JP2007045200A - タイヤ空気圧監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 タイヤのID番号と装着位置との関係を自動的に検知して、空気圧低下を正しく警告できるタイヤ空気圧監視システムを提供する。
【解決手段】 車両の異なる位置に設置され、タイヤセンサS1、S2からの信号の信号強度を検出する電波強度センサ1、2と、タイヤセンサS1、S2からの信号の識別信号、状態信号を検出する信号受信部9と、電波強度センサ1での信号強度と、電波強度センサ2での信号強度と、信号受信部9で検出した識別信号、状態信号とが入力される演算部10とを備え、演算部10は、電波強度センサ1での信号強度と電波強度センサ2での信号強度とに基づいて、信号受信部9で検出した識別信号、状態信号を送信したタイヤセンサS1、S2の位置を特定することで、各タイヤの位置を特定し、特定されたタイヤに対する状態信号により、各タイヤの状態を監視する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両等のタイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムに関する。
タイヤ空気圧監視システムは、タイヤ内に設置されたタイヤ空気圧センサ(以降、タイヤセンサと略す。)から、無線(電波)により定期的に送信された空気圧データを、車体に設置された受信機(ECU)で受信し、受信した空気圧の値が所定の値より低い場合には、インストルメントパネル(以降、インパネと略す。)内に設置された警告灯を点灯させて、ドライバーに警告するものである。タイヤセンサは、個々に固有のID番号を持っており、各タイヤセンサのID番号と装着タイヤの位置の関係を、予め受信機に登録しておくことで、受信機は受信した空気圧データがどのタイヤのものか認識可能となる。又、前輪と後輪では設定空気圧が異なり、警告すべき所定の空気圧値が前輪と後輪で異なる場合でも、受信機はID番号から前輪か後輪かを認識することで、正しく空気圧低下の警告を出すことができる。
特開2004−149093号公報
タイヤの摩耗状態等により、タイヤは、その位置をローテーションして装着する場合がある。タイヤ位置をローテーションした場合、受信機に登録したID番号と装着位置との関係が正しくなくなり、正しく空気圧低下の警告が出せなくなる。従って、タイヤ位置をローテーションしたときには、ID番号と装着位置を登録し直す必要があるが、この作業は煩わしいものである。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、タイヤのID番号と装着位置との関係を自動的に検知して、空気圧低下を正しく警告できるタイヤ空気圧監視システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
車両の各タイヤに設けられ、各タイヤを個別に識別可能な識別信号と、空気圧を含む各タイヤの状態を示す状態信号とを送信する送信手段と、
車両に設けられ、前記送信手段からの信号を受信して前記識別信号及び前記状態信号と
信号強度を検出する複数の受信手段と、前記受信手段で検出した信号強度が常時入力されると共に、前記受信手段において受信した前記識別信号及び前記状態信号が入力される信号処理手段とを備え、
前記信号処理手段は、前記受信手段で検出した信号強度に基づいて、受信した前記識別信号及び前記状態信号を送信した前記送信手段の位置を特定することで、各タイヤの位置を特定し、特定されたタイヤに対する前記状態信号により、各タイヤの状態を監視することを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
上記第1の発明に係るタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記受信手段は前記送信手段からの信号強度を検出する第1受信手段と、
前記第1受信手段とは車両の前後方向に離れて設置され、前記送信手段からの信号の信号強度を検出する第2受信手段と、
前記送信手段からの信号を受信して、前記識別信号及び前記状態信号を検出する第3受信手段からなり、
前記信号処理手段は前記第1受信手段で検出した信号強度と前記第2受信手段で検出した信号強度とが常時入力されると共に、前記第3受信手段で検出した前記識別信号及び前記状態信号が入力され、前記第1受信手段で検出した信号強度と前記第2受信手段で検出した信号強度とに基づいて、前記第3受信手段において受信した前記識別信号及び前記状態信号を送信した前記送信手段の位置を特定することで、各タイヤの位置を特定し、特定されたタイヤに対する前記状態信号により、各タイヤの状態を監視することを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
