JP2007048467A - 表示装置 - Google Patents

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聡子 小柳津
Satoshi Ishikawa
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Abstract

【課題】この発明は、良質な画像を形成でき、歩留まりを高めることができ、信頼性を高めることができる表示装置を提供することを課題とする。
【解決手段】SEDは、多数の蛍光体層R、G、Bを有する前面基板、多数の蛍光体層に対応した多数の電子放出素子を有する背面基板、基板の周縁部同士を封着する側壁、および基板間に当接して大気圧加重を支える複数本の柱状スペーサを有する。蛍光体層R、G、Bは、前面基板の長辺方向に沿って波形パターンで配列された画素列20を基板の短辺方向に離間させて複数列並べて配列されている。そして、隣接する画素列20の蛍光体層が互いに離れる広くされた領域にスペーサの当接位置Tが設定される。
【選択図】図4

Description

この発明は、背面基板に設けた電子放出源から電子を放出させて前面基板に設けた蛍光体画素を励起発光させることによりカラー画像を表示する表示装置に関する。
近年、偏平な平面パネル構造の真空外囲器を有する表示装置として、液晶ディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、プラズマディスプレイ(PDP)等が知られている。また、FEDの一種として、表面伝導型の電子放出素子を備えた表示装置(以下、SEDと称する)の開発が進められている。
SEDは、所定の隙間を置いて対向配置された前面基板および背面基板を有する。これらの基板は、矩形枠状の側壁を介して周縁部を互いに接合され、内部を真空にされて偏平な平面パネル構造の真空外囲器を構成している。
前面基板の内面には多数組みの3色の蛍光体画素が形成され、背面基板の内面には、蛍光体画素を励起発光させる電子放出源として、画素毎に対応する多数の電子放出素子が整列配置されている。また、背面基板の内面上には、電子放出素子を駆動するための多数本の配線がマトリックス状に設けられ、その端部は真空外囲器の外部に引き出されている。
前面基板と背面基板の間には板状のグリッドが配設されている。このグリッドには、電子放出素子に対して整列した位置関係で多数のビーム通過孔が形成されているとともに、電子放出素子および蛍光体画素から外れた位置で前面基板および背面基板の内面に当接することで基板間の隙間を維持するための複数の柱状のスペーサが設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
このSEDを動作させる場合、基板間に10[kV]程度の高電圧を与え、配線に接続した駆動回路を介して各電子放出素子に選択的に駆動電圧を印加する。これにより、各電子放出素子から選択的に電子ビームが放出され、これら電子ビームが、グリッドの対応するビーム通過孔を通って対応する蛍光体画素に照射され、蛍光体画素が励起発光されてカラー画像が表示されるようになっている。
このようなSEDにおいて、画像の高精細化が進むと、同じパネルサイズにより多くの蛍光体画素(電子放出素子)を配置しなければならず、柱状スペーサを当接させることのできる領域が狭くなる。画像の高精細化の要求は高まる一方であり、柱状スペーサの当接可能領域は狭くなる一方である。
柱状スペーサの当接可能領域が狭くなると、柱状スペーサは必然的に細くなり、スペーサ強度が低下し、大気圧加重を支えられなくなりパネルの信頼性が低下する。このため、前面基板および背面基板に作用する大気圧加重を支えることのできるより多くの柱状スペーサを配置する必要性が生じる。このように細い柱状スペーサをより多く製造するにはより高度な製造技術が必要であり、SEDの製造が困難になり、製造コストが増大するとともに、歩留まりが低下する問題が生じる。
また、柱状スペーサの当接可能領域が狭くなると、柱状スペーサをグリッドに取り付ける際の位置合わせ精度を高める必要がある。つまり、柱状スペーサの基板に対する当接位置のズレを許容するマージンが狭くなり、より高い位置決め精度が要求され、スペーサグリッドの製造コストが増大する問題が生じる。
