JP2007054823A - 泡状の内容液吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁機構を簡略にし、泡吐出ポンプの部品数を減らすことによって生産コストを低減すること、および、泡吐出ポンプのノズルヘッドが、泡吐出ポンプのステムの上部から簡単に外れないようにした泡状の内容液吐出容器を提供すること。
【解決手段】 容器本体と、ノズルから泡状の内容液を吐出する泡吐出ポンプと取付キャップとからなる泡状液の吐出容器であって、泡吐出ポンプが、大径シリンダーと下端に吸込みパイプを装着した小径シリンダーとからなるシリンダー部材と、シリンダー部材に装着するピストン部材と、ノズルヘッドとを備えており、ピストン部材が、ピストンと、ポペット弁と、ピストンガイドと、大径シリンダー内に空気室を形成するエアーピストンと、エアーピストンバルブと、ピストンガイド上部に係合し、ピストンガイドの上部内方にボール弁を内包する気液混合室を形成し、上部内周にメッシュリングを装着したステムとを具備しており、ステムの外周に、ノズルヘッドを装着していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、泡状の内容液吐出容器、とくに内容液吐出容器における内容液を泡状に吐出するポンプに関するものである。
容器本体と、容器本体の口筒部に装着する取付キャップと、シリンダーとピストン、ステムとノズルヘッドとからなる泡噴出ポンプにおいて、ノズルヘッドを押下げることで容器本体内の内容液を吸上げ、ポンプ内の気液混合室内で内容液と空気とを混合し、メッシュリングで発泡させ、ノズルヘッドのノズル口より泡状の内容液を吐出させるとともに、容器本体内に外気を吸入するようにした泡状の内容液吐出容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−124063号公報
上記特許文献1記載の泡噴出ポンプ(10)は、気液混合室に空気を送るために、内部を空気室とする大径シリンダー部(22)と、第2ピストン(60)を具えているが、容器本体内が負圧とならないように容器外部より空気を吸入させるために、シリンダーの大径シリンダー部(22)の内周上部に第1空気吸入弁(80)を装着していた。
さらに、気液混合室(46)に空気を送るために、大径シリンダー部(22)に係合する大径の第2ピストン(60)の下面に、第2空気吸入弁(90)を装着していた。
そのため、泡吐出ポンプの空気吸入弁の部品数が多くなり、生産コストが高くつくという問題があった。
また、内方に気液混合室(46)を形成したステム(40)の上部に、発泡ユニット(130)を内方に装着したポンプヘッド(100)を装着しているため、故意または過失により、ポンプヘッド(100)が発泡ユニット(130)とともに、ステム(40)の上部から外されることがあった。
そのため、ステム(40)の上部内方の気液混合室(46)の上方が開口し、気液混合室(46)内に収納している球形の液吐出弁(70)が外に飛び出し、紛失すると、ポンプとして使用できなくなるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、弁機構を簡略にし、泡吐出ポンプの部品数を減らすことによって生産コストを低減すること、および、泡吐出ポンプのノズルヘッドが、泡吐出ポンプのステムの上部から簡単に外れないようにした泡状の内容液吐出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、泡状液の吐出容器として、容器本体と、ノズルから泡状の内容液を吐出する泡吐出ポンプと取付キャップとからなる泡状液の吐出容器であって、泡吐出ポンプが、大径シリンダーと下端に吸込みパイプを装着した小径シリンダーとからなるシリンダー部材と、シリンダー部材に装着するピストン部材と、ノズルヘッドとを備えており、ピストン部材が、小径シリンダー内に摺動自在に係合するピストンと、該ピストンと係合するポペット弁と、ピストンの上端に係合するピストンガイドと、ピストンガイド外周に係合する内筒部と空気孔を具えた上壁部、および大径シリンダー内に摺動自在に係合する摺動筒部とを具え、大径シリンダー内に空気室を形成するエアーピストンと、エアーピストンの内筒部の下部外周に係合し、エアーピストンの空気孔を開閉するエアーピストンバルブと、ピストンガイド上部に係合し、ピストンガイドの上部内方にボール弁を内包する気液混合室を形成し、かつエアーピストンの内筒部の上部内筒に摺動自在に係合する下部筒部を具え、上部内周にメッシュリングを装着したステムとを具備しており、ステムの外周に、ノズルヘッドを装着していることを特徴とする構成を採用する。
