JP2007053554A - 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法およびプログラム - Google Patents

符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 階層符号化を行う場合に、2つの階層の各々においてインタレース画像データを扱うことができる符号化装置を提供する。
【解決手段】 階層化回路10において、符号化対象のプログレッシブ画像データS9をインタレース画像データS10_1とS10_2とに分離する。下位レイヤ符号化回路12において、インタレース画像データS10_2を符号化して下位符号化データS12を生成する。上位レイヤ符号化回路14は、下位予測画像データL_PREbを基に、インタレース画像データS10_1を符号化して上位符号化データS14を生成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像データを符号化する符号化装置、符号化方法およびプログラムと、画像データを復号する復号装置、復号方法およびプログラムとに関する。
近年、画像データをデジタルとして取り扱い、その際、効率の高い情報の伝送、蓄積を目的とし、画像情報特有の冗長性を利用して、離散コサイン変換等の直交変換と動き補償により圧縮するMPEG(Moving Picture Experts Group)に続いて、より圧縮率が高いH.264/AVC(Advanced Video Coding)などの符号化方式に準拠した符号化装置および復号装置が、放送局などの情報配信、及び一般家庭における情報受信の双方において普及しつつある。
また、現在、このH.264/AVCをベースにスケーラビリティの機能を拡張したSVC(Scalable Video Coding)という標準化が行われている。SVCの現在の仕様は、JSM(Joint Scalable Video Model) にまとめられている。
SVCの符号化装置では、入力画像は、画像階層化回路により、例えば、上位レイヤおよび下位レイヤの2つの階層に分離される。その後、上位レイヤ符号化回路で上位レイヤを符号化し、下位レイヤ符号化回路が下位レイヤを符号化する。そして、符号化した上位レイヤと下位レイヤとを多重化して伝送する。
下位レイヤはベースレイヤとも呼ばれ、画質の低い階層である。下位レイヤのビットストリームのみを復号した場合、比較的画質の低い画像が復号される。しかし、下位レイヤは画質としてより重要な情報を含んでいる。
上位レイヤは、エンハンスメントレイヤとも呼ばれ、画質を改善し、高画質な画像を復号するための階層である。下位レイヤのビットストリームに追加して上位レイヤのビットストリームを復号した場合、より高画質な画像を復号することが可能である。
上述した符号化装置では、上位レイヤ符号化回路において、イントラ符号化を行う場合に、下位レイヤ符号化回路で符号化した後に復号した復号画像を予測画像として用いることができる。
ところで、上述した従来の階層符号化を行う符号化装置では、上位レイヤとしてプログレッシブ画像データを符号化し、インタレース画像データは符号化できない。
しかしながら、上位レイヤにおいても、インタレース画像データを扱いたいという要請がある。
また、上述した符号化装置で階層符号化された画像データを復号する復号装置においても同様な要請がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、階層符号化を行う場合に、2つの階層の各々においてインタレース画像データを扱うことができる符号化装置、符号化方法およびプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、上述した2つの階層でインタレース画像データを符号化した場合に、それらを復号できる復号装置、復号方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、第1の観点の発明の符号化装置は、動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されたトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを階層符号化する符号化装置であって、前記ピクチャデータから分離された前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとの2つのフィールドデータのうち一方のフィールドデータを符号化する第1の符号化手段と、前記第1の符号化手段が前記一方のフィールドデータを符号化して生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する変換手段と、前記変換手段が生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータを符号化する第2の符号化手段とを有する。
第2の観点の発明の符号化方法は、動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されたトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを階層符号化する符号化方法であって、前記ピクチャデータから分離された前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとの2つのフィールドデータのうち一方のフィールドデータを符号化する第1の工程と、前記第1の工程で前記一方のフィールドデータを符号化して生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の工程と、前記第2の工程で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータを符号化する第3の工程とを有する。
第3の観点のプログラムは、動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されたトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを階層符号化するコンピュータが実行するプログラムであって、前記ピクチャデータから分離された前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとの2つのフィールドデータのうち一方のフィールドデータを符号化する第1の手順と、前記第1の手順で前記一方のフィールドデータを符号化して生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の手順と、前記第2の手順で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータを符号化する第3の手順とを前記コンピュータに実行させる。
