JP2007043117A - 放熱モジュールおよびその組み立て方法 - Google Patents

放熱モジュールおよびその組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組み立てのステップが簡単なだけでなく、操作が便利で大量生産に適し、且つ、従来のはんだ付けが不完全な欠陥を防いで、高放熱効率を有することができるようにし、且つ、はんだ付けを行う時、はんだ材料を漏れ難くすることで、全体的な外観をきれいに保持できる放熱モジュールを提供する。
【解決手段】本発明の放熱モジュールは、ヒートパイプ210と、貫通孔221を有し、前記ヒートパイプ210をその中に貫通させる少なくとも1つの熱導体220とを含み、前記各熱導体220の前記貫通孔221の縁から接合部が延び、且つ、前記接合部は、凸溝を更に有し、前記凸溝に形成された空間にはんだ材料が配置される。
【選択図】図2A

Description

本発明は、放熱モジュールおよびその組み立て方法に関し、特に、高放熱効率を有する放熱モジュールおよびその組み立て方法に関するものである。
技術の進歩に伴って、電子部品内の単位面積当たりのトランジスタ数が増え、動作中の放熱量を増加させている。また、電子部品の動作周波数も高くなり、トランジスタの動作中のオン/オフ(on/off)切換えにより生じるスイッチングロス(switch loss)も電子部品の放熱量を増す原因となっている。これらの熱量を適当に処理できなければ、トランジスタの処理速度の低下を招き、トランジスタの寿命に深刻な影響を及ぼす。電子部品の放熱効果を高めるための現在の方法として、熱源部に放熱器が提供され、自由対流または強制対流により放熱器のフィンを通して熱を外部に放散している。
通常、ヒートパイプは、小さい断面を有し、電源供給を加える必要なく大量の熱をかなりの距離に伝送することができる。ヒートパイプが小さい寸法を有し、生産するのに経済的であることから、各種の電子製品の放熱に広く用いられている。従来のヒートパイプとフィンの組み立て方式(特許文献1参照)は、ヒートパイプの上にアルミニウム製のフィンが設置され、放熱の面積を増加させている。しかし、これらのフィンとヒートパイプが圧入によって接合されることから、その効果的な密閉が達成し難い。仮にフィンとヒートパイプの嵌め合いがきつ過ぎた場合、ヒートパイプを破損させる可能性があり、逆に嵌め合いがゆる過ぎた場合、フィンがヒートパイプから外れる可能性がある。上述の両方の状況は、放熱の効率に悪影響を及ぼす。
図1Aと図1Bを参照すると、図1Aは、従来のヒートパイプとフィンの組み立て方式を示す放熱モジュールの概略図であり、図1Bは、図1AにおけるA部の拡大図である。従来の放熱モジュール100aは、U型ヒートパイプ110と複数のフィン120とにより構成され、U型ヒートパイプ110の内壁は、ウィックによる毛細構造を有する。この放熱モジュール100aは主に、U型ヒートパイプ110によって熱を熱源からフィン120に伝導し、対流の方式で熱を放散する。
図1Bに示すように、各フィン120は、ヒートパイプ110をその中に貫通させる貫通孔121をそれぞれ有する。貫通孔121の縁からは、閉塞していない環状の接合部122が延び、この接合部122は、フィン120の一側から突出している。接合部122の上端(即ち貫通孔121の上縁)は、開孔123を更に有し、ヒートパイプ110がフィン120の貫通孔121に貫通した後、注射器の針に似た注入方式を用いて、はんだ材料を図1Bの矢印Xに示す方向に沿って、開孔123が配置される空間の中に入れ、はんだ材料の接着力によってヒートパイプ110とフィン120を接合する。しかし、このような組み立て方法は、プロセスが複雑なだけでなく、操作が不便で、大量生産に適さない。また、注射針ではんだ材料を注入する時、はんだ材料が突出した接合部122の上端により妨げられ、必要なはんだ付けの面に流れることができず、はんだ付けが不完全になって、全体の放熱効率を低下させる可能性がある。