泡状液の吐出容器の別実施例として、容器本体と、ノズルから泡状の内容液を吐出する泡吐出ポンプと取付キャップとからなる泡状液の吐出容器であって、泡吐出ポンプが、大径シリンダーと下端に吸込みパイプを装着した小径シリンダーとからなるシリンダー部材と、シリンダー部材に装着するピストン部材と、ノズルヘッドとを備えており、ピストン部材が、小径シリンダー内に摺動自在に係合するピストンと、該ピストンと係合するポペット弁と、ピストンの上端に係合するピストンガイドと、ピストンガイド外周に係合する内筒部と上壁部、上壁部に立設された上部外筒、および大径シリンダー内に摺動自在に係合する摺動筒部とを具え、大径シリンダー内に空気室を形成するエアーピストンと、ピストンガイド上部に係合し、ピストンガイドの上部内方にボール弁を内包する気液混合室を形成し、かつエアーピストンの内筒部上部に摺動自在に係合する下部筒部と、シール筒を連設した上部筒部を具え、上部内周にメッシュリングを装着したステムとを具備しており、ステムの外周に、ノズルヘッドを装着していることを特徴とする構成を採用する。
シール筒の実施例として、ステムの筒部外周にフランジを設け、フランジからシール筒を垂設し、エアーピストンの上部壁部に外周上端に空気の流通路を設けた上部外筒を立設し、内筒部との間の上部壁部に空気孔を穿設し、ステムの上下動により、ステムのシール筒内周面とエアーピストンの上部外筒外周面が摺動当接し、空気室と容器外部との空気の流通路を開閉するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
大径シリンダーの実施例として、シリンダー部材の大径シリンダー周壁に通気孔を穿設し、エアーピストンの摺動筒部の上下動によって通気孔を開閉し、容器本体内の内容液吸上げによる負圧を防止することを特徴とする構成を採用する。
大径シリンダーの別実施例として、大径シリンダー周壁の内周上端部に係合部を形成し、該係合部に上板と係合筒を具えた内蓋を嵌着するようにしたこと特徴とする構成を採用する。
本発明の泡吐出ポンプは、ノズルヘッドを押下げることにより、従来例と同様に、容器本体内の内容液を吸上げるとともに、気液混合室内で空気室から送給される空気と混合させ、メッシュリングで泡状にし、ノズル口より吐出することができる。
大径シリンダー部に通気孔を設け、エアーピストンの摺動筒部で開閉するようにしたので、容器本体内に空気吸入弁が不要となり、部品数が減り、生産コストを下げることができるようになった。
また、泡吐出ポンプのノズルヘッドが、泡吐出ポンプのステムの上部から外れても、気液混合室が、ピストンガイドとステムとの強固な嵌合により形成されているので、気液混合室が開口することがなく、ボール弁が気液混合室の外に飛び出すことを防止できるようになった。
次に、本発明の泡状の内容液吐出容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bは取付キャップ、Cは取付キャップBにより容器本体Aの口筒部にパッキンPを介して装着される泡吐出ポンプ、Dは取付キャップBの上部に着脱可能に被嵌されるオーバーキャップである。
容器本体Aは、口筒部1と胴部2、および底部からなり、口筒部1外周には、取付キャップBを取着するねじ3が設けられている。
取付キャップBは、上壁5と、上壁5の内縁に垂設された案内筒6と、上壁5の外縁に垂設された側周壁7とを具えており、案内筒6内周には縦溝6aが設けられている。
側周壁7は、上部側周筒8と段部9と下部側周筒10とを具えており、上部側周筒8の内周の所定の箇所には係合凹部11が設けられ、上部側周筒8の外周には、オーバーキャップDと係合する係合突条12が設けられている。
下部側周筒10の内周には、上部に泡吐出ポンプCと係合して保持する係合部13が設けられ、下部には容器本体Aの口筒部1のねじ3と螺合するねじ14が設けられている。
泡吐出ポンプCは、図1、2に示すように、シリンダー部材C1とピストン部材C2、およびピストン部材C2に装着されるノズルヘッドC3とから構成されている。
図2、3に示すように、シリンダー部材C1は、大径シリンダー15と底壁16、小径シリンダー17とから構成され、大径シリンダー15の上方部には、取付キャップBの係合部13に係合される取付フランジ18が連設され、該取付フランジ18の上面には、大径シリンダー15から突出し、係合凹部11と係合する位置合わせ突部19が設けられている。
大径シリンダー15の所定位置には、通気孔20が穿孔されている。
底壁16の中央部には、隆起部21が形成され、その中央から小径シリンダー17が垂設され、小径シリンダー17の下端部は、縮径されて円錐筒22が設けられ、その下端は、流通口23となっている。
