JP2007041818A - 素材選択シミュレーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 素材に手で触れてその感触を実際に確かめることができ、かつ、その素材により構成される物品を仮想空間内に配置するシミュレーションを行うことができる素材選択シミュレーションシステムを提供すること。
【解決手段】 シミュレーション実施者は、先ず、サンプル素材30〜38を見て、それに触れ、次に、これらのサンプル素材30〜38のうちのいずれかをサンプル情報読取手段50にかざす。すると、選択したサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が、ディスプレイ装置20の画面上に表示された画像中、すなわち仮想空間内に配置される。これにより、サンプル素材の選択と連動したシミュレーションにより、リアルとバーチャルとがディスプレイ装置20の画面上で結び付けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中で、複数種類の素材の中から選択された素材により構成される物品を配置するシミュレーションを行うための素材選択シミュレーションシステムに係り、例えば、建物や自動車の内装や外装、服装等の素材選択、あるいは素材選択を通じた各種デザインを行う場合等に利用できる。
従来より、店舗内で商品を購入する顧客や、各種展示会における展示物品の観覧者が、複数用意された商品や展示物品の中から詳細情報を把握したい所望の商品や展示物品を選択し、その商品や展示物品を所定の位置に配置された読取装置にかざすと、その商品や展示物品に付された識別情報が読取装置により読み取られ、その識別情報に対応する説明、すなわち選択された商品や展示物品に対応する説明の提示が画面表示や音声出力により行われる商品や展示物品の説明システムがある(特許文献1参照)。
また、商品や展示物品の位置は固定的であり、商品や展示物品の説明のための画面表示や音声出力を行う再生装置が携帯可能とされているシステムもある(特許文献2〜5,7,9参照)。
さらに、観覧者に対し、展示会場の入場受付で会員証となる非接触ICタグを発行し、展示会場内で観覧者が興味を持った展示物品に対応して設けられた非接触ICリーダ/ライタに非接触ICタグをかざすことで、興味を持った展示物品だけの詳細データが退場受付で観覧者に提供されるようにしたシステムもある(特許文献6参照)。
また、展示会等の催しや量販店等の店舗への来場者と、来場者が興味を持った展示物品や商品とを、来場者のICカード、説明員のIDを記録したICタグ、展示物品や商品のIDを記録したICタグを用いて対応付け、来場者に係る情報を効率よく管理する顧客管理システムがある(特許文献8参照)。
一方、色や素材等のバリエーションのある商品画像を、写真等の背景画像をベースにして組み合わせるシミュレーションを行うことができる画像合成システムがある(非特許文献1参照)。
特開平9−261139号公報(段落[0010]、[0011]、図1、要約) 特開2001−77746号公報(図1、要約) 特開2002−92231号公報(図1、要約) 特開2002−157371号公報(図1、要約) 特開2002−175474号公報(図1、要約) 特開2002−259611号公報(図1、要約) 特開2003−347991号公報(図1、要約) 特開2004−118523号公報(図1、要約) 特許第3636064号公報(図1、要約) 大日本印刷株式会社、"Tri−V DESIGNER"、[online]、大日本印刷ホームページ、[平成17年7月30日検索]、インターネット<URL:http://www.dnp.co.jp/cio/Triv/index.html>
しかしながら、前述した特許文献1〜9に記載された従来の展示物品や商品の説明システムでは、展示物品や商品の実物を見たり、あるいは触った後、さらにそれらの展示物品や商品の詳細情報を知りたい場合には、それらの展示物品や商品についての説明の提示を受けることができるが、単に、展示物品や商品の詳細情報を知ることができるだけであるため、その展示物品や商品を配置した場合の周囲の環境との調和を確認したり、選択した展示物品や商品を使って各種デザインを行うことはできない。
一方、前述した非特許文献1に記載された画像合成システムでは、選択した商品画像を用いて建物の内装や外装、あるいは服装のデザインやチェックを行うことができるが、実物の商品を見たり、触れたりすることはできず、単に、ディスプレイ装置の画面上、すなわち仮想空間でのシミュレーションを行うことができるにすぎない。
本発明の目的は、素材に手で触れてその感触を実際に確かめることができ、かつ、その素材により構成される物品を仮想空間内に配置するシミュレーションを行うことができる素材選択シミュレーションシステムを提供するところにある。
本発明は、ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中で、複数種類の素材の中から選択された素材により構成される物品を配置するシミュレーションを行うための素材選択シミュレーションシステムであって、各素材の色を含む表面性状の種別を識別するためのパターンIDを含む情報を記録した非接触ICタグまたはバーコード若しくは2次元バーコードをそれぞれ付された複数種類のサンプル素材と、これらの各サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品がそれぞれ写っている複数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材に付された非接触ICタグまたはバーコード若しくは2次元バーコードに記録されたパターンIDを含む情報を読み取るサンプル情報読取手段と、このサンプル情報読取手段により読み取られたパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている画像データを画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを用いて、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品を配置した状態の画像をディスプレイ装置の画面上に表示する処理を行う物品配置処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
ここで、「物品」には、完成品(例えば、ソファー全体等)のみならず、完成品を構成する部品(例えば、ソファーの肘掛け部分等)も含まれる。また、動産、不動産のいずれも含まれる。さらに、販売の対象になる商品の他、商品でないものも含まれる。また、人間や動物に着せる服も含まれる。なお、「物品」が配置される背景画像は、例えば、生活空間、都市空間、宇宙空間、水中等、いずれの画像でもよい。
また、素材の「表面性状」には、素材の色の他、例えば、模様、柄、光沢等の外観上認識することができる要素、すなわち素材の表面の視覚的要素(視覚に訴える要素)が含まれる。
さらに、「パターンIDに基づき」目的の画像データを画像データ記憶手段から取得することには、例えば、パターンIDにより画像データ記憶手段内における目的の画像データの格納場所を把握し、この格納場所から目的の画像データを取得すること等が含まれる。
このような本発明においては、シミュレーション実施者は、先ず、サンプル素材を見て、それに触れ、次に、このサンプル素材をサンプル情報読取手段にかざすことで、選択したサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が、ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中に配置される。このため、シミュレーション実施者は、サンプル素材に手で触れて実物の素材の感触を確かめつつ、その素材により構成される物品を仮想空間内に配置するシミュレーションを行うことが可能となる。従って、サンプル素材の選択と連動したシミュレーションにより、リアルとバーチャルとをディスプレイ装置の画面上で結び付けることが可能となり、これらにより前記目的が達成される。
そして、ディスプレイ装置の画面上に表示された画像において、素材の選択対象となる物品は、1つでもよく、複数でもよい。複数の場合には、次のような構成とすることが望ましい。すなわち、前述した素材選択シミュレーションシステムにおいて、ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中には、素材の選択対象となる複数の物品の画像が含まれ、サンプル素材は、各物品について各表面性状毎に用意され、非接触ICタグまたはバーコード若しくは2次元バーコードには、素材の選択対象となる各物品の種別を識別するためのパーツIDおよび各物品毎に振られたパターンID、または各物品の種別および表面性状の種別を合わせて識別するための混成IDが記録され、画像データは、各物品を物品単位で切り抜いて生成された切り抜き画像による画像データとされ、画像データ記憶手段には、各物品について各表面性状毎に生成された画像データが記憶され、サンプル情報読取手段は、非接触ICタグまたはバーコード若しくは2次元バーコードに記録されたパーツIDおよびパターンID、または混成IDを含む情報を読み取る構成とされ、物品配置処理手段は、サンプル情報読取手段により読み取られたパーツIDおよびパターンID、または混成IDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている画像データを画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データをパーツIDまたは混成IDにより識別された物品に対応する階層に配置するレイヤー表示を行う構成とされていることが望ましい。
