JP2007056601A - 合鍵の鍵軸断面形状 - Google Patents

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Tadayoshi Sudo
忠義 須藤
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

【課題】
錠のシリンダーの回転運動するタンブラーに於いて、タンブラーを合鍵で動かす手段は鍵軸の縁に設けたキザミと、鍵軸にうねるように設けたウオードの2種類である。
その中でウオードでタンブラーを正確に動かす技術はまだ見られない。
鍵軸面に設けたウオードで正確にタンブラーを回転させる仕組みを作る事が課題である。
【解決手段】
合鍵の鍵軸のウオードを設けた面にRを設け、そのR寸法をウオードを設けた鍵軸面からタンブラー回転軸までの回転半径寸法とする事で、タンブラーが回転して移動してもタンブラーのウオード受け山と鍵軸のウオード溝がどの位置でも等しく噛み合い、タンブラーを正確に動かす事のできる鍵軸断面形状を実現した。
【選択図】図1

Description

回転運動するタンブラーを使ったシリンダーの合鍵断面形状に関する。
シリンダーのタンブラーを、合鍵をシリンダーに差し込む事で動かす合鍵の仕掛けは、主に鍵軸の縁に設けたキザミと鍵軸面に縦方向に設けたウオードである。古くから有ったスライド運動をするタンブラーに対してはキザミでもウオードでも有効に作用する。
20年程前にタンブラー軸を軸に回転運動するシリンダーが出現して以来、数種類の回転運動するタンブラーを使ったシリンダーの技術が見られる。
しかし、回転運動するタンブラーを合鍵のウオードで動かすシリンダーで製品化されたものは見られない。見られるのは合鍵のキザミでタンブラーを動かすものだけである。
特願2005−000001
回転運動するタンブラーを動かす有効な手段が、複数存在すれば便利である。なぜなら、異なる手段が複数存在すれば、その分、シリンダーの鍵違い数も複数倍となるからである。また、鍵違いに対応する手段とキーシステムに対応する手段を分ける事も可能となるからである。さらに、複雑な構造のシリンダーの合鍵を上面・下面共通のリバーシブルキーにしようとすると、2種類の手段を合わせて使う事で実現し易くなる。
本願出願人が先行して出願したものとして特願2005−191340(シリンダー機構)がある。
これはタンブラー軸を軸に回転運動するタンブラーを合鍵のウオードで動かす技術である。この技術には追加したい技術がある。その追加したい技術が本発明の技術である。
特願2005−191340に技術を追加したい理由を図8、9に基づいて説明する。
合鍵断面形状が平板状である場合、平板状の表面にウオードを設ける事となる。
ウオードの溝や山はタンブラーのウオード受け山や溝と噛み合ってタンブラーを動かす。合鍵のウオードを設けた面が平面であると、タンブラーの回転によってウオードの溝や山とタンブラーのウオード受け山や溝の間の距離が変わる。この距離は一定でないとウオードで安定してタンブラーを動かす事ができない。図8、図9で示したようになってしまう。
合鍵に設けたウオードで安定して正確にタンブラーを動かす技術が必要となる。
タンブラーはタンブラー軸を軸に回転運動する。その為にタンブラーに設けたウオード受け山や溝も回転する。回転した時に平板状の鍵軸面に設けたウオードの溝や山との距離が離れる。距離が変わる事で回転半径寸法も変わる。
タンブラーが回転しても(タンブラーの)ウオード受け山や溝と鍵軸のウオードの溝や山の距離を一定に保つ方法として、鍵軸のウオードを設けた面にタンブラーのウオード受け山や溝が回転運動する半径と同じ半径のRを設ける方法がある。
鍵軸のウオードを設けた面にタンブラーの回転に合わせた半径のRを設ける事で、タンブラーが回転してもタンブラーのウオード受け山や溝と鍵軸のウオードの溝や山がどの位置でも安定して噛み合い、合鍵を差し込んだ時にタンブラーを正確に動かす事が出来る。それが本発明の鍵軸断面形状である。
鍵軸のウオードを設けた面に、その面からタンブラーの回転軸(11)間の寸法の半径でR(5)を設けた請求項1記載の鍵軸断面形状を示すのが図5である。
図5Aがタンブラー回転軸方向の鍵軸面である鍵軸下面にウオードを設け、その鍵軸下面にRを設けたものである。
図5Bがタンブラー回転軸と逆側の鍵軸面である鍵軸上面にウオードを設け、その鍵軸上面にRを設けたものである。
発明の鍵軸断面形状とタンブラーの関係を示すのが図3、4、5である。
図3は鍵軸(4a)のタンブラー軸方向である下面方向にタンブラー(10)のウオード受け山(13a)がある。
このタンブラーを動かす為には鍵軸下面(19)にウオード溝(6a)を設ける必要がある。
そしてウオードによってタンブラーを回転させても、ウオード溝とウオード受け山の距離を一定に保つ必要がある。その為に鍵軸下面にR(5a)を設けて距離を保つ。
図3Aのタンブラーに対する合鍵の鍵軸断面形状が図5Aであり、その合鍵を差し込んだシリンダーの断面を示すのが図3Bである。
図4は鍵軸(4b)の、タンブラー軸と反対側である鍵軸上面方向にタンブラー(10)のウオード受け山(13b)がある。このタンブラーを動かす為には鍵軸上面(18)にウオード溝(6b)を設ける必要がある。そして鍵軸上面にR(5b)を設ける。