上記第2の発明に係るタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記第1受信手段と前記第3受信手段と前記信号処理手段とを一体に構成したことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
上記第1乃至第3の発明のいずれかに係るタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記送信手段は、間欠的に信号を送信するものであり、
前記信号処理手段は、
前記送信手段が信号を送信している時に前記任意の1つの受信手段にて検出した信号の第1信号強度と、前記送信手段が信号を送信していない時に前記任意の1つの受信手段にて検出した信号の第2信号強度とを比較し、
前記送信手段が信号を送信している時に前記他の1つの受信手段にて検出した信号の第3信号強度と、前記送信手段が信号を送信していない時に前記他の1つの受信手段にて検出した信号の第4信号強度とを比較し、
前記第1信号強度が前記第2信号強度より所定値以上強い場合、前記第3信号強度が前記第4信号強度より所定値以上強い場合に、前記第1信号強度と前記第3信号強度とを比較して、タイヤ位置の特定を行うことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
上記第4の発明に係るタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記信号処理手段は、
前記第1信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の間に前記任意の1つの受信手段にて検出した信号強度の第1時間平均値を用い、
前記第2信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の前又は後の少なくとも一方の所定時間の間の前記任意の1つの受信手段にて検出した信号強度の時間平均値を用い、
前記第3信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の間に前記他の1つの受信手段にて検出した信号強度の第2時間平均値を用い、
前記第4信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の前又は後の少なくとも一方の所定時間の間の前記他の1つの受信手段にて検出した信号強度の時間平均値を用いることを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
上記第5の発明に係るタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記信号処理手段は、
前記第1信号強度として、複数回分の前記第1時間平均値における平均値を用い、
前記第3信号強度として、複数回分の前記第2時間平均値における平均値を用いることを特徴とする。
上記課題を解決する第7の発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、
上記第1乃至第6の発明のいずれかに係るタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記送信手段は、各タイヤの状態信号として、各タイヤの回転方向を示す回転方向情報を送信するものであり、
前記信号処理手段は、前記回転方向情報と車両の進行方向を示す進行方向情報とに基づいて、タイヤの左輪右輪を特定することを特徴とする。
本発明によれば、タイヤのID番号と装着位置との関係を、自動的に検知できるため、タイヤ位置をローテーションした場合でも、ドライバーの操作は不要となり、利便性が向上すると共に、空気圧低下を正しく警告することができる。
本発明に係るタイヤ空気圧監視システムは、アンテナを有する電波強度センサを複数配置し、定期的(間欠的)に発信するタイヤセンサからの信号を含めて、アンテナでの電波強度を電波強度センサで各々検知し、複数の電波強度センサで検知された各電波強度値を、演算部(例えば、ECU等)に常時入力して、入力された電波強度値から、自動的にタイヤのID番号と装着位置の関係を検知するものである。その具体的な実施形態のいくつかを図1〜6に示し、その詳細を以下に説明する。
図1は、本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの実施形態の一例を示す概略構成図であり、図1(a)は、メイン受信機、電波強度センサの構成を示し、図1(b)は、メイン受信機、電波強度センサ、タイヤセンサの配置を示すものである。