第4の観点の発明の復号装置は、動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されて2つのフィールドデータを階層符号化して得られた2つの符号化フィールドデータを復号する復号装置であって、前記2つの符号化フィールドデータのうち一方の符号化フィールドデータを復号する第1の復号手段と、前記第1の復号手段が復号により生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する変換手段と、前記変換手段が生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータを復号する第2の復号手段とを有する。
第5の観点の発明の復号方法は、動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されて2つのフィールドデータを階層符号化して得られた2つの符号化フィールドデータを復号する復号方法であって、前記2つの符号化フィールドデータのうち一方の符号化フィールドデータを復号する第1の工程と、前記第1の工程の復号により生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の工程と、前記第2の工程で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータを復号する第3の工程とを有する。
第6の観点の発明のプログラムは、動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されて2つのフィールドデータを階層符号化して得られた2つの符号化フィールドデータを復号するコンピュータが実行するプログラムであって、前記2つの符号化フィールドデータのうち一方の符号化フィールドデータを復号する第1の手順と、前記第1の手順の復号により生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の手順と、前記第2の手順で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータを復号する第3の手順とを前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、階層符号化を行う場合に、2つの階層の各々においてインタレース画像データを扱うことができる符号化装置、符号化方法およびプログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、上述した2つの階層でインタレース画像データを符号化した場合に、それらを復号できる復号装置、復号方法およびプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態の通信システムについて説明する。
先ず、本実施形態の構成と本発明の構成との関係を説明する。
符号化装置2が第1の観点の発明の符号化装置の一例であり、符号化装置2の機能を図12に示すプログラムPRGで記述した場合にプログラムPRGが第3の観点の発明のプログラムの一例である。
図2に示す下位レイヤ符号化回路12が第1の観点の発明の第1の符号化手段の一例であり、変換回路13が変換手段の一例であり、上位レイヤ符号化回路14が第2の符号化手段の一例である。
また、階層化回路10が本発明の分離手段の一例である。
復号装置3が第4の観点の発明の復号装置の一例であり、復号装置3の機能を図12に示すプログラムPRGで記述した場合にプログラムPRGが第6の観点の発明のプログラムの一例である。
図9に示す下位レイヤ復号回路53が第4の観点の発明の第1の復号手段の一例であり、変換回路54が変換手段の一例であり、上位レイヤ復号回路55が第2の復号手段の一例である。
図1は、本実施形態の通信システム1の概念図である。
図1に示すように、通信システム1は、送信側に設けられた符号化装置2と、受信側に設けられた復号装置3とを有する。
本実施形態では、符号化装置2が、図5等に示すように、動き予測・補償回路43が、参照画像データREFと、処理対象の画像データとを基に、重み付けのパラメータを算出し、そのパラメータを基に、明示的な重み付け予測を行うことを特徴としている。
この重み付け予測では、パラメータを基に調整した参照画像データを基に、予測画像データPIを生成する。
通信システム1では、送信側の符号化装置2において、離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換と動き補償によって圧縮したフレーム画像データ(ビットストリーム)を生成し、当該フレーム画像データを変調した後に、衛星放送波、ケーブルTV網、電話回線網、携帯電話回線網などの伝送媒体を介して送信する。
受信側では、復号装置3において受信した画像信号を復調した後に、上記変調時の直交変換の逆変換と動き補償によって伸張したフレーム画像データを生成して利用する。
なお、上記伝送媒体は、光ディスク、磁気ディスクおよび半導体メモリなどの記録媒体であってもよい。
本実施形態では、図9に示すように、階層化回路10において、符号化対象のプログレッシブ画像データ(プログレッシブ信号)S9をインタレース画像データS10_1とS10_2とに分離する。
そして、下位レイヤ符号化回路12において、インタレース画像データS10_2を符号化して下位符号化データS12を生成する。
また、変換回路13において、下位レイヤ符号化回路12が生成した下位予測画像データL_PREを補間処理して、インタレース画像データS10_1に走査位置を一致させた下位予測画像データL_PREbを生成し、これを上位レイヤ符号化回路14に出力する。
上位レイヤ符号化回路14は、下位予測画像データL_PREbを基に、インタレース画像データS10_1を符号化して上位符号化データS14を生成する。
<符号化装置2>
以下、図1に示す符号化装置2について説明する。
図2は、図1に示す符号化装置2の全体構成図である。
図2に示すように、符号化装置2は、例えば、階層化回路10、遅延回路11、下位レイヤ符号化回路12、変換回路13、上位レイヤ符号化回路14および多重化回路15を有する。
