JP2007042814A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体チップが小型化されても十分な放熱が可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】 アノード電極21が形成された上面と、アノード電極21の対極となるカソード電極26が形成された上面に対向する底面と、上面と底面の間に形成された側面を有し、底面の短辺に対する上面と底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップ20、半導体チップ20を収容可能な、底のある壁面を持つ凹部を有する配線金属板11が、主面側に固定された絶縁基板15、アノード電極21を底から最も遠い位置に配置して、半導体チップ20を配線金属板11の凹部に収容し、カソード電極26と配線金属板11とを接続する半田51、側面と配線金属板11とを接続する熱伝導材53、及び、アノード電極21に電気的に接続されたワイヤ41を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、高い放熱特性を必要とする半導体チップが小型化された半導体装置に関する。
近年、機器の小型化の要求は強い。機器の実装基板において、パワー半導体素子を形成した半導体チップあるいは半導体チップをパッケージに組み込んだパワー半導体装置(以下、半導体装置という)の関与する電源部分等の占める割合は大きく、小型化を実現するために、パワー半導体素子あるいは半導体チップは、より高周波での動作が可能となるように設計されることが多い。高周波化、すなわち、動作周波数が上がる程、高体積効率の電力変換が可能となり、動作に適した低損失なパワー半導体素子は、その素子サイズを小さくすることが可能となるからである。
ところで、パワーダイオード、並びに、サイリスタ、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、及び、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子を有する半導体チップ及び半導体装置は、比較的高い電圧を印加して正電極と負電極との間に大電流が流されるため、あるいは、スイッチング損失等が発生するために著しく発熱する。従って、この熱を放熱して、許容温度以下に維持することにより、パワー半導体素子は性能を発揮できる。
半導体装置の放熱構造は、例えば、パワー半導体素子(IGBT等)の底面全面に負電極であるコレクタ電極が形成され、このコレクタ電極が銅張りのセラミック基板の表面に、半田接合されて、更に、パワー半導体素子の上面に正電極であるエミッタ電極が形成され、アルミ線をセラミック基板の銅パターンにワイヤボンディングしてある例が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この開示された半導体素子の形状は、正電極及び負電極が形成される長方形の上面及び底面の一辺の長さが、上面と底面との距離、すなわち、厚さの数倍乃至それ以上である薄い板状であることが想定されているために、発生した熱は、底面の負電極と接合した半田及び銅板を介して、また、上面の正電極からアルミ線を介して、セラミック基板の方向に放熱される。しかしながら、高周波動作を可能とし、電力変換効率を上げて、小型化されたパワー半導体素子を有する半導体チップにおいて、上面及び底面の面積が小さくなると、底面から半田及び銅板を介して、あるいは上面からワイヤを介して行われる放熱が、十分でなくなるという問題が発生する。
特開平11−163045号公報(第2、3頁、図4)
本発明は、半導体チップが小型化されても十分な放熱が可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の半導体装置は、第1の電極が形成された上面、前記第1の電極の対極となる第2の電極が形成された前記上面に対向する底面、及び前記上面と前記底面の間に形成された側面を有し、前記底面の短辺に対する前記上面と前記底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップと、前記半導体チップを収容可能な、底のある壁面を持つ凹部を有する第1の導電材が、主面側に固定された支持部材と、前記第1の電極を前記底から最も遠い位置に配置して、前記半導体チップを前記第1の導電材の凹部に収容し、前記第2の電極と前記第1の導電材とを接続する導電性接着材、及び、前記側面と前記第1の導電材とを接続する