JP2007048823A - 位置検出装置、アライメント装置、露光装置及びマイクロデバイスの製造方法 - Google Patents

位置検出装置、アライメント装置、露光装置及びマイクロデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンパクトでシンプルな構成を有し、被検面上の複数位置を検出することができる位置検出装置を提供する。
【解決手段】 被検面Rの複数位置42a〜42cを検出する位置検出装置2であって、計測光を供給する光源ユニットと、共焦点光学系と、前記共焦点光学系を介した前記光源ユニットからの前記計測光を前記被検面内の異なる位置に導くリレー光学系36a〜36c,40a〜40cと、前記リレー光学系36a〜36c,40a〜40c及び前記共焦点光学系を介した前記被検面Rからの計測光を受光する受光センサと、前記受光センサからの出力に基づいて、前記被検面Rの位置を検出する検出手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、半導体素子や液晶表示素子等を製造するためのリソグラフィ工程で用いられる位置検出装置、該位置検出装置を備えたアライメント装置、該位置検出装置を備えた露光装置及び該露光装置を用いたマイクロデバイスの製造方法に関するものである。
半導体素子等を製造するリソグラフィ工程においては、レチクル(またはマスク)に形成されたパターンを表面にレジスト(感光剤)が塗布されたウエハ(またはガラスプレート等)上に投影光学系を介して転写する露光装置が使用されている。例えば、ステップアンドリピート方式の縮小投影型露光装置(いわゆるステッパ)、レチクル及びウエハを同期走査させるステップアンドスキャン方式の走査型投影露光装置(スキャニングステッパ)等が一般的に使用されている。
半導体素子の高集積化、パターンの微細化に伴い、露光装置には高解像力(高解像度)が要求されている。また、投影露光装置では、デフォーカスによる像ボケ等を防止するために、ウエハ面を投影光学系の像面(パターンの最良結像面)の焦点深度(DOF)の範囲内に位置させて露光を行う必要がある。しかし、解像度を高めるために露光波長を短くして開口数(NA)を大きくすると、焦点深度が狭くなる。そこで、走査型投影露光装置においては、ウエハ面を投影光学系の像面の焦点深度の範囲内に位置させるために、ウェハ面を計測するフォーカスセンサとウェハステージ制御により、走査露光時にウェハ面上の被露光領域内の傾きやうねり等によるフォーカス誤差を補正している。
しかしながら、近年、解像度が一層高まるとともに焦点深度も更に狭くなっており、ウエハ面の傾きやうねり等によるフォーカス誤差に加えてレチクルの撓み等によるフォーカス誤差が問題となってきた。即ち、投影光学系の像面の形状は、レチクル下面(パターン面)の撓み等に応じて変化する。ここで、レチクル下面の撓み等によるフォーカス誤差を補正するために、レチクル下面の位置を計測するフォーカスセンサが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−86154号公報
しかしながら、レチクルと投影光学系との間には、レチクルを保持し移動可能に構成されているレチクルステージが配置されているため、レチクル下面を計測するフォーカスセンサとしてウエハ面の計測に用いられている斜入射型のフォーカスセンサを用いた場合、十分に大きな入射角をとることができず、計測誤差が発生しやすいという問題があった。また、斜入射型のフォーカスセンサを用いた場合、レチクル下面に形成されるペリクル膜により計測誤差が発生するという問題があった。また、従来のレチクル下面を計測するフォーカスセンサは、それを設置することができるスペースに制約があるにもかかわらず、コンパクトかつ容易に設置可能でないという問題があった。また、レチクル下面の広い領域内における位置(複数位置)を計測することができないという問題があった。
この発明の課題は、コンパクトでシンプルな構成を有し、被検面上の複数位置を検出することができる位置検出装置、該位置検出装置を備えたアライメント装置、該位置検出装置を備えた露光装置及び該露光装置を用いたマイクロデバイスの製造方法を提供することである。
この発明の位置検出装置は、被検面の複数位置を検出する位置検出装置であって、計測光を供給する光源ユニットと、共焦点光学系と、前記共焦点光学系を介した前記光源ユニットからの前記計測光を前記被検面内の異なる位置に導くリレー光学系と、前記リレー光学系及び前記共焦点光学系を介した前記被検面からの計測光を受光する受光センサと、前記受光センサからの出力に基づいて、前記被検面の位置を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
この発明の位置検出装置によれば、計測光を被検面内の異なる位置に導くリレー光学系を備えているため、被検面の複数位置を検出することができ、被検面の広い領域内における位置をより短時間で正確に検出することができる。また、共焦点光学系を備えているため、コンパクトかつシンプルな構成を有する装置を提供することができる。従って、マスクの位置を検出するために位置検出装置を露光装置に搭載する場合、容易に設置することができ、かつマスクの位置を高精度に検出することができる。
また、この発明のアライメント装置は、第一面上に設けられた第1マークと第二面上に設けられた第2マークを検出することにより前記第一面及び前記第二面のアライメントを行うアライメント装置であって、この発明の位置検出装置を備え、前記位置検出装置は、前記第一面の位置を検出することを特徴とする。
この発明のアライメント装置によれば、この発明の位置検出装置により第一面の位置を正確に検出することができるため、第一面及び第二面のアライメントをより正確に行うことができる。
また、この発明の露光装置は、光源から射出される照明光により照明されたマスクのパターンを感光性基板上に露光する露光装置において、この発明の位置検出装置を備え、前記位置検出装置は、前記マスクの位置を検出することを特徴とする。
この発明の露光装置によれば、マスクの位置を高精度に検出することができる位置検出装置を備えているため、マスクの撓み等による感光性基板上への結像誤差を正確に検出することができる。従って、感光性基板上へ高解像で露光することができる。