図1に示すように、本実施例のタイヤ空気圧監視システムは、前輪T1、後輪T2内に設置され、ID番号等、各タイヤを個別に識別可能な識別信号や空気圧値等、各タイヤの状態を示す状態信号等、これらを含む信号を、定期的に無線(電波)で送信するタイヤセンサS1、S2と、車体20に設置され、タイヤセンサS1、S2からの電波の強度値を検知する複数(図1中では2つ)の電波強度センサ1、2と、電波強度センサ1、2からの電波強度値が入力されると共にタイヤセンサS1、S2からの空気圧値、ID番号を含む信号を受信し、所定の演算処理を行う1つのメイン受信機3を有するものである。
詳細には、電波強度センサ1は、タイヤセンサS1、S2からの電波を受信するアンテナ4と、アンテナ4での電波強度を検知する強度検知部5を有し、電波強度センサ2は、タイヤセンサS1、S2からの電波を受信するアンテナ6と、アンテナ6での電波強度を検知する強度検知部7を有し、共に検出した電波強度値を、メイン受信機3に常時送り続けるものである。
そして、電波強度センサ1は前輪T1側に配置され、電波強度センサ2は、後輪T2側に配置されている。つまり、本実施例では、メイン受信機3とは独立して、少なくとも2つの電波強度センサ1、2を有し、一方の電波強度センサ1を相対的に車両前方に設置し、他方の電波強度センサ2を相対的に車両後方に設置し、電波強度センサ1、2が検出した電波強度値を常時メイン受信機3へ送信して、これらの電波強度値を比較する所定の演算処理を行うことで、前輪後輪を確実に認識できるようにしている。例えば、車両の前方側、後方側に、受信用のアンテナのみを延設し、延設されたアンテナでの受信強度をメイン受信機で検知する方法も考えられるが、この場合、延設されたアンテナがノイズの影響を受けやすく、電波強度を正確に検知することが難しい。これに対して、本実施例は、アンテナのみを延設する構成と比較して、ノイズの影響を受けにくく、電波強度を正確に検知することができる。
メイン受信機3は、タイヤセンサS1、S2からの空気圧値、ID番号を含む信号を受信するアンテナ8と、アンテナ8からの信号を処理し、空気圧値、ID番号を検出する信号受信部9と、電波強度センサ1、2から常時送り続けられる電波強度値と信号受信部9の信号から認識された空気圧値、ID番号とを用いて所定の演算処理を行う演算部10とを有する。
演算部10においては、タイヤセンサS1、S2からの信号受信時の電波強度センサ1、2での電波強度値の比較から、装着タイヤ位置を認識する。具体的には、前輪T1に装着されたタイヤセンサS1の発信する電波は、相対的に近い電波強度センサ1で強く、相対的に遠い電波強度センサ2で弱い。逆に、後輪T2に装着されたタイヤセンサS2の発信する電波は、相対的に遠い電波強度センサ1で弱く、相対的に近い電波強度センサ2で強い。このことから、タイヤセンサS1は前輪にタイヤセンサ2は後輪に装着されていることが認識できる。そして、受信した空気圧値が所定の値より低い場合には、インパネ内に設置された警告灯11を点灯させて、該当するタイヤをドライバーに警告する演算処理を行っている。
なお、タイヤセンサS1、S2は、タイヤの空気圧を検出するタイヤセンサだけに限らず、タイヤの回転方向を検出するタイヤ回転方向センサを有する構成としてもよい。この場合、タイヤセンサS1、S2は、空気圧値、ID番号と共に回転方向情報を送信し、メイン受信機3において、タイヤセンサS1、S2からの回転方向情報と、車両20の進行方向情報とから左輪右輪を認識する。例えば、図2に示すように、車両20が前進している場合には、前左輪T1LのタイヤセンサS1Lと、前右輪T1RのタイヤセンサS1Rとの回転方向が異なるため、タイヤセンサS1L、S1Rからの回転方向情報により、前左輪T1Lであるか前右輪T1Rであるか認識可能となる。同様に、後左輪T2LのタイヤセンサS2Lと、後右輪T2RのタイヤセンサS2Rとの回転方向も異なるため、タイヤセンサS2L、S2Rからの回転方向情報により、後左輪T2Lであるか後ろ右輪T2Rであるか認識可能となる。つまり、複数の電波強度センサ1、2における電波強度の比較により、車両20の前輪後輪を認識可能となり、タイヤセンサS1L、S1R、S2L、S2Rから送信される回転方向情報により、車両20の左輪右輪を認識可能となる。
図3は、本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの実施形態の他の一例を示す概略構成図であり、図3(a)は、メイン受信機、電波強度センサの構成を示し、図3(b)は、メイン受信機、電波強度センサ、タイヤセンサの配置を示すものである。なお、図3において、実施例1の図1で示したものと同等の構成には、同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
図3に示すように、本実施例のタイヤ空気圧監視システムも、前輪T1、後輪T2内に設置されたタイヤセンサS1、S2と、車体20に設置された1つの電波強度センサ2と、1つのメイン受信機13を有する。