さらに、柱状スペーサの当接可能領域が狭くなると、電子放出素子から蛍光体画素に照射される電子ビームの軌道と柱状スペーサとの間の距離が近くなり、柱状スペーサ表面の帯電等の要因によりビーム軌道に悪影響を及ぼす問題が生じる。電子ビームの軌道にズレを生じると、ビームの蛍光体画素に対するランディング位置にズレを生じ、色ずれ等の画像不良となってしまう。
特開2003−312818号公報
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、良質な画像を形成でき、歩留まりを高めることができ、信頼性を高めることができる表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の表示装置は、多数の蛍光体画素を有する第1基板と、この第1基板に対向し、上記多数の蛍光体画素に対応した多数の電子放出源を有する第2基板と、上記多数の蛍光体画素および多数の電子放出源から外れた位置で上記第1および第2基板間に当接して配置され、上記第1および第2基板に作用する大気圧加重を支える複数本の柱状スペーサと、を有し、上記多数の蛍光体画素のうち少なくとも上記柱状スペーサの当接位置に近接した蛍光体画素が当該柱状スペーサから離間する方向にシフトされて形成されていることを特徴とする。
上記発明によると、柱状スペーサに近接したいくつかの蛍光体画素が当該柱状スペーサから離れる方向にシフトされているため、画素数を減らすことなく、柱状スペーサの第1基板に対する当接領域を十分な大きさで確保でき、柱状スペーサを太くでき、スペーサの製造および取り付けを容易にでき、歩留まりを高めることができるとともに、信頼性を高めることができる。また、当該柱状スペーサに近接した蛍光体画素に照射される電子ビームの軌道も当該柱状スペーサから離間するため、柱状スペーサの帯電等の要因によりビーム軌道にズレを生じることを抑制でき、色ずれ等の画像不良をも防止できる。
また、この発明の表示装置は、多数の蛍光体画素を有する第1基板と、この第1基板に対向し、上記多数の蛍光体画素に対応した多数の電子放出源を有する第2基板と、上記多数の蛍光体画素および多数の電子放出源から外れた位置で上記第1および第2基板間に当接して配置され、上記第1および第2基板に作用する大気圧加重を支える複数本の柱状スペーサと、を有し、上記多数の電子放出源のうち少なくとも上記柱状スペーサの当接位置に近接した電子放出源が当該柱状スペーサから離間する方向にシフトされて形成されていることを特徴とする。
この発明の表示装置は、上記のような構成および作用を有しているので、良質な画像を形成でき、歩留まりを高めることができ、信頼性を高めることができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について詳細に説明する。
始めに、図1乃至図3を参照して、本発明の実施の形態に係る表示装置の一例として、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)1について説明する。図1は、前面基板2を部分的に切り欠いた状態のSED1の真空外囲器10を示す斜視図であり、図2は、図1の真空外囲器10を線II-IIの位置で切断した断面図であり、図3は、図2の断面を部分的に拡大した部分拡大断面図である。
図1乃至図3に示すように、SED1は、それぞれ矩形のガラス板からなる前面基板2(第1基板)および背面基板4(第2基板)を備え、これらの基板は約1.0〜2.0mmの隙間を介して互いに平行に対向配置されている。なお、背面基板4は、前面基板2より1回り大きいサイズを有する。また、前面基板2および背面基板4は、ガラスからなる矩形枠状の側壁6を介して周縁部同士が接合され、内部が真空の扁平な平面パネル構造の真空外囲器10を構成している。
前面基板2の内面には画像表示面として機能する蛍光体スクリーン12が形成されている。この蛍光体スクリーン12は、赤、青、緑の蛍光体層R、G、B(蛍光体画素)、および遮光層11を並べて構成され、これらの蛍光体層はストライプ状あるいはドット状に形成されている。また、蛍光体スクリーン12上には、アルミニウム薄膜等からなるメタルバック14が形成されている。