図1Cと図1Dを共に参照すると、図1Cは、従来のもう1つのヒートパイプとフィンの組み立て方式を示す放熱モジュールの概略図であり、図1Dは、図1CにおけるB部の拡大図である。従来の放熱モジュール100bは、U型ヒートパイプ130と複数のフィン140とにより構成され、U型ヒートパイプ130の内壁は、ウィックによる毛細構造を有する。この放熱モジュール100bは主に、U型ヒートパイプ130によって熱を熱源からフィン140に伝導し、対流の方式で熱を放散する。
図1Dに示すように、各フィン140は、それぞれヒートパイプ130をその中に貫通させる貫通孔141を有する。貫通孔141の縁からは、閉塞していない環状の接合部142が延び、この接合部142は、フィン140の一側から突出している。接合部142の上端(即ち貫通孔141の上縁)からは垂直に伸びた細長開口143を有し、ヒートパイプ130がフィン140の貫通孔141に貫通した後、はんだ材料を図1Dの矢印Yに示す方向に沿って、細長開口143が配置される空間に入れ、接合部142の上端に直接塗布することができる。続いて、硬化プロセスを行なうのに加熱炉に入れる時、ヒートパイプ130とフィン140を逆さにし、はんだ材料が溶融状態の時に重力によってヒートパイプ130の周囲に拡散されるようにする。
しかし、用いているU型ヒートパイプ130の両端がそれぞれ貫通孔141に貫通しているが、2つの貫通孔141がそれぞれフィン140の逆方向に伸びた細長開口143に連通していることから、はんだ材料は1つの方向にだけ流れ、はんだ材料を貫通孔141と接合部142に均一に拡散させることができない。よって、はんだ材料を均一に拡散させたい場合、はんだ材料の塗布と、フィン140およびヒートパイプ13の回転と、加熱炉による硬化の各ステップを、2回繰り返さなければならない。このような組み立て方法は、プロセスが複雑なだけでなく、操作が不便で大量生産に適さない。また、各フィン140の上に細長開口143を設置しなければならないことから、フィン140の放熱面積を減少させ、全体の放熱効率が低下する。
台湾特許第332681号明細書
よって、上述の問題を解決するために、本発明は、組み立てのステップが簡単なだけでなく、操作が便利で大量生産に適し、且つ、従来のはんだ付けが不完全な欠陥を防いで、高放熱効率を有することができるようにし、且つ、はんだ付けを行う時、はんだ材料を漏れ難くすることで、全体的な外観をきれいに保持することができる放熱モジュールおよびその組み立て方法を提供する。
本発明の目的に基づいて、ヒートパイプと少なくとも1つの熱導体を含む放熱モジュールを提供する。各熱導体は、貫通孔を有し、ヒートパイプをその中に貫通させる。貫通孔の縁からは接合部が延び、この接合部は凸溝を更に有し、凸溝に形成された空間にはんだ材料が配置される。
上述の放熱モジュールでは、接合部は、閉塞した環状を有しており、接合部は、熱導体の一側から突出される。接合部の断面形状は、円形,楕円形,半円形,長方形,三角形,四角形,台形,等辺多角形,または不等辺多角形である。熱導体は、放熱フィン,熱伝導板,またはその他の熱伝導性部品とすることができ、且つ、熱導体は、水平状,垂直状,傾斜状,放射状,またはその他の状態で配置することができる。
ヒートパイプの形状はU型であり、且つ、はんだ材料は、はんだペースト,サーマルグリース,またはその他の熱伝導材料とすることができる。また、ヒートパイプは、ベースを通して、または直接、熱源に接触して、熱源からの熱を熱導体に伝導することができる。熱源は、熱を発する電子部品(例えば、CPU,トランジスタ,サーバーなど)である。
