JP2007054888A - メンブランプレス - Google Patents

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    • B30B5/00Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups
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Abstract

【課題】メンブランの寿命の延長を達成するとともに、メンブランの交換が容易、かつ迅速に行うことが可能なメンブランプレスを提供する。
【解決手段】前記保持部材6,20が、爪状の二つの固定面22,25を備えて構成され、前記メンブラン3を圧力ロック状態で位置決め可能とするべく前記固定面22,25に対して固定ボルト21が割り当てられ、前記メンブラン3が、前記固定ボルト21と、前記固定面22,25の1つとの間に固定可能に構成されている。また、前記前記保持部材6;51が、バックルロック、クランプロック、バネクリップ、スライドウェッブロック、偏心ロック、又はベルトクランプ形状のバックル状に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1つの保持フレームを備えるメンブランプレスであって、メンブランがその周辺部分において、保持部材によって、前記保持フレームに取り付け、かつ、同フレームから取り外し可能であり、前記保持部材が、前記メンブランがなんら工具を必要とすることなく、それに対して取り付け/取り外し可能に構成されているメンブランプレスに関する。
そのようなメンブランプレス、特に、ラミネート装置、は、既に開示されている。
特許文献1は、一方の側方に向けて開口した圧力チャンバを備えたメンブラン形成プレスを開示し、これは、プレス開放中において、前記圧力チャンバの外側に位置して、この圧力チャンバの開口側を緩くカバーするメンブランを有している。前記メンブラン形成プレスは、前記圧力チャンバの反対側に配置されたカウンタプレートと、このカウンタプレートと前記圧力チャンバとを、圧力ロック状態に互いに対して近接させるための駆動装置とを有している。更に、前記メンブランプレスは、プレスが閉じられている間、前記メンブランと前記圧力チャンバとによって区画形成される作業チャンバに対して加圧流媒体を付与するための装置を有する。前記圧力チャンバは、その外側に、前記メンブランに係合するメンブラン固定装置を取り付けている。
特許文献2は、三次元物体をホイルによってコーティングするための装置であって、コーティングされる前記物体を受け取るためのテーブルと、前記物体上に下降移動することが可能で、箱型底開口キャリアに保持されたメンブランを収納している圧力クッションと、前記ホイルを固定するための固定フレームとを有し、前記固定フレームは、前記メンブランの下方で、かつ、前記物体の輪郭に沿って、かつ、該輪郭から離間しながら延出している。前記箱型キャリアは、加熱可能なベースプレートと、該ベースプレートに対して垂直方向に移動可能で、かつ、前記メンブランを保持する保持フレームとから成る。
特許文献3は、平坦な加工品を残留ホイルによって三次元的にコーティングするための方法と装置を開示している。この装置は、底部と上部とにそれぞれプレステーブルを備えるプレスと、下部フレームと上部フレームとから構成され、前記下部フレームは、それに挿入された分割片によって分割されて作業フレームと残りのフレームとを形成し、前記上部フレームは前記作業フレーム上の前記残留ホイルの上方に配設されている。前記残留フレームの各エッジと、前記下部フレームとの上にはカバーメンブランが載置されている。前記上部フレームは前記残留ホイルとカバーメンブランをしっかりと固定保持している。前記カバーメンブランは、前記両プレステーブル間に、前記分割片を超えて挿入することができ、前記両プレステーブルの側方に配置された前記残留ホイルの自由エッジとのオーバラップ部を形成するように構成されている。その上方には、前記カバーメンブランがその挿入状態にある時に、前記上方フレームを分割するとともに、前記オーバラップ部をカバーし、保持し、シールする可動片が配設されている。
DE3017273号公報 DE3827497A1号公報 DE10323772B3号公報
このように、メンブランが、その周部エッジにおいて、例えばネジによって位置決めされた固定片の後方において連続的に固定されているメンブランホルダは公知である。メンブランは、メンブランプレス又はラミネート装置の作動中に、比較的頻繁に交換しなければならないことから、これは、比較的長い時間がかかる全体的な組み付け作業が必要とされる点において不利である。なぜなら、古いメンブランを取り外し、新しいメンブランを挿入した後で、それらに対応する多数のネジ接続部分を分解し、その後、再びネジ止めしなければならないからである。実際には、そのような交換作業は、約二週間毎に行う必要がある。
但し、例えば、家具のパーツ等のパネル支持部材をラミネートし取り付けるべく加熱するメンブランプレスも存在する。この場合、メンブランは、そのエッジが固定片を介して、ネジ固定具によって固定されて配置される。それらの後部において、前記固定片は、後下方向に延出して、前記固定片を保持フレーム上に懸架するのに使用されるアングル部を備えている。メンブランプレスの作動とメンブランの交換のために、メンブランをテンショニングするべく、前記保持フレームは垂直方向に移動可能である。しかし、このメンブランは、予め固定片をメンブランに取り付けることによってメンブランプレスの外側で組み立てる必要がある点で不利である。その後、メンブランは、このメンブランの四方に取り付けられた固定片とともに、メンブランプレスに挿入されなければならない。表面積が大きく、メンブランと固定片は比較的重量が大きいため、これは比較的困難な作業である。
