JP4311333B2 - タイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ空気圧検出装置に関するものである。
従来、タイヤ空気圧検出装置の1つとして、双方向通信を行う直接式タイヤ空気圧検出装置がある。この装置は、タイヤおよびディスクホイールを備える車輪のディスクホイールに直接設けられ、圧力センサ等のセンサが備えられた車輪側送受信機と、車体側のホイールハウス等にそれぞれ設けられたアンテナおよび車体側送受信機とを備えている。
そして、この装置では、車体側送受信機から車輪側送受信機にトリガ信号を送信することで、車輪側送受信機から、上記したセンサによるセンシング情報を、車体側送受信機に送信している。このようにして、車体側送受信機で、タイヤ空気圧の検出が行われるようになっている。
また、上記したタイヤ空気圧検出装置では、1つの車体側アンテナおよび車体側送受信機から、複数の車輪側送受信機にトリガ信号を送信する場合、トリガ信号に応答輪を特定するコマンドを挿入していた。すなわち、トリガ信号にIDを含ませ、車輪側送受信機でID認証を行い、IDが一致した車輪側送受信機のみに応答させていた。
上記したタイヤ空気圧検出装置では、トリガ信号を送信するトリガ器としてのアンテナを、トリガ信号が1輪のみに届くように、ホイールハウス等の各車輪に対応する位置に搭載していた。すなわち、上記した装置では、各車輪に対応するアンテナが必要となっていた。
しかしながら、装置の簡略化という観点では、アンテナは少ない方が好ましい。また、車輪数の多いトラック等では、各車輪に対応するアンテナを配置することは困難である。トラック等が有するいわゆるダブルタイヤのそれぞれのタイヤにのみ、トリガ信号を送信しようとしても、両方のタイヤにトリガ信号が送信されてしまうからである。
そこで、車体側送受信機におけるアンテナの数を減少させる方法が考えられる。すなわち、1つのアンテナから、複数の車輪に搭載された各送受信機に対して、同時に、トリガ波を送信する方法である。
しかし、各車輪側送受信機から車体側送受信機に対して同時に応答があった場合では、アンテナが1つであるため、混信してしまい、各車輪側送受信機からの応答を受信できないという問題が生じる。
なお、トリガ信号にIDを含ませる方法によれば、1つのアンテナから、複数の車輪に搭載された各送受信機に対して、同時に、トリガ信号を送信しても、各車輪側送受信機からの応答が混信することを回避できる。しかしながら、この方法では、タイヤローテーション等により、タイヤの位置が変更されると、輪の識別のためにIDを再登録する必要があり、そのための制御が複雑であるため好ましくない。
本発明は、上記点に鑑み、車体側の1つのアンテナから複数の車輪側送受信機に対して同時にトリガ信号を与えても、車体側送受信機と複数の車輪側送受信機との間での混信を回避することが可能であるタイヤ空気圧検出装置を提供することを目的とする。
請求項に記載の発明では、タイヤ空気圧検出装置は、車輪側送受信機(2)と車体側送受信機(3)とを有している。
車輪側送受信機は、タイヤを備えた複数の車輪(5a〜5f)それぞれに備えられ、複数の車輪(5a〜5f)それぞれに備えられたタイヤの空気圧に応じた検出信号を出力するセンシング部(21)、センシング部(21)の検出信号を信号処理する第1制御部(23a)、第1制御部(23a)で処理された検出信号を送信すると共に、電力チャージ用の電波の受信を行う第1送受信部(23b)、電力チャージ用の電波によって電力チャージがされるチャージ部(22)を備えている。
一方、 車体側送受信機は、車体(6)側に備えられ、電力チャージ用の電波を車輪側送受信機(2)に送信すると共に、検出信号を受信する送受信アンテナ(31)および第2送受信部(32a)、該検出信号に基づいて複数個の車輪(5a〜5f)それぞれに備えられたタイヤの空気圧を求める第2制御部(32b)を備えている。また、車体側送受信機(3)は、複数の車輪(5a〜5f)のうちの2つの車輪(5a、5b)に対して、送受信アンテナ(31)を1つずつ備えている。
そして、第1制御部(23a)は、電力チャージが完了した場合に、2つの車輪(5a、5b)のうちの他方に搭載されている車輪側送受信機(2)から応答信号が出力されているかを判定する判定手段(53)と、判定手段(53)で、出力されていないと判断されている場合にのみ、第1送受信部(23b)に対して、検出信号を送信するように指示する第1指示手段(54)と、第1送受信部(23b)が検出信号を送信した場合に、その送信後から次の電力チャージ完了までの間と、その電力チャージ完了後の一定時間まで、第1送受信部(23b)に対して、検出信号を送信しないように指示する第2指示手段(55)とを備えていることを特徴としている。
