JP2007056907A - トルクリミッター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外周部にギア4が設けられた第1の盤体2と外周部にギア12が設けられた第2の盤体10とが、互いの対向間隔を一定に保持して相対回転自在に支持されている。移動部材18が第2の盤体10に軸方向に設けられている。移動部材18はトルク調整手段により第2の盤体10に対して軸方向に移動調整可能となっている。第1の盤体2には、永久磁石6が保持され、移動部材18には半硬質磁性体20が保持されている。移動部材18の第2の盤体10に対する軸方向の移動により半硬質磁性体20と永久磁石6との対向間隔が変化する。
【選択図】 図1
Description
本発明の目的は、永久磁石と半硬質磁性体との対向間隔を接離方向に調節する構成を採用することで従来技術の上記欠点を解消し、小型化に適した効率の良いトルク調整が可能なトルクリミッターを提供するとともにトルク調整手段の調整操作によって、すくなくとも一方側に動力伝達機構を備えた左右の盤体の対向間隔が変化しないようにすることである。
また本発明は、前記第1と第2の盤体には、いずれにも動力伝達機構が設けられていることを特徴とするものである。
また本発明は、前記移動部材は、前記第2の盤体の内径部に係止機構を介して回転不能に係止され、該係止機構が解除可能であることを特徴とするものである。
また本発明は、前記調整手段は、前記移動部材と第2の盤体のいずれか一方の複数箇所に形成した嵌合凸部と、前記移動部材と第2の盤体のいずれか他方に形成した前記嵌合凸部を受け入れる複数種類の嵌合凹部とを備え、前記嵌合凸部は、選択した1種類の嵌合凹部に嵌合可能に構成されて該嵌合凸部と嵌合凹部とで前記移動部材を前記第2の盤体に回転不能に係止する係止機構を構成し、前記嵌合凹部は、種類ごとに前記嵌合凸部の側面と当接する底面の高さが異なる規制面を有し、前記永久磁石と半硬質磁性体間の吸引方向の磁気力によって前記嵌合凸部の側面が選択した1つの種類の嵌合凹部の規制面に密着するように成し、前記嵌合凸部と嵌合凹部との嵌合状態は、前記移動部材を磁気力に抗して軸方向に押動することで脱着可能とし、前記移動部材を前記第2の盤体に対して回転させることにより前記嵌合凸部を他の種類の嵌合凹部に嵌合可能とし、前記嵌合凸部の嵌合する嵌合凹部の規制面の高さによって前記永久磁石と半硬質磁性体との対向間隔が定まるようにしたものである。
図中、符号2は第1の盤体であり、その円盤部2aの外周部に入/出力用のギア4(動力伝達機構)が形成され、円盤部2aの中心に一体的に、軸方向に伸びる管状部2bが形成されている。前記円盤部2aの裏側には、永久磁石用の保持枠2cが形成されている。6は、穴付きの円盤状の永久磁石であり、その中心部の角穴が前記管状部2bの大径部に形成された角形外形部2dに嵌合され、該永久磁石6は、前記保持枠2c内に回転しないように嵌合配置されている。
尚、上記実施形態では、第2の盤体10は、支持部材8の回転支持面8bに案内されて相対回転する構成を採用したが、第1と第2の盤体2,10の対向間隔を一定に保持した状態で、これらの盤体2,10を相対回転自在に結合する支持手段は、種々の構成を採用することができ、図示する嵌め合わせ構造に限定されるものではない。
2a 円盤部
2b 管状部
2c 保持枠
2d 角形外形部
4 ギア
6 永久磁石
8 支持部材
8a 係止用突起
8b 回転支持面
8c 円板部
10 第2の盤体
10a 軸穴
10b 底板部
10c 周壁部
10d 凸片部
12 ギア
14 第1の嵌合凹部
16 第2の嵌合凹部
18 移動部材
18a 内径面
18b 突起部
20 半硬質磁性体
22 嵌合凸部
24 フレーム
26 シャフト
28 駆動プーリ
30 タイミングベルト
32 歯車
34 玉溝
36 玉溝
38 ボール
Claims (4)
- 永久磁石と半硬質磁性体とを互いの平面部を対向して配置し、これらを相対回転せしめる構成を採用し、永久磁石と半硬質磁性体との対向間隔をこれらの平面に対して垂直な軸方向に調整可能としたトルクリミッターであって、第1の盤体と、該第1の盤体に対して対向配置された第2の盤体と、前記第1の盤体と第2の盤体との間に構成され、前記第1の盤体と第2の盤体とを、互いの対向間隔を一定に保持して相対回転自在に支持する支持手段と、前記第2の盤体に係止され、該係止位置を軸方向に移動可能に前記第2の盤体に取り付けられた移動部材と、前記移動部材の係止位置を軸方向に移動調整するための調整手段と、前記第1の盤体と前記移動部材とのいずれか一方に設けられた永久磁石と、前記第1の盤体と前記移動部材とのいずれか他方に設けられた半硬質磁性体と、前記第1と第2の盤体の少なくとも一方に設けられた動力伝達機構とを備えたことを特徴とするトルクリミッター。
- 前記第1と第2の盤体には、いずれにも動力伝達機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトルクリミッター。
- 前記移動部材は、前記第2の盤体の内径部に係止機構を介して回転不能に係止され、該係止機構が解除可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトルクリミッター。
- 前記調整手段は、前記移動部材と第2の盤体のいずれか一方の複数箇所に形成した嵌合凸部と、前記移動部材と第2の盤体のいずれか他方に形成した前記嵌合凸部を受け入れる複数種類の嵌合凹部とを備え、前記嵌合凸部は、選択した1種類の嵌合凹部に嵌合可能に構成されて該嵌合凸部と嵌合凹部とで前記移動部材を前記第2の盤体に回転不能に係止する係止機構を構成し、前記嵌合凹部は、種類ごとに前記嵌合凸部の側面と当接する底面の高さが異なる規制面を有し、前記永久磁石と半硬質磁性体間の吸引方向の磁気力によって前記嵌合凸部の側面が選択した1つの種類の嵌合凹部の規制面に密着するように成し、前記嵌合凸部と嵌合凹部との嵌合状態は、前記移動部材を磁気力に抗して軸方向に押動することで脱着可能とし、前記移動部材を前記第2の盤体に対して回転させることにより前記嵌合凸部を他の種類の嵌合凹部に嵌合可能とし、前記嵌合凸部の嵌合する嵌合凹部の規制面の高さによって前記永久磁石と半硬質磁性体との対向間隔が定まるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の中のいずれか1つの請求項に記載のトルクリミッター。
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JP2005240106A JP2007056907A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | トルクリミッター |
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JP2007056907A5 JP2007056907A5 (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=37920572
Family Applications (1)
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JP2005240106A Pending JP2007056907A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | トルクリミッター |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007056907A (ja) |
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2005
- 2005-08-22 JP JP2005240106A patent/JP2007056907A/ja active Pending
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