また、この発明のマイクロデバイスの製造方法は、この発明の投影露光装置を用いて所定のパターンを感光性基板上に露光する露光工程と、前記露光工程により露光された前記感光性基板を現像する現像工程とを含むことを特徴とする。
この発明のマイクロデバイスの製造方法によれば、感光性基板上へ高解像で露光することができる露光装置を用いて露光を行なうため、良好なマイクロデバイスを得ることができる。
この発明の位置検出装置によれば、計測光を被検面内の異なる位置に導くリレー光学系を備えているため、被検面の複数位置を検出することができ、被検面の広い領域内における位置をより短時間で正確に検出することができる。また、共焦点光学系を備えているため、コンパクトかつシンプルな構成を有する装置を提供することができる。従って、マスクの位置を検出するために位置検出装置を露光装置に搭載する場合、容易に設置することができ、かつマスクの位置を高精度に検出することができる。
この発明のアライメント装置によれば、この発明の位置検出装置により第一面の位置を正確に検出することができるため、第一面及び第二面のアライメントをより正確に行うことができる。
この発明の露光装置によれば、マスクの位置を高精度に検出することができる位置検出装置を備えているため、マスクの撓み等による感光性基板上への結像誤差を正確に検出することができる。従って、感光性基板上へ高解像で露光することができる。
この発明のマイクロデバイスの製造方法によれば、感光性基板上へ高解像で露光することができる露光装置を用いて露光を行なうため、良好なマイクロデバイスを得ることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態にかかる投影露光装置について説明する。図1は、この実施の形態にかかる投影露光装置の概略構成を示す図である。この実施の形態にかかる投影露光装置は、マスクとしてのレチクル(被検面)Rの複数位置を検出するための位置検出装置2を備えている。なお、この実施の形態においては、投影光学系PLの光軸に対して平行にZ軸が、Z軸に垂直な平面内において図1の紙面に平行な方向にX軸が、Z軸に垂直な平面内において図1の紙面に垂直な方向にY軸がそれぞれ設定されている。
図1に示すように、この投影露光装置は、光源を含む光学系4、コンデンサレンズ6及びミラー8を有する照明光学系ILを備えている。また、この投影露光装置は、レチクルRをXY平面において略平行に支持するレチクルステージRST、レチクルステージRSTをXY平面において略平行に支持するレチクルベースRBSを備えている。レチクルRの下面には、感光性基板としてのウエハW上に転写すべきパターンが形成されている。図2は、レチクルステージRST及びその周辺部の構成を示す上面図である。レチクルステージRSTは、投影光学系PLの光軸に対して垂直なXY平面内において二次元的に移動可能に構成されている。また、レチクルステージRST上には、レチクルレーザ干渉計(図示せず)からのレーザビームを反射する移動鏡(図示せず)が固定されており、レチクルステージRSTのXY平面内の位置はレチクルレーザ干渉計によって検出及び制御されている。
また、レチクルステージRSTの+X方向の端部近傍には、レチクル位置基準マークが形成されたレチクルフィデューシャルマーク板(以下、レチクルマーク板という。)RFMが、レチクルRと並ぶように配置されている。また、レチクルステージRSTには、レチクルRの下方に照明光学系ILを介した露光光を通過させる開口10a(図1中鎖線で示す)が、レチクルマーク板RFMの下方に露光光を通過させる開口10b(図1中鎖線で示す)が、それぞれ形成されている。また、レチクルベースRBSの投影光学系PLのほぼ真上の部分に露光光の通路となる開口11a(図1中鎖線で示す)が、後述する位置検出装置2から射出される計測光を通過させる開口11b(図1中鎖線で示す)が形成されている。
露光時には、レチクルステージRSTをX方向に移動することにより開口11a上にレチクルRの照明領域を配置する。照明光学系ILから射出した露光光は、レチクルRの照明領域及び開口11aを通過する。開口11aを通過した露光光は、両側テレセントリックな投影光学系PLを介して、感光材料としてのフォトレジストが塗布されたウエハW上の露光領域に到達し、ウエハW上にはレチクルRのパターンの像が形成される。なお、投影光学系PLの瞳面またはその近傍には、投影光学系PLの開口数を制御するための可変開口絞り(図示せず)が設置されている。
ウエハWはウエハホルダWHを介してウエハテーブルWT上に載置されており、ウエハテーブルWTはウエハステージWST上に載置されている。ウエハステージWSTはZステージ12及びXYステージ13により構成されている。Zステージ12は、XYステージ13上に搭載されており、投影光学系PLの光軸方向(Z方向)、X軸回りの回転方向及びY軸回りの回転方向へ移動可能に構成されている。XYステージ13は、定盤WBS上に搭載されており、投影光学系PLの光軸に対して垂直なXY平面内において二次元的に移動可能に構成されている。また、ウエハテーブルWT上には、ウエハレーザ干渉計(図示せず)からのレーザビームを反射する移動鏡(図示せず)が固定されており、ウエハテーブルWTのXY平面内の位置はウエハレーザ干渉計によって検出及び制御されている。
この投影露光装置は、投影光学系PLのフォーカス誤差の要因となるレチクルRの撓み等を計測するために、レチクルRの複数位置を検出することができる位置検出装置2を備えている。位置検出装置2は、図1に示すように、レチクルベースRBSと投影光学系PLとの間に配置されている。図3は、位置検出装置2の構成を示す図である。図3に示すように、位置検出装置2は、共焦点顕微鏡14を備えている。
図4は、共焦点顕微鏡14の構成を示す図である。図4に示すように、レーザダイオード(LD)等の光源ユニット16から射出された計測光(レーザ光)は、ハーフミラー18、焦点調整用レンズ20を通過して、ガルバノミラー22により反射される。ガルバノミラー22は、図中矢印a方向に回動可能に構成されている。ガルバノミラー22により反射された計測光は、レンズ24、コリメータレンズ26を通過する。焦点調整用レンズ20、ガルバノミラー22、レンズ24、コリメータレンズ26は共焦点光学系を構成しており、コリメータレンズ26は共焦点光学系の光軸方向と平行な方向(図中矢印方向b)に移動可能に構成されている。コリメータレンズ26を通過した計測光は、共焦点光学系の焦点位置Fに集光する。