[階層化回路10]
階層化回路10は、符号化対象のプログレッシブ画像データ(プログレッシブ信号)S9を入力し、プログレッシブ画像データS9を構成する複数のフレームデータ(ピクチャデータ)の各々をトップフィールドデータとボトムフィールドデータとに分離する。
プログレッシブ画像データS9は、例えば、60フレーム/secである。
そして、階層化回路10は、上記分離したトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを、トップフィールドデータを遅延回路11と下位レイヤ符号化回路12に交互に出力する。
すなわち、階層化回路10は、図4に示すように、プログレッシブ画像データS9を構成する最初のフレームデータ1FLをトップフィールドデータ1Tとボトムフィールドデータ1Bとに分離し、トップフィールドデータ1Tを遅延回路11に書き込み、ボトムフィールドデータ1Bを下位レイヤ符号化回路12に出力する。
次に、階層化回路10は、図5に示すように、次のレームデータ2FLをトップフィールドデータ2Tとボトムフィールドデータ2Bとに分離し、トップフィールドデータ2Tを下位レイヤ符号化回路12に出力し、ボトムフィールドデータ2Bを遅延回路11に書き込む。
本実施形態では、階層化回路10から遅延回路11に書き込まれるフィールドデータをインタレース画像データS10_1とし、階層化回路10から下位レイヤ符号化回路12に出力されるフィールドデータをインタレース画像データS10_2とする。
また、階層化回路10は、トップフィールドデータおよびボトムフィールドデータ各々に対応付けて、そのフィールドがトップフィールドであるか否かを示す属性データEisTopと、そのフィールドの時刻を示す属性データETimeとを遅延回路11に書き込む。
また、階層化回路10は、トップフィールドデータおよびボトムフィールドデータ各々に対応付けて、そのフィールドがトップフィールドであるか否かを示す属性データBisTopと、そのフィールドの時刻を示す属性データBTimeとを下位レイヤ符号化回路12に出力する。
[遅延回路11]
遅延回路11は、階層化回路10から入力したトップフィールドデータおよびボトムフィールドデータを上位フィールドデータU_FIとして、例えば、下位レイヤ符号化回路12および変換回路13における処理時間だけ遅延して上位レイヤ符号化回路14に出力する。
また、遅延回路11は、上位フィールドデータU_FIの属性データEisTop,ETimeを、例えば、下位レイヤ符号化回路12および変換回路13における処理時間だけ遅延して上位レイヤ符号化回路14に出力する。
[下位レイヤ符号化回路12]
下位レイヤ符号化回路12は、階層化回路10から入力したトップフィールドデータおよびボトムフィールドデータを符号化する。
下位レイヤ符号化回路12は、遅延回路11および下位レイヤ符号化回路12から入力したフィールドデータを1フレームデータとするインタレース画像データを符号化する。
当該インタレース画像データは、例えば、30フレーム/秒である。
図6は、図2に示す下位レイヤ符号化回路12の構成図である。
図6に示すように、下位レイヤ符号化回路12は、例えば、画面並べ替え回路23、演算回路31、直交変換回路32、量子化回路33、レート制御回路34、可逆符号化回路35、バッファメモリ36、逆量子化回路37、逆直交変換回路38、加算回路39、デブロックフィルタ40、フレームメモリ41、イントラ予測回路42、並びに動き予測・補償回路43を有する。
画面並べ替え回路23は、図2に示す階層化回路10から入力したインタレース画像データS10_2のフィールドデータをピクチャタイプI,P,BからなるGOP(Group Of Pictures) 構造に応じて、符号化する順番に並べ替えて、演算回路31、イントラ予測回路42および動き予測・補償回路43に出力する。
演算回路31は、画面並べ替え回路23から入力した符号化対象のフィールドデータあるいはフレームデータと、イントラ予測回路42あるいは動き予測・補償回路43から入力した予測画像データPIとの差分を示す画像データを生成し、これを直交変換回路32に出力する。
直交変換回路32は、演算回路31から入力した画像データに離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)やカルーネン・レーベ変換などの直交変換を施して変換係数を示す画像データ(例えばDCT係数)を生成し、これを量子化回路33に出力する。
量子化回路33は、直交変換回路32から入力した画像データ(量子化前の変換係数)を、レート制御回路34から入力した量子化スケールQSを基に量子化して量子化後の変換係数を示す画像データを生成し、これを可逆符号化回路35および逆量子化回路37に出力する。
レート制御回路34は、例えば、バッファメモリ36から読み出した画像データを基に量子化スケールQSを生成し、これを量子化回路33に出力する。
可逆符号化回路35は、量子化回路33から入力した画像データを可変長符号化した画像データをバッファ36に格納する。
このとき、可逆符号化回路35は、階層化回路10から入力した属性データBisTop,BTimeをヘッダデータなどに格納する。
属性データBisTopは、例えば、ビットストリーム中のピクチャータイミングSEI内のdpd_output_delayとして格納される。
また、属性データBTimeは、SEI内のpic_structとして格納される。
また、可逆符号化回路35は、動き予測・補償回路43から入力した動きベクトルMVあるいはその差分動きベクトル、参照画像データの識別データ、並びにイントラ予測回路42から入力したイントラ予測モードをヘッダデータなどに格納する。
バッファメモリ36に格納された画像データは、下位符号化データS12として図2に示す多重化回路15に読み出される。
逆量子化回路37は、量子化回路33の量子化に対応した逆量子化処理を、量子化回路33からの画像データに施して、それによって得られたデータを生成し、これを逆直交変換回路38に出力する。
逆直交変換回路38は、逆量子化回路37から入力したデータに、直交変換回路32における直交変換の逆変換を施して生成した画像データを加算回路39に出力する。
加算回路39は、逆直交変換回路38から入力した(デコードされた)画像データと、イントラ予測回路42あるいは動き予測・補償回路43から入力した予測画像データPIとを加算して参照(再構成)ピクチャデータを生成し、これをデブロックフィルタ40に出力する。
