JP2007044560A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの使用性を損なうことなく、外箱と水槽との間に設けられるドアパッキンが損傷し難いドラム式洗濯機を提供することである。
【解決手段】 洗濯物を収容する回転ドラム5と、回転ドラム5を収容する水4と、水槽4を収容しドア3により開閉される外箱と、水槽4と外箱との間に設けられて水槽4を密閉するドアパッキン10とを備えるドラム式洗濯機について、ドアパッキン10が取り付けられる水槽4の開口を回転ドラム5の開口より小さくし、洗濯中に洗濯物が回転ドラム5からはみ出さないようにする。
【選択図】 図7

Description

本発明は外箱内に弾性支持された水槽と、水槽内に設けられた略水平軸を中心に回転する洗濯物収容用の回転ドラムと、外箱と水槽に設けられた衣類投入口を水密的に接続するドアパッキンとを備えたドラム式洗濯機に関する。
略水平な軸を中心に回転する横型の回転ドラムを備えたドラム式洗濯機は、特にヨーロッパにおいて広く使用されている。ドラム式洗濯機は一般に、ドラムを低速で回転させる洗い工程、すすぎ工程と、高速で回転させる脱水工程から成る洗濯作業を行い、更に、乾燥工程を行うものが商品化されている。
図11、図12は、従来のドラム式洗濯機の内部を示す側面図及び正面図である。また、図13は、従来のドラム式洗濯機のドアパッキンの周辺を拡大して示す側面図である。これらの図に示すように、外箱1は前面にドア3で開閉される洗濯物投入口1aが設けられている。外箱内には前面に開口部4aを有する有底筒状の水槽4が横設されている。水槽4内には有底筒状の回転ドラム5が軸部5eを中心に回転自在に支持された二重構造となっている。また、水槽4の後方には、軸部5eを回転駆動する駆動機構9が配されている。
水槽4は洗濯物の出し入れ時の見通しを良くするために、所定の角度θだけ奥側が下方になるように傾斜して配されている。水槽4の前面及び背面から前後各2本づつ懸架装置6により、外箱に懸架され、また、水槽4の下部は下方から左右2本の減衰装置8で支持されている。これにより、水槽4が外箱1内に弾力的に支持される構造になっている。
外箱1に設けた洗濯物投入口1aの周囲と水槽4の開口部4aの周囲とは、ゴム等から成るドアパッキン10で連結され、外箱1と水槽4の間の水漏れを防止するようになっている。また、水槽4の振動が外箱1に伝わるのを抑えるため、環状溝10aが形成されている。
洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各工程は、回転ドラム5を駆動機構9で回転駆動することにより実行される。この時、回転ドラム5の回転により懸架装置6及びドアパッキン10は伸縮して水槽4の振動が発生する。懸架装置6及びドアパッキン10は偏位する水槽4を所定位置に復帰させる働きをして水槽4が振動させる。このように、水槽4、回転ドラム5、駆動装置9等は一体に振動する振動体40を構成している。尚、減衰装置8は水槽4の振動を減衰させる働きをするようになっている。
また、特開平11−128586号公報には、衣類との摩擦による摩耗を防止するドアパッキンが開示されている。図14に示すように、このドアパッキン10は内面に平滑性及び耐摩耗性を高めるコーティング29が施されている。
特開平11−128586号公報
しかしながら、このような従来のドラム式洗濯機においては、回転ドラムの開口部からはみ出した衣類が脱水回転時にドアパッキンの振動吸収用環状溝の内周面を擦り、ドアパッキンが衣類との摩擦によって摩耗し、さらには、破れを起こし水漏れに至るという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、安価に、ユーザーの使用性を損なわずに、ドアパッキンが損傷し難いドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、水平方向もしくは水平方向に対して傾斜した方向の回転軸の回りに回転し、端部が開放されて水平方向もしくは斜め上方向を向く開口が形成された洗濯物収容用の回転ドラムと、前記回転ドラムを収容して該回転ドラムの端部の開口に対向する第一の開口を有する水槽と、前記水槽を収容し弾性支持して該水槽の第一の開口に対向する第二の開口を有する外箱と、前記外箱の第二の開口を閉じるドアと、一端が前記第一の開口を囲むように前記水槽の外側に取り付けられ、他端が前記外箱の第二の開口を囲むように外箱の内側に取り付けられるとともに、前記一端と他端との間に振動吸収用環状溝が形成されたドアパッキンと、を有するドラム式洗濯機であって、前記水槽の第一の開口が前記回転ドラムの開口よりも小さくなるように形成されることを特徴とするドラム式洗濯機である(請求項1)。