図5は、ガルバノミラー22を回動させた場合における計測光の進行方向が変化する様子を示す図である。図5に示すように、ガルバノミラー22を回動させた場合、計測光の進行方向は、共焦点光学系の光軸方向と垂直な方向(図中矢印方向c)に変化する。具体的には、ガルバノミラー22をガルバノミラー22の中心を軸として時計回りに回動させた場合、計測光の進行方向は、共焦点光学系の光軸と比較して上向きに変化する。また、ガルバノミラー22をガルバノミラー22の中心を軸として半時計回りに回動させた場合、計測光の進行方向は、共焦点光学系の光軸と比較して下向きに変化する。
図6は、コリメータレンズ26を光軸方向に移動させた場合における共焦点光学系の焦点位置が変化する様子を示す図である。図6に示すように、コリメータレンズ26を光軸方向に移動させた場合、共焦点光学系の焦点位置Fは、共焦点光学系の光軸方向と平行な方向(図中矢印方向d)に変化する。具体的には、コリメータレンズ26を図中右側(レンズ24側)方向に移動させた場合、共焦点光学系の焦点位置Fは、図中右側に移動する。また、コリメータレンズ26を図中左側方向に移動させた場合、共焦点光学系の焦点位置Fは、図中左側に移動する。この実施の形態にかかる共焦点顕微鏡14においては、コリメータレンズ26を用いて共焦点光学系の焦点位置Fを移動させることにより、被検物体の位置を計測することが出来る。共焦点光学系の焦点位置F近傍に被検面を置いた場合を想定すると、コリメータレンズ26を用いて焦点位置Fを移動させることにより、被検物体位置がコリメータレンズ26の焦点位置となった場合に受光センサ46の受光光量が最大となる。よって、コリメータレンズ26の位置情報から受光光量が最大となる焦点位置Fを特定でき、ひいては被検物体の位置を計測することが出来る。
共焦点顕微鏡14を構成するコリメータレンズ26を通過した計測光は、図3に示すように、ビームエキスパンダ(中間リレー光学系)28a、平行平面板30,32、ビームエキスパンダ(中間リレー光学系)28bを通過する。ビームエキスパンダ28a,28bは、共焦点光学系(コリメータレンズ26)からの計測光を所定の拡大倍率のもとで拡大する。この実施の形態においては、共焦点顕微鏡14の射出位置のレーザビームスポット約2μm径に対し、視野絞り34位置では例えば20倍に拡大するように構成されている。
計測光を拡大させることにより、後述する視野絞り34面(被検面であるレチクルR下面と光学的に共役面)や複雑に構成されている後段のレンズ周りの空気揺らぎによる誤差等の影響を受けることなく、光学的な安定性を得ることができ、視野絞り34を基準面としてレチクルRの位置を高精度に検出することができる。
平行平面板30,32は、ビームエキスパンダ28a,28bの光軸に対してチルト可能に構成されている。平行平面板30,32をチルトさせることにより、位置検出装置2を構成する光学系の光軸を調整することができる。
ビームエキスパンダ28bを通過し、拡大された計測光は、視野絞り(基準部材)34上に到達する。視野絞り34は、共焦点光学系の焦点位置Fと光学的に共役な位置に配置されている。図7は、視野絞り34の構成を示す図である。図7に示すように、視野絞り34は、短手方向(X方向)に沿って並設された複数(この実施の形態においては3つ)のスリット34a〜34cからなる基準パターンを有している。
ここで、共焦点顕微鏡14を構成するガルバノミラー22を、視野絞り34面(ひいてはレチクルR下面)内の異なる位置へ計測光を選択的に導くための選択手段として機能させることができる。即ち、上述したように、ガルバノミラー22を回動させることにより計測光の進行方向を変化させることができるため、ガルバノミラー22を回動させることにより視野絞り34のスリット34a〜34cのいずれか1つを通過するように計測光の進行方向を選択することができる。この実施の形態においては、共焦点顕微鏡14をY軸回りに一定角度回転させて配置することにより、図7に示すL1〜L3のように計測光の視野絞り34に対する入射位置をスリット34a〜34cの長手方向に対して斜め方向に変化させている。計測光は、スリット34a〜34cのいずれか1つに入射する。
なお、レチクルステージRSTを走査方向と直交する方向(X方向)に移動させることにより、レチクルR内の異なる位置へ計測光を選択的に導くこともできる。
また、共焦点顕微鏡14を構成するガルバノミラー22を、計測光を走査させる走査手段として機能させることができる。計測光がスリット34aに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定されている場合、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させると、計測光はL1の範囲内を走査する。また、計測光がスリット34bに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定されている場合、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させると、計測光はL2の範囲内を走査する。また、計測光がスリット34cに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定されている場合、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させると、計測光はL3の範囲内を走査する。このように、スリット34a〜34cの長手方向に対して所定の角度を有する方向に走査させた場合、スリット34a〜34cの短手方向と平行な方向に走査させた場合と比較して、後述する受光センサ46による計測点をより多く得ることができる。なお、レチクルステージRSTを走査方向と直交する方向(X方向)に移動させることにより計測光を走査させることもできる。