上述の放熱モジュールでは、ヒートパイプの内壁は、ウィックによる毛細構造を有する。毛細構造の材質は、プラスチック,金属,合金,多孔性の非金属を含む材料より構成されたグループの中の1つから選ばれる。また毛細構造は、メッシュ,ファイバー(fiber),焼結体(sinter),溝状体(groove)より構成されたグループの中の1つから選ばれる。毛細構造をヒートパイプの内壁に形成する方法は、焼結,接着,充填,堆積より構成されたグループの中の1つから選ばれる。
上述の放熱モジュールでは、ヒートパイプ内は、熱を伝導させるための作動流体を含む。作動流体は、無機化合物,水,アルコール,液体金属,ケトン,冷媒,有機化合物より構成されたグループの中の1つから選ばれる。
本発明のもう1つの目的に基づいて、下記のステップを含む放熱モジュールの組み立て方法を提供する。まず、ヒートパイプと少なくとも1つの熱導体とを提供する。各熱導体は、貫通孔を有し、且つ、各熱導体は、貫通孔の縁から接合部が延び、接合部は凸溝を更に有する。凸溝に形成された空間の中にはんだ材料を配置する。ヒートパイプをこれらの熱導体の貫通孔の中に挿入する。熱導体とヒートパイプを逆さにし、リフロー処理を行う。
上述の放熱モジュールの組み立て方法では、接合部は、閉塞した環状を有しており、接合部は、熱導体の一側から突出される。接合部の断面形状は、円形,楕円形,半円形,長方形,三角形,四角形,台形,等辺多角形、または不等辺多角形である。熱導体は、放熱フィン,熱伝導板,またはその他の熱伝導性部品とすることができ、且つ、熱導体は、水平状,垂直状,傾斜状,放射状,またはその他の状態で配置することができる。ヒートパイプの形状はU型であり、且つ、はんだ材料は、はんだペースト,サーマルグリース,またはその他の熱伝導材料とすることができる。
従来の各種の接続方法に比べ、本発明のこのような組み立て方式は、組み立てのステップが簡単なだけでなく、操作が便利で大量生産に適する。また、凸溝が接合部と一体に形成されることから、はんだ材料が突出した接合部の上端による妨げにより、必要なはんだ付けの面に流れることができず、はんだ付けが不完全になって、全体の放熱効率を低下させる欠陥から防ぐことができ、放熱モジュールとして高放熱効率を有することができるようになる。はんだ材料が凸溝に形成された空間の中に先に配置されることから、ヒートパイプを挿入した時、ヒートパイプは、はんだ材料を凸溝内に保持し、はんだ材料でヒートパイプを完全に覆うことができる。また、各熱導体は、隣接する熱導体と近接して接続されていることから、熱導体間の間隙は小さく、リフロー処理時にはんだ材料が漏れ難く、放熱モジュールの全体的な外観をきれいに保持させることができる。
本発明についての目的,特徴,長所が一層明確に理解されるよう、以下に実施形態を例示し、図面を参照にしながら、詳細に説明する。
図2Aと図2Bを共に参照すると、図2Aは、本発明の好ましい実施例に基づいた放熱モジュールの分解図であり、図2Bは、図2AにおけるC部の拡大図である。本発明の放熱モジュール200は、U型ヒートパイプ210と複数の熱導体220とを含み、U型ヒートパイプ210は、ベースを通して、または直接、熱源に接触して、熱源からの熱を直接、熱導体220に伝導することができる。続いて、対流の方式(例えば、ファンを加えるなど)によって、熱は迅速に放散する。この実施例における熱源は、熱を発する電子部品(例えば、CPU,トランジスタ,サーバーなど)である。
一つの実施例において、熱導体220は、例えば、放熱フィン,熱伝導板,またはその他の熱伝導性部品とすることができる。熱導体220は、実際の需要に応じて、放熱フィンまたは熱伝導板に各種の配置を施すことができる。上述の配置の方式は、例えば、水平状,垂直状,傾斜状,放射状,またはその他の状態の配置方式である。