熱伝導材と、前記第1の電極に電気的に接続された第2の導電材とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の別の態様の半導体装置は、第1の電極が形成された上面、前記第1の電極の対極となる第2の電極が形成された前記上面に対向する底面、及び前記上面と前記底面の間に形成された側面を有し、前記底面の短辺に対する前記上面と前記底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップと、前記半導体チップを収容可能な、1直線方向に開放され、他の方向に壁面を持つ貫通孔または溝を有する第1の導電材が、主面側に、前記1直線を前記主面に平行にして、固定された支持部材と、前記第1の電極と前記第2の電極とを前記1直線に垂直に配置して、前記半導体チップを前記第1の導電材の前記貫通孔または前記溝に収容し、前記第1の電極に電気的に接続された第2の導電材、前記第2の電極と電気的に接続された第3の導電材、及び前記側面と前記第1の導電材とを接続する熱伝導材とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の別の態様の半導体装置は、第1の電極が形成された上面、前記第1の電極の対極となる第2の電極が形成された前記上面に対向する底面、及び前記上面と前記底面の間に形成された側面を有し、前記底面の短辺に対する前記上面と前記底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップと、前記半導体チップを載置可能に形成された第1の導電材が、主面側に固定された支持部材と、前記半導体チップを前記第1の導電材に載置し、前記第2の電極と前記第1の導電材とを接続する導電性接着材と、前記第1の電極に電気的に接続された部分の断面積が小さく、前記第1の電極より離れた部分の断面積が大きな第1の導電材とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、半導体チップが小型化されても十分な放熱が可能な半導体装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。各図では、同一の構成要素には同一の符号を付す。図面において、要部は拡大して示される。また、正電極と負電極から構成されるパワーダイオードを半導体チップの例として説明するが、他に制御用電極を有する、例えば、IGBTやパワーMOSFET等については、第1の電極の側に制御用電極及び絶縁膜等が別に形成されていると考えて差し支えないので、以下の実施例では、説明を省略する。
本発明の実施例1に係る半導体装置について、図1乃至図3を参照しながら説明する。図1は半導体装置を概略的に示すもので、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図である。図2は半導体装置の主要構成要素である半導体チップを概略的に示すもので、図2(a)は全体の平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った半導体チップの周辺部を示す断面図である。図3は側面から放熱を行う場合の半導体チップの形状と接触可能面積の関係を模式的に示すもので、図3(a)は計算に使用する半導体チップの寸法比を示す斜視図、図3(b)は寸法比に基づく接触可能面積の倍率を示す図である。
図1に示すように、半導体装置1は、第1の電極であるアノード電極21が形成された上面と、アノード電極21の対極となる第2の電極であるカソード電極26が形成された上面に対向する底面と、上面と底面の間に形成された側面を有し、底面をなすほぼ正方形の1辺に対する厚さの比率が約1であるほぼ立方体形状の半導体チップ20、半導体チップ20を収容可能な底のある壁面を持つ凹部を有する第1の導電材である配線金属板11が、主面である上部表面側に固定された支持部材である絶縁基板15、アノード電極21を底から最も遠い位置に配置して、半導体チップ20を配線金属板11の凹部に収容し、カソード電極26と配線金属板11とを接続する導電性接着材である半田51及び半導体チップ20の側面と配線金属板11とを接続する熱伝導材53、及び、アノード電極21に電気的に接続された第2の導電材であるワイヤ41とを備えている。