円錐筒22の下方には、吸込みパイプ24を取付ける接続筒25が垂設されている。
円錐筒22の内面下端は、弁座26となっており、円錐筒22の内面には、弁座26を囲んで、複数個のばね受けリブ27が突設されている。
図2〜5に示すように、ピストン部材C2は、小径シリンダー17内周に摺動自在に装着されたピストン30と、ピストン30内に内装されたポペット弁31とスプリング32、ピストン30の上端に連設されたピストンガイド33、ピストンガイド33の上端に装着されたステム34、および大径シリンダー15内周に摺動自在に装着されたエアーピストン35とから構成されている。
図3に示すように、ピストン30は、筒部36と、筒部36の上部外周に設けられた係合フランジ37を具えており、筒部36の下部は拡径され、小径シリンダー17内周面と摺動するシール筒部38が形成されている。
筒部36の内周面中間には、内方に突出し湾曲する係合リング39が突設されており、係合リング39の下面と小径シリンダー17のばね受けリブ27との間に、スプリング32が弾接されている。
ポペット弁31は、軸体40と、下部に下部弁体41と、上部に上方に向かって拡径するテーパ筒状の上部弁体42とを具えている。
軸体40は、下方から大径部43と、小径部44とから形成され、それぞれの外周面には、上下方向に延びる複数の縦溝43a、44aが配設されている。
上部弁体42の外周面には、ピストン30の係合リング39の内周面が係合される。
下部弁体41の下端は、小径シリンダー17の弁座26に係合する弁部45が形成されて流通口23を開閉するようになっており、下部弁体41の上部には、小径シリンダー17に設けられた複数のばね受けリブ27の間に上下動可能に挿入される係合リブ46が設けられている。
図2、4に示すように、ピストンガイド33は、外筒部47と、外筒部47の内周に配設される仕切板48と、仕切板48の下面から垂設される内筒部49とを具えている。
外筒部47は、上方から、上筒部50と、下方に向かって拡径する拡径筒部51と、ピストン30の筒部36外周上部と内周が係合する下筒部52と、前記拡径筒部51の下端に設けられ、ピストン30の係合フランジ37上面と係合する係合フランジ53を具えている。
上筒部50の外周下方には、縦リブ54が複数立設され、下筒部52の外周面には、上下方向に延びる縦溝52aが複数配設されている。
仕切板48は、外筒部47の上筒部50下端内周から環状に突出するように連設され、内周縁には弁座筒55が立設され、流通口56が設けられており、弁座筒55の上端には、ボール弁57が載置されている。
内筒部49の外周は、ピストン30の筒部36内周上部と係合し、外筒部47の下筒部52内周とともに、ピストンガイド33がピストン30の上部に嵌合装着されるようになっている。
内筒部49の内周には、内方がポペット弁31の上部弁体42の側周に係合する縦リブ58が複数突設されており、内筒部49下端は、薄肉とされ、ピストン30の係合リング39と係合するようになっている。
図2、5に示すように、ステム34は、上部筒部60と下部筒部61を具えており、上部筒部60の下端部内周には、仕切部62が設けられている。
上部筒部60の内周には、メッシュリング63が装着されており、仕切部62には、流通孔64が穿孔されている。
仕切部62の上面には、流通孔64の周縁から上方に延びるメッシュリング63の保持部65が設けられている。
仕切部62は、環状の上壁部66と、上壁部66の内縁に垂設された内筒67を具えており、内筒67の下端には、下方に向かって縮径する弁部68が設けられている。
弁部68下端とピストンガイド33内周の弁座筒55上端とによってボール弁57の移動範囲を規制している。
ステム34の下部筒部61下方の内周面と、仕切部62の上壁部66下面、および内筒67外周面は、ピストンガイド33の上筒部50上部と係合する係合部69となっており、下部筒部61の内周面と上筒部50外周面のそれぞれに膨出部61a、50aが設けられ、ステム34がピストンガイド33から簡単に抜けないように嵌着されている。
ステム34には、下部筒部61の内周面から内筒67の外周面に通ずる空気溝70が複数凹設されている。
下部筒部61の下端は拡径され、係合筒71が形成されており、係合筒71内周は、空気溝70に通じる流通路となっている。
また、ピストンガイド33の上筒部50内周面と仕切板48、ステム34の上壁部66との間に形成される空間によって、気液混合室72が形成されている。
図5に示すように、エアーピストン35は、内筒部73と環状の上壁部74と、上壁部74の外縁に連設され、シリンダー部材C1の大径シリンダー15の内周面に挿入され、液密に摺動する摺動筒部75とを具えている。