ここで、「混成ID」は、物品の種別を識別することができ、かつ、表面性状の種別を識別することができるようになっていればよく、例えば、パーツIDとパターンIDとをハイフンやコロン等の記号で繋いだIDでもよく、あるいは、百番台は物品が床の場合、2百番台は物品が壁の場合、3百番台は物品が天井の場合等とされ、下2桁が各物品の表面性状を示す番号とされている場合等のように、上位の桁と下位の桁とで物品の種別と表面性状の種別とを識別できるようにしたIDでもよく(この場合には、パーツIDとパターンIDとを単に連結した状態になっていると考えてもよい。)、あるいは、1〜50は物品が床の場合についての各表面性状を示す番号とされ、51〜100は物品が壁の場合についての各表面性状を示す番号とされ、101〜150は物品が天井の場合についての各表面性状を示す番号とされている場合等のように、上位の桁と下位の桁とで明確に仕切られてはいないが、物品の種別および表面性状の種別の両者を識別できるようになっているIDでもよい。
このように素材の選択対象となる物品が複数存在するときに、各物品について各表面性状毎に切り抜き画像で生成された画像データを用意し、レイヤー表示を行う構成とした場合には、各物品について各表面性状の素材を選択することができるシミュレーションの組み合わせの数(つまり、各物品毎に用意されたサンプル素材の数を、全て掛け合わせた数)だけ画像データを用意する必要がなくなり、レイヤー表示を行わない場合に比べ、画像データ記憶手段に記憶させておく画像データの数を、少なくすることが可能となる。また、サンプル素材の数が増えても、新たに用意すべき画像データの数は、レイヤー表示を行わない場合に比べ、少なくて済むようになる。
また、前述した素材選択シミュレーションシステムにおいて、複数種類の素材の表面性状とそれぞれ同じ表面性状で描かれた複数のオブジェクトをディスプレイ装置の画面上に表示し、シミュレーション実施者によるオブジェクトを選択するためのタッチ入力を受け付けるタッチ入力受付処理手段を備え、物品配置処理手段は、タッチ入力受付処理手段により受け付けたタッチ入力で選択されたオブジェクトに対応する画像データを画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを用いて、シミュレーション実施者により選択されたオブジェクトの表面性状と同じ表面性状の素材により構成される物品を配置した状態の画像を、ディスプレイ装置の画面上に表示する処理を行う構成としてもよい。
ここで、「オブジェクト」は、ディスプレイ装置の画面上に表示された仮想サンプル素材に相当し、選択用のボタンとして機能するものであり、現実空間に用意された実物のサンプル素材の場合と同様に、複数の物品について用意してもよい。
このようにタッチ入力受付処理手段を備えた構成とした場合には、ディスプレイ装置の画面上に表示された仮想サンプル素材をタッチ入力で選択し、その仮想サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品を配置するシミュレーションを行うことが可能となるので、実物のサンプル素材の選択によるシミュレーションと合わせ、シミュレーションのバリエーションの数を増やすことが可能となる。
さらに、以上に述べた素材選択シミュレーションシステムにおいて、シミュレーション実施者によるシミュレーションが行われた物品の種別を識別するためのパーツIDと、シミュレーションが行われた物品を構成する素材の表面性状の種別を識別するためのパターンIDと、シミュレーション実施者の個人情報と、シミュレーションが行われたシステムが設置された店舗を識別するための店舗IDと、店舗を出している業者を識別するための業者IDとのうち、少なくとも1つの情報をログとして出力するログ出力処理手段を備えていることが望ましい。
このようにログ出力処理手段を備えた構成とした場合には、シミュレーションの実施に係る情報を収集し、各種の統計、分析を行うことが可能となる。例えば、統計、分析を行うことにより、どの店舗では、どの素材が良く売れるとか、40代の女性は、どの素材を選択することが多いとか、20代の男性は、どの物品については素材の種別に殆どこだわりがない等の情報が得られ、マーケティングに反映させることが可能となる。
そして、前述したように、素材の選択対象となる物品が複数存在するときに、各物品について各表面性状毎に切り抜き画像で生成された画像データを用意し、レイヤー表示を行う構成とした場合において、シミュレーション実施者が撮影した背景画像を取り込む持込背景画像取込処理手段と、シミュレーション実施者に対し、持込背景画像取込処理手段により取り込んだ背景画像から、素材の選択対象としてシステムに既に設定されている複数の物品に相当する持込物品の画像を順番に切り抜いていく操作を誘導する切抜操作誘導処理手段と、この切抜操作誘導処理手段により切り抜かれた各持込物品の表面性状を、各物品について各表面性状毎に既に用意されているサンプル素材と同じ表面性状で置き換えていくことにより、各持込物品についての新しい画像データを生成し、生成された画像データを画像データ記憶手段に格納する持込物品画像データ生成処理手段とを備えた構成としてもよい。
このようにシミュレーション実施者が撮影した背景画像をベースとしたシミュレーションを行うことができる構成とした場合には、シミュレーション実施者の目的や嗜好に沿ったシミュレーションを行うことが可能となる。例えば、店舗を訪れた消費者が、自宅内を撮影した写真を持参し、店舗内に用意されたサンプル素材を選択して自宅をリフォームするシミュレーションを行うこと等が可能となる。
また、前述したように、タッチ入力受付処理手段を備えた構成とした場合において、シミュレーション実施者が撮影した素材画像を取り込む素材画像取込処理手段と、素材の選択対象としてシステムに既に設定されている物品について、この物品の表面性状を、素材画像取込処理手段により取り込んだ素材画像と同じ表面性状で置き換えることにより、シミュレーション実施者により提供された素材により構成される物品が写っている新しい画像データを生成し、生成された画像データを画像データ記憶手段に格納する提供素材画像データ生成処理手段とを備え、タッチ入力受付処理手段は、素材画像取込処理手段により取り込んだ素材画像と同じ表面性状で描かれたオブジェクトをディスプレイ装置の画面上に表示する構成としてもよい。
このようにミュレーション実施者が撮影した素材画像を用いてシミュレーションを行うことができる構成とした場合には、選択対象としてシステムに既に設定されている表面性状とは異なる表面性状の素材(サンプル素材として用意された素材以外の素材)により構成される物品を配置するシミュレーションを行うことが可能となるので、シミュレーション実施者の嗜好に沿ったシミュレーションを行うことが可能となる。例えば、ある特定の物品(例えば、カーテン)については、自己の提供素材(例えば、お気に入りのカーテン素材)を選択し、シミュレーションを行うこと等が可能となる。
さらに、前述したように、素材の選択対象となる物品が複数存在するときに、各物品について各表面性状毎に切り抜き画像で生成された画像データを用意し、レイヤー表示を行う構成とした場合において、例えば自宅のディスプレイ装置でシミュレーションを行うことができるようにするため、次のようなネットワークを用いた構成としてもよい。すなわち、シミュレーション実施者の操作する端末装置とサーバとをネットワークで接続して構成され、端末装置には、ディスプレイ装置と、サンプル情報読取手段とが設けられ、サンプル情報読取手段は、読み取ったパーツIDおよびパターンID、または混成IDを含む情報をサーバへネットワークを介して送信する構成とされ、サーバには、物品配置処理手段が設けられ、物品配置処理手段は、端末装置から送信されてきたパーツIDおよびパターンID、または混成IDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている画像データを画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを用いてレイヤーの統合を行い、レイヤーの統合を行って得られた画像ファイルを端末装置へネットワークを介して送信する構成としてもよい。
このようにネットワークを用いた構成とした場合には、サーバの設置場所とは離れた遠隔地でシミュレーションを行うことが可能となる。例えば、サンプル素材およびサンプル情報読取手段をシミュレーション実施者(例えば消費者)の自宅等に送れば、シミュレーション実施者は、外出しなくても(例えば店舗に出向かなくても)、自宅等でシミュレーションを行うことが可能となる。なお、シミュレーション実施者の端末装置にサンプル情報読取手段が設けられている場合には、サンプル情報読取手段は送らなくてもよい。
以上に述べたように本発明によれば、複数種類のサンプル素材のそれぞれにパターンIDを含む情報を記録した非接触ICタグまたはバーコード若しくは2次元バーコードを付しておき、シミュレーション実施者がサンプル素材をサンプル情報読取手段にかざすことにより、選択された素材により構成される物品が、ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中に配置される構成としたので、シミュレーション実施者は、サンプル素材に手で触れて実物の素材の感触を確かめつつ、その素材により構成される物品を仮想空間内に配置するシミュレーションを行うことができ、サンプル素材の選択と連動したシミュレーションにより、リアルとバーチャルとをディスプレイ装置の画面上で結び付けることができるという効果がある。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1には、本実施形態の素材選択シミュレーションシステム10の全体構成が示されている。図2は、素材選択シミュレーションシステム10による処理およびデータの流れの説明図である。図3には、素材選択シミュレーションシステム10を構成するディスプレイ装置20、サンプル素材30〜38、サンプル情報読取手段50の配置状況、およびディスプレイ装置20の画面の表示例が示されている。図4および図5には、素材選択シミュレーションシステム10による処理の流れがフローチャートで示されている。
