JP2009003906A - リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム - Google Patents

リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009003906A
JP2009003906A JP2007309878A JP2007309878A JP2009003906A JP 2009003906 A JP2009003906 A JP 2009003906A JP 2007309878 A JP2007309878 A JP 2007309878A JP 2007309878 A JP2007309878 A JP 2007309878A JP 2009003906 A JP2009003906 A JP 2009003906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
estimate
contractor
plan
customer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007309878A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sakamoto
貴洋 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOW KK
Original Assignee
NOW KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOW KK filed Critical NOW KK
Priority to JP2007309878A priority Critical patent/JP2009003906A/ja
Publication of JP2009003906A publication Critical patent/JP2009003906A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】従来のリフォーム仲介装置においては、施工業者とリフォームプランとを適切に決定することができないという課題があった。
【解決手段】施工業者が、見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を受信する対抗見積受信部103と、見積受信部101が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額を作成した施工業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての対抗見積受信部103が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための第二表示情報を送信する第二送信部107とを具備するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、構成を選択可能な販売対象を提供する業者である販売対象業者と顧客とを仲介する販売対象仲介装置等に関するものであり、例えば、住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介するリフォーム仲介装置等に関するものである。
従来のリフォーム仲介装置としては、顧客が計画している住宅リフォームに対して、施工業者が提示した見積価格による予算が不足している顧客に対して、施工面積や使用する材料部品・設備装置を容易に繰り返し変更可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
住宅リフォームにおいては、顧客は、複数の施工業者に対して、見積の作成、すなわちリフォームプランと見積金額との作成を行わせ、各施工業者が作成したリフォームプランと見積金額等を比較して、リフォームを依頼する施工業者を選定し、その施工業者が提案したプランでリフォームを行うことが多い。
特開2004−139169号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、各施工業者が提案するリフォームプラン同士は通常は異なるものであるため、顧客は、各施工業者が提案するリフォームプラン同士を価格に基づいて単純に比較することができず、施工業者の選定を適切に行うことができないという課題があった。
また、各リフォームプランについて、そのプランを提案している施工業者の見積金額が適切な価格であるか否かを判断することや、そのリフォームのコスト対効果が高いか否かを判断すること等は、リフォームについての知識のない顧客にとっては容易ではないという課題があった。
このような場合においては、この施工業者が提案するリフォームプランと同じプランについて、他の施工業者に見積を依頼すれば、リフォームプランの見積金額が妥当な価格であるか否か等を判断したり、より安価に同じプランで施工してもらうことのできる施工業者を見つけることが可能となるが、このように複数の業者に見積を依頼することは手間と時間がかかってしまうという課題があった。
また、施工業者にとっては、他の施工業者が提案するリフォームプランであれば、他の施工業者よりも安価に施工できる場合でも、このような他のリフォームプランに対する見積金額を提示する機会が与えられていないため、受注のための顧客との交渉の機会が十分に与えられず、施工業者の特徴等を十分に顧客にアピールすることができないという課題があった。この結果、顧客にとってもプランに対して適切に施工業者を選択することが困難となっていた。
また、リフォームのプラン以外の、構成を選択可能な販売対象、例えば、顧客の要望に応じて建築業者が建築する建築物や、行き先やスケジュール等をカスタマイズしたツアーや、式場や料理内容等をカスタマイズ可能な結婚式や、顧客の要望に応じてコンピュータの台数や周辺機器等を組み合わせたコンピュータシステム等、を提供する業者である販売対象業者を、顧客が選定する場合においても、、上記と同様に、販売対象業者の選定を適切に行うことができないという課題や、プランを提案している販売対象業者の見積金額が適切な価格であるか否かを判断することや、その販売対象のコスト対効果が高いか否かを判断すること等は、販売対象についての知識のない顧客にとっては容易ではないという課題があった。
このような場合においても、上記のリフォームプランの場合と同様に、一の販売対象業者が提案する販売対象のプランと同じ販売対象のプランについて、他の販売対象業者に見積を依頼すれば、販売対象のプランについての見積金額が妥当な価格であるか否か等を判断したり、より安価に同じプランの販売対象を提供してもらうことのできる販売対象業者を見つけることが可能となるが、このように複数の業者に見積を依頼することは手間と時間がかかってしまうという課題があった。
また、販売対象業者にとっては、顧客の要望に応じて他の販売対象業者が提案する販売対象のプランであれば、他の販売対象業者よりも安価に提供できる場合でも、このような他のプランに対する見積金額を提示する機会が与えられていないため、受注のための顧客との交渉の機会が十分に与えられず、販売対象業者の特徴等を十分に顧客にアピールすることができないという課題があった。この結果、顧客にとってもプランに対して適切に販売対象業者を選択することが困難となっていた。
本発明のリフォーム仲介装置は、住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介するリフォーム仲介装置であって、複数の施工業者が顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の施工業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、1以上の前記施工業者が、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の施工業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額を作成した施工業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと前記複数の施工業者とのうちの、前記顧客が指定した一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示すリフォームプランと施工業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部とを具備するリフォーム仲介装置である。
かかる構成により、各施工業者が他の施工業者が作成したリフォームプランに対して作成した見積金額である対抗見積金額を、各施工業者が作成した見積金額とともに、顧客端末装置に表示させることができるため、見積金額が比較しやすくなり、住宅リフォームの施工業者とリフォームプランとを適切に決定することができる。
また、本発明のリフォーム仲介装置は、前記リフォーム仲介装置において、前記第一送信部および第二送信部は、前記リフォームプランについての見積金額を、リフォームプランおよび前記複数の施工業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報および第二表示情報を送信するリフォーム仲介装置である。
かかる構成により、見積金額を比較しやすい態様で顧客や施工業者に提示することができる。
また、本発明のリフォーム仲介装置は、前記リフォーム仲介装置において、前記第一送信部は、1以上の前記業者端末装置に対して、それぞれ、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの、リフォームプランについての見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを、当該リフォームプランと対応付けてさらに表示するための情報を含む前記第一表示情報を送信するリフォーム仲介装置である。
かかる構成により、各施工業者に対して対抗見積金額を入力しやすくすることができる。また、どの対抗見積金額を入力すればよいかを各施工業者に促すことができる。
また、本発明のリフォーム仲介装置は、前記リフォーム仲介装置において、前記第一送信部は、前記オブジェクトを、前記他の施工業者が作成したリフォームプランを行または列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報を送信するリフォーム仲介装置である。
かかる構成により、各施工業者に対して対抗見積金額を入力しやすくすることができる。また、どの対抗見積金額を入力すればよいかを各施工業者に促すことができる。
また、本発明のリフォーム仲介装置は、前記リフォーム仲介装置において、顧客の要求に関する情報である要求情報を受信する要求情報受信部と、前記複数の施工業者が作成したリフォームプランについての訴求項目についての情報である訴求情報を受信する訴求情報受信部と、前記要求情報受信部が受信した要求情報と前記訴求情報受信部が受信した訴求情報とを比較する比較部と、を更に具備し、前記第二送信部は、前記比較部が、両者が合致していると判断した場合に、当該合致していると判断された訴求情報が対応するリフォームプランを他のリフォームプランと視覚的に区別する態様で表示する前記第二表示情報を送信するリフォーム仲介装置である。
かかる構成により、顧客の要望にあったリフォームプランを、他と識別できるように表示することができる。
また、本発明のリフォーム仲介装置は、前記リフォーム仲介装置において、前記業者指定情報が指定するリフォームプランについて行われたリフォーム結果についての、前記顧客の評価を示す情報である評価情報を受信する評価情報受信部と、前記評価情報受信部が受信した1以上の評価情報に応じて前記施工業者の行った1以上のリフォームが適切であるか否かを判断する判断部と、前記判断部が、リフォームが適切でないと判断した場合に、適切でないことを示す情報である警告情報を、前記業者指定情報が指定する施工業者の業者端末装置に対して送信する警告情報送信部とを更に具備するリフォーム仲介装置である。
かかる構成により、施工業者に対してリフォームについての不適切な部分についての改善を促すことができ、リフォームの質を保つ、あるいは向上させることができる。
また、本発明にかかる販売対象仲介装置は、構成を選択可能な販売対象を提供する業者と顧客とを仲介する販売対象仲介装置であって、複数の業者が顧客の要求に応じて作成した販売対象の構成を示すプランである販売対象構成プランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、1以上の前記業者が、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額を作成した業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、当該販売対象構成プランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと前記複数の業者とのうちの、前記顧客が指定した一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示す販売対象構成プランと業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部とを具備する販売対象仲介装置である。
かかる構成により、各業者が他の業者が作成した販売対象構成プランに対して作成した見積金額である対抗見積金額を、各業者が作成した見積金額とともに、顧客端末装置に表示させることができるため、見積金額が比較しやすくなり、業者と販売対象構成プランとの組み合わせを適切に決定することができる。
また、本発明にかかる販売対象仲介装置は、前記販売対象仲介装置において、前記第一送信部および第二送信部は、前記販売対象構成プランについての見積金額を、販売対象構成プランおよび前記複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報および第二表示情報を送信する販売対象仲介装置である。
かかる構成により、見積金額を比較しやすい態様で顧客や業者に提示することができる。
また、本発明にかかる販売対象仲介装置は、前記販売対象仲介装置において、前記第一送信部は、1以上の前記業者端末装置に対して、それぞれ、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの、販売対象構成プランについての見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを、当該販売対象構成プランと対応付けてさらに表示するための情報を含む前記第一表示情報を送信する販売対象仲介装置である。
かかる構成により、各業者に対して対抗見積金額を入力しやすくすることができる。また、どの対抗見積金額を入力すればよいかを各業者に促すことができる。
また、本発明にかかる販売対象仲介装置は、前記販売対象仲介装置において、前記第一送信部は、前記オブジェクトを、前記他の業者が作成した販売対象構成プランを行または列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報を送信する販売対象仲介装置である。
かかる構成により、各業者に対して対抗見積金額を入力しやすくすることができる。また、どの対抗見積金額を入力すればよいかを各業者に促すことができる。
また、本発明にかかる販売対象仲介装置は、前記販売対象仲介装置において、顧客の要求に関する情報である要求情報を受信する要求情報受信部と、前記複数の業者が作成した販売対象構成プランについての訴求項目についての情報である訴求情報を受信する訴求情報受信部と、前記要求情報受信部が受信した要求情報と前記訴求情報受信部が受信した訴求情報とを比較する比較部と、を更に具備し、前記第二送信部は、前記比較部が、両者が合致していると判断した場合に、当該合致していると判断された訴求情報が対応する販売対象構成プランを他の販売対象構成プランと視覚的に区別する態様で表示する前記第二表示情報を送信する販売対象仲介装置である。
かかる構成により、顧客の要望にあった販売対象構成プランを、他と識別できるように表示することができる。
また、本発明にかかる販売対象仲介装置は、前記販売対象仲介装置において、前記業者指定情報が指定する販売対象構成プランについて提供された販売対象についての、前記顧客の評価を示す情報である評価情報を受信する評価情報受信部と、前記評価情報受信部が受信した1以上の評価情報に応じて前記業者が提供した1以上の販売対象が適切であるか否かを判断する判断部と、前記判断部が、判断対象が適切でないと判断した場合に、適切でないことを示す情報である警告情報を、前記業者指定情報が指定する業者の業者端末装置に対して送信する警告情報送信部とを更に具備する販売対象仲介装置である。
かかる構成により、業者に対して販売対象の提供についての不適切な部分についての改善を促すことができ、販売対象の質を保つ、あるいは向上させることができる。
本発明による販売対象仲介装置等によれば、構成を選択可能な販売対象を提供する業者である販売対象業者と販売対象のプランとを適切に決定することができる。
また、本発明によるリフォーム仲介装置等によれば、住宅リフォームの施工業者とリフォームプランとを適切に決定することができる。
以下、リフォーム仲介装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるリフォーム仲介システムの構成を示す概念図である。リフォーム仲介システムは、リフォーム仲介装置1、複数の業者端末装置2、および顧客端末装置3を備えている。