また、摺動筒部75は、大径シリンダー15に設けられた通気孔20を、ピストン上昇時には、封鎖するように形成されている。
内筒部73は、上壁部74の内縁に連設された下部内筒76と、下部内筒76上面の内縁から内方に湾曲するように立設された上部内筒77とを具えている。
下部内筒76は、下端がピストンガイド33の係合フランジ53上面に当接し、内周が外筒部47の下筒部52の外周面に摺動するようになっている。
上部内筒77は、内周が、ピストンガイド33の外筒部47の拡径筒部51、および上筒部50の下部外周との間で間隙をもって摺動するように形成されている。
上壁部74は、内筒部73外周に内縁が連設される上部壁78と、上部壁78の外縁下面に垂設される筒壁に内縁が連設される下部壁79とを具えている。
上部壁78には、所定の箇所に空気孔80が複数穿設されている。
エアーピストン35の下部には、エアーピストンバルブ81が装着され、該エアーピストンバルブ81は、下部内筒76の外周に内周が係合する筒部82と、筒部82の外周下部から上方に向かって延び、先端上部がエアーピストン35の下部壁79の下面に当接する円板状の弁部83とから構成されている。
大径シリンダー15内には、エアーピストン35の上壁部74より下方に空気室84が形成されている。
ノズルヘッドC3は、片側にノズル85を設けたヘッド部86と、ヘッド部86の下方に垂設された筒部87とを具えている。
筒部87の内周には、ステム34の上部筒部60外周に係合する係合部88が設けられ、筒部87の外周には、取付キャップBの案内筒6内周に設けた縦溝6aに係合し、案内筒6内周でノズルヘッドC3が回転することを防止する縦リブ89が設けられている。
ノズルヘッドC3内には、筒部87内からヘッド部86内を通り、ノズル85の先端まで連なる流通路90が形成されている。
オーバーキャップDは、図1に示すように、頂壁91と側周壁92とから構成され、側周壁92の下端部には、取付キャップBの係合突条12と係合する係合突条93が設けられている。
次に、本実施例の泡状内容液吐出容器の作用効果について説明する。
吐出容器の使用にあたって、まず、オーバーキャップDを取付キャップBの上部から外す。
次に、ノズルヘッドC3を押下げることにより、従来公知の容器同様、ステム34、ピストンガイド33、ピストン30を押下げ、小径シリンダー17内の内容液を吸上げ、気液混合室72内で内容液と空気を混合させ、メッシュリング63により内容液を泡状にし、ノズル85より泡状の内容液を吐出することができ、押下げの最終時には、図6に示す状態になる。
ノズルヘッドC3の押下げ始めには、ステム34とピストンガイド33は下方に移動するが、エアーピストン35は、大径シリンダー15内周面とエアーピストン35の摺動筒部75との当接により抵抗を受け、一緒には移動しない。
さらに、ノズルヘッドC3の押下げが進むと、ステム34の下部筒部61の膨出部61aがエアーピストン35の下部内筒76上面に当接し、エアーピストン35を押下げ、空気室内の空気圧を上げる。
空気室84内の空気は、エアーピストン35の下部内筒76下端と、ピストンガイド33の係合フランジ53上面との間隙から、ピストンガイド33の下筒部52の縦溝52a、上筒部50の縦リブ54の間を通って、ピストンガイド33外周と、ステム34の下部筒部61下端部との間を流れ、ステム34の空気溝70を通り、気液混合室72内に流入される。
そして、流通口56から気液混合室72内に吸上げられた内容液と空気が混合され、ステム34の弁部68の開口よりメッシュリング63に送られ、泡状化され、ノズル85より吐出される。
エアーピストン35を押下げると、エアーピストン35の摺動筒部75による大径シリンダー15の通気孔20への封鎖が解かれ、容器の外部から侵入した空気は通気孔20を通して容器本体A内に給気される。
したがって、容器本体A内が、内容液を吸上げることにより負圧になることを防止することができる。
泡状の内容液の吐出が終わり、ノズルヘッドC3への押下げを解くと、従来公知の容器同様、スプリング32の復元力により、ノズルヘッドC3、ステム34、ピストンガイド33、ピストン30は上昇し、吸込みパイプ24を介して容器本体A内の内容液を小径シリンダー内に吸上げ、最後には図1に示す状態に戻る。
ステム34とピストンガイド33が上昇し始めると、エアーピストン35は、大径シリンダー15内周面とエアーピストン35の摺動筒部75との当接により、直ちに上昇しない。