更に、公知技術は、メンブランがそのエッジに、例えば、ネジを通すための穴を有する点でも不利である。これらの穴は、メンブランのエッジの強度を低下させ、その結果、穴が、メンブランを完全に破壊するかもしれない亀裂の発生開始個所となることが多い。
本発明の課題は、上述したタイプのメンブランプレスを改善し、メンブランの寿命の延長を達成するとともに、メンブランの交換が容易、かつ迅速に行うことが可能なメンブランプレスを提供することにある。
本発明に拠れば、この課題は、クレーム1の要素を有するメンブランプレスによって達成される。この課題は、又、クレーム4の要素を有するメンブランプレスによっても達成される。
保持部材に関する本発明の実施例では、実際には、約二週間毎に行う必要のあるメンブランの交換時、または、メンブランのメンブランプレスへの最初の挿入時において、メンブランを、なんら工具を必要とすることなく、保持部材から手作業で取り外すことが可能であり、又、追加の工具を使用することなく、再度、取り付けることが可能である。本発明によれば、メンブランは、最初、メンブランプレスに対してなんら工具を必要とすることなく、挿入して取り付けることが可能である。その後、一人に作業者によって、なんら工具を使用することなく、複数の保持部材を、メンブランのエッジに迅速に係合させることできる。その結果、時間が大幅に節約され、驚くべきことに、本発明の保持部材でのメンブラン交換作業は、別途工具、例えばレンチ、によって、緩め、および/又は、締付、を必要とする複数のネジを備える従来のホルダが必要とする時間の1/4の時間しか必要としないことが判った。
クレーム1に係るメンブランの第1の発展構成によれば、前記保持部材は、そのいずれかの側方に配設された固定ウェッブを備える横ウェッブを有し、断面方向視で、前記固定ウェッブが、それらの自由端部によって前記横ウェッブから離間し、かつ、傾斜角を有して互いに対して近接する方向に延出するようにアラインメントされ、それによって、前記横ウェッブの方向において円錐状に拡大する開口部が前記横ウェッブの反対側に形成され、前記固定ボルトが、前記メンブランと前記固定面の反対側に位置する位置決め面との間の前記自由端部の近傍の固定位置に配設されることによって前記メンブランが圧力ロック状態で配置され、更に、前記固定ボルトが前記横ウェッブの方向において前記固定位置から持ち上げ可能であることによって前記メンブランが取り外される。
別実施例に拠れば、前記保持部材が、それの一方の側方が直接かつリジッドに前記保持フレームに接続され、かつ、その他方の側方に、固定ウェッブが配設されている横ウェッブを有し、断面視で、前記固定ウェッブが、それがその自由端部において前記横ウェッブから離間し、かつ、傾斜角を有して、前記固定ウェッブに面する前記保持フレームの固定面に向かう方向に延出するようにアラインメントされ、それによって、前記横ウェッブの方向に円錐状に増大する開口部が前記横ウェッブの反対側に形成され、前記固定ボルトが、前記メンブランと前記固定面の反対側に位置する位置決め面との間の前記自由端部の近傍の固定位置に配設されることによって前記メンブランが圧力ロック状態で配置され、更に、前記固定ボルトが前記横ウェッブの方向において前記固定位置から持ち上げ可能であることによって前記メンブランが取り外される。
上述した二つの好適実施例において、メンブランは、そのエッジとともに、本発明による保持部材の開口部を通して容易に挿入することでき、固定ボルトは、作業者によって手作業によって、或いは、単にメンブランエッジを挿入することによって、持ち上げられる。メンブランがそのエッジで保持部材に十分に挿入されると、作業者は、固定ボルトを解除することができ、これによって固定ボルトはメンブランと固定面との間の固定ウェッブのいずれか一方に対して接当する。その結果、メンブランは、固定ボルトの自己固定作用により、それの反対側に位置する固定ウェッブの固定面に対して圧力ロック状態で配置される。ここで、保持部材がメンブランの周部に沿って、好適構成では局所的係合状態で、間隔を置いて分布されているので、作業者は、複数の保持部材をメンブランのエッジに対して次々に接続することができる。もしも保持フレームを固定方向に移動させれば、固定ボルトは前記開口部に向かって移動を続け、その結果、メンブランは保持部材によって圧力ロック状態に十分に固定され、固定ボルトの自己固定作用が増大する。
メンブランを本発明の保持部材から取り外すには、保持フレームを反対方向に移動させメンブランを弛緩させる。その後、作業者は、個々の固定ボルトをその固定位置から次々と横ウェッブの方向に容易に持ち上げることができ、その結果、メンブランを別の追加工具を使用することなく、各保持部材から容易に取り外すことができる。
メンブランがその弛緩位置にある時、時として固定ボルトは、例えば、それを軽く叩くことによって取り外さなければならない状態になるかもしれない。しかし、このことによってもメンブランの交換時において時間が大幅に節約されるという事実は変わらない。というのは、固定ボルトを軽く叩く作業は、緩めるためにネジを回す作業ほど時間がかからないからである。