U型ヒートパイプ210の内壁はウィックによる毛細構造を有し、且つ、毛細構造の材質は、プラスチック,銅,アルミニウム,鉄などの金属や合金,または多孔性の非金属材料を含む。また毛細構造は、例えば、メッシュ,ファイバー(fiber),焼結体(sinter),および/または溝状体(groove)で構成される。毛細構造をU型ヒートパイプ210の内壁に形成する方法は、焼結,接着,充填および/または堆積からなることができる。U型ヒートパイプ210内は、作動流体を含み、この作動流体は、熱を伝導させるために用いられる。前述の作動流体は、例えば、無機化合物,水,アルコール,水銀などの液体金属,ケトン,フレオンなどの冷媒,またはその他の有機化合物である。作動流体の沸騰温度は、室内の圧力によって制御することができる。
各熱導体220は、少なくとも1つの貫通孔221を有し、ヒートパイプ210がその中に貫通するのを可能にする。貫通孔221の縁は、閉塞した環状を有する接合部222が延び、この接合部222は、熱導体220の一側から突出している。接合部222の下端(即ち貫通孔221の下縁)は、凸溝223を更に有する。この時、凸溝223が接合部222の下端に位置することから、はんだ材料を凸溝223に形成された空間の中に配置させることができる。はんだ材料は、例えば、はんだペースト,サーマルグリース,またはその他の熱伝導材料とすることができ、熱導体220とヒートパイプ210の外壁との間でスムーズな接続を提供することで、放熱モジュール200の全体の熱伝導効果を向上させることができる。
図3Aと図3Bを共に参照すると、図3Aは、図2Aにおける放熱モジュールの組み立て後の概略図であり、図3Bは、図3AにおけるD部の拡大図である。はんだ材料を凸溝223に形成された空間の中に配置した後、ヒートパイプ210を熱導体220の貫通孔221の中に挿入する。続いて、熱導体220とヒートパイプ210を上下逆さにして、リフロー処理で加熱炉に入れてはんだ材料を硬化させる。この時、凸溝223は、接合部222の上端に位置し、溶融状態のはんだ材料が重力によってヒートパイプ210の周囲(貫通孔221と接合部222に近接する部分)に均一に拡散する。こうして、はんだ材料によって覆われたヒートパイプ210は、熱導体220と完全に接合する目的を果たす。ここで注意するのは、接合部222,凸溝223およびヒートパイプ210を明確に表すために、図3Aと図3Bでははんだ材料を表していない、ということである。
接合部222の断面形状は、図2A,図2B,図3A,図3Bで表されたほぼ円形の他に、楕円形,半円形,長方形,三角形,四角形,台形,等辺多角形,または不等辺多角形などとすることもでき、且つ、ヒートパイプ210の断面形状も接合部222に対応させることで、ヒートパイプ210と熱導体220とを適切に接合でき、好ましい熱伝導の効率を達成できれば、設計上の需要に応じて変更することができる。
図2A,図2B,図3A,図3Bを共に参照すると、本発明は、下記のステップを含む放熱モジュールの組み立て方法を提供する。まず、ヒートパイプ210と少なくとも1つの熱導体220が提供される。各熱導体220は、貫通孔221を有し、且つ、各熱導体220は、貫通孔221の縁から接合部222が延び、貫通孔221を取り囲んで形成される接合部222は、凸溝223を更に有する。凸溝223に形成された空間の中にはんだ材料を配置する。ヒートパイプ210をこれらの熱導体220の貫通孔221の中に挿入する。そして、熱導体220とヒートパイプ210を逆さにし、リフロー処理を行う。
リフロー処理を行う時、はんだ材料を凸溝223に形成された空間の中に先に配置してから、熱導体220とヒートパイプ210を上下逆さにし、加熱炉に入れてはんだ材料を硬化させる。この時、溶融状態のはんだ材料が重力によってヒートパイプ210の周囲(貫通孔221と接合部222に近接する部分)に均一に拡散する。こうして、はんだ材料によって覆われたヒートパイプ210は、熱導体220と完全に接合することができ、好ましい熱伝導の効率を達成することができる。