そして、ステム34の係合筒71の内周面が、エアーピストン35の上部外筒77の外周面を摺動するとともに、エアーピストン35の下部内筒76下端とピストンガイド33の係合フランジ53面とが係合し、空気室84と気液混合室72との間の流路が遮断され、気液混合室72から内容液、および空気が空気室84内に逆流することが防止される。
さらに、ピストンガイド33の上昇が進むと、ピストンガイド33の係合フランジ53上面がエアーピストン35の下部内筒76下端を押上げ、エアーピストン35も上昇を始める。
エアーピストン35が上昇すると、空気室84内が負圧となるが、エアーピストン35の下部に装着したエアーピストンバルブ81の弁部83が変形し、エアーピストン35の下部壁79との係合が外れ、開口し、空気室84内に空気が給気される。
また、エアーピストン35が上昇すると、エアーピストン35の摺動筒部75により大径シリンダー15の通気孔20が封鎖される。
ノズルヘッドC3の押下げ操作を繰り返すことにより、ノズル85より所望の量の泡状の内容液を吐出することができる。
内容液の使用を中止する際には、オーバーキャップDを取付キャップBの上部から被嵌すると、容器内に粉塵や水が侵入することを防ぐことができる。
本実施例の泡状内容液吐出容器は、容器の落下衝撃、故意、または過失によって、泡吐出ポンプCのノズルヘッドC3が、泡吐出ポンプCの上部から外れても、ステム34がピストンガイド33の上部に強固に嵌合されているので、ステム34が気液混合室72の蓋体となり、ボール弁57が気液混合室72内から外に飛び出すことを防止することができる。
次に、第1実施例の泡吐出ポンプの構成を変えた第2実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図7において、Aは容器本体、Baは取付キャップ、Caは取付キャップBaにより容器本体Aの口部にパッキンPを介して装着される泡吐出ポンプ、Dは取付キャップBaの上部に着脱可能に被嵌されるオーバーキャップである。
取付キャップBaは、上壁5と、上壁5の内縁に垂設された案内筒6と、上壁5の外縁に垂設された側周壁7とを具えており、案内筒6内周には縦溝6aが設けられている。
側周壁7は、上部側周筒8と段部9と下部側周筒10とを具えており、上部側周筒8の内周上部の所定の箇所には、係合突部100が設けられ、上部側周筒8の外周には、オーバーキャップDと係合する係合突条12が設けられている。
図7、8に示すように、泡吐出ポンプCaは、シリンダー部材C1aとピストン部材C2a、およびピストン部材C2aに装着されるノズルヘッドC3とから構成されており、シリンダー部材C1aは、大径シリンダー15と底壁16、小径シリンダー17とから構成され、大径シリンダー15の上端部には、取付キャップBaの係合突部100と係合する位置合わせ凹部101が設けられている。
ピストン部材C2aは、小径シリンダー17内周に摺動自在に装着されたピストン30と、ピストン30内に内装されたポペット弁31とスプリング32、ピストン30の上端に連設されたピストンガイド33、ピストンガイド33の上端に装着されたステム102、および大径シリンダー15内周に摺動自在に装着されたエアーピストン103とから構成されており、ステム102とエアーピストン103を除いて、実施例1と同一の構成を採用している。
ステム102は、実施例1と同様に、ピストンガイド33の上筒部50上部と係合する係合部69によって、ステム102がピストンガイド33から簡単に抜けないように嵌着されており、上部筒部60と下部筒部61とを具え、上部筒部60の下端部内周には、仕切部62が設けられている。
下部筒部61の外周には、フランジ104が設けられ、フランジ104の外縁からシール筒105が垂設されており、シール筒105の下端には、拡径部105aが設けられている。
エアーピストン103は、実施例1と同様に、内筒部73と環状の上壁部74と、上壁部74の外縁に連設され、シリンダー部材C1aの大径シリンダー15の内周面に挿入され、液密に摺動する摺動筒部75とを具えている。
上壁部74は、内筒部73外周に内縁が連設される上部壁部106を具えており、上部壁部106の上面には、所定の位置に上部外筒107が立設され、該上部外筒107の上端外周はやや広げられ、シール部108となっている。
上部外筒107と内筒部73との間には、所定の箇所に空気孔80が複数穿設されている。
前記上部外筒107、シール部108は、ステム102のシール筒105の内周と摺動自在に係合し、ステム102上昇時に、上部外筒107のシール部108との間に空気が流通するようになっている。
次に、本実施例の泡状の内容液吐出容器の作用効果について説明する。