クレーム4に係る本発明のメンブランプレスの好適実施例において、前記メンブランエッジは、そのそれぞれが前記バックル式保持部材にマッチする歯又は刻み目を備えて構成されると好適である。ここでは、圧力ロック状態を達成するために、作業者は、単に、メンブランのエッジ又はその歯又は刻み目をバックル又はバックル式部材に挿入するだけでよい。
本発明による保持部材の全ての実施例は、メンブランのエッジに穴を設ける必要が無く、それによって、そのような穴から発生し始める亀裂などによるメンブランの破損を防止することができるという利点を有する。
メンブランが圧力ロック状態で固定されることを確実にするために、本発明によれば、前記保持部材を、それらが前記周辺部分の周囲に沿って、多少、保持部材の列を形成する状態で分布させることが好適である。実際には、これら保持部材は、メンブランの周辺部分に連続的に係合することも可能である。これを達成するために、前記保持フレームの周部を、連続的又は複数の部分に分割して形成することができる。
前記保持部材が、少なくとも、メンブランをこれら保持部材に接続するためにフレキシブルであるように構成するために、クレーム3に係る好適構成を例外として、前記保持部材と前記保持フレームとの間に配設されるサスペンション部材を前記保持部材に対して設けることが好ましい。この構成は、前記メンブランがその弛緩位置にある時に、保持部材が保持フレームに対してリジッドに接続されるのではなく、三次元的に移動することが可能で、それによって、本発明に係る保持部材へのメンブランのより容易な接続又は挿入を達成することが可能である点で有利である。
上記構成に代えて、又は、それに加えて、前記保持部材と前記保持フレームとの間に配設されたバネ部材を前記保持部材に対して設けることができる。その結果、メンブランに対して、このメンブランの周部に沿った方向で、固定力を特に均一に加えることができる。前記バネ部材は、例えば、コイルバネとして構成される。
前記メンブランが効果的に機能すること確実にするためには、メンブランは、それが平滑な表面を形成し、それによって、メンブランプレス又はラミネート装置の十分に良好な製造結果が得られるように、その作業位置に固定されなければならない。この理由により、本発明によれば、前記保持フレームに対して、この保持フレームを固定方向において調節するために使用することが可能な少なくとも1つの調節装置を設けると有利である。その結果、保持フレームを、メンブランを保持部材に対して容易に接続することが可能な弛緩位置から、メンブランがその表面に渡って締結される固定位置へと容易に移動させることが可能となる。
単純な構成によれば、手動で操作することが可能な調節装置を設けることが好ましく、ここで、そのような調節装置は、例えばスピンドルとして構成することができる。
但し、別構成として、動力装置として構成される調節装置を設けることも好適であり、ここで、この調節装置は、例えば、油圧式又は空気圧式のシリンダとして構成される。電動式調節装置も可能である。
調節装置に関する好適実施例として、更に、この調節装置を、メンブランに対して所定の張力応力を与えることが可能な装置として構成し、これによってメンブランを連続的に再テンショニング可能とすることも提案される。この構成によれば、実際には、時間の経過、又は高温によって発生する可能性のあるメンブランの伸張を自動的に補償して、常にメンブランの位置を望ましいスムースな位置に確保することが可能となる。前記調節装置が例えば前記保持フレームを持ち上げるための空気シリンダとして構成されるならば、所定の空気圧によって規定される張力を、調節装置に対して固定方向で加え、それによってメンブランを連続的に再テンショニングすることが可能となる。
前記メンブランの周辺部分の個々の保持部材に対する接続を容易にするために、前記サスペンション部材を、前記保持フレーム、特に、それらのネジボルト、の長手方向に移動可能に取り付けることが提案される。これを達成するために、好ましくは、前記保持フレームの底部に長手スロットが設けられ、前記サスペンション部材を、例えば、保持フレームの開口全面を通して前記長手スロットに挿入可能とする。前記ネジボルトを調節し、それを十分な張力強度を確保するように保持フレームに取り付けるために、前記ネジボルトは、その頭部に、それに対してワッシャを設けることが可能なナットを供える。
一実施例において、前記メンブランの前記周辺部分は、例えば、垂直固定方向となる、水平面に対する垂直方向で、プレート又はフレームのエッジ上にテンショニング可能に構成される。メンブランを節約するためには、前記エッジを丸めることが好適である。
摩擦作用を低減するために、前記メンブランの周辺部分を、オプションとして、前記水平面に対して鋭角(0<α<90°)で固定可能とし、それに応じて固定方向が傾斜角を有して延出するように構成することができる。
最後に、前記メンブランの周辺部分を、オプションとして、前記水平面に対して平行に固定可能とし、それによって、メンブランが有害な摩擦作用を受けることを防止するように構成することができる。
更に、本発明は、前記メンブランを、フレーム又はプレート形状のメンブラン支持体が前記メンブランの真上に配設され、周部包囲シーリングフレームが、前記メンブランの下方に配設され、その他方側の前記シーリングフレームに対するその一方の側のメンブランを含む前記メンブラン支持体の距離が調節可能であり、かつ、前記メンブラン支持体と前記シーリングフレームとが固定位置において互いに対して固定可能であるように構成することも提案する。このように構成することによって、一方においてメンブランを含むメンブラン支持体と、他方においてメンブラン支持体を含むシーリングフレームとを、互いに対して固定して、メンブランを固定することができる。メンブランの再テンショニング又は交換のためには、前記メンブラン支持体と前記シーリングフレームとをそれらの固定位置から互いに離間移動させる。