本発明のドラム式洗濯機によると、水槽の第一の開口が回転ドラムの開口より小さく形成されているので、回転ドラムが回転している最中に衣類が回転ドラムからはみ出そうとすると、水槽の上記第一の開口の周縁部分に当たってドラム内に引き込まれるため、衣類が水槽からはみ出してドアパッキンの振動吸収用環状溝にはまり込むことを防ぐことができる。これにより、脱水工程時のドアパッキンと衣類の摩擦による摩耗を抑えて長寿命化することができる。
また、前記水槽の第一の開口を回転ドラムの開口より小さくするにあたり、水槽の第一の開口を囲む周縁部分に第一の開口の中心方向に向かって突出する遮蔽部材を設けることができる(請求項2)。
また、前記遮蔽部材を設けるにあたり、前記水槽の第一の開口の中心より上部に設けることができる(請求項3)。
これにより、遮蔽部材を水槽の第一の開口の中心より上部に設けることにより、使用者が洗濯物を水槽に出し入れするにあたって阻害されることがない。また、使用者がドラム式洗濯機の前面側に立って操作する際に遮蔽部材が目線に入りにくいため、水槽の第一の開口が小さく見えるということがない。
また、前記遮蔽部材を、その前記水槽の第一の開口の周縁方向に沿った両端のエッジ部分を、直角を越える角度となる形状に形成し、もしくは滑らかな曲線をなす形状に形成することができる(請求項4)。
これにより、回転ドラムからはみ出した衣類を遮蔽部材に当ててドラム内に引き戻すさいに、なめらかな当たりになるため、ドアパッキンと衣類を損傷しにくくなる。
また、前記遮蔽部材を、その先端側を段状に形成し、該段状をなす部分が前記回転ドラムの開口より回転ドラムの内側に位置するように形成することができる(請求項5)。
これにより、さらに効果的に回転ドラムからはみ出した衣類を回転ドラム内に引き込むことができるため、ドアパッキンと衣類との摩擦による損傷を軽減することができ、ドアパッキン破れによる水漏れを防止することができる。
また前記遮蔽部材を、前記第一の開口の周縁方向に沿った両端部から中心方向へ向かうにつれて、前記回転ドラムの開口より内側方向に張り出すように形成することもできる(請求項6)。
これにより、回転ドラムからはみ出した衣類を上記遮蔽部材に当ててドラム内に引き戻すさいに、なめらかな当たりになるため、ドアパッキンと衣類を損傷しにくくすることができる。
また、前記遮蔽部材を、前記ドアパッキンの一端でドアパッキンと一体に設けることができる(請求項7)。
これにより、前記遮蔽部材を水槽に設けるにあたり、コンパクトにすることができる。
また、前記遮蔽部材を、硬度が50度以下である柔軟な材質によって形成することができる(請求項8)。
これにより、回転ドラムからはみ出した衣類を遮蔽部材に当てて回転ドラム内に引き戻すさいに、衣類を損傷しにくくすることができる。
そして、前記遮蔽部材を、前記ドアパッキンと一体に形成するとともに柔軟な材質により形成するにあたり、前記ドアパッキンと同一の材質により形成することができる(請求項9)。
これにより、遮蔽部材をドアパッキンと同一の材質によって一体に形成できるので、遮蔽部材を設けるにあたり、よりコンパクトにすることができる。
以上説明したように、本発明のドラム式洗濯機によると、回転ドラムからはみ出そうとした洗濯物が水槽の外側にはみ出すことを防ぐことができ、洗濯物が水槽の外側のドアパッキンの振動吸収用環状溝に入り込むことを防ぐことができる。これにより、衣類がドアパッキンの内周面を擦ることにより衣類を傷め、またドアパッキンを摩耗させて破り水漏れを生ずることを防ぐことができる。
