JP2007017200A - タイヤのモニタリングシステム、特にタイヤ圧をモニタリングするシステムのトランスミッターを配置する方法と装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】タイヤのモニターシステムにおいて、トリガートランスミッタの数をアクスル位置数より少なくする。
【解決手段】自動車の各アクスル位置は、個数nのトリガートランスミッタ(7〜10)の少なくとも一つのトリガーレンジ内に配置され、前記トリガートランスミッタ(7〜10)は、少なくとも一つのアクスル位置(1〜6)が少なくとも二つのトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガーレンジに関連し、特定のトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガー信号に応答する車輪用電子装置の識別信号が少なくとも一つの受信アンテナ(11;11a,11b)に記録され、これが前記電子レバと評価ユニットへ送られ、前記電子評価ユニットが自動車のアクスル構成に基づいて所定の車輪用電子装置のアクスル位置を計算するようになるように配置され及び/又は構成されているものである。
【選択図】 図1
【解決手段】自動車の各アクスル位置は、個数nのトリガートランスミッタ(7〜10)の少なくとも一つのトリガーレンジ内に配置され、前記トリガートランスミッタ(7〜10)は、少なくとも一つのアクスル位置(1〜6)が少なくとも二つのトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガーレンジに関連し、特定のトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガー信号に応答する車輪用電子装置の識別信号が少なくとも一つの受信アンテナ(11;11a,11b)に記録され、これが前記電子レバと評価ユニットへ送られ、前記電子評価ユニットが自動車のアクスル構成に基づいて所定の車輪用電子装置のアクスル位置を計算するようになるように配置され及び/又は構成されているものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、タイヤのモニターシステム、特に、タイヤ圧力をモニターするシステムの複数の第1のトランスミッタを識別する方法に関するものであって、タイヤ圧力をモニターするシステムは、車輪ユニットを有し、このユニットは、所定のアクスル構成による自動車の複数のアクスルLに配置の複数の車輪Nそれぞれに配置のセンサー、トランスミッタ及び送信アンテナを有し、さらに、自動車車体に搭載されて前記第1の複数のトランスミッタと関連する少なくとも一つの受信アンテナを有すると共に電子レシーバと評価システムを有し、特定の車輪の特徴を示す識別信号のそれぞれのトランスミッタに関連し、前記トリガートランスミッタのトリガー作用に応答しての前記識別信号を含む前記データの発信を介して、前記データを前記中央電子レシバと評価システムへ送信するようになっている。さらに、この発明は、前記方法を実施するのに適した装置に関するものである。
前記“アクスル構成”は、自動車に装着のアクスルの数と該自動車のアクスル位置それぞれにおける車輪の数を示す。“アクスル位置”は、単独の車輪又は一緒になっているか、又は、並列になっている複数の車輪が配置されている位置として理解されるべきものである。自動車において通常のアクスル位置に1本の車輪のみがあれば、アクスル位置は、該車輪の位置と一致する。しかしながら、トラックのように、例えば、対になった車輪をもつトラックの場合における2本の車輪のように、一つのアクスル位置に1本の車輪以上の車輪が装着できる場合もある。
このような方法と、この方法を実施する装置は、知られており、例えばタイヤ圧力、温度などの値に関して自動車の車輪をモニターするために使用されている。このような車輪モニターシステムは、アクスルにおける車輪の位置を自動的に検知すること、即ち、あるアクスルにおける一つ又はそれ以上の車輪の位置をモニターすることができなければならない。乗用車の場合、通常は1本の車輪が各アクスル位置に装着されていて、したがって、アクスル位置は、それぞれの車輪の位置に一致している。しかしながら商用車の場合、2本の車輪(対の車輪)が自動車の一つのアクスル位置に装着されている場合があり、2本の車輪の位置が一つのアクスル位置に関連することになる。