更に別の発展構成において、複数の垂直固定ロッドが、前記メンブラン支持体と前記シーリングフレームとを互いに対して固定するために設けられ、これら固定ロッドが、前記メンブランプレスの周部に沿って分布されて、それらの下端部によって、前記シーリングフレームに設けられたフックと取り外し可能に係合可能であり、かつ、これらロッドが、それらの上端部に設けられた固定レバーによって垂直方向に調節可能であり、かつ、固定位置に位置決め可能に構成されている。この構成は、簡単でありながら信頼性が高い構造と容易な操作性を達成することを可能にする。
とりわけ、本発明の上述した種々の好適実施例によれば、何ら工具を必要とせずにメンブランの取り外しと取り付けが可能な改良されたメンブランプレスが提供される。その結果、例えば、ラミネート装置の場合、実際には約2週間毎に行う必要のある通常のメンブラン交換作業を、特に短い時間で、行うことができ、上述した保持部材でのメンブラン交換作業は、驚くべきことに、複数のネジを備える従来のホルダが必要とする時間の1/4の時間しか必要としないことが判った。
図1は、メンブランプレスの断面図、図2は、スピンドルを備える、図1の詳細を示す側面図、図3は、シリンダを備える、図1の詳細を示す側面図、図4は、中間に配置されたバネ部材を備える、メンブランプレスの断面図、図5は、スピンドルを備える、ダブル・メンブランプレスの詳細を示す側面図、図6は、シリンダを備える、ダブル・メンブランプレスの詳細を示す側面図、図7は、二つのスピンドルを備える、ダブル・メンブランプレスの側面図、図8は、二つのシリンダを備える、ダブル・メンブランプレスの側面図、図9は、保持部材が一体形成されたメンブランプレスの保持フレームの、斜め上方から見た斜視図、図10は、図9の保持フレームを備えるメンブランプレスの周辺部分の断面図、図11は、スピンドルと、別の保持部材を備えるメンブランプレス又はラミネート装置の側面図、図12は、図11の保持部材とシリンダとを備えるメンブランプレス又はラミネート装置の側面図、そして図13は、水平に固定された状態のメンブランを示す図である。
これら図面において、同一部材には常に同一の参照番号が使用されているので、原則として、それらは一度だけ説明される。
図1は、保持フレーム2を有するメンブランプレス1を図示している。その周辺部分4によって、メンブラン3を、保持部材6を介して前記保持フレーム2に対して取り付け/取り外しすることができる。前記保持部材6は、なんら工具を必要とすることなく、メンブラン3を取り付け/取り外しできるように構成されている。
前記保持フレーム2を固定方向(双方向矢印9)に調節可能とするように、この保持フレーム2は調節装置7,8に接続されている。
例えば、前記調節装置7,8は、空気シリンダ7又はスピンドル8として構成することができる。図1に図示の実施例では、これら両方のタイプの調節装置7,8、即ち、片側では手動式スピンドル、他方側では駆動装置(空気シリンダ)を備える調節装置7が図示されている。実際には、各側に同じタイプの調節装置7,8を使用することも可能である。
前記調節装置7,8は、通常の方法で、前記メンブランプレス1又はラミネート装置、のリジッド部材11に取り付けられ、ピストンロッド又はスピンドルロッドとして構成されたアクティブ・ロッド12が、このアクティブ・ロッド12に向けられた前記保持フレーム2の表面13に接続されている。
前記保持フレーム2は、中空部材として構成されている。その頭部において前記保持フレーム2にネジ止めされた、又は、保持フレーム2内でこの保持フレームの長手方向に移動可能に案内されるネジボルト17を含むサスペンション部材16が、前記表面13の反対側に位置する保持フレーム2の底部14に配設されている。その脚部において、各サスペンション部材16は、好ましくは、前記ネジボルト17にネジ止めされているアイレット19を有する。このアイレット18にはリング部材19が配設されている。前記リング部材19は、前記保持部材6に接続されている。
図1に図示の実施例において、前記保持部材6は、爪20として構成されている。前記保持部材6には、固定ボルト21が設けられ、前記メンブラン3を圧力ロック可能とし、前記メンブラン3は、前記固定ボルト21と固定面22との間で固定される。
図1に図示の実施例の前記保持部材6は、そのいずれかの側方に配設された固定ウェッブ24を備える横ウェッブ23を有する。その断面図に示されているように、前記固定ウェッブ24は、それらの自由端部26において、前記横ウェッブ23から離間し、かつ、傾斜角で互いに向かう方向に延出して、その結果、前記横ウェッブ23の反対側に開口部27が形成されるように構成されている。前記開口部27は前記横ウェッブ23の方向に円錐状に拡大している。前記固定ボルト21は、前記メンブラン3と、前記固定面22の反対側に位置する固定面29との間の固定位置28に配設されて、これにより前記メンブラン3が圧力ロック状態に配置されている。前記固定ボルト21は、前記横ウェッブ23の方向において前記固定位置28から持ち上げ可能であり、これにより、メンブラン3が取り外される。図1において、これは、参照番号31,32を付されて二つの別々に図示された保持部材として図示されており、ここで、参照番号31は、前記固定ボルトの固定位置28に付され、参照番号32は、このボルトが固定位置28から持ち上げられてその取り外し位置にある状態を示している。
