JP2007055793A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙への水付与処理を行った後、さらに矯正手段を付加した複合矯正により、カールの矯正を行う画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 水を吸収する多孔質ローラ対と、当該多孔質ローラ対への水供給手段とを備え、画像形成手段によって形成されたトナー像を担持した用紙が定着装置を通過後、前記多孔質ローラ対のニップ部で当該用紙に水分を付与する用紙水付与手段を有する画像形成装置において、前記用紙水付与手段の用紙搬送方向下流側に、カールの矯正手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に熱定着装置により定着処理された用紙に対して水分を付与する用紙水付与手段を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式により画像を形成する画像形成装置においては、一般に、用紙上に微粉末のトナーで画像を形成し、加熱・加圧処理によりトナー像を用紙に定着している。
定着装置における加熱処理により、用紙から水分が蒸発するが、用紙が環境に曝されることにより吸湿し、用紙に含有される水分は次第に回復する。しかしながら、水分の回復は一様ではなく、用紙の各部分によって異なる割合で進行する。例えば、複数枚の用紙が束ねられた状態で放置された場合に、用紙の周辺部における吸湿は速い速度で進行するが、用紙の中央部では、遅いか又は吸湿が進行しない。
このために、含水率の違いにより用紙の伸張率が場所により異なる結果、紙面に波打ちやカールが発生し易くなる。
このような現象は、用紙の種類により左右されるが、画像形成され排紙トレイに積載した用紙や、綴じ処理用のスタッカに積載した用紙において多く発生し易く、特に、大容量スタッカからなる排紙トレイにおいて顕著である。
このような不便を回避するために、カール量をセンサにより検出し、搬送ローラ間の速度差を設定することによりカールを矯正する機構を備えた技術(例えば、特許文献1参照)や、用紙のカール方向と反対方向に曲げ力を加えカールを矯正する機構に加え、さらに、送風ファンによりカール内側の水位分を強制的に蒸発させることでカールを矯正する技術(例えば、特許文献2参照)や、搬送される用紙を冷却し、画像オフセットや出力紙同士の張り付き防止を目的とした送風手段を備える技術(例えば、特許文献3参照)等が提案されている。
特開平4−173655号公報 特開平10−181979号公報 特開2002−241022号公報
しかしながら、上記の特許文献1乃至3にみられるカール矯正技術では、用紙の伸張率の局部的な差異によるカールを完全に矯正することは難しい。
本発明は、用紙への水付与処理を行った後、さらに矯正手段を付加した複合矯正により、カールの矯正が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の構成によって達成される。
水を吸収する多孔質ローラ対と、当該多孔質ローラ対への水供給手段とを備え、画像形成手段によって形成されたトナー像を担持した用紙が定着装置を通過後、前記多孔質ローラ対のニップ部で当該用紙に水分を付与する用紙水付与手段を有する画像形成装置において、前記用紙水付与手段の用紙搬送方向下流側に、カール矯正手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
用紙への水付与処理に加え、さらに、テンションを付加する複合矯正により、少量の水付与にてカールを矯正できる。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体図であり、当該画像形成装置は画像形成装置本体A、用紙へのテンション付加ローラ機構を有する、用紙水付与手段である用紙水付与装置B及び後処理装置Cを備える。なお、本実施の形態における画像形成装置本体Aは、自動原稿搬送装置1及び画像読取装置2を上部に有し、下部がプリンタ部で構成される。
プリンタ部において、3、4は用紙Pを収納する用紙収納部である。感光体6を有し、感光体6に対して、帯電、露光及び現像を行う電子写真プロセスにより、感光体6上にトナー像を形成する画像形成部5において、用紙Pに画像が形成され、形成された画像は定着装置7において定着される。定着装置7は熱源7cが内蔵された加熱ローラ7aと加圧ローラ7bで用紙Pを搬送するニップ部を形成し、用紙を搬送しつつ加熱・加圧してトナーを溶融し、画像を用紙Pに定着する。
