JP2007057580A - 画像形成装置と製本装置が接続されたシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置に接続する製本装置において、接着剤の加熱を適切に制御することで異臭の原因となる接着剤の揮発成分の発生を抑制し、周囲の作業者の不快感を軽減するとともに、ヒータによる電力消費の省電力化を実現する。
【解決手段】 製本装置1には、接着剤20と、接着剤ヒータ22と、接着剤ヒータ制御手段23と、を備え、画像形成装置2と製本装置1間には、信号の送受信を取り持つ通信手段3を備え、前記画像形成装置2には、判断手段30と、指示手段31と、を備え、前記判断手段30の第1の判断結果により、指示手段31は第1の指示を通信手段3を介して接着剤ヒータ制御手段23に対して指示し、前記接着剤ヒータ制御手段23は、第1の指示を受け、接着剤ヒータ22を第1の方法で制御する画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置から出力される用紙を整合して接着剤を用いて製本を行う、画像形成装置と製本装置が接続されたシステムに関し、特に、接着剤を温度制御する必要の有る製本装置に関する。
近年、複写機、プリンタ、これらの複合機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の所定位置に、接着剤により糊付け処理をして、製本化する接着製本装置が提供されている。
糊付け製本装置としては、
(1)糊吐出ノズルを用いて用紙に糊を吐出する装置
(2)糊収容箱に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着させ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置
(4)粘着性を有する糊が予め塗布された両面粘着テープを加熱しながら用紙束の一側縁に貼り付けるテープ貼り装置
等が用いられている。
例えば、下記特許文献1に記載の糊付け方法及び装置は、糊吐出ノズルから吐出した糊に高圧空気を吹き付けて薄膜状にするものである。
また、特許文献2に記載の製本装置は、第1の方向に搬送する用紙を、その搬送方向と直交する第2の搬送方向に偏向し、その後、走行する用紙の端部に帯状に糊を塗布し、積載、整合後に加圧して製本するものである。
背面テープ貼り製本方法としては、加熱時に粘着性を有する糊が予め塗布されたテープを加熱しながら貼り付けたり、水を含むと粘着性を有する糊が予め塗布されたテープを用いる方法が知られている。従来のテープ貼りの方式は、例えば下記特許文献3、4、5に開示されている。
接着製本システムは、ステイプル針を使用するタイプのシステムに比べ、より多くの用紙を一冊に製本できるため、利用性が高いという利点がある。
接着製本システムでは接着剤を接着可能温度まで加熱してから接着を行うため、この加熱により、接着剤の揮発成分を起因とする異臭を発生し、周囲の作業者へ不快感を及ぼすことになる。
従来、このような接着製本システムは大型の画像形成装置とともに使用されるケースが多く、これらのシステムの多くはシステム専用の隔離環境に設置されているため、問題となるケースは少なかった。
しかし、近年オフィスなどに設置される中型、小型の画像形成装置においてもこのような接着製本システムへのニーズが高まっている。揮発成分を周囲へ漏しないために脱臭フィルタを備えるなどの対策もとられているが、その作用は限定的なものである。
特開平7−80377号公報 特表昭59−500907号公報 特開昭62−284795号公報 米国特許第4,985,729号明細書 特開平3−151286号公報
一般に、常温で固体の接着剤を用いて製本を行う場合、接着可能温度まで接着剤を加熱し、液状にしてから接着を行う必要がある。接着剤の加熱を行うと、その揮発成分を起因とする異臭を発生し、周囲の作業者へ不快感を及ぼすことになる。揮発成分を周囲へ漏しないために脱臭フィルタを備えるなどの対策もとられているが、脱臭フィルタによって完全に無臭とすることは難しい。また、常時接着剤を接着可能温度にしておくことは、接着剤のヒータが不必要な電力を消費することにつながる。
本発明は、上述の問題点に着目して成されたものであって、画像形成装置に接続する製本装置において、接着剤の加熱を適切に制御することで異臭の原因となる接着剤の揮発成分の発生を抑制し、周囲の作業者の不快感を軽減するとともに、ヒータによる電力消費の省電力化を実現する、画像形成装置と製本装置が接続されたシステムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、
画像形成装置と、画像形成装置から出力される複数枚の用紙を接着剤を用いて接着し製本する機能を備えた製本装置とが接続されたシステムであって、
前記製本装置には、接着剤と、接着剤ヒータと、接着剤ヒータ制御手段と、を備え、
前記画像形成装置と製本装置間には、信号の送受信を取り持つ通信手段を備え、
前記画像形成装置には、判断手段と、指示手段と、を備え、
前記判断手段の第1の判断結果により、指示手段は第1の指示を通信手段を介して接着剤ヒータ制御手段に対して指示し、
前記接着剤ヒータ制御手段は、第1の指示を受け、接着剤ヒータを第1の方法で制御することを特徴とする画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項2の発明は、