図1〜図3において、素材選択シミュレーションシステム10は、ディスプレイ装置20の画面上に表示された画像中(本実施形態では、一例として建物の内装を示す画像中とする。)で、複数種類の素材の中から選択された素材により構成される物品を配置するシミュレーションを行うシステムであり、ディスプレイ装置20と、複数種類(本実施形態では、一例として9種類とする。)のサンプル素材30〜38と、個人情報読取手段40と、サンプル情報読取手段50と、物品配置処理手段61と、コメント表示処理手段62と、警告出力処理手段63と、タッチ入力受付処理手段64と、ログ出力処理手段65と、制御用ファイル記憶手段70と、画像データ記憶手段80と、表示ログ記憶手段90とを備えて構成されている。
ディスプレイ装置20は、シミュレーション画像の画面表示を行うとともに、タッチ入力を受け付けるためのタッチパネル付の装置であり、例えば大型のプラズマディスプレイ等が好適であるが、これに限定されず、例えば、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等でもよい。
サンプル素材30〜38は、図3に示すように、複数種類(本実施形態では、一例として3種類とする。)の物品について、それぞれ複数種類(本実施形態では、一例として3種類とする。)ずつ用意されている。すなわち、本実施形態では、床材サンプルとして、3種類のサンプル素材30,31,32が用意され、壁材サンプルとして、3種類のサンプル素材33,34,35が用意され、天井材サンプルとして、3種類のサンプル素材36,37,38が用意されている。
各サンプル素材30〜38には、それぞれ非接触ICタグであるRFIDタグ39が付されている。これらのRFIDタグ39は、アンテナおよびICチップにより構成され、ICチップ内のメモリには、RFIDタグに製造当初から付されている固有のIDとは別に、物品の種別を識別するためのパーツIDと、素材の表面性状(色、模様、柄、光沢等)の種別を識別するためのパターンIDとが、データとして記録されている。パーツIDは、例えば16桁の数値であり、パターンIDも、各物品毎に振られた例えば16桁の数値であり、本実施形態では、いずれのIDもテキストデータとされている。具体的には、図4に示すように、例えば、パーツID=「0000000000000001」は、物品が床であることを示し、このパーツID=「0000000000000001」について、例えば、素材の表面性状がダークセピア色であることを示すパターンID=「0000000000000001」と、素材の表面性状がホワイトであることを示すパターンID=「0000000000000002」と、素材の表面性状が木目調であることを示すパターンID=「0000000000000003」とが用意されている。また、例えば、パーツID=「0000000000000002」は、物品が壁であることを示し、このパーツID=「0000000000000002」について、例えば、素材の表面性状が花柄であることを示すパターンID=「0000000000000001」と、素材の表面性状がライトグレーであることを示すパターンID=「0000000000000002」と、素材の表面性状がレンガ模様であることを示すパターンID=「0000000000000003」とが用意されている。そして、物品が天井であることを示すパーツID=「0000000000000003」についても同様である。
なお、各サンプル素材30〜38には、RFIDタグ39ではなく、バーコード若しくは2次元バーコードを付してもよい。
個人情報読取手段40は、携帯電話機45またはカード46に搭載された非接触ICモジュール47との間で無線通信を行って非接触ICモジュール47内のメモリからシミュレーション実施者の個人情報を読み取る手段であり、無線送受信用のアンテナ41と、非接触ICモジュール47との間の信号の送受信に必要な変調や復調を含む各種制御を行うとともに非接触ICモジュール47から読み取った個人情報を格納したファイル71(info.txt)を出力する処理を行うドライバ(コントローラ)42とにより構成されている。
携帯電話機45またはカード46は、シミュレーション実施者(例えば、素材選択シミュレーションシステム10が設置されている店舗に訪れた顧客等)が所持するものであり、これらに搭載された非接触ICモジュール47は、アンテナおよびICチップにより構成され、ICチップ内のメモリには、シミュレーション実施者の個人情報が記憶されている。具体的には、携帯電話機45の場合には、非接触ICモジュール47のICチップ内のメモリには、例えば、シミュレーション実施者(消費者)の住所、年齢、性別、職業等の他に、スポーツ、音楽等の趣味、持っている資格等の情報が、個人情報として記憶されている。これらの個人情報は、シミュレーション実施者が、自己の携帯電話機45に搭載されたプログラム(例えば、JAVAプログラミング言語(JAVAは登録商標)により記述されたプログラム等)を起動し、自由に入力して事後的に設定したものである。また、カード46の場合には、例えば会員証のような形で、登録時に設定された住所、年齢、性別、職業等の情報が、個人情報として記憶されている。
サンプル情報読取手段50は、各サンプル素材30〜38に付されたRFIDタグ39に記録されたパーツIDおよびパターンIDを含む情報を読み取る手段であり、いわゆるRFIDリーダ/ライタにより実現され、無線送受信用のアンテナ51と、RFIDタグ39との間の信号の送受信に必要な変調や復調を含む各種制御を行うとともにRFIDタグ39から読み取ったパーツIDおよびパターンIDを格納したファイル72(read.txt)を出力する処理を行うドライバ(コントローラ)52とにより構成されている。
なお、各サンプル素材30〜38にRFIDタグ39ではなく、バーコード若しくは2次元バーコードを付した場合には、サンプル情報読取手段50は、RFIDリーダ/ライタではなく、バーコードリーダ若しくは2次元バーコードリーダ(解析処理および解析結果のファイル出力処理を行うドライバを含む。)により実現することができる。
物品配置処理手段61は、サンプル情報読取手段50により読み取られたパーツIDおよびパターンID、またはタッチ入力受付処理手段64により受け付けたタッチ入力で選択されたオブジェクト(ボタン)110〜119(図3参照)に対応するパーツIDおよびパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材またはオブジェクトと同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている画像データ(SWFファイル81に格納されている画像データ)を画像データ記憶手段80から取得し、取得した画像データを用いて、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材またはオブジェクトと同じ表面性状の素材により構成される物品を配置した状態の画像を、ディスプレイ装置20の画面上に表示する処理を行うものである。
より具体的には、サンプル素材30〜38の選択が行われた場合には、物品配置処理手段61は、サンプル情報出力ファイル72(read.txt)が出力されると、このファイル72を参照してパーツIDおよびパターンIDを取得し、さらに変換ファイル74(simulate.ini)を参照してパーツIDおよびパターンIDに対応する画像データが格納されているSWFファイル81のパスを取得し(図4参照)、取得したパスを用いて画像データ記憶手段80から目的の画像データが格納されたSWFファイル81を取得し、取得したパーツIDに対応する物品(素材選択が行われた物品)の階層に既に配置されている画像データを、取得したSWFファイル81の画像データに置き換え、この置き換えた画像データと、他の階層に配置された他の物品が写っている画像データと重ね合わせるレイヤー表示を行う。また、タッチ入力によるオブジェクト(ボタン)110〜119(図3参照)の選択が行われた場合には、物品配置処理手段61は、選択されたオブジェクトに対応するパーツIDおよびパターンID、並びにこれらのIDに対応する画像データを格納したSWFファイル81のパスをタッチ入力受付処理手段64から受け取り、受け取ったパスを用いて画像データ記憶手段80から目的の画像データが格納されたSWFファイル81を取得し、上記と同様なレイヤー表示を行う。この物品配置処理手段61は、本実施形態では、制御用プログラム(simulate.exe)および表示用プログラム(main.swf)の連携で実現される。
コメント表示処理手段62は、サンプル情報読取手段50により読み取られたパーツIDおよびパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材の説明用(例えば、色、品質、値段、納期等の説明用)の文字情報を取得し、取得した文字情報を、ディスプレイ装置20の画面上に表示する処理を行うものである。より具体的には、コメント表示処理手段62は、サンプル情報出力ファイル72(read.txt)が出力されると、このファイル72を参照してパーツIDおよびパターンIDを取得し、さらに変換ファイル74(simulate.ini)を参照してパーツIDおよびパターンIDに対応するコメントを取得し(図4参照)、取得したコメントを用いて画面表示を行う。このコメント表示処理手段62は、本実施形態では、制御用プログラム(simulate.exe)および表示用プログラム(main.swf)の連携で実現される。なお、文字情報による説明に加え、あるいは文字情報による説明に代えて、音声出力による説明を行ってもよい。