メイン受信機13は、アンテナ8、信号受信部9と、アンテナ8での電波強度を検知し、検出した電波強度値を常時送り続ける強度検知部15と、強度検知部15と電波強度センサ2から常時送り続けられる電波強度値と、信号受信部9の信号から認識された空気圧値、ID番号とを用いて所定の演算処理を行う演算部10とを有する。つまり、メイン受信機13は、実施例1のメイン受信機3において、アンテナ8を共有する強度検知部15を加えたものであり、メイン受信機3と1つの電波強度センサを一体にした構成である。このように、本実施例でも、アンテナ8と強度検知部15からなる部分(以降、便宜的に電波強度センサ1と呼ぶ。)と、電波強度センサ2により、システム中に複数(図3中では2つ)の電波強度センサを有する構成である。
本実施例では、一方の電波強度センサ1を含むメイン受信機13を前輪T1側(相対的に車両前方側)に配置し、他方の電波強度センサ2を後輪T2側(相対的に車両後方側)に配置し、これらの電波強度センサ1、2で検出した電波強度値を、常時メイン受信機3へ送信して、所定の演算処理を行うことで、ノイズの影響を受けることなく、前輪後輪を確実に認識できるようにしている。又、メイン受信機13内に、アンテナ8を共有させて強度検知部15を設けたので、システムの構成をコンパクトにすることができる。なお、図2に示すように、タイヤセンサS1L、S1R、S2L、S2Rが、タイヤ回転方向センサを有する構成とすれば、送信される回転方向情報により、車両20の左輪右輪も認識可能となる。
そして、演算部10においては、実施例1と同様に、タイヤセンサS1、S2からの信号受信時の電波強度センサ1、2での電波強度値の比較から、装着タイヤ位置を認識し、受信した空気圧値が所定の値より低い場合には、インパネ内に設置された警告灯11を点灯させて該当するタイヤをドライバーに警告する演算処理を行っている。
上記実施例1、2で示した演算部10で行われる所定の演算処理について、図4〜図6を用いて、その詳細を説明する。なお、図4(a)は、電波強度センサ1における電波強度の変化及びその検出方法を説明するものであり、図4(b)は、検出された電波強度センサ1の電波強度値を記録するレジスタ1の構成を示すものである。又、図5は、レジスタ1への電波強度値の記憶手順を示すフローチャートであり、図6は、レジスタへ記憶した電波強度値を用いたタイヤ位置の認識手順を示すフローチャートである。
タイヤセンサS1、S2は、定期的に所定時間の間だけ、空気圧値、ID番号等の信号を発信する。従って、電波強度センサ1、2で検出されるタイヤセンサS1、S2からの電波強度は、図4に示すように、信号発信時t2間(電波強度センサ1、2にとっては信号受信時)には、信号無発信時(例えば、t1間、t3間)と比較して、電波強度が相対的に大きく、信号無発信時には、信号発信時と比較して、電波強度が相対的に小さくなる。又、信号発信時t2間においても、タイヤの回転位置や走行中の環境の影響等によって、電波強度センサ1、2で検出されるタイヤセンサS1、S2からの電波強度は変動する。従って、本発明においては、検出された電波強度を、所定時間t1、t2、t3で区切り、所定時間t1、t2、t3の間に検出された複数回の電波強度の平均値を用いることで、電波強度の精度を高めている。例えば、所定時間t2間に検出された電波強度平均値S1,Lが、タイヤセンサS1、S2の信号発信時の電波強度の平均値となり、所定時間t1に検出された電波強度平均値Sb1,Lが、タイヤセンサS1、S2の信号発信時間前の電波強度の平均値となり、所定時間t3に検出された電波強度平均値Sa1,Lが、タイヤセンサS1、S2の信号発信時間後の電波強度の平均値となる。つまり、電波強度平均値Sb1,L、Sa1,Lは、ノイズフロアレベルとなる。
メイン受信機3、13や強度検出器1、2にとって、無線で信号が発信されるタイヤセンサS1、S2の信号発信時間t2と同期して、その信号発信時間t2のときのみの電波強度や信号を検出することは簡単ではない。そこで、本発明では、電波強度センサ1、2において、常時、電波強度を検出し、検出した電波強度をレジスタ1、レジスタ2の各アドレスへ順次記憶し、所定時間t1、t2、t3で区切るようにすることで、所定時間(t1+t2+t3)経過後には、図4(b)に示すようなレジスタ1の各アドレスA1,0〜A1,Nに、電波強度のデータ値D1,0〜D1,Nが記憶され、アドレスA1,i〜A1,jに、タイヤセンサS1、S2の信号発信時間t2間の信号強度が記憶されるようにしている。