このように、従来の各種の接続方法に比べ、本発明のこのような組み立て方式は、組み立てのステップが簡単なだけでなく、操作が便利で大量生産に適する。また、凸溝223が接合部222と一体に形成されることから、はんだ材料が突出した接合部122の上端による妨げにより、必要なはんだ付けの面に流れることができず、はんだ付けが不完全になって、全体の放熱効率を低下させる欠陥から防ぐことができ、放熱モジュールとして高放熱効率を有することができるようになる。はんだ材料が凸溝223に形成された空間の中に先に配置されることから、ヒートパイプ210を挿し入れた時、ヒートパイプ210は、はんだ材料を凸溝223内に保持し、はんだ材料でヒートパイプ210を完全に覆うことができる。また、各熱導体220は、隣接する熱導体220と近接して接続されていることから、熱導体220間の間隙は小さく、リフロー処理時にはんだ材料が漏れ難く、放熱モジュール200の全体的な外観をきれいに保持させることができる。
以上、本発明の好適な実施例を例示したが、これは本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限りにおいては、当業者であれば行い得る少々の変更や修飾を付加することは可能である。従って、本発明が保護を請求する範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
従来のヒートパイプとフィンの組み立て方式を示す概略図である。 図1AにおけるA部の拡大図である。 従来の別なヒートパイプとフィンの組み立て方式を示す概略図である。 図1CにおけるB部の拡大図である。 本発明の好ましい実施例に基づいた放熱モジュールの分解図である。 図2AにおけるC部の拡大図である。 図2Aの放熱モジュールの組み立て後における概略図である。 図3AにおけるD部の拡大図である。
符号の説明
100a,100b,200 放熱モジュール
110,130,210 U型ヒートパイプ
120,140 フィン
121,141,221 貫通孔
122,142,222 接合部
123,143 開口
220 熱導体
223 凸溝

Claims (10)

  1. ヒートパイプと、
    貫通孔を有し、前記ヒートパイプをその中に貫通させる少なくとも1つの熱導体とを含み、
    前記各熱導体の前記貫通孔の縁から接合部が延び、且つ、前記接合部は、凸溝を更に有し、前記凸溝に形成された空間にはんだ材料が配置される放熱モジュール。
  2. 前記接合部は、閉塞した環状を有していると共に、前記熱導体の一側から突出している請求項1に記載の放熱モジュール。
  3. 前記はんだ材料は、はんだペースト,サーマルグリース,またはその他の熱伝導材料である請求項1に記載の放熱モジュール。
  4. 前記熱導体は、放熱フィン,熱伝導板,またはその他の熱伝導性部品である請求項1に記載の放熱モジュール。
  5. 前記ヒートパイプの形状は、U型である請求項1に記載の放熱モジュール。
  6. ヒートパイプと、貫通孔を有し、且つ、前記貫通孔の縁から接合部が延び、前記接合部が凸溝を更に有する少なくとも1つの熱導体とを提供するステップ、
    前記凸溝に形成された空間の中にはんだ材料を配置するステップ、
    前記ヒートパイプを前記熱導体の前記貫通孔の中に挿入するステップ、
    前記熱導体と前記ヒートパイプを逆さにするステップ、および
    リフロー処理を行うステップを含む放熱モジュールの組み立て方法。
  7. 前記接合部は、閉塞した環状を有していると共に、前記熱導体の一側から突出している請求項6に記載の組み立て方法。
  8. 前記はんだ材料は、はんだペースト,サーマルグリース,またはその他の熱伝導材料である請求項6に記載の組み立て方法。
  9. 前記熱導体は、放熱フィン,熱伝導板,またはその他の熱伝導性部品である請求項6に記載の組み立て方法。
  10. 前記ヒートパイプの形状は、U型である請求項6に記載の組み立て方法。
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