JP2007046956A - 分注装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分注ヘッドが無駄な動作をせずに、効率良くディスポーサブルチップを廃棄可能とすると共に、廃棄チップが廃棄容器内に偏って溜まらないようにする。
【解決手段】分析対象が載置される分析対象置き場(22)と、試薬が載置される試薬置き場24と、未使用のチップが載置されるチップ置き場(26)と、分析対象や試薬を分注するための、複数の分注部を有する分注機構部28、及び、分注ヘッド30と、該分注ヘッドから使用済みのチップを外すためのチップリムーバ50と、外されたチップ34を回収するための廃棄容器52と、を備えた分注装置において、前記チップリムーバ50を、前記分注機構部28の各分注部の後方に、それぞれ配設する。
【選択図】図5

Description

本発明は、分注装置に係り、特に、創薬スクリーン分野、バイオテクノロジー、医薬分野等で、血清等の検体を数種類の試薬に反応させて分析を行なう自動分注分析装置に用いるのに好適な、分注ヘッドが無駄な動作をせず、効率良くディスポーザブルチップを廃棄可能な分注装置に関する。
生化学等の分野において、血清等の検体や試薬等の液体を自動的に吸引し、分注する分注装置が用いられている。この分注装置では、通常、多種類の液体を対象として連続的に分注が実施される場合が少なくない。そこで、液体間の混合や汚染等を防止するため、液体を吸引するためのノズルチップに、使い捨て用のディスポーザブルノズルチップ(以下、単にチップと称する)を用いて、例えば液体の種類が変わる毎、又は、吸引毎に使用済みのチップを廃棄し、新しいチップと交換している。
このような分注装置におけるチップ廃棄周辺の機構配置の一例を図1に示す。この例においては、分注ステージ20上に、分析すべき血清等が入っているマイクロプレート10aを置くためのマイクロプレート置き場22と、試薬ホルダ12を置くための試薬置き場24と、未使用のチップが搭載されたチップラック14aが載置されるチップラック置き場26と、分析対象や試薬を分注するための、マイクロプレート10bが置かれる複数(図では2つ)の分注部を有する分注機構部28と、マイクロプレート10a、10bのウェル数に合わせて複数(図では8個)の分注ノズル32が配設された分注ヘッド30と、該分注ヘッド30の移動により、使用済みのチップ34を図2に示す如く分注ノズル32から外すためのくし歯状部36aを有するチップリムーバ36とが備えられ、前記分注ステージ20の下側に、前記チップリムーバ36で外されて落下するチップ34を収容するための、前方に配設された廃棄容器38と、図3に示す如く、外されたチップ34を該廃棄容器38へ導くためのすべり板40とが備えられている(特許文献1)。
特開2004−239779号公報(図1)
しかしながら従来の機構配置では、分注機構の下部にはインキュベータとマイクロプレートやチップラックの格納手段が設けられているため、廃棄容器38を試薬置き場24の下部に設けて、チップリムーバ36が試薬置き場24の後方に1台だけ配置されていたため、一連の分注動作中で、効率の良い動作は出来なかった。何故ならば、分注動作を要約すると、分注ヘッド30は、図1中に実線矢印Aで示す如く、まず新しいチップが設置されているチップラック置き場26のチップラック14aへ移動してチップ34を装着し、分析すべき血清等が入っているマイクロプレート置き場22のマイクロプレート10aへ移動して血清等を吸引し、次に分注機構部28に移動して、分注すべきマイクロプレート10bに血清等を分注後、コンタミネーションを避けるべく、チップリムーバ36へ移動して、使用済みチップ34を図2に示す如くチップリムーバ36のくし歯状部36aに引掛けて廃棄する。
以上を必要回数繰り返した後、今度は試薬分注を実施するため、分注ヘッド30は、破線矢印Bで示す如く、試薬置き場24に移動し、必要な試薬を吸引して、分注機構部28へ移動し、分注すべきマイクロプレート10bに試薬を分注する。異なる試薬を分注するときには、やはりコンタミネーションを避けるべく、チップリムーバ36へ移動して使用済みチップ34を廃棄する。