ここで重要なことは、タイヤセンサS1、S2から発信された信号を、電波強度センサ1、2において受信した後、信号強度の立ち下がりの時間tsを検出し(図4(a)参照)、時間tsから所定時間t3経過後、レジスタのデータ値を読み込んで、演算部10で処理することである(後述の図6のフローチャートのステップS16参照)。このことにより、所定のアドレスA1,i〜A1,jには、所定時間t2間の電波強度のデータ値D1,i〜D1,jが、所定のアドレスA1,0〜A1,j-1には、所定時間t1間の電波強度のデータ値D1,0〜D1,j-1が、所定のアドレスA1,i+1〜A1,Nには、所定時間t3間の電波強度のデータ値D1,i+1〜D1,Nが、自動的に記憶されているため、電波強度のデータ値D1,i〜D1,jの平均をもとめることで、所定時間t2間の電波強度平均値S1,Lが求められ、電波強度のデータ値D1,0〜D1,j-1の平均を求めることで、所定時間t1間の電波強度平均値Sb1,Lが求められ、電波強度のデータ値D1,i+1〜D1,Nの平均を求めることで、所定時間t3間の電波強度平均値Sb1,Lが求められる。
なお、図4では、一例として、電波強度センサ1において、タイヤセンサS1、S2からの電波強度を検出して、それをレジスタ1に記憶する説明を行ったが、これは、電波強度センサ2におけるレジスタ2でも同様である。
そして、タイヤセンサS1、S2の発信時間t2間の電波強度平均値S1,Lが、その前後の所定時間t1、t3間の電波強度平均値Sb1,L、Sa1,L(つまり、ノイズフロア)より強い場合のみ、有効な電波強度値とすることで、タイヤセンサS1、S2からの電波よりも強いノイズ源が近くにある場合であっても、ノイズの強さをタイヤセンサS1、S2からの電波の強さと誤認することを避けることができる。又、電波強度センサ1、2が故障した場合や断線した場合には、発信時間t2間と、その前後の所定時間t1、t3間とにおける電波強度平均値に差がなくなるため、異常を検知することができる。
次に、レジスタ1、2への電波強度値の記憶手順を、図5に示すフローチャートで説明を行う。なお、本フローチャートの手順は、後述の図6のフローチャートの手順とは、独立して、一定時間毎に繰り返し行われる。
<ステップS1>
イグニッション(IG)ONで、電波強度値の記憶手順が開始する。
<ステップS2>
t1を信号発信(受信)前の所定時間、t2を信号発信(受信)時間、t3を信号発信(受信)後の所定時間とし、D1,0〜D1,Nを電波強度センサ1で受信した電波強度とする。(t1+t2+t3)時間分のデータを記憶できるアドレスA1,0〜A1,Nを持つレジスタ1において、アドレスA1,1〜A1,Nに記憶されている電波強度値D1,1〜D1,Nを、アドレスA1,0〜A1,N-1に1つずつ移動させて、ステップS3へ進む。
<ステップS3>
2,0〜D2,Nを電波強度センサ2で受信した電波強度とする。(t1+t2+t3)時間分のデータを記憶できるアドレスA2,0〜A2,Nを持つレジスタ2において、アドレスA2,1〜A2,Nに記憶されている電波強度値D2,1〜D2,Nを、アドレスA2,0〜A2,N-1に1つずつ移動させて、ステップS4へ進む。
<ステップS4>
レジスタ1のアドレスA1,Nに、新しく検出された電波強度値D1,Nを、レジスタ2のアドレスA2,Nに、新しく検出された電波強度値D2,Nを記憶し、電波強度値の記憶手順を終了する。つまり、レジスタ1の各アドレスA1,0〜A1,Nには、電波強度センサ1で受信した電波強度D1,0〜D1,Nが、レジスタ2の各アドレスA2,0〜A2,Nには、電波強度センサ2で受信した電波強度D2,0〜D2,Nが順次記憶されると共に、レジスタ1のアドレスA1,N、レジスタ2のアドレスA2,Nには、常に新しく検出された電波強度値D1,N、D2,Nが記憶されることになる。
ここで、所定時間t1、t2、t3と、レジスタ1におけるアドレスA1,0〜A1,N、電波強度値D1,0〜D1,N、レジスタ2におけるアドレスA2,0〜A2,N、電波強度値D2,0〜D2,Nとの関係を整理すると、下記表1に示すように規定される。
Figure 2007045200
つまり、上記記憶手順によれば、新しい電波強度値D1,N、D2,Nを記憶する際には、アドレスA1,N〜A1,1、A2,N〜A2,1に入っているデータ値D1,N〜D1,1、D2,N〜D2,1を、アドレスA1,N-1〜A1,0、A2,N-1〜A2,0に1つ移動し(表1中では右側に1つずつずらす。)、その後、アドレスA1,N、A2,Nに新しいデータ値D1,N、D2,Nを記憶することとなる。つまり、新しいデータを記憶する度に、古いデータは右側にずれていく。又、信号を受信してからt3時間経過した時、受信前のデータは表1のtlのエリアに、受信中のデータはt2のエリアに、受信後のデータはt3のエリアに記憶されていることになる。そして、図6に示すフローチャートにおいては、この時点でのレジスタ1、2の保持データを読み込んで、t1、t2、t3間の電波強度平均値Sb1,L、S1,L、Sa1,Lを求めるようにしている。
次に、レジスタへ記憶した電波強度値を用いたタイヤの位置の認識手順を、図6に示すフローチャートで説明を行う。
<ステップS11>