デブロックフィルタ40は、加算回路39から入力した参照ピクチャデータのブロック歪みを除去してフレームメモリ41に書き込む。
フレームメモリ41に書き込まれた参照ピクチャデータは、下位予測画像データL_PREとしてフレームメモリ41から読み出されて図2に示す変換回路13に出力される。
イントラ予測回路42は、イントラ符号化するマクロブロックにおいて、残差が最小となるイントラ予測のモードおよび予測ブロックのブロックサイズを決定する。
イントラ予測回路42は、ブロックサイズとして、4x4および16x16画素を用いる。
イントラ予測回路42は、イントラ予測が選択された場合に、イントラ予測による予測画像データPIを演算回路31および加算回路39に出力する。
動き予測・補償回路43は、既に符号化後に局所復号されてフレームメモリ41に記憶されている参照ピクチャデータREFを基に動き予測を行い、残差を最小にする動きベクトルおよび動く補償のブロックサイズを決定する。
動き予測・補償回路43は、ブロックサイズとして、16x16、16x8、8x16、8x8、8x4、4x8および4x4画素を用いる。
動き予測・補償回路43は、インター予測が選択された場合に、インター予測による予測画像データPIを演算回路31および加算回路39に出力する。
[変換回路13]
次に、図2に示す変換回路13について説明する。
上位レイヤ符号化回路14が遅延回路11から入力した上位フィールドデータU_FI(遅延回路11から読み出されたインタレース画像データS10_1)と、下位レイヤ符号化回路12が変換回路13に出力した下位予測画像データL_PREとが同時刻のフィールドデータであり、何れか一方がトップフィールドデータであり、他方がボトムフィールドデータであるという条件を満たす場合には、それらの走査位置が異なる。
そのため、変換回路13は、遅延回路11から入力した属性データEisTop,ETimeと、下位レイヤ符号化回路12から入力した属性データBisTop,BTimeとを基に、上記条件を満たすか否かを判断し、条件を満たすと判断すると、下位レイヤ符号化回路12から入力した下位予測画像データL_PREに補間処理を施して、上記走査位置が一致した下位予測画像データL_PREbを生成し、これを上位レイヤ符号化回路14に出力する。
例えば、変換回路13は、図7に示すトップフィールドデータ2Tを垂直方向に補間処理した下位予測画像データL_PREaを生成し、下位予測画像データL_PREから、上位レイヤ符号化回路14で符号化される図3に示すボトムフィールドデータ2Bの走査位置に対応するラインデータを抽出して下位予測画像データL_PREbを生成し、これを上位レイヤ符号化回路14に出力する。
また、変換回路13は、下位レイヤ符号化回路12から入力した下位予測画像データL_PREに対応する属性データBisTop,BTimeを上位レイヤ符号化回路14に出力する。
変換回路13は、上位レイヤと下位レイヤが同じ時刻で、両方とも同じくトップ(またはボトム)フィールドである場合(BTime と ETime が同じ時刻で BisTop と EisTop が同じ値の場合)、下位レイヤ符号化回路12から入力した下位予測画像データL_PREをそのまま下位予測画像データL_PREbとして上位レイヤ符号化回路14に出力する。
[上位レイヤ符号化回路14]
図8は、図2に示す上位レイヤ符号化回路14の構成図である。
図8に示すように、上位レイヤ符号化回路14は、例えば、画面並べ替え回路123、演算回路131、直交変換回路132、量子化回路133、レート制御回路134、可逆符号化回路135、バッファメモリ136、逆量子化回路137、逆直交変換回路138、加算回路139、デブロックフィルタ140、フレームメモリ141、イントラ予測回路142、並びに動き予測・補償回路143を有する。
画面並べ替え回路123は、図2に示す遅延回路11から読み出したインタレース画像データS10_1のフィールドデータU_FIをピクチャタイプI,P,BからなるGOP構造に応じて、符号化する順番に並べ替えて、演算回路131、イントラ予測回路142および動き予測・補償回路143に出力する。
演算回路131は、画面並べ替え回路123から入力した符号化対象のフィールドデータあるいはフレームデータと、イントラ予測回路142、動き予測・補償回路143あるいは下位レイヤ予測回路145から入力した予測画像データPIとの差分を示す画像データを生成し、これを直交変換回路132に出力する。
直交変換回路132は、演算回路131から入力した画像データに離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換を施して変換係数を示す画像データ(例えばDCT係数)を生成し、これを量子化回路133に出力する。
量子化回路133は、直交変換回路132から入力した画像データ(量子化前の変換係数)を、レート制御回路134から入力した量子化スケールQSを基に量子化して量子化後の変換係数を示す画像データを生成し、これを可逆符号化回路135および逆量子化回路137に出力する。
レート制御回路134は、例えば、バッファメモリ136から読み出した画像データを基に量子化スケールQSを生成し、これを量子化回路133に出力する。
可逆符号化回路135は、量子化回路133から入力した画像データを可変長符号化した画像データをバッファ136に格納する。
このとき、可逆符号化回路135は、階層化回路10から入力した属性データEisTop,ETimeをヘッダデータなどに格納する。
また、可逆符号化回路135は、動き予測・補償回路143から入力した動きベクトルMVあるいはその差分動きベクトル、参照画像データの識別データ、並びにイントラ予測回路142から入力したイントラ予測モードをヘッダデータなどに格納する。
バッファメモリ136に格納された画像データは、上位符号化データS14として図2に示す多重化回路15に読み出される。
逆量子化回路137は、量子化回路133の量子化に対応した逆量子化処理を、量子化回路133からの画像データに施して、それによって得られたデータを生成し、これを逆直交変換回路138に出力する。
逆直交変換回路138は、逆量子化回路137から入力したデータに、直交変換回路132における直交変換の逆変換を施して生成した画像データを加算回路139に出力する。
加算回路139は、逆直交変換回路138から入力した(デコードされた)画像データと、イントラ予測回路142あるいは動き予測・補償回路143から入力した予測画像データPIとを加算して参照(再構成)ピクチャデータを生成し、これをデブロックフィルタ140に出力する。