計測光がスリット34bに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定され、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させる場合について説明する。図3に示すように、計測光I2が視野絞り34のスリット34bを通過した場合には、計測光I2は、リレー光学系(検出用光学系)36bを介し、ミラー38bに入射する。ミラー38bにより反射された計測光I2は、リレー光学系(検出用光学系)40bを介して、レチクルR下面の計測点42bに到達する。リレー光学系(検出用光学系)36b、40bにより、視野絞り位置の計測光(ビームスポット)はレチクル下面へと所定の縮小倍率のもとで縮小される。この実施の形態においては、視野絞り位置からレチクル下面への倍率は例えば1/15倍に縮小するように構成されている。レチクルR上には、約2.7μmのビームスポットが形成される。
リレー光学系40bを構成するレンズの一部(図示せず)は、リレー光学系40の光軸方向及び光軸方向と直交する方向に移動可能に構成されている。リレー光学系40bを構成するレンズの一部を光軸方向に移動させることにより、位置検出装置2を構成する光学系の球面収差を補正することができる。また、リレー光学系40bを構成するレンズの一部を光軸方向と直交する方向に移動させることにより、位置検出装置2を構成する光学系のコマ収差を補正することができる。位置検出装置2を構成する光学系の収差による影響については後述する。
計測点42bにより反射された計測光は、再びリレー光学系40b、ミラー38b、リレー光学系36b、スリット34b、ビームエキスパンダ28b、平行平面板32,30、ビームエキスパンダ28aを介して、共焦点顕微鏡14に到達する。一方、計測光I2を走査することにより視野絞り34のスリット34bを通過せず、視野絞り34により反射された計測光I2は、ビームエキスパンダ28b、平行平面板32,30、ビームエキスパンダ28aを介して、共焦点顕微鏡14に到達する。
計測光がスリット34aに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定され、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させる場合について説明する。図3に示すように、計測光I1が視野絞り34のスリット34aを通過した場合には、計測光I1は、視野分割ミラー(視野分割部材)48a、50aにより順次反射される。視野分割ミラー48a,50aはリレー光学系36bの光軸方向にチルト可能に構成されている。視野分割ミラー48a,50aを一体的にチルトさせることにより、計測光I1の進行方向をリレー光学系36bの光軸方向に一致させるための補正を行う。
視野分割ミラー50aにより反射された計測光I1は、リレー光学系36aを介し、ミラー38aにより反射され、さらにリレー光学系40aを介して、レチクルR下面の計測点42bとは異なる42aに到達する。リレー光学系36a及び40aを介することにより所定の縮小倍率のもとで縮小される。ビームエキスパンダ28a、28bにより拡大された計測光I1を縮小することによりレチクルR面の計測精度を向上させる。なお、リレー光学系40aは、リレー光学系40bと同一の構成である。計測点42aにより反射された計測光は、再びリレー光学系40a、ミラー38a、リレー光学系36a、視野分割ミラー50a,48a、スリット34a、ビームエキスパンダ28b、平行平面板32,30、ビームエキスパンダ28aを介して、共焦点顕微鏡14に到達する。一方、計測光I1を走査することにより視野絞り34のスリット34aを通過せず、視野絞り34により反射された計測光I1は、ビームエキスパンダ28b、平行平面板32,30、ビームエキスパンダ28aを介して、共焦点顕微鏡14に到達する。
計測光がスリット34cに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定され、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させる場合について説明する。図3に示すように、計測光I3が視野絞り34のスリット34cを通過した場合には、計測光I3は、視野分割ミラー48c、50cにより順次反射される。なお、視野分割ミラー48c,50cは、視野分割ミラー48a,50aと同一の形状及び機能を有している。視野分割ミラー50cにより反射された計測光I3は、リレー光学系36cを介し、ミラー38cにより反射され、さらにリレー光学系40cを介して、レチクルR下面の計測点42a及び42bとは異なる42cに到達する。計測光I3はリレー光学系36c及び40cを介することにより所定の縮小倍率のもとで縮小される。なお、リレー光学系40cは、リレー光学系40bと同一の構成である。計測点42cにより反射された計測光は、再びリレー光学系40c、ミラー38c、リレー光学系36c、視野分割ミラー50c,48c、スリット34c、ビームエキスパンダ28b、平行平面板32,30、ビームエキスパンダ28aを介して、共焦点顕微鏡14に到達する。一方、計測光I3を走査することにより視野絞り34のスリット34cを通過せず、視野絞り34により反射された計測光I3は、ビームエキスパンダ28b、平行平面板32,30、ビームエキスパンダ28aを介して、共焦点顕微鏡14に到達する。
共焦点顕微鏡14に到達した計測光I1〜I3は、図4に示すように、コリメータレンズ26、レンズ24、ガルバノミラー22、焦点調整用レンズ20を介して、ハーフミラー18により反射され、ピンホール44を通過して、受光センサ46に入射する。コリメータレンズを光軸方向に駆動させた際の位置情報(つまり、共焦点光学系の焦点位置Fの位置情報)と、受光センサ46により受光された計測光の光量情報は制御装置(検出手段)56に対して出力される。制御装置56は、前記2つの情報に基づいてレチクルRの位置を検出する。即ち、図8に示すように、計測光がスリット34bに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定され、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させることにより計測光I2がL2の範囲内を図中矢印方向に走査する場合を例に挙げて説明する。
