JP2007048825A - 接合方法、接合部構造、配線板および配線板の製造方法 - Google Patents

接合方法、接合部構造、配線板および配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 導体部材と電極部材との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続部の耐熱性にも優れる接合部を形成することができる接合方法を提供すること。また、導体部材と電極部材との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続部の耐熱性にも優れる接合部構造を有する配線板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の接合方法は、主として銅で構成されている導体部材と、主として銅で構成されている電極部材とを、主として錫で構成されているろう接部材を溶融接合する接合方法であって、前記ろう接部材を溶融して、前記導電部材と前記電極部材との間にフィレットを形成する第1ステップと、さらに前記フィレットを構成する前記ろう接部材の融点近傍または融点以上の温度で加熱する第2ステップとを有していることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、接合方法、接合部構造、配線板および配線板の製造方法に関する。
近年の電子機器の高密度化に伴い、これに用いられるフレキシブルプリント配線板等の回路基板の多層化が進んでいる。このような多層の回路基板を積層する技術として、ビルドアップ法が採用されている。ビルドアップ法とは、樹脂のみで構成される樹脂層と導体層とを積み重ねながら、単層間で層間接続をする方法である。
このビルドアップ法は、樹脂層にビアホールを形成してから層間接続する方法と、層間接続部を形成してから樹脂層を積層する方法とに大別される。また、層間接続部は、ビアホールをメッキで形成する場合と、導電性ペーストで形成する場合等とに分けられる。
スタックドビアが可能で、かつ高密度化および配線設計の簡易化できる技術として、樹脂層に層間接続用の微細ビアホールをレーザーで形成し、該ビアホールを銅ペースト等の導電性接着剤で穴埋めし、この導電性接着剤により電気的に接続を得る方法が開示されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、この方法では層間の電気的接続を導電性接着剤で行っているため、信頼性が十分でない場合がある。また、微細なビアホールに導電性接着剤を埋め込むには、高度な技術が要求される。さらに、導電性接着剤は導通抵抗値が比較的高いため、微細なビアホールに埋め込んだ場合には導通抵抗値が上昇してしまう。そのため、高密度で配線実装されるような基板の層間の電気的接続に導電性接着剤を用いることが困難である。
そこで、導電性接着剤をビアホールに埋め込む手法に代わって、金属製の突起物(導体ポスト)を使用する技術が使用されている。しかし、導体ポストを使用する場合でも、層間接続する際に導体ポストが、層間接着剤を物理的に排除して接続パッドと接続する方法が開示されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、この方法では、導体ポストと接続パッドとの間の層間接着剤を完全に除去することは難しく、信頼性が不十分となる場合があった。
また、一度層間接続を行なった後に、再び部品実装のため加熱されると層間接続のために形成された半田等が再溶融等により変形、移動してしまい、層間接続の信頼性が低下する場合があった。
特開平8−316598号公報 特開平11−54934号公報
本発明の目的は、導体部材と電極部材との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続部の耐熱性にも優れる接合部を形成することができる接合方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、導体部材と電極部材との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続部の耐熱性にも優れる接合部構造を有する配線板およびその製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(10)に記載の本発明により達成される。