デブロックフィルタ140は、加算回路139から入力した参照ピクチャデータのブロック歪みを除去してフレームメモリ141に書き込む。
イントラ予測回路142は、イントラ符号化するマクロブロックにおいて、残差が最小となるイントラ予測のモードおよび予測ブロックのブロックサイズを決定する。
イントラ予測回路142は、ブロックサイズとして、4x4および16x16画素を用いる。
イントラ予測回路142は、イントラ予測が選択された場合に、イントラ予測による予測画像データPIを演算回路131および加算回路139に出力する。
動き予測・補償回路143は、既に符号化後に局所復号されてフレームメモリ131に記憶されている参照ピクチャデータREFを基に動き予測を行い、残差を最小にする動きベクトルおよび動く補償のブロックサイズを決定する。
動き予測・補償回路143は、ブロックサイズとして、16x16、16x8、8x16、8x8、8x4、4x8および4x4画素を用いる。
動き予測・補償回路143は、インター予測が選択された場合に、インター予測による予測画像データPIを演算回路131および加算回路139に出力する。
下位レイヤ予測回路145は、図2に示す変換回路13から入力した下位予測画像データL_PREbを基にイントラ予測を行い、予測画像データPIを生成する。
このとき、下位レイヤ予測回路145は、変換回路13から入力した属性データBisTop,BTimeを基に、イントラ予測に用いる下位予測画像データL_PREbを特定する。
そして、イントラ予測回路142、動き予測・補償回路143および下位レイヤ予測回路145が生成した予測画像データPIのうち、符号化対象の画像データとの差分が最小となる予測画像データPIが選択されて演算回路131に出力される。
[多重化回路15]
多重化回路15は、下位レイヤ符号化回路12から入力した下位符号化データS12と、上位レイヤ符号化回路14から入力した上位符号化データS14とを多重化して符号化データS2を生成する。
[符号化装置2の動作例]
以下、図2に示す符号化装置2の動作例を説明する。
階層化回路10は、符号化対象のプログレッシブ画像データ(プログレッシブ信号)S9を入力し、プログレッシブ画像データS9を構成する複数のフレームデータの各々をトップフィールドデータとボトムフィールドデータとに分離する。
そして、階層化回路10は、図3に示すように、上記分離したトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを、トップフィールドデータを遅延回路11と下位レイヤ符号化回路12に交互に出力する。
これにより、図3に示すように、インタレース画像データS10_1が、遅延回路11に書き込まれた後に、下位レイヤ符号化回路12および変換回路13の処理時間だけ遅延して上位レイヤ符号化回路14に出力される。
また、階層化回路10から下位レイヤ符号化回路12にインタレース画像データS10_2が出力される。
そして、下位レイヤ符号化回路12において、インタレース画像データS10_2が符号化され、下位符号化データS12が多重化回路15に出力される。
また、下位レイヤ符号化回路12において、下位予測画像データL_PREが生成され、これがインタレース画像データS10_1と走査位置が一致するように変換回路13において補間処理されて下位予測画像データL_PREbが生成される。
そして、上位レイヤ符号化回路14が、下位予測画像データL_PREbを基に、インタレース画像データS10_1(フィールドデータU_FI)をイントラ符号化して上位符号化データS14を生成する。
そして、多重化回路15は、下位レイヤ符号化回路12から入力した下位符号化データS12と、上位レイヤ符号化回路14から入力した上位符号化データS14とを多重化して符号化データS2を生成する。
<復号装置3>
図9は、図1に示す復号装置3の構成図である。
図9に示すように、復号装置3は、例えば、分離回路51、遅延回路52、下位レイヤ復号回路53、変換回路54、上位レイヤ復号回路55および再構成回路56を有する。
[分離回路51]
分離回路51は、符号化装置2が生成した上述した符号化データS2を入力し、これを下位符号化データS12と上位符号化データS14とに分離し、下位符号化データS12を下位レイヤ復号回路53に出力し、上位符号化データS14を遅延回路52に書き込む。
[遅延回路52]
遅延回路52は、分離回路51から入力した上位符号化データS14を、下位レイヤ復号回路53および変換回路54における処理時間だけ遅延して上位レイヤ復号回路55に出力する。
[下位レイヤ復号回路53]
図10は、図9に示す下位レイヤ復号回路53の構成図である。
図10に示すように、下位レイヤ復号回路53は、例えば、蓄積バッファ60、可逆復号回路61、逆量子化回路62、逆直交変換回路63、加算回路64、デブロックフィルタ65、フレームメモリ66、画面並べ替えバッファ67、イントラ予測回路69、動き予測・補償回路70を有する。
蓄積バッファ60には、分離回路51から入力した下位符号化データS12が書き込まれる。
可逆復号回路61は、下位符号化データS12内の処理対象のマクロブロックMBがインター符号化されていると判断した場合には、そのヘッダ部に書き込まれている動きベクトルを復号して動き予測・補償回路70に出力する。
可逆復号回路61は、下位符号化データS12内の処理対象のマクロブロックMBがイントラ符号化されていると判断した場合には、そのヘッダ部に書き込まれているイントラ予測モード情報を復号してイントラ予測回路69に出力する。
また、可逆復号回路61は、下位符号化データS12を復号して逆量子化回路62に出力する。
また、可逆復号回路61は、下位符号化データS12のヘッダデータに含まれる属性データBisTop,BTimeを、フレームメモリ66および画面並べ替えバッファ67に書き込むと共に、図9に示す変換回路54に出力する。
逆量子化回路62は、可逆復号回路61で復号された画像データ(直交変換係数)を、可逆復号回路61から入力した量子化パラメータQPを基に逆量子化して逆直交変換回路63に出力する。
逆直交変換回路63は、逆量子化回路62から入力した画像データ(直交変換係数)に4x4の逆直交変換処理を施して差分画像データを生成し、それを加算回路64に出力する。
加算回路64は、動き予測・補償回路70あるいはイントラ予測回路69らの予測画像データPIと、逆直交変換回路63からの差分画像データとを加算して画像データを生成し、これをデブロックフィルタ65に出力する。