イグニッション(IG)ONでタイヤの位置の認識手順が開始する。
<ステップS12>
自車に登録してあるID番号の信号を受信したか判断し、自車に登録してあるID番号であれば、ステップS13へ進み、そうでなければ、ステップS11へ戻る。これは、他車のタイヤセンサからの信号を排除する目的がある。
<ステップS13>
受信した信号に含まれる空気圧値が警告閾値以下であるか判断し、空気圧値が警告閾値以下であれば、空気圧警告を行って(ステップS14)、ステップS15へ進み、そうでなければ、そのまま、ステップS15へ進む。
<ステップS14>
タイヤ位置に対するタイヤセンサS1、S2の配置位置の記録から(後述のステップS23、S24参照)、該当する位置のタイヤに対して、インパネの警告灯11を点灯させて、空気圧警告を表示する。このとき、前輪T1と後輪T2で設定空気圧が異なるのであれば、タイヤ位置に対するタイヤセンサS1、S2の配置位置の記録から、警告対象が前輪T1であるのか後輪T2あるのか認識する。そして、前輪T1であれば、警告すべき前輪T1の設定空気圧値と比較し、後輪T2であれば、警告すべき後輪の設定空気圧値と比較して、空気圧低下の警告を出すようにしている。
<ステップS15>
自車の車速を確認し、自車の車速が0でなければ(走行中であれば)、ステップS16へ進み、自車の車速が0であれば(停止中であれば)、ステップS11へ戻る。これは、車速が0の時(停車中)には、電波強度センサ1、2で受信した電波強度値を、後述のタイヤ位置の認識判定、システム異常の判定に用いないことを意味する。
<ステップS16>
信号受信後から所定の時間t3が経過したときの電波強度値保持データをレジスタから読み込み、ステップS17へ進む。
<ステップS17>
電波強度センサ1、2それぞれにおいて、下記式(1)、(2)を満たすか判断する。
1,L−Ave(Sb1,L、Sa1,L)≧α(dB) ・・・ (1)
2,L−Ave(Sb2,L、Sa2,L)≧α(dB) ・・・ (2)
ここで、「Ave()」を、括弧内の数値の平均値を求める関数と規定する。
上記式(1)、(2)を満たす場合は、ステップS18へ進み、満たさない場合は、ステップS25、つまり、異常警告のためのフローへ進む。
ここで、S1,Lは、電波強度センサ1における信号受信時間t2間の電波強度平均値(第1信号強度、第1時間平均値)、Ave(Sb1,L、Sa1,L)は、電波強度センサ1における信号受信前後の所定時間t1、t3間の電波強度平均値(第2信号強度)である。又、S2,Lは、電波強度センサ2における信号受信時間t2間の電波強度平均値(第3信号強度、第2時間平均値)、Ave(Sb2,L、Sa2,L)は、電波強度センサ2における信号受信前後の所定時間t1、t3間の電波強度平均値(第4信号強度)である。
つまり、メイン受信機3、13が装着タイヤの位置認識に用いる電波強度値としては、タイヤセンサS1、S2から信号が発信され、その信号を電波強度センサ1、2が受信(検知)している所定時間t2内の電波強度平均値S1,L、S2,Lを用いる。そして、メイン受信機3、13が信号を受信している時間t2内の電波強度平均値S1,L、S2,Lと、信号を受信している時間t2の前後の所定時間t1、t3内の電波強度平均Ave(Sb1,L、Sa1,L)、Ave(Sb2,L、Sa2,L)と比較し、電波強度平均値S1,L、S2,Lの方が、電波強度平均値Ave(Sb1,L、Sa1,L)、Ave(Sb2,L、Sa2,L)より所定値以上強い時に、有効として、装着タイヤ位置認識に用いる。
なお、電波強度平均値S1,L、S2,Lと比較する電波強度平均値としては、信号を受信している時間t2の前の所定時間t1内における電波強度平均値Sb1,L、Sb1,L、又は、信号を受信している時間t2の後の所定時間t3内における電波強度平均値Sa2,L、Sa2,Lの何れか一方を用いるようにしてもよい。
又、精度向上のため、電波強度として、所定時間t1、t2、t3内の時間平均である電波強度平均値S1,L、Sb1,L、Sa1,L、S2,L、Sb2,L、Sa2,Lを用いているが、例えば、ノイズ源からの影響が小さい場合等のときには、必ずしも時間平均を用いる必要はなく、各所定時間t1、t2、t3を代表する受信強度であれば、どのようなものを用いてもよい。
<ステップS18>
受信したID番号について、電波強度平均値S1,L、S2,Lを記憶し、ステップS19へ進む。
<ステップS19>
信号に含まれるID番号について、そのカウンタLを一つ加算し(L=L+1)、ステップS20へ進む。
<ステップS20>
カウンタLが所定回数B以上であるか判断する。所定回数B以上であれば、ステップS21へ進み、所定回数B未満であれば、ステップS11へ戻る。
<ステップS21>
カウンタL及び後述するカウンタMを0へリセットし、ステップS22へ進む。
<ステップS22>