警告出力処理手段63は、サンプル情報読取手段50により所定時間継続して同じパーツIDおよびパターンIDが読み取られている場合等に、例えば「サンプル素材を元の位置に戻して下さい。」等の警告文をディスプレイ装置20の画面上に表示する処理を行うものである。より具体的には、警告出力処理手段63は、サンプル情報出力ファイル72(read.txt)の出力を監視し、異常な操作が行われていると判断したときに、対応する警告用のメッセージを設定ファイル75(simulate.exe.config)を参照して取得し(図4参照)、取得した警告用のメッセージ(文字情報)を用いて画面表示を行う。この警告出力処理手段63は、本実施形態では、制御用プログラム(simulate.exe)および表示用プログラム(main.swf)の連携で実現される。なお、文字表示による警告出力に加え、あるいは文字表示による警告出力に代えて、音声による警告出力を行ってもよい。
タッチ入力受付処理手段64は、複数種類の素材(本実施形態では、一例として、2種類の物品について、それぞれ表面性状の異なる5種類ずつの素材とする。)の表面性状とそれぞれ同じ表面性状で描かれた複数のオブジェクト(ボタン)110〜119をディスプレイ装置20の画面上に表示するとともに、シミュレーション実施者によるオブジェクト110〜119を選択するためのタッチ入力、すなわちディスプレイ装置20の画面に装着されて一体化されたタッチパネルからの入力を受け付け、シミュレーション実施者により選択されたオブジェクトに対応するパーツIDおよびパターンID、並びにこれらのIDに対応するSWFファイル81のパスを物品配置処理手段61に受け渡す処理を行うものである。このタッチ入力受付処理手段64は、本実施形態では、表示用プログラム(main.swf)により実現される。
なお、本実施形態では、図3に示すように、サンプル素材による素材選択の対象となる物品は、床、壁、天井とされ、タッチ入力による素材選択の対象となる物品は、ソファー、カーテンとされ、互いに異なる物品群とされているが、同じ物品について、サンプル素材による素材選択と、タッチ入力による素材選択とを行うことができる構成としてもよい。また、サンプル素材30〜38の表面性状と、タッチ入力用のオブジェクト(ボタン)110〜119の表面性状とは、本実施形態では、互いに異なるものとされているが、物品が同一であるか否かにかかわらず、サンプル素材とタッチ入力用のオブジェクトとに同じ表面性状の素材を用意してもよい。
ログ出力処理手段65は、シミュレーション実施者によるシミュレーションが行われた際に、サンプル情報読取手段50により読み取られたパーツIDおよびパターンID、またはタッチ入力受付処理手段64により把握されたパーツIDおよびパターンIDと、個人情報読取手段40により読み取られたシミュレーション実施者の個人情報と、設定ファイル75(simulate.exe.config)から取得した店舗IDおよび業者ID(図4参照)とを、ログデータとして出力し、例えば表示ログファイル91(log.csv)の形で表示ログ記憶手段90に保存する処理を行うものである。このログ出力処理手段65は、ディスプレイ装置20の画面上に表示された画像中で実際に物品の配置が行われ、実際に画面表示された物品およびその素材に対応するパーツIDおよびパターンIDを物品配置処理手段61から受け取ったときに、そのパーツIDおよびパターンIDをログデータとして出力する。
また、ログ出力処理手段65は、本実施形態では、制御用プログラム(simulate.exe)および表示用プログラム(main.swf)の連携で実現される。この際、パーツIDおよびパターンIDは、制御用プログラム(simulate.exe)によりパスとともに画像用インターフェース・テキスト変数82に書き込まれ、この変数が表示用プログラム(main.swf)により読み込まれてディスプレイ装置20での物品の画面表示が行われた後に、パーツIDおよびパターンIDは、表示用プログラム(main.swf)から制御用プログラム(simulate.exe)へ送られ、制御用プログラム(simulate.exe)によりログデータとして出力されるようになっている。なお、パーツIDおよびパターンIDは、画像用インターフェース・テキスト変数82に書き込むのではなく、パスとは別に、専用のID用インターフェース・テキスト変数に書き込み、表示用プログラム(main.swf)により読み込まれるようにしてもよい。
制御用ファイル記憶手段70は、個人情報出力ファイル71(info.txt)と、サンプル情報出力ファイル72(read.txt)と、エラーログファイル73(error.txt)と、変換ファイル74(simulate.ini)と、設定ファイル75(simulate.exe.config)とを記憶するものである。
個人情報出力ファイル71(info.txt)は、個人情報読取手段40のドライバ42により出力されたファイルであり、シミュレーション実施者の個人情報が格納されている。
サンプル情報出力ファイル72(read.txt)は、サンプル情報読取手段50のドライバ52により出力されたファイルであり、パーツIDおよびパターンIDが格納されている。
エラーログファイル73(error.txt)は、警告出力処理手段63により出力されたファイルであり、所定時間以上継続してサンプル情報読取手段50に同じサンプル素材がかざされていた場合等のエラーログデータが格納されている。
変換ファイル74(simulate.ini)は、図4に示すように、パーツIDおよびパターンIDと、これらのIDに対応する画像データが格納されているSWFファイル81のパス(格納場所)と、これらのIDに対応するサンプル素材の説明用のコメントとが、対応した状態で格納されている。従って、パーツIDおよびパターンIDからパスへの変換、およびパーツIDおよびパターンIDからコメントへの変換を行うために参照されるファイルである。
設定ファイル75(simulate.exe.config)は、図4に示すように、例えば、素材選択シミュレーションシステム10が設置された店舗を識別するための店舗IDと、この店舗を出している業者を識別するための業者IDと、システム起動時に最初にディスプレイ装置20に画面表示する各物品についての素材の設定情報、すなわち各階層(各レイヤー)のデフォルト設定情報と、RFID系のエラーメッセージとを含む情報が格納されている。
画像データ記憶手段80には、各物品(パーツIDに対応する各物品)を物品単位で切り抜いて各表面性状毎(パターンIDに対応する各表面性状毎)に生成された切り抜き画像(アルファをもった画像)による画像データを格納した複数のSWFファイル81が記憶されている。各SWFファイル81に格納された画像データは、各サンプル素材30〜38および各オブジェクト110〜119と同じ表面性状の素材により構成される物品がそれぞれ写っている画像データである。本実施形態では、図3に示すように、サンプル素材の場合は、3種類の物品(床、壁、天井)について、それぞれ3種類の表面性状の素材が用意され、タッチ入力用のオブジェクト(ボタン)の場合は、2種類の物品(ソファー、カーテン)について、それぞれ5種類の表面性状の素材が用意されているので、レイヤー表示を行うためのSWFファイル81の合計数は、3+3+3+5+5=19となる。なお、レイヤー表示を行わない場合には、ファイル(例えば、JPEGファイル等)の合計数は、3×3×3×5×5=675となる。
表示ログ記憶手段90には、ログ出力処理手段65により出力された表示ログファイル91が記憶されている。
そして、個人情報読取手段40のドライバ42と、サンプル情報読取手段50のドライバ52と、物品配置処理手段61と、コメント表示処理手段62と、警告出力処理手段63と、タッチ入力受付処理手段64と、ログ出力処理手段65とにより、素材選択シミュレーションに関する各種処理を行う処理手段60が構成され、これらは、素材選択シミュレーションシステム10を構成するコンピュータ本体(パーソナル・コンピュータのみならず、その上位機種のものも含む。)の内部に設けられた中央演算処理装置(CPU)、およびこのCPUの動作手順を規定する1つまたは複数のプログラムにより実現される。
また、制御用ファイル記憶手段70、画像データ記憶手段80、および表示ログ記憶手段90は、例えばハードディスク等により好適に実現されるが、記憶容量やアクセス速度等に問題が生じない範囲であれば、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、RAM、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、FD、磁気テープ、あるいはこれらの組合せ等を採用してもよい。
このような本実施形態においては、以下のようにして素材選択シミュレーションシステム10を用いて、例えば建物の内装を構成する物品に使用する素材を選択するためのシミュレーションが行われる。
図4および図5において、先ず、素材選択シミュレーションシステム10を起動し、制御用プログラム(simulate.exe)および表示用プログラム(main.swf)を立ち上げる。なお、制御用プログラム(simulate.exe)は、本実施形態では、C#言語により記述されたプログラムであるが、これに限定されず、例えば、JAVA言語(JAVAは登録商標)により記述されたプログラム等としてもよい。表示用プログラム(main.swf)は、例えば、アニメーションソフトであるフラッシュ(Flash:商標)等とすることができる。
次に、物品配置処理手段61によるデフォルト画像の表示処理を開始する。すなわち、制御用プログラム(simulate.exe)により、設定ファイル75(simulate.exe.config)を参照し、各階層(各レイヤー)のデフォルト設定情報を読み込む(ステップS1)。このデフォルト設定情報は、例えば、床(パーツID=「0000000000000001」)については、ダークセピア色の素材(パターンID=「0000000000000001」)を用い、壁(パーツID=「0000000000000002」)については、花柄の素材(パターンID=「0000000000000001」)を用いる等の情報である。