デブロックフィルタ65は、加算回路64から入力した画像データにデブロックフィルタ処理を施して、処理後の復号画像データをフレームメモリ66および画面並べ替えバッファ67に書き込む。
フレームメモリ66に記憶された復号画像データは、下位予測画像データL_PRE1として図9に示す変換回路54に読み出される。
イントラ予測回路69は、可逆復号回路61から入力したイントラ予測モードと、フレームメモリ66から読み出した復号画像データとを基に予測画像データPIを生成し、これを加算回路64に出力する。
動き予測・補償回路70は、フレームメモリ66から読み出した復号画像データと、可逆復号回路61から入力した動きベクトルとを基に、予測画像データPIを生成し、これを加算回路64に出力する。
画面並べ替えバッファ67は、デブロックフィルタ65から書き込まれた復号画像データを記憶する。
画面並べ替えバッファ67に記憶された復号画像データは、表示順に、下位復号画像データS53として図9に示す再構成回路56に読み出される。
[変換回路54]
次に、図9に示す変換回路54について説明する。
上位レイヤ復号回路55が遅延回路52から入力した上位符号化フィールドデータU_EFI(遅延回路52から読み出された上位符号化データS14)と、下位レイヤ復号回路53が変換回路54に出力した下位予測画像データL_PRE1とが同時刻のフィールドデータであり、何れか一方がトップフィールドデータであり、他方がボトムフィールドデータであるという条件を満たす場合には、それらの走査位置が異なる。
そのため、変換回路54は、遅延回路52から入力した上位符号化データS14内の属性データEisTop,ETimeと、下位レイヤ復号回路53から入力した属性データBisTop,BTimeとを基に、上記条件を満たすか否かを判断し、条件を満たすと判断すると、下位レイヤ復号回路53から入力した下位予測画像データL_PRE1に補間処理を施して下位予測画像データL_PRE1aを生成する。
そして、変換回路54は、下位予測画像データL_PRE1aから、上位レイヤ復号回路55で復号される上位符号化フィールドデータU_EFIの走査位置に対応するラインデータを抽出して下位予測画像データL_PRE1bを生成し、これを上位レイヤ復号回路55に出力する。
また、変換回路13は、下位レイヤ復号回路53から入力した下位予測画像データL_PRE1に対応する属性データBisTop,BTimeを上位レイヤ復号回路55に出力する。
変換回路54は、上位レイヤと下位レイヤが同じ時刻で、両方とも同じくトップ(またはボトム)フィールドである場合(BTime と ETime が同じ時刻で BisTop と EisTop が同じ値の場合)、下位レイヤ復号回路53から入力した下位予測画像データL_PRE1をそのまま下位予測画像データL_PRE1bとして上位レイヤ復号回路55に出力する。
[上位レイヤ復号回路55]
図11は、図9に示す上位レイヤ復号回路55の構成図である。
図11に示すように、上位レイヤ復号回路55は、例えば、蓄積バッファ160、可逆復号回路161、逆量子化回路162、逆直交変換回路163、加算回路164、デブロックフィルタ165、フレームメモリ166、画面並べ替えバッファ167、イントラ予測回路169、動き予測・補償回路170および下位レイヤ予測回路171を有する。
蓄積バッファ160には、遅延回路52から読み出された上位符号化フィールドデータU_EFIが書き込まれる。
可逆復号回路161は、上位符号化フィールドデータU_EFI内の処理対象のマクロブロックMBがインター符号化されていると判断した場合には、そのヘッダ部に書き込まれている動きベクトルを復号して動き予測・補償回路170に出力する。
可逆復号回路161は、上位符号化フィールドデータU_EFI内の処理対象のマクロブロックMBがイントラ符号化されていると判断した場合には、そのヘッダ部に書き込まれているイントラ予測モード情報を復号してイントラ予測回路169に出力する。
可逆復号回路161は、ヘッダ部を基に上位符号化フィールドデータU_EFIが下位レイヤイントラ予測されていると判断した場合には、そのヘッダ部に書き込まれているイントラ予測モード情報を復号してイントラ予測回路169に出力する。
また、可逆復号回路161は、上位符号化フィールドデータU_EFIを復号して逆量子化回路162に出力する。
また、可逆復号回路161は、上位符号化フィールドデータU_EFIのヘッダデータに含まれる属性データEisTop,ETimeを、変換回路54、再構成回路56および下位レイヤ予測回路171に出力する。
逆量子化回路162は、可逆復号回路161で復号された画像データ(直交変換係数)を、可逆復号回路161から入力した量子化パラメータQPを基に逆量子化して逆直交変換回路163に出力する。
逆直交変換回路163は、逆量子化回路162から入力した画像データ(直交変換係数)に4x4の逆直交変換処理を施して差分画像データを生成し、それを加算回路164に出力する。
加算回路164は、動き予測・補償回路170、イントラ予測回路169あるいは下位レイヤ予測回路171らの予測画像データPIと、逆直交変換回路163からの差分画像データとを加算して画像データを生成し、これをデブロックフィルタ165に出力する。
デブロックフィルタ165は、加算回路164から入力した画像データにデブロックフィルタ処理を施して、処理後の復号画像データをフレームメモリ166および画面並べ替えバッファ167に書き込む。
イントラ予測回路169は、通常のイントラ予測が指定されている場合に、可逆復号回路161から入力したイントラ予測モードと、フレームメモリ166から読み出した復号画像データとを基に予測画像データPIを生成し、これを加算回路164に出力する。
動き予測・補償回路170は、インター予測が指定されている場合に、フレームメモリ166から読み出した復号画像データと、可逆復号回路161から入力した動きベクトルとを基に、予測画像データPIを生成し、これを加算回路164に出力する。
下位レイヤ予測回路171は、下位レイヤイントラ予測が指定されている場合に、可逆復号回路161から入力したイントラ予測モードと、変換回路54から入力した下位予測画像データL_PRE1bとを基に、フレームメモリ166から読み出した復号画像データとを用いて予測画像データPIを生成し、これを加算回路164に出力する。
このとき、下位レイヤ予測回路171は、例えば、可逆復号回路161から入力した属性データEisTop,ETimeと、変換回路54から入力した属性データBisTop,BTimeとを基に、フレームメモリ166から読み出した復号画像データに対応した下位予測画像データL_PRE1bとを選択して用いる。