受光センサ46からの出力信号と共焦点光学系の焦点位置情報とを制御装置56にて処理した位置計測結果が、図8に示す矢印方向に計測光を走査させることにより計測される7つの計測点r1〜r7において、得られたとする。計測光の走査を開始して、まず受光センサ46により計測される計測点r1、r2における計測結果は、スリット34bを通過していないため、スリット34により反射された計測光の計測結果を示す。計測光の走査を続行し、次に受光センサ46により計測される計測点r3〜r5における計測結果は、スリット34bを通過しているため、レチクルR(計測点42b)により反射された計測光の計測結果を示す。計測光の走査を続行し、次に受光センサ46により計測される計測点r6,r7における計測結果は、スリット34bを通過していないため、スリット34により反射された計測光の計測結果を示す。
制御装置56は、r1〜r7の個々の計測結果から、次のような差分処理を行い被検面(レチクルR)のフォーカス位置を算出する。図9は、制御装置56により算出されたフォーカス位置(縦軸)及びその際の計測光の位置(横軸)を示すグラフである。図9に示すように、図9の実線G1,G3はスリット34により反射された場合におけるフォーカス位置であり、図9の実線G2はレチクルR(計測点42b)により反射された場合におけるフォーカス位置である。基準面となるスリット34の位置は予め規定されているため、スリット34により反射された場合におけるフォーカス位置と、レチクルR(計測点42b)により反射された場合におけるフォーカス位置との差Dに基づいて、計測点42bにおけるレチクルRの位置を算出することができる。
なお、計測光がスリット34a,34cに入射するように選択手段としてのガルバノミラー22の位置が設定され、該位置を中心として所定角度±θの範囲内で走査手段としてのガルバノミラー22を回動させることにより計測光I1,I3がL1,L3の範囲内を走査する場合においても、スリット34により反射された場合におけるのフォーカス位置と、レチクルR(計測点42a,42c)により反射された場合におけるフォーカス位置との差に基づいて、計測点42a,42cにおけるレチクルRの位置を算出することができる。
図10は、計測点42a〜42cとレチクルR面との位置関係を示す図である。図10に示すように、計測点42a〜42cは、レチクルRのY方向に所定間隔をもって1列に並んでいる。よって、レチクルステージRSTをX方向に走査させることによりレチクルR面上の計測点42a〜42cをX方向に移動させながら、X方向に変化する計測点42a〜42cの位置を連続的に又は所定間隔毎に計測することにより、レチクルR全面の位置を計測することができる。
この位置検出装置2においては、被検面であるレチクルR下面には露光用のパターンが形成されている。また、レチクルはガラス基板でありその下面は完全にフラットではない。計測光のビームスポット内にレチクルRのパターンエッジや微細パターンが入ると、光学系の収差との相互作用で受光センサ46による計測誤差が生じることがある。図11に示すように、共焦点顕微鏡(図4)のピンホール44に入射する光は円錐状の集光光となり、受光角は開口数(NA)にて規定される。ピンホール44から十分離れた円錐光束断面の円形領域R(以後瞳面Rと呼ぶ)を考察する。図12に示すように、送光レーザ光は通常ガウスビームであるため、瞳面Rでの光束強度分布はガウス分布として中心対象に均一に広がる。しかし、レチクルRのパターンエッジや微細パターンの影響により計測光に回折が発生し、光束強度分布は変形する。図13は、計測光が図中矢印方向に回折した場合におけるNA内の計測光の光束強度分布が変形した状態を示す図である。相対的に矢印方向(紙面左右方向)の成分が回折により矢印と垂直な成分(紙面上下方向)に比較して減少している。
図14は、位置検出装置2を構成する光学系に非点収差が残存している場合における、位置検出装置2の計測誤差の発生要因を説明するための図である。瞳面Rの領域を図14に示すように分割したとき、領域Aはフォーカス位置をプラス方向にずらす領域、領域Bはフォーカス位置をマイナス方向にずらす領域となる。図15は、位置検出装置2を構成する光学系に球面収差が残存している場合における、位置検出装置2の計測誤差の発生要因を説明するための図である。瞳面Rの領域を図15に示すように分割したとき、領域Aはフォーカス位置をプラス方向にずらす領域、領域Bはフォーカス位置をマイナス方向にずらす領域となる。図16は、位置検出装置2を構成する光学系にコマ収差が残存している場合における、位置検出装置2の計測誤差の発生要因を説明するための図である。瞳面Rの領域を図16に示すように分割したとき、領域Aはフォーカス位置をプラス方向にずらす領域、領域Bはフォーカス位置をマイナス方向にずらす領域となる。
計測光が図12に示すような均一な光束強度分布を有している場合には光学系の各収差の影響を受けることはないが、計測光が図13に示すような光束強度分布を有している場合には光学系の各収差の影響を受ける。即ち、図14及び図15の鎖線で示す領域内を光束が通過するため、領域Bのフォーカス位置をマイナス方向にずらす影響を領域Aのフォーカス位置をプラス方向にずらす影響より多く受け、位置検出装置2による計測誤差が生じる。また、図16においても、レチクルRのパターンの影響や物体面チルトが発生することにより光束強度分布がシフトし、図16の鎖線で示す領域内を光束が通過した場合、領域Bのフォーカス位置をマイナス方向にずらす影響を領域Aのフォーカス位置をプラス方向にずらす影響より多く受け、位置検出装置2による計測誤差が生じる。
したがって、上述のリレー光学系40a〜40cを構成するレンズの一部(図示せず)を光軸方向にシフト移動させることにより、球面収差を補正する必要がある。また、リレー光学系40a〜40cを構成するレンズの一部を光軸方向と直交する方向にシフト移動させることにより、コマ収差を補正する必要がある。また、非点収差については、ビームエキスパンダ28bとリレー光学系36a〜36cとの間の光路中のいずれかに平行平面板(図示せず)を設置し、この平行平面板を位置検出装置2を構成する光学系の光軸に対して傾斜移動させることにより補正を行う。なお、位置検出装置2を構成する個々の光学系の各収差は、干渉計等を用いて計測することができる。