本発明は、いわゆるバッテリレスのタイヤ空気圧検出装置に関するものである。そして、本発明によれば、2つの車輪側送受信機のうちの一方が、センシング部の検出信号を一度送信したら、一定時間内は再電力チャージが完了しても送信しないので、その間に、他方がセンシング部の検出信号を送信することができる。
これにより、2つの車輪側送受信機と、1つの車体側アンテナとの間における混信を回避することができる。
求項に記載の発明に対しては、請求項に記載の発明を組み合わせることができる。請求項に記載の発明では、車輪側送受信機(2)は、車輪(5a〜5f)の回転時に車輪(5a〜5f)に働く加速度を検出する加速度センサ(20)を備えており、加速度センサ(20)は、複数の車輪(5a〜5f)のうちの2つの車輪(5a、5b)において、車両の走行時での検出結果が互いに異なるように、配置されている。また、車輪側送受信機(2)は、加速度センサ(20)の検出結果をセンシング部(21)の検出信号と共に送信するようになっている。
そして、車体側送受信機3の第2制御部(32b)は、ギア位置検出手段(8)から検出結果が入力されるようになっており、第2制御部(32b)が、加速度センサ(20)の検出結果と、ギア位置検出手段(5)による検出結果とに基づいて、受信したセンシング部(21)の検出信号が2つの車輪(5a、5b)のどちらのものであるかを特定するようになっていることを特徴としている。
これにより、IDを用いなくても、受信したセンシング部の検出信号が2つの車輪のどちらのものであるかを特定することができる。この結果、上記背景技術の欄で説明したように、タイヤローテーション等により、タイヤの位置が変更された場合に行われるIDの再登録を省略することができる。
なお、請求項2の記載中、2つの車輪において、車両の走行時での検出結果が互いに異なるように、車輪側送受信機を配置するとは、例えば、左右輪のタイヤ同士や、トラック等におけるダブルタイヤのタイヤ同士では、タイヤに対する車輪側送受信機の取り付け位置を同じとすることをいう。この場合、それらの2つの車輪では、ディスクホイールの面が向いている方向が異なっているため、これらのタイヤ同士では、車両の走行時における車輪側送受信機の取り付け方向に対するタイヤの回転方向が逆となるからである。
また、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。図1の紙面上方向が車両1の前方、紙面下方向が車両1の後方に一致する。この図を参照して、本実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置について説明する。
図1に示されるように、タイヤ空気圧検出装置は、車両1に取り付けられるもので、車輪側送受信機2、車体側送受信機3および表示器4を備えて構成されている。本実施形態では、車体側送受信機3は、2つの送受信用アンテナ31a、31bを有しており、第1アンテナ31aは、右前輪5a、左前輪5bの2輪に対応する位置に配置され、第2アンテナ31bは、右後輪5c、左後輪5dの2輪に対応する位置に配置されている。
図1に示されるように、車輪側送受信機2は、車両1における各車輪5a〜5dにそれぞれ取り付けられる。そして、車輪側送受信機2は、車輪5a〜5dに取り付けられたタイヤの空気圧に関する情報、例えば圧力データ、温度データ等の検出結果を得ると共に、その検出結果を示す検出信号のデータを送信フレーム内に格納して送信するものである。なお、この送信フレームの送信は、車体6側から送信されたトリガ信号を受信した場合に行われる。
また、車体側送受信機3は、車両1における車体6側に取り付けられるものである。車体側送受信機3は、タイヤの空気圧に関する情報を得るために、車輪側送受信機2に対して、トリガ信号を送信する。また、車体側送受信機3は、車輪側送受信機2から送信される送信フレームを受信すると共に、その中に格納された検出信号に基づいて各種処理や演算等を行うことでタイヤ空気圧を求める。図2(a)、(b)に、これら車輪側送受信機2と車体側送受信機3のブロック構成を示す。
車輪側送受信機2は、図2(a)に示されるように、1つの加速度センサ(以下、Gセンサと呼ぶ)20と、センシング部21と、マイクロコンピュータ23と、アンテナ24とを備えた構成となっている。車輪側送受信機2は、例えば、各車輪5a〜5dのディスクホイールにおけるエア注入バルブに取り付けられ、センシング部21がタイヤの内側に露出するように配置される。なお、車輪側送受信機2の構成部は、図示しないバッテリにより電力が供給される。
ここで、図3に、Gセンサ20を備えた車輪側送受信機2の各車輪5a〜5dへの搭載形態の一例を示す。図(a)はタイヤ内におけるGセンサ20の配置形態を示した図であり、図(b)は図(a)の部分拡大図であり、図(c)は両前輪5a、5bに取り付けたGセンサ20の検出方向を示した図である。