(1)主として銅で構成されている導体部材と、主として銅で構成されている電極部材とを、主として錫で構成されているろう接部材で溶融接合する接合方法であって、前記ろう接部材を溶融して、前記導電部材と前記電極部材との間にフィレットを形成する第1ステップと、さらに前記フィレットを構成する前記ろう接部材の融点近傍または融点以上の温度で加熱する第2ステップとを有していることを特徴とする接合方法。
(2)前記第2ステップにおける加熱温度は、前記ろう接部材の融点の25℃以上である上記(1)に記載の接合方法。
(3)前記第2ステップにおける加熱時間は、1分〜10分である上記(1)または(2)に記載の接合方法。
(4)前記第2ステップを実質的に無加圧または低圧の状態で加熱するものである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の接合方法。
(5)前記第2ステップは、前記フィレットに前記導体部材を構成する銅の一部を拡散させるものである上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の接合方法。
(6)前記第2ステップは、前記フィレットに前記電極部材を構成する銅の一部を拡散させるものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の接合方法。
(7)前記第2ステップは、前記フィレットの中心部における銅原子含有率を、外周部におけるそれよりも高くするものである上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の接合方法。
(8)上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の接合方法によって得られる接合部構造。
(9)上記(8)に記載の接合部構造を有することを特徴とする配線板。
(10)主として銅で構成されている導体部材を有する第1基板と、主として銅で構成されている電極部材を有する第2基板と、を有する配線板の製造方法であって、前記第1基板と前記第2基板とを接合する際に上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の接合方法を用いていることを特徴とする配線板の製造方法。
本発明によれば、導体部材と電極部材との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続部の耐熱性にも優れる接合部構造を得ることができる。
また、本発明によれば、導体部材と電極部材との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続部の耐熱性にも優れる接合部構造を有する配線板を得ることができる。
以下、本発明の接合方法および接合部構造ならびに配線板およびその製造方法について説明する。
本発明の接合方法は、主として銅で構成されている導体部材と、主として銅で構成されている電極部材とを、主として錫で構成されているろう接部材を溶融接合する接合方法であって、前記ろう接部材を溶融して、前記導電部材と前記電極部材との間にフィレットを形成する第1ステップと、さらに前記フィレットを構成する前記ろう接部材の融点近傍または融点以上の温度で加熱する第2ステップとを有していることを特徴とする。
また、本発明の接合部構造は、上記接合方法によって得られることを特徴とする。
また、本発明の配線板は、上記に記載の接合部構造を有していることを特徴とする。
また、本発明の配線板の製造方法は、主として銅で構成されている導体部材を有する第1基板と、主として銅で構成されている電極部材を有する第2基板と、を有する配線板の製造方法であって、前記第1基板と前記第2基板とを接合する際に上記に記載の接合方法を用いていることを特徴とする。
図1ないし図4は、導体部材と電極部材との接合の過程を説明するための断面図である。図5は、本発明の接合部構造の一例を示す断面図である。図6は、6層構造の配線板の一例を示す断面図である。
まず、接合方法について添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
本発明の接合部構造の接合方法では、ろう接部材12を溶融して導体部材1と電極部材2との間にフィレット3’(最終的に接合部3となる部位)を形成し、さらにフィレット3’を構成するろう接部材12の融点近傍または融点以上の温度で加熱することを特徴とする。これにより、ろう接部材12の溶融状態が制御され、その結果に導体部材1および/または電極部材2を構成する銅を接合部3に拡散させて合金化(例えばCuSn、CuSn)を促進させることができる。