カウントL=0〜Bにおける電波強度センサ1での電波強度平均値S1,Lについての平均値Ave(S1,0〜S1,B)を求め、同様に、カウントL=0〜Bにおける電波強度センサ2での電波強度平均値S2,Lについての平均値Ave(S2,0〜S2,B)を求める。そして、電波強度センサ1での平均値Ave(S1,0〜S1,B)と、電波強度センサ2での平均値Ave(S2,0〜S2,B)を比較する。つまり、下記式(3)を満たすか判断する。Ave(S1,0〜S1,B)>Ave(S2,0〜S2,B)であれば、ステップS23へ進み、そうでなければ、ステップS14へ進む。
Ave(S1,0〜S1,B)>Ave(S2,0〜S2,B) ・・・ (3)
つまり、ここでは、信号発信時t2における電波強度平均値S1,L、S2,Lを、複数回分((B+1)回分)用い、更に、それらの平均値Ave(S1,0〜S1,B)、Ave(S2,0〜S2,B)を求め、その平均値Ave(S1,0〜S1,B)、Ave(S2,0〜S2,B)を、装着タイヤの位置認識に用いている。
<ステップS23>
受信信号に含まれるID番号を電波強度センサ1に近い車軸のタイヤのものと判定し、信号に含まれる左右輪情報から車輪を特定し、記憶して、フローを終了する。
<ステップS24>
受信信号に含まれるID番号を電波強度センサ2に近い車軸のタイヤのものと判定し、信号に含まれる左右輪情報から車輪を特定し、記憶して、フローを終了する。
ステップS17において、式(1)、(2)を満たさない場合、以下の異常警告のための手順が行われる。
<ステップS25>
読み込んだ電波強度値の保持データを無効にして、ステップS26へ進む。
<ステップS26>
異常をカウントするカウンタMを一つずつ加算していき(M=M+1)、ステップS27へ進む。
<ステップS27>
カウンタMが所定回数γ以上であるか判断する。所定回数γ以上であれば、ステップS28へ進み、所定回数γ未満であれば、ステップS11へ戻る。
<ステップS28>
カウンタMが所定回数γ以上であれば、つまり、異常が所定回数γ以上発生しているのであれば、システム異常警告を表示して、フローを終了する。
このように、1つまたは複数の電波強度センサにおいて、有効な電波強度値の差が、所定の時間得られない場合には、警告灯11の点灯等によりドライバーにシステムの異常を知らせるようにしている。
本発明は、車両のタイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システムに適用するものであるが、ノイズ等が厳しい環境において、無線によって対象物を監視するものであれば、どのようなものにも適用可能である。
本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの実施形態の一例を示す概略構成図であり、(a)は、メイン受信機、電波強度センサの構成を示し、(b)は、メイン受信機、電波強度センサ、タイヤセンサの配置を示すものである。 車両の進行方向とタイヤセンサの回転方向を説明する図である。 本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの実施形態の他の一例を示す概略構成図であり、(a)は、メイン受信機、電波強度センサの構成を示し、(b)は、メイン受信機、電波強度センサ、タイヤセンサの配置を示すものである。 (a)は、電波強度センサにおける電波強度の変化及びその検出方法を説明するグラフであり、(b)は、検出された電波強度センサの電波強度値を記録するレジスタの構成を示すものである。 レジスタへの電波強度値の記憶手順を示すフローチャートである。 レジスタへ記憶した電波強度値を用いたタイヤの位置の認識手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電波強度センサ(第1受信手段)
2 電波強度センサ(第2受信手段)
3 メイン受信機
4、6、8 アンテナ
5、7 強度検知部
9 信号受信部(第3受信手段)
10 演算部(信号処理手段)
11 警告灯
13 メイン受信機
15 強度検知部
20 車両
S1、S2 タイヤセンサ(送信手段)
T1 前輪
T2 後輪

Claims (7)

  1. 車両の各タイヤに設けられ、各タイヤを個別に識別可能な識別信号と、空気圧を含む各タイヤの状態を示す状態信号とを送信する送信手段と、
    車両に設けられ、前記送信手段からの信号を受信して前記識別信号及び前記状態信号と
    信号強度を検出する複数の受信手段と、前記受信手段で検出した信号強度が常時入力されると共に、前記受信手段において受信した前記識別信号及び前記状態信号が入力される信号処理手段とを備え、