ノズルヘッドC3の上昇時には、取付キャップBaの案内筒6内周と、ノズルヘッドC3の筒部87外周との間隙から入ってくる空気が、ステム102のシール筒105下端の拡径部105aと、エアーピストン103の上部外筒107のシール部108の間から空気が入り、空気孔80を介して空気室84内に流入する。
その際、エアーピストン103の下部内筒76下端とピストンガイド33の係合フランジ53上面との係合、およびエアーピストン103の上部内筒77の上端とステム102の下部筒部61下部内周との係合により、空気室84内の空気が気液混合室72内に流入することを阻止している。
泡状の内容液を吐出する際、ノズルヘッドC3の押下げ始めには、ステム102とピストンガイド33は下方に移動するが、エアーピストン103は、シリンダー部材C1aの大径シリンダー15内周面とエアーピストン103の摺動筒部75との当接により下方に移動しない。
このことで、ステム102のシール筒105の内周面がエアーピストン103の上部外筒107のシール部108と係合し、空気の流入を停止するとともに、エアーピストン103の下部内筒76下端とピストンガイド33の係合フランジ53上面との係合が外れ、間隙が形成される。
その際、シール部108は、上方に広がっているので、シール筒105の内周壁によって押圧され、シールをより確実にすることができる。
さらに、図9に示すように、ノズルヘッドC3の押下げが進むと、ステム102の下部筒部61の膨出部61aが、エアーピストン103の下部内筒76上面に当接し、エアーピストン103を押下げる。
エアーピストン103が押下げられることにより、空気室84内の空気圧が上がる。
ノズルヘッドC3への押下げを外すと、ステム102とピストンガイド33の上昇し始め時には、エアーピストン103は、シリンダー部材C1aの大径シリンダー15内周面とエアーピストン103の摺動筒部75との当接により上昇しない。
このことで、ステム102のシール筒105の内周面がエアーピストン103の上部内筒77の外周面を摺動するとともに、エアーピストン103の下部内筒76下端とピストンガイド33の係合フランジ53上面とが当接して間隙がなくなり、空気室84と気液混合室72との間の流路が遮断され、気液混合室72から内容液および空気が空気室84内に逆流することが防止される。
また、ステム102のシール筒105の上昇により、シール筒105下端の拡径部105a、エアーピストン103の上部外筒107のシール部108との間が開き、空気室84内に外部より空気が給気される。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
上記実施例では、エアーピストン103の上部外筒107外周上端にシール部108を設け、ステム102のシール筒105下端に拡径部105aを設けたが、ノズルヘッドC3の押下げ前に、ステム102のシール筒105上部外筒との間で、空気の流通ができればよいので、シール筒105の下端と上部外筒107の上端のいずれかに、流通溝、切欠け、テーパー部を設けてもよく、実施例に限定されない。
次に、上記各実施例の取付キャップおよび泡吐出ポンプのノズルヘッドの構成を変えた第3実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図10において、Aは容器本体、Bbは取付キャップ、Cbは取付キャップBbにより容器本体Aの口部に装着される泡吐出ポンプである。
取付キャップBbは、上壁5と、上壁5の内縁に上部が突出するように連設された内筒120と、上壁5の外縁に垂設された側周壁7とを具えている。
泡吐出ポンプCbのノズルヘッドC3bは、片側にノズル121を設けたヘッド部122と、ヘッド部122の下面から垂設される内筒部123と、ヘッド部122の下面外縁から垂設される外筒部124とを具えている。
ノズルヘッドC3b内には、内筒部123内周からヘッド部122内を通りノズル121の先端まで連なる流通路125が形成されている。
内筒部123は、内周下部にステム34の上部筒部60に係合する係合部126が設けられ、外周が取付キャップBbの内筒120内周に挿入されるようになっている。
外筒部124は、容器を組み立てる際に、内周に取付キャップBbの内筒120の上部が挿入されるようになっており、内筒120の外周には、ストッパー127が嵌挿されている。
次に、本実施例の泡状の内容液吐出容器の作用効果について説明する。
本実施例の容器は、取付キャップBbの内筒120の上部が、容器を組み立てる際に、泡吐出ポンプCbのノズルヘッドC3bの内筒部123と外筒部124との間に挿入されているため、オーバーキャップを被嵌しなくても内筒120の内周から容器内に粉塵や水が侵入することを防ぐことができる。