Gセンサ20は、図3(b)に示されるように、互いに平行で向きが逆の両方向(図中の矢印参照)に発生する加速度に関してのみ検出を行うものである。このGセンサ20は、図3(a)に示されるように、車輪5a〜5dの回転時に車輪5a〜5dに働く加速度のうち、車輪5a〜5dにおける回転方向(周方向)の加速度の検出が行えるような配置形態で搭載されている。このGセンサ20の配置形態は、各車輪5a〜5dすべて同様とされており、ディスクホイールの表面側が同じ方向に向くように各車輪5a〜5dを並べると、各車輪5a〜5dに取り付けられたGセンサ20がすべて同方向の加速度を主に検出できる配置形態となる。主に検出するとは、例えば、一方の回転方向を正の値として出力し、反対の回転方向では負の値として出力する場合において、正の値として出力することを意味する。
このため、図3(c)に示されるように、各車輪5a〜5dを車両に取り付けたとき、車両の前進時では、例えば、右前輪5aは正回転、左前輪5bは負回転となる。このため、左右両輪5a、5bに配置される各Gセンサ20は、互いに異なる回転方向の加速度を主に検出できる状態となる。なお、Gセンサ20は、検出結果を制御部23aに向けて出力する。
センシング部21は、例えばダイアフラム式の圧力センサや温度センサを備えた構成とされ、タイヤ空気圧に応じた検出信号や温度に応じた検出信号を出力するようになっている。
マイクロコンピュータ23は、制御部(第1制御部)23aや送受信部(第1送受信部)23bなどを備えた周知のもので、制御部23a内のメモリ(図示せず)内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。
制御部23aは、センシング部21からの検出信号を受け取り、その信号を必要に応じて信号処理したのち、検出結果を示すデータとして、送信フレーム内に格納し、その後、送信フレームを送受信部23bに送るものである。この送受信部23bへ信号を送る処理は、上記プログラムに従って所定の周期毎に実行されるようになっている。
また、制御部23aは、Gセンサ20から検出結果(検出信号)が入力されるようになっている。そして、制御部23aは、Gセンサ20の検出結果も上記した送信フレームに格納する。
また、制御部23aは、詳細は後述するが、車体側送受信機3から送信されたトリガ信号を受信した場合に、車体側送受信機3に対して送信フレーム(応答信号)を送信する時期を決定し、送受信部23bに対して送信する旨の指示信号を出力するようになっている。
また、制御部23aは、図示しないが、RAMなどの書込み可能なメモリを有している。制御部23aは、車両1が走行を開始して一定時間後に、Gセンサ20の検出結果を書込み可能なメモリに記憶するようになっている。すなわち、最初にGセンサの出力があってからn秒後の出力値を記憶するようになっている。これは、上記した送信フレームの送信時期を決定するときに利用するためである。
なお、メモリに記憶されるGセンサ20の出力値は、車両1が停止する度に書き換えられるようになっている。
送受信部23bは、アンテナ24を通じて、車体側送受信機3から送信されたトリガ信号を受信して制御部23aに送信する入力部としての機能や、制御部23aから送られてきた送信フレームを、アンテナ24を通じて、車体側送受信機3に向けて送信する出力部としての機能を果たすものである。
一方、車体側送受信機3は、図2(b)に示されるように、アンテナ31(第1アンテナ31a、第2アンテナ31b)とマイクロコンピュータ32を備えた構成となっている。
アンテナ31は、各車輪側送受信機2に向けて、トリガ信号を送信したり、各車輪側送受信機2から送られてくる送信フレームを総括的に受信したりするものであり、車体6に固定されている。
マイクロコンピュータ32は、送受信部(第2送受信部)32aや制御部(第2制御部)32bなどを備えた周知のもので、制御部32b内のメモリ(図示せず)内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。
送受信部32aは、各アンテナ31によって受信された各車輪側送受信機2からの送信フレームを入力し、その送信フレームを制御部32bに送る入力部としての機能を果たしたり、各アンテナ31を介して、トリガ信号を送信する出力部としての機能を果たしたりするものである。なお、図では、1つのアンテナに対して1つの送受信部32aが配置された場合を示しているが、複数のアンテナに対して1つの送受信部32aを配置することもできる。