前記保持部材6、を特定のサスペンション部材16に接続するために、前記横ウェッブ23には穴あきタブ33が設けられ、前記リング部材19をこの穴あきタブ33に挿入することが可能であり、これによって、前記リング部材19は、片側においては、前記アイレット18内に、そして他方側においては穴あきタブ33内に、懸架される。
前記保持フレーム2は、周部保持フレームとして、或いは、複数の部分に分割された保持フレーム、として構成することができる。
図2は、前記メンブランプレス1の側面図であり、前記保持部材6が、メンブラン3の周辺部分4に沿って分布されてメンブラン3に係合し、これら保持部材6が、メンブラン3と局所的に係合して、多少、保持部材の列を形成している状態を図示している。更に、図2は、前記固定ボルト21のそれぞれが固定ウェッブ24を少し超えて側方に延出していることも図示している。このように固定ボルト21のそれぞれが固定ウェッブ24を少し超えて側方に延出していることにより、作業者は固定ボルト21を容易に掴んでこの固定ボルト21を、その固定位置28からその取り外し位置まで、前記横ウェッブ23の方向において、容易にかつなんら工具を使用することなく動かすことが可能である。前記固定ボルト21は、自己固定作用を奏し、メンブラン3は、引っ張られることにより、即ち、前記調節装置7,8によってテンショニングされることにより、本発明による保持部材6に十分に固定される。
更に、図2は、その側面視で、前記リング部材19が、前記穴あきタブ33から始まり、前記アイレット18の方向に僅かに拡張する状態で円錐状に構成されていることも図示している。
図2においては調節装置8としてスピンドルが提供され、他方、図3では、調節装置は空気シリンダ7である。その他の部分については、図3は図2に対応している。
図4は、図1のメンブランプレス1を図示しているが、ここでは、図1と異なって、前記アイレット18と穴あきタブ33との間に、前記リング部材19の代わりにバネ部材34が設けられており、これらのバネ部材34は、好ましくは、コイルバネとして構成されている。これらバネ部材34は、前記保持部材6と前記保持フレーム2との間の力の相殺を行う。
又、前記メンブランプレス1に第2メンブラン36を備えさせて、ダブルメンブランとして構成することも可能である。そのような実施例が図6に図示されている。
図5及び図6に図示の実施例において、前記ダブルメンブランの二つのメンブランは、それぞれが、保持部材列に固定され、これら保持部材の列のそれぞれが、二つのメンブラン3,36にそれぞれ別々に設けられ、かつ、それぞれが、前記サスペンション部材16を介して別々の保持フレーム2に接続されている。更に、前記二つの別々の保持フレーム2に1つの共通の調節装置7又は8が提供されている。
図5において、前記調節装置8はスピンドルとして構成され、これに対して、図6に図示の調節装置7は空気シリンダとして構成されている。これら各調節装置7又は8は、同時に、前記両メンブラン3,36に対して、或いは、適切な保持フレーム2に対して、作用し、これにより、二つのメンブラン3,36は、同時にテンショニング/弛緩、される。
図7及び図8に図示の実施例において、別の調節装置7,8を、それぞれ、適切な保持フレーム2に対して提供され、これら調節装置7,8は、従って、スピンドル8(図7)又は空気シリンダ7(図8)として構成される。その結果、個々の保持フレーム2も、同様に垂直方向に別々に調節することが可能であり、二つのメンブラン3,36を別々にテンショニングすることができる。
更に、それらそれぞれの周辺部分4において、前記二つのメンブラン3,36が、それぞれ、共通の保持部材6、又は、複数の保持部材から成る列、に、圧力ロック状態に固定されるように構成することも可能であり、この場合、1つの保持フレーム2のみが必要となる。
前記保持部材(単数又は複数)6にメンブラン3又は36を固定するには、前記固定ボルト21を持ち上げながら、前記周辺部分4を前記開口部27に挿入する。これは、前記保持部材6が、参照番号32によって示された位置にあることによって図示されている(図1)。周辺部分が適当な程度挿入されると、固定ボルトを解除し、固定位置28に落とす。これは、保持部材6が参照番号31によって示されている位置にあることによって図示されている(図1)。これにより、固定ボルト21が、その自己固定作用を奏することにより、メンブラン3を圧力ロック状態にしっかりと固定する。従って、作業者は、なんら追加の工具を必要とせずに、メンブラン3を保持部材6を介して保持フレーム2に容易に接続することができる。実際には、作業者は、メンブラン3を保持部材の列のすべての保持部材6に次々と圧力ロック状態に固定するのであるが、これは、なんらかの工具を使用したり、あるいは、時間のかかるネジ接続を行う必要が無いことから、比較的短時間に達成することが可能である。
メンブラン3がしっかりと固定された後は、調節装置7及び8によって保持フレーム2を垂直に移動して(双方向矢印9)、メンブラン3は固定方向9に沿ってテンショニングされる。これにより、固定ボルト21の自己固定作用が強められる。従って、メンブラン3は、適当なテンショニング度にしっかりと保持される。