絶縁基板15は、例えば、アルミナ等のセラミックからできている。絶縁基板15の表面に、庇のように張り出した鍔のある内側が凹部である枡状をなした、例えば、銅からなる配線金属板11が、枡の部分を埋め込むように形成され、固定されている。枡の部分の内側の底面と半導体チップ20の底面とは、半田51を介して、固着されている。内側の側面と半導体チップ20の側面とは、例えば、熱伝導性且つ絶縁性のシリコーン等からなる熱伝導材53を介して接触している。なお、熱伝導材53を介してとは、枡の部分の内側の側面と半導体チップ20の側面が直接接触している部分がある場合も含んでいる。また、配線金属板11は、電気配線としての機能を損なわない範囲で、枡の部分の一部を切り欠いた構造であっても差し支えない。
半導体チップ20の上面は、配線金属板11の鍔の部分の表面とほぼ同一の面をなすように配置されている。配線金属板11の枡の部分から延びる鍔の部分は、例えば、図1(a)のA−A線に沿う方向には長く伸び、この長く伸びた鍔の部分を他の電極端子等(図示略)に接続することが可能である。半導体チップ20の上面中央部のアノード電極21の中央部には、例えば、アルミニウムからなるワイヤ41がボンディングされて、ワイヤ41の他端は、例えば、絶縁基板15上の他の電極端子(図示略)と接続される。
半田51は、半導体チップ20のカソード電極26と配線金属板11とを電気的及び熱伝導的に接続している。熱伝導材53は、半導体チップ20の側面と配線金属板11の側面とを熱伝導的に接続している。配線金属板11は、電気的な導通路としての役割と共に、半導体チップ20で発生した熱を、接続された絶縁基板15の方向に伝導する熱伝導板としての役割を担っている。ワイヤ41は、電気的な導通路としての役割と共に、熱伝導路としての役割を担っている。
図2(a)に示すように、半導体チップ20は、上面の中央部に広く、ほぼ正方形に形成されたアノード電極21、その周辺部外側に正方形の枠を形成した絶縁膜23、及び、更に周辺部外側に正方形の枠を形成した端部電極24を有している。それぞれの正方形の角の部分は、丸みを有していても差し支えない。なお、半導体チップ20は、パワーダイオードの例を示しているが、サイリスタ、パワーMOSFET、及びIGBT等のスイッチング素子、その他の素子、あるいは、これらの素子を含む複合素子であって差し支えない。
図2(b)に示すように、半導体チップ20の上面中央部(図面左方向)から絶縁膜23近傍に至るまで、アノード電極21の下側にp+型アノード層35、p+型アノード層35の下側に半導体チップ20の周辺部まで延びるn−型カソード層33、更に、n−型カソード層33の下側に半導体チップ20の周辺部まで延びるn+型カソード層31が形成されている。絶縁膜23の下側に接触して、p+型アノード層35に接続したp−型リサーフ(RESURF, REduced SURface Field)層36が形成されている。端部電極24の下側には、n+型ストップ層38が形成されている。そして、n+型カソード層31の下面側底面にカソード電極26が形成されている。電極以外の側面は、全てn型の半導体層が表面に露出するように形成されている。
絶縁膜23と端部電極24、及びこれらの下側の領域を緩和領域25と称し、この緩和領域25を有する終端部は、局所的に電界が集中することのない構成となっている。また、この緩和領域25は、主要電流が流れないので、発熱は無視できる程度に小さい。緩和領域25は、半導体チップ20に要求される耐圧によって決まり、適する幅を有する領域に形成される。
以上のような本発明の実施例1の半導体装置1では、底面がほぼ正方形で、正方形の1辺に対する厚さの比率が約1の立方体形状の半導体チップ20が、その底面及び側面を熱伝導性の半田51及び熱伝導材53をそれぞれ介して、導電パターン11及び絶縁基板15に熱伝導可能に接続されている。例えば、半導体チップ20が、半田51を介して底面だけを導電パターン11に接続される場合に比較して、この半導体装置1では、半導体チップ20は、約5倍の接触面積で導電パターン11に接続されている。その結果、高周波動作が可能で小型化された半導体チップ20の単位体積当たりの発熱量の増加は大きくなるが、半導体装置1は、半導体チップ20で発生した熱を十分に放熱することが可能となる。
つまり、小型化された半導体チップ20は、底面(または上面)の面積に対して、厚さが相対的に大きくなるが、底面に加えて側面からの放熱経路を確保することにより、半導体チップ20の特性を発揮することが可能となる。側面も加えて放熱経路を確保する構成は、パワーダイオードを有する半導体チップ20に限定されず、他の種類のパワー半導体素子を有する半導体チップ及び半導体装置に適用できることはいうまでもない。また、熱伝導材53は、絶縁性なので、側面に露出する半導体の導電型や電極の有無等に影響を与えることはなく、また、例えば、pn接合が露出しているような他の種類の側面構造からなる半導体チップを有する半導体装置に適用しても差し支えない。