なお、接合部3の中心部31および外周部32の合金中の銅原子含有率は、例えばX線分析により元素分析を行なう方法や、X線光電子分光分析装置(XPS)、エネルギー分散型微小部蛍光X線分析装置(EDX)のエリア分析を行なう方法等が挙げられる。
一般に導体部材と電極部材とは、一般的に半田を用いて溶融接合されている。この半田による溶融接合は、半田リフローによる接合方法が用いられている。半田リフローによる接合では、基板や部品等が熱による品質の劣化を低減するために、半田が溶融している時間を短時間で熱処理することが行なわれている。
しかし、このような短時間での熱処理による導体部材と電極部材との半田による接合では、耐熱性の不足により接合した半田部分が再度加熱された場合に溶融して接続不良が生じたり、部品実装している場合は部品の脱落等が生じたりする場合があった。
本発明者は、この再度の加熱による接合部の再溶融を防止すべく検討した結果、主として錫で構成されているろう接部材12(実質的に銅原子を含まないことが好ましい)を溶融接合する接合方法であって、ろう接部材12を溶融して、導体部材1と電極部材2との間にフィレット3’(最終的に接合部3となる部位)を形成し、さらにフィレット3’を構成するろう接部材12の融点近傍または融点以上の温度で加熱する。このようにすると、得られる接合部3の中心部における合金中の銅原子含有率が、外周部のそれよりも高くなり、それによって導体部材1と電極部材2との間の接続信頼性に優れ、かつ層間接続の耐熱性にも優れる接合部構造が得られることを見出した。
図1に示すような導体部材1の先端部にろう接部材12を有する導体部材1と、電極部材2とをろう接部材12で溶融接合して、図5に示すような接合部3を形成し、接合部構造10を得る。
まず図2に示すように、主として銅で構成されている導体部材1と、主として銅で構成されている電極部材2とを、主として錫で構成されているろう接部材12で溶融接合してフィレット3’(最終的に接合部3となる部位)を形成する(第1ステップ)。これにより、導体部材1と電極部材2とが電気的に接続される。
フィレット3’(接合部構造10)を加熱処理すると、導体部材1および電極部材2の表面から銅の拡散が進行し、フィレット3’を構成する錫との合金化が進行するが、この段階では、フィレット3’の銅原子含有率は、中心部31と外周部32とで大きな相違がない。
この溶融接合する温度は、ろう接部材12が溶融する温度(融点)であれば特に限定されないが、例えばろう接部材12の融点より15℃以上高いことが好ましく、特に20〜50℃以上高いことが好ましい。前記範囲内であると、特に銅原子の拡散を促進することができる。
具体的には、例えばろう接部材12が錫95〜99.5重量%と銀0.5〜5重量%のブレンド物で構成されている場合、前記溶融接合する温度は、220〜270℃が好ましく、特に230〜265℃が好ましい。
この溶融接合は、例えばプレスする方法、半田リフローする方法等が挙げられる。これらの中でも後述する第2ステップを経るためにプレスする方法が好ましい。また、プレスにより接合部3を形成する場合、実質的に無加圧または低圧でプレスすることが好ましい。これにより、接合部3の変形を防止することができ、それによって配線板の歪みを低減できる。
次に、フィレット3’を形成した状態でろう接部材12の融点近傍または融点以上の温度で加熱する(第2ステップ)。これにより、フィレット3’に導体部材1および電極部材2から銅原子が拡散して行く。
この第2ステップにおける加熱温度は、ろう接部材12の融点近傍または融点以上の温度であれば特に限定されないが、ろう接部材12の融点の25℃以上であることが好ましく、特に30〜50℃高いことが好ましい。前記範囲内であると、錫原子と銅原子との合金化を特に促進することができる。
具体的には、例えばろう接部材12が錫95〜99.5重量%と銀0.5〜5重量%のブレンド物で構成されている場合、前記溶融接合する温度は、220〜270℃が好ましく、特に230〜265℃が好ましい。
前記第2ステップのおける加熱時間は、前記加熱温度との関係で異なるが、1〜10分間が好ましく、特に3〜7分間が好ましい。前記範囲内であると、導体部材1または電極部材2を構成している銅原子がフィレット3’内部への拡散と、カーケンダルボイドの発生の抑制とのバランスを取ることができ性能をより安定化できる。
このような温度、所定時間加熱することにより、フィレット3’では、具体的には以下のような変化が生じていると予想される。