リフォーム仲介装置1、複数の業者端末装置2、および顧客端末装置3は、それぞれ、通信回線等を介して、情報の送受信が可能である。各装置は、例えば、インターネットや、無線や有線のLAN等のネットワークで接続されていてもよいし、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により接続されていてもよい。ただし、各装置間の接続方法は問わない。また、情報の送受信の手段は、通信手段でも、放送手段等でも良い。なお、業者端末装置2は、2以上であればよい。
図2は、本実施の形態におけるリフォーム仲介システムの構成を示すブロック図である。なお、図2では、説明の便宜上、業者端末装置2が一つの場合を例に挙げて示している。
リフォーム仲介装置1は、見積受信部101、第一送信部102、対抗見積受信部103、要求情報受信部104、訴求情報受信部105、比較部106、第二送信部107、業者指定情報受信部108、依頼情報送信部109、評価情報受信部110、判断部111、警告情報送信部112を具備する。
見積受信部101は、複数の施工業者が顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の施工業者の端末装置である業者端末装置2から受信する。リフォームプランとは、リフォームの計画を説明するために用いられる情報であり、例えば、リフォームに用いられる什器や設備、人件費等のリフォームの内訳や、リフォームの設計図や完成予想図等を示す情報である。リフォームプランは、これらの情報のファイル名であっても良い。また、リフォームの予定表等であっても良い。見積金額は、リフォームプランに沿ってリフォームを行った場合の金額の見積を示す情報であり、通常は、合計価格である。ただし、リフォームに用いる什器や資材の見積金額の内訳や、各工程についての見積金額の内訳等を示す情報を含んでも良い。また、これらの内訳の見積金額はリフォームプランの一部であるとしても良い。見積金額についての情報は、結果的に見積金額が得られる情報であってもよい。例えば、見積金額についての情報は、リフォームの内訳の金額についての情報であってもよい。この場合、内訳の金額を全て入力させることで、リフォーム仲介装置1の見積受信部101等が、合計金額である見積金額を結果的に算出できるからである。見積情報は、文字や数字等により構成されるテキスト情報であっても良いし、画像情報であっても良い。見積情報のデータ構造等は問わない。また、リフォームプランと、見積金額とは、一のデータとして送信されても、分割して送信されても良い。見積情報には、見積情報を送信した施工業者を示すための識別情報、あるいは当該施工業者の利用する業者端末装置2の識別情報等が含まれていても良い。また、識別情報が付加された見積情報を受信しても良い。ここでの施工業者とは、住宅のリフォームのプランニングや、設計、施工を行う業者である。ただし、住宅のリフォームのプランニングや、設計、施工のみを行う業者であっても良い。施工業者がどのように、顧客の要求に応じて見積情報を作成するかは問わない。見積受信部101は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
第一送信部102は、見積受信部101が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を、1以上の業者端末装置に送信する。第一送信部102は、リフォームプランについての見積金額を、リフォームプランおよび前記複数の施工業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第一表示情報を構成し送信することが、リフォームプランと、施工業者と見積金額との関係を把握しやすい点で好適である。ここで述べるマトリクスとは、具体的には表のことであり、例えば、第一表示情報がHTMLで記述されたファイルである場合、マトリクスは、<table>タグにより定義され、行や列の要素は、<td>タグや<tr>タグを用いて定義される。ただし、第一送信部102は、見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者とを対応付けた表示をどのような態様で行っても良い。なお、リフォームプランおよび前記複数の施工業者を、行および列として有するマトリクスとは、リフォームプランと施工業者のいずれが、行であっても列であっても良いマトリクスをここでは意味する。第一送信部102が、見積情報が示すリフォームプランと見積金額とを作成した施工業者を、どのように識別するかは問わない。例えば、第一送信部102は、見積情報に含まれる(あるいは付加された)、リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者の識別情報や業者端末装置2の識別情報等を用いて、リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者を判断しても良い。第一送信部102が、第一表示情報を構成して送信するトリガーやタイミング等は問わない。例えば、見積受信部101が複数の見積情報を受信した場合に、第一表示情報を構成して、見積情報を送信した全ての業者端末装置2に送信しても良いし、業者端末装置2が第一表示情報の送信を要求してきたことをトリガーとして第一表示情報を構成して送信しても良い。第一表示情報のデータ構造等は問わない。例えば、第一表示情報は、WEBブラウザ等で表示可能なHTMLファイルや、PDFファイル、Flashファイル等である。また、第一送信部102は、1以上の業者端末装置2に対して、それぞれ、見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの、リフォームプランについての見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを、当該リフォームプランと対応付けてさらに表示するための情報を含む第一表示情報を送信するようにしてもよい。ここで述べるオブジェクトとは、具体的には表示要素であり、入力欄等の入力インターフェースを表示させるためのボタンや、入力フォーム等のページへのリンクボタンやリンクが配置された文字列等であっても良いし、入力フィールド等であっても良い。第一送信部102は、例えば、これらのオブジェクトを、他の施工業者が作成したリフォームプランを行または列として有するマトリクス内に配置して表示する第一表示情報を送信する。第一送信部102が第一表示情報を送信する1以上の業者端末装置2は、例えば、見積情報を送信した全ての業者端末装置2や、第一表示情報の送信を要求してきた業者端末装置2である。第一送信部102は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。さらに、第一送信部102は、第一表示情報を構成するために、MPUやメモリ等から実現されてもよい。第一送信部102の第一表示情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
対抗見積受信部103は、1以上の施工業者が、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、当該1以上の施工業者の業者端末装置2から受信する。対抗見積受信部103は、第一送信部102が第一表示情報を送信した後に、対抗見積金額情報を受け付ける。各リフォームプランに対して作成した見積金額とは、各リフォームプランと同一のリフォームプランについて作成した見積金額のことである。ただし、ここでの同一のリフォームプランとは、結果的に同じ、もしくはほぼ同じ仕上がりのリフォーム結果が得られるリフォームプランのことであり、例えば、作業日数と作業人数等の計画等は異なっていても良い。以下、各リフォームプランについて作成した見積金額を対抗見積金額と呼ぶ。対抗見積金額は、上述した見積金額と同様のものである。この1以上の施工業者とは、例えば、上述した第一表示情報を受信した業者端末装置2を利用する施工業者のうちの1以上の施工業者である。この対抗見積金額情報は、例えば、上述した第一表示情報を用いて業者端末装置2上において表示したオブジェクトを、業者端末装置2において入力デバイス等を用いて操作、例えばクリックしたこと等によって受け付けて送信された対抗見積金額の情報である。対抗見積金額情報には、対抗見積金額情報を送信した施工業者の識別情報、あるいは当該施工業者の利用する業者端末装置2の識別情報等が含まれていても良い。また、識別情報が付加された対抗見積金額情報を受信しても良い。対抗見積受信部103は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
要求情報受信部104は、顧客の要求に関する情報である要求情報を受信する。顧客の要求とは、具体的にはリフォームについての顧客の要求である。要求情報は、顧客の1以上の要求が特定できる情報であればどのような情報であっても良い。例えば、要求情報は、顧客が要求すると考えられる複数の要求項目を識別する情報であっても良い。また、要求情報は、顧客の要求を示す文書や単語等のテキスト等であっても良い。要求情報受信部104は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
訴求情報受信部105は、複数の施工業者がそれぞれ作成したリフォームプランについての訴求項目についての情報である訴求情報を受信する。訴求項目とは、リフォームプランの特徴や、特筆すべき点の、顧客にアピールしたい項目である。訴求情報は、訴求項目を特定できる情報であればどのような情報であっても良い。例えば、施工業者が訴求すると考えられる複数の訴求項目を識別する情報であっても良い。また、訴求情報は、リフォームプランについての訴求項目を示す文書や単語等のテキスト等であっても良い。なお、施工業者の各訴求項目と、上述した要求項目のそれぞれとを互いに対応する内容としておき、互いに対応する訴求項目と要求項目とについての訴求情報と要求情報とを、対応管理テーブル等の一のレコードの2つの属性として対応付けて管理しておくことが、後述する比較部106において、要求情報と訴求情報とが対応するか否かの判断を行う上で好ましい。また、互いに対応する訴求項目と要求項目とについての訴求情報と要求情報とを、一致する識別情報に設定しておくようにしても良い。訴求情報には、業者端末装置2あるいは施工業者を特定する情報を含むようにしても良い。訴求情報受信部105は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
比較部106は、要求情報受信部104が受信した要求情報と訴求情報受信部105が受信した訴求情報とを比較する。例えば、比較部106は要求情報と、訴求情報とを比較して、両者が合致しているか否かを判断する。合致しているか否かとは、ここでは、例えば、要求情報と訴求情報とが一致あるいは対応している数が、所定数以上、あるいは所定の度合い以上あるか否か等のことである。あるいは、要求情報と訴求情報との全てが、一致あるいは対応している場合に、合致していると判断するようにしても良い。具体例としては、訴求情報と要求情報とを比較して、一致するあるいは対応する訴求情報と要求情報とが、二組以上存在すれば、合致していると判断する。要求情報と訴求情報とが対応するか否か等は、例えば上述したような対応管理テーブルの一のレコードで管理される訴求情報と要求情報であるか等を判断することで、判断可能である。比較部106は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。比較部106の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第二送信部107は、見積受信部101が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示する情報であり、かつ見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての対抗見積受信部103が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額である対抗見積金額と、当該対抗見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、顧客の端末装置である顧客端末装置3に送信する。第二送信部107が、見積情報が示すリフォームプランと見積金額とを作成した施工業者、あるいは対抗見積金額情報が示す対抗見積金額を作成した施工業者を、どのように識別するかは問わない。例えば、第二送信部107は、見積情報に含まれる、リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者の識別情報(名称やID)や業者端末装置2の識別情報(例えばIPアドレスやMACアドレス)、対抗見積金額情報に含まれる、対抗見積金額を作成した施工業者の識別情報や業者端末装置2の識別情報等を用いて、対抗見積金額を作成した施工業者を判断しても良い。第二送信部107は、例えば、上述したような、対抗見積金額情報が示す見積金額を含むリフォームプランについての見積金額を、リフォームプランおよび前記複数の施工業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第二表示情報を構成し送信することが、リフォームプランと、施工業者と見積金額との関係を把握しやすい点で好適である。ただし、第二送信部107は、見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者とを対応付けた表示をどのような態様で行っても良い。第二送信部107が、第二表示情報を構成して送信するトリガーやタイミング等は問わない。例えば、第一送信部102が第一表示情報を送信してから所定の時間が経過した場合に、第二表示情報を構成して、顧客端末装置3に送信しても良いし、顧客端末装置3が第二表示情報の送信を要求してきたことをトリガーとして、第二表示情報を構成して送信しても良い。第二表示情報のデータ構造等は問わない。例えば、第二表示情報は、WEBブラウザ等で表示可能なHTMLファイルや、PDFファイル、Flashファイル等である。また、第二送信部107は、比較部106が、顧客の要求情報と、各リフォームプランについての訴求情報との両者が合致していると判断した場合に、当該合致していると判断された訴求情報が対応するリフォームプランを他のリフォームプランと視覚的に区別する態様で表示する第二表示情報を構成して、顧客端末装置3に送信するようにしても良い。視覚的に区別する態様とは、例えば、一のリフォームプランを、他のリフォームプランの背景色や文字色等と異なる文字色で表示したりする態様である。これにより、顧客の要望に合致するリフォームプランを、顧客が視覚的に判断することが可能となる。第二送信部107は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。さらに、第二送信部107は、第一表示情報を構成するために、MPUやメモリ等から実現されてもよい。第二送信部107の第一表示情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
業者指定情報受信部108は、第二送信部107が送信した第一表示情報および第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと複数の施工業者とのうちの、顧客が指定した一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、顧客端末装置3から受信する。業者指定情報は、リフォームプランと施工業者との組み合わせを、どのように示す情報であってもよく、例えば、リフォームプランの識別情報、例えばリフォームプラン名と、施工業者の識別情報、例えば施工業者名との組み合わせ等を含む情報であっても良い。また、予め、リフォームプランと施工業者との組み合わせに識別情報が与えられている場合、この識別情報を含む情報であっても良い。業者指定情報受信部108は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
依頼情報送信部109は、業者指定情報受信部108が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示すリフォームプランと施工業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置2に送信する。依頼情報は、業者指定情報が示すリフォームプランによるリフォームの施工の依頼を、顧客から受けたことを、業者指定情報が示す施工業者に知らせることができる情報であればどのような情報であっても良く、例えば、「施工業者001が、リフォームプラン002による施工の依頼を受け付けました。」等のテキスト情報であっても良い。依頼情報は、WEBページの情報として送信されても良いし、電子メール等で送信されてもよい。施工業者の電子メールアドレス等は、予め、施工業者の名称等と対応付けて図示しない格納部等に蓄積しておき、業者指定情報が示す施工業者の名称等を検索キーとして用いて格納部に格納されている電子メールアドレスを検索することで、取得するようにすればよい。依頼情報が送信されるタイミングやトリガー等は問わない。依頼情報送信部109は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。さらに、依頼情報送信部109は、依頼情報を構成するために、MPUやメモリ等から実現されてもよい。依頼情報送信部109の依頼情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