背面基板4の内面には、蛍光体スクリーン12の蛍光体層R、G、Bを励起発光させるための電子を放出する電子放出源として、それぞれ電子ビームを放出する多数の表面伝導型の電子放出素子16が設けられている。これらの電子放出素子16は、画素毎、すなわち蛍光体層R、G、B毎に対応して複数列および複数行に配列されている。各電子放出素子16は、図示しない電子放出部、この電子放出部に電圧を印加する一対の素子電極等で構成されている。また、背面基板4の内面上には、各電子放出素子16に駆動電圧を与えるための多数本の配線18がマトリックス状に設けられ、その端部は真空外囲器10の外部に引き出されている。
接合部材として機能する側壁6は、例えば、低融点ガラス、低融点金属等の封着材19により、前面基板2の周縁部および背面基板4の周縁部に封着され、これらの基板同士を接合している。本実施の形態では、背面基板4と側壁6をフリットガラス19aを用いて接合し、前面基板2と側壁6をインジウム19bを用いて接合した。もし、配線18のある背面基板4と側壁6を低融点金属で封着する場合は、配線18と封着材19の電気ショートを避けるため、中間層として絶縁層を設ける必要がある。
また、SED1は、前面基板2と背面基板4の間に、複数本の円柱状のスペーサ8(柱状スペーサ)を備えている。各スペーサ8は、上述したメタルバック14、および蛍光体スクリーン12の遮光層11を介して前面基板2の内面に当接する上端8a、および背面基板4の内面上に設けられた配線18上に当接する下端8bを有し、前面基板2および背面基板4の外側から作用する大気圧荷重を支持し、基板間の間隔を所定値に維持するように機能する。つまり、各スペーサ8は、多数の蛍光体層R、G、Bから外れた位置(当接位置)でその上端8aを前面基板2に当接せしめ、多数の電子放出素子16から外れた位置(当接位置)でその下端8bを背面基板4に当接せしめる。
さらに、SED1は、前面基板2のメタルバック14と背面基板4との間にアノード電圧を印加する図示しない電圧供給部を備えている。電圧供給部は、例えば、背面基板4の電位を0Vに設定し、メタルバック14の電位を10kV程度にするよう、両者の間にアノード電圧を印加する。
そして、上記SED1において、画像を表示する場合、配線18に接続した図示しない駆動回路を介して電子放出素子16の素子電極間に電圧を与え、任意の電子放出素子16の電子放出部から電子ビームを放出するとともに、メタルバック14にアノード電圧を印加する。電子放出部から放出された電子ビームは、アノード電圧により加速され、蛍光体スクリーン12に衝突する。これにより、蛍光体スクリーン12の蛍光体層R、G、Bが励起されて発光し、カラー画像を表示する。
また、上記構造のSED1を製造する場合、予め、蛍光体スクリーン12およびメタルバック14の設けられた前面基板2を用意し、電子放出素子16および配線18が設けられているとともに側壁6およびスペーサ8が接合された背面基板4を用意しておく。そして、前面基板2、および背面基板4を図示しない真空チャンバ内に配置し、真空チャンバ内を真空排気した後、側壁6を介して前面基板2を背面基板4に接合する。これにより、複数本のスペーサ8を備えたSED1が製造される。
以下、この発明の実施の形態に係る蛍光体層R、G、Bの配列構造について、図4を参照して説明する。なお、比較のため、図5には蛍光体層R、G、Bの通常の配列パターンを示してある。また、図4、図5ともに、説明を分かりやすくするため、遮光層11の図示を省略してある。
図4に示すように、本実施の形態によると、前面基板2に形成した蛍光体スクリーン12の多数の蛍光体層R、G、Bは、複数列の波形のパターンで配列されている。
通常、蛍光体層R、G、Bは、図5に示すように、前面基板2の長辺方向(図中X方向)(第1の方向)に沿って規則的(図中左側からR→G→Bの順番)に一直線に並べられて真っ直ぐな画素列20を形成し、複数の画素列20を前面基板2の短辺方向(図中Y方向)(第2の方向)に一定距離ずつ離間させて並べて整列配置される。そして、隣接する2つの画素列20の間の細長い帯状の領域(当接可能領域)に設定された当接位置Tにスペーサ8の上端8aが当接される。