前記製本装置は温度センサを備え、前記第1の方法とは、接着剤温度を接着剤が塗布可能な温度である第1の目標温度とするべく接着剤ヒータを制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項3の発明は、
前記判断手段の第2の判断結果により、指示手段は第2の指示を通信手段を介して接着剤ヒータ制御手段に対して指示し、前記接着剤ヒータ制御手段は、第2の指示を受け、接着剤ヒータを第2の方法で制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項4の発明は、
前記製本装置は温度センサを備え、前記第2の方法とは、第1の目標温度より低い第2の目標温度とするべく接着剤ヒータを制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムであり、接着剤が塗布可能な温度であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項5の発明は、
前記判断手段の第3の判断結果により、指示手段は第3の指示を通信手段を介して接着剤ヒータ制御手段に対して指示し、前記接着剤ヒータ制御手段は、第3の指示を受け、ヒータの加熱を停止するべく制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項6の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置に入力されたコピー若しくはプリントのジョブが製本を要するジョブであることの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項7の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置にコピー若しくはプリントのジョブが入力されたことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項8の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置の電源が投入されたことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項9の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置が節電状態から復帰したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項10の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置に備える操作パネルへ接触したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項11の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置に入力されたコピー若しくはプリントのジョブが完了したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項12の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置の電源が断されたことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項13の発明は、
前記判断手段は、画像形成装置が節電状態に移行したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項14の発明は、
前記接着剤ヒータ制御手段は、第1、第2、第3の指示を受けた後、目標とする所定の温度まで上昇もしくは下降したとき、それぞれ第1、第2、第3の応答を通信手段を介して画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
上記目的を達成するため、請求項15の発明は、
前記画像形成装置はモード変更手段を備え、前記判断手段は、前記モード変更手段によるモード変更によって、その判断結果を変更することを特徴とする、請求項3ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステムを提供する。
本発明によれば、画像形成装置に接続する製本装置において、接着剤の加熱を適切に制御することで異臭の原因となる接着剤の揮発成分の発生を抑制し、周囲の作業者の不快感を軽減するとともに、ヒータによる電力消費の省電力化をはかることができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による画像形成装置と製本装置の見取り図、図2は、同製本装置を正面から見たときの断面図である。
画像形成装置2は、1枚ずつ給送される用紙に対して電子写真方式でコピー画像もしくはプリントアウト画像を形成する装置を構成しており、画像形成済みの用紙を製本装置1へ給送するように併設している。
製本装置1は、画像形成装置2と信号線3によって接続され、用紙の整合および接着剤による接着をもって、製本物を作成する装置を構成している。