評価情報受信部110は、業者指定情報が指定するリフォームプランについて行われたリフォーム結果についての、顧客の評価を示す情報である評価情報を、顧客端末装置3から受信する。評価情報は、顧客の評価が特定できる情報であればどのような情報であっても良い。例えば、評価情報は、顧客が評価すると考えられる複数の評価項目を識別する情報のうちの1以上であっても良い。また、これらの評価項目についての得点等であっても良い。また、評価情報は、顧客の評価を示す文書や単語等のテキスト等であっても良い。評価情報はさらに、評価対象となるリフォームを行った施工業者を特定する識別情報等を有していても良い。あるいは、評価情報は、評価対象となるリフォームを行った施工業者を特定する識別情報と対応付けられて、顧客端末装置3から送信されたものであっても良い。評価情報受信部110は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
判断部111は、評価情報受信部110が受信した1以上の評価情報に応じて施工業者の行った1以上のリフォームが適切であるか否かを判断する。リフォームが適切であるか否かを判断するということは、言い換えれば、施工業者のリフォームに関するレベルが適切であるか否かを判断することである。判断部111は、評価情報に応じてどのようにリフォームが適切であるか否かを判断しても良い。判断部111は、例えば、施工業者別に、1以上の顧客から送信された1以上の評価情報に含まれる1以上の評価項目の数をカウントして、そのカウント数が、所定の閾値以上であるか否かによって、施工業者、その評価項目についてのリフォームを適切に行ったか否かを判断する。例えば、ある評価項目の内容がリフォームの結果をマイナス評価する項目である場合において、その評価項目のカウント数が閾値以上である場合、その施工業者のリフォームが、特にその評価項目については、適切でないと判断される。あるいは予め評価項目別に点数を与えておき、1以上の顧客から送信された1以上の評価情報に含まれる評価項目の全てについて、その評価項目が評価情報に含まれていた回数とその評価項目の点数とを乗算し、これらの合計を閾値と比較して、点数の合計が閾値よりも大きいか否かによりリフォーム結果を適切であるか否かを判断しても良い。判断部111は、評価情報が有する施工業者の識別情報や、評価情報と対応付けられて受信された施工業者の識別情報とから、評価情報の評価対象となる施工業者を判断すればよい。判断部111は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。判断部111の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
警告情報送信部112は、判断部111が、リフォームが適切でないと判断した場合に、適切でないことを示す情報である警告情報を、業者指定情報が指定する施工業者の業者端末装置2に対して送信する。警告情報は、例えば、施工業者のリフォームが適切でないことを警告するための情報や、判断部111の判断結果において評価項目のカウント数等の大小等から判断される施工業者が改善すべきポイントを知らせる情報である。警告情報送信部112は、判断結果に応じた情報であるHTMLファイル等を構成して、WEBページの情報として送信しても良いし、電子メール等で送信してもよい。警告情報送信部112は判断結果に応じた情報を送信するタイミングやトリガー等は問わない。例えば、判断部111が、受信した評価情報に含まれる評価項目数をカウントして、そのカウント数が所定の回数である場合、判断結果を送信するようにしても良い。警告情報送信部112は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
業者端末装置2は、各施工業者の端末装置である。具体的には、各施工業者が利用する端末装置である。ただし、各施工業者が、業者端末装置2を、それぞれ所有していても良いし、一時的に利用するだけであっても良い。また、一の業者端末装置2を複数の施工業者が共用しても良い。なお、ここでは、説明の便宜上、施工業者と、業者端末装置2とが1対1で対応している場合について説明する。ここで述べる端末装置とは、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話、携帯情報端末等である。
業者端末装置2は、業者受付部201、業者送信部202、業者受信部203、および業者表示部204を備えている。
業者受付部201は、当該業者端末装置2を利用する施工業者が、顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とを示す見積情報を受け付ける。また、このリフォームプランに対する訴求項目についての情報である訴求情報を受け付けてもよい。また、当該業者端末装置2を利用する施工業者が、他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を受け付ける。ここで述べる受付とは、例えば、入力手段からの受付や、他の機器等から送信される入力信号の受信や、記録媒体等からの情報の読み出し等である。見積情報等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。業者受付部201は、は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
業者送信部202は、業者受付部201が受け付けた見積情報や、訴求情報や、対抗見積金額情報等を、リフォーム仲介装置1に送信する。これらの情報を送信する際に、業者端末装置2を識別する情報を、図示しない格納部から読み出して、送信しても良い。業者送信部202は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
業者受信部203は、リフォーム仲介装置1から送信される第一表示情報を受信する。また、リフォーム仲介装置1から送信される依頼情報や、警告情報を受信する。業者受信部203は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
業者表示部204は、業者受信部203が受信した第一表示情報や、依頼情報や、警告情報を、図示しないディスプレイ等に表示する。業者表示部204は、出力デバイスであるディスプレイを含むと考えても含まないと考えても良い。業者表示部204は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
顧客端末装置3は、顧客の端末装置である。具体的には、顧客が利用する端末装置である。ただし、顧客が、業者端末装置2を、所有していても良いし、一時的に利用するだけであっても良い。また、本実施の形態においては、顧客が一人あるいは一組である場合について説明しているが、顧客は複数人あるいは複数組であっても良い。また、本実施の形態では顧客端末装置3が一つの場合について説明しているが、複数であっても良い。また、一の業者端末装置2を複数の施工業者が共用しても良い。なお、ここでは、説明の便宜上、顧客と、顧客端末装置3とが1対1で対応している場合について説明する。ここで述べる端末装置とは、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話、携帯情報端末等である。
顧客端末装置3は、顧客受付部301、顧客送信部302、顧客受信部303、および顧客表示部304を備えている。
顧客受付部301は、後述する顧客表示部304によって、第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと前記複数の施工業者とのうちの、顧客端末装置3を利用する顧客が指定する一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を受け付ける。また、顧客受付部301は、当該顧客端末装置3を利用する顧客の、リフォームについての要求を示す情報である上述した要求情報を受け付ける。また、業者指定情報が指定するリフォームプランについて行われたリフォーム結果についての、顧客の評価を示す情報である上述した評価情報を受け付ける。ここで述べる受付とは、例えば、入力手段からの受付や、他の機器等から送信される入力信号の受信や、記録媒体等からの情報の読み出し等である。業者指定情報等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。顧客受付部301は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
顧客送信部302は、顧客受付部301が受け付けた業者指定情報や、要求情報や、評価情報等を、リフォーム仲介装置1に送信する。これらの情報を送信する際に、顧客端末装置3を識別する情報を、図示しない格納部から読み出して、送信しても良い。顧客送信部302は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
顧客受信部303は、リフォーム仲介装置1から送信される第二表示情報を受信する。顧客受信部303は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
顧客表示部304は、顧客受信部303が受信した第二表示情報を、図示しないディスプレイ等に表示する。顧客表示部304は、出力デバイスであるディスプレイを含むと考えても含まないと考えても良い。顧客表示部304は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、リフォーム仲介システムの動作について説明する。
まず、業者端末装置2の動作について簡単に説明すると、業者受付部201は、見積情報や、訴求情報、対抗見積金額情報等を受け付けたか否かの判断を繰り返し、業者受付部201が見積情報等を受け付けると、受け付けた情報を業者送信部202がリフォーム仲介装置1に送信する。また、業者受信部203は、第一表示情報等を受信したか否かの判断を繰り返し、業者受信部203が、リフォーム仲介装置1から第一表示情報等を受け付けると、業者表示部204は、受け付けた第一表示情報等をディスプレイ等に表示する。業者受付部201の情報の受付は、第一表示情報等を用いてディスプレイ等に表示される入力インターフェース等を介したものであっても良い。なお、業者端末装置2の動作については、WEBサーバ等に接続されるクライアント装置等と同様のであるので、詳細な説明は省略する。
つぎに、顧客端末装置3の動作について簡単に説明すると、顧客受付部301は、業者指定情報や、要求情報や、評価情報等を受け付けたか否かの判断を繰り返し、顧客受付部301が業者指定情報等を受け付けると、受け付けた情報を顧客送信部302がリフォーム仲介装置1に送信する。また、顧客受信部303は、第二表示情報等を受信したか否かの判断を繰り返し、顧客受信部303が、リフォーム仲介装置1から第二表示情報等を受け付けると、顧客表示部304は、受け付けた第二表示情報等をディスプレイ等に表示する。顧客受付部301の情報の受付は、第二表示情報等を用いてディスプレイ等に表示される入力インターフェース等を介したものであっても良い。なお、顧客端末装置3の動作については、WEBサーバ等に接続されるクライアント装置等と同様のであるので、詳細な説明は省略する。
次に、リフォーム仲介装置の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、予め、複数の施工業者に対して、リフォームの見積の依頼が既に行われているものとする。
(ステップS301)要求情報受信部104は、要求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS302に進み、受信していない場合、ステップS301に戻る。
(ステップS302)要求情報受信部104は、受信した要求情報を、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS303)見積受信部101は、業者端末装置2から見積情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS304に進み、受信していない場合、ステップS305に進む。
(ステップS304)見積受信部101は、ステップS303において受信した見積情報を、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS305)訴求情報受信部105は、ステップS303において受信した見積情報が示すリフォームプランに対応した訴求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS306に進み、受信していない場合、ステップS307に進む。
(ステップS306)訴求情報受信部105は、ステップS303において受信した訴求情報を、見積情報に対応付けて、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS307)見積受信部101は、見積情報の受信を終了するか否かを判断する。例えば、見積受信部101は、予め設定された所定数の業者端末装置2から、見積情報を受信した場合に、受信を終了することを判断しても良いし、見積情報の受信開始から、所定時間経過した時点で、受信終了を判断しても良い。終了する場合、ステップS308に進み、終了しない場合、ステップS303に戻る。
(ステップS308)第一送信部102は、第一表示情報を送信するか否かを判断する。例えば、業者端末装置2等が送信する第一表示情報を送信する指示を、リフォーム仲介装置1の図示しない受付部等が受け付けた、すなわち受信した場合に、第一表示情報を送信することを決定しても良いし、所定のタイミングで全ての業者端末装置2に第一表示情報を送信することを決定しても良い。送信すると判断した場合、ステップS309に進み、送信しないと判断した場合、ステップS310に進む。
(ステップS309)第一送信部102は、ステップS304で蓄積した見積情報を用いて第一表示情報を構成し、業者端末装置2に送信する。
(ステップS310)対抗見積受信部103は、対抗見積金額情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS311に進み、受信していない場合、ステップS312に進む。
(ステップS311)対抗見積受信部103は、ステップS310において受信した対抗見積金額情報を、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS312)対抗見積受信部103は、対抗見積金額情報の受信を終了するか否かを判断する。例えば、見積情報の受信を終了してから所定の時間が経過した場合に、対抗見積金額情報の受信を終了すること判断しても良い。また、全ての対抗見積金額情報を受信した場合に終了することを判断しても良い。受信を修了する場合、ステップS313に進み、受信を修了しない場合、ステップS308に戻る。
(ステップS313)比較部106は、ステップS302で蓄積した要求情報と、ステップS306で蓄積した各リフォームプランに対応した訴求情報とを比較して、要求情報に合致した訴求情報に対応付けられたリフォームプランを検出する。検出したリフォームプランを指定する情報、例えばリフォームプラン名等の識別情報を図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS314)第二送信部107は、第二表示情報を送信するか否かを判断する。例えば、顧客端末装置3等が送信する第二表示情報を送信する指示を、リフォーム仲介装置1の図示しない受付部等が受け付けた、すなわち受信した場合に、第二送信部107が、第二表示情報を送信することを決定しても良いし、所定のタイミングで全ての顧客端末装置3に第二表示情報を送信することを決定しても良い。送信すると判断した場合、ステップS309に進み、送信しないと判断した場合、ステップS310に進む。
(ステップS315)第二送信部107は、ステップS304で蓄積した見積情報、ステップS311で蓄積した対抗見積金額情報、およびステップS313の比較結果とを用いて第二表示情報を構成し、顧客端末装置3に送信する。
(ステップS316)業者指定情報受信部108は、業者指定情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS317に進み、受信していない場合、ステップS316に戻る。
(ステップS317)依頼情報送信部109は、ステップS316において受信した業者指定情報を用いて依頼情報を構成し、構成した依頼情報をステップS316において受信した業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置2に送信する。例えば、業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置2のメールアドレスを図示しない格納部等から読み出して、電子メールで送信する。なお、図示しない受付部が、業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置2からの依頼情報を送信する指示を受け付けたか否かを、依頼情報送信部109が判断し、受け付けた場合に、依頼情報を業者端末装置2に送信するようにしても良い。