    前記信号処理手段は、前記受信手段で検出した信号強度に基づいて、受信した前記識別信号及び前記状態信号を送信した前記送信手段の位置を特定することで、各タイヤの位置を特定し、特定されたタイヤに対する前記状態信号により、各タイヤの状態を監視することを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
  2. 請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、
    前記受信手段は前記送信手段からの信号強度を検出する第1受信手段と、
    前記第1受信手段とは車両の前後方向に離れて設置され、前記送信手段からの信号の信号強度を検出する第2受信手段と、
    前記送信手段からの信号を受信して、前記識別信号及び前記状態信号を検出する第3受信手段からなり、
    前記信号処理手段は前記第1受信手段で検出した信号強度と前記第2受信手段で検出した信号強度とが常時入力されると共に、前記第3受信手段で検出した前記識別信号及び前記状態信号が入力され、前記第1受信手段で検出した信号強度と前記第2受信手段で検出した信号強度とに基づいて、前記第3受信手段において受信した前記識別信号及び前記状態信号を送信した前記送信手段の位置を特定することで、各タイヤの位置を特定し、特定されたタイヤに対する前記状態信号により、各タイヤの状態を監視することを特徴とする
    タイヤ空気圧監視システム。
  3. 請求項2に記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、
    前記第1受信手段と前記第3受信手段と前記信号処理手段とを一体に構成したことを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、
    前記送信手段は、間欠的に信号を送信するものであり、
    前記信号処理手段は、
    前記送信手段が信号を送信している時に前記任意の1つの受信手段にて検出した信号の第1信号強度と、前記送信手段が信号を送信していない時に前記任意の1つの受信手段にて検出した信号の第2信号強度とを比較し、
    前記送信手段が信号を送信している時に前記他の1つの受信手段にて検出した信号の第3信号強度と、前記送信手段が信号を送信していない時に前記他の1つの受信手段にて検出した信号の第4信号強度とを比較し、
    前記第1信号強度が前記第2信号強度より所定値以上強い場合、前記第3信号強度が前記第4信号強度より所定値以上強い場合に、前記第1信号強度と前記第3信号強度とを比較して、タイヤ位置の特定を行うことを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
  5. 請求項4に記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、
    前記信号処理手段は、
    前記第1信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の間に前記任意の1つの受信手段にて検出した信号強度の第1時間平均値を用い、
    前記第2信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の前又は後の少なくとも一方の所定時間の間の前記任意の1つの受信手段にて検出した信号強度の時間平均値を用い、
    前記第3信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の間に前記他の1つの受信手段にて検出した信号強度の第2時間平均値を用い、
    前記第4信号強度として、前記送信手段が信号を送信している所定時間の前又は後の少なくとも一方の所定時間の間の前記他の1つの受信手段にて検出した信号強度の時間平均値を用いることを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
  6. 請求項5に記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、
    前記信号処理手段は、
    前記第1信号強度として、複数回分の前記第1時間平均値における平均値を用い、
    前記第3信号強度として、複数回分の前記第2時間平均値における平均値を用いることを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、
    前記送信手段は、各タイヤの状態信号として、各タイヤの回転方向を示す回転方向情報を送信するものであり、
    前記信号処理手段は、前記回転方向情報と車両の進行方向を示す進行方向情報とに基づいて、タイヤの左輪右輪を特定することを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
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