また、この位置検出装置2においては、ガルバノミラー22を回動させることにより計測光自体を走査させているため、計測光を走査させることによるスキャン非点収差が発生する。このスキャン非点収差についても、上述の平行平面板を傾斜移動させることにより補正を行う。また、計測光を走査させることにより計測光のチルト成分がのるスキャンチルト残渣、レチクルRにパターンエッジがあり、かつ計測光の結像点が異なることによりスキャン湾曲が発生する。これらスキャンチルト残渣及びスキャン湾曲の影響による位置検出装置2の計測誤差(オフセット量)は、位置検出装置2を用いて、予め基準面としてその位置が規定されているレチクルマーク板RFM(図1及び図2参照)の位置検出を行うことにより計測することができる。即ち、位置検出装置2によるレチクルマーク板RFMの検出結果による位置及びレチクルマーク板RFMの規定位置とのずれ量(オフセット量)を算出する。この算出されたオフセット量を加味することにより、スキャンチルト残渣及びスキャン輪曲の補正を行うことができる。
また、上述したようなレチクルR上に形成されているパターンエッジや微細パターン、位置検出装置2を構成する光学系の収差、計測光の回折等またはこれらの相互作用を要因とする受光センサ46の計測誤差を回避するために、制御装置56は、平均化処理を行う。例えば図17に示すように、レチクルR上のパターンがX方向及びY方向のラインアンドスペースを有している場合、受光センサ46は、図中矢印方向に計測光を走査させることにより計測される各計測点における計測結果を、制御装置56に対して出力する。例えば図17に示すように、受光センサ46が7つの計測点r11〜r17における計測結果を制御装置56に対して出力したとする。
制御装置(算出手段)56は、7つの計測点r11〜r17におけるレチクルRの位置の検出結果の平均値を算出する。制御装置(比較手段)56は、計測点r11におけるレチクルRの位置の検出結果と、算出された平均値とを比較する。制御装置(判別手段)56は、比較結果に基づいて、計測点r11におけるレチクルRの位置の検出結果の正誤を判別する。即ち、計測点r11におけるレチクルRの位置の検出結果が平均値からかけ離れた値である場合、具体的には所定の閾値を超えている場合、計測点r11におけるレチクルRの位置は、計測誤差により正確に検出されなかったものと判別する。また、計測点r11におけるレチクルRの位置の検出結果が平均値と近似している場合、具体的には所定の閾値を超えていない場合、計測点r11におけるレチクルRの位置は、正確に検出されたものと判別する。他の計測点r12〜r17におけるレチクルRの位置の検出結果も、計測点r11の場合と同様に、平均値と比較し、計測誤差の有無の判別を行う。
また、この実施の形態にかかる投影露光装置には、図1に示すように、照射系60a及び受光系60bからなる斜入射方式の多点焦点位置検出系(60a,60b)が設けられている。照射系60aは、ウエハW面に複数のスリット像を光軸AXに対して斜めに投影し、受光系60bは、再結像された複数のスリット像の横ずれ量に対応する検出信号を制御装置56に対して出力する。露光時においては、制御装置56は、多点焦点位置検出系(60a,60b)の検出結果に基づいて、ウエハW面が投影光学系PLの像面に合焦されるように、Zステージ12のZ方向の位置及び傾斜角を制御する。
この投影露光装置においては、露光に先立って、レチクル(第一面)Rとウエハ(第二面)Wとを光学的に位置合わせ(アライメント)する必要がある。ウエハW上には、ウエハマーク(アライメントマーク)が形成されている。ウエハマークの位置を検出し、ひいてはウエハWの位置を検出するために、ウエハマークを照明するための照明光学系とウエハマークにより反射された光束を集光して結像させるための結像光学系とを有する、オフアクシス方式のアライメント装置ALGが用いられる。
この実施の形態にかかるアライメント装置ALGは、波長帯域幅の広い照明光を射出するための光源(図示せず)を備えている。光源から射出された照明光は、ウエハマーク(第2マーク)を照明するための照明光学系(図示せず)を介し、ウエハW上に形成されたウエハマークを照明する。ウエハマークにより反射された反射光は、ウエハマークにより反射された反射光に基づいてマーク像を形成するための結像光学系(図示せず)を介して、CCD(図示せず)に入射する。CCDの撮像面には、照明光学系中に配置されている指標マーク(第1マーク)の像と、ウエハマーク像とが形成され、CCDからの出力信号は制御装置56に対して出力される。制御装置56は、アライメント装置ALGからの出力信号に基づいて、XYステージ13を移動させることによりアライメントを行う。
この実施の形態にかかるアライメント装置ALGによれば、位置検出装置2により位置検出されたレチクルRと、多点焦点位置検出系(60a,60b)により位置検出されたウエハWとのアライメントを行うため、アライメントをより正確に行うことができる。
この実施の形態にかかる位置検出装置によれば、計測光をレチクル内の異なる位置に導くリレー光学系を備えているため、レチクル面の複数位置を検出することができ、レチクル面の広い領域内における位置をより短時間で正確に検出することができる。また、共焦点光学系を備えているため、コンパクトかつシンプルな構成を有する装置を提供することができる。従って、投影露光装置に容易に設置することができ、かつレチクルの位置を高精度に検出することができる。
また、この実施の形態にかかる投影露光装置によれば、レチクルの位置を高精度に検出することができる位置検出装置を備えているため、レチクルの撓み等によるウエハ上への結像誤差を正確に検出することができる。従って、ウエハ上へ高解像で露光することができる。
なお、この実施の形態にかかる位置検出装置においては、基準部材としての視野絞り34を基準面として被検面であるレチクルRの位置を検出しているが、レチクルマーク板RFMを基準面としてレチクルRの位置を検出するようにしてもよい。即ち、予め、位置検出装置2によりレチクルマーク板RFMの位置を検出する。具体的には、レチクルマーク板RFMが位置検出装置2の計測点42a〜42cに位置するように、レチクルステージRSTをX方向に移動させる。そして、位置検出装置2によりレチクルマーク板RFMの計測点42a〜42cに対応する位置を検出する。制御装置56は、検出結果を図示しない記憶部等に記憶させ、この検出結果、即ちレチクルマーク板RFMの位置を基準としてレチクルRの位置を検出する。この場合には、視野絞り34を設置する必要がなく、位置検出装置2の構成をよりシンプルにすることができる。
また、この実施の形態にかかる位置検出装置においては、基準部材としての視野絞りを共焦点光学系の焦点位置と光学的に共役な位置に配置しているが、共焦点光学系の焦点位置に配置してもよい。