(ステップS318)評価情報受信部110は、顧客端末装置3から、評価情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS319に進み、受信していない場合、ステップS318に戻る。
(ステップS319)評価情報受信部110は、ステップS318において受信した評価情報を図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS320)判断部111は、ステップS319により過去に蓄積された評価情報を用いて、施工業者が行ったリフォームが適切であるか否かを判断する。例えば評価項目が、全て施工に不備があることを示す評価項目である場合において、複数の評価情報内において、各評価項目が挙げられている数を評価項目別にカウントし、一つの評価項目でも、予め設定された閾値よりも多い場合には、この施工業者のリフォームが適切でないと判断する。適切であると判断した場合、処理を終了し、適切でないと判断した場合、ステップS321に進む。
(ステップS321)警告情報送信部112は、ステップS320においてリフォームが適切でないと判断した施工業者の業者端末装置2に、リフォームが適切でないことを示す情報である警告情報を、ステップS317と同様に電子メール等で送信する。そして処理を終了する。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるリフォーム仲介システムの具体的な動作について説明する。リフォーム仲介装置の概念図は図1である。
ここでは、予め、複数の施工業者についての情報である施工業者情報がリフォーム仲介装置1の図示しない記録媒体等に蓄積されているものとする。図4は、施工業者情報を管理するための施工業者管理表である。施工業者管理表は、「施工業者名」、「業種」、「営業地域」、「メールアドレス」等の属性を有している。「施工業者名」は、施工業者の名称である。「業種」は施工業者が取り扱い可能なリフォームの分野である。「営業地域」は、施工業者が施工を行う地域である。「メールアドレス」は、施工業者の電子メールアドレスである。なお、これ以外にも、リフォーム仲介装置1へのアクセス制限のためのユーザIDやパスワードや、住所等の情報も蓄積されているが、ここでは説明を省略する。また、顧客についても、同様に、氏名や予め住所や連絡先の情報等が蓄積されているものとする
まず、一人の顧客が、リフォーム仲介装置1に、顧客のユーザID等を用いてログインして、リフォームの依頼を行う画面を表示するための情報を、リフォーム仲介装置1から取得すると、顧客端末装置3の顧客表示部304が、図示しないディスプレイ等に入力インターフェース画面を表示する。なお、入力インターフェースは、ここでは、例えばHTML等で構成されるものとする。ただし、入力インターフェースはどのように構成されていても良い。なお、入力インターフェース画面を構成して表示する技術は公知技術であるのでここでは詳細な説明は省略する。かかることは他のインターフェースについても同様である。
図5は、リフォームの依頼を受け付けるための入力インターフェース画面の表示例である。図5に示すような入力インターフェース画面に、顧客が、入力デバイス等を用いてリフォームの依頼を行う情報であるリフォーム依頼情報を入力すると、当該リフォーム依頼情報を顧客受付部301等が受け付ける。顧客受付部301等が受け付けたリフォーム依頼情報は、顧客の指示等、例えば「依頼する」ボタン42のクリック等に応じて、顧客送信部302等からリフォーム仲介装置1に送信される。この入力インターフェース画面を表示するための情報は、例えば、リフォーム仲介装置1からネットワーク等を介して取得される。なお、上記のような入力インターフェース画面等を表示する情報をリフォーム仲介装置1から取得する構成は、通常、インターネット等において、クライアント装置が、WEBサーバ装置等に入力インターフェース画面を表示するデータを要求する情報を送信し、この要求する情報に応じてサーバ装置から送信される入力インターフェース画面を表示するための情報を受信する構成と同様であるので詳細な説明は省略する。かかることは、以下においても同様である。
また、入力インターフェース画面には、要求情報を受け付けるための入力インターフェース41も表示される。この入力インターフェース41を介して顧客受付部301が受け付けた情報である要求情報が、リフォーム仲介装置1へ、顧客送信部302から送信される。例えば、「デザイン」と、「耐久性」という項目に、顧客がチェックを入れた場合、「デザイン」および「耐久性」という要求情報がリフォーム仲介装置1へ送信される。
顧客端末装置3から送信されたリフォーム依頼情報は、リフォーム仲介装置1の図示しない受信部等が受信し、図示しないメモリ等の記録媒体に蓄積される。
また、顧客端末装置3から送信された要求情報は、要求情報受信部104により受信され、図示しないメモリ等の記録媒体に蓄積される。
図6は、要求情報受信部104が受信した、顧客の要求情報を管理するための要求情報管理表である。「ID」は、対応するリフォーム依頼情報の管理番号で、ここでは自動的にリフォーム仲介装置1により自動的に付与されるものとする。「要求情報」は、要求情報である
つぎに、リフォーム仲介装置1は、蓄積されたリフォーム依頼情報のリフォーム箇所を示す情報と、予め登録されている顧客の住所の情報とから、施工業者情報の「業種」および「営業地域」の属性値とを比較して、「業種」がリフォーム依頼情報のリフォーム箇所と一致し、「営業地域」が、顧客の住所と一致する施工業者情報に対応する施工業者に、リフォームについての問い合わせがあったことを知らせる情報を、電子メール等を用いて通知する。この電子メールは施工業者情報の「メールアドレス」属性値を用いて、図示しない通信部等から送信される。なお、このようにメールで通知する代わりに、施工業者が、リフォーム仲介装置1に施工業者のIDでログインした場合に、ログインした施工業者の業者端末装置2に同様の内容を通知するための情報を送信するようにしても良い。
つぎに、上記の通知を受けた各施工業者が業者端末装置2を用いて、リフォーム仲介装置1に、施工業者のID等を用いてログインすると、各施工業者の業者端末装置2は、図7に示すような見積参加のための入力インターフェース画面を業者端末装置2の業者表示部204に表示する情報を、リフォーム仲介装置1から取得する。各施工業者が、それぞれの業者端末装置2に表示された入力インターフェース画面を操作、例えば、「申し込む」ボタン61をクリックすると、業者受付部201は、施工業者が見積に参加することを示す情報を受け付け、業者送信部202は、見積に参加することを示す情報をリフォーム仲介装置1に送信する。
リフォーム仲介装置1は、見積に参加することを示す情報を図示しない受信部等により受信し、受信の先着順に、2以上の所定数以下の施工業者を、見積に参加可能な施工業者に決定する。見積に参加することを示す情報の受信は、例えば、受信した情報を送信した施工業者数が上記の所定数に達した時点、もしくは、受け付けの開始から所定時間経過した時点で終了する。なお、ここでは先着順に、見積に参加可能な施工業者を決定するようにしたが、見積に参加することを示す情報の受信開始から所定の期間内に見積に参加することを示す情報を送信した1以上の施工業者を見積に参加可能な業者端末装置2、あるいは施工業者に決定してもよい。ここでは、3社の施工業者を決定するように予め指定されているものとし、先着順に、3社である「AAA株式会社」、「BBB工務店」、および「CCC設計事務所」が見積に参加可能な施工業者に決定されたものとする。なお、予め、顧客から1以上の施工業者の指定を受け付けるようにしておき、この指定された施工業者は、優先的に見積に参加可能な施工業者に決定されるようにしても良い。
次に、見積に参加可能となった各施工業者は、顧客とそれぞれ連絡をとって、面談やヒアリング等を行って、見積を行う。そして、施工業者が業者端末装置2に対して、見積情報を入力するためのインターフェースを呼び出すための予め指定された操作、例えばメニューの操作を行う。この操作に応じて業者端末装置2は、図8に示すような見積情報を入力するための入力インターフェース画面を業者端末装置2の業者表示部204に表示する情報を、リフォーム仲介装置1から取得する。各施工業者が、それぞれの業者端末装置2に表示された入力インターフェース画面に、リフォームプランの内訳や、その内訳毎の金額である単価等を入力していくことで、業者受付部201は、各施工業者により作成されたリフォームプランを受け付ける。また、業者受付部201は、業者端末装置2によって自動計算された上記の内訳の金額の合計である見積金額を受け付ける。図8に示した入力インターフェース画面において、登録ボタン70をクリックすることで、業者送信部202は、業者受付部201が受け付けた見積情報をリフォーム仲介装置1に送信する。また、ここでは、図8に示すように、リフォームプランについての施工業者がアピールしたいポイントを示す情報である訴求情報の入力のための入力インターフェース71も表示され、この入力インターフェースを操作することで、見積情報の入力と同時に、リフォームプランに対する訴求情報の入力が行われる。この訴求情報も、見積情報とともに、リフォーム仲介装置1に送信される。例えば、図8において、施工業者「AAA株式会社」が「デザイン」と「コスト」の項目についてのチェックボックスにチェックを入力すると、入力されたチェックボックスに対応した「デザイン」および「コスト」を示す訴求情報が、施工業者「AAA株式会社」の業者端末装置2からリフォーム仲介装置1に送信される。
リフォーム仲介装置1の見積受信部101は、各業者端末装置2から送信された見積情報を受信し、図示しないメモリ等に蓄積する。
図9は、蓄積された見積情報を管理するための見積情報管理表である。見積情報管理表は、「施工業者名」、「リフォームプラン名」と、「見積金額」と、「リフォームプラン」という属性を有している。「施工業者名」は、リフォームプランを作成した施工業者を識別するための、施工業者の名称である。「リフォームプラン名」は、見積情報が示すリフォームプランの名称であり、ここでは、見積情報を送信した施工業者の名称を施工業者が情報入力の際にログインしたID情報等を参照して取得して、「施工業者名+プラン」という情報が「リフォームプラン名」として付加されるものとする。「見積金額」は、見積情報のうちの見積金額、すなわち全ての単価の合計である。「リフォームプラン」は、見積情報のうちの見積金額を除いた情報である。「リフォームプラン」の各情報は、ここでは、それぞれテキスト形式のファイルとして蓄積されているものとする。
また、訴求情報受信部105は、各業者端末装置2から送信された訴求情報を受信し、図示しないメモリ等に、見積情報と対応付けて蓄積する。例えば、図10に示す訴求情報管理表のように、見積情報の「リフォームプラン名」と訴求情報とを一のレコードとして管理する。
見積情報の受付を開始してから、予め指定された時間が経過した時点で、見積情報の受付を終了する。そして、ここでは、顧客の顧客端末情報に対して、各施工業者からの見積情報の受付が終了したことを表示するための情報を送信するとともに、顧客に対して、見積情報が示す複数のリフォームプランに対して、対抗見積の開始指示を受け付けるためのインターフェースを表示するための情報を送信する。
この情報を顧客端末装置3の顧客受信部303が受信し、顧客表示部304が、図示しないディスプレイ等に表示する。
図11は、対抗見積の開始指示を受け付けるためのインターフェースの表示例を示す図である。
次に、ユーザが図11の対抗見積の期間の終了時間を指定する情報とともに、開始ボタン91をクリックすると、顧客受付部301は対抗見積、すなわち、他の業者のリフォームプランに対する見積の実施を開始する指示を受け付け、顧客送信部302は、対抗見積の開始を指示する情報を、リフォーム仲介装置1に対して送信する。
リフォーム仲介装置1が対抗見積の開始を指示する情報を図示しない受信部で受信すると、第一送信部102は、見積情報が示す複数リフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプラント見積金額とを作成した施工業者とを対応付けて表示するための情報である第一表示情報を構成し、各業者端末装置2に対して送信する。ここでは、特に、各施工業者に対し、当該各施工業者が他の施工業者の提案するリフォームプランを実施した場合の見積、すなわち対抗見積の金額の入力を受け付けるためのオブジェクト、ここではリンクボタンを配置した第一表示情報を構成する。ここでは、リフォームプランについての見積金額を、リフォームプランおよび複数の施工業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する第一表示情報であって、このマトリクス内の、当該第一情報の送信先となる施工業者および当該第一情報の送信先となる施工業者以外の他の施工業者が作成したリフォームプランを行および列として指定されるセル内に、見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを配置した第一表示情報を構成する。そして構成した第一表示情報を、第一送信部102が各業者端末装置2に送信する。
各業者端末装置2は、業者受信部203により第一表示情報を受信し、受信した第一表示情報が、業者表示部204によりディスプレイ等にそれぞれ表示される。
図12は、施工業者「AAA株式会社」の業者端末装置2の業者表示部204が表示する第一表示情報の例を示す図である。
また、図13は、施工業者「BBB工務店」の業者端末装置2の業者表示部204が表示する第一表示情報の例を示す図である。
なお、図12および図13においては、第一表示情報を表示する施工業者以外の施工業者名を、第一表示情報を表示する施工業者にはどの業者であるか分からないような、施工業者の名称等とは関連のない仮の名称で置き換えて表示している。例えば、図12、および図13においては、「AAA株式会社」を「競合他社A」、「BBB工務店」を「競合他社B」、「CCC設計事務所」を「競合他社C」として表しており、またリフォームプラン名も同様に置き換えて表示されている。
図12に示すように、対抗見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトであるリンクボタン10は、施工業者「AAA株式会社」の業者端末装置2に表示される第一表示情報では、「AAA株式会社」の列にのみ表示されており、施工業者「BBB工務店」の業者端末装置2に表示される第一表示情報では、図13に示すように、「BBB工務店」の列にのみ表示されている。このようにすることで、各施工業者が、自社以外の他の施工業者の対抗見積金額を入力することを防ぐことができる。また、このため、各業者端末装置2に送信される第一表示情報同士は、ここでは互いに異なるものとなっている。なお、第一表示情報を表示する施工業者以外の施工業者が各リフォームプランについて入力した見積金額を、第一表示情報のマトリクス内に表示しないようにしても良いし、第一表示情報のマトリクス内に見積金額が入力されていることを示す情報が入力されていることを示す記号、例えば「*」等を表示するようにしても良い。このようにすることで、リフォームプランを提案した施工業者が提示した見積金額を、他の施工業者に知らせないようにして、他の施工業者がそれぞれが提案可能な見積金額を入力させることができ、無理な価格競争をなくして、他の施工業者に見積金額の設定を公正に行わせることができる。
なお、図12および図13に示すように、ここではリフォームプランの見積金額だけがリンクを伴う文字列情報として表示されており、このリンクボタンをクリックすることで、リフォームプランの詳細が、図14に示すように別ウインドウに開くものとする。
次に、例えば施工業者「BBB工務店」が、業者端末装置2を操作して、「競合他社Aプラン」の内訳を検討後、図13に示した入力インターフェースにおける、「競合他社Aプラン」の行の対抗見積金額の入力を受け付けるための、「見積を設定する」という文字列に設定されたリンクボタン10をクリックしたとすると、図15に示すような、「競合他社Aプラン」、すなわち「AAA株式会社プラン」についての、「BBB工務店」による対抗見積金額を受け付ける入力画面が表示される。この表示画面は、図7に示すような見積情報を入力するための入力インターフェース画面と同様の画面であればよい。ただし、「競合他社Aプラン」、すなわち「AAA株式会社プラン」と異なるプランに変更できないように入力を制限することが好ましく、例えば、図15に示すように、リフォームプラン内の金額以外の部分は、予め入力されているようにして、内容を変更できないようにすることが好ましい。また、ここでは、訴求情報を受け付けるための入力インターフェース等は不要である。そして、このような入力インターフェースを用いて、リフォームプランの内訳の金額等を入力することで、これらの金額の合計である対抗見積金額が自動計算される。そして、登録ボタン等をクリックすること、自動計算された対抗見積金額の情報を含む対抗見積金額情報が業者受付部201によって受け付けられ、業者送信部202からリフォーム仲介装置1に送信される。
リフォーム仲介装置1の対抗見積受信部103は、対抗見積金額情報を受信すると、受信した対抗見積金額情報を、この対抗見積金額情報を送信した施工業者と、当該対抗見積金額情報が入力されたリフォームプランの仮の名称ではなく、本来のリフォームプラン名と対応付けて、図示しないメモリ等に蓄積する。
以下、同様に、対抗見積金額情報の受け付けを、図10において指定された対抗見積の期間の終了時間まで行う。なお、各施工業者自身が提案したリフォームプランの見積金額の修正を、適宜受け付け、この受け付けた見積金額で、見積金額情報管理表を更新するようにしても良い。