本発明の実施形態を、図1乃至図10を参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図11、図12と同一の部分には同一の符号を付している。図1は、本発明の一実施形態であるドラム式洗濯機の外観を表す斜視図である。また、図2は、ドラム式洗濯機を側面方向から眺めた一部断面を含む断面図である。ドラム式洗濯機の外壁を形成する外箱1は前面がドア3で開閉できるようになっている。外箱1の前面上部には操作キーや表示部を備えた操作パネル11が設けられている。
また、外箱1には洗濯物を出し入れするための開口(第二の開口)1a、即ち洗濯物投入口1aが形成されている。この開口1aはドア3によって開閉できる。外箱1内は前面に開口部(第一の開口)4aを有する有底筒状の水槽4が横設されている。図5は、ドラム式洗濯機の正面図である。水槽4は外箱1内に懸架装置6で振動可能に懸架されている。
水槽4内には有底筒状の回転ドラム5が配されている。水槽4にはモータケース9aを介してベアリング60が一体化されている。回転ドラム5に固定される軸部5eがベアリング60に支持されて、回転ドラム5が回転自在になっている。軸部5eにはロータ9bが固着され、モータケース9a内にはステータ9cが固定されている。これにより、回転ドラム5を回転駆動する駆動機構9が構成されている。
回転ドラム5の周壁全体には小孔5aが設けられている。小孔5aは洗濯時に水槽4と回転ドラム5との間を洗濯水が流出入できるようにしている。回転ドラム5の内壁面にはバッフル5bが突出して設けられ、回転ドラム5の回転により洗濯物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落下させることにより洗浄が行われるようになっている。
回転ドラム5の前面の開口部5cの外周縁には流体バランサー5dが設けられている。流体バランサー5dは塩水等の流体が封入されており、回転ドラム5の回転時に該流体が移動して洗濯物及び洗濯液の片寄りによる重心移動を打消すようになっている。流体バランサー5dは回転ドラム5の内周縁に設けてもよい。回転ドラム5の回転軸心y−yは、水平方向に対して角度θだけ回転ドラム5の奥が下がるように傾斜されている。これにより、使用者がドラム式洗濯機の前面側に立って操作する際に見下ろして回転ドラム5の奥まで見通しが良くなるようにしている。
なお、回転ドラム5を、図に示されるように水平方向に対して傾斜させるのではなく、その回転軸心y−yが水平方向に一致するように水平方向と一致させて配設することもできる。洗濯物投入口1aと水槽4の開口部4aの周縁にはゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るドアパッキン10が洗濯物を出し入れする通路を形成するように取り付けられている。即ち、ドアパッキン10は、一端が水槽4の開口4aを囲むように前記水槽4の側壁の外側に取り付けられ、他端が外箱1の開口1aを囲むように外箱1の側壁の内側に取り付けられている。
ドアパッキン10はドア3を閉じたときに内周縁10dがドア3の周縁に密着して通路を閉口する構造となっている。これにより、洗濯動作中の防水が行われるようになっている。また、ドアパッキン10には蛇腹などが設けられ、水槽4の振動に応じて撓みを生じて追従する振動吸収用環状溝10aを設けている。外箱1内の上部には水道管に接続された給水パイプ12が配されている。給水パイプ12の途中に設けた給水弁13を開くと、洗剤ケース14を介してドアパッキン10に取り付けられた給水ノズル15から水槽4内に給水されるようになっている。
水槽4の底面より導出された排水ダクト16は経路途中に糸屑フィルタ17aを内設した接続ケース17及び排水ポンプ18を備えており、水槽4からの洗濯液を外箱1の外部に排水する構成となっている。糸屑フィルタ17aは接続ケース17内に着脱自在に装着され、外箱1の前面下部から取り外すことができる。
接続ケース17の上部にはエアートラップ22から導圧パイプ21を介して水位センサー23が設けられている。水位センサー23は、エアートラップ22内の圧力変化に応じて磁性体をコイル内で移動させる。その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振周波数の変化として検出し、水槽4内の水位を検知するようになっている。