制御部32bは、送受信部32aから送られてきた送信フレームを受け取る。また、制御部32bには、車両に搭載される車速センサ7からの検出信号とギア位置検出手段としてのギア位置センサ8からの検出信号が入力されるようになっている。そして、制御部32bは、詳細は後述するが、車速センサ7、ギア位置センサ8からの検出信号と、送信フレームに格納された加速度に関する情報とに基づいて、送られてきた送信フレームが車輪5a〜5dのいずれのものかを認識する。
さらに、制御部32bでは、受け取った送信フレームに格納された検出結果を示すデータに基づいて各種信号処理および演算等を行うことによりタイヤ空気圧を求めると共に、求めたタイヤ空気圧に応じた電気信号を表示器4に出力するようになっている。
例えば、制御部32bは、求めたタイヤ空気圧を所定のしきい値Thと比較し、タイヤ空気圧が低下したことを検知した場合には、その旨の信号を表示器4に出力するようになっている。すなわち、前輪5a、5bもしくは後輪5c、5dのいずれかのタイヤ空気圧が低下したことが表示器4に伝えられる。
表示器4は、図1に示されるように、ドライバが視認可能な場所に配置され、例えば車両1におけるインストルメントパネル内に設置される警報ランプによって構成される。この表示器4は、例えば車体側送受信機3における制御部32bからタイヤ空気圧が低下した旨を示す信号が送られてくると、その旨の表示を行うことでドライバにタイヤ空気圧の低下を報知するようになっている。以上のようにしてタイヤ空気圧検出装置が構成されている。
次に、上記した構成のタイヤ空気圧検出装置の作動について説明する。ここでは、前輪5a、5bに搭載されている車輪側送受信機2を例として説明する。
車体側送受信機3の第1アンテナ31aから、右前輪5aおよび左前輪5bに対して、同時にトリガ信号が送信される。そのトリガ信号は、両輪5a、5bにそれぞれ搭載されている車輪側送受信機2で、アンテナ24を介して送受信部23bで受信される。制御部23aに入力される。
そして、制御部23bでは、その受信した旨の信号が送受信部23bから入力されると、トリガ信号に対する応答信号の送信処理を実行する。ここで、図4に、車輪側送受信機2の制御部23aが実行する送信処理のフローチャートを示す。
まず、ステップ41で、トリガ信号を受信した旨の信号が入力される。
続いて、ステップ42では、Gセンサ20から検出結果の入力があるか否かが判定される。車両1が走行中であれば、Gセンサ20からの入力があるが、車両1が停止中では、Gセンサ20からの入力がないからである。
その結果、入力あり(YES)と判定された場合、ステップ44に進み、入力なし(NO)と判定された場合、ステップ43に進む。
ステップ43では、車両が停車中の場合、Gセンサ20は加速度を検出しないため、制御部23aのメモリに記憶されているGセンサ20の検出結果が読み出される。これにより、車両1が停車中であっても、Gセンサ20の検出結果を利用することができる。
ステップ44では、Gセンサ20の検出結果より、車輪5a、5bの回転方向が正回転であるか否かが判定される。ここで、正回転は、例えば、車両1の前進時における右前輪5aの回転方向である。
具体的には、上述したように、左右両輪に配置される各Gセンサ20は、互いに異なる回転方向の加速度を主に検出できるような状態となっている。このため、例えば、車両1の前進時に加速度が増加する場合には、右車輪5aに取り付けられたGセンサ20から正の値の検出信号が出力され、左車輪5bに取り付けられたGセンサ20からは負の値の検出信号が出力される。
一方、車両1が後進時に加速度が増加する場合には、左車輪5bに取り付けられたGセンサ20から正の値の検出信号が出力され、右車輪5aに取り付けられたGセンサ20からは負の値の検出信号が出力される。なお、車両1の前進時における左前輪5bの回転方向を正回転とすることもできる。
したがって、Gセンサ20の検出信号が正の値であれば、正回転(YES)と判定され、すぐにステップ46に進み、Gセンサ20の検出信号が負の値であれば、負回転(NO)と判定され、ステップ45に進む。
ステップ45では、所定時間待った後、ステップ46に進む。この所定時間は、例えば、最大応答時間分とする。
そして、ステップ46では、制御部23aから送受信部23bに応答を開始する旨の指示信号が出力される。これにより、送受信部23bから送信フレームが車体側送受信機3に向けて送信される。なお、この送信フレームには、Gセンサ20での検出結果が、必要に応じて信号処理したのち加速度に関するデータとして格納されている。このようにして、送信処理が実行される。
その後、車体側送受信機3で、送信フレームに格納された加速度に関するデータと、制御部32bに入力される車速センサ7およびギア位置センサ8からの検出信号に基づいて、各車輪側送受信機2が右前輪5aと左後輪5bのいずれに取り付けられているかが検出される。加速度に関するデータとは、上述したように、例えば、Gセンサ20の出力値が正であるか負であるかである。