用紙Pは用紙収納部3又は4から供給され、画像形成部5の給送部5aにおいて一時停止した後に画像形成部5の給送部5aから給紙されて画像形成が行われ、画像形成された用紙Pは、排紙ローラ10から排出される。
用紙の搬送経路としては、用紙収納部3、4から画像形成部5までの給紙路8、画像形成部5から定着装置7、排紙ローラ10に至る搬送路9及び反転搬送を行う裏面用搬送路12が設けられる。
画像形成モードとしては、片面フェースダウン排紙モード、片面フェースアップ排紙モード及び両面モードがあり、片面フェースダウン排紙モードでは、片面に画像が形成され、定着装置7を通過した用紙Pは、スイッチバック搬送経路9aで反転処理により表裏反転した後に、排紙ローラ10で搬送されて排出される。
片面フェースアップ排紙モードでは、片面に画像形成され、搬送路9を搬送された用紙Pは、そのまま排紙ローラ10により搬送され排出される。
両面モードにおいては、片面に画像形成され、定着装置7を通過した用紙Pは、下方に走行して裏面用搬送路12に進行し、表裏反転した後に、給紙路8に再給紙される。
再給紙された用紙Pの裏面に画像形成部5において裏面画像が形成され、裏面画像形成された用紙Pは定着装置7を通過し、排紙ローラ10により搬送されて排出される。14は操作部であり、画像形成装置本体Aにおける各種のモード及び後処理装置Cを用いた出力モードの設定を操作部14における操作で設定することができる。
画像形成装置本体Aから排出された用紙Pは用紙水付与装置Bを経て後処理装置Cに搬送される。
後処理装置Cは、ステイプル処理部202、シフト処理部203及び中間スタッカ204を有し、用紙に対して、ステイプル処理又はシフト処理を行って、昇降排紙皿206に排出する。
後処理装置Cは更に、固定排紙皿205を有し、少量の画像形成ジョブにおいては、固定排紙皿205に用紙Pが排出される。
ステイプル処理は中間スタッカ204に設定枚数用紙を集積させた後にステイプル処理部202によりステイプル処理を行い、処理された用紙Pの束は、スタッカ204上を上昇して昇降排紙皿206に排出される。
少量の画像形成ジョブにおいては、導入口201から導入された用紙Pは固定排紙皿205に排紙される。
ステイプル処理やシフト処理等の後処理を行わないモードの場合でも、大量の画像形成を行う場合には、昇降排紙皿206に用紙Pが排出される。
A1は制御部で、画像形成プロセス制御、定着温度制御、装置全体の用紙搬送シーケンス制御等を行う。
以下、本発明に係わる用紙水付与装置及び用紙へ張力(テンション)付加ローラ機構については説明する。
図2は、図1における用紙水付与装置の加湿ローラ及び張力付加ローラ機構近傍を拡大した図である。
はじめに、用紙水付与装置について説明する。
図1及び図2において、11は搬送ローラ、11a、11b、11cは用紙搬送経路で、用紙搬送経路11aと用紙搬送経路11bの間に、用紙Pへ水を付与する用紙水付与手段としての多孔質ローラ対である加湿ローラ対13が設けられてある。
加湿ローラ対13は、ともに、硬質樹脂等の剛性体からなる金属軸芯15a、16aの上に多孔質ウレタンゴム等からなる多孔質層15b、16bが形成された上加湿ローラ15、下加湿ローラ16からなり、多孔質層15b、16bは、その表面から水の供給を受けるとともに、用紙Pに水分を付与し、加湿する多孔質の表面を形成する。上加湿ローラ15は不図示の押圧機構により点線で示す位置から所定の位置(実線)まで押し下げられ、下加湿ローラ16に当接しニップ部Tを形成する。同時に起動(装置電源ON)時には迅速な給水を受ける必要があるために、水供給ローラ17を架設した水供給容器18が、不図示の動力源から駆動力を得て回転するカム18aの回転で、不図示のガイドに沿って点線で示す位置から最高位置(実線)に押し上げられ(装置電源OFF時は前記カム機構は水供給容器18を最低の位置に下げ、下加湿ローラ16から水供給ローラ17を離間する。)、前記水供給ローラ17は、下加湿ローラ16に当接し水を供給する。下加湿ローラ16は、不図示の駆動部から軸芯16aに動力を得て矢印方向に回転する。
水供給ローラ17は多孔質ウレタンゴム素材から形成され、その一部が水供給容器18の水面下に浸されている。水供給手段である水供給容器18は、貯水タンク19からポンプ19a、送水管19bを介して水が補給され、所定の水面レベルを保っている。
