速度よりも速い表面速度で回転する回転ローラ13aと、この回転ローラ13aと対向する従動ローラ13bとで構成されている様子が示され、また、バックテンションローラ部20が、連続紙100の搬送速度よりも遅い表面速度で回転する回転ローラ20aと、このローラ20aに対向する従動ローラ20bとで構成されている様子も示されている。
図3は、図1に示すプリンタの内部ブロック図である。
図3には、図1に示す制御部10、画像形成部11、操作パネル30、連続紙100の搬送に関わる第1上流トラクタ16a、第2上流トラクタ16b、第1下流トラクタ17a、第2下流トラクタ17b、スカッフローラ部13、バックテンションローラ部20、およびサブトラクタ部18が示されている。
制御部11は、操作パネル30を通じた、搬送路への連続紙100のロード指示をオペレータから受けると、サブトラクタ部18を起動すると共に、上流側トラクタ部16および下流側トラクタ部17を起動して連続紙100の搬送路へのロードを開始する。この際、下流側トラクタ部17を構成する第1下流トラクタ17aと第2下流トラクタ17bに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔、および、上流側トラクタ部16を構成する第1上流トラクタ16aと第2上流トラクタ16bに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔は、ともに間隔2aとなるように位相が調整され、連続紙の孔と各ピンとの係合が完了すると、これら上部側トラクタ部16および下流側トラクタ部17それぞれで、トラクタ間を跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が2aからLとなるように、また、これら上部側トラクタ部16および下流側トラクタ部17の間に差し掛かった連続紙部分にテンションを与えるように位相調整が行われる。尚、連続紙のロードの際、スカッフローラ部13およびバックテンション部20は、搬送路から退避し、連続紙100の搬送に影響を与えないようになっている。
この様にして、連続紙100の搬送路へのロードが完了した後は、制御部10は、画像データの受信により画像形成部11に起動を指示すると共に、上流側トラクタ部16、下流側トラクタ部17、スカッフローラ部13、およびバックテンションローラ部20に、画像形成部11の起動に合わせて予め決定されている動作を指示する。
図4は、プリンタの電源投入と同時に起動されるルーチンのフローチャートである。
図4に示すステップS1では、初期動作として、スカッフローラ部13およびバックテンションローラ部20の無効化を指示し、ステップS2では、連続紙100のロードが完了しているか否かを判定する。ステップS2において、完了していないと判定すると、ステップS3に進み、操作パネル30に配備された用紙ロード用ボタンに対する操作があったか否かを判定し、ステップS3において、このボタンに対する操作がなかったと判定すると、ステップS2に戻り、ステップS3において操作があったと判定すると、ステップS4に進む。ステップS4では、サブトラクタ部18、上流側トラクタ部16、および下流側トラクタ部17の起動を指示し、ここで、制御部10は、上流側トラクタ部16および下流側トラクタ部17それぞれに対して、図2に示す撓みが発生するように位相の調整を行う。その後、ステップS2に戻る。
一方、ステップS2において、連続紙100のロードが完了していると判定すると、ステップS5に進み、サブトラクタ部18、上流側トラクタ部16、および下流側トラクタ部17の停止を指示し、ステップS6において、サブトラクタ部18の無効化、スカッフローラ部13およびバックテンションローラ部20の有効化を指示する。
ステップS7では、ジョブがあるか否かを判定し、ジョブがないと判定すると、ステップS2に戻り、ジョブがあると判定すると、ステップS8に進む。ステップS8では、スカッフローラ部13、バックテンションローラ部20、画像形成部11、上流側トラクタ部16、および下流側トラクタ部17に画像形成時用の動作を指示する。ステップS9では、ジョブが終了したか否かを判定し、未だ終了していないと判定すると、ステップS8に戻り、ジョブが終了したと判定すると、ステップS10に進み、スカッフローラ部13、バックテンションローラ部20、画像形成部11、上流側トラクタ部16、および下流側トラクタ部17に動作の停止を指示し、その後、ステップS2に戻る。
ここで、図4のステップS8における、スカッフローラ部13の起動動作について説明する。
図5は、スカッフローラ部を構成する回転ローラの表面速度の変化を示すグラフ図である。
図5には、スカッフローラ部13の、連続紙の搬送中は連続紙100の搬送速度よりも速い表面速度で回転する回転ローラ13aの表面速度が太線で示されている他、各トラクタの表面速度の変化が細線で、さらには、搬送路をこれらによって搬送される連続紙の実際のの搬送速度の変化が点線で示されている。尚、図5には、連続紙上へのトナー像の転写タイミングが一点鎖線によって示されている。
図5からは、トラクタよりも早くスカッフローラ部13の回転ローラ13aが起動し、回転ローラ13aの表面速度が、転写タイミング前に、転写タイミング以降の定常速度をかなり上回る速度にまで一旦上昇した後上記定常速度にまで下降している様子が読みとれる。