これに対し、本実施の形態の波形パターン(図4)によると、規則的に並べられた各画素列20の複数の蛍光体層R、G、Bのうち少なくともスペーサ8の当接位置Tに近接したいくつかの蛍光体層が図中Y方向に沿ってスペーサ8から離れる方向にシフトされて形成されている。具体的には、当該蛍光体層R、G、Bの波形パターンは、隣接する画素列20同士が略線対称となる一定の振幅および周期の波形状に形成され、図中Y方向に関して隣接する画素列20の各蛍光体画素が互いに近づいたり離れたりを繰り返す形状を有する。当然、画素列20が離れた領域が当接可能領域となりここにスペーサ8が当接される。なお、スペーサ8が当接されていない領域も同じパターンで波形に蛍光体層R、G、Bが配列されており、前面基板2の略全面に亘って均一な配列パターンに形成されている。このように、蛍光体層R、G、Bの配列パターンのムラを無くすことにより、表示ムラを防止できる。
このように、スペーサ8の当接位置Tを確保するため隣接する画素列20の間隔を部分的(周期的)に広げると、必然的に隣接する画素列20同士が近づく部位が発生する。つまり、隣接する画素列20のY方向に沿ったピッチを変えない場合、画素列20同士が近づく部分が発生する。言い換えると、画素列20のY方向に沿ったピッチを変更しない場合、画素列20が近づいたときの距離は、図5の通常パターンと比較して極めて近くなる。しかし、Y方向に隣接する各画素列20の蛍光体層R、G、Bは、Y方向に沿って同じ色の画素が並ぶよう規則的に配列されているため、例えば図6に示すように、画素列20同士が近づいて特定の色の蛍光体層(G)が部分的に重なったとしても大きな問題は生じない。この場合、特に、蛍光体層R、G、Bに対するビームスポットから外れた領域同士が重なれば問題はない。
理想的には近接した同色の蛍光体層同士が重ならないように、例えば、図5に示すパターンの画素列20のピッチ(Y配線ピッチ)が650μmで蛍光体層R、G、BのY方向に沿った長さが250μmである場合、当接可能領域のY方向に沿った幅は400μmとなり、蛍光体層R、G、Bの最大シフト量は200μmとなる。
つまり、本実施の形態の波形パターンで蛍光体層R、G、Bを並べると、図5に示したパターンと比較して、画素列20間でスペーサ8を当接可能な領域を広げることができ、且つY方向に隣接する画素列20のピッチを極めて近づけることができ、蛍光体層R、G、Bを高密度で配列できる。特に、図5に示した通常パターンと比較すると、スペーサ8の当接位置Tに近接する蛍光体層とスペーサ8との間の距離が広がっていることが分かる。
以上のように、本実施の形態によると、蛍光体層R、G、Bを図4に示すような波形パターンで規則的に配列したため、スペーサ8の当接可能領域を広げた上で複数の画素列20のY方向に沿ったピッチを短縮できた。つまり、本実施の形態によると、蛍光体層R、G、Bの密度(解像度)を高めた上でスペーサ8の径を太くでき、高精彩画像を表示でき信頼性を高めることができる。
特に、スペーサを太くできることから、両基板2、4に作用する大気圧加重を支えるため、スペーサ8の本数を増やす必要はなく、むしろ本数を減らすことができる。これにより、スペーサ8の製造を容易にでき、取り付け時の位置合わせ精度を低くでき、SED1の製造コストを低減できる。
また、本実施の形態によると、スペーサ8に近接する蛍光体層とスペーサ8との間の距離を大きくできるため、近接する蛍光体層に照射される電子ビームの軌道と当該スペーサ8との間の距離を離すことができ、例えばスペーサ8の帯電等の要因によりビーム軌道に悪影響を与えることを抑制でき、色ずれの無い良質な画像を表示できる。
なお、上述した実施の形態では、前面基板2側の蛍光体層R、G、Bの波形パターンについてのみ説明したが、背面基板4の電子放出素子16についても同様にスペーサ8の当接可能領域を広げる必要があり、多数の電子放出素子16も図4に示すような波形パターンで配列されている。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態では、スペーサ8の当接可能領域を広げるため、蛍光体層R、G、Bを図4に示す波形パターンに形成した場合について説明したが、これに限らず、蛍光体層R、G、Bの形状やサイズを異ならせることで当接可能領域を広げても良く、表示画像が見やすくなれば必ずしも均一なパターンで蛍光体層R、G、Bを並べる必要もない。