前記製本装置1は、画像形成装置2より搬送される用紙が1枚ずつ搬送される用紙導入口10および用紙導入搬送路11と、搬送された用紙を蓄積し、蓄積された用紙を整合する用紙整合部12と、用紙整合部12に蓄積された用紙束を接着剤を用いて接着する接着剤塗布部材14と、用紙束積載部16と、接着された用紙束を用紙束積載部16へ搬送する用紙束排出搬送路15を備える。
製本装置1における製本動作の概略を説明する。
画像形成装置2から出力される用紙を、用紙導入口10、用紙導入搬送路11を経由して、次々と用紙整合部12に搬送し、用紙束として蓄積していく。用紙束を用紙整合部12に蓄積し終えたら、接着剤塗布部材14を用いて接着剤を用紙束の側面に塗布する。その後、接着された用紙束を用紙束排出搬送路15を経由して用紙束積載部16へ搬送する。
次に、接着剤の温度制御の概略を説明する。
先に述べた、用紙束の側面へ塗布する接着剤は、常温では固形であり、実際の接着時には塗布可能温度(ここでは約180℃)まで暖め、液状とした状態で塗布しなければ用を成さない。そこで、接着剤の温度を安定的に所定温度に保つために、温度制御部と温度センサと接着剤ヒータを設ける。
図3は接着剤塗布部材14が塗布する接着剤の温度制御に関わる構成の概念図である。接着剤20に対し、温度センサ21および接着剤ヒータ22が設けられ、接着剤20の温度を制御する温度制御部23と温度センサ21および接着剤ヒータ22が電気的に接続される。
図4は接着剤ヒータと温度センサを用いた接着剤の温度制御の概念図である。
温度制御部23は、温度センサ21からの入力と接着剤ヒータ22への出力とが接続されている。温度制御部23は温度センサ21から入力される温度値を周期的に監視し、温度値と目標温度を比較し、温度値が目標温度を下回る場合に接着剤ヒータ22を点灯状態とし、また、温度値が目標温度を上回る場合には接着剤ヒータ22を消灯状態とすることで、接着剤温度を目標温度に保つ。
また、温度制御部23は信号線3を含む通信手段を介して画像形成装置2と接続されており、通信手段を介した画像形成装置2からの第1の指示をトリガーとして、第1の目標温度をもって温度制御を開始する。ここで、第1の目標温度は、所定の塗布可能温度(ここでは180℃)である。さらに、画像形成装置2からの第2の指示をトリガーとして、第2の目標温度を持って温度制御を開始することも可能である。ここで、第2の目標温度は、第1の目標温度より低い所定の温度である。
さらに、画像形成装置2からの第3の指示をトリガーとして、接着剤ヒータをOFF状態とし、温度制御を停止することも可能である。
次に、画像形成装置2から製本装置1へ接着剤の温度調整指示を行う方法について説明する。
図5は、画像形成装置2と製本装置1との間の接着剤温度調整指示を行う方法の概念図である。
判断手段30は、システム全体の制御を司る画像形成システム制御部32と接続され、画像形成装置2の各種の情報および、画像形成装置2に入力される一連の画像データおよび後処理方法データからなるデータ群であるコピージョブまたはプリントアウトジョブの各種の情報を利用し、判断を行うことができる。
判断手段30は、画像形成装置2に入力される、一連の画像データおよび後処理方法データからなるデータ群であるコピージョブまたはプリントアウトジョブが接着剤を用いた製本を行う製本ジョブであるかどうかを判断し、判断が成立した場合、第1の判断結果を指示手段31に通知する。指示手段31は、第1の判断結果をもって、信号線3を含む通信手段を介して製本装置1内の温度制御部23に第1の指示を行う。
これにより、画像形成装置2に入力されるジョブが製本ジョブである場合に、初めて接着剤を第1の目標温度、すなわち、塗布可能温度まで加熱を開始し、製本ジョブが入力されるまでの間は不要な加熱を行わないことを可能とする。
判断手段30は、一連の画像データおよび後処理方法データからなるデータ群であるコピージョブまたはプリントアウトジョブが画像形成装置2に入力されたことを判断し、判断が成立した場合、第1または第2の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、画像形成装置2にジョブが入力された場合に、初めて接着剤を第1または第2の目標温度まで加熱を開始し、ジョブが入力されるまでの間は不要な加熱を行わないことを可能とする。
判断手段30は、画像形成装置2の電源が投入されたことを判断し、判断が成立した場合、第1または第2の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、画像形成装置2の電源が投入された場合、すぐに接着剤を第1または第2の目標温度まで加熱を開始し、速やかな製本ジョブの受付を可能とする。
判断手段30は、画像形成装置2が節電状態から復帰したことを判断し、判断が成立した場合、第1または第2の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、画像形成装置2が節電状態から復帰した場合、すぐに接着剤を第1または第2の目標温度まで加熱を開始し、速やかな製本ジョブの受付を可能とする。
判断手段30は、画像形成装置2に備える不図示の操作パネルへの接触を判断し、判断が成立した場合、第1または第2の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、操作者が画像形成装置2の操作を開始した場合、すぐに接着剤を第1または第2の目標温度まで加熱を開始し、速やかな製本ジョブの受付を可能とする。