このプリンタ1では、連続紙100の搬送速度に対して回転ローラ13aの表面速度を図5に示す様に制御することで、連続紙搬送開始時の、下流側トラクタ部17とスカッフローラ部13との間に発生する連続紙100の撓みを素早く解消することができる。これにより、連続紙上に転写された未定着のトナー像が、搬送路に沿って配備された部材に接触することによる転写画像の乱れを抑制することができる。尚、回転ローラ13aの表面速度を上述したように変化させるのは、回転ローラ13aの表面速度が、転写タイミング後の定常速度と同じ速度にまで上昇した後、その表面速度を転写タイミング前から上記定常速度で推移させたのでは、用紙搬送起動時に発生する撓みの解消に時間が掛かるためである。また、回転ローラ13aの表面速度が、上述の、転写タイミング後の定常速度をかなり上回る速度にまで到達した後、その表面速度を転写タイミング後も含め維持したのでは、高テンションによるスプロケット孔の孔ガレなどが発生するためである。
尚、以上に説明した実施形態では、上流側トラクタ部16および下流側トラクタ部17それぞれを構成する2つのトラクタに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、孔のピッチに等しい間隔aよりも長く、間隔2aよりも短い間隔Lである場合を例に挙げて説明したが、2つのトラクタに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔は、連続紙搬送中、間隔aの整数倍を避けた間隔であれば、間隔2aよりも長く、間隔3aよりも短い間隔であってよい。
また、以上に説明した実施形態では、搬送路の、画像形成部11挟む上流側および下流側に配備されたトラクタ部が、双方とも2つの循環ベルトで構成されている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、いずれか一方のトラクタ部のみが2つの循環ベルトで構成されるものであってよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。 搬送路に沿って配備された上流側トラクタ部および下流側トラクタ部を示す図である。 図1に示すプリンタの内部ブロック図である。 プリンタの電源投入と同時に起動されるルーチンのフローチャートである。 スカッフローラ部を構成する回転ローラの表面速度の変化を示すグラフ図である。
符号の説明
1 プリンタ
10 制御部
11 画像形成部
12 定着器
13 スカッフローラ部
14 用紙ホッパー部
15 用紙スタッカ部
16 上流側トラクタ部
16a 第1上流トラクタ
16b 第2上流トラクタ
161、171 ピン
17 下流側トラクタ部
17a 第1下流トラクタ
17b 第2下流トラクタ
18 サブトラクタ部

Claims (3)

  1. 像担持体上に形成したトナー像を用紙上に転写する画像形成部を経由する搬送路に沿って、両側部に搬送用の孔が所定のピッチで穿設された連続紙を搬送し、該連続紙上にトナー像を転写し、さらに該搬送路に沿う、該画像形成部の下流側で該連続紙上のトナー像を定着することにより該連続紙上に画像形成を行う画像形成装置において、
    前記連続紙の前記孔に掛けるピンが前記孔のピッチと等しいピッチで設けられた循環ベルトを有し、前記搬送路上の、前記画像形成部を挟む上流側および下流側にそれぞれ配備された、該孔に該ピンを掛けて該連続紙を駆動する上流側トラクタおよび下流側トラクタを備え、
    前記上流側トラクタおよび下流側トラクタのうちの少なくとも一方のトラクタが、前記搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、該2つの循環ベルトに設けられたピンのうちの該2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、前記ピッチの整数倍を避けた間隔を有するものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記上流側トラクタよりもさらに前記搬送路上流側に配備された、前記連続紙をニップする一対の回転ローラであって、前記上流側トラクタによる連続紙の搬送速度よりも表面速度が遅いローラを有するバックテンションローラ部を備え、
    前記上流側トラクタが、前記搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、該2つの循環ベルトに設けられたピンのうちの該2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、前記ピッチの整数倍を避けた間隔を有するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記下流側トラクタよりもさらに前記搬送路下流側に配備された、前記連続紙をニップする一対の回転ローラであって、前記下流側トラクタによる連続紙の搬送速度よりも表面速度が速いローラを有するスカッフローラ部を備え、
    前記下流側トラクタが、前記搬送路に沿って直列に並べられた2つの循環ベルトを有し、該2つの循環ベルトに設けられたピンのうちの該2つの循環ベルトに跨る最短距離にあるピンどうしの間隔が、連続紙搬送中、前記ピッチの整数倍を避けた間隔を有するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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