また、蛍光体層R、G、Bの波形パターンの周期(波長)は任意に変更可能であり、例えば図7に概念図として示すように周期を短くしたり、図8に示すように周期を長くしたりすることができる。具体的には、図7には波形パターンの1周期の間に蛍光体層R、G、Bを2組並べた例を示してあり、図8には波形パターンの1周期の間に蛍光体層R、G、Bを10組並べた例を示してある。いずれにしても、波形パターンの周期は、スペーサ8の本数や当接位置に応じて任意に変更可能である。
この発明の実施の形態に係るSEDの真空外囲器を示す外観斜視図。 図1の真空外囲器を線II−IIに沿って切断した断面斜視図。 図2の断面を部分的に拡大して示す部分拡大断面図。 図1のSEDの前面基板に形成されるこの発明の実施の形態に係る蛍光体層の波形パターンを説明するための概略図。 比較のため蛍光体層の通常の配列パターンを示す概略図。 隣接した画素列の同色の蛍光体層が部分的に重なった状態を示す概略図。 波形パターンの周期を短くした例を示す概念図。 波形パターンの周期を長くした例を示す概念図。
符号の説明
1…SED、2…前面基板、4…背面基板、6…側壁、8…スペーサ、8a…上端、8b…下端、10…真空外囲器、12…蛍光体スクリーン、14…メタルバック、16…電子放出素子、20…画素列、R、G、B…蛍光体層、T…当接位置。

Claims (6)

  1. 多数の蛍光体画素を有する第1基板と、
    この第1基板に対向し、上記多数の蛍光体画素に対応した多数の電子放出源を有する第2基板と、
    上記多数の蛍光体画素および多数の電子放出源から外れた位置で上記第1および第2基板間に当接して配置され、上記第1および第2基板に作用する大気圧加重を支える複数本の柱状スペーサと、を有し、
    上記多数の蛍光体画素のうち少なくとも上記柱状スペーサの当接位置に近接した蛍光体画素が当該柱状スペーサから離間する方向にシフトされて形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記多数の蛍光体画素は、複数の蛍光体画素を第1の方向に規則的に並べた画素列を上記第1の方向と交差する第2の方向に離間させて複数列並べて形成されており、
    上記複数本の柱状スペーサは、隣接する上記画素列の間で上記第1基板に当接する位置にそれぞれ配置され、
    上記隣接した各画素列の複数の蛍光体画素のうち上記柱状スペーサの当接位置に近接した蛍光体画素は、上記第2の方向に沿って当該柱状スペーサからそれぞれ離間する方向にシフトされて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記多数の蛍光体画素は、上記隣接した各画素列が、当該柱状スペーサに対してシフトした蛍光体画素の配列パターンを上記第1の方向に沿って波形に繰り返した波形パターンで複数の蛍光体画素を配列するように、全ての蛍光体画素を上記第1基板に対して均一に配置して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 上記複数の画素列は、隣接する画素列同士において、上記第2の方向に沿って同じ色の蛍光体画素が配列されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 上記隣接する画素列において、上記波形パターンが互いに近接する位置にある同じ色の蛍光体画素同士が僅かに重なるように、両者の間隔が設定されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 多数の蛍光体画素を有する第1基板と、
    この第1基板に対向し、上記多数の蛍光体画素に対応した多数の電子放出源を有する第2基板と、
    上記多数の蛍光体画素および多数の電子放出源から外れた位置で上記第1および第2基板間に当接して配置され、上記第1および第2基板に作用する大気圧加重を支える複数本の柱状スペーサと、を有し、
    上記多数の電子放出源のうち少なくとも上記柱状スペーサの当接位置に近接した電子放出源が当該柱状スペーサから離間する方向にシフトされて形成されていることを特徴とする表示装置。
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