まず、前記加熱時間の初期段階(具体的には10〜40秒間)では、図3に示すようにフィレット3’の内部には、銅原子の拡散が十分でないので銅原子含有率が15原子%以下である層33が形成される。フィレット3’中の他の部分は、銅原子含有率が15原子%より高くなっている。
さらに、前記加熱時間の中期段階(具体的には、初期段階終了後に5〜125秒間)では、導体部材1および電極部材2からの銅原子のさらなる拡散によって層33まで拡散し、層33がつながり出して切れ、層状が島状に変化して図4に示すような銅原子含有率が15原子%以下の島状の部分を形成する。
さらに、前記加熱時間の最終段階(具体的には中期段階終了後5〜435秒間)では、島状の部分34がさらなる銅原子の拡散により消滅して、最終的に図6に示すようなフィレット3’(接合部3)の中心部31における合金中の銅原子含有率を、外周部32のそれよりも高くなる。
このように、ろう接部材12の融点近傍または融点以上の温度で加熱することにより、最終的に得られる接合部3の中心部31の銅原子含有率を外周部32のそれよりも高くでき、それによって接続信頼性を向上できる理由は、次のように考えられる。
一般的な接合方法では、ろう接部材12でフィレットを形成するだけであるため、銅原子が十分に拡散することができず、フィレット3’の中心部31と、外周部32とにおける銅原子含有率に大きな相違は現れない。
これに対して、ろう接部材12を融点近傍または融点以上の温度で加熱すると、図2ないし図4に示すように、ろう接部材12により形成されたフィレット3’には導体部材1および電極部材2より銅原子が拡散していき、それによって銅−錫の合金を形成して行く。つまり、フィレット3’をろう接部材12の融点近傍または融点以上の温度で加熱すると銅原子の拡散が容易となり、フィレット3’の中心部31には、導体部材1および電極部材2の双方から銅原子が拡散していくことが可能となる。これに対して、フィレット3’の外周部32には、導体部材1が直接接触していないため、主として電極部材2のみから銅原子が拡散していくことになる。
したがって、図5に示すように最終的に得られる接合部3の中心部31の銅原子含有率が外周部32のそれよりも高くなる。
このように、接合部3の中心部31における銅原子含有率が高くなると、接合部3の耐熱性を向上することができる。すなわち、錫と銅との合金化が促進されることにより、合金の融点を上昇できる。さらに、特に接合部3の中心部31の耐熱性を向上することができるので、導体部材1と電極部材2との接続信頼性も向上することができる。すなわち、接続に関与する導体部材1と電極部材2との間に設けられる接合部3の中心部31の耐熱性が高ければ、外周部32が若干耐熱性に劣ったとしても接続信頼性への影響は小さいからである。
さらに、ろう接部材12を融点近傍または融点以上の温度(溶融状態で制御)で加熱するため、銅原子が拡散しても内部に気泡(空孔)等を形成することを抑制することができる。ろう接部材12が固化している状態で銅原子が拡散するのと比較して、本発明ではろう接部材12を溶融状態にして銅原子を拡散させるため、銅原子の拡散速度が速くなり合金化を促進できる。それによって、ろう接部材12が固化した後での銅原子の拡散量を減少することができるので気泡(空孔)等の形成を抑制することができる。
第2ステップ(フィレット3’の加熱)について、上述のように一段階で説明したが、本発明の接合方法は、これに限定されない。例えば、前記第2ステップは、複数の段階に分けて加熱しても良い。この場合、各段階における加熱温度は異なっていても、同じであっても良い。
このような溶融状態でフィレット3’(接合部3)を加熱(制御)する具体的方法としては、例えば半田リフローでフィレット3’を形成した後に熱処理する方法、プレスでフィレット3’を形成し、連続的に熱処理する方法等が挙げられる。これらの中でもプレスでフィレット3’を形成し、連続的に熱処理する方法が好ましい。これにより、銅の拡散を効率的に行なうことができる。
また、第2ステップは、特に限定されないが、実質的に無加圧または低圧の状態で行なうことが好ましい。ここで低圧とは、例えば0.5MPa以下の圧力を意味する。
このように、実質的に無加圧または低圧での加圧状態で加熱を行なうことが好ましいのは以下の理由からである。
従来、導体ポストと内層回路との層間接続は、2.5MPa以上の高圧で行なわれていた。しかし、このように高圧で層間接続を行なうと導体ポストと内層回路との接触部に圧力が集中してかかるため、内層回路が歪んだり、この内層回路の歪みに起因して回路基板全体が撓んだり、波打ったりして変形する場合があった。