画面並べ替えバッファ167は、デブロックフィルタ165から書き込まれた復号画像データを記憶する。
画面並べ替えバッファ167に記憶された復号画像データは、表示順に、上位復号画像データS55として図9に示す再構成回路56に読み出される。
[再構成回路56]
再構成回路56は、上位レイヤ復号回路55から入力した上位復号画像データS55と下位レイヤ復号回路53から入力した下位復号画像データS53とを再構成してプログレッシブ画像データS56を生成する。
[図9に示す復号装置3の動作例]
分離回路51は、符号化装置2が生成した上述した符号化データS2を入力し、これを下位符号化データS12と上位符号化データS14とに分離し、下位符号化データS12を下位レイヤ復号回路53に出力し、上位符号化データS14を遅延回路52に書き込む。
そして、遅延回路52は、分離回路51から入力した上位符号化データS14を、下位レイヤ復号回路53および変換回路54における処理時間だけ遅延して上位レイヤ復号回路55に出力する。
そして、下位レイヤ復号回路53において、下位符号化データS12が復号され、下位復号画像データS53を生成し、これを再構成回路56に出力する。
また、下位レイヤ復号回路53において、下位予測画像データL_PRE1が生成され、変換回路54に出力される。
そして、変換回路54において、下位予測画像データL_PRE1が、上位フィールド画像データU_EFIと走査位置が一致するように補間処理されて下位予測画像データL_PRE1bが生成される。
そして、上位レイヤ復号回路55が、下位予測画像データL_PRE1bを基に、上位フィールド画像データU_EFIをイントラ復号して上位復号画像データS55を生成し、これを再構成回路56に出力する。
そして、再構成回路56において、上位レイヤ復号回路55から入力した上位復号画像データS55と下位レイヤ復号回路53から入力した下位復号画像データS53とを再構成してプログレッシブ画像データS56を生成する。
以上説明したように、符号化装置2によれば、図2に示す下位レイヤ符号化回路12および上位レイヤ符号化回路14の各々においてインタレース画像データを符号化できる。
また、復号装置3によれば、図9に示す下位レイヤ復号回路53および上位レイヤ復号回路55の各々においてインタレース画像データを復号できる。
すなわち、本実施形態によれば、階層符号化の各階層においてインタレース画像データを扱うことができる。
また、本実施形態によれば、階層符号化された画像データを復号する場合に、各階層においてインタレース画像データを扱うことができる。^
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した符号化装置2あるいは復号装置3の機能の全部あるいは一部を、図12に示すように、メモリ252に記憶されたプログラムPRGの記述に従ってCPU(Central Processing Unit)などの処理回路253が実行してもよい。
この場合に、インターフェース251を介して、符号化対象あるいは復号対象の画像データが入力され、その処理結果が出力される。
図1は、本発明は、本発明の実施形態の通信システムの構成図である。 図2は、図1に示す符号化装置の機能ブロック図である。 図3は、図2に示す階層化回路10の処理を説明するための図である。 図4は、図2に示す階層化回路10の処理を説明するための図である。 図5は、図2に示す階層化回路10の処理を説明するための図である。 図6は、図2に示す下位レイヤ符号化回路の機能ブロック図である。 図7は、図6に示す変換回路の処理を説明するための図である。 図8は、図2に示す上位レイヤ符号化回路の機能ブロック図である。 図9は、図1に示す復号装置の機能ブロック図である。 図10は、図9に示す下位レイヤ復号回路の機能ブロック図である。 図11は、図9に示す上位レイヤ復号回路の機能ブロック図である。 図12は、本発明の実施形態の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1…通信システム、2…符号化装置、3…復号装置、10…階層化回路、11…遅延回路、12…下位レイヤ符号化回路、13…変換回路、14…上位レイヤ符号化回路、15…多重化回路、23,123…画面並べ替え回路、31,131…演算回路、32,132…直交変換回路、33,133…量子化回路、34,134…レート制御回路、35,135…可逆符号化回路、36,136…バッファメモリ、37,137…逆量子化回路、38,138…逆直交変換回路、39,139…加算回路、40,140…デブロックフィルタ、41,141…フレームメモリ、42,142…イントラ予測回路、43,143…動き予測・補償回路、51…分離回路、52…遅延回路、53…下位レイヤ復号回路、54…変換回路、55…上位レイヤ復号回路、56…再構成回路、60,160…蓄積バッファ、61,161…可逆復号回路、62,162…逆量子化回路、63,163…逆直交変換回路、64,164…加算回路、65,165…デブロックフィルタ、66,166…フレームメモリ、67,167…画面並べ替えバッファ、69,169…イントラ予測回路、70,170…動き予測・補償回路

Claims (14)

  1. 動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されたトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを階層符号化する符号化装置であって、
    前記ピクチャデータから分離された前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとの2つのフィールドデータのうち一方のフィールドデータを符号化する第1の符号化手段と、
    前記第1の符号化手段が前記一方のフィールドデータを符号化して生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する変換手段と、
    前記変換手段が生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータを符号化する第2の符号化手段と
    を有する符号化装置。
  2. 前記第1の符号化手段および前記第2の符号化手段は、それぞれ前記符号化としてイントラ符号化を行う