前記圧力ロック接続状態を解除するには、保持フレーム2を垂直方向下方に移動させることによってメンブラン3を弛緩させる。そして固定ボルト(単数又は複数)21を持ち上げることによって圧力ロック状態が解除され、これにより、メンブラン3を、複数の保持部材6から次々と取り外すことができる。これも、又、なんらネジ接続状態を解除したり、追加の工具を使用する必要が無いことから、比較的短時間で達成される。
図9は、上方から角度をもって見た保持フレーム2の斜視図であり、ここで、前記保持フレーム2は、メンブランプレスの部材部分を形成している。上述した実施例と異なり、前記保持フレーム2は、このフレームと一体形成された保持部材6を備えている。
基本的に、これらの保持部材6は、それらの機能に関して、図1を参照して上述した保持部材6と同様に構成されているが、図9の構成では、保持部材6の固定面の1つが、それぞれ、そのレイアウトが矩形である保持フレーム2の外向き面によって直接に形成されている。
更に図9に図示されているように、前記保持部材6は、ここでは、互いに小さな間隔を置いて離間して配置され、これによって、保持されるべきメンブラン(ここでは図示せず)を、実質的な中断部無く、そのエッジに沿った複数のポイントでクランプ固定することができる。
更に、図9の保持フレーム2は、その上面から上方に突出する複数の調節装置8を備えており、これら調節装置8は、保持フレーム2を垂直方向に調節し、それによって、該フレームに固定されたメンブランをテンショニング/弛緩させるために使用されるネジ溝付きスピンドルによって形成されている。
図10は、図9の保持フレーム2を備えたメンブランプレスの周辺部分の断面図である。
ここに図示された構成から明瞭に理解されるように、前記保持フレーム2は、その内の1つのみがこの断面図に図示されている複数の保持部材6に直接接続されている。この図示の構成において、前記保持部材6は、保持プロファイル2の固定面25から離間する状態で延出する固定ウェッブ24を備え、前記固定面25は、外側、即ち、前記固定ウェッブ24の方に向けられている。その上端部において、前記固定ウェッブ24は横ウェッブ23へと一体的に変化し、この横ウェッブ23が、ここでは溶接によって、その端部において前記保持フレーム2にリジッドに接続されている。
ここでも、その直径が前記固定ウェッブ24の自由下端部26近傍の底開口部27のクリア通過サイズを超える固定ボルト21が、一方側における固定ウェッブ24と、他方側における固定面25との間の、下方向に円錐状に狭まる内部空間に配設されている。ここで、メンブラン3の周辺部分4は、固定面25と固定ボルト21との間にクランプ固定されている。ここで、前記固定ボルト21は、その自重によって固定位置に保持されている。メンブラン4に引張力が作用すると、この固定作用は、自己固定作用によって更に強化される。
ネジ溝付きスピンドル形状に構成された前記調節装置8を使用して、メンブラン3のための固定力を発生させる。その上方から延出して、前記スピンドル状調節装置8は、保持プロファイル2を貫通して延出している。ネジ溝付きナット10が、捻り防止状態に、保持プロファイルの底面に接続、又は適当に溶接されている。その直径が、前記スピンドル状調節装置8と異なって、プレート状のリジッド部材11を通らない、六角ヘッド15が、メンブランプレス1の前記リジッド部材11の上方に位置する前記調節装置8の上端部に、捻り防止状態取り付けられている。この六角ヘッド15が回されると、前記スピンドル状調節装置8も回り、前記ネジ溝付きナット10との協働で、かつ、回転方向に対して、これによって、保持フレーム2の上方移動又は、保持フレーム2の下方移動が起こり、それによってメンブラン3がテンショニング又は弛緩される。
図10の上方に向けられたメンブラン3の後部は、フレーム又はプレート状のメンブラン支持体5によって裏張りされている。
図10において、前記メンブラン支持体5の下方にシーリングフレーム90が配設され、メンブラン3はそこから離間している。その外側エッジ、即ち、図10に図示の詳細構造の左側に、複数のフック92が、互いに離間した状態で、メンブランプレス1の周方向に設けられ、これらフック92のそれぞれは、その1つのみが図示されている固定ロッド93と協働する。図10において、前記固定ロッド93は、保持プロファイル2と保持部材6の外側、即ち、その左側、に延出している。
固定ロッド93の下降位置において、このロッドの下端部は、対応のフック92と係合させることができる。該固定ロッド93は、前記メンブランプレス1のリジッド部材11に接続されるとともに、解除位置から固定位置(図面に図示されている)へ、又はその逆に、回動することが可能な固定レバー94を介して調節される。固定ロッド93を下げるには、固定レバー94を、約180度、又はそれ以上、反時計方向に回動し、これによって、固定ロッド93の下端部は、対応のフック92に係合可能となるまで下げられる。固定レバー94を図10に図示されている固定位置に達するまで、時計回転方向に回動することによって、固定ロッド93は上方に移動し、これにより、シーリングフレーム90がフック92を介して固定ロッド93と共に運ばれ、シーリングフレーム90は、メンブラン3の底面に接当される。この位置において、メンブラン3は、前記メンブラン支持体5と前記シーリングフレーム90との間に固定される。メンブラン3を再テンショニング又は交換するには、前記固定レバー94をその解除位置へと回動させることによって固定を解除する。