その他の構成は、第1実施例と同一であり、同一の作用効果を得ることができる。
また、容器を組み立てた後に、取付キャップBbの内筒120の外周に脱着可能に係合し、泡吐出ポンプCbのヘッド部122の下降を阻止するストッパー127を装着することにより、誤操作によるヘッド部122の下降を防止することができる。
次に、上記各実施例の大径シリンダーの上端部内周に、内蓋を装着した第4実施例について説明する。
本実施例の第1実施例と同一の構成部分には、同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、以下相違点を中心に説明する。
図11において、Aは容器本体、Bcは取付キャップ、Ccは取付キャップBcにより容器本体Aの口筒部に装着された泡吐出ポンプである。
泡吐出ポンプCcは、シリンダー部材C1cと、ピストン部材C2c、およびピストン部材C2cに装着されるノズルヘッドC3cとからなっている。
シリンダー部材C1cの大径シリンダー15の上端部内周は、縮径され、係合部130が形成されており、該係合部130には、大径シリンダー15の上面を覆う内蓋131が嵌着されている。
内蓋131は、大径シリンダー15の天面に接合する上板132と、該上板132から垂設され、係合部130に嵌合される係合筒133、および上板132内周縁から垂設される内筒134とから構成されている。
ピストン部材C2cのステム135の下部筒部136には、フランジ137が設けられており、該フランジ137は、内蓋131の内筒134の下端に当接することによって、ピストン部材C2cの抜け出しを阻止することができる。
取付キャップBcの案内筒138は、第1実施例より短くし、本実施例では、内蓋131に接合しないようにしているが、強く圧接しなければよいので実施例に限定されない。
次に、本実施例の構成による作用効果について説明する。
泡吐出ポンプCcの組立にあたって、ノズルヘッドC3cを除いたピストン部材C2cをシリンダー部材C1c内に装着し、次いで、内蓋131を大径シリンダー15の上端に嵌着することによって一体化される。
次いで、泡吐出ポンプCcを、取付キャップBcを用いて容器本体Aの口筒部に装着し、ノズルヘッドC3cを取着することによって泡状液の吐出容器が組み立てられる。
したがって、内蓋131により、シリンダー部材C1cとピストン部材C2cとをセットしておくことができるので、取付キャップBcが変わっても、吐出容器の組立てが簡単に行われるようになった。
その他には、第1実施例と同一の作用効果を得ることができる。
本発明は、従来公知の泡状内容液吐出容器に比べ、少ない部材でノズルヘッドの押下げ操作により、ノズル口より泡状の内容液を吐出することができるので、安価に、なおかつ簡単に製作することができる。
また、容器からノズルヘッドが外れても、ボール弁が紛失することを防止することができる。
本発明のノズルヘッドは、化粧品、薬品、その他の内容液を泡状に吐出する内容液吐出容器として、広く利用することができる。
本発明の第1実施例の泡状液吐出容器の説明図である。 第1実施例の泡吐出ポンプの説明図である。 泡吐出ポンプ下方部の小径シリンダー部と、ピストン、ポペット弁の説明図である。 ポンプ中間部のピストンガイド、エアーピストン、ステム等の説明図である。 ポンプ上方部のステム、ノズルヘッド等の説明図で、図中aは要部の拡大図である。 吐出容器のノズルヘッド押下げ時の説明図である。 第2実施例の泡状液吐出容器の説明図である。 泡吐出ポンプの説明図である。 吐出容器のノズルヘッド押下げ時の説明図である。 第3実施例の泡状液吐出容器の説明図で(a)は吐出容器、(b)はストッパーの説明図である。 第4実施例の泡状液吐出容器の説明図である。
符号の説明
A 容器本体
B、Ba、Bb、Bc 取付キャップ
C、Ca、Cb、Cc 泡吐出ポンプ
C1、C1a、C1b、C1c シリンダー部材
C2、C2a、C2b、C2c ピストン部材
C3、C3a、C3b、C3c ノズルヘッド
D オーバーキャップ
P パッキン
1 口筒部
2 胴部
3、14 ねじ
5 上壁
6、138 案内筒
6a、43a、44a、52a 縦溝
7 側周壁
8 上部側周筒
9 段部
10 下部側周筒
11 係合凹部
12、93 係合突条
13、88、126、130 係合部
15 大径シリンダー
16 底壁
17 小径シリンダー
18 取付フランジ
19 位置合わせ突部
20 通気孔
21 隆起部
22 円垂筒
23、56 流通口
24 吸込みパイプ
25 接続筒
26 弁座
27 ばね受けリブ
30 ピストン
31 ポペット弁
32 スプリング
33 ピストンガイド
34、102、135 ステム