また、この実施形態にかかる位置検出装置においては、図4に示す共焦点顕微鏡14を用いて位置検出を行っているが、図18に示すような共焦点顕微鏡114を用いて位置検出を行ってもよい。図18に示すように、共焦点顕微鏡114は、共焦点顕微鏡14を構成する焦点調整用レンズ20が26に含まれ一体化され、ガルバノミラー22を取り除いた構成を有している。共焦点顕微鏡114を用いる場合には、コリメータレンズ26を光軸と直交する方向にシフト移動させることにより計測光の進行方向を変更する。即ち、コリメータレンズ26が、レチクルR面内の異なる位置へ計測光を選択的に導くための選択手段、計測光を走査する走査手段として機能する。また、位置検出は、共焦点顕微鏡14と同様に、コリメータレンズ26を光軸方向に駆動させた際の位置情報(つまり、共焦点光学系の焦点位置Fの位置情報)と、受光センサ46により受光された計測光の光量情報を制御装置(検出手段)56にて信号処理することにより実行される。
また、この実施の形態においては、ステップアンドスキャン方式の投影露光装置を例に挙げて説明しているが、ステップアンドリピート方式の投影露光装置にも適用することができる。
上述の実施の形態にかかる投影露光装置では、照明光学装置によってレチクル(マスク)を照明し(照明工程)、投影光学系を用いてマスクに形成された転写用のパターンを感光性基板(ウエハ)に転写する(転写工程)ことにより、マイクロデバイス(半導体素子、撮像素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド等)を製造することができる。以下、上述の実施の形態にかかる投影露光装置を用いて感光性基板としてのウエハ等に所定の回路パターンを形成することによって、マイクロデバイスとしての半導体デバイスを得る際の手法の一例につき図19のフローチャートを参照して説明する。
先ず、図19のステップS301において、1ロットのウエハ上に金属膜が蒸着される。次のステップS302において、そのlロットのウエハ上の金属膜上にフォトレジストが塗布される。その後、ステップS303において、上述の実施の形態にかかる投影露光装置を用いて、マスク上のパターンの像がその投影光学系を介して、その1ロットのウエハ上の各ショット領域に順次露光転写される。その後、ステップS304において、その1ロットのウエハ上のフォトレジストの現像が行われた後、ステップS305において、その1ロットのウエハ上でレジストパターンをマスクとしてエッチングを行うことによって、マスク上のパターンに対応する回路パターンが、各ウエハ上の各ショット領域に形成される。
その後、更に上のレイヤの回路パターンの形成等を行うことによって、半導体素子等のデバイスが製造される。上述の半導体デバイス製造方法によれば、上述の実施の形態にかかる投影露光装置を用いて露光を行っているため、良好な半導体デバイスを得ることができる。なお、ステップS301〜ステップS305では、ウエハ上に金属を蒸着し、その金属膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチングの各工程を行っているが、これらの工程に先立って、ウエハ上にシリコンの酸化膜を形成後、そのシリコンの酸化膜上にレジストを塗布、そして露光、現像、エッチング等の各工程を行っても良いことはいうまでもない。
また、上述の実施の形態にかかる投影露光装置では、プレート(ガラス基板)上に所定のパターン(回路パターン、電極パターン等)を形成することによって、マイクロデバイスとしての液晶表示素子を得ることもできる。以下、図20のフローチャートを参照して、このときの手法の一例につき説明する。図20において、パターン形成工程S401では、上述の実施の形態にかかる投影露光装置を用いてマスクのパターンを感光性基板(レジストが塗布されたガラス基板等)に転写露光する、所謂光リソグラフィ工程が実行される。この光リソグラフィ工程によって、感光性基板上には多数の電極等を含む所定パターンが形成される。その後、露光された基板は、現像工程、エッチング工程、レジスト剥離工程等の各工程を経ることによって、基板上に所定のパターンが形成され、次のカラーフィルタ形成工程S402へ移行する。
次に、カラーフィルタ形成工程S402では、R(Red)、G(Green)、B(Blue)に対応した3つのドットの組がマトリックス状に多数配列されたり、またはR、G、Bの3本のストライプのフィルタの組を複数水平走査線方向に配列されたりしたカラーフィルタを形成する。そして、カラーフィルタ形成工程S402の後に、セル組み立て工程S403が実行される。セル組み立て工程S403では、パターン形成工程S401にて得られた所定パターンを有する基板、およびカラーフィルタ形成工程S402にて得られたカラーフィルタ等を用いて液晶パネル(液晶セル)を組み立てる。セル組み立て工程S403では、例えば、パターン形成工程S401にて得られた所定パターンを有する基板とカラーフィルタ形成工程S402にて得られたカラーフィルタとの間に液晶を注入して、液晶パネル(液晶セル)を製造する。
その後、モジュール組み立て工程S404にて、組み立てられた液晶パネル(液晶セル)の表示動作を行わせる電気回路、バックライト等の各部品を取り付けて液晶表示素子として完成させる。上述の液晶表示素子の製造方法によれば、上述の実施の形態にかかる投影露光装置を用いて露光を行っているため、良好なマイクロデバイスとしての液晶表示素子を得ることができる。