図3は、ドラム式洗濯機を側面方向から眺めた一部断面を含む断面図であり、図2に示された部分と異なる断面の部分を表している。図3に示されるように、接続ケース17の出口側には排水ダクト16bから分岐する循環ダクト19が設けられている。循環ダクト19は水槽4の開口部4aに臨むようにドアパッキン10に接続されており、経路途中に循環ポンプ20を備えている。
そして、排水ポンプ18を停止して循環ポンプ20を駆動させると、水槽4、排水ダクト16b、循環ポンプ20及び循環ダクト19を通って水槽4に至る循環経路が形成される。これにより、水槽4内の洗濯液を循環経路を通して循環させ、該循環経路を通過させる間に洗濯液内の洗剤を充分溶解させるとともに、糸屑フィルタ17aで糸屑等を除去する。従って、洗濯物に対する糸屑の再付着を防止することができる。
図4は、ドラム式洗濯機を側面方向から眺めた一部断面を含む断面図であり、図2及び図3に示された部分と異なる断面の部分を表している。図4に示されるように、水槽4の上方には送風ファン25とヒータ26から構成された洗濯物を乾燥するための乾燥ユニット24が設けられている。
乾燥ユニット24は水槽4の開口部4aに臨む吹出し口4bと下部に設けられた循環口4cとを連結する冷却ダクト27の経路途中に配されている。また、冷却ダクト27内には冷却器51が配されている。
上記のような構成において、ドラム式洗濯機の動作を制御する制御装置2が操作パネル11の裏面に配され、図6に示す運転チャートを実行するようになっている。洗濯動作を図6を参照して以下に説明する。洗濯物投入口1aより洗濯物を投入してドア3を閉じると、ドア3の周縁にドアパッキン10の内周縁10dが密着して水槽4が封止される。そして、洗剤ケース14に洗剤を入れ、操作パネル11を操作すると制御装置2からの指令により洗濯動作が開始される。
まず、「洗い工程」の給水動作では、ドア3がロックされるとともに給水弁13が開成する。給水弁13の開成に基づいて水道水は途中で洗剤ケース14を経由して給水ノズル15から洗剤とともに水槽4と回転ドラム5内に流れ込む。そして、水槽4内の水位が所定水位に達すると、水位センサー23が検知して給水弁13が閉じられ、駆動機構9を駆動して回転ドラム5を洗いチャートにより回転制御して所定時間だけ洗い動作が行われる。
回転ドラム5の回転は、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥工程、或いは洗濯物の種類に応じた回転速度、更には反転時間や反転周期等を変えた回転チャートが設定されており、使用者による選択或いは自動的に選択されるようにプログラムされている。
そして、「洗い工程」が終了すると、すすぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作を交互に複数回繰り返して成る「すすぎ工程」に移行する。「すすぎ工程」では、まず、排水ポンプ18が作動して、洗濯液を排水ダクト16、接続ケース17を介して外箱1の外部に排水する排水動作が行われる。
排水動作が終了すると、回転ドラム5は第1の脱水チャート(脱水チャート1)で回転して、すすぎ脱水動作が行われる。洗濯物の洗濯液は脱水回転による遠心力で回転ドラム5の全周壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出される。該内壁を伝って水槽4内の下部に流下した洗濯液は排水ダクト16より外部に排水される。
このすすぎ脱水動作中に、給水弁13を開いて給水ノズル15から水槽4内に水道水を噴射してもよい。このようにすると、水道水は遠心力により洗濯物を透過して、洗濯物に残った洗剤を効率良く除去することができる。第1の脱水チャートは、ドラム回転を途中で休止したり、回転速度を変えたりして洗剤を多く含んだ洗濯液の脱水に適したチャートになっている。
すすぎ脱水動作が終了すると、給水動作が行われ、排水ポンプ18を停止して給水弁13を再度開く。給水弁13の開成に伴って水槽4内の水位が所定水位になると給水弁13が閉じられ、駆動機構9の駆動により回転ドラム5がすすぎチャートで回転し、攪拌すすぎ動作が実行される。
この攪拌すすぎ動作中に、柔軟仕上剤収納箱(図示せず)及びこれに連通するすすぎ給水経路を別途設け、このすすぎ給水経路から柔軟仕上剤とともに給水するようにしてもよい。また、洗い動作あるいは攪拌すすぎ動作中に循環ポンプ20を駆動して水槽4内の洗濯液を循環させてもよい。