第1のトランスミッタを決めたアクスル位置に振り当てるには、起動される車輪用電子装置を使用し、トリガートランスミッタである第2のトランスミッタからのトリガー信号を受けて応答してデータを発信する。
このことは、一つのトリガートランスミッタを各アクスル位置に配置する既知の方法と既知の装置によりなされる。学習位相の間、中央電子レシーバと評価システムがそれぞれのアクスル位置のトリガートランスミッタを駆動し、これによって、トリガー信号を受けると。駆動されたトリガートランスミッタに関連の車輪用電子装置が少なくとも一つのアンテナで受けたデータ信号の形でデータを発信し、中央電子レシーバと評価ユニットへ送る。データ信号の出所を一応確認するために、前記工程が何回も繰り返される。この処理の結果、どの車輪の車輪用電子装置のものか、即ち、そのアクスル位置が分かるようになる。
このような処理は、双方向発信パスの積上げとなり、前記車輪用電子装置の送信時間は、前記中央電子レシーバと評価システムにおけるコントロールユニットにより決定される。このことは、明らかにタイヤ・モニターシステムの学習時間を短縮し、走行開始時、各車輪用電子装置からの次々と速やかな複数の信号を要求することが可能になり、正しい位置を安全に決定するために必要な多数のデータ信号を非常に短い時間で得られるようになる。さらに、自動車が停車し、タイヤ内の圧力が通常の状態になったとき、前記車輪用電子装置は、スイッチが切られたままになり、これによって、車輪用電子装置の耐用時間が長くなるように改善できる。
しかしながら、既知の方法と既知の装置の欠点は、各アクスル位置にトリガートランスミッタをそれぞれ別々に配置すること、即ち、自動車の複数のアクスルLそれぞれの1本の車輪又は対になっている車輪それぞれにトリガートランスミッタを配置しなければならない点である。特に、3本又はそれ以上のアクスルをもつトラックにあっては、これによってコストが上がり、これが欠点になる。
そこで、この発明の目的は、前記したような方法と装置を改良し、必要になるトリガートランスミッタの数を自動車の関連するアクスル位置の数よりも少なくするようにした点である。
この発明は、この目的を達成するために、自動車に搭載のトリガートランスミッタの数nをアクスル位置の数Aよりも少なくし、
自動車の各アクスル位置をn数のトリガートランスミッタの少なくとも一つに関連させ、
前記トリガートランスミッタの配置及び/又は構成を少なくとも一つのアクスル位置が少なくとも二つのトリガートランスミッタのトリガーレンジ内にあるものとし、
特定のトリガートランスミッタのトリガー信号に応答する車輪用電子装置を識別するものを少なくとも一つの受信アンテナにより記録して、それらを電子レシーバと評価ユニットへ送り、
さらに、前記電子評価ユニットにより自動車のアクスル構成に基づいて一つの車輪用電子装置のアクスル位置の計算を行うものである。
この発明は、前記目的をタイヤのモニターシステム、特に、タイヤ圧力をモニターするシステムにおける起動される複数の第1のトランスミッタを識別する装置により達成するものであって、タイヤ圧力をモニターするシステムは、車輪ユニットを有し、このユニットは、所定のアクスル構成により自動車の本数Lのアクスルに配置された数Nの車輪それぞれに装備されたセンサ、第1のトランスミッタ及び送信アンテナを備え、さらに、自動車車体に搭載されて前記第1の複数のトランスミッタと関連する少なくとも一つの受信アンテナを有すると共に前記少なくとも一つの受信アンテナに接続の電子レシーバと評価システムを有し、前記第1のトランスミッタを自動車の特定のアクスル位置のものとして識別することは、それぞれの第1のトランスミッタを特定の車輪野特徴をもつ識別信号を振り当て、トリガートランスミッタとして機能する前記装置の第2のトランスミッタのトリガー作用に応答して、前記識別信号を含むデータを中央電子レシーバ及び評価システムへ発信するものである。前記トリガートランスミッタの配置及び/又は構成は、少なくとも一つのアクスル位置が各トリガートランスミッタのトリガーレンジ内にあり、少なくとも一つのアクスル位置が少なくとも二つのトリガートランスミッタのトリガーレンジ内にあるようになっていて、自動車のアクスル位置構成に基づいて、電子評価システムがあるトリガートランスミッタのトリガー信号に応答して、車輪用電子装置の識別信号を評価することである車輪用電子装置のアクスル位置を計算する。
少なくとも3本のアクスルをもつ自動車については、この発明によれば、前記アクスル位置の数より少ない数のトリガートランスミッタによって、あるアクスル位置における車輪用電子装置を識別できる有利性がある。