続いて、制御用プログラム(simulate.exe)により、変換ファイル74(simulate.ini)を参照し、設定ファイル75(simulate.exe.config)から読み込んだデフォルト設定のパーツIDおよびパターンIDに対応する画像データが格納された各SWFファイル81のパスを読み込み(ステップS2)、これらのデフォルト設定のパスを、画像用インターフェース・テキスト変数82(図2参照)に書き込む(ステップS3)。
そして、表示用プログラム(main.swf)は、画像用インターフェース・テキスト変数82への書込みが行われたか否かを監視し、書込みが行われたら、画像用インターフェース・テキスト変数82を読み込んで各パスを取得し(ステップS4)、これらの各パスを用いてデフォルト設定のパーツIDおよびパターンIDに対応する各SWFファイル81を画像データ記憶手段80から取得し、各SWFファイル81の画像データを重ね合わせるレイヤー制御により、ディスプレイ装置20の画面上にデフォルト画像を表示する(ステップS5)。すると、ディスプレイ装置20の画面上には、図3に示すような画面表示が行われる。
図3において、ディスプレイ装置20の画面上には、シミュレーション画像表示部21と、選択したサンプル素材または選択したタッチ入力用のオブジェクト(仮想サンプル素材)の説明文を表示する素材説明表示部22と、タッチ入力用のオブジェクトを表示するオブジェクト表示部23とが設けられている。シミュレーション画像表示部21には、本実施形態では、シミュレーション画像を構成する物品として、床101、壁102、天井103、ソファー104、カーテン105が描かれている。また、素材説明表示部22には、図示の例では、床101に用いるダークセピア色の素材のサンプル素材30(パーツID=「0000000000000001」、パターンID=「0000000000000001」)を選択した場合の説明文が表示されている。さらに、オブジェクト表示部23には、本実施形態では、ソファー用の5種類の素材の表面性状を描いた5つのオブジェクト110〜114と、カーテン用の5種類の素材の表面性状を描いた5つのオブジェクト115〜119とが表示されている。
それから、表示用プログラム(main.swf)は、シミュレーション操作の受付開始を示す開始コマンドを制御用プログラム(simulate.exe)へ送信し(ステップS6)、これにより、物品配置処理手段61によるデフォルト画像の表示処理を終了する。
その後、シミュレーション実施者が、自己の携帯電話機45またはカード46を個人情報読取手段40にかざすと、個人情報読取手段40により、携帯電話機45またはカード46に搭載された非接触ICモジュール47から、シミュレーション実施者の個人情報が読み取られ(ステップS7)、読み取られた個人情報を格納したファイル71(info.txt)が出力され、制御用ファイル記憶手段70に保存される(ステップS8)。そして、制御用ファイル記憶手段70に記憶された個人情報出力ファイル71(info.txt)は、制御用プログラム(simulate.exe)により読み込まれる(ステップS9)。
なお、読み込んだ個人情報をその後に行われるディスプレイ装置20の画面上への物品の配置処理に使用しない場合には、制御用プログラム(simulate.exe)による個人情報出力ファイル71(info.txt)の読込みは、表示ログの出力処理(ステップS18)の前に行ってもよい。一方、来店者の趣味、性別、年齢等の個人情報に応じ、来店者に対してシミュレーションのデモンストレーションを行ったり、あるいはシステム起動時のデフォルト画像や、直前に行われたシミュレーションで形成された画像を、来店者向きの初期画像に置き換える等、来店者の個人情報に応じ、ディスプレイ装置20の画面上への物品の配置処理に変化を持たせる場合には、本実施形態の図4および図5の説明のように、制御用プログラム(simulate.exe)による個人情報出力ファイル71(info.txt)の読込みは、来店者によるシミュレーションが行われる前に行っておく。
次に、シミュレーション実施者が、サンプル素材30〜38のいずれかを選択し、サンプル情報読取手段50にかざすと、サンプル情報読取手段50により、サンプル素材30〜38に付されたRFIDタグ39から、選択されたサンプル素材に対応するパーツIDおよびパターンIDが読み取られ(ステップS10)、読み取られたパーツIDおよびパターンIDを格納したファイル72(read.txt)が出力され、制御用ファイル記憶手段70に保存される(ステップS11)。
続いて、物品配置処理手段61によるシミュレーション画像の表示処理、およびコメント表示処理手段62によるサンプル素材の説明文の表示処理が行われる。すなわち、制御用プログラム(simulate.exe)により、制御用ファイル記憶手段70にサンプル情報出力ファイル72(read.txt)が出力されているか否かを監視し、出力されているときには、制御用ファイル記憶手段70からサンプル情報出力ファイル72(read.txt)を読み込み、選択されたサンプル素材に対応するパーツIDおよびパターンIDを取得する(ステップS12)。
それから、制御用プログラム(simulate.exe)により、変換ファイル74(simulate.ini)を参照し、選択されたサンプル素材のパーツIDおよびパターンIDに対応する画像データが格納されたSWFファイル81のパスおよびコメントを読み込み(ステップS13)、読み込んだパス、並びにパーツIDおよびパターンIDを、画像用インターフェース・テキスト変数82(図2参照)に書き込むとともに、読み込んだコメントを、コメント用インターフェース・テキスト変数83(図2参照)に書き込む(ステップS14)。
そして、表示用プログラム(main.swf)は、画像用インターフェース・テキスト変数82およびコメント用インターフェース・テキスト変数83への書込みが行われたか否かを監視し、書込みが行われたら、画像用インターフェース・テキスト変数82を読み込んでパス、並びにパーツIDおよびパターンIDを取得するとともに、コメント用インターフェース・テキスト変数83を読み込んでコメントを取得する(ステップS15)。その後、取得したパスを用いて、選択されたサンプル素材のパーツIDおよびパターンIDに対応するSWFファイル81を画像データ記憶手段80から取得し、さらに、選択されたサンプル素材のパーツIDに対応する物品の階層(レイヤー)の画像データを、取得したSWFファイル81の画像データと置き換え、この置き換えた画像データと他の階層(レイヤー)の画像データとを重ね合わせるレイヤー制御により、ディスプレイ装置20の画面上のシミュレーション画像表示部21にシミュレーション画像を表示する(ステップS16)。また、このシミュレーション画像の表示と併せて、取得したコメントを用いて、ディスプレイ装置20の画面上の素材説明表示部22に、選択されたサンプル素材の説明文を表示する。
なお、シミュレーション実施者が、タッチ入力用のオブジェクト110〜119のいずれかを選択し、タッチ入力を行った場合には、タッチ入力受付処理手段64によるタッチ入力の受付処理が行われ、さらに、物品配置処理手段61によるシミュレーション画像の表示処理、およびコメント表示処理手段62による素材の説明文の表示処理が行われる。すなわち、表示用プログラム(main.swf)は、タッチ入力が行われてオブジェクトが選択されると、選択されたオブジェクトに対応するパーツIDおよびパターンID、並びにこれらのIDに対応するSWFファイル81のパスおよびコメントを把握することができるので、把握したパスを用いて、選択されたオブジェクトのパーツIDおよびパターンIDに対応するSWFファイル81を画像データ記憶手段80から取得し、サンプル素材の場合と同様にして、レイヤー制御により、ディスプレイ装置20の画面上のシミュレーション画像表示部21にシミュレーション画像を表示するとともに、把握したコメントを用いて、ディスプレイ装置20の画面上の素材説明表示部22に、選択されたオブジェクトの素材の説明文を表示する。
その後、ログ出力処理手段65による表示ログの出力処理が行われる。すなわち、表示用プログラム(main.swf)により、シミュレーション画像の表示処理で画面表示された物品およびその素材に対応するパーツIDおよびパターンIDが、制御用プログラム(simulate.exe)に送られる(ステップS17)。制御用プログラム(simulate.exe)は、パーツIDおよびパターンIDを受け取ると、これらのパーツIDおよびパターンIDと、ステップS9の処理で得られたシミュレーション実施者の個人情報と、ステップS1の処理で得られた店舗IDおよび業者IDとを、ログデータとして出力し、例えば表示ログファイル91(log.csv)の形で表示ログ記憶手段90に保存する(ステップS18)。この表示ログファイル91(log.csv)は、例えば、各店舗を出している業者の本部等に送られ、そのログデータについて統計処理や分析処理が行われ、マーケティングに利用される。
なお、警告出力処理手段63による警告出力処理は、ステップS6の処理でシミュレーション操作の受付開始を示す開始コマンドが制御用プログラム(simulate.exe)へ送信されて以降、異常が認識された際に随時行われる。すなわち、制御用プログラム(simulate.exe)は、サンプル情報出力ファイル72(read.txt)が出力されているか否かを監視し、同じサンプル素材が所定時間以上継続して、かざされたままになっている場合等、異常を認識したときには、設定ファイル75(simulate.exe.config)を参照してRFID系のエラーメッセージを取得し、このエラーメッセージを、警告用インターフェース・テキスト変数84に書き込む。表示用プログラム(main.swf)は、警告用インターフェース・テキスト変数84への書込みが行われると、警告用インターフェース・テキスト変数84を読み込んでエラーメッセージを取得し、このエラーメッセージを用いて、ディスプレイ装置20の画面上へ警告文を表示する。