これに対して、本発明では実質的に無加圧または0.5MPa以下の低圧の加圧状態で加熱して導体部材1と電極部材2との接続を行なうので、回路基板の一点に圧力が集中するのを防止することができる。これにより、回路基板が変形するのを防止することができる。さらに、実質的に無加圧または0.5MPa以下の低圧での加圧状態で加熱して行なうので、接着剤層の染み出しを防止することもできる。これにより、層間厚さのばらつきがより少ない回路基板を得ることができる。
次に、接合部構造について説明する。
上述のような接合方法により、図5に示すような接合部構造を得ることができる。
本発明の接合部構造10では、導体部材1と、電極部材2とが、接合部3で接合されたときに、接合部3の中心部31における合金中の銅原子含有率が、外周部32のそれよりも高くなっている。すなわち、接合部3の中心部31における錫と銅との合金化が、外周部32より進んでいるものである。
図5に示すように、接合部構造10は、突起電極11の先端部に設けられたろう接部材12が溶融接合により接合部3を形成している。
導体部材1と、電極部材2とは、接合部3を介して接合されている。
導体部材1は、本実施の形態では突起電極であり、主として銅で構成されているものである。例えば銅原子単体、銅系合金等が主成分となっている。より具体的には、銅原子含有率が95%以上であることが好ましく、特に98〜100%であることが好ましい。
電極部材2は、本実施の形態では板状体であり、主として銅で構成されているものである。例えば銅原子単体、銅系合金等が主成分となっている。より具体的には、銅原子含有率が95%以上であることが好ましく、特に98〜100%であることが好ましい。
接合部3は、導体部材1と、電極部材2とを接合するが、その横断面は導体部材1側を上辺とする台形上の形状を形成している。
接合部3の、中心部31における合金中の銅原子含有率が、外周部32のそれよりも高くなっている。これにより、接合部3での耐熱性を向上することができる。特に中心部31の耐熱性に優れ、接続信頼性の向上に寄与できる。
中心部31は、導体部材1および電極部材2の双方に挟まれている(接している)部分を意味する。これに対して外周部32は、電極部材2と接しているが、導体部材1と接していない部分を意味している。
このように、中心部31における合金中の銅原子含有率が、外周部32のそれよりも高くなる理由は、次のように考えられる。
中心部31は導体部材1および電極部材2の双方に接しているため、双方から銅原子が拡散してくることが可能である。これに対して、外周部32は電極部材2のみと接しているため、電極部材2のみからしか銅原子が拡散されない。したがって、外周部32と比較すると、中心部31の銅原子含有率が高くなる。
接合部3の中心部31における合金中の銅原子含有率は、外周部32のそれよりも高ければ特に限定されないが、30原子%以上であることが好ましく、特に40〜80原子%以上であることが好ましい。銅原子含有率が前記範囲内であると、耐熱性が特に優れる。
接合部3の中心部31における合金中の銅原子含有率[S1]と、外周部32における銅原子含有率[S2]との差(S1−S2)は、特に限定されないが、10原子%以上であることが好ましく、特に25〜60原子%以上であることが好ましい。差が前記範囲内であると、より一層耐熱性を向上することができ、リフローによる熱によっても接合部3が再溶融することを抑制し、信頼性を向上できる。
接合部3を構成するろう接部材12は、主として錫で構成されているものである。
具体的には、錫95〜99.5重量%に対して銀原子0.5〜7重量%をブレンドしたものが挙げられ、特に錫97.5重量%に銀2.5重量%をブレンドしたろう接部材、錫96.5重量%に銀3.5重量%をブレンドしたろう接部材が好ましい。
次に、配線板について説明する。
本発明の配線板は、上述した接合部構造10を有するものである。
以下、添付図面に示す好適な実施形態(6層のフレキシブル配線板)に基づいて詳細に説明する。
図6に示すように、6層のフレキシブル配線板400は、コアとなる回路基板300の両面(図6中の上下)から内層回路基板200を積層する。
次に、内層回路基板200に隣接するように両面(図6中の上下)から外層回路基板100を積層する。
この際、コアとなる回路基板300と、内層回路基板200との接合を上述のような接合部3で構成されている接合部構造10を有するものである。したがって、接合部3での中心部における合金中の銅原子含有率が、外周部のそれよりも高いものである。
また、内層回路基板200と、外層回路基板100との接合も上述のような接合部3で構成されている接合部構造10を有するものである。したがって、接合部3での中心部における合金中の銅原子含有率が、外周部のそれよりも高いものである。