この発明のさらに有利な発展により、個々の車輪用電子装置により発信されるデータのレベル評価を行うことができる。この点は、例えば、タイヤが対になっているシステムの場合におけるように、多重のタイヤがあるアクスル位置に存在していてもアクスル位置の種々の車輪位置を空間的に解明できることが容易である点である。
この発明のさらなる詳細と利点は、図面を参照しての以下記載の実施例から明らかになる。
図1は、アクスル本数L=3であるアクスルA1〜A3に配置された車輪数N=6である6個の車輪R1〜R6を有する自動車のアクスルと車輪の構成を示す説明図を示す。図示のアクスルと車輪の配置構成は、このようにアクスルの位置1〜6になっていて、この結果、−多重のタイヤが設けられていないとすると−これらアクスルの位置1〜6は、車輪R1〜R6の位置に一致することになり、このことは、この場合では在来の方法では、6個のトリガートランスミッタが必要になること意味している。各車輪R1〜R6には、例えば、該タイヤの内部空気圧と内部温度を測定し、さらに測定した値、−さらにはまた必要に応じて、残存耐用寿命、第1のトランスミッタの送信モードを確認するもの−及びデータテレグラムの形態になっている無線による車輪用電子装置の特定を送信する車輪用電子装置が配備されている。車輪R1〜R6からの無線信号は、少なくとも一つのアンテナ11により受信されるか、又は、複数のアンテナで受信され、前記少なくとも一つのアンテナで受信されたデータは、中央電子レシーバと受信したデータを評価する評価システム(図示せず)へ送られる。各車輪用電子装置のいずれからのデータであるかを特定した後、この特定に基づき、特定された車輪用電子装置から送信されてきた測定値を含むデータが特定の車輪位置に振り当てられる。この目的のためには、中央電子レシーバと評価システムが複数の電子装置の内、どの車輪位置に組み込まれている電子装置からのデータを認知できなければならない。
この目的のために、トリガートランスミッタ7〜10を使用する。まずそれには、トリガー操作のために必要な個数nのトリガートランスミッタを配備しなければならず、通常であれば、トリガーすべきアクスルの数、即ち、6個のトリガートラスミッタが必要になるが、この発明によれば、トリガーすべきアクスルの位置の数より少ない4個のトリガートラスミッタ7〜10でよく、これらトリガートラスミッタ7〜10(4個)のそれぞれのいずれかのトリガーレンジの間に数xのNアクスル位置があるようになっている。トリガートランスミッタのトリガーレンジは、トリガーされるようになっている車輪用電子装置が実際に該トリガートランスミッタから送られるトリガー信号により十分に高い信頼性をもってトリガーされる範囲である。トリガートラスミッタ7〜10のいずれもトリガー範囲外にあるアクスル位置の前記車輪用電子装置をトリガーしないか又はトリガーしても散発的でしかない。
説明を簡単にするために、以下の記述においては、アクスル位置x=2は、各トリガートランスミッタのトリガー範囲にあるようになっている。当業者であれば、説明する方法がx=2のアクスル位置の説明記述のみに限定されるものではなく、値xが3又はこれ以上のものであるか、及び/又は違った数のアクスル位置1〜6をトリガートランスミッタ7〜10に関連させることができるとすることは当然なことである。そして、当業者であれば、x=2のアクスル位置の場合に関する以下に記述する装置と方法の機能の説明から、アクスル位置1〜6が各トリガートランスミッタ7〜11のトリガーレンジ内にあり、このような変形が前記方法と装置に適用できることとすることが容易に理解できる。
図1によると、アクスル位置1,2は、トリガートランスミッタ7のトリガーレンジ内にある一方、アクスル位置3,6は、上記のトリガーレンジ外に位置している。したがって、アクスル位置2,3は、トリガートランスミッタ8のトリガーレンジ内にある一方、アクスル位置1とアクスル位置4〜6は、トリガートランスミッタ8のトリガーレンジ外にある。アクスル位置4,5は、トリガートランスミッタ9のトリガーレンジ内にある一方、アクスル位置5,6は、トリガートランスミッタ10のトリガーレンジ内にある。
図1に説明するように、トリガートランスミッタ7〜10は、隣り合うA1〜A3の間の可能な限り中央に配置されることが好ましく、これによって、各トリガートランスミッタ7〜10により発信されるトリガー信号分布強度が隣り合うアクスルA1〜A3のアクスル位置1〜6において可能な限り均一なものになる。しかしながら、トリガートランスミッタ7〜10を図1に示す位置以外の位置に配置することもできるが、このような場合においては、トリガートランスミッタ7〜10の出力分布が前記電子装置を起動するに至らないおそれがあり、前記トリガーレンジの外側にある車輪用電子装置が起動されないか、又は、たまにしか起動されなくなるおそれがある。