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、素材選択シミュレーションシステム10では、シミュレーション実施者が、先ず、サンプル素材30〜38を見て、それに触れ、次に、このサンプル素材30〜38のいずれかをサンプル情報読取手段50にかざすことで、選択したサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品を、ディスプレイ装置20の画面上に表示された画像中に配置することができる。このため、シミュレーション実施者は、サンプル素材に手で触れて実物の素材の感触を確かめつつ、その素材により構成される物品を仮想空間内に配置するシミュレーションを行うことができる。従って、サンプル素材の選択と連動したシミュレーションにより、リアルとバーチャルとをディスプレイ装置20の画面上で結び付けることができる。
また、物品配置処理手段61は、各物品について物品単位で切り抜いて各表面性状毎に生成された切り抜き画像による画像データを用いてレイヤー表示を行う構成とされているので、本実施形態のように、素材の選択対象となる物品が複数存在するときに、シミュレーションすることが可能な組み合わせの数(つまり、各物品毎に用意されたサンプル素材やタッチ入力用のオブジェクトの数を、全て掛け合わせた数であり、本実施形態では、3×3×3×5×5=675となる。)だけ画像データを用意する必要がなくなり、レイヤー表示を行わない場合に比べ、画像データ記憶手段80に記憶させておく画像データの数を、少なくすることができる。例えば、本実施形態では、レイヤー表示を行うために必要なSWFファイル81の合計数は、3+3+3+5+5=19となるので、レイヤー表示を行わない場合に必要なファイル数である上記の675に比べ、ファイル数を少なくすることができる。
さらに、物品配置処理手段61は、切り抜き画像による画像データを用いてレイヤー表示を行う構成とされているので、サンプル素材やタッチ入力用のオブジェクトの数が増えても、新たに用意すべき画像データの数は、レイヤー表示を行わない場合に比べ、少なくすることができる。例えば、床材のサンプル素材が1つ増えた場合、本実施形態のようにレイヤー表示を行う場合には、その増やしたサンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される床が写っている画像データを1つ用意すればよいが、レイヤー表示を行わない場合には、床以外の残りの物品の組み合わせ数(3×3×5×5=225となる。)だけ画像データを用意しなければならない。
そして、物品配置処理手段61によるレイヤー表示で用いられる画像データは、画像データ記憶手段80にSWFファイル81として記憶され、外部ファイルの形で用意されているので、サンプル素材やタッチ入力用のオブジェクトの増減や入替え作業を容易に行うことができる。
また、素材選択シミュレーションシステム10は、タッチ入力受付処理手段64を備えているので、ディスプレイ装置20の画面上に表示された仮想サンプル素材であるオブジェクト110〜119をタッチ入力で選択し、そのオブジェクトの素材と同じ表面性状の素材により構成される物品を配置するシミュレーションを行うことができる。このため、実物のサンプル素材の選択によるシミュレーションと合わせ、シミュレーションのバリエーションの数を増やすことができる。
さらに、素材選択シミュレーションシステム10は、ログ出力処理手段65を備えているので、シミュレーションの実施に係る情報を収集し、各種の統計、分析を行うことができる。例えば、ログデータについて統計、分析を行うことにより、どの店舗では、どの素材が良く売れるとか、40代の女性は、どの素材を選択することが多いとか、20代の男性は、どの物品については素材の種別に殆どこだわりがないとか、クラシック音楽が好きな人は、どの素材を選択することが多い等の情報を得ることができ、マーケティングに反映させることができる。
また、サンプル素材30〜38にRFIDタグ39を付しているが、RFIDタグ39に製造当初から付与されているRFIDタグ39に固有のIDを用いるのではなく、RFIDタグ39にデータとしてパーツIDおよびパターンIDを書き込み、このパーツIDおよびパターンIDを用いることにより、対応する画像データを取得する処理を行うので、同じパーツIDおよびパターンIDが記録されたRFIDタグ39を付されたサンプル素材を、多数作成することができる。このため、各店舗へ同じ情報を記録したRFIDタグ39を付されたサンプル素材を配布することができ、製作コストの削減、製作期間の短縮を図ることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態の素材選択シミュレーションシステム10は、図3に示すように、建物の内装における素材選択シミュレーションを行うシステムとして説明されていたが、これに限定されず、本発明は、例えば、建物の外装、自動車、船舶、航空機の内外装、服装における素材選択シミュレーションを行うシステム等に適用することができる。
また、本発明の素材選択シミュレーションシステムは、図6に示す素材選択シミュレーションシステム200のように、シミュレーション実施者が撮影した背景画像をベースとしたシミュレーションを行うことができる構成、あるいはミュレーション実施者が撮影した素材画像を用いてシミュレーションを行うことができる構成としてもよい。
図6において、素材選択シミュレーションシステム200の処理手段260は、前記実施形態の素材選択シミュレーションシステム10の処理手段60(図1参照)と同様に、物品配置処理手段61、コメント表示処理手段62、警告出力処理手段63、タッチ入力受付処理手段64、およびログ出力処理手段65を備えていることに加え、持込背景画像取込処理手段261と、切抜操作誘導処理手段262と、持込物品画像データ生成処理手段263と、素材画像取込処理手段264と、提供素材画像データ生成処理手段265とを備えている。
持込背景画像取込処理手段261は、シミュレーション実施者が撮影した背景画像261Aを取り込む処理を行うものである。背景画像261Aは、例えば、シミュレーション実施者の自宅の部屋の内装等であり、背景画像261Aを撮影するときに背景画像261Aに含ませておくべき物品(前記実施形態と同様に、例えば、床、壁、天井、ソファー、カーテンとする。)を予めシミュレーション実施者に伝達しておくことが好ましい。但し、一部の物品が欠けている背景画像261Aを撮影したとしても、その物品についての素材選択シミュレーションを行うことができなくなるだけであり、他の物品については、サンプル素材30〜38やタッチ入力用のオブジェクト110〜119の素材を用いて素材選択シミュレーションを行うことができる。
切抜操作誘導処理手段262は、シミュレーション実施者に対し、持込背景画像取込処理手段261により取り込んだ背景画像261Aから、素材の選択対象としてシステムに既に設定されている複数の物品(前記実施形態と同様に、例えば、床、壁、天井、ソファー、カーテンとする。)に相当する持込物品の画像を順番に切り抜いていく操作を誘導する処理を行うものである。例えば、「先ず、床と思われる部分を背景画像から切り抜いて下さい。」、「次に、壁と思われる部分を背景画像から切り抜いて下さい。」等の音声や文字による操作の誘導を順次行い、シミュレーション実施者の画像切り抜き作業を支援する。なお、画像の切り抜き操作は、シミュレーション実施者が、誘導に従って、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力手段を使って行う。
持込物品画像データ生成処理手段263は、切抜操作誘導処理手段262により切り抜かれた各持込物品の表面性状を、各物品について各表面性状毎に既に用意されているサンプル素材30〜38やタッチ入力用のオブジェクト110〜119と同じ表面性状で置き換えていくことにより、各持込物品についての新しい画像データを生成し、生成された画像データを画像データ記憶手段80に格納する処理を行うものである。従って、新しく切り抜いて生成された床の画像データについて、3種類の素材の画像データが生成され、新しく切り抜いて生成された壁の画像データについて、3種類の素材の画像データが生成され、新しく切り抜いて生成された天井の画像データについて、3種類の素材の画像データが生成され、新しく切り抜いて生成されたソファーの画像データについて、5種類の素材の画像データが生成され、新しく切り抜いて生成されたカーテンの画像データについて、5種類の素材の画像データが生成される。そして、サンプル素材30〜38やタッチ入力用のオブジェクト110〜119の中からの素材選択が行われたときに、物品配置処理手段61は、これらの新しい画像データのうち選択素材に対応する画像データを画像データ記憶手段80から取得して、レイヤー制御によるシミュレーション画像の表示を行う。
素材画像取込処理手段264は、シミュレーション実施者が撮影した素材画像264Aを取り込む処理を行うものである。
提供素材画像データ生成処理手段265は、素材の選択対象としてシステムに既に設定されている物品(前記実施形態と同様に、例えば、床、壁、天井、ソファー、カーテンとする。)について、これらの物品のうちの少なくとも1つの物品の表面性状を、素材画像取込処理手段264により取り込んだ素材画像と同じ表面性状で置き換えることにより、シミュレーション実施者により提供された素材により構成される物品が写っている新しい画像データを生成し、生成された画像データを画像データ記憶手段80に格納する処理を行うものである。