図16は、メモリ等に蓄積された対抗見積金額情報を管理する対抗見積金額情報管理表である。対抗見積金額情報管理表は、「施工業者名」と、「リフォームプラン名」と、「対抗見積金額」と、「リフォームプラン」という属性を有している。「施工業者名」は対抗見積を行った施工業者名、「リフォームプラン名」は、対抗見積金額情報が対応するリフォームプランの名称であり、仮の名称ではなく、図9の「リフォームプラン名」と同様のものである。「対抗見積金額」は、対抗見積情報が示す対抗見積金額、「リフォームプラン」は、対抗見積情報のうちの対抗見積金額を除いた情報であり、例えば、リフォームプランの内訳の単価等の情報である。ここでは、例としてテキストファイルの情報として蓄積されているものとする。
対抗見積期間が終了すると、比較部106は、顧客のリフォームに対する要求情報と、各リフォームプラン、ここではリフォームプラン名と対応付けられた訴求情報とを比較する。そして、訴求情報が、顧客の要求情報と合致していると判断されたリフォームプラン、ここでは、顧客の要求情報の全てと一致するリフォームプランを決定する。ここでは、例えば、図10に示す訴求情報において、施工業者「BBB工務店」が「BBB工務店プラン」について入力した訴求情報である「デザイン」と「耐久性」とが、上述したように顧客から受信した要求情報である「デザイン」と「耐久性」と比較された結果、両者が一致すると判断され、これにより「BBB工務店プラン」の訴求情報が、顧客の要求情報に合致すると判断される。
次に、第二送信部107は、図9に示したような見積情報と、図16に示したような対抗見積金額情報とを用いて、見積情報が示す複数リフォームプランと、見積金額と、対抗見積金額と、当該リフォームプラント見積金額とを作成した施工業者とを対応付けて表示するための情報である第二表示情報を構成し、顧客端末装置3に対して送信する。ここでは、第一送信部102がリフォームプランについての見積金額と対抗見積金額とを、リフォームプランおよび複数の施工業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第二表示情報を構成する。さらに、ここでは、比較部106の比較結果に応じて、第二送信部107は、訴求情報が、顧客の要求情報と合致していると判断されたリフォームプランである「BBB工務店プラン」を、他のリフォームプランと視覚的に区別する態様で表示するための第二表示情報を構成する。ここでは、例として、「BBB工務店プラン」の行を、他の背景色と異なる背景色に設定する。そして構成した第二表示情報を顧客端末装置3に送信する。
顧客端末装置3は、顧客受信部303により第二表示情報を受信し、受信した第二表示情報は、顧客表示部304によりディスプレイ等に表示される。
図17は、第二表示情報の表示例を示す図である。図17においては、「BBB工務店プラン」の行は、他の行と異なる背景色で表示されている。この結果、このリフォームプランが、顧客の要望に近いものであることを視覚的に知らせることができる。この第二表示情報による表示においても、図12等と同様に、リフォームプランは、見積金額および対抗見積金額だけがリンクを伴う文字列情報として表示されており、このリンクボタンをクリックすることで、リフォームプランの詳細が、図14と同様に別ウインドウに開くものとする。ここでは、図17に示すように、各セルには、見積金額あるいは対抗見積金額の他に、リフォームプランと施工業者との組み合わせを択一的に選択するいわゆるラジオボタンが設けられているものとする。
次に顧客が、リフォームを依頼したいと考えたリフォームプランと施工業者との組み合わせを示すセルのラジオボタンをクリックすると、顧客受付部301が、リフォームプランと施工業者の組み合わせを受け付ける。そして、顧客がマウス等の入力デバイスを操作して決定ボタン15をクリックすると、このラジオボタンがクリックされたセルが対応するリフォームプランを、このセルに対応する施工業者に、このセル内の見積金額あるいは対抗見積金額で依頼するための業者指定情報が、顧客送信部302から、リフォーム仲介装置1に送信される。例えば、予めこれらの組み合わせを各ラジオボタンのIDと値とに対応させておくようにし、リフォーム仲介装置1が、業者指定情報として、クリックされたラジオボタンのIDとその値を顧客端末装置3から受信することで、これらの組み合わせが示す業者指定情報を結果的に受信するようにしても良い。ここでは、例として、「CCC設計事務所プラン」と「AAA株式会社」とで決定されるセルのラジオボタン16が選択された状態で、決定ボタン15がクリックされたことで、「AAA株式会社」に対して「CCC設計事務所プラン」によるリフォームを申し込む業者指定情報が送信されたものとする。
リフォーム仲介装置1の業者指定情報受信部108が、業者指定情報を受信すると、依頼情報送信部109は、業者指定情報が示す施工業者、ここでは例として「AAA株式会社」の業者端末装置2に、当該施工業者が提案した見積金額または対抗見積金額で、業者指定情報が示すリフォームプラン名が示すリフォームプラン、ここでは例として「CCC設計事務所プラン」によるリフォームの依頼の申し込みを受け付けたことを示す依頼情報を送信する。ここでも、上述したようなリフォームプランについての仮の名称、ここでは、「競合他社Cプラン」を利用することが、リフォームプランを作成した施工業者が分からないようにするうえで好ましい。この送信は、リフォームの依頼の申し込みを受け付けた施工業者が、リフォーム仲介装置1にログインした際に送信するようにしても良いし、申し込みを受け付けたことをトリガーとして、図4に示したような施工業者管理表から取得した施工業者の電子メールアドレス等を用いて、業者端末装置2に電子メールで送信するようにしても良い。
業者端末装置2の業者受信部203が依頼情報を受信すると、業者表示部204が受信した依頼情報をディスプレイ等に表示する。
図18は、依頼情報の表示例を示す図である。この依頼に応じて、施工業者がリフォームの施工を行う。
次に、施工が終了した場合、施工が終了したことを示す情報を、施工業者あるいは顧客が、業者端末装置2あるいは顧客端末装置3からリフォーム仲介装置1に送信すると、リフォーム仲介装置1は、顧客端末装置3に、今回のリフォームの施工を行った施工業者、ここでは例として「AAA株式会社」についての評価情報を入力するための入力インターフェースを表示させる情報を送信する。
顧客端末装置3の顧客受信部303がこの評価情報を入力するための入力インターフェースを表示させる情報を受信すると、顧客表示部304がディスプレイ等に評価情報を入力するための入力インターフェースを表示する。
図19は、評価情報を入力するための入力インターフェース画面の表示例を示す図である。
この入力インターフェース画面を操作して、施工業者に対する評価情報を入力すると、入力された評価情報を顧客受付部301が受け付ける。そして、決定ボタン19を入力デバイス等を用いてクリックすると、顧客送信部302が受け付けた評価情報をリフォーム仲介装置1に送信する。評価情報は、施工業者の識別情報と、その施工業者が行ったリフォームの結果に対する評価を示す情報と対応付けられて送信される。ここでは、例えば、「契約までをスムーズに行えましたか」等の四つの評価項目についての、「いいえ」という否定的な評価を示す評価情報が、施工業者の識別情報である施工業者名「AAA株式会社」の情報とともに送信される。
リフォーム仲介装置1の評価情報受信部110は、顧客端末装置3から送信される評価情報を受信し、図示しないメモリ等に、評価対象となる施工業者と対応付けられて蓄積する。評価情報の評価対象となる施工業者は、評価情報とともに送信された施工業者名により特定される。ここでは、評価情報が、施工業者名「AAA株式会社」に対応付けられて蓄積される。
次に、判断部111は、評価情報受信部110が受信した評価情報に対応した施工業者についての、メモリ等に蓄積されている過去に行われた全てのリフォームに対して得られた評価情報の、評価項目ごとの、否定的な評価が行われている数、例えば「いいえ」という回答の数をカウントする。そして、カウント結果が、予め評価項目別に指定された閾値以上であるか否かを判断する。閾値以上であれば、その評価項目については、施工業者の行うリフォームが適切ではないと考えられる。ここでは、「業者からの連絡や対応は適切でしたか?」という評価項目についてのカウント数が、閾値以上となったとする。
警告情報送信部112は、カウント結果が、閾値以上である評価項目についてのリフォームが適切でないことを示す情報である警告情報を構成する。そして、この警告情報を、判断部111による判断の対象となった施工業者、ここでは「AAA株式会社」の業者端末装置2に送信する。この警告情報の送信は、ここでは、送信先となる施工業者が、リフォーム仲介装置1に、次回にログインした際に送信するようにするが、図4に示したような施工業者管理表から取得した施工業者の電子メール等を用いて、警告情報の送信先となる施工業者「AAA株式会社」の業者端末装置2に電子メールで送信するようにしても良い。
業者端末装置2、ここでは「AAA株式会社」が利用する業者端末装置2の業者受信部203が警告情報を受信すると、業者表示部204が受信した警告情報をディスプレイ等に表示する。
図20は、業者表示部204が表示する警告情報の表示例である。この表示例に示すように、「AAA株式会社」に対して、顧客との連絡や対応が不適切である旨を示す警告が、「AAA株式会社」に対して提示されることとなり、これにより、施工業者に対してリフォームについての不適切な部分についての改善を促すことができ、リフォームの質を保つ、あるいは向上させることが可能となる。
以上、本実施の形態によれば、各施工業者が他の施工業者が作成したリフォームプランに対して作成した対抗見積金額を、各施工業者が作成した見積金額とともに、顧客端末装置3に表示させることができるため、顧客が、住宅リフォームの施工業者とリフォームプランとを適切に決定することができる。
また、本実施の形態によれば、一度に入力した2つの情報の値(値を示すシンボルを含む)のうちの、一つをデータベーススキーマの属性名、一つを属性値とする表、ここではマトリクス、を構成したので、対抗見積金額情報を受け付けるための表に、空欄の領域(セル)を構成することができ、各施工業者に、わかりやすい形態で入力を促すことができる。
(実施の形態2)
図23は、本実施の形態における販売対象仲介システムの構成を示すブロック図である。販売対象仲介システムは、販売対象仲介装置11、複数の業者端末装置22、および顧客端末装置33を備えている。なお、図24では、説明の便宜上、業者端末装置22が一つの場合を例に挙げて示しているが、業者端末装置22は複数であるものとする。
販売対象仲介装置11、複数の業者端末装置22、および顧客端末装置33は、それぞれ、通信回線等を介して、情報の送受信が可能である。各装置は、例えば、インターネットや、無線や有線のLAN等のネットワークで接続されていてもよいし、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信により接続されていてもよい。ただし、各装置間の接続方法は問わない。また、情報の送受信の手段は、通信手段でも、放送手段等でも良い。なお、業者端末装置22は、2以上であればよい。
販売対象仲介装置11は、見積受信部1101、第一送信部1102、対抗見積受信部1103、要求情報受信部1104、訴求情報受信部1105、比較部1106、第二送信部1107、業者指定情報受信部1108、依頼情報送信部1109、評価情報受信部1110、判断部1111、警告情報送信部1112を具備する。
販売対象仲介装置11は、構成を選択可能な販売対象を提供する業者と顧客とを仲介する装置である。販売対象とは、例えば、販売の対象となり得る有体物または無体物、もしくはこれらの組み合わせであり、例えば、商品またはサービスあるいはこれらの組み合わせである。構成とは、販売対象に用いられている有体物や無体物の部品や、部分や、機能、あるいはこれらの組み合わせ方等のことである。ここで述べる部品とは、有体物であっても無体物であっても良い。例えば、ここで述べる構成を、販売対象を構成する要素と考えても良い。構成を選択可能な販売対象とは、販売対象が、例えば、少なくとも一以上の置換可能な構成を有することや、構成の少なくとも一部の配置や順番等を変更可能であることや、販売対象に構成を追加したり削減したりすることが可能であることを意味する。構成を選択可能な販売対象を、構成について選択肢を有している販売対象と考えても良い。構成を選択可能な販売対象とは、いわゆるカスタマイズ可能な販売対象、あるいは構成をオーダー可能な販売対象と考えても良い。
構成を選択可能な販売対象の具体例としては、例えば、家やマンション等の新築の建築物もしくはその一部であっても良いし、家やマンションに対するリフォームであっても良い。建築物やリフォームについては、構成を選択可能な販売対象を、最終的に建築された建築物や、リフォームの結果導入された住宅設備等と考えても良いし、これらを建築したり取り付けるための作業や、建築物やリフォームを行う際に行われる設計等のサービス等と考えても良いし、これらの組み合わせと考えてもよい。また、構成を選択可能な販売対象は、例えば、結婚式やパーティ等を提供するサービスと考えても良い。また、構成を選択可能な販売対象を、旅行、例えば団体旅行やツアー等の旅行を提供するサービスと考えても良い。また、構成を選択可能な販売対象を、複数の物品等を組み合わせて納入するサービス、例えば、学校や企業等に対して、複数のコンピュータと中型計算機や周辺機器等の組み合わせを納入するサービス等と考えても良い。また、構成を選択可能な販売対象は、コンピュータや電気機器、衣料品、食品等の様々な商品と考えても良い。例えば、コンピュータの場合、内部のハードディスクやMPUやメモリ等の構成を変更してオーダー可能な、いわゆるビルトトゥーオーダーというサービスにより販売されるコンピュータが構成を選択可能な販売対象に当たる。また、食品等においては、食事毎に利用される食材を、ユーザの要望等に応じて組み合わせて提供するサービス、あるいはこのサービスにより提供される商品が構成を選択可能な販売対象に当たる。
業者は、例えば、上記の販売対象を業として顧客に提供する業者である。例えば建築物を提供する業者とは、建築物のプランニングや、設計、施工を行う業者、具体例としては建築業者である。ただし、建築物のプランニングのみや、設計のみや、施工のみを行う業者であっても良い。また、リフォームを提供する業者は、例えばリフォーム業者等である。また、結婚式を提供する業者は、例えば、結婚式のプランニングをしたり、結婚式場を手配したり、披露宴会場を手配したり、結婚式の食事や引き出物等を用意したりする業者、具体例としては結婚式業者等である。また旅行を提供する業者は、例えば、旅行のプランニングをしたり、旅行に利用される交通手段を手配したり、旅行に利用される宿泊先を手配したり、旅行中の食事を手配したり、訪問先を手配したりする業者、例えば旅行業者等である。また、コンピュータ等により構成されるシステムを提供する業者は、例えば、コンピュータやサーバや周辺機器等を納入したり、コンピュータ同士のネットワークの設定等を行ったり、コンピュータにアプリケーションソフトウェアやドライバ等をインストールしたりする業者、例えばコンピュータシステム業者等である。
見積受信部1101は、複数の業者が顧客の要求に応じて作成した販売対象構成プランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の業者の端末装置である業者端末装置22から受信する。販売対象構成プランとは、販売対象の構成等のプラン、すなわち計画を示す情報である。販売対象構成プランとは、例えば、販売対象を構成する什器や設備や部品やサービス内容や人件費等の販売対象の内訳や、販売対象の設計図や完成予想図等を示す情報である。販売対象構成プランは、これらの情報のファイル名と考えても良い。また、販売対象についての予定表等を含んでいても良い。見積金額は、販売対象構成プランに沿って販売対象を提供した場合の金額の見積を示す情報であり、通常は、合計価格である。ただし、販売対象を構成する什器や資材やサービス等の見積金額の内訳や、各工程等についての見積金額の内訳等を示す情報を含んでも良い。また、これらの内訳の見積金額は販売対象構成プランの一部であるとしても良い。見積金額についての情報は、結果的に見積金額が得られる情報であってもよい。例えば、見積金額についての情報は、販売対象の内訳の金額についての情報であってもよい。この場合、内訳の金額を全て入力させることで、販売対象仲介装置11の見積受信部1101等が、合計金額である見積金額を結果的に算出できるからである。見積情報は、文字や数字等により構成されるテキスト情報であっても良いし、画像情報であっても良い。見積情報のデータ構造等は問わない。また、販売対象構成プランと、見積金額とは、一のデータとして送信されても、分割して送信されても良い。見積情報には、見積情報を送信した業者を示すための識別情報、あるいは当該業者の利用する業者端末装置22の識別情報等が含まれていても良い。また、識別情報が付加された見積情報を受信しても良い。業者がどのように、顧客の要求に応じて見積情報を作成するかは問わない。見積受信部1101は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