以上のすすぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作とを数回繰返して「すすぎ工程」が終了すると、プログラムが「脱水工程」に切り替わる。「脱水工程」ではまず、給水弁13を閉じるとともに排水ポンプ18を作動させて洗濯液を外部に排水する排水動作が行われる。
そして、回転ドラム5を第2の脱水チャート(脱水チャート2)で回転させて仕上げ脱水動作が行われる。仕上げ脱水動作では、洗濯液を脱水回転による遠心力で回転ドラム5の全周壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出させる。その後、洗濯液が水槽4の内壁を下部に流下し、排水ダクト16より外部に排水される。
「脱水工程」が終了すると、回転ドラム5を乾燥チャートで回転するとともに送風ファン25及びヒータ26を駆動して「乾燥工程」を実行する。回転ドラム5内の空気は回転ドラム5の小孔5a、水槽4の循環口4c、冷却ダクト27を経て送風ファン25、ヒータ26を通り、吹出し口4bより回転ドラム5内へ循環する。
回転ドラム5内の洗濯物の水分を吸収した空気は、送風ファン25により冷却ダクト27内に吸引される。該空気は冷却ダクト27を通過中に該冷却ダクト27に設けた冷却器51で冷却されることにより降温される。その結果、冷却ダクト27内の空気は水分の結露により除湿され、湿度の低い空気となってヒータ26に至る。
ヒータ26で加熱された空気は温風となって吹出し口4bより水槽4内に吹き込まれ、再び洗濯物と接触して水分を吸収する。再度循環口4aから冷却ダクト27内に吸引されて同様に冷却器51で冷却され除湿される。この動作を繰り返すことにより、乾燥工程が実行される。
そして、回転ドラム5内の湿度や温度を湿度センサー或いは温度センサー(不図示)で検知し、所定値になると乾燥工程を終了する。この乾燥工程において除湿により凝縮された水分は、冷却ダクト27内を下降して循環口4cから排水ダクト16を介して外部に排水される。
以上のように、操作パネル11からの入力に基づいて、制御装置2が設定された条件に従って洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程が連続或いは単独で実行される。
次に、本発明にかかる遮蔽部材について、図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は、以上に説明したドラム式洗濯機のドアパッキン10の周辺を側面方向から眺めて拡大して表した側面図である。図8は、水槽4の開口4aに対する正面垂直方向から遮蔽部材10bを眺めた状態を表す図である。
以上に説明したドラム式洗濯機には、図7及び図8に示されるように、遮蔽部材としてリブ10bが設けられている。リブ10bは、水槽4の開口4aに対する周縁部分に設けられており、開口4aの中心4g(y−y)方向に向かって突出するように設けられている。これにより、リブ10bは、ドアパッキン10の振動吸収用環状溝10aより回転ドラム5寄に位置する。また、リブ10bは、ドアパッキン10が水槽4に取り付けられる一端でドアパッキン10と一体となるように水槽4に設けられる。
最近は使用性向上のため、洗濯物投入口1aを大きくするとともに振動低減のために回転ドラム5に流体バランサー5dを搭載するため、洗濯物が回転ドラム5からはみ出しやすくなることがあった。しかしながら本構成により、回転ドラム5からはみ出した洗濯物が、回転ドラム5の回転が始まると、リブ10bに低速で干渉する。それにより、洗濯物が回転ドラム5内に収まるため、「脱水工程」時の高速回転による遠心力により、洗濯物が振動吸収用環状溝10aに入り込み、その内周面を衣類が擦り、衣類を傷める、ドアパッキン10が摩耗して破れ水漏れに至るということを防止することができる。
また、このリブ10bは図8に示すように、水槽4の開口4aの中心より上部に配することにより、洗濯物の出し入れを阻害することがない。また、使用者がドラム式洗濯機の前面側に立って操作する際にリブ10bが目線に入りにくいため、開口部が小さく見えるということがない。