ここでは、アクスル位置1〜6に装着されているうちのどの車輪用電子装置かを特定する特定化手段により車輪用電子装置を特定して、これを知るためには、トリガー処理に応じて発信されるデータを評価し、好ましくは、統計的に評価する−これについては詳しく後記する。そして、この評価で個々の車輪用電子装置を個々別々に分ける。第1のトリガートランスミッタ7は、例えば10の数のトリガー信号を連続して発信する。個々のトリガー信号は、第1のトリガートランスミッタ7に隣位するアクスル位置1,2における複数の車輪用電子装置で受信され、アクスル位置1,2に装着の車輪R1,R2の車輪用電子装置は、データを発信することで応答する。アクスル位置3並びにアクスル位置4〜6は、第1のトリガートランスミッタ7のトリガーレンジの外側にあるから、アクスル位置3〜6に装着の車輪R3〜R6の車輪用電子装置が第1のトリガートランスミッタ7により起動される可能性は、少なくとも低下し、ほんのたまにしか起動されない(例えば、車輪用電子装置の受信アンテナがトリガートランスミッタに対し最適な位置にあるときなど)。
したがって、第1のトリガートランスミッタ7は、アクスル位置1,2に装着の車輪R1,R2の車輪用電子装置を起動し、これによって、アクスル位置1,2に装着の車輪R1,R2の車輪用電子装置からの応答信号が受信アンテナ11で受信され、中央電子レシーバと評価ユニットへ送られる。前記応答信号に含まれている車輪用電子装置を特定する情報及びそれぞれのアクスル位置A1〜A3に装着の車輪R1〜R6のナンバーを示す自動車の既知のアクスルフォーミュラに基づいて、中央電子レシーバと評価システムが特定する情報K1,K2をもつ第1のアクスル位置A1と第2のアクスル位置A2との間にある第1のトリガートランスミッタ7に近接の二つの車輪用電子装置を知ることになる。
ついで第2のトリガートランスミッタ8について同じ処理が行われ、車輪R2,R3のアクスル位置2,3にある車輪用電子装置が起動されて、二つの車輪用電子装置からデータが発信され、これが中央アンテナ11で受信され、ついで中央電子レシーバと評価ユニットへ送られる。そして、後者により前記アクスルフォーミュラから車輪R2,R3の車輪用電子装置がトリガートランスミッタ8に近接していることを知る。ついで中央電子レシーバと評価ユニットは、第1のトリガートランスミッタ7のトリガー信号と第2のトリガートランスミッタ8のトリガー信号がK1,K2又はK3で識別される車輪用電子装置それぞれを起動し、これによって、それぞれの車輪用電子装置が二つのトリガートランスミッタ7,8の間、したがって、第2のアクスルA2のアクスル位置2にあることを知る。これについで直ちに、別の識別ナンバーK1の車輪用電子装置が第1のアクスルのアクスル位置A1に位置しており、識別ナンバーK3の車輪用電子装置が第3のアクスルA3のアクスル位置3に位置していることになる。かくて記載した方法によれば、3個の車輪R1〜R3の車輪用電子装置3基のアクスル位置がたった2基のトトリガートランスミッター7,8の手段により決めることができる。
ついで残りの車輪用電子装置の位置を同じ−類似−手段できめるもので、いま一度ここで繰り返す必要はない。このようにして、たった4基のトリガートランスミッタ7〜10にっより6個のアクスル位置をそれぞれ対応する車輪装置に位置付けることができる。
上記の記載は、トリガートランスミッタが起動させようとする車輪用電子装置のみを起動させる理想的な場合に関するものである。しかしながら、実際には、理想的な状態を実現させることは難しく、特に、車輪の回転により車輪用電子装置の受信アンテナの位置がトリガートランスミッタ7〜10の強度が弱すぎて、トリガートランスミッタ7〜10のトリガー範囲内に位置していても車輪用電子装置が起動しないことがあり、この結果、車輪用電子装置が送られるデータによる各トリガー信号に応答しなかったり、さらには/又はトリガートランスミッタ7〜10によるトリガー信号がそのトリガーレンジ外に位置する車輪用電子装置を起動させたりしてしまう。そこで、理想的な場合についで上記した方法を理想的でない状態でも実施できるようにするために、受信したデータを統計的に評価し、車輪用電子装置を所定のトリガートランスミッタ7〜10のどれかに近接しているものとし、トリガー信号tによりイニシエートされたデータのナンバーが所定の値よりも高いとき、例えば、対応する識別値を含むトリガー信号t=10で少なくともデータy=6の場合、車輪用電子装置は、二つの識別値(通常x)を最も頻繁に受け、各トリガートランスミッタ7〜10に近接する車輪用電子装置を識別するようになっている。