次に、配線板の製造方法について説明する。
本発明の配線板の製造方法は、主として銅で構成されている導体部材を有する第1基板と、主として銅で構成されている電極部材を有する第2基板と、を有する配線板の製造方法であって、前記第1基板と前記第2基板とを接合する際に上記に記載の接合方法を用いていることを特徴とする。
以上、本発明の接合部構造およびその製造方法、配線板およびその製造方法について、好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されず、各部の構成は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。
例えば、接続部材の導体部材1として突起電極を用いたが、これに限定されず導電性樹脂ペーストで構成される導体部材、銅ペースト(実質的に樹脂を含まないもの)で構成される導体部材等を用いることができる。
また、配線板として6層のフレキシブル配線板以外に、2層、3層等の6層未満の多層配線板、7層、8層等の6層以上の多層配線板等が挙げられる。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれに限定されない。
(実施例1)
(第1基板−外層回路基板の作製−)
厚さ25μmのポリイミド樹脂の絶縁基材に厚さ12μmの銅箔が付いた第1基材(宇部興産製 ユピセル SE1310)の絶縁基材側の面から、UVレーザーにより50μm径の開口部を形成し、ドライデスミア装置によりデスミアを行った。この開口部内に電解銅メッキを施し導体部材である銅ポストを銅箔のある反対面側の絶縁層表面より高さ10μmとした後、ろう接部材(半田メッキ、錫97.5重量%と銀2.5重量%とのブレンド物)を厚さ15μmで施し、導体ポストを形成した。次いで銅箔をエッチングし、配線パターンを形成した。次に、厚さ25μmの熱硬化性のフラックス機能付き接着剤シート(住友ベークライト製 層間接着シート)を真空ラミネーターにてラミネートした後、積層サイズ(120×170mm)に外形加工して、第1基板(外層回路基板)100を得た。
(第2基板a−内層回路基板の作製−)
厚さ25μmのポリイミド樹脂の絶縁基材に厚さ12μmの銅箔が付いた第2基材a(宇部興産製 ユピセル SE1310)の絶縁基材側の面から、UVレーザーにより50μm径の開口部を形成し、ドライデスミアによるデスミアを施した。この開口部内に電解銅メッキを施し、導体部材である銅ポストを銅箔のある反対面側の絶縁基材表面より高さ10μmとした後、ろう接部材(半田メッキ、錫97.5重量%と銀2.5重量%とのブレンド物)を厚さ15μmで施し、導体ポストを形成した。次いで、銅箔をエッチングし、配線パターンと、第1基板の導体部材である導体ポストを受ける電極部材であるパッドを形成した。次に、厚さ25μmの熱硬化性のフラックス機能付き接着剤シート(住友ベークライト製 層間接着シート)を真空ラミネーターにてラミネートすることにより形成した後、積層部サイズ(120×170mm)に外形加工して、第2基板a(内層回路基板)200を得た。
(第2基板b−コアとなる回路基板の作製−)
厚さ25μmのポリイミド樹脂フィルムの絶縁基材の両面に厚さ12μmの銅箔が付いた第2基材b(コア基材)(三井化学製 NEX23FE(25T))を、ドリルによって穴明けしてスルーホールを形成した後、ダイレクトメッキおよび電解銅メッキにより表裏の電気的導通を行なった。次に、銅箔をエッチングすることにより、配線パターンおよび導体部材である導体ポストを受ける電極部材であるパッドを形成した。
次に、フレキシブル部に相当する部分の配線パターンに、厚さ12.5μmのポリイミドに厚さ25μmのエポキシ樹脂系接着剤が予め塗布されたカバーレイフィルム(有沢製作所製 CVA0525)で表面被覆層を形成した。最後に、積層サイズ(120×170mm)に切断し、第2基板b(コアとなる回路基板)300を得た。
(多層フレキシブル回路基板の製造)
1.積層工程
第1基板(外層回路基板)100と、第2基板a(内層回路基板)200と、第2基板b(コアとなる回路基板)300と、第2基板a(内層回路基板)200と、第1基板(外層回路基板)100とをこの順に、位置合わせ用のピンガイド付き治具を用いてレイアップした。その後、スポットヒーターで部分的に200℃となるように加熱して、第1基板100、第2基板a200および第2基板b300を部分的に仮接着して、位置決めを行なった。