また、車両1が前進しているか後進しているかに関しては、ギア位置センサ8が進行方向検出手段として働き、ギア位置センサ8からの検出信号により、例えば、ギア位置がD位置、2速位置、1速位置などの車両1を前進させる位置になっているか、または、車両1を後進させる位置になっているかで判別できる。
このため、制御部32bで、ギア位置センサ8の検出信号に基づき車両1が前進中である後進中であるかを判別し、そのときのGセンサ20の出力値から右前輪5aであるか左前輪5bであるかを判別することにより、車輪側送受信機2が右前輪5aと左前輪5bのいずれに取り付けられているかを検出することが可能となる。
ただし、車両1が前進中もしくは後進中であっても減速中の場合には、加速度を検出し得るのが加速度増加中と逆サイドの車輪に取り付けられた送信機2となってしまう。このため、車両1が停止してから走り始めたときには加速度増加中と考えられることから、車速センサ7の検出信号から車両1が停止したことを判別し、その後の所定時間中でのGセンサ20の検出結果に基づいて、送信機2が右前輪5aと左前輪5bのいずれに取り付けられているかを検出する。
後輪5c、5dに搭載されている車輪側送受信機2についても、同様の方法により、車輪側送受信機2が右後輪5cと左後輪5dのいずれに取り付けられているかを検出することが可能となる。
このようにして、送信フレームが、右前輪5aと左前輪5bのいずれのものかが特定された後、送信フレームに格納された検出結果を示すデータからタイヤ空気圧が求められる。そして、タイヤ空気圧に異常があれば、表示器4で表示される。
次に、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置の特徴について説明する。
(1)上述したように、本実施形態では、車輪側送受信機2は、Gセンサ20が車輪の回転方向における加速度を検出し、その結果が制御部23aに入力されるようになっている。
このGセンサ20は、車両の左右輪のそれぞれに対して、同じ位置に搭載されている。しかし、左右輪は、共に、ディスクホイールの表面が車両の外側を向いているため、Gセンサ20の取り付け方向(位置)に対するタイヤの回転方向が異なっている。したがって、左右輪のそれぞれに搭載された車輪側送受信機2のGセンサ20は、車両の走行時において、異なる検出結果を出力する。
一方、車体側送受信機3は、右前輪5aおよび左前輪5bの2つの車輪に対応して配置された第1アンテナ31aと、右後輪5cおよび左後輪5dの2つの車輪に対応して配置された第2アンテナ31bとを備えている。すなわち、2つの車輪に対してアンテナ31を1つずつ備えている。
そして、車輪側送受信機2の制御部23aは、トリガ信号を受信した場合に、トリガ信号に対する応答信号の送信処理を実行するようになっている。すなわち、ステップ44で、制御部23aがGセンサ20の検出結果から車輪の回転が正回転かを判定し、正回転であれば、ステップ46で、制御部23aが送受信部23bに送信指示信号を出力することで、すぐに応答を開始させるようにしている。一方、負回転であれば、ステップ45で、制御部23aは、所定時間待機させた後、ステップ46で、応答を開始させるようにしている。
このように、本実施形態では、車輪側送受信機2の制御部23a自身が、Gセンサ20の検出結果より、車輪の回転方向を判断し、その判断結果に応じて、車体側送受信機3に対して応答信号を送信する時期を決定している。
これにより、左右輪5a、5bにそれぞれ搭載されている車輪側送受信機2に対して、車体側の1つのアンテナ31aから同時にトリガ信号を与えた場合であっても、これらの2つの車輪側送受信機2は、応答信号を発信する互いのタイミングを自動的にずらすことができる。この結果、本実施形態によれば、上記背景技術の欄で説明したようなIDを用いなくても、これらの2つの車輪側送受信機2と、車体側送受信機3との間での混信を回避することが可能となる。
(2)本実施形態では、車体側送受信機3で、送信フレームに格納された加速度に関するデータと、制御部32bに入力される車速センサ7およびギア位置センサ8からの検出信号に基づいて、各車輪側送受信機2が右前輪5aと左後輪5bのいずれに取り付けられているかを検出している。
これにより、上記背景技術の欄で説明したように、タイヤローテーション等により、タイヤの位置が変更された場合に行われるIDの再登録を省略することができる。この結果、IDの再登録を行う制御を省略することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、車両が右前輪5a、左前輪5b、右後輪5c、左後輪5dをそれぞれ1つずつ有する場合を例として説明したが、本実施形態では、車両が右後輪、左後輪をそれぞれ2つずつ有する場合を例として説明する。