さらに、リブ10bは、図8に示されるように、水槽の開口4aの周縁方向に沿った両端部が、半径方向よりも鋭角に角度φを有し、テーパーをつけた形状に形成されており、リブ10bの両端のエッジ部分が直角を越える角度をなすように形成されている。
これにより、回転ドラム5からはみ出した洗濯物が、回転ドラム5の回転とともに、リブ10bに低速で干渉する際に、より滑らかに干渉させることができる。それにより、洗濯物をより傷めにくくし、リブ10bも損傷を受け難く、長期にわたって保護することができる。
なお、前記リブ10bの両端のエッジ部分は、図8に示される形状に限られず、回転ドラム5よりはみ出した洗濯物を傷めないように、滑らかな曲線をなす形状に形成されるのであってもよい。
リブ10bは、ゴム等の柔軟な材質により形成するのが好ましく、その硬度が50度以下(JIS K 6301 硬さ試験に基づく)である材質により形成するのが好ましい。これにより、回転ドラム5からはみ出した洗濯物が干渉した場合に、この洗濯物を傷めにくいからである。
また、リブ10bをドアパッキン10の材質と同一の材質により形成して、ドアパッキン10と一体に形成することもできる。
次に、リブ10bの他の例について、図9を参照しつつ説明する。図9は、他のリブ10bが設けられたドラム式洗濯機のドアパッキン10の周辺を側面方向から眺めて拡大して表した側面図である。
図9に示される例では、リブ10bは、振動吸収用環状溝10aより回転ドラム5寄りに開口4aの中心方向に向かって突出するように設けられ、また、回転ドラム5の開口部5cより回転ドラムの内側へ入るよう段状に形成されている。
即ち、図9に示されるリブ10bの例では、リブ10bが付設される基端側にあたるドアパッキン10の一端に対する先端側が段状に形成されており、この段状をなす部分が前記回転ドラム5の開口5cより回転ドラム5の内側に位置するように形成されている。
これにより、回転ドラム5からはみ出した洗濯物が、回転ドラム5の回転が始まると、リブ10bに低速で干渉する。それにより、より効果的に洗濯物を回転ドラム5内に収めることができるため、「脱水工程」時の高速回転による遠心力により、洗濯物が振動吸収用環状溝10aに入り込み、その内周面を衣類が擦り、衣類を傷め、そして、ドアパッキン10が摩耗して破れ水漏れに至るということを防止することができる。
次に、リブ10bのさらに異なる例について、図10を参照しつつ説明する。図10は、リブ10bのさらに異なる例を示す図であり、回転ドラム5及び水槽4の中心軸(y−y軸)の方向からリブ10bを眺めた図である。図10において、リブ10bに対する下方は回転ドラム5の内側の方向にあたり、リブ10bに対する上方は回転ドラム5に対する外側の方向にあたる。
図10に示される例では、リブ10bは、水槽4の開口4aの周縁方向に沿った両端部から中心部に向かうにつれて、回転ドラム5の開口5cより回転ドラムの内側に張り出すように形成される。
これにより、回転ドラム5からはみ出した洗濯物が、回転ドラム5の回転とともに、リブ10bに低速で干渉する際に、より滑らかに干渉させることができる。それにより、洗濯物をより傷めにくくし、リブ10bも損傷を受け難く、長期にわたって保護することができる。
なお、以上の説明では、遮蔽部材を設けるにあたり、ドアパッキン10と一体にリブ10bを設ける例を挙げたが、遮蔽部材を必ずしもドアパッキン10と一体に設ける必要はない。
遮蔽部材は、水槽4に形成される開口4aに対する周縁部分に設けられていればよく、これにより、水槽4の開口4aが回転ドラム5の開口5cより小さくなるように設けられていればよい。これにより、遮蔽部材を設けることで、回転ドラム5からはみ出そうとした洗濯物が水槽4の外側へはみ出すことを防ぐことができ、ドアパッキン10の振動吸収用環状溝10aに洗濯物が入り込むことを防ぐことができる。
さらに、水槽4の開口4aを回転ドラム5の開口5cより小さくできるのであれば、遮蔽部材を設けなくともよい。即ち、水槽4の本体部分に形成する開口4aの大きさを調節することにより、水槽4の本体部分と別体の遮蔽部材を付設することなく、開口4aが回転ドラム5の開口5cより小さくなるようにするのであってもよい。これにより、水槽4の開口4aの周縁部分により、回転ドラム5からはみ出そうとした洗濯物が水槽4の外側へはみ出すことを防ぐことができ、ドアパッキン10の振動吸収用環状溝10aに洗濯物が入り込むことを防ぐことができる。