なお、側面を放熱経路に使用する半導体チップの形状と熱伝導のための接触可能面積との関係について、発明者が検討した結果を説明する。
図3(a)に示すように、半導体チップを直方体として、底面の長方形の短辺を1と固定して、半導体チップの厚さの比率をX、底面の長辺の長さの比率をYとする。そして、接触可能な面を底面及び側面として、底面と側面の面積の和(SA)が、底面の面積(S1)より大きいほど、熱伝導の可能性が大きいとして、SAがS1の何倍になるかを、X及びYをパラメータとして見積もった。
図3(b)に示すように、横軸を厚さの比率(X)として、縦軸を接触可能面積倍率(SA/S1)とする。Y=1、すなわち、底面が正方形の場合、例えば、Xが1/4のとき、接触可能面積倍率は2倍となる。本実施例の場合、Xが約1なので、接触可能面積倍率は約5倍となり、放熱経路として大きな効果があることが予想される。Yが大きくなると、底面は正方形からずれて行くが、例えば、Yが10を越えて大きくなっても、Xが1/4のときに、接触可能面積倍率は1.5倍程度を確保できる。通常の半導体チップは、Yが2程度までの形状に作製されることが多く、例えば、Yが2の場合、接触可能面積倍率は約1.75倍となる。半導体装置として、放熱の効果が明らかに見えてくる接触可能面積倍率は、1.5から2であることを得ており、Xを1/4乃至それ以上にすることは妥当である。なお、Xが1/4以下であっても、放熱効果を少しでも上げたい場合は、本実施例を適用することは差し支えない。
本発明の実施例2に係る半導体装置について、図4を参照しながら説明する。図4は半導体装置を概略的に示す断面図である。本実施例は、半導体チップを収容する枡状の部分が絶縁基板の表面に突出している点が上記実施例1と異なる。以下では、上記実施例1と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図4に示すように、半導体装置2は、半導体チップ20、上部表面に、半導体チップ20を収容可能に形成した、第1の導電材である、例えば、銅からなる配線金属板61、及び、同様に第1の導電材である、例えば、銅からなる熱伝導板63が固定された絶縁基板65、アノード電極21に電気的に接続されたワイヤ41、カソード電極26と配線金属板61との間に配設された半田51、及び、半導体チップ20の側面と熱伝導板63との間に配設された熱伝導材53とを備えている。
例えば、アルミナ等からなる絶縁基板65の表面に、平板状の配線金属板61が固定されている。配線金属板61の上面に、底面を配線金属板61として、側面を熱伝導板63で囲んだ枡形が形成され、固定されている。枡の底面をなす配線金属板61が、図面左右方向に長く伸び、この長く伸びた部分を他の電極端子等(図示略)に接続することが可能である。半導体チップ20の上面は、枡の側面をなす熱伝導板63の上部の端面の部分とほぼ同一の面をなすように配置されている。
半田51は、半導体チップ20のカソード電極26と配線金属板61とを電気的及び熱伝導的に接続している。熱伝導材53は、半導体チップ20の側面と熱伝導板63の側面とを熱伝導的に接続している。熱伝導板63は、下部の端面を配線金属板61に熱伝導的に接続されている。配線金属板61は、電気的な導通路としての役割と共に、半導体チップ20で発生した熱を、接続された絶縁基板65の方向に伝導する熱伝導板としての役割を担っている。
以上のような本発明の実施例2の半導体装置2では、半導体チップ20が、その底面及び側面を熱伝導性の半田51及び熱伝導材53をそれぞれ介して、導電パターン61及び熱伝導板63に伝導可能に接続され、更に、絶縁基板65に接続されている。つまり、半導体装置2は、半導体チップ20の底面と4つの側面が熱伝導的に絶縁基板65に接続されており、実施例1の半導体装置1に匹敵する熱伝導が可能となり、半導体チップ20で発生した熱を十分に放熱することが可能となる。なお、熱伝導板63の厚さは、発熱量に応じて、適切な厚さとすることは差し支えない。
従って、半導体装置2は、実施例1と同様な効果が得られる他に、熱伝導板の枡形の部分を埋め込むための穴を絶縁基板65に形成する必要がなく、工程削減によるコスト抑制が可能となる。