判断手段30は、画像形成動作および製本動作を完了したことを判断し、判断が成立した場合、第2または第3の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、画像形成動作および製本動作が完了した場合、速やかに不必要な加熱をやめることを可能とする。
判断手段30は、画像形成装置2の電源が断されたことを判断し、判断が成立した場合、第2または第3の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、画像形成装置2の電源が断された場合、速やかに不必要な加熱をやめることを可能とする。
判断手段30は、画像形成装置2が節電状態に移行したことを判断し、判断が成立した場合、第2または第3の判断結果を指示手段31に通知することも可能である。
これにより、画像形成装置2が節電状態に移行した場合、速やかに不必要な加熱をやめることを可能とする。
実際の判断手段30の判断動作は、上記の組み合わせによって成すことも可能である。また、異臭の発生と、消費電力をできるだけ押さえる動作を行うことは、実際に接着剤を用いた製本を行う際には長い待ち時間を必要とし、これらはトレードオフの関係となるため、判断手段30の判断結果をユーザがカスタマイズできるようにすることで、ユーザの望む動作を実現することができる。
ここで、その一例を説明する。図7は、不図示の操作パネル上に表示された、カスタマイズ画面の例である。ボタン702は、各々対応する状態でのヒータ温調モードを選択するようになっている。704のように白抜きになっているボタンは、現在それが選択されている状態であり、705のようにハッチングがかかっているものは、選択されていない状態である。また、703のようにバツ印がついているものは、選択できない状態であることを示す。
ボタン702を操作して、操作者の望む動作状態を決定した後、ボタン701を押下すると、選択が確定し、判断手段30の動作が決定される。
図8は操作パネルの設定例である。この設定例では、いかなるときにも温調を停止することとなっており、これは、極力不要な加熱を避けたいというユーザ向けの設定例である。この場合、実際に製本ジョブが投入されてから初めて接着温度での温調を開始するため、長い待ち時間を要する。
図9も操作パネルの設定例である。この設定例では、いかなるときにも接着温度で温調を行うこととなっており、これは、極力待ち時間を減らしたいというユーザ向けの設定例である。この場合、製本ジョブの投入にかかわらず常に温調を続けるため、異臭の発生や無駄な電力の発生が生じる。
次に、判断手段30の制御方法について説明する。図6は、判断手段30の動作に関わるフローチャートの例である。判断手段30は以下のステップにて動作する。
S101では画像形成装置2の電源が投入されているかを判断し、投入されている場合はS102へ進み、投入されていない場合はS101へ戻る。
S102では第2の判断結果と判定し、S103へ進む。
S103では画像形成装置2の電源が断されているかを判断し、断されている場合はS104へ進み、断されていない場合にはS105へ進む。
S104では第3の判断結果と判定し、S101へ進む。
S105では画像形成システムが製本ジョブを処理中か否かを判断し、処理中であればS106へ進み、処理中でなければS103へ進む。
S106では第3の判断結果と判定し、S107へ進む。
S107では処理中の製本ジョブが完了したか否かを判断し、完了した場合はS108へ進み、完了していない場合はS107へ戻る。
S108では第2の判断結果と判定し、S103へ進む。
このフローチャートによる判断動作を行った場合、画像形成装置2の電源が投入されているときであって、かつ、製本ジョブの処理中であれば第1の判断結果とし、指示手段31の指示により温度制御部23は接着可能な温度で温度制御を行う。また、画像形成装置2の電源が投入されているときであって、製本ジョブの処理中以外であれば第2の判断結果とし、指示手段31の指示により温度制御部23は接着可能な温度より低い温度で温度制御を行う。画像形成装置2の電源が断されているときは第3の判断結果とし、指示手段31の指示により温度制御部23は接着剤ヒータ22を消灯し温度制御をやめる。
ここで、上記S102、S104、S106、S108の判定は、先に述べた操作パネルの設定によって変化する。
また、前記温度制御部23は、第1、第2、第3の指示を受けた後、目標とする所定の温度まで上昇もしくは下降したとき、それぞれ第1、第2、第3の応答を通信手段を介して画像形成装置2の不図示の制御部へ通知することも可能である。
これにより、画像形成装置2は製本装置1内の接着剤の状態を知ることができ、例えば、第1の応答を持って始めて製本ジョブの画像形成動作を開始する、すなわち、接着剤が接着可能な温度に達してから製本ジョブの画像形成動作を開始させることができる。
本発明では、画像形成装置から製本装置への指示によって接着剤の温度を塗布可能温度まで加熱するため、接着剤を使用しない場合にも常時加熱することを避け、異臭の原因となる接着剤の揮発成分の発生を抑制することで、周囲の作業者の不快感を軽減するとともに、ヒータによる消費電力の省電力化をはかることができる。