また、タッチ入力受付処理手段64は、前記実施形態と同様のタッチ入力用のオブジェクト110〜119に加え、素材画像取込処理手段264により取り込んだ素材画像と同じ表面性状で描かれた新しいオブジェクトを、ディスプレイ装置20の画面上のオブジェクト表示部23(図3参照)に追加表示するとともに、この追加した新しいオブジェクトについてのタッチ入力による選択を受け付ける。そして、タッチ入力受付処理手段64により、追加した新しいオブジェクトについてのタッチ入力が受け付けられると、提供素材画像データ生成処理手段265により生成された新しい画像データのパスが物品配置処理手段61に受け渡され、物品配置処理手段61は、そのパスを用いて、追加した新しいオブジェクトに対応する新しい画像データを画像データ記憶手段80から取得し、レイヤー制御によるシミュレーション画像の表示を行う。
このように持込背景画像取込処理手段261、切抜操作誘導処理手段262、および持込物品画像データ生成処理手段263を設け、シミュレーション実施者が撮影した背景画像261Aをベースとしたシミュレーションを行うことができる構成とすれば、シミュレーション実施者の目的や嗜好に沿ったシミュレーションを行うことができる。例えば、店舗を訪れた消費者が、自宅内を撮影した写真を持参し、店舗内に用意されたサンプル素材30〜38やタッチ入力用のオブジェクト110〜119を選択して自宅をリフォームするシミュレーションを行うこと等ができる。
また、素材画像取込処理手段264および提供素材画像データ生成処理手段265を設け、シミュレーション実施者が撮影した素材画像を用いてシミュレーションを行うことができる構成とすれば、選択対象としてシステムに既に設定されている表面性状とは異なる表面性状の素材(サンプル素材やタッチ入力用のオブジェクトとして用意された素材以外の素材)により構成される物品を配置するシミュレーションを行うことができるので、シミュレーション実施者の嗜好に沿ったシミュレーションを行うことができる。例えば、ある特定の物品(例えば、カーテン)については、自己の提供素材(例えば、お気に入りのカーテン素材)を選択し、シミュレーションを行うこと等ができる。
さらに、前記実施形態の素材選択シミュレーションシステム10は、店舗に設置されていたが、本発明は、図7に示す素材選択シミュレーションシステム300のように、ネットワークを用いた構成としてもよい。
図7において、素材選択シミュレーションシステム300は、シミュレーション実施者の操作する端末装置301と、サーバ302とを、ネットワーク303で接続して構成されている。ネットワーク303は、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット、あるいはこれらの組合せ等、様々な形態のものが含まれ、有線であるか無線であるか、さらには有線および無線の混在型であるかは問わず、要するに、複数地点(距離の長短は問わない。)間で、ある程度の速度をもって情報を伝送することができるものであればよい。
端末装置301は、例えばシミュレーション実施者の自宅や勤務先等に設置された端末装置であり、ディスプレイ装置320を備えている。この端末装置301は、主としてコンピュータにより実現されるが、これに限定されるものではなく、例えば、携帯電話機(PHSも含む。)、携帯情報端末(PDA)、ゲーム機、デジタル・テレビ等でもよい。なお、本願明細書において、ディスプレイ装置というときは、本体筐体と一体化されたものも含む。
また、端末装置301には、サンプル情報読取手段350が設けられている。これは、シミュレーション実施者の操作する端末装置に予め設置されていたものでもよく、あるいはサーバ302を管理する者またはその代行者からシミュレーション実施者へ配送されてきたサンプル情報読取手段350のハードウェアおよび/またはソフトウェアを、シミュレーション実施者が自己の端末装置に設置したものでもよい。このサンプル情報読取手段350は、読み取ったパーツIDおよびパターンIDを含む情報をサーバ302へネットワーク303を介して送信する構成とされている。
サーバ302には、物品配置処理手段361、コメント表示処理手段362、警告出力処理手段363、およびログ出力処理手段365が設けられている。なお、端末装置301のディスプレイ装置320が、タッチパネル付の装置である場合には、サーバ302にタッチ入力受付処理手段を設けてもよい。
物品配置処理手段361は、端末装置301から送信されてきたパーツIDおよびパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材(端末装置301のディスプレイ装置320が、タッチパネル付の装置である場合には、シミュレーション実施者により選択されたタッチ入力用のオブジェクトでもよい。)と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている画像データを画像データ記憶手段80から取得し、取得した画像データを用いてレイヤーの統合を行い、レイヤーの統合を行って得られた画像ファイルを、端末装置301へネットワーク303を介して送信する構成とされている。
コメント表示処理手段362は、端末装置301から送信されてきたパーツIDおよびパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材(端末装置301のディスプレイ装置320が、タッチパネル付の装置である場合には、シミュレーション実施者により選択されたタッチ入力用のオブジェクトの素材でもよい。)のコメントを取得し、このコメントを、物品配置処理手段361によりレイヤーの統合を行って得られた画像ファイルとともに、端末装置301へネットワーク303を介して送信する構成とされている。
このような素材選択シミュレーションシステム300においては、次のようにして素材選択シミュレーションが行われる。先ず、シミュレーション実施者の元へ、サンプル素材30〜38を配送する。また、必要に応じ、サンプル情報読取手段350も配送する。
次に、シミュレーション実施者は、端末装置301を操作してサーバ302にアクセスし、必要に応じ、趣味、年齢、性別、職業、住所等の個人情報を入力してネットワーク303を介してサーバ302へ送信する。すると、サーバ302からネットワーク303を介して端末装置301へデフォルト画像のデータ(各階層のデフォルト画像のデータについてレイヤーの統合を行って得られた画像ファイル)が送信され、端末装置301のディスプレイ装置320の画面上にデフォルト画像が表示される。なお、このデフォルト画像は、シミュレーション実施者の個人情報に応じて生成された初期画像としてもよい。
続いて、シミュレーション実施者は、サンプル素材30〜38のうちのいずれかを選択してサンプル情報読取手段350にかざす。すると、サンプル情報読取手段350により、サンプル素材30〜38に付されたRFIDタグ39からパーツIDおよびパターンIDが読み取られ、これらのIDが、ネットワーク303を介してサーバ302へ送信される。また、端末装置301のディスプレイ装置320が、タッチパネル付の装置である場合には、タッチ入力用のオブジェクト110〜119のうちのいずれかをタッチ入力で選択してもよく、この場合にも、選択されたオブジェクトに対応するパーツIDおよびパターンIDが、ネットワーク303を介してサーバ302へ送信される。
それから、サーバ302では、物品配置処理手段361により、端末装置301から受信したパーツIDおよびパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材またはタッチ入力用のオブジェクトに対応する画像データを画像データ記憶手段80から取得するとともに、コメント表示処理手段362により、端末装置301から受信したパーツIDおよびパターンIDに基づき、シミュレーション実施者により選択されたサンプル素材またはタッチ入力用のオブジェクトに対応するコメントを取得し、これらのレイヤー統合後の画像ファイルおよびコメントを、端末装置301へネットワーク303を介して送信する。また、ログ出力処理手段365により表示ログファイル91が出力され、表示ログ記憶手段90に保存される。
端末装置301では、サーバ302からレイヤー統合後の画像ファイルおよびコメントを受信すると、ディスプレイ装置320の画面上に、シミュレーション画像および選択した素材の説明文が表示される。なお、このシミュレーション画像および説明文の表示は、通常の閲覧用プログラム(ブラウザ)による表示としもよく、あるいは専用のプログラム(例えば、サーバ302からオンラインで提供されたプログラム、あるいはサーバ302の管理者またはその代行者から配送されたプログラム等)による表示としてもよい。
なお、警告出力処理手段363は、端末装置301から受信したパーツIDおよびパターンIDに基づき、異常な操作が行われているか否かを判断し、異常な操作であると判断した場合には、制御用ファイル記憶手段70の設定ファイル75からエラーメッセージを取得し、端末装置301へネットワーク303を介して送信する。すると、端末装置301のディスプレイ装置320の画面上にエラーメッセージが表示される。
このようにネットワークを用いた構成とした場合には、サーバ302の設置場所とは離れた遠隔地でシミュレーションを行うことができる。例えば、サンプル素材30〜38および必要に応じてサンプル情報読取手段350を、シミュレーション実施者(例えば消費者)の自宅等に送れば、シミュレーション実施者は、外出しなくても(例えば店舗に出向かなくても)、自宅等でシミュレーションを行うことができる。
また、遠隔地にいる複数人(例えば家族等)による協調作業で素材選択シミュレーションを行うことができる。
なお、図7の素材選択シミュレーションシステム300のように、ネットワークを用いた構成とする場合においても、図6の素材選択シミュレーションシステム200のように、シミュレーション実施者の撮影した背景画像261Aや素材画像264Aに基づく素材選択シミュレーションを行うことができる構成とすることができる。この場合には、背景画像261Aや素材画像264Aは、端末装置301で取り込み、新しい画像データの生成処理は、サーバ302で行うようにすればよい。