本発明の実施例3に係る半導体装置について、図5を参照しながら説明する。図5は半導体装置を概略的に示す断面図である。本実施例は、半導体チップを複数個収容している点が上記実施例1と異なる。以下では、上記実施例1と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図5に示すように、半導体装置3は、半導体チップ20、上部表面に、複数の半導体チップ20を収容可能に形成した、例えば、銅からなる配線金属板71、及び、同様な、例えば、銅からなる熱伝導板73が固定された絶縁基板75、アノード電極21に電気的に接続された導電材であるワイヤ41、カソード電極26と、例えば、銅からなる配線金属板71との間に配設された半田51、及び、半導体チップ20の側面と配線金属板71または熱伝導板73との間に配設された熱伝導材53とを備えている。
絶縁基板75の表面に、絶縁基板75に接する部分には庇のように張り出した鍔がある配線金属板71が、熱伝導板73によって複数の枡をなすように仕切られて、枡の部分を埋め込むように形成され、固定されている。つまり、熱伝導板73には、両側から、半導体チップ20の側面が接触している。
個々の半導体チップ20の上面は、熱伝導板73の上面及び配線金属板71の鍔の部分の表面と、ほぼ同一の面をなすように配置されている。配線金属板71の鍔の部分は、例えば、図面左右方向に長く伸び、この長く伸びた鍔の部分を他の電極端子等(図示略)に接続することが可能である。
半田51は、半導体チップ20のカソード電極26と配線金属板71とを電気的及び熱伝導的に接続している。熱伝導材53は、半導体チップ20の側面と配線金属板71の側面とを熱伝導的に接続している。熱伝導板73は、下部の端面を配線金属板71に熱伝導的に接続されている。配線金属板71は、電気的な導通路としての役割と共に、半導体チップ20で発生した熱を、接続された絶縁基板75の方向に伝導する熱伝導板としての役割を担っている。
以上のような本発明の実施例3の半導体装置3では、半導体チップ20が、その底面及び側面を熱伝導性の半田51及び熱伝導材53をそれぞれ介して、導電パターン71及び熱伝導板73に伝導可能に接続され、更に、絶縁基板75に接続されている。つまり、半導体装置3は、個々の半導体チップ20の底面と4つの側面が熱伝導的に絶縁基板75に接続されており、実施例1の半導体装置1に匹敵する熱伝導が可能となり、複数の半導体チップ20で発生した熱を十分に放熱することが可能となる。なお、熱伝導板73の厚さは、発熱量に応じて、適切な厚さとすることは差し支えない。
実施例1と同様な効果の他に、半導体装置3は、小型化された半導体チップ20の個数を適宜選択することにより、要求される電流容量等に細かく且つ容易に対応できる。
本発明の実施例4に係る半導体装置について、図6を参照しながら説明する。図6は半導体装置を概略的に示す断面図である。本実施例は、半導体チップを複数個収容している点が上記実施例2と異なる。以下では、上記実施例1乃至実施例3と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図6に示すように、半導体装置4は、半導体チップ20、上部表面に、複数の半導体チップ20を収容可能に形成した、例えば、銅からなる配線金属板81、及び、同様な、例えば、銅からなる熱伝導板83が固定された絶縁基板85、アノード電極21に電気的に接続されたワイヤ41、カソード電極26と配線金属板81との間に配設された半田51、及び、半導体チップ20の側面と熱伝導板83との間に配設された熱伝導材53とを備えている。
絶縁基板85の表面に、平板状の配線金属板81が固定されている。配線金属板81の上面に、底面を配線金属板81として、側面を熱伝導板83で囲んだ複数の枡が形成され、固定されている。隣接する枡の熱伝導板83は互いに共有されている。つまり、仕切り位置の熱伝導板83には、両側から、半導体チップ20の側面が接触している。
個々の半導体チップ20の上面、及び、熱伝導板83の上面は、ほぼ同一の面をなすように配置されている。枡の底面をなす配線金属板81は、図面左右方向に長く伸び、この長く伸びた部分を他の電極端子等(図示略)に接続することが可能である。
半田51及び熱伝導材53は、実施例1乃至実施例3で説明したものと同様な役割を担っている。熱伝導板83及び配線金属板81は、位置や個数は必ずしも同じではないものの、実施例1乃至実施例3で説明した同名称の構成要素と同様な役割を担っている。
以上のような本発明の実施例4の半導体装置4は、実施例2の持つ熱伝導的な経路と同様な経路を有し、実施例2と同様な効果を有している。また、半導体装置4は、実施例3の持つ熱伝導的な経路と一部同様な経路を有し、実施例3の効果と同様な効果を有している。つまり、半導体装置4は、複数の半導体チップ20で発生した熱を十分に放熱することが可能となる。