図5は、本実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。本実施形態が第1実施形態と異なる点は、右後輪5c、5eと、左後輪5d、5fとがいわゆるダブルタイヤであり、車両は6つの車輪5a〜5fを有している点と、その6つの車輪5a〜5fのそれぞれに車輪側送受信機2が搭載されている点と、車体側送受信機3が3つの送受信用アンテナ31(31a、31b、31c)を備えている点である。
車体側送受信機3の送受信用アンテナ31は、車体6のうち、右前輪5a、左前輪5bに対応する位置に第1アンテナ31aが配置され、右後輪5c、5eに対応する位置に第2アンテナ31bが配置され、左後輪5d、5fに対応する位置に第3アンテナ31cが配置されている。
その他の構成は、第1実施形態で説明したタイヤ空気圧検出装置と同じである。
いわゆるダブルタイヤでは、内側タイヤ5c、5dはエア注入バルブが外側に向いており、外側タイヤ5e、5fはエア注入バルブが内側に向いている。このため、内側タイヤ5c、5dと外側タイヤ5e、5fとでは、タイヤに対する車輪側送受信機2の取り付け方向(位置)が逆になっている。
したがって、内側タイヤ5c、5dと外側タイヤ5e、5fとに搭載されている車輪側送受信機2では、第1実施形態で説明したのと同様に、車両の進行時におけるGセンサ20の検出結果が異なる。
このことから、ダブルタイヤを有する車両においても、第1実施形態と同様に、車輪側送受信機2の制御部23aに、トリガ信号に対する応答信号の送信処理を実行させることで、第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本実施形態では、後輪が1軸でいわゆるダブルタイヤの場合(後輪の車輪が4つの場合)を例として説明したが、後輪が2軸の場合(後輪の車輪が8つの場合)においても、本発明を適用することができる。要するに、車輪の数にかかわらず、車輪がいわゆるダブルタイヤで構成されている車両に対して、本発明を適用することができる。
(第3実施形態)
上記した各実施形態では、車輪側送受信機2に設けるGセンサ20の数が1つである場合を例として説明したが、本実施形態のように、Gセンサ20の数を2つにすることもできる。
図6は、本実施形態における車輪側送受信機2のブロック図である。本実施形態では、車輪側送受信機2には、2つのGセンサ20a、20bが備えられている。これら各Gセンサ20a、20bの検出信号が制御部23aに入力されるようになっている。
図7は、Gセンサ20a、20bを備えた車輪側送受信機2の各車輪5a〜5dへの搭載形態の一例を示したものである。この図に示されるように、本実施形態では、各車輪側送受信機2に2つのGセンサ20a、20bを備えている。一方のGセンサ20aは、車輪5a〜5dの回転時に車輪5a〜5dに働く加速度のうち、各車輪5a〜5dの周方向に垂直な両方向の加速度を検出でき、もう一方のGセンサ20bは、各車輪5a〜5dの周方向に平行な両方向の加速度を検出できるようになっている。
このような形態でGセンサ20a、20bを搭載した場合、各Gセンサ20a、20bで検出される加速度の関係を図8に示す。
Gセンサ20aは、各車輪5a〜5dの周方向に垂直な両方向の加速度を検出し、重力加速度に応じた出力を発生させる。このため、車輪側送受信機2が図7の実線に示す場所(車輪5a〜5dの上部位置)に位置しているときには、重力加速度を正の値として示す出力となる。そして、車輪5a〜5dが180°回転して、車輪5a〜5dの下部位置に車輪側送受信機2が位置しているときには、重力加速度を負の値として示す出力となる。
一方、Gセンサ20bは、各車輪5a〜5dの周方向に平行な両方向の加速度を検出し、Gセンサ20aと同様に、重力加速度に応じた出力を発生させる。しかしながら、Gセンサ20bがGセンサ20aに対して検出できる加速度の角度が90°ずらされていることから、検出される重力加速度に応じた出力波形の位相も、Gセンサ20aの出力波形の位相から90°ずれたものとなる。すなわち、車輪側送受信機2が図6中の点線で示す場所に位置しているときには、重力加速度を負の値として示す出力となる。そして、車輪5a〜5dが180°回転して、図7の点線で示す場所から180°ずれた場所に車輪側送受信機2が位置しているときには、重力加速度を正の値として示す出力となる。