17aは加湿ローラ16の含水量を規制する、丸棒状の金属、硬質樹脂等の剛体からなる規制部材(スクイズローラ)で、加湿ローラ16の多孔質層16bに圧接し、多孔質層16bを変形させて、多孔質層16bに含まれる水をスクイズする。これによって用紙Pに付与される給水量が規制され、用紙Pが適度に加湿され、過剰な加湿による用紙Pのベタツキ等が防止される。すなわち、規制部材17の接触圧を不図示のカム機構で調節することにより、用紙への適度な加湿が可能となる。なお、規制部材17aは、加湿ローラ16に従動して回転してもよいし、回転しないで圧接のみでもよい。
次に、カール矯正手段である張力付加ローラ機構について説明する。
本発明は、用紙の水付加処理と、水付加された用紙に張力付加との複合によるカールの矯正を施すことにより、カールを解消することを特徴とする。
すなわち、図2において、加湿ローラ対13の下流に少なくとも2対のソリッド素材の押圧ローラ20a、21a、駆動ローラ20b、21bからなる搬送ローラ対20、21がカールの矯正手段として設けられ、駆動ローラ20bは、回転軸20cを介して不図示の動力源から駆動力を得て回転する。駆動ローラ21bは、回転軸21cをトルクリミッタ21dを介して不図示の動力源からの駆動力を得て回転する。また、搬送ローラ20は、搬送ローラ21よりも用紙搬送方向上流側に配置され、その搬送速度は、駆動ローラ21bより遅く設定され、所定の速度差が生じるようになっている。その結果加湿ローラ対13と搬送ローラ対20との間の搬送経路11bで用紙のループ(弛み)Rが生じ、搬送ローラ対20と搬送ローラ21との間では用紙へのテンション(張力)が働く。搬送経路11bにて用紙にループRを形成することにより、搬送ローラ対21の搬送力により用紙が搬送ローラ対20のニップ部をスリップしても、そのスリップ分をループRで吸収することができる。従って、用紙が加湿ローラ対13のニップ部でスリップすることが防止され、加湿ローラ対13のニップ部で用紙に対して適切な量の水分を付与することができる。なお、駆動ローラ21bの回転軸21cにはトルクリミッタ21dを介することで所定のトルク以上にならないので、用紙を引っ張りすぎることによるニップ部での滑りを防止している。
以上から、用紙への水付加処理と張力付加処理とを複合することによって、カールがより完全に矯正されることになる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体図である。 図1における用紙水付与装置の加湿ローラ及び張力付加ローラ機構近傍を拡大した図である。
符号の説明
11、20、21 搬送ローラ
11a、11b、11c 用紙搬送経路
13 加湿ローラ対
15 上加湿ローラ
16 下加湿ローラ
17 水供給ローラ
17a 規制部材
18 水供給容器
19 貯水タンク
20a、21a 押圧ローラ
20b、21b 駆動ローラ
B 用紙水付与装置
T ニップ部

Claims (3)

  1. 水を吸収する多孔質ローラ対と、当該多孔質ローラ対への水供給手段とを備え、画像形成手段によって形成されたトナー像を担持した用紙が定着装置を通過後、前記多孔質ローラ対のニップ部で当該用紙に水分を付与する用紙水付与手段を有する画像形成装置において、前記用紙水付与手段の用紙搬送方向下流側に、カール矯正手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カール矯正手段は、用紙搬送方向の下流側が速くなるような搬送速度差を有する、少なくとも2対以上のローラ対を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記2対以上のローラ対のうち、前記用紙水付与手段の最近接位置に設けられたローラ対による用紙搬送速度は、当該ローラ対より用紙搬送方向下流側のローラ対及び前記用紙水付与手段の用紙搬送速度よりも遅く設定されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
JP2005245695A 2005-08-26 2005-08-26 画像形成装置 Withdrawn JP2007055793A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014193754A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kyocera Document Solutions Inc カール矯正装置、およびこれを備えた画像形成装置
CN105045074A (zh) * 2014-04-30 2015-11-11 佳能株式会社 片材传送装置和成像装置

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