本発明の実施例5に係る半導体装置について、図7を参照しながら説明する。図7は半導体装置を概略的に示すもので、図7(a)は正面図、図7(b)は図7(a)のC−C線に沿った断面図である。本実施例は、半導体チップを横置きにしている点が上記実施例と異なる。すなわち、小型化された半導体チップの、単位体積当たりの発熱量の増加が上記実施例に比較して小さい場合である。以下では、上記実施例2と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図7に示すように、半導体装置5は、半導体チップ20a、上部表面に、半導体チップ20を横置きに収容可能なように4角柱に貫通孔を有する管状に形成された、例えば、銅からなる熱伝導板93a、93b、93cが固定された絶縁基板65、アノード電極21とカソード電極26を貫通孔の開口部に配置して、横置きに収容された半導体チップ20のアノード電極21に電気的に接続されたワイヤ41、カソード電極26に電気的に接続された第3の導電材であるワイヤ41、及び、熱伝導板93a、93b、93cと半導体チップ20aの側面との間に配設された熱伝導材53とを備えている。なお、半導体チップ20aは、単位体積当たりの発熱量の増加が上記実施例に比較して小さいことが異なるが、上記実施例の半導体チップ20と同じ形状を有している。
図7(a)に示すように、絶縁基板65の表面に固定された熱伝導板93a、熱伝導板93aの上方に、絶縁基板65の表面に垂直なΠ字型の左右支柱部を構成する熱伝導板93b、及び絶縁基板65の表面に平行なΠ字型の頭頂部を構成する熱伝導板93cが、組み合わされて空孔を形成している。熱伝導板93a、93b、93cのなす空孔の中に、熱伝導材53を介して、半導体チップ20aが、その側面と熱伝導板93a、93b、93cとが対向するように固定されている。
図7(b)に示すように、半導体チップ20aの対向する2組の2側面は、絶縁基板65の表面に、それぞれ、平行及び垂直に位置し、半導体チップ20aの上面と底面は、絶縁基板65の表面に垂直な関係にある。半導体チップ20aの上面及び底面は、熱伝導板93b、93cの端部が形成するそれぞれの面とほぼ同一の面をなすように、すなわち、熱伝導板93a、93b、93cのなす空孔に蓋をするように配置されている。
熱伝導板93aは、熱伝導板93bに垂直な方向に、長く延びるように形成されている。アノード電極21及びカソード電極26に接続されたワイヤ41の他端は、それぞれ、例えば、絶縁基板65上の他の電極端子(図示略)と接続される。
熱伝導材53は、半導体チップ20aの側面と熱伝導板93a、93b、93cの内面とを熱伝導的に接続している。熱伝導板93cは、両端部を熱伝導板93bに熱伝導的に接続され、熱伝導板93bは、それぞれの端部を熱伝導板93aに熱伝導的に接続され、熱伝導板93aは、絶縁基板65に熱伝導的に接続されている。
以上のような本発明の実施例5の半導体装置5では、半導体チップ20aで発生した熱は、それぞれの側面から、熱伝導板93a、93b、93cを経由して、主に絶縁基板65に放熱される。また、上面及び底面から、ワイヤ41を経由して放熱される。つまり、高周波動作が可能で小型化された半導体チップ20aの単位体積当たりの発熱量の増加が比較的小さな半導体装置5は、半導体チップ20aで発生した熱を十分に放熱することが可能となる。なお、半導体装置5は、半導体チップ20aが必要としている放熱量が、本実施例より小さい場合、例えば、熱伝導板93cを省略した溝形構造とすることは差し支えない。
更に、半導体装置5は、半田を使用することなく半導体チップ20aを熱伝導的に絶縁基板65に接続することができる。従って、半導体装置5は、半田工程における熱的なダメージの抑制及び工程削減によるコスト抑制が可能となる。
本発明の実施例6に係る半導体装置について、図8を参照しながら説明する。図8は半導体装置を概略的に示す断面図である。本実施例は、半導体チップの側面に熱伝導板の配設がなく、先端細線ワイヤを使用する点が上記実施例と異なる。すなわち、小型化された半導体チップの、単位体積当たりの発熱量の増加が上記実施例に比較して小さい場合である。以下では、上記実施例2と同一構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図8に示すように、半導体装置6は、半導体チップ20b、上部表面に前記半導体チップを載置可能に形成された配線金属板61を有する絶縁基板65、半導体チップ20bを配線金属板61に載置し、アノード電極21に電気的に接続された部分の断面積が小さく、アノード電極21より離れた部分の断面積が大きな先端細線ワイヤ101、カソード電極26と配線金属板61との間に配設された半田51とを備えている。なお、半導体チップ20bは、単位体積当たりの発熱量の増加が上記実施例に比較して小さいことが異なるが、上記実施例の半導体チップ20と同じ形状を有している。