次に、真空式プレスで150℃、0.5MPaで60秒間加熱・加圧成形し、導体ポストが導体パッドに接するまでプレス成形を行なった。この際、導体パッドがある第2基板a(内層回路基板)200と第2基板b(コアとなる回路基板)300の回路の周囲が気泡無く、接着剤が充填されるようにした。
2.接合工程
次いで、得られた積層体をプレスで次のような条件で加熱して導体部材である導体ポストと、電極部材であるパッドとをろう接部材である半田を介して接合した。
加熱の条件は、積層体の温度が常温〜260℃までにおいて、昇温速度が100℃/分となるようにした。また、最高温度は265℃となるようにし、260℃以上で300秒間(第1ステップ30秒間、第2ステップ270秒間)保持した。
ここで、接合時の圧力は0.1MPaで行った。半田を介した導体ポストとパッドとの接合は、半田が溶融接合し、半田フィレットを形成していた。
接合部の中心部の銅原子含有率は55原子%であり、周辺部の銅原子含有率は25原子%であり、その差は30原子%であった。
なお、銅原子含有率は、EDXのエリア分析により評価した。中心部の銅原子含有率は3×30μmの領域の平均値とし、周辺部の銅原子含有率は5×10μmの領域の平均値とした。
3.硬化工程
次に、フラックス機能付き接着剤を硬化させるために、180℃で60分間加熱し、接着剤層を硬化した。
4.最外層の表面処理
外層の両表面に、液状レジスト(日立化成製 SR9000W)を印刷し、露光、現像することにより表面被膜を施し、開口部もあわせて形成した。次に、開口部に表面処理として金メッキを施し最終的に6層の多層フレキシブル回路基板を得た。
(実施例2)
接合工程での加熱の条件を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
積層体の温度が常温〜250℃までにおいて、昇温速度が100℃/分となるようにした。また、最高温度は255℃となるようにし、250℃以上で300秒間(第1ステップ30秒間、第2ステップ270秒間)保持した。
なお、接合部の中心部の銅原子含有率は50原子%であり、周辺部の銅原子含有率は20原子%であり、その差は30原子%であった。
(実施例3)
接合工程の加熱条件を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
積層体の温度が常温〜260℃までにおいて、昇温速度が100℃/分となるようにした。また、最高温度は265℃となるようにし、260℃以上で240秒間(第1ステップ30秒間、第2ステップ210秒間)保持した。
なお、接合部の中心部の銅原子含有率は50原子%であり、周辺部の銅原子含有率は30原子%であり、その差は20原子%であった。
(実施例4)
接合工程の加熱条件を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
最高温度を265℃となるようにして、260℃以上で180秒間(第1ステップ30秒間、第2ステップ150秒間)保持した。
なお、接合部の中心部の銅原子含有率は45原子%であり、周辺部の銅原子含有率は30原子%であり、その差は15原子%であった。
(実施例5)
ろう接部材を錫96.5重量%と銀3.5重量%とのブレンド物にした以外は実施例1と同様にした。
なお、接合部の中心部の銅原子含有率は50原子%であり、周辺部の銅原子含有率は30原子%であり、その差は20原子%であった。
(比較例1)
接合工程の加熱条件を、以下のようにした以外は実施例1と同様にした。
最高温度を265℃となるようにして、260℃以上で15秒間保持した。
なお、接合部の中心部の銅原子含有率は25原子%であり、周辺部の銅原子含有率は25原子%であり、その差は0原子%であった。
各実施例および比較例で得られた回路基板について、以下の評価を行なった。評価項目を内容と共に示す。得られた結果を表1に示す。
1.耐熱性
接続信頼性は、熱衝撃試験(ホットオイル260℃10秒⇔常温20秒 100サイクル)を行い、その外観、及び導通抵抗を測定し、評価した。
◎:外観に異常がなく、導通抵抗の初期値からの変化率が、±5%未満である。
○:外観に異常がなく、導通抵抗の初期値からの変化率が、±5%以上で±8%未満である。
△:外観に異常がなく、導通抵抗の初期値からの変化率が、±8%以上で±10%未満である。
×:外観に膨れ、剥がれ等の異常がある、または導通抵抗の初期値からの変化率が±10%以上である。または、初期段階で導通が取れていない。
2.接続信頼性
接続信頼性は、150℃で1000時間処理した後、断面観察および、導通抵抗にて評価した。