第一送信部1102は、見積受信部1101が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者(具体的には業者の情報)と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を構成し、1以上の業者端末装置に送信する。第一送信部1102は、販売対象構成プランについての見積金額を、販売対象構成プランおよび前記複数の業者の情報を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第一表示情報を構成し送信することが、販売対象構成プランと、業者と見積金額との関係を把握しやすい点で好適である。ここで述べるマトリクスとは、具体的には表のことであり、例えば、第一表示情報がHTMLで記述されたファイルである場合、マトリクスは、<table>タグにより定義され、行や列の要素は、<td>タグや<tr>タグを用いて定義される。ただし、第一送信部1102は、見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者とを対応付けた表示をどのような態様で行っても良い。なお、販売対象構成プランおよび前記複数の業者を、行および列として有するマトリクスとは、販売対象構成プランと業者のいずれが、行であっても列であっても良いマトリクスをここでは意味する。第一送信部1102が、見積情報が示す販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者を、どのように識別するかは問わない。例えば、第一送信部1102は、見積情報に含まれる(あるいは付加された)、販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者の識別情報や業者端末装置22の識別情報等を用いて、販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者を判断しても良い。第一送信部1102が、第一表示情報を構成して送信するトリガーやタイミング等は問わない。例えば、見積受信部1101が複数の見積情報を受信した場合に、第一表示情報を構成して、見積情報を送信した全ての業者端末装置22に送信しても良いし、業者端末装置22が第一表示情報の送信を要求してきたことをトリガーとして第一表示情報を構成して送信しても良い。第一表示情報のデータ構造等は問わない。例えば、第一表示情報は、WEBブラウザ等で表示可能なHTMLファイルや、PDFファイル、Flashファイル等である。また、第一送信部1102は、1以上の業者端末装置22に対して、それぞれ、見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの、販売対象構成プランについての見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを、当該販売対象構成プランと対応付けてさらに表示するための情報を含む第一表示情報を送信するようにしてもよい。ここで述べるオブジェクトとは、具体的には表示要素であり、入力欄等の入力インターフェースを表示させるためのボタンや、入力フォーム等のページへのリンクボタンやリンクが配置された文字列等であっても良いし、入力フィールド等であっても良い。リンクや入力フィールド等を表示する技術は、例えばHTML等の技術として公知技術であるので説明は省略する。第一送信部1102は、例えば、これらのオブジェクトを、他の業者が作成した販売対象構成プランを行または列として有するマトリクス内に配置して表示する第一表示情報を送信する。第一送信部1102が第一表示情報を送信する1以上の業者端末装置22は、例えば、見積情報を送信した全ての業者端末装置22や、第一表示情報の送信を要求してきた業者端末装置22である。第一送信部1102は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。さらに、第一送信部1102は、第一表示情報を構成するために、MPUやメモリ等から実現されてもよい。第一送信部1102の第一表示情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
対抗見積受信部1103は、1以上の業者が、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、当該1以上の業者の業者端末装置22から受信する。対抗見積受信部1103は、第一送信部1102が第一表示情報を送信した後に、対抗見積金額情報を受け付ける。各販売対象構成プランに対して作成した見積金額とは、各販売対象構成プランと同一の販売対象構成プランについて作成した見積金額のことである。ただし、ここでの同一の販売対象構成プランとは、結果的に同じ、もしくはほぼ同じ構成となる販売対象が提供される販売対象構成プランのことであってもよく、例えば、販売対象によっては、同程度の品質の販売対象が提供されれば、販売対象の構成が部分的に異なっていても良い。例えば、販売対象が建築物である場合、最終的に同程度の品質の建築物が、顧客の指定する期限までに建築されれば、建築時の作業日数や、作業人数等の違いがあっても、同じ販売対象構成プランであると考えても良い。また、販売対象が、カスタマイズ可能なコンピュータである場合を考えると、容量や規格等が同じであれば、RAMのメーカーが異なっていても、同じコンピュータの販売対象構成プランであると考えても良い。また、同様に、販売対象がツアー旅行である場合において、宿泊するホテル等がユーザにより特定されていない場合、ツアーに利用されるホテルだけが異なる場合であっても、宿泊料金が同じホテルや、一般的に同じグレードと考えられているホテル等を宿泊先としているプランについては、同じ販売対象構成プランであると考えるようにしても良い。以下、各販売対象構成プランについて作成した見積金額を対抗見積金額と呼ぶ。対抗見積金額は、上述した見積金額と同様のものである。この1以上の業者とは、例えば、上述した第一表示情報を受信した業者端末装置22を利用する業者のうちの1以上の業者である。この対抗見積金額情報は、例えば、上述した第一表示情報を用いて業者端末装置22上において表示したオブジェクトを、業者端末装置22において入力デバイス等を用いて操作、例えばクリックしたこと等によって受け付けて送信された対抗見積金額の情報である。対抗見積金額情報には、対抗見積金額情報を送信した業者の識別情報、あるいは当該業者の利用する業者端末装置22の識別情報等が含まれていても良い。また、識別情報が付加された対抗見積金額情報を受信しても良い。対抗見積受信部1103は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
要求情報受信部1104は、顧客の要求に関する情報である要求情報を受信する。顧客の要求とは、例えば、販売対象について顧客が望むことである。この顧客の要求は、具体的なことであってもよいし、販売対象に対する抽象的なイメージ等であっても良い。要求情報は、顧客の1以上の要求が特定できる情報であればどのような情報であっても良い。例えば、要求情報は、顧客が要求すると考えられる複数の要求項目を識別する情報であっても良い。また、要求情報は、顧客の要求を示す文書や単語等のテキスト等であっても良い。要求情報受信部1104は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
訴求情報受信部1105は、複数の業者がそれぞれ作成した販売対象構成プランについての、当該プランを作成した業者が訴求項目であると考える項目を示す情報である訴求情報を受信する。訴求項目とは、販売対象構成プランの特徴や、特筆すべき点の、顧客にアピールしたい項目である。訴求情報は、訴求項目を特定できる情報であればどのような情報であっても良い。例えば、業者が訴求すると考えられる複数の訴求項目を識別する情報であっても良い。また、訴求情報は、販売対象構成プランについての訴求項目を示す文書や単語等のテキスト等であっても良い。なお、業者の各訴求項目と、上述した要求項目のそれぞれとを互いに対応する内容としておき、対応する訴求項目と要求項目とについての訴求情報と要求情報との対応関係を、対応管理テーブル等の一のレコードの2つの属性として管理しておくことで、後述する比較部1106において、要求情報と訴求情報とが対応するか否かの判断を行う際に利用可能である。また、互いに対応する訴求項目と要求項目とについての訴求情報と要求情報とを、一致する識別情報に設定しておくようにしても良い。訴求情報には、業者端末装置22あるいは業者を特定する情報を含むようにしても良い。訴求情報受信部1105は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
比較部1106は、要求情報受信部1104が受信した要求情報と訴求情報受信部1105が受信した訴求情報とを比較する。例えば、比較部1106は要求情報と、訴求情報とを比較して、両者が合致しているか否かを判断する。合致しているか否かとは、ここでは、例えば、要求情報と訴求情報とが一致あるいは対応している数が、所定数以上、あるいは所定の度合い以上あるか否か等のことである。あるいは、要求情報と訴求情報との全てが、一致あるいは対応している場合に、合致していると判断するようにしても良い。具体例としては、訴求情報と要求情報とを比較して、一致するあるいは対応する訴求情報と要求情報とが、二組以上存在すれば、合致していると判断する。要求情報と訴求情報とが対応するか否か等は、例えば上述したような対応管理テーブルの一のレコードで管理される訴求情報と要求情報であるか等を判断することで、判断可能である。比較部1106は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。比較部1106の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第二送信部1107は、見積受信部1101が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者と、を対応付けて表示する情報であり、かつ見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、当該販売対象構成プランについての対抗見積受信部1103が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額である対抗見積金額と、当該対抗見積金額を作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、顧客の端末装置である顧客端末装置33に送信する。第二送信部1107が、見積情報が示す販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者、あるいは対抗見積金額情報が示す対抗見積金額を作成した業者を、どのように識別するかは問わない。例えば、第二送信部1107は、見積情報に含まれる、販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者の識別情報(名称やID)や業者端末装置22の識別情報(例えばIPアドレスやMACアドレス)、対抗見積金額情報に含まれる、対抗見積金額を作成した業者の識別情報や業者端末装置22の識別情報等を用いて、対抗見積金額を作成した業者を判断しても良い。第二送信部1107は、例えば、上述したような、対抗見積金額情報が示す見積金額を含む販売対象構成プランについての見積金額を、販売対象構成プランおよび前記複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第二表示情報を構成し送信することが、販売対象構成プランと、業者と見積金額との関係を把握しやすい点で好適である。ただし、第二送信部1107は、見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者とを対応付けた表示をどのような態様で行っても良い。第二送信部1107が、第二表示情報を構成して送信するトリガーやタイミング等は問わない。例えば、第一送信部1102が第一表示情報を送信してから所定の時間が経過した場合に、第二表示情報を構成して、顧客端末装置33に送信しても良いし、顧客端末装置33が第二表示情報の送信を要求してきたことをトリガーとして、第二表示情報を構成して送信しても良い。第二表示情報のデータ構造等は問わない。例えば、第二表示情報は、WEBブラウザ等で表示可能なHTMLファイルや、PDFファイル、Flashファイル等である。また、第二送信部1107は、比較部1106が、顧客の要求情報と、各販売対象構成プランについての訴求情報との両者が合致していると判断した場合に、当該合致していると判断された訴求情報が対応する販売対象構成プランを他の販売対象構成プランと視覚的に区別する態様で表示する第二表示情報を構成して、顧客端末装置33に送信するようにしても良い。視覚的に区別する態様とは、例えば、一の販売対象構成プランを、他の販売対象構成プランの背景色や文字色等と異なる文字色で表示したりする態様である。これにより、顧客の要望に合致する販売対象構成プランを、顧客が視覚的に判断することが可能となる。第二送信部1107は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。さらに、第二送信部1107は、第一表示情報を構成するために、MPUやメモリ等から実現されてもよい。第二送信部1107の第一表示情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
業者指定情報受信部1108は、第二送信部1107が送信した第一表示情報および第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと複数の業者とのうちの、顧客が指定した一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、顧客端末装置33から受信する。業者指定情報は、販売対象構成プランと業者との組み合わせを、どのように示す情報であってもよく、例えば、販売対象構成プランの識別情報、例えば販売対象構成プラン名と、業者の識別情報、例えば業者名との組み合わせ等を含む情報であっても良い。また、予め、販売対象構成プランと業者との組み合わせに識別情報が与えられている場合、この識別情報を含む情報であっても良い。業者指定情報受信部1108は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
依頼情報送信部1109は、業者指定情報受信部1108が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示す販売対象構成プランと業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す業者の業者端末装置22に送信する。依頼情報は、業者指定情報が示す販売対象構成プランによる販売対象の提供の依頼を、顧客から受けたことを、業者指定情報が示す業者に知らせることができる情報であればどのような情報であっても良く、例えば、「業者001が、販売対象構成プラン002による販売対象の提供の依頼を受け付けました。」等のテキスト情報であっても良い。依頼情報は、WEBページの情報として送信されても良いし、電子メール等で送信されてもよい。業者の電子メールアドレス等は、予め、業者の名称等と対応付けて図示しない格納部等に蓄積しておき、業者指定情報が示す業者の名称等を検索キーとして用いて格納部に格納されている電子メールアドレスを検索することで、取得するようにすればよい。依頼情報が送信されるタイミングやトリガー等は問わない。依頼情報送信部1109は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。さらに、依頼情報送信部1109は、依頼情報を構成するために、MPUやメモリ等から実現されてもよい。依頼情報送信部1109の依頼情報を構成するための処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
評価情報受信部1110は、業者指定情報が指定する販売対象構成プランについて行われた販売対象結果についての、顧客の評価を示す情報である評価情報を、顧客端末装置33から受信する。評価情報は、顧客の評価が特定できる情報であればどのような情報であっても良い。例えば、評価情報は、顧客が評価すると考えられる複数の評価項目を識別する情報のうちの1以上であっても良い。また、これらの評価項目についての得点等であっても良い。また、評価情報は、顧客の評価を示す文書や単語等のテキスト等であっても良い。評価情報はさらに、評価対象となる販売対象を行った業者を特定する識別情報等を有していても良い。あるいは、評価情報は、評価対象となる販売対象を行った業者を特定する識別情報と対応付けられて、顧客端末装置33から送信されたものであっても良い。評価情報受信部1110は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