先端細線ワイヤ101の一端は、電流許容範囲及び小型化された半導体チップ20bの上面中央部のアノード電極21の面積を超えない程度に細く、例えば、50μm径の細線部102を有し、アノード電極21より離れた部分は太く、例えば、250μm径の太線部103を有している。先端細線ワイヤ101の太線部103側の他端は、例えば、絶縁基板65上の他の電極端子(図示略)と接続される。先端細線ワイヤ101は電気的な導通路としての役割と共に、半導体チップ20bで発生した熱を、接続された絶縁基板65上の他の電極端子に伝導する熱伝導路としての役割を担っている。
半田51は、半導体チップ20bのカソード電極26と配線金属板61とを電気的及び熱伝導的に接続している。
上記のような本発明の実施例6の半導体装置6は、半導体チップ20bの底面が熱伝導的に絶縁基板65に接続され、上面が絶縁基板65上の他の電極端子に熱伝導的に接続されているので、半導体チップ20bで発生した熱を十分に放熱することが可能となる。
つまり、単位体積当たりの発熱量の増加が比較的小さな場合において、熱伝導板を配設する必要がないので、工程削減及び材料削減により、半導体装置6の作製コストの抑制が可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、小型化されたパワー半導体素子を有する半導体チップから、それぞれの要求に見合って、十分な放熱が可能な半導体装置を実施例1から実施例6で説明した。しかしながら、多様な要求の中から別の放熱特性に合わせる場合、実施例1から実施例6で説明した構成要素を適宜組み合わせて、新たな半導体装置を作製することは可能である。
また、実施例では、半導体チップの上面が配線金属板あるいは熱伝導板の端面とほぼ同一面となる場合を説明したが、同一面とならなくても差し支えない。
また、実施例では、導電性接着材として半田を用いる例を示したが、エポキシ樹脂等に導電性材料として銀、金、銅、炭素等の導電性の材料を混入させた導電性樹脂接着材を使用しても差し支えない。
また、実施例では、熱伝導材が、半導体チップの側面に接触する例を示したが、熱伝導材は絶縁性なので、半導体チップの上面に掛かる構成としても差し支えない。
また、実施例では、熱伝導材が、絶縁性である場合を説明したが、導電性であっても差し支えない。例えば、絶縁性樹脂の中に銀、金、銅、炭素等の導電性の材料を混入させた導電性材料、または、グラファイトシート等であっても差し支えない。
また、実施例では、支持基板としてセラミック基板を用いる例を示したが、セラミック基板を、例えば、モリブデン、タングステンのような金属材料に置き換えても差し支えない。
また、実施例では、同一種類の半導体チップを複数個組み込んだ半導体装置の例を説明したが、組み込む半導体チップは別種類のものであっても差し支えない。半導体チップの大きさや形状も必ずしも同一である必要はない。
また、実施例では、ワイヤはアルミニウムの例を示したが、その他の金属、例えば、金、銅等であっても差し支えない。更に、断面が円形に限らず、例えば、断面が扁平な長方形をしたリボン状であっても差し支えない。
また、実施例では、半導体チップの材料は限定してないが、シリコン(Si)、シリコンカーバイド(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム(AlN)、ダイヤモンド(C)、その他であって差し支えない。
本発明の実施例1に係る半導体装置を概略的に示すもので、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿った断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の主要構成要素である半導体チップを概略的に示すもので、図2(a)は全体の平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った半導体チップの周辺部を示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の主要構成要素である半導体チップ形状と接触可能面積の関係を模式的に示すもので、図3(a)は半導体チップの寸法比を示す斜視図、図3(b)は接触可能面積の倍率を示す図。 本発明の実施例2に係る半導体装置を概略的に示す断面図。 本発明の実施例3に係る半導体装置を概略的に示す断面図。 本発明の実施例4に係る半導体装置を概略的に示す断面図。 本発明の実施例5に係る半導体装置を概略的に示すもので、図7(a)は正面図、図7(b)は図7(a)のC−C線に沿った断面図。 本発明の実施例6に係る半導体装置を概略的に示す断面図。