◎:接合部に気泡は見られるが全体の5%未満であり、初期状態の抵抗値と処理後の抵抗値の変動が±5%未満である。
○:接合部に気泡は見られるが全体の5%未満であり、初期状態の抵抗値と処理後の抵抗値の変動が±5%以上で±8%未満である。
△:接合部に気泡は見られるが全体の5%未満であり、初期状態の抵抗値と処理後の抵抗値の変動が±8%以上で±10%未満である。
×:接合部に気泡は見られるが全体の5%以上であり、初期状態の抵抗値と処理後の抵抗値の変動が±10%以上である。または、初期段階で導通が取れていない。
3.密着性
密着性は、層間のピール強度JIS C 5016に準拠して評価した。
◎:1.0N/mm以上である。
○:0.7N/mm以上で1.0N/mm未満である。
△:0.5N/mm以上で0.7N/mm未満である。
×:0.5N/mm未満である。
4.配線板の歪み
配線板の歪みは、断面観察と導通抵抗にて評価した。
◎:層のうねりはほとんどなく、断線もしていない。
○:層のうねりが見られるが、断線はしていない。
△:層のうねりが見られ、断線箇所が3箇所以下である。
×:層のうねりが見られ、断線箇所が4箇所以上である。
Figure 2007048825
表1から明らかなように、実施例1から実施例5は耐熱性、接続信頼性、密着性に優れ、配線板の歪みも小さかった。
また、実施例1および2は、特に耐熱性および接続信頼性に優れていた。これより、接合後に再度加熱された場合であっても、接合部で溶融等することなく優れた耐熱性を有していることが示された。
本発明によれば、接続信頼性に優れ、かつ耐熱性(特に接合部が再加熱された際の耐熱性)に優れる接合部構造およびその接合方法を得ることができ、これによって接続信頼性および耐熱性に優れる配線板(回路基板)およびその製造方法を得ることができる。
導体部材と電極部材との接合の過程を説明するための断面図である。 導体部材と電極部材との接合の過程を説明するための断面図である。 導体部材と電極部材との接合の過程を説明するための断面図である。 導体部材と電極部材との接合の過程を説明するための断面図である。 本発明の接合部構造の一例を示す断面図である。 6層構造の配線板の一例を示す側面図である。
符号の説明
1 導体部材
11 突起電極
12 ろう接部材
2 電極部材
3 接合部
3’ フィレット
31 中心部
32 外周部
33 層
34 島状の部分
10 接合部構造
100 外層回路基板
200 内層回路基板
300 コアとなる回路基板
400 6層のフレキシブル配線板

Claims (10)

  1. 主として銅で構成されている導体部材と、主として銅で構成されている電極部材とを、主として錫で構成されているろう接部材で溶融接合する接合方法であって、
    前記ろう接部材を溶融して、前記導電部材と前記電極部材との間にフィレットを形成する第1ステップと、
    さらに前記フィレットを構成する前記ろう接部材の融点近傍または融点以上の温度で加熱する第2ステップとを有していることを特徴とする接合方法。
  2. 前記第2ステップにおける加熱温度は、前記ろう接部材の融点の25℃以上である請求項1に記載の接合方法。
  3. 前記第2ステップにおける加熱時間は、1分〜10分である請求項1または2に記載の接合方法。
  4. 前記第2ステップを実質的に無加圧または低圧の状態で加熱するものである請求項1ないし3のいずれかに記載の接合方法。
  5. 前記第2ステップは、前記フィレットに前記導体部材を構成する銅の一部を拡散させるものである請求項1ないし4のいずれかに記載の接合方法。
  6. 前記第2ステップは、前記フィレットに前記電極部材を構成する銅の一部を拡散させるものである請求項1ないし5のいずれかに記載の接合方法。
  7. 前記第2ステップは、前記フィレットの中心部における銅原子含有率を、外周部におけるそれよりも高くするものである請求項1ないし6のいずれかに記載の接合方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の接合方法によって得られる接合部構造。
  9. 請求項8に記載の接合部構造を有することを特徴とする配線板。
  10. 主として銅で構成されている導体部材を有する第1基板と、
    主として銅で構成されている電極部材を有する第2基板と、を有する配線板の製造方法であって、
    前記第1基板と前記第2基板とを接合する際に請求項1ないし7のいずれかに記載の接合方法を用いていることを特徴とする配線板の製造方法。
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