したがって、図8に示されるように、車輪5a〜5dの回転方向が図8に示す反時計回りの場合には、Gセンサ20aの出力波形に対してGセンサ20bの出力波形の位相が90°進んだ状態となる。逆に、車輪5a〜5dの回転方向が図8に示す時計回りの場合には、Gセンサ20aの出力波形に対してGセンサ20bの出力波形の位相が90°遅れた状態となる。
このように、車輪5a〜5dの回転方向が逆になると、Gセンサ20a、20bの出力波形の位相のずれ方も逆になる。このことを利用して、車輪側送受信機2で、トリガ信号に対する応答信号の送信時期決定処理が実行され、車体側送受信機3で送信フレームがどの車輪のものかが特定される。
(第4実施形態)
本実施形態では、いわゆるバッテリレスのタイヤ空気圧検出装置に、本発明を適用した場合について説明する。
図9は本実施形態における車輪側送受信機2のブロック図である。本実施形態の車輪側送受信機2は、第1実施形態で説明した図2に示される車輪側送受信機2に対して、チャージ部22を加えた構成のものである。他の構成部は、第1実施形態と同様である。
本実施形態では、車体側アンテナ31からの電波を、車輪側送受信機2のアンテナ24および送受信部23bで受信すると、チャージ部22に電力がチャージされる。制御部23aは、以下に説明するように、この電力チャージが終了したことをトリガとして、チャージ電力でGセンサ20、センシング部21、送受信部23bを作動させ、タイヤ空気圧等のデータ(応答信号)を車体側に返信する。したがって、本実施形態では、電力チャージのための車体側アンテナ31からの電波がトリガ信号に相当する。
ここで、図10に、車輪側送受信機2の送受信部23bが実行する応答信号の送信処理のフローチャートを示す。
ステップ51では、チャージ部22から電力チャージ完了の信号が入力される。
ステップ52では、キャリアセンスが行われる。このキャリアセンスとは、他方の車輪側送受信機2が応答信号を送信しているかを検出することであり、すなわち、アンテナ24および送受信部23bが受信した他方の車輪側送受信機2から送信された信号を検出する。
ステップ53では、他方の車輪側送受信機2からのキャリアが無いかが判定される。このステップ53が本発明の判定手段に相当する。そして、キャリア無し(YES)と判定された場合、ステップ54に進み、キャリアあり(NO)と判定された場合、ステップ52に戻る。
ステップ54では、送受信部23bに対して、送信フレームを車体側送受信機3に向けて送信する旨の指示信号が出力される。このステップ54が本発明の第1指示手段に相当する。これにより、応答が開始され、車輪側送受信機2が、送受信部23bおよびアンテナ24より、送信フレームを送信する。
ステップ55では、一定時間、当該処理がウェイトされる。これは、車輪側送受信機2が送信フレームを一度送信したら、一定時間内は、再電力チャージが完了しても、送信フレームを車体側送受信機3に向けて送信しないということである。
この一定時間は、例えば、チャージ時間のMAX値と、車輪側送受信機2の応答時間との合計時間である。このステップ55が本発明の第2指示手段に相当する。
このようにして、車輪側送受信機2の送受信部23bで、応答信号の送信処理が実行される。
このように、本実施形態では、車輪側送受信機2の送受信部23bが、ステップ52、53で、キャリアセンスを行い、他の車輪側送受信機2のキャリアが無いと判定した場合に、ステップ54で応答スタートさせ、ステップ55で一定時間ウェイトさせている。
これは以下の理由による。すなわち、いわゆるバッテリレスのタイヤ空気圧検出装置では、2つの車輪側送受信機2に対して、同時に、車体側送受信機3のアンテナ31から電波を送信しても、通常、電力チャージが完了する時間が異なる。電力チャージは、タイヤの回転中に行われており、タイヤの回転中では、車輪側送受信機2と車体側アンテナ31との距離が変動し、この距離変動によって、チャージスピードが変動したり、外部ノイズの影響を受けたりするためである。
したがって、このタイヤ空気圧検出装置では、例えば、左右前輪5a、5bに搭載されている2つの車輪側送受信機2に、トリガがかかる時期が異なってしまう。このため、上記した各実施形態のように、他方の車輪側送受信機2の応答時期を単に遅らせるだけでは、2つの車輪側送受信機2と、1つの車体側アンテナ31との間における混信を回避できないおそれがある。
これに対して、本実施形態によれば、2つの車輪側送受信機2のうち、一方が一度送信フレームを送信したら、一定時間内は再電力チャージが完了しても送信しないので、その間に、他方が送信フレームを送信することができる。したがって、本実施形態によっても2つの車輪側送受信機2と、1つの車体側アンテナ31との間における混信を回避することができる。
なお、車体側送受信機3での送信フレームがどの車輪のものかの特定方法は、上記した各実施形態と同様である。