前記メンブランプレス1の周囲に沿って分布される固定ロッド93と固定レバー94の数は、メンブランプレス1のサイズ、特にその周囲の長さ、と、付与される固定力、とに依存する。付与される力が大きければ大きいほど、多くの数の固定ロッド93と固定レバー94を使用することが適切であり、それらは又、より小さな間隔で互いに離間配置される。
図11及び12は、図示の構造ではバックルとして構成された保持部材6の更に別の実施例を図示している。例えば、前記保持部材6は、バックルロック51の形態に構成することができる。図11及び12に図示の保持部材6は、更に、クランプロック又はバネクリップ、或いは、スライドウェッブロック、又は偏心ロック又はベルトクランプとして構成することも可能である。前記バックルロック51は、メンブラン3の周囲に沿って、互いに離間し、かつ、保持フレーム2に直接接続された状態で配設されている。バックルロック51として構成される保持部材6のこの好適実施例において、メンブラン3をその周辺部分4に歯又は刻み目を備えて構成され、バックルロック51に対する圧力固定接続が、その周辺部分4の歯又は刻み目に形成されるようにすることが好適である。
実質的に、図11及び図12に図示されている実施例は同一であり、ここでも、異なる調節装置7,8のみが図示されている。そこで、図11に図示の調節装置8は、スピンドルとして構成され、図12に図示の調節装置7は空気シリンダとして構成されている。
図1〜12において、メンブラン3の周辺部分4は、水平面X(図1)に対して垂直にテンショニングされ、これによって固定方向9は垂直方向に延出するものとなる。
それに対して、図13は、水平面Xに対して平行にテンショニングすることが可能なメンブラン3の周辺部分4を図示し、この場合、固定方向9は水平方向Xに延出するものとなる。図示の構成において、前記保持フレーム2は、少なくとも4つの部分に分割され、これらの部分のそれぞれがメンブランプレス3の1つの面に対応し、かつ、外側方向、即ち、メンブランプレス1から離間する方向に調節して、メンブラン3をテンショニング可能としている。
上述した全ての実施例は、メンブラン3を、その周辺部分4において、なんら工具を必要とすることなく、保持フレーム2に対して接続/取り外し、可能である点で共通している。これを達成するために、作業者は前記複数の保持部材を次々に操作することができ、これによって、時間が大幅に短縮される。更に、メンブランは優しく固定されるので、その寿命が長くなる。
メンブランプレスの断面図 スピンドルを備える、図1の詳細を示す側面図 シリンダを備える、図1の詳細を示す側面図 中間に配置されたバネ部材を備える、メンブランプレスの断面図 スピンドルを備える、ダブル・メンブランプレスの詳細を示す側面図 シリンダを備える、ダブル・メンブランプレスの詳細を示す側面図 二つのスピンドルを備える、ダブル・メンブランプレスの側面図 二つのシリンダを備える、ダブル・メンブランプレスの側面図 保持部材が一体形成されたメンブランプレスの保持フレームの、斜め上方から見た斜視図 図9の保持フレームを備えるメンブランプレスの周辺部分の断面図 スピンドルと、別の保持部材を備えるメンブランプレス又はラミネート装置の側面図 図11の保持部材とシリンダとを備えるメンブランプレス又はラミネート装置の側面図 水平に固定された状態のメンブランを示す図

Claims (18)

  1. 少なくとも1つの保持フレーム(2)を備えるメンブランプレスであって、メンブラン(3)がその周辺部分(4)において、保持部材(6;20,51)によって、前記保持フレーム(2)に対して取り付け可能、かつ、保持フレーム(2)から取り外し可能であり、前記保持部材(6;20,51)が、前記メンブラン(3)が工具を必要とすることなく、当該保持部材に対して取り付け/取り外し可能に構成されているものにおいて、
    前記保持部材(6,20)が、爪状の二つの固定面(22,25)を備えて構成され、前記メンブラン(3)を圧力ロック状態で位置決め可能とするべく前記固定面(22,25)に対して固定ボルト(21)が割り当てられ、前記メンブラン(3)が、前記固定ボルト(21)と、前記固定面(22,25)の1つとの間に固定可能に構成されていることを特徴とするメンブランプレス。
  2. 前記保持部材(6,20)が、そのいずれかの側方に配設された固定ウェッブ(24)を備える横ウェッブ(23)を有し、断面方向視で、前記固定ウェッブ(24)が、それらの自由端部(26)が前記横ウェッブ(23)から離間し、かつ、傾斜角を有して互いに対して近接する方向に延出するように配置されることによって、前記横ウェッブ(23)の方向において円錐状に拡大する開口部(27)が前記横ウェッブ(23)の反対側に形成され、前記固定ボルト(21)が、前記メンブラン(3)と前記固定面(22)の反対側に位置する位置決め面(29)との間の前記自由端部(26)の近傍の固定位置(28)に配設されることによって前記メンブラン(3)が圧力ロック状態で配置され、更に、前記固定ボルト(21)が前記横ウェッブ(23)の方向において前記固定位置(28)から持ち上げ可能であることによって前記メンブラン(3)が取り外されることを特徴とする請求項1に記載のメンブランプレス。