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記第1の符号化手段は、前記一方のフィールドデータを符号化した後に復号して再構成画像データを生成し、当該再構成画像データを前記第1の予測画像データとして前記変換手段に出力する
    請求項1に記載の符号化装置。
  4. 前記第2の符号化手段は、
    前記他方のフィールドデータを用いたイントラ予測によって生成した予測画像データと、
    動き予測・補償によって生成した予測画像データと、
    前記第2の予測画像データを用いたイントラ予測によって生成した予測画像データとのうち、
    前記他方のフィールドデータとの間の差分を最小にする予測画像データを選択し、
    前記他方のフィールドデータと、前記予測画像データとの差分を符号化する
    請求項1に記載の符号化装置。
  5. 前記複数のピクチャデータの各々を、前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとに分離する分離手段
    をさらに有する請求項1に記載の符号化装置。
  6. 前記分離手段は、連続したピクチャデータの一方のトップフィールドデータを前記第1の符号化手段に符号化させ、他方のトップフィールドデータを前記第2の符号化手段に符号化させる
    請求項1に記載の符号化装置。
  7. 前記第1の符号化手段および前記第2の符号化手段の各々は、連続した2つのピクチャデータの一方のトップフィールドデータと、他方のボトムフィールドデータとで構成されるフレームデータを符号化する
    請求項6に記載の符号化装置。
  8. 前記第1の符号化手段が符号化したフィールドデータと、前記第2の符号化手段が符号化したフィールドデータとを多重化する多重化手段
    をさらに有する請求項1に記載の符号化装置。
  9. 動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されたトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを階層符号化する符号化方法であって、
    前記ピクチャデータから分離された前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとの2つのフィールドデータのうち一方のフィールドデータを符号化する第1の工程と、
    前記第1の工程で前記一方のフィールドデータを符号化して生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の工程と、
    前記第2の工程で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータを符号化する第3の工程と
    を有する符号化方法。
  10. 動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されたトップフィールドデータとボトムフィールドデータとを階層符号化するコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記ピクチャデータから分離された前記トップフィールドデータと前記ボトムフィールドデータとの2つのフィールドデータのうち一方のフィールドデータを符号化する第1の手順と、
    前記第1の手順で前記一方のフィールドデータを符号化して生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の手順と、
    前記第2の手順で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つのフィールドデータのうち他方のフィールドデータを符号化する第3の手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  11. 動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されて2つのフィールドデータを階層符号化して得られた2つの符号化フィールドデータを復号する復号装置であって、
    前記2つの符号化フィールドデータのうち一方の符号化フィールドデータを復号する第1の復号手段と、
    前記第1の復号手段が復号により生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する変換手段と、
    前記変換手段が生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータを復号する第2の復号手段と
    を有する復号装置。
  12. 前記第1の復号手段および前記第2の復号手段は、それぞれ前記復号としてイントラ復号を行う
    請求項11に記載の復号装置。
  13. 動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されて2つのフィールドデータを階層符号化して得られた2つの符号化フィールドデータを復号する復号方法であって、
    前記2つの符号化フィールドデータのうち一方の符号化フィールドデータを復号する第1の工程と、
    前記第1の工程の復号により生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の工程と、
    前記第2の工程で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータを復号する第3の工程と
    を有する復号方法。
  14. 動画像を構成する複数のピクチャデータの各々から分離されて2つのフィールドデータを階層符号化して得られた2つの符号化フィールドデータを復号するコンピュータが実行するプログラムであって、
    前記2つの符号化フィールドデータのうち一方の符号化フィールドデータを復号する第1の手順と、
    前記第1の手順の復号により生成した第1の予測画像データを補間処理して、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータの走査位置の第2の予測画像データを生成する第2の手順と、
    前記第2の手順で生成した前記第2の予測画像データを基に、前記2つの符号化フィールドデータのうち他方の符号化フィールドデータを復号する第3の手順と
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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