図2は、タイヤのモニターシステムの第2の実施例を示すもので、数N=12の車輪R1〜R6及びR7〜R12が6つのアクスル位置に配置され、自動車の3本のアクスルがL=3に配備され、このことは各アクスル位置1〜6に二つの別々の車輪位置があることを意味している。さらに、車輪用電子装置から発信されたデータを受信するようになっている二つの受信アンテナ11a,11bが前記第2の実施例の場合に設けられている。さらに、ここでもトリガートランスミッタ7〜10が設けられ、これらは、アクスルA1〜A3の間の中央に配置されることが好ましい。
このように、第1のアクスル位置1の第1の車輪R1,R2及び第2のアクスル位置2の車輪R3,R4は、トリガートランスミッタ7の範囲内に位置している。第2のアクスル位置2の車輪R3,R4と第3のアクスル位置3の車輪R5,R6は、第2のトリガートランスミッタ8のトリガーレンジ内に位置しており、第4のアクスル位置4の車輪R7,R8と第5のアクスル位置5の車輪R9,R10は、第3のトリガートランスミッタ9のトリガーレンジ内に位置しており、第6のアクスル位置の車輪R11,R12は、第4のトリガートランスミッタ10のトリガーレンジ内に位置している。
したがって、第2の実施例は、最初の状態において−アクスル位置1〜6における二重タイヤによって第1の実施例と相違しており、x=2ではなく、x=4車輪R1〜R12で、それぞれが車輪用電子装置を備え、これらは、トリガートランスミッタ7〜10の範囲内にあり、したがって、第2の実施例では、各2本の車輪R1とR2、車輪R3とR4、車輪R5とR6などが所定のアクスル位置に配置されていることになる。
第1の実施例と同じようなことを行うことにより、対になっている車輪がどのアクスル位置にあるかを知ることができる。さてそこで、所定のアクスル位置1〜6における前記2本の車輪を区別するためには、即ち、外側車輪と内側車輪とを区別するために、アクスル位置1〜6のいずれかに位置する車輪R1〜R12の車輪用電子装置からのデータの信号レベルを評価する。好ましくは、同時に起動される車輪用電子装置は、送信要求に応答してデータ信号を同時に送信する代わりに、時間的に若干の遅れ(変動あり)をもってデータを送信し、データの時間的重複を防ぐようになっている。ついで受信されたデータのレベル評価を中央電子レシーバと評価システムで行い、アンテナ11a,11bからの信号が評価される。アンテナ11a,11bそれぞれから離れた位置の車輪、例えば車輪R1から受けたデータは、車輪用電子装置、例えば第1のアクスル位置1の車輪R2の車輪用電子装置から受けたデータよりも弱い。対になっているタイヤの場合、例えば、側面が対面し合っている2本の対のタイヤ、例えば車輪R1,R2の場合にあっては、内側のタイヤR2が自動車の反対側にあるアンテナ11bへの外側車輪R1からのデータの送信強さを弱くしてしまう。したがって、中央電子レシーバと評価システムは、受信した信号の強度を比較することで、車輪R1,R2から受ける信号を区別できるようになっており、受信した信号が車輪R1又は車輪R2のいずれによるものかを振り分けることができる。
要するに、注目すべきは、上記した方法と装置は、アクスル位置を決めることができ、−レベル評価を行えば−数LのアクスルA1〜A3に分布の本数Nの車輪R1〜R12の車輪位置が対応するアクスル位置よりも少ない数のトリガートランスミッタによって決めることができる利点を有することである。トリガートランスミッタの必要な数を減らすことにより大幅なコスト削減ができる。
1〜6 アクスル位置
7〜10 トリガートランスミッタ
11;11a,11b 受信アンテナ
A1〜A3 アクスル
R1〜R6,R1〜R12 車輪
7〜10 トリガートランスミッタ
11;11a,11b 受信アンテナ
A1〜A3 アクスル
R1〜R6,R1〜R12 車輪
Claims (9)
- タイヤのモニターシステム、特に、タイヤ圧力をモニターするシステムの複数の第1のトランスミッタを識別する方法であって、タイヤ圧力をモニターするシステムは、車輪ユニットを有し、このユニットは、所定のアクスル構成による自動車の複数のアクスルL(A1〜A3)に配置の複数の車輪N(R1〜R6,R1〜R12)それぞれに配置の、センサー、トリガーされる第1のトランスミッタ及び送信アンテナを有し、