35、103 エアーピストン
36 筒部
37、53 係合フランジ
38 シール筒部
39 係合リング
40 軸体
41 下部弁体
42 上部弁体
43 大径部
44 小径部
45 弁部
46 係合リブ
47 外筒部
48 仕切板
49 内筒部
50 上筒部
50a、61a 膨出部
51 拡径筒部
52 下筒部
54、58、89 縦リブ
55 弁座筒
57 ボール弁
60 上部筒部
61、136 下部筒部
62 仕切部
63 メッシュリング
64 流通孔
65 保持部
66 上壁部
67 内筒
68 弁部
69 係合部
70 空気溝
71 係合筒
72 気液混合室
73、123 内筒部
74 上壁部
75 摺動筒部
76 下部内筒
77 上部内筒
78 上部壁
79 下部壁
80 空気孔
81 エアーピストンバルブ
82、87 筒部
83 弁部
84 空気室
85、121 ノズル
86 ヘッド部
90、125 流通路
91 頂壁
92 側周壁
100 係合突部
101 凹部
104、137 フランジ
105 シール筒
105a 拡径部
106 上部壁部
107 上部外筒
108 シール部
120 内筒
124 外筒部
127 ストッパー
131 内蓋
132 上板
133 係合筒
134 内筒

Claims (5)

  1. 容器本体と、ノズルから泡状の内容液を吐出する泡吐出ポンプと取付キャップとからなる泡状液の吐出容器であって、
    泡吐出ポンプが、大径シリンダーと下端に吸込みパイプを装着した小径シリンダーとからなるシリンダー部材と、シリンダー部材に装着するピストン部材と、ノズルヘッドとを備えており、
    ピストン部材が、小径シリンダー内に摺動自在に係合するピストンと、該ピストンと係合するポペット弁と、ピストンの上端に係合するピストンガイドと、
    ピストンガイド外周に係合する内筒部と空気孔を具えた上壁部、および大径シリンダー内に摺動自在に係合する摺動筒部とを具え、大径シリンダー内に空気室を形成するエアーピストンと、
    エアーピストンの内筒部の下部外周に係合し、エアーピストンの空気孔を開閉するエアーピストンバルブと、
    ピストンガイド上部に係合し、ピストンガイドの上部内方にボール弁を内包する気液混合室を形成し、かつエアーピストンの内筒部の上部内筒に摺動自在に係合する下部筒部を具え、上部内周にメッシュリングを装着したステムとを具備しており、
    ステムの外周に、ノズルヘッドを装着していることを特徴とする泡状液の吐出容器。
  2. 容器本体と、ノズルから泡状の内容液を吐出する泡吐出ポンプと取付キャップとからなる泡状液の吐出容器であって、
    泡吐出ポンプが、大径シリンダーと下端に吸込みパイプを装着した小径シリンダーとからなるシリンダー部材と、シリンダー部材に装着するピストン部材と、ノズルヘッドとを備えており、
    ピストン部材が、小径シリンダー内に摺動自在に係合するピストンと、該ピストンと係合するポペット弁と、ピストンの上端に係合するピストンガイドと、
    ピストンガイド外周に係合する内筒部と上壁部、上壁部に立設された上部外筒、および大径シリンダー内に摺動自在に係合する摺動筒部とを具え、大径シリンダー内に空気室を形成するエアーピストンと、
    ピストンガイド上部に係合し、ピストンガイドの上部内方にボール弁を内包する気液混合室を形成し、かつエアーピストンの内筒部上部に摺動自在に係合する下部筒部と、シール筒を連設した上部筒部を具え、上部内周にメッシュリングを装着したステムとを具備しており、
    ステムの外周に、ノズルヘッドを装着していることを特徴とする泡状液の吐出容器。
  3. ステムの筒部外周にフランジを設け、フランジからシール筒を垂設し、
    エアーピストンの上部壁部に外周上端に空気の流通路を設けた上部外筒を立設し、内筒部との間の上部壁部に空気孔を穿設し、
    ステムの上下動により、ステムのシール筒内周面とエアーピストンの上部外筒外周面が摺動当接し、空気室と容器外部との空気の流通路を開閉するようにしたことを特徴とする請求項2記載の泡状液の吐出容器。
  4. シリンダー部材の大径シリンダー周壁に通気孔を穿設し、エアーピストンの摺動筒部の上下動によって通気孔を開閉し、容器本体内の内容液吸上げによる負圧を防止することを特徴とする請求項1または2記載の泡状液の吐出容器。
  5. 大径シリンダー周壁の内周上端部に係合部を形成し、
    該係合部に上板と係合筒を具えた内蓋を嵌着するようにしたこと特徴とする請求項1記載の泡状液の吐出容器。
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