符号の説明
1、2、3、4、5、6 半導体装置
11、61、71、81 配線金属板
15、65、75、85 絶縁基板
20、20a、20b 半導体チップ
21 アノード電極
23 絶縁膜
24 端部電極
25 緩衝領域
26 カソード電極
31 n+型カソード層
33 n−型カソード層
35 p+型アノード層
36 p−型リサーフ層
38 n+型ストッパ層
41 ワイヤ
51 半田
53 熱伝導材
63、73、83、93a、93b、93c 熱伝導板
101 先端細線ワイヤ
102 細線部
103 太線部

Claims (5)

  1. 第1の電極が形成された上面、前記第1の電極の対極となる第2の電極が形成された前記上面に対向する底面、及び前記上面と前記底面の間に形成された側面を有し、前記底面の短辺に対する前記上面と前記底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップと、
    前記半導体チップを収容可能な、底のある壁面を持つ凹部を有する第1の導電材が、主面側に固定された支持部材と、
    前記第1の電極を前記底から最も遠い位置に配置して、前記半導体チップを前記第1の導電材の凹部に収容し、前記第2の電極と前記第1の導電材とを接続する導電性接着材、及び、前記側面と前記第1の導電材とを接続する熱伝導材と、
    前記第1の電極に電気的に接続された第2の導電材と、
    を備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1の電極が形成された上面、前記第1の電極の対極となる第2の電極が形成された前記上面に対向する底面、及び前記上面と前記底面の間に形成された側面を有し、前記底面の短辺に対する前記上面と前記底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップと、
    前記半導体チップを収容可能な、1直線方向に開放され、他の方向に壁面を持つ貫通孔または溝を有する第1の導電材が、主面側に、前記1直線を前記主面に平行にして、固定された支持部材と、
    前記第1の電極と前記第2の電極とを前記1直線に垂直に配置して、前記半導体チップを前記第1の導電材の前記貫通孔または前記溝に収容し、前記第1の電極に電気的に接続された第2の導電材、前記第2の電極と電気的に接続された第3の導電材、及び前記側面と前記第1の導電材とを接続する熱伝導材と、
    を備えていることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記半導体チップの側面は4つの面からなり、各側面は、前記熱伝導材または前記第1の導電材に接触していることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 第1の電極が形成された上面、前記第1の電極の対極となる第2の電極が形成された前記上面に対向する底面、及び前記上面と前記底面の間に形成された側面を有し、前記底面の短辺に対する前記上面と前記底面との間の距離(厚さ)の比率が1/4以上ある半導体チップと、
    前記半導体チップを載置可能に形成された第1の導電材が、主面側に固定された支持部材と、
    前記半導体チップを前記第1の導電材に載置し、前記第2の電極と前記第1の導電材とを接続する導電性接着材と、
    前記第1の電極に電気的に接続された部分の断面積が小さく、前記第1の電極より離れた部分の断面積が大きな第1の導電材と、
    を備えていることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記半導体チップは、複数個からなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016121340A1 (ja) * 2015-01-29 2016-08-04 日本電気株式会社 高周波モジュールおよび高周波モジュールの製造方法

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