以上の分注動作の中で、分注ヘッド30が効率良く動作する、即ち、つまり最短距離で移動するのは、使用済みチップ34を廃棄後、試薬分注に移るときのみである。又、廃棄されたチップ34は、図3に示す如く、すべり板40を介して廃棄容器38に落下するため、チップ34の落下位置は、ほぼ同じである。つまり、廃棄されたチップ34は、廃棄容器38の中で、図4に例示する如く山状に溜り、容積を有効活用することができず、大き目の容器が必要となる。又、すべり板40は、廃棄チップ34が滑るため汚染されるので洗浄が必要となるが、分注ステージ20の下側で装置内部に設置されているため、取り外しが困難な配置となっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたもので、分注ヘッドが無駄な動作をせずに、効率良くチップを廃棄可能として、分注に要する時間を短縮することを課題とする。
本発明は、分析対象が載置される分析対象置き場と、試薬が載置される試薬置き場と、未使用のチップが載置されるチップ置き場と、分析対象や試薬を分注するための、複数の分注部を有する分注機構部、及び、分注ヘッドと、該分注ヘッドから使用済みのチップを外すためのチップリムーバと、外されたチップを回収するための廃棄容器と、を備えた分注装置において、前記チップリムーバを、前記分注機構部の各分注部の後方に、それぞれ配設することにより、前記課題を解決したものである。
本発明は、又、前記分注機構部の分注位置の真後ろに、前記チップリムーバのノズル外し機構を設けたものである。
本発明は、又、前記廃棄容器を、前記チップリムーバの直下に配設し、前方に引出し可能として、すべり板を不要としたものである。
本発明によれば、使用済みチップを廃棄するのは分注後であるため、分注機構部の後方にチップリムーバを配設したので、分注ヘッドが、分注後、左右方向に動作せずにチップ廃棄ができ、無駄な動作をせずに、効率良くチップを廃棄可能である。
又、前記チップリムーバを、複数ある分注機構部の各分注部の後方にそれぞれ配設したので、チップ廃棄の際にチップリムーバを交互に使用することで、例えば下方に配置された廃棄容器内に廃棄チップを偏らず平均的に溜めることができる。
特に、前記チップリムーバーのノズル外し機構(例えばくし歯状部)を、前記分注機構部の分注位置の真後ろに設けた場合は、無駄な動作を無くすことができる。
又、前記廃棄容器を、前記チップリムーバの直下に配設し、前方に引出し可能とした場合には、廃棄容器を前方から上方に取出して、廃棄チップを容易に捨てることが可能となる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態は、図5(斜め前方から見た斜視図)、図6(斜め後方から見た斜視図)、図7(引き出した状態を斜め前方から見た斜視図)に示す如く、図1に示した従来例と同様のマイクロプレート置き場22、試薬置き場24、チップラック置き場26、分注機構部28を備えた分注ステージ20を有する分注装置において、チップリムーバ50のくし歯状部50a、50bを、前記分注機構部28の各分注部の後方にそれぞれ配設すると共に、廃棄容器52を、未使用のマイクロプレート10c及びチップラック14bを搭載したストッカ部54と共に、図7に矢印Cで示す如く、スライドガイド部56により引き出し可能に、分注ステージ20の下側で、且つ、図8に示す如く、前記チップリムーバ50の直下に配設したものである。
前記チップリムーバ50の2対のくし歯状部50a、50bと2個のマイクロプレート10bの穴列は、前後方向に一直線状となるように設置されている。
前記廃棄容器52とストッカ部54は、共にスライドガイド部56に載っており、該スライドガイド部56を介して、図示していない筐体に結合されている。
以上の構成において、分注ヘッド30は、図5に実線矢印A’で示す如く、分注機構部28で分注動作が終わった後、使用済みチップ34を廃棄するために、左右方向の動作をせず、最短距離で後方へ移動して、チップリムーバ50でチップ廃棄を行なう。又、前記分注機構部28には、図示していない振盪動作機構が組み込まれており、試薬分注後に、片方のマイクロプレート10bが振盪動作中の場合は、空いている側の分注部で分注を行なうことができるようになっているが、本実施形態のチップリムーバ50は、2対のチップ廃棄用くし歯状部50a、50bを持っているので、分注機構部28の左右のどちらの分注部で分注後チップ廃棄を行なう際にも、分注ヘッド30の動作は最低距離で済む。