製本装置と画像形成装置が接続されたシステムの見取り図 図1の製本装置を正面から見たときの断面図 接着剤の温度制御に関わる構成の概念図 接着剤ヒータと温度センサを用いた接着剤の温度制御の概念図 接着剤温度調整指示を行う方法の概念図 判断手段の判断に関わるフローチャート 判断結果をカスタマイズするための操作部を表す図 判断結果をカスタマイズするための操作部を表す図 判断結果をカスタマイズするための操作部を表す図
符号の説明
1 製本装置
2 画像形成装置
3 信号線
10 用紙導入口
11 用紙導入搬送路
12 用紙整合部
14 接着剤塗布部材
15 用紙束排出搬送路
16 用紙束積載部
20 接着剤
21 温度センサ
22 接着剤ヒータ
23 温度制御部
30 判断手段
31 指示手段
32 画像形成システム制御部

Claims (15)

  1. 画像形成装置と、画像形成装置から出力される複数枚の用紙を接着剤を用いて接着し製本する機能を備えた製本装置とが接続されたシステムであって、
    前記製本装置には、接着剤と、接着剤ヒータと、接着剤ヒータ制御手段と、を備え、
    前記画像形成装置と製本装置間には、信号の送受信を取り持つ通信手段を備え、
    前記画像形成装置には、判断手段と、指示手段と、を備え、
    前記判断手段の第1の判断結果により、指示手段は第1の指示を通信手段を介して接着剤ヒータ制御手段に対して指示し、
    前記接着剤ヒータ制御手段は、第1の指示を受け、接着剤ヒータを第1の方法で制御することを特徴とする画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  2. 前記製本装置は温度センサを備え、前記第1の方法とは、接着剤温度を接着剤が塗布可能な温度である第1の目標温度とするべく接着剤ヒータを制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  3. 前記判断手段の第2の判断結果により、指示手段は第2の指示を通信手段を介して接着剤ヒータ制御手段に対して指示し、前記接着剤ヒータ制御手段は、第2の指示を受け、接着剤ヒータを第2の方法で制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  4. 前記製本装置は温度センサを備え、前記第2の方法とは、第1の目標温度より低い第2の目標温度とするべく接着剤ヒータを制御し、接着剤が塗布可能な温度であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置と製本装置を接続されたシステム。
  5. 前記判断手段の第3の判断結果により、指示手段は第3の指示を通信手段を介して接着剤ヒータ制御手段に対して指示し、前記接着剤ヒータ制御手段は、第3の指示を受け、ヒータの加熱を停止するべく制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  6. 前記判断手段は、画像形成装置に入力されたコピー若しくはプリントのジョブが製本を要するジョブであることの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  7. 前記判断手段は、画像形成装置にコピー若しくはプリントのジョブが入力されたことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  8. 前記判断手段は、画像形成装置の電源が投入されたことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  9. 前記判断手段は、画像形成装置が節電状態から復帰したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  10. 前記判断手段は、画像形成装置に備える操作パネルへ接触したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  11. 前記判断手段は、画像形成装置に入力されたコピー若しくはプリントのジョブが完了したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  12. 前記判断手段は、画像形成装置の電源が断されたことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  13. 前記判断手段は、画像形成装置が節電状態に移行したことの判断をもって、判断結果とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  14. 前記接着剤ヒータ制御手段は、第1、第2、第3の指示を受けた後、目標とする所定の温度まで上昇もしくは下降したとき、それぞれ第1、第2、第3の応答を通信手段を介して画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
  15. 前記画像形成装置はモード変更手段を備え、前記判断手段は、前記モード変更手段によるモード変更によって、その判断結果を変更することを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の画像形成装置と製本装置が接続されたシステム。
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