以上のように、本発明の素材選択シミュレーションシステムは、例えば、建物、自動車、船舶、航空機の内装や外装、服装等の素材選択、あるいは素材選択を通じた各種デザインを行う場合等に用いるのに適している。
本発明の一実施形態の素材選択シミュレーションシステムの全体構成図。 前記実施形態の素材選択シミュレーションシステムによる処理およびデータの流れの説明図。 前記実施形態の素材選択シミュレーションシステムを構成するディスプレイ装置、サンプル素材、サンプル情報読取手段の配置状況、およびディスプレイ装置の画面の表示例を示す図。 前記実施形態の素材選択シミュレーションシステムによる処理の流れを示すフローチャートの図。 図4に続いて、前記実施形態の素材選択シミュレーションシステムによる処理の流れを示すフローチャートの図。 本発明の第1の変形の形態を示す素材選択シミュレーションシステムの構成図。 本発明の第2の変形の形態を示す素材選択シミュレーションシステムの構成図。
符号の説明
10,200,300 素材選択シミュレーションシステム
20,320 ディスプレイ装置
30〜38 サンプル素材
39 非接触ICタグであるRFIDタグ
50,350 サンプル情報読取手段
61,361 物品配置処理手段
64 タッチ入力受付処理手段
65,365 ログ出力処理手段
80 画像データ記憶手段
101 物品である床
102 物品である壁
103 物品である天井
104 物品であるソファー
105 物品であるカーテン
261 持込背景画像取込処理手段
262 切抜操作誘導処理手段
263 持込物品画像データ生成処理手段
264 素材画像取込処理手段
265 提供素材画像データ生成処理手段
301 端末装置
302 サーバ
303 ネットワーク

Claims (7)

  1. ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中で、複数種類の素材の中から選択された素材により構成される物品を配置するシミュレーションを行うための素材選択シミュレーションシステムであって、
    前記各素材の色を含む表面性状の種別を識別するためのパターンIDを含む情報を記録した非接触ICタグまたはバーコード若しくは2次元バーコードをそれぞれ付された複数種類のサンプル素材と、
    これらの各サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品がそれぞれ写っている複数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    シミュレーション実施者により選択された前記サンプル素材に付された前記非接触ICタグまたは前記バーコード若しくは前記2次元バーコードに記録された前記パターンIDを含む情報を読み取るサンプル情報読取手段と、
    このサンプル情報読取手段により読み取られた前記パターンIDに基づき、前記シミュレーション実施者により選択された前記サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている前記画像データを前記画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを用いて、前記シミュレーション実施者により選択された前記サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品を配置した状態の画像を前記ディスプレイ装置の画面上に表示する処理を行う物品配置処理手段と
    を備えたことを特徴とする素材選択シミュレーションシステム。
  2. 前記ディスプレイ装置の画面上に表示された画像中には、前記素材の選択対象となる複数の物品の画像が含まれ、
    前記サンプル素材は、前記各物品について前記各表面性状毎に用意され、
    前記非接触ICタグまたは前記バーコード若しくは前記2次元バーコードには、前記素材の選択対象となる前記各物品の種別を識別するためのパーツIDおよび前記各物品毎に振られた前記パターンID、または前記各物品の種別および前記表面性状の種別を合わせて識別するための混成IDが記録され、
    前記画像データは、前記各物品を物品単位で切り抜いて生成された切り抜き画像による画像データとされ、
    前記画像データ記憶手段には、前記各物品について前記各表面性状毎に生成された前記画像データが記憶され、
    前記サンプル情報読取手段は、前記非接触ICタグまたは前記バーコード若しくは前記2次元バーコードに記録された前記パーツIDおよび前記パターンID、または前記混成IDを含む情報を読み取る構成とされ、
    前記物品配置処理手段は、前記サンプル情報読取手段により読み取られた前記パーツIDおよび前記パターンID、または前記混成IDに基づき、前記シミュレーション実施者により選択された前記サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている前記画像データを前記画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを前記パーツIDまたは前記混成IDにより識別された物品に対応する階層に配置するレイヤー表示を行う構成とされていることを特徴とする請求項1に記載の素材選択シミュレーションシステム。
  3. 複数種類の素材の表面性状とそれぞれ同じ表面性状で描かれた複数のオブジェクトを前記ディスプレイ装置の画面上に表示し、前記シミュレーション実施者による前記オブジェクトを選択するためのタッチ入力を受け付けるタッチ入力受付処理手段を備え、
    前記物品配置処理手段は、前記タッチ入力受付処理手段により受け付けた前記タッチ入力で選択された前記オブジェクトに対応する前記画像データを前記画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを用いて、前記シミュレーション実施者により選択された前記オブジェクトの表面性状と同じ表面性状の素材により構成される物品を配置した状態の画像を、前記ディスプレイ装置の画面上に表示する処理を行う構成とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の素材選択シミュレーションシステム。
  4. 前記シミュレーション実施者によるシミュレーションが行われた物品の種別を識別するためのパーツIDと、シミュレーションが行われた物品を構成する素材の表面性状の種別を識別するためのパターンIDと、前記シミュレーション実施者の個人情報と、シミュレーションが行われたシステムが設置された店舗を識別するための店舗IDと、前記店舗を出している業者を識別するための業者IDとのうち、少なくとも1つの情報をログとして出力するログ出力処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の素材選択シミュレーションシステム。
  5. 前記シミュレーション実施者が撮影した背景画像を取り込む持込背景画像取込処理手段と、
    前記シミュレーション実施者に対し、前記持込背景画像取込処理手段により取り込んだ背景画像から、前記素材の選択対象としてシステムに既に設定されている複数の物品に相当する持込物品の画像を順番に切り抜いていく操作を誘導する切抜操作誘導処理手段と、
    この切抜操作誘導処理手段により切り抜かれた前記各持込物品の表面性状を、前記各物品について前記各表面性状毎に既に用意されている前記サンプル素材と同じ表面性状で置き換えていくことにより、前記各持込物品についての新しい画像データを生成し、生成された画像データを前記画像データ記憶手段に格納する持込物品画像データ生成処理手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の素材選択シミュレーションシステム。
  6. 前記シミュレーション実施者が撮影した素材画像を取り込む素材画像取込処理手段と、
    前記素材の選択対象としてシステムに既に設定されている物品について、この物品の表面性状を、前記素材画像取込処理手段により取り込んだ素材画像と同じ表面性状で置き換えることにより、前記シミュレーション実施者により提供された素材により構成される物品が写っている新しい画像データを生成し、生成された画像データを前記画像データ記憶手段に格納する提供素材画像データ生成処理手段とを備え、
    前記タッチ入力受付処理手段は、前記素材画像取込処理手段により取り込んだ素材画像と同じ表面性状で描かれたオブジェクトを前記ディスプレイ装置の画面上に表示する構成とされていることを特徴とする請求項3に記載の素材選択シミュレーションシステム。
  7. 前記シミュレーション実施者の操作する端末装置とサーバとをネットワークで接続して構成され、
    前記端末装置には、前記ディスプレイ装置と、前記サンプル情報読取手段とが設けられ、
    前記サンプル情報読取手段は、読み取った前記パーツIDおよび前記パターンID、または前記混成IDを含む情報を前記サーバへネットワークを介して送信する構成とされ、
    前記サーバには、前記物品配置処理手段が設けられ、
    前記物品配置処理手段は、前記端末装置から送信されてきた前記パーツIDおよび前記パターンID、または前記混成IDに基づき、前記シミュレーション実施者により選択された前記サンプル素材と同じ表面性状の素材により構成される物品が写っている前記画像データを前記画像データ記憶手段から取得し、取得した画像データを用いてレイヤーの統合を行い、レイヤーの統合を行って得られた画像ファイルを前記端末装置へネットワークを介して送信する構成とされていることを特徴とする請求項2に記載の素材選択シミュレーションシステム。
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