ドラム式洗濯機の斜視図である。 ドラム式洗濯機の側面方向から眺めた断面図である。 ドラム式洗濯機の側面方向から眺めた断面図である。 ドラム式洗濯機の側面方向から眺めた断面図である。 ドラム式洗濯機の正面図である。 ドラム式洗濯機の洗濯動作を示すチャート図である。 ドラム式洗濯機のドアパッキン周りを示す図である。 ドラム式洗濯機に設けられるリブを示す図である。 ドラム式洗濯機に設けられるリブの異なる例を示す図である。 ドラム式洗濯機に設けられるさらに異なるリブの例を示す図である。 従来のドラム式洗濯機の断面図である。 従来のドラム式洗濯機の正面図である。 従来のドラム式洗濯機のドアパッキン周りを示す図である。 従来のドラム式洗濯機のドアパッキン周りを示す図である。
符号の説明
1 外箱
1a 開口(洗濯物投入口)
2 制御装置
3 ドア
4 水槽
4a 開口
4g 開口の中心
5 回転ドラム
5c 開口
5d 流体バランサー
6 懸架装置
8 減衰装置
9 駆動機構
10 ドアパッキン
10a 振動吸収用環状溝
10b リブ
11 操作パネル
12 給水パイプ
13 給水弁
14 洗剤ケース
15 給水ノズル
16 排水ダクト
17 接続ケース
18 排水ポンプ
19 循環ダクト
20 循環ポンプ
22 エアートラップ
23 水位センサー
24 乾燥ユニット
25 送風ファン
26 ヒータ
27 冷却ダクト
40 振動体
51 冷却器

Claims (9)

  1. 水平方向もしくは水平方向に対して傾斜した方向の回転軸の回りに回転し、端部が開放されて水平方向もしくは斜め上方向を向く開口が形成された洗濯物収容用の回転ドラムと、前記回転ドラムを収容して該回転ドラムの端部の開口に対向する第一の開口を有する水槽と、前記水槽を収容し弾性支持して前記水槽の第一の開口に対向する第二の開口を有する外箱と、前記外箱の第二の開口を閉じるドアと、一端が前記第一の開口を囲むように前記水槽の外側に取り付けられ、他端が前記外箱の第二の開口を囲むように外箱の内側に取り付けられるとともに、前記一端と他端との間に振動吸収用環状溝が形成されたドアパッキンと、を有するドラム式洗濯機であって、
    前記水槽の第一の開口が前記回転ドラムの開口よりも小さくなるように形成されることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記水槽の前記第一の開口を囲む周縁部分に、第一の開口の中心方向に向かって突出する遮蔽部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記遮蔽部材が、前記水槽の第一の開口の中心より上部に設けられることを特徴とする請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記遮蔽部材の前記第一の開口の周縁方向に沿った両端のエッジ部分が、直角を越える角度となる形状に形成され、もしくは滑らかな曲線をなす形状に形成されることを特徴とする、請求項3に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記遮蔽部材は、先端側が段状に形成されており、該段状をなす部分が前記回転ドラムの開口より回転ドラムの内側に位置するように形成されていることを特徴とする、請求項3又は4に記載のドラム式洗濯機。
  6. 前記遮蔽部材が、前記第一の開口の周縁方向に沿った両端部から中心方向へ向かうにつれて、前記回転ドラムの開口より内側方向に張り出すように形成されることを特徴とする、請求項3又は4に記載のドラム式洗濯機。
  7. 前記遮蔽部材が、前記ドアパッキンの一端でドアパッキンと一体に設けられることを特徴とする、請求項2乃至6のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
  8. 前記遮蔽部材が、硬度が50度以下である柔軟な材質によって形成されることを特徴とする、請求項2乃至7のいずれかに記載のドラム式洗濯機。
  9. 前記遮蔽部材が、前記ドアパッキンと同一の材質により形成されることを特徴とする請求項7及び8に記載のドラム式洗濯機。
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