本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。 図1中の車輪側送受信機2と車体側送受信機3の構成を示すブロック図である。 (a)はタイヤ内におけるGセンサ20の配置形態を示した図であり、(b)は(a)中のGセンサ20の部分拡大図であり、(c)は両前輪5a、5bの回転方向の例を示した図である。 車輪側送受信機2の制御部23aが実行するトリガ信号に対する応答信号の送信処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態における車輪側送受信機2の構成を示すブロック図である。 Gセンサ20a、20bを備えた車輪側送受信機2の各車輪5a〜5dへの搭載形態の一例を示す図である。 図7中の各Gセンサ20a、20bで検出される加速度を示す図である。 本発明の第4実施形態における車輪側送受信機2の構成を示すブロック図である。 図9中の車輪側送受信機2の送受信部23bが実行する応答信号の送信処理のフローチャートである。
符号の説明
1…車両、2…車輪側送受信機、3…車体側送受信機、4…表示器、
5a〜5d…車輪、7…車速センサ、8…ギア位置センサ、
20…Gセンサ(加速度センサ)、21…センシング部、
22…チャージ部、23…マイクロコンピュータ、
23a…制御部(第1制御部)、23b…車輪側送受信部(第1送受信部)、
24…車輪側送受信アンテナ、31…車体側送受信アンテナ、
32…マイクロコンピュータ、32a…車体側送受信部(第2送受信部)、
32b…制御部(第2制御部)。

Claims (2)

  1. タイヤを備えた複数の車輪(5a〜5f)それぞれに備えられ、前記複数の車輪(5a〜5f)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧に応じた検出信号を出力するセンシング部(21)、前記センシング部(21)の検出信号を信号処理する第1制御部(23a)、前記第1制御部(23a)で処理された前記検出信号を送信すると共に、電力チャージ用の電波の受信を行う第1送受信部(23b)、前記電力チャージ用の電波によって電力チャージがされるチャージ部(22)を備えた車輪側送受信機(2)と、
    車体(6)側に備えられ、前記電力チャージ用の電波を前記車輪側送受信機(2)に送信すると共に、前記検出信号を受信する送受信アンテナ(31)および第2送受信部(32a)、該検出信号に基づいて前記複数個の車輪(5a〜5f)それぞれに備えられた前記タイヤの空気圧を求める第2制御部(32b)を備えた車体側送受信機(3)と、を有してなるタイヤ空気圧検出装置であって、
    前記車体側送受信機(3)は、前記複数の車輪(5a〜5f)のうちの2つの車輪(5a、5b)に対して、送受信アンテナ(31)を1つずつ備えており、
    前記第1制御部(23a)は、電力チャージが完了した場合に、前記2つの車輪(5a、5b)のうちの他方に搭載されている前記車輪側送受信機(2)から応答信号が出力されているかを判定する判定手段(53)と、
    前記判定手段(53)で、出力されていないと判断されている場合にのみ、前記第1送受信部(23b)に対して、検出信号を送信するように指示する第1指示手段(54)と、
    前記第1送受信部(23b)が前記検出信号を送信した場合に、その送信後から次の電力チャージ完了までの間と、その電力チャージ完了後の一定時間まで、前記第1送受信部(23b)に対して、検出信号を送信しないように指示する第2指示手段(55)とを備えていることを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  2. 前記車輪側送受信機(2)は、前記車輪(5a〜5f)の回転時に前記車輪(5a〜5f)に働く加速度を検出する加速度センサ(20)を備え、
    前記加速度センサ(20)は、前記複数の車輪(5a〜5f)のうちの2つの車輪(5a、5b)において、車両の走行時での検出結果が互いに異なるように、配置されており、
    前記車輪側送受信機(2)は、前記加速度センサ(20)の検出結果を前記センシング部(21)の検出信号と共に送信するようになっており、
    前記第2制御部(32b)は、ギア位置検出手段(8)から検出結果が入力されるようになっており、
    前記第2制御部(32b)は、前記加速度センサ(20)の検出結果と、前記ギア位置検出手段(8)による検出結果とに基づいて、受信した前記センシング部(21)の検出信号が前記2つの車輪(5a、5b)のどちらのものであるかを特定するようになっていることを特徴とする請求項に記載のタイヤ空気圧検出装置。
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