実施の形態にかかる投影露光装置の概略構成を示す図である。 実施の形態にかかるレチクルステージ及びその周辺部の構成を示す図である。 実施の形態にかかる位置検出装置の構成を示す図である。 実施の形態にかかる共焦点顕微鏡の構成を示す図である。 ガルバノミラーを回動させたときの計測光の進行方向の変化を説明するための図である。 コリメータレンズを移動させたときのコリメータレンズの焦点位置の変化を説明するための図である。 実施の形態にかかる視野絞りの構成を示す図である。 計測光を走査させた場合の受光センサによる計測点の例を示す図である。 フォーカス位置とそのときの計測光の位置とを示すグラフである。 位置検出装置による複数の計測点とレチクル面との位置関係を示す図である。 共焦点光学系の開口数(NA)における計測光の円形領域(瞳)Rを示す図である。 計測光の光束強度分布について説明するための図である。 計測光の光束強度分布の変形について説明するための図である。 位置検出装置を構成する光学系に非点収差が残存している場合におけるフォーカス位置をずらす領域を示す図である。 位置検出装置を構成する光学系に球面収差が残存している場合におけるフォーカス位置をずらす領域を示す図である。 位置検出装置を構成する光学系にコマ収差が残存している場合におけるフォーカス位置をずらす領域を示す図である。 レチクル上のパターンの例と、受光センサによる複数の計測点の例とを示す図である。 他の共焦点顕微鏡の構成を示す図である。 この発明の実施の形態にかかるマイクロデバイスとしての半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態にかかるマイクロデバイスとしての液晶表示素子の製造方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1…定盤、2…位置検出装置、12…Zステージ、13…XYステージ、14…共焦点顕微鏡、16…光源ユニット、18…ハーフミラー、20…焦点調整用レンズ、22…ガルバノミラー、26…コリメータレンズ、28a,28b…ビームエキスパンダ、30,32…平行平面板、34…視野絞り、36a〜36c,42a〜42c…リレー光学系、44…ピンホール、46…受光センサ、48a,48c,50a,50c…視野分割ミラー、56…制御装置、60a,60b…多点焦点位置検出系、ALG…アライメント装置、IL…照明光学系、R…レチクル、RST…レチクルステージ、PL…投影光学系、W…ウエハ、WST…ウエハステージ。

Claims (12)

  1. 被検面の複数位置を検出する位置検出装置であって、
    計測光を供給する光源ユニットと、
    共焦点光学系と、
    前記共焦点光学系を介した前記光源ユニットからの前記計測光を前記被検面内の異なる位置に導くリレー光学系と、
    前記リレー光学系及び前記共焦点光学系を介した前記被検面からの計測光を受光する受光センサと、
    前記受光センサからの出力に基づいて、前記被検面の位置を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記リレー光学系は、前記被検面内の異なる位置を独立に検出するための複数の検出用光学系を有し、
    前記複数の検出用光学系は、前記被検面内の異なる位置へ前記計測光を導くと共に、前記被検面内の異なる位置から反射する前記計測光を前記受光センサへ導くことを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 前記共焦点光学系の焦点位置またはその共役な位置に所定の基準パターンを持つ基準部材を備え、
    前記検出手段は、前記受光センサにより受光された前記被検面により反射された前記計測光の受光出力と、前記受光センサにより受光された前記基準部材により反射された前記計測光の受光出力とに基づいて、前記被検面の位置を検出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の位置検出装置。
  4. 前記被検面内の異なる位置へ前記計測光を選択的に導くための選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の位置検出装置。
  5. 前記選択手段は、前記計測光を走査する走査手段を有し、
    前記受光センサは、前記走査手段による走査により前記被検面または前記基準部材にて反射された前記計測光を受光することを特徴とする請求項4記載の位置検出装置。
  6. 前記基準部材に形成される前記所定の基準パターンは、短手方向に沿って並設された複数スリットを有し、
    前記走査手段は、前記スリットの長手方向に対して所定の角度を有する方向に前記計測光を走査させることを特徴とする請求項5記載の位置検出装置。
  7. 前記検出手段は、
    前記走査手段による走査に基づいて検出された前記被検面の複数の異なる位置の検出結果の平均値を算出する算出手段と、
    前記被検面の複数の異なる位置の検出結果のそれぞれと、前記算出手段により算出された平均値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記被検面の位置の検出結果の正誤を判別する判別手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5または請求項6記載の位置検出装置。
  8. 前記リレー光学系の視野を複数に分割する視野分割部材を更に備え、
    前記複数の検出用光学系は、前記視野分割部材により分割された視野にそれぞれ対応して配置されることを特徴とする請求項2記載の位置検出装置。
  9. 前記共焦点光学系と前記リレー光学系との間に中間リレー光学系を更に配置し、
    前記中間リレー光学系は、前記共焦点光学系からの前記計測光を所定の拡大倍率のもとで拡大し、該拡大された計測光を前記リレー光学系へ導くことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の位置検出装置。
  10. 第一面上に設けられた第1マークと第二面上に設けられた第2マークを検出することにより前記第一面及び前記第二面のアライメントを行うアライメント装置であって、
    請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の位置検出装置を備え、
    前記位置検出装置は、前記第一面の位置を検出することを特徴とするアライメント装置。
  11. 光源から射出される照明光により照明されたマスクのパターンを感光性基板上に露光する露光装置において、
    請求項1乃至請求項9の何れか一項に記載の位置検出装置を備え、
    前記位置検出装置は、前記マスクの位置を検出することを特徴とする露光装置。
  12. 請求項11記載の投影露光装置を用いて所定のパターンを感光性基板上に露光する露光工程と、
    前記露光工程により露光された前記感光性基板を現像する現像工程と、
    を含むことを特徴とするマイクロデバイスの製造方法。
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