  3. 前記保持部材(6;20)の一方の側方が直接かつリジッドに前記保持フレーム(2)に接続され、かつ、前記保持部材(6;20)の他方の側方に、固定ウェッブ(24)が配設されている横ウェッブ(23)を有し、断面視で、前記固定ウェッブ(24)が、それがその自由端部(26)において前記横ウェッブ(23)から離間し、かつ、傾斜角を有して、前記固定ウェッブ(24)に面する前記保持フレーム(2)の固定面(25)に向かう方向に延出するようにアラインメントされることによって、前記横ウェッブ(23)の方向に円錐状に増大する開口部(27)が前記横ウェッブ(23)の反対側に形成され、前記固定ボルト(21)が、前記メンブラン(3)と前記固定面(22)の反対側に位置する位置決め面(29)との間の前記自由端部(26)の近傍の固定位置(28)に配設されることによって前記メンブラン(3)が圧力ロック状態で配置され、更に、前記固定ボルト(21)が前記横ウェッブ(23)の方向において前記固定位置(28)から持ち上げ可能であることによって前記メンブラン(3)が取り外されることを特徴とする請求項1に記載のメンブランプレス。
  4. 少なくとも1つの保持フレーム(2)を備えるメンブランプレスであって、メンブラン(3)がその周辺部分(4)において、保持部材(6;20,51)によって、前記保持フレーム(2)上に位置決め可能、かつ、同フレーム(2)から取り外し可能であり、前記保持部材(6;20,51)が、前記メンブラン(3)がなんら工具を必要とすることなく、前記保持部材(6;20,51)に対して取り付け/取り外し可能に構成されているものにおいて、
    前記保持部材(6;51)が、バックルロック、クランプロック、バネクリップ、スライドウェッブロック、偏心ロック、又はベルトクランプ形状のバックル状に構成されていることを特徴とするメンブランプレス。
  5. 前記保持部材(6;20,51)は、前記周辺部分(4)の周囲に沿って分布された状態で前記メンブラン(3)に係合することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  6. 前記保持部材(6;20,51)と前記保持フレーム(2)との間に配設されたサスペンション部材(16)が前記保持部材(6;20,51)に対して設けられていることを特徴とする請求項1,2,4又は5に記載のメンブランプレス。
  7. 前記保持部材(6;20,51)と前記保持フレーム(2)との間に配設されたバネ部材(34)が前記保持部材(6;20,51)に対して設けられていることを特徴とする請求項1,2及び4〜6の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  8. 前記保持フレーム(2)を固定方向(9)において調節するために使用可能な少なくとも1つの調節装置(7,8)が前記保持フレーム(2)に対して設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  9. 前記調節装置(8)は、手動操作可能である請求項8に記載のメンブランプレス。
  10. 前記調節装置(7)は動力駆動装置である請求項8又は9に記載のメンブランプレス。
  11. 前記調節装置(7)は、油圧又は空気圧式駆動装置である請求項10に記載のメンブランプレス。
  12. 前記調節装置(7)は、前記メンブラン(3)を連続的に再テンショニング可能とするべく、前記メンブラン(3)に対して所定の張力応力を与えるために使用可能である請求項10又は11に記載のメンブランプレス。
  13. サスペンション部材(16)は、前記保持フレーム(2)の長手方向に沿って、移動可能な状態で取り付けられている請求項1〜12の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  14. 前記周辺部分(14)によって、前記メンブラン(3)は、水平面(X)に対して垂直にテンショニング可能である請求項1〜13の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  15. 前記周辺部分(14)によって、前記メンブラン(3)は、水平面(X)に対して鋭角(0<α<90°)にテンショニング可能である請求項1〜13の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  16. 前記周辺部分(14)によって、前記メンブラン(3)は、水平面(X)に対してその方向視で平行にテンショニング可能である請求項1〜13の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  17. フレーム又はプレート形状のメンブラン支持体(5)が前記メンブラン(3)の真上に配設され、周部包囲シーリングフレーム(90)が、前記メンブラン(3)の下方に配設され、他方側の前記シーリングフレーム(90)に対する一方の側のメンブラン(3)を含む前記メンブラン支持体(5)の距離が調節可能であり、かつ、前記メンブラン支持体(5)と前記シーリングフレーム(90)とが固定位置において互いに対して固定可能である請求項1〜16の何れか一項に記載のメンブランプレス。
  18. 複数の垂直固定ロッド(93)が、前記メンブラン支持体(5)と前記シーリングフレーム(90)とを互いに対して固定するために設けられ、これら固定ロッド(93)が、前記メンブランプレス(1)の周部に沿って分布されて、それらの下端部によって、前記シーリングフレーム(90)に設けられたフック(92)と取り外し可能に係合可能であり、かつ、これらロッド(93)が、それらの上端部のそれぞれに設けられた固定レバー(94)によって垂直方向に調節可能であり、かつ、固定位置に位置決め可能に構成されている請求項17に記載のメンブランプレス。
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