図4Aのタンブラーに対する合鍵の断面形状が図5Bであり、その合鍵を差し込んだシリンダーの断面を示すのが図4Bである。
図6A、Bが図5Aの鍵軸断面形状の変形例である。
図7A、Bが図5Bの鍵軸断面形状の変形例である。
鍵軸(4)に設けたウオード溝(6)側の鍵軸面にR(5)を設けたもので、そのR寸法をタンブラー回転軸(11)からウオードを設けた鍵軸面までの半径寸法(17)としたものである。
タンブラー軸を軸に回転運動するタンブラーに対して、タンブラー軸から離れた位置に差し込んだ合鍵のウオードでタンブラーを動かすシリンダー構造は、特願2005−191340以外にはみられないが、将来に於いて回転運動するタンブラーを合鍵の鍵軸に設けたウオードで動かすシリンダーは多くの出現が予測される。
しかし、回転運動するタンブラーを、従来の合鍵のように平面状の鍵軸に設けたウオードで動かそうとすると安定してタンブラーを動かす事が難しい。
その場合に本発明の技術を使い、鍵軸のウオードを設けた面に、タンブラーのウオード受け山や溝が回転運動に要する同じ寸法の半径のRを設ける事で、タンブラーがどの位置に移動しても合鍵のウオード溝とタンブラーのウオード受け山が一定に噛み合い、合鍵に設けたウオードでタンブラーを安定して正確に動かす事が可能になる。
つまり、合鍵のウオードでタンブラーを動かすにあたり、微妙なウオード位置を正確にタンブラーに伝え、タンブラーを正確に動かす必要があるが、本発明の鍵軸断面形状によってそれが実現し易くなる。
図2が本発明の合鍵形状である。
図5、6、7がその鍵軸断面形状である。
図3、4がその鍵軸を使用するシリンダーの断面で、タンブラーと鍵軸の組み合わせを示す。
図3が図5Aの合鍵に対応した事を示し、図4が図5Bの合鍵に対応した事を示す。
図1が図3Aのシリンダーと図5の合鍵の斜視図を示す。
合鍵の鍵軸(4)にはタンブラーを動かす為のウオード(7)を合鍵面に縦方向に設け、ウオードを設けた鍵軸面にはタンブラーのウオード受け山(13)の回転半径寸法(17)に合わせた寸法のRを設ける。すなわちRの半径は鍵軸のR面とタンブラー回転軸の間の距離である。
鍵軸のウオードを設けた面にその寸法のRを設ける事で、タンブラーが回転してどの位置に移動しても鍵軸(4)のウオード(7)のウオード溝(6)とタンブラー(10)のウオード受け山(13)が等しく噛み合い、ウオードの微妙な位置を正確にタンブラーに伝え、タンブラーを正確に動かす事が可能になる。
発明の鍵軸断面形状の合鍵とシリンダーの斜視図である。 発明の鍵軸断面形状を持つ合鍵のウオード側正面である。 A.図1のAA断面で、合鍵を抜いた状態を示す。 B.鍵軸下面にウオードとRを設けた合鍵を差し込んだ状態を示す。 A.図1のAA断面で、合鍵を抜いた状態を示す。 B.鍵軸上面にウオードとRを設けた合鍵を差し込んだ状態を示す。 A.図3Bの鍵軸断面形状を説明する図である。 B.図4Bの鍵軸断面形状を説明する図である。 A.鍵軸下面にR面とウオードを設けた鍵軸断面の変形例である。 B.鍵軸下面にR面とウオードを設けた鍵軸断面の変形例である。 A.鍵軸上面にR面とウオードを設けた鍵軸断面の変形例である。 B.鍵軸上面にR面とウオードを設けた鍵軸断面の変形例である。 A.平板状鍵軸下面にウオードを持つ合鍵とタンブラーの問題を示す。 B.タンブラーが回転した時のウオードとタンブラーの状態を示す。 A.平板状鍵軸上面にウオードを持つ合鍵とタンブラーの問題を示す。 B.タンブラーが回転した時のウオードとタンブラーの状態を示す。
符号の説明
1 外筒
2 内筒
3 鍵穴
4 鍵軸
5 R
6 ウオード溝
7 ウオード
8 合鍵ツマミ
9 ロッキングバー
10 タンブラー
11 タンブラー回転軸
12 ロッキングバー受け穴
13 ウオード受け山
14 鍵軸通し穴
15 タンブラーバネ
16 鍵溝
17 鍵軸面回転半径寸法
18 上面
19 下面
31 タンブラー
32 ウオード受け山
33 鍵軸
34 ウオード溝

Claims (1)

  1. タンブラー回転軸(11)を軸に回転運動するタンブラー(10)を使ったシリンダーに対して使用する合鍵で、鍵軸(4)の上面(18)や下面(19)に溝状や山状のウオード(7)をうねるように設けた合鍵に対して、ウオードを設けた鍵軸面にR(5)を設け、そのR寸法をタンブラー回転軸(11)からウオードを設けた鍵軸のR(5)面までの回転半径寸法(17)とした鍵軸断面形状で、合鍵を鍵穴に差し込んでタンブラーを回転させた時に、鍵軸のウオード溝(6)とタンブラーのウオード受け山(13)が、タンブラーがどの位置に移動しても鍵軸面に設けたRによって等しく噛み合い、ウオードの微妙なうねりでも正確にタンブラーを動かせる事が特徴の鍵軸断面形状。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142286A1 (ja) * 2013-03-13 2014-09-18 株式会社オプナス シリンダー錠

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