判断部1111は、評価情報受信部1110が受信した1以上の評価情報に応じて業者の行った1以上の販売対象が適切であるか否かを判断する。販売対象が適切であるか否かを判断するということは、言い換えれば、業者の販売対象に関するレベルが適切であるか否かを判断することである。判断部1111は、評価情報に応じてどのように販売対象が適切であるか否かを判断しても良い。判断部1111は、例えば、業者別に、1以上の顧客から送信された1以上の評価情報に含まれる1以上の評価項目の数をカウントして、そのカウント数が、所定の閾値以上であるか否かによって、業者、その評価項目についての販売対象を適切に行ったか否かを判断する。例えば、ある評価項目の内容が販売対象の結果をマイナス評価する項目である場合において、その評価項目のカウント数が閾値以上である場合、その業者の販売対象が、特にその評価項目については、適切でないと判断される。あるいは予め評価項目別に点数を与えておき、1以上の顧客から送信された1以上の評価情報に含まれる評価項目の全てについて、その評価項目が評価情報に含まれていた回数とその評価項目の点数とを乗算し、これらの合計を閾値と比較して、点数の合計が閾値よりも大きいか否かにより販売対象結果を適切であるか否かを判断しても良い。判断部1111は、評価情報が有する業者の識別情報や、評価情報と対応付けられて受信された業者の識別情報とから、評価情報の評価対象となる業者を判断すればよい。判断部1111は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。判断部1111の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
警告情報送信部1112は、判断部1111が、販売対象が適切でないと判断した場合に、適切でないことを示す情報である警告情報を、業者指定情報が指定する業者の業者端末装置22に対して送信する。警告情報は、例えば、業者の販売対象が適切でないことを警告するための情報や、判断部1111の判断結果において評価項目のカウント数等の大小等から判断される業者が改善すべきポイントを知らせる情報である。警告情報送信部1112は、判断結果に応じた情報であるHTMLファイル等を構成して、WEBページの情報として送信しても良いし、電子メール等で送信してもよい。警告情報送信部1112は判断結果に応じた情報を送信するタイミングやトリガー等は問わない。例えば、判断部1111が、受信した評価情報に含まれる評価項目数をカウントして、そのカウント数が所定の回数である場合、判断結果を送信するようにしても良い。警告情報送信部1112は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
業者端末装置22は、各業者の端末装置である。具体的には、各業者が利用する端末装置である。ただし、各業者が、業者端末装置22を、それぞれ所有していても良いし、一時的に利用するだけであっても良い。また、一の業者端末装置22を複数の業者が共用しても良い。なお、ここでは、説明の便宜上、業者と、業者端末装置22とが1対1で対応している場合について説明する。ここで述べる端末装置とは、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話、携帯情報端末等である。
業者端末装置22は、業者受付部2201、業者送信部2202、業者受信部2203、および業者表示部2204を備えている。
業者受付部2201は、当該業者端末装置22を利用する業者が、顧客の要求に応じて作成した販売対象構成プランと見積金額とを示す見積情報を受け付ける。また、この販売対象構成プランに対する訴求項目についての情報である訴求情報を受け付けてもよい。また、当該業者端末装置22を利用する業者が、他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を受け付ける。ここで述べる受付とは、例えば、入力手段からの受付や、他の機器等から送信される入力信号の受信や、記録媒体等からの情報の読み出し等である。見積情報等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。業者受付部2201は、は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
業者送信部2202は、業者受付部2201が受け付けた見積情報や、訴求情報や、対抗見積金額情報等を、販売対象仲介装置11に送信する。これらの情報を送信する際に、業者端末装置22を識別する情報を、図示しない格納部から読み出して、送信しても良い。業者送信部2202は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
業者受信部2203は、販売対象仲介装置11から送信される第一表示情報を受信する。また、販売対象仲介装置11から送信される依頼情報や、警告情報を受信する。業者受信部2203は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
業者表示部2204は、業者受信部2203が受信した第一表示情報や、依頼情報や、警告情報を、図示しないディスプレイ等に表示する。業者表示部2204は、出力デバイスであるディスプレイを含むと考えても含まないと考えても良い。業者表示部2204は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
顧客端末装置33は、顧客の端末装置である。具体的には、顧客が利用する端末装置である。ただし、顧客が、業者端末装置22を、所有していても良いし、一時的に利用するだけであっても良い。また、本実施の形態においては、顧客が一人あるいは一組である場合について説明しているが、顧客は複数人あるいは複数組であっても良い。また、本実施の形態では顧客端末装置33が一つの場合について説明しているが、複数であっても良い。また、一の業者端末装置22を複数の業者が共用しても良い。なお、ここでは、説明の便宜上、顧客と、顧客端末装置33とが1対1で対応している場合について説明する。ここで述べる端末装置とは、例えば、パーソナルコンピュータや、携帯電話、携帯情報端末等である。
顧客端末装置33は、顧客受付部3301、顧客送信部3302、顧客受信部3303、および顧客表示部3304を備えている。
顧客受付部3301は、後述する顧客表示部3304によって、第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと前記複数の業者とのうちの、顧客端末装置33を利用する顧客が指定する一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を受け付ける。また、顧客受付部3301は、当該顧客端末装置33を利用する顧客の、販売対象についての要求を示す情報である上述した要求情報を受け付ける。また、業者指定情報が指定する販売対象構成プランについて行われた販売対象結果についての、顧客の評価を示す情報である上述した評価情報を受け付ける。ここで述べる受付とは、例えば、入力手段からの受付や、他の機器等から送信される入力信号の受信や、記録媒体等からの情報の読み出し等である。業者指定情報等の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。顧客受付部3301は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
顧客送信部3302は、顧客受付部3301が受け付けた業者指定情報や、要求情報や、評価情報等を、販売対象仲介装置11に送信する。これらの情報を送信する際に、顧客端末装置33を識別する情報を、図示しない格納部から読み出して、送信しても良い。顧客送信部3302は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
顧客受信部3303は、販売対象仲介装置11から送信される第二表示情報を受信する。顧客受信部3303は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
顧客表示部3304は、顧客受信部3303が受信した第二表示情報を、図示しないディスプレイ等に表示する。顧客表示部3304は、出力デバイスであるディスプレイを含むと考えても含まないと考えても良い。顧客表示部3304は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、販売対象仲介システムの動作について説明する。
まず、業者端末装置22の動作について簡単に説明すると、業者受付部2201は、見積情報や、訴求情報、対抗見積金額情報等を受け付けたか否かの判断を繰り返し、業者受付部2201が見積情報等を受け付けると、受け付けた情報を業者送信部2202が販売対象仲介装置11に送信する。また、業者受信部2203は、第一表示情報等を受信したか否かの判断を繰り返し、業者受信部2203が、販売対象仲介装置11から第一表示情報等を受け付けると、業者表示部2204は、受け付けた第一表示情報等をディスプレイ等に表示する。業者受付部2201の情報の受付は、第一表示情報等を用いてディスプレイ等に表示される入力インターフェース等を介したものであっても良い。なお、業者端末装置22の動作については、WEBサーバ等に接続されるクライアント装置等と同様のであるので、詳細な説明は省略する。
つぎに、顧客端末装置33の動作について簡単に説明すると、顧客受付部3301は、業者指定情報や、要求情報や、評価情報等を受け付けたか否かの判断を繰り返し、顧客受付部3301が業者指定情報等を受け付けると、受け付けた情報を顧客送信部3302が販売対象仲介装置11に送信する。また、顧客受信部3303は、第二表示情報等を受信したか否かの判断を繰り返し、顧客受信部3303が、販売対象仲介装置11から第二表示情報等を受け付けると、顧客表示部3304は、受け付けた第二表示情報等をディスプレイ等に表示する。顧客受付部3301の情報の受付は、第二表示情報等を用いてディスプレイ等に表示される入力インターフェース等を介したものであっても良い。なお、顧客端末装置33の動作については、WEBサーバ等に接続されるクライアント装置等と同様のであるので、詳細な説明は省略する。
次に、販売対象仲介装置の動作について図24のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、予め、複数の業者に対して、販売対象の見積の依頼が既に行われているものとする。
(ステップS2401)要求情報受信部1104は、要求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS2402に進み、受信していない場合、ステップS2401に戻る。
(ステップS2402)要求情報受信部1104は、受信した要求情報を、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS2403)見積受信部1101は、業者端末装置22から見積情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS2404に進み、受信していない場合、ステップS2405に進む。
(ステップS2404)見積受信部1101は、ステップS2403において受信した見積情報を、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS2405)訴求情報受信部1105は、ステップS2403において受信した見積情報が示す販売対象構成プランに対応した訴求情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS2406に進み、受信していない場合、ステップS2407に進む。
(ステップS2406)訴求情報受信部1105は、ステップS2403において受信した訴求情報を、見積情報に対応付けて、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS2407)見積受信部1101は、見積情報の受信を終了するか否かを判断する。例えば、見積受信部1101は、予め設定された所定数の業者端末装置22から、見積情報を受信した場合に、受信を終了することを判断しても良いし、見積情報の受信開始から、所定時間経過した時点で、受信終了を判断しても良い。終了する場合、ステップS2408に進み、終了しない場合、ステップS2403に戻る。
(ステップS2408)第一送信部1102は、第一表示情報を送信するか否かを判断する。例えば、業者端末装置22等が送信する第一表示情報を送信する指示を、販売対象仲介装置11の図示しない受付部等が受け付けた、すなわち受信した場合に、第一表示情報を送信することを決定しても良いし、所定のタイミングで全ての業者端末装置22に第一表示情報を送信することを決定しても良い。送信すると判断した場合、ステップS2409に進み、送信しないと判断した場合、ステップS2410に進む。
(ステップS2409)第一送信部1102は、ステップS2404で蓄積した見積情報を用いて第一表示情報を構成し、業者端末装置22に送信する。
(ステップS2410)対抗見積受信部1103は、対抗見積金額情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS2411に進み、受信していない場合、ステップS2412に進む。
(ステップS2411)対抗見積受信部1103は、ステップS2410において受信した対抗見積金額情報を、図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS2412)対抗見積受信部1103は、対抗見積金額情報の受信を終了するか否かを判断する。例えば、見積情報の受信を終了してから所定の時間が経過した場合に、対抗見積金額情報の受信を終了すること判断しても良い。また、全ての対抗見積金額情報を受信した場合に終了することを判断しても良い。受信を修了する場合、ステップS2413に進み、受信を修了しない場合、ステップS2408に戻る。
(ステップS2413)比較部1106は、ステップS2402で蓄積した要求情報と、ステップS2406で蓄積した各販売対象構成プランに対応した訴求情報とを比較して、要求情報に合致した訴求情報に対応付けられた販売対象構成プランを検出する。検出した販売対象構成プランを指定する情報、例えば販売対象構成プラン名等の識別情報を図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS2414)第二送信部1107は、第二表示情報を送信するか否かを判断する。例えば、顧客端末装置33等が送信する第二表示情報を送信する指示を、販売対象仲介装置11の図示しない受付部等が受け付けた、すなわち受信した場合に、第二送信部1107が、第二表示情報を送信することを決定しても良いし、所定のタイミングで全ての顧客端末装置33に第二表示情報を送信することを決定しても良い。送信すると判断した場合、ステップS2409に進み、送信しないと判断した場合、ステップS2410に進む。
(ステップS2415)第二送信部1107は、ステップS2404で蓄積した見積情報、ステップS2411で蓄積した対抗見積金額情報、およびステップS2413の比較結果とを用いて第二表示情報を構成し、顧客端末装置33に送信する。
(ステップS2416)業者指定情報受信部1108は、業者指定情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS2417に進み、受信していない場合、ステップS2416に戻る。
(ステップS2417)依頼情報送信部1109は、ステップS2416において受信した業者指定情報を用いて依頼情報を構成し、構成した依頼情報をステップS2416において受信した業者指定情報が示す業者の業者端末装置22に送信する。例えば、業者指定情報が示す業者の業者端末装置22のメールアドレスを図示しない格納部等から読み出して、電子メールで送信する。なお、図示しない受付部が、業者指定情報が示す業者の業者端末装置22からの依頼情報を送信する指示を受け付けたか否かを、依頼情報送信部1109が判断し、受け付けた場合に、依頼情報を業者端末装置22に送信するようにしても良い。
(ステップS2418)評価情報受信部1110は、顧客端末装置33から、評価情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS2419に進み、受信していない場合、ステップS2418に戻る。
(ステップS2419)評価情報受信部1110は、ステップS2418において受信した評価情報を図示しないメモリ等に蓄積する。
(ステップS2420)判断部1111は、ステップS2419により過去に蓄積された評価情報を用いて、業者が提供した販売対象が適切であるか否かを判断する。例えば評価項目が、全て提供した販売対象に不備があることを示す評価項目である場合において、複数の評価情報内において、各評価項目が挙げられている数を評価項目別にカウントし、一つの評価項目でも、予め設定された閾値よりも多い場合には、この業者の提供した販売対象が適切でないと判断する。適切であると判断した場合、処理を終了し、適切でないと判断した場合、ステップS2421に進む。
(ステップS2421)警告情報送信部1112は、ステップS2420において販売対象が適切でないと判断した業者の業者端末装置22に、販売対象が適切でないことを示す情報である警告情報を、ステップS2417と同様に電子メール等で送信する。そして処理を終了する。
なお、図24のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における販売対象仲介システムの第一の具体例について説明する。ここでは、販売対象が家屋等の注文建築であるとし、業者は、顧客の注文に応じて家屋等の設計や施工等を行う建築業者である場合について説明する。販売対象仲介装置の概念図は図1に示したシステムにおいて、リフォーム仲介装置1、業者端末装置2、顧客端末装置3の代わりに、販売対象仲介装置11、業者端末装置22、顧客端末装置33を設けるようにしたものである。ここでは販売対象仲介装置を、住宅関連の仲介装置、特に建築の仲介装置と考えても良い。