さらに、自動車車体に搭載されて前記第1の複数のトランスミッタと関連する少なくとも一つの受信アンテナ(11;11a,11b)を有すると共に電子レシーバと評価システムを有し、特定の車輪(R1〜R6,R1〜R12)の特徴を示す識別信号のそれぞれのトランスミッタに関連し、トリガートランスミッタ(7〜10)として機能する第2のトランスミッタのトリガー作用に応答して前記識別信号を含む前記データを発信し、前記データを前記中央電子レシバと評価システムへ送信するようになっているものであって、以下の点を特徴とするものであり、即ち、自動車に搭載のトリガートランスミッタ(7〜10)の数nをアクスル位置(1〜6)の数Aよりも少なくし、
自動車の各アクスル位置(1〜6)をn数のトリガートランスミッタ(7〜10)の少なくとも一つに関連させ、
前記トリガートランスミッタ(7〜10)の配置及び/又は構成を少なくとも一つのアクスル位置(1〜6)が少なくとも二つのトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガーレンジ内にあるものとし、
特定のトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガー信号に応答する車輪用電子装置を識別するものを少なくとも一つの受信アンテナ(11;11a,11b)により記録して、それらを電子レシーバと評価ユニットへ送り、
さらに、前記電子評価ユニットにより自動車のアクスル構成に基づいて一つの車輪用電子装置のアクスル位置(1〜6)の計算を行うものであること。 - 各トリガートランスミッタ(7〜10)のトリガーレンジは、アクスル位置(1〜6)の数xが前記トリガーレンジ内にあるようになっていることを特徴とする請求項1に規定の方法。
- 同じ数のアクスル位置(1〜6)が各トリガートランスミッタ(7〜10)の各トリガーレンジ内に設けられていることを特徴とする請求項2に規定の方法。
- トリガートランスミッタ(7〜10)が自動車の隣り合うアクスル(A1〜A3)の間の中間に実質的にあることを特徴とする前記請求項のいずれかに規定の方法。
- トリガートランスミッタ(7〜10)によりトリガーされるデータが統計的に評価されることを特徴とする前記請求項のいずれかに規定の方法。
- データレベルの評価を実施することを特徴とする前記請求項のいずれかに規定の方法。
- 前記データは、モニターする測定値としてタイヤの内部圧力及び/又はタイヤの温度を包含することを特徴とする前記請求項のいずれかに規定の方法。
- タイヤのモニターシステム、特に、タイヤ圧力をモニターするシステムの起動される複数の第1のトランスミッタを識別する装置であって、タイヤ圧力をモニターするシステムは、車輪ユニットを有し、このユニットは、所定のアクスル構成による自動車の複数のアクスルLに配置の複数の車輪N(R1〜R6,R1〜R12)それぞれに配置の、センサー、トリガーされる第1のトランスミッタ及び送信アンテナを有し、
さらに、自動車車体に搭載されて前記第1の複数のトランスミッタと関連する少なくとも一つの受信アンテナ(11;11a,11b)を有すると共に電子レシーバと評価システムを有し、特定の車輪の特徴を示す識別信号のそれぞれのトランスミッタに関連し、トリガートランスミッタ(7〜10)として機能する第2のトランスミッタのトリガー作用に応答して前記識別信号を含む前記データを発信し、前記データを前記中央電子レシバと評価システムへ送信するようになっているものであって、以下の点を特徴とするものであり、即ち、前記トリガートランスミッタ(7〜10)の配置及び/又は構成を少なくとも一つのアクスル位置(1〜6)が各トリガートランスミッタ(7〜10)のトリガー範囲内にあるようになっており、
少なくとも一つのアクスル位置(1〜6)が少なくとも二つのトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガーレンジ内にあるものとし、
さらに、自動車のアクスル構成に基づいて、電子評価システムが、あるトリガートランスミッタ(7〜10)のトリガー信号を受けて、前記車輪用電子装置の識別信号の評価により一つの車輪用電子装置のアクスル位置(1〜6)を計算すること。 - 前記車輪用電子装置により送信されたデータのレベルを行うことができる請求項8に規定の装置。
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