又、廃棄容器52が廃棄チップ34で一杯になった場合は、図7に矢印Cで示すように、ストッカ部54と共に廃棄容器52を装置前方にスライドさせ、図9に矢印Dで示すように、廃棄容器52を上方向に装置より取り出すことができる。そして、廃棄容器52を所定のチップ廃棄場所まで持って行き、廃棄チップを捨てることが可能になっている。
本実施形態においては、チップの廃棄容器52を、図8に示した如く、チップリムーバ50の直下に配置しているので、廃棄チップ34のすべり板等の部品が必要無く、洗浄等の手間が掛からない。
前記実施形態においては、チップ34が分注ノズル32から取り外すようにされていたが、分注ヘッド30から直接取り外すようになっていても構わない。又、チップリムーバ50のノズル取り外し機構も、くし歯状部50a、50bに限定されない。更に、分注部の数も2に限定されず、3以上であってもよい。又、チップラックやマイクロプレートも、他の物に変更したり、省略できる。
分注装置の比較例のチップ廃棄周辺の機構配置を示す斜視図 同じくチップリムーバの動作を示す斜視図 同じく側面から見た要部断面図 同じく廃棄容器に堆積した廃棄チップの一例を示す、正面から見た断面図 本発明に係る分注装置の実施形態の全体構成を示す、斜め前方から見た斜視図 同じく斜め後方から見た斜視図 同じく廃棄チップが堆積した廃棄容器を前方に引き出した状態を示す、斜め前方から見た斜視図 同じくチップリムーバでチップを廃棄している状態を示す、側面から見た要部断面図 同じく廃棄チップが堆積した廃棄容器を上方へ取り出している状態を示す、斜め前方から見た斜視図
符号の説明
10a、10b、10c…マイクロプレート
12…試薬ホルダ
14a、14b…チップラック
20…分注ステージ
22…マイクロプレート置き場
24…試薬置き場
26…チップラック置き場
28…分注機構部
30…分注ヘッド
32…分注ノズル
34…ノズルチップ
50…チップリムーバ
50a、50b…くし歯状部
52…廃棄容器
54…ストッカ部
54…スライドガイド部

Claims (3)

  1. 分析対象が載置される分析対象置き場と、
    試薬が載置される試薬置き場と、
    未使用のチップが載置されるチップ置き場と、
    分析対象や試薬を分注するための、複数の分注部を有する分注機構部、及び、分注ヘッドと、
    該分注ヘッドから使用済みのチップを外すためのチップリムーバと、
    外されたチップを回収するための廃棄容器と、
    を備えた分注装置において、
    前記チップリムーバが、前記分注機構部の各分注部の後方に、それぞれ配設されていることを特徴とする分注装置。
  2. 前記分注機構部の分注位置の真後ろに、前記チップリムーバのノズル外し機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の分注装置。
  3. 前記廃棄容器が、前記チップリムーバの直下に配設され、前方に引出し可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の分注装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011122562A1 (ja) * 2010-03-30 2013-07-08 アークレイ株式会社 分析装置
WO2019092949A1 (ja) * 2017-11-08 2019-05-16 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
WO2020025972A1 (en) * 2018-08-03 2020-02-06 Randox Laboratories Ltd Pipette tip disposal assembly

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