ここでは、予め、複数の建築業者についての情報である業者情報が販売対象仲介装置11の図示しない記録媒体等に蓄積されているものとする。図25は、業者情報を管理するための業者管理表である。業者管理表は、「業者名」、「建築工法」、「営業地域」、「メールアドレス」等の属性を有している。「業者名」は、業者、すなわち建築業者の名称である。「建築工法」は建築業者が建築可能な建築物の工法名である。「営業地域」は、業者が施工を行う地域である。「メールアドレス」は、業者の電子メールアドレスである。なお、これ以外にも、販売対象仲介装置11へのアクセス制限のためのユーザIDやパスワードや、住所等の情報も蓄積されているが、ここでは説明を省略する。また、顧客についても、同様に、氏名や予め住所や連絡先の情報等が蓄積されているものとする
まず、一人の顧客が、販売対象仲介装置11に、顧客端末装置33から、顧客のユーザID等を用いてログインして、販売対象の依頼を行う画面を表示するための情報を、販売対象仲介装置11から取得すると、顧客端末装置33の顧客表示部3304が、図示しないディスプレイ等に入力インターフェース画面を表示する。
図26は、建築の依頼を受け付けるための入力インターフェース画面の表示例である。図26に示すような入力インターフェース画面に、顧客が、入力デバイス等を用いて建築の依頼を行うために必要となる、土地面積や、建築工法や、平屋、2階建て、あるいは3階建ての種別等の希望等を伝えるための情報である販売対象依頼情報を入力すると、当該販売対象依頼情報を顧客受付部3301等が受け付ける。顧客受付部3301等が受け付けた販売対象依頼情報は、顧客の指示等、例えば「依頼する」ボタン2642のクリック等に応じて、顧客送信部3302等から販売対象仲介装置11に送信される。この入力インターフェース画面を表示するための情報は、例えば、販売対象仲介装置11からネットワーク等を介して取得される。なお、上記のような入力インターフェース画面等を表示する情報を販売対象仲介装置11から取得する構成は、通常、インターネット等において、クライアント装置が、WEBサーバ装置等に入力インターフェース画面を表示するデータを要求する情報を送信し、この要求する情報に応じてサーバ装置から送信される入力インターフェース画面を表示するための情報を受信する構成と同様であるので詳細な説明は省略する。かかることは、以下においても同様である。また、入力インターフェース画面等においては、ボタン(ボタンの画像やボタンとして反応する領域等も含む)とボタンの位置(例えば座標等)と、ボタンがクリックされた場合に実行されるアクションとを対応付ける情報等が図示しないメモリ等の記憶媒体等に蓄積されており、ボタン上の位置にカーソルやポインタ等を配置した状態で、マウス等のボタンや、実行キー等が押されることが、ボタンをクリックする、という動作に相当する。また、このようにボタンがクリックされることで、このボタンに対応付けられたアクションが実行される。かかることは他のボタン等に関する記載においても同様である。
また、入力インターフェース画面には、要求情報を受け付けるための入力インターフェース2641も表示される。ここでは、要求情報は、顧客の建築において重要だと考えるポイント、あるいは重点を置いてもらいたいポイント等であるとする。この入力インターフェース2641を介して顧客受付部3301が受け付けた情報である要求情報が、販売対象仲介装置11へ、顧客送信部3302から送信される。例えば、「デザイン」と、「耐久性」という項目に、顧客がチェックを入れた場合、「デザイン」および「耐久性」という要求情報が販売対象仲介装置11へ送信される。
顧客端末装置33から送信された販売対象依頼情報は、販売対象仲介装置11の図示しない受信部等が受信し、図示しないメモリ等の記録媒体に蓄積される。
また、顧客端末装置33から送信された要求情報は、要求情報受信部1104により受信され、図示しないメモリ等の記録媒体に蓄積される。
図27は、要求情報受信部1104が受信した、顧客の要求情報を管理するための要求情報管理表である。「ID」は、対応する販売対象依頼情報の管理番号で、ここでは自動的に販売対象仲介装置11により自動的に付与されるものとする。「要求情報」は、要求情報である。
つぎに、販売対象仲介装置11は、蓄積された販売対象依頼情報の建築工法を示す情報と、予め登録されている顧客の住所の情報とを、業者情報の「建築工法」および「営業地域」の属性値とを比較して、「建築工法」が販売対象依頼情報の建築工法の情報と一致し、「営業地域」が、顧客の住所と一致する業者情報に対応する業者に、販売対象についての問い合わせがあったことを知らせる情報を、電子メール等を用いて通知する。この電子メールは業者情報の「メールアドレス」属性値を用いて、図示しない通信部等から送信される。なお、このようにメールで通知する代わりに、業者が、販売対象仲介装置11に業者のIDでログインした場合に、ログインした業者の業者端末装置22に同様の内容を通知するための情報を送信するようにしても良い。また、顧客の住所との一致を判断する代わりに、顧客が入力した建築先の住所等との一致を判断しても良い。
つぎに、上記の通知を受けた各業者が業者端末装置22を用いて、販売対象仲介装置11に、業者のID等を用いてログインすると、各業者の業者端末装置22は、図28に示すような見積参加のための入力インターフェース画面を業者端末装置22の業者表示部2204に表示する情報を、販売対象仲介装置11から取得する。各業者が、それぞれの業者端末装置22に表示された入力インターフェース画面を操作、例えば、「申し込む」ボタン2861をクリックすると、業者受付部2201は、業者が見積に参加することを示す情報を受け付け、業者送信部2202は、見積に参加することを示す情報を販売対象仲介装置11に送信する。
販売対象仲介装置11は、見積に参加することを示す情報を図示しない受信部等により受信し、受信の先着順に、2以上の所定数以下の業者を、見積に参加可能な業者に決定する。見積に参加することを示す情報の受信は、例えば、受信した情報を送信した業者数が上記の所定数に達した時点、もしくは、受け付けの開始から所定時間経過した時点で終了する。なお、ここでは先着順に、見積に参加可能な業者を決定するようにしたが、見積に参加することを示す情報の受信開始から所定の期間内に見積に参加することを示す情報を送信した1以上の業者を見積に参加可能な業者端末装置22、あるいは業者に決定してもよい。ここでは、3社の建築業者を決定するように予め指定されているものとし、先着順に、3社である「FF株式会社」、「GG工務店」、および「HH建築事務所」が見積に参加可能な業者に決定されたものとする。なお、予め、顧客から1以上の業者の指定を受け付けるようにしておき、この指定された業者は、優先的に見積に参加可能な業者に決定されるようにしても良い。
次に、見積に参加可能となった各業者は、顧客とそれぞれ連絡をとって、面談やヒアリング等を行って、見積を行う。そして、業者が業者端末装置22に対して、見積情報を入力するためのインターフェースを呼び出すための予め指定された操作、例えばメニューの操作を行う。この操作に応じて業者端末装置22は、図29に示すような見積情報を入力するための入力インターフェース画面を業者端末装置22の業者表示部2204に表示する情報を、販売対象仲介装置11から取得する。各業者が、それぞれの業者端末装置22に表示された入力インターフェース画面に、販売対象構成プランである建築プランの内訳(例えば間取りや設備等)や、その内訳毎の金額である単価等を入力していくことで、業者受付部2201は、各業者により作成された販売対象構成プランである建築プランを受け付ける。また、業者受付部2201は、業者端末装置22によって自動計算された上記の内訳の金額の合計である見積金額を受け付ける。図29に示した入力インターフェース画面において、登録ボタン70をクリックすることで、業者送信部2202は、業者受付部2201が受け付けた見積情報を販売対象仲介装置11に送信する。また、ここでは、図29に示すように、販売対象構成プランについての業者がアピールしたいポイントを示す情報である訴求情報の入力のための入力インターフェース2971も表示され、この入力インターフェースを操作することで、見積情報の入力と同時に、販売対象構成プランに対する訴求情報の入力が行われる。この訴求情報も、見積情報とともに、販売対象仲介装置11に送信される。例えば、図29において、業者「FF株式会社」が「デザイン」と「コスト」の項目についてのチェックボックスにチェックを入力すると、入力されたチェックボックスに対応した「デザイン」および「コスト」を示す訴求情報が、業者「FF株式会社」の業者端末装置22から販売対象仲介装置11に送信される。
販売対象仲介装置11の見積受信部1101は、各業者端末装置22から送信された見積情報を受信し、図示しないメモリ等に蓄積する。
図30は、蓄積された見積情報を管理するための見積情報管理表である。見積情報管理表は、「業者名」、「建築プラン名」と、「見積金額」と、「建築プラン」という属性を有している。「業者名」は、建築プランを作成した建築業者を識別するための、建築業者の名称である。「建築プラン名」は、見積情報が示す建築プランの名称であり、ここでは、見積情報を送信した業者の名称を業者が情報入力の際にログインしたID情報等を参照して取得して、「業者名+プラン」という情報が「建築プラン名」として付加されるものとする。「見積金額」は、見積情報のうちの見積金額、すなわち全ての単価の合計である。「建築プラン」は、見積情報のうちの見積金額を除いた情報である。ただし、見積金額を含んでいても良い。「建築プラン」の各情報は、ここでは、例えば、それぞれテキスト形式のファイルとして蓄積されているものとする。
また、訴求情報受信部1105は、各業者端末装置22から送信された訴求情報を受信し、図示しないメモリ等に、見積情報と対応付けて蓄積する。例えば、図31に示す訴求情報管理表のように、見積情報の「建築プラン名」と訴求情報とを一のレコードとして管理する。
見積情報の受付を開始してから、予め指定された時間が経過した時点で、見積情報の受付を終了する。そして、ここでは、顧客の顧客端末情報に対して、各業者からの見積情報の受付が終了したことを表示するための情報を送信するとともに、顧客に対して、見積情報が示す複数の販売対象構成プランに対して、対抗見積の開始指示を受け付けるためのインターフェースを表示するための情報を送信する。
この情報を顧客端末装置33の顧客受信部3303が受信し、顧客表示部3304が、図示しないディスプレイ等に表示する。
図32は、対抗見積の開始指示を受け付けるためのインターフェースの表示例を示す図である。
次に、ユーザが図32の対抗見積の期間の終了時間を指定する情報とともに、開始ボタン3291をクリックすると、顧客受付部3301は対抗見積、すなわち、他の業者の販売対象構成プランに対する見積の実施を開始する指示を受け付け、顧客送信部3302は、対抗見積の開始を指示する情報を、販売対象仲介装置11に対して送信する。
販売対象仲介装置11が対抗見積の開始を指示する情報を図示しない受信部で受信すると、第一送信部1102は、見積情報が示す複数の建築プランと、見積金額と、当該建築プランと見積金額とを作成した業者とを対応付けて表示するための情報である第一表示情報を構成し、各業者端末装置22に対して送信する。ここでは、特に、各業者に対し、当該各業者が他の業者の提案する建築プランで建築を行った場合の見積、すなわち対抗見積の金額の入力を受け付けるためのオブジェクト、ここではリンクボタン(具体的にはテキストリンク)を配置した第一表示情報を構成する。ここでは、建築プランについての見積金額を、建築プランおよび複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する第一表示情報であって、このマトリクス内の、当該第一情報の送信先となる業者および当該第一情報の送信先となる業者以外の他の業者が作成した販売対象構成プランを行および列として指定されるセル内に、見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを配置した第一表示情報を構成する。そして構成した第一表示情報を、第一送信部1102が各業者端末装置22に送信する。
各業者端末装置22は、業者受信部2203により第一表示情報を受信し、受信した第一表示情報が、業者表示部2204によりディスプレイ等にそれぞれ表示される。
図33は、業者「FF株式会社」の業者端末装置22の業者表示部2204が表示する第一表示情報の例を示す図である。
また、図34は、業者「GG工務店」の業者端末装置22の業者表示部2204が表示する第一表示情報の例を示す図である。
なお、図33および図34においては、第一表示情報を表示する業者以外の業者名を、第一表示情報を表示する業者にはどの業者であるか分からないような、業者の名称等とは関連のない仮の名称で置き換えて表示している。例えば、図33および図34においては、「FF株式会社」を「競合他社A」、「GG工務店」を「競合他社B」、「HH建築事務所」を「競合他社C」として表しており、また販売対象構成プラン名も同様に置き換えて表示されている。
図33に示すように、対抗見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトであるリンクボタン3310は、業者「FF株式会社」の業者端末装置22に表示される第一表示情報では、「FF株式会社」の列にのみ表示されており、業者「GG工務店」の業者端末装置22に表示される第一表示情報では、図34に示すように、同様のリンクボタン3410は、「GG工務店」の列にのみ表示されている。このようにすることで、各業者が、自社以外の他の業者の対抗見積金額を入力することを防ぐことができる。また、このため、各業者端末装置22に送信される第一表示情報同士は、ここでは互いに異なるものとなっている。なお、第一表示情報を表示する業者以外の業者が各建築プランについて入力した見積金額を、第一表示情報のマトリクス内に表示しないようにしても良いし、第一表示情報のマトリクス内に見積金額が入力されていることを示す情報が入力されていることを示す記号、例えば「*」等を表示するようにしても良い。このようにすることで、建築プランを提案した業者が提示した見積金額を、他の業者に知らせないようにして、他の業者がそれぞれが提案可能な見積金額を入力させることができ、無理な価格競争をなくして、他の業者に見積金額の設定を公正に行わせることができる。
なお、図33および図34に示すように、ここでは販売対象構成プランの見積金額だけがリンクを伴う文字列情報として表示されており、このリンクボタンをクリックすることで、販売対象構成プランの詳細が、図35に示すように別ウインドウに開くものとする。
次に、例えば業者「GG工務店」が、業者端末装置22を操作して、「競合他社Aプラン」の内訳を検討後、図34に示した入力インターフェースにおける、「競合他社Aプラン」の行の対抗見積金額の入力を受け付けるための、「見積を設定する」という文字列に設定されたリンクボタン3410をクリックしたとすると、図36に示すような、「競合他社Aプラン」、すなわち「FF株式会社プラン」についての、「GG工務店」による対抗見積金額を受け付ける入力画面が表示される。この表示画面は、図29に示すような見積情報を入力するための入力インターフェース画面と同様の画面であればよい。ただし、「競合他社Aプラン」、すなわち「AAA株式会社プラン」と異なるプランに変更できないように入力を制限することが好ましく、例えば、図36に示すように、建築プラン内の金額以外の部分は、予め入力されているようにして、内容を変更できないようにすることが好ましい。また、ここでは、訴求情報を受け付けるための入力インターフェース等は不要である。そして、このような入力インターフェースを用いて、建築プランの内訳の金額等を入力することで、これらの金額の合計である対抗見積金額が自動計算される。そして、登録ボタン等をクリックすること、自動計算された対抗見積金額の情報を含む対抗見積金額情報が業者受付部2201によって受け付けられ、業者送信部2202から販売対象仲介装置11に送信される。
販売対象仲介装置11の対抗見積受信部1103は、対抗見積金額情報を受信すると、受信した対抗見積金額情報を、この対抗見積金額情報を送信した業者と、当該対抗見積金額情報が入力された建築プランの仮の名称ではなく、本来の建築プラン名と対応付けて、図示しないメモリ等に蓄積する。
以下、同様に、対抗見積金額情報の受け付けを、図32において指定された対抗見積の期間の終了時間まで行う。なお、各業者自身が提案した販売対象構成プランの見積金額の修正を、適宜受け付け、この受け付けた見積金額で、見積金額情報管理表を更新するようにしても良い。
図37は、メモリ等に蓄積された対抗見積金額情報を管理する対抗見積金額情報管理表である。対抗見積金額情報管理表は、「業者名」と、「建築プラン名」と、「対抗見積金額」と、「建築プラン」という属性を有している。「業者名」は対抗見積を行った業者名、「建築プラン名」は、対抗見積金額情報が対応する建築プランの名称であり、仮の名称ではなく、図30の「建築プラン名」と同様のものである。「対抗見積金額」は、対抗見積情報が示す対抗見積金額、「販売対象構成プラン」は、対抗見積情報のうちの対抗見積金額を除いた情報であり、例えば、建築プランの内訳の単価等の情報である。ここでは、例としてテキストファイルの情報として蓄積されているものとする。
対抗見積期間が終了すると、比較部1106は、顧客の建築に対する要求情報と、各建築プラン(ここでは建築プラン名)と対応付けられた訴求情報とを比較する。そして、訴求情報が、顧客の要求情報と合致していると判断された販売対象構成プラン、ここでは、顧客の要求情報の全てと一致する販売対象構成プランを決定する。ここでは、例えば、図31に示す訴求情報において、業者「GG工務店」が「GG工務店プラン」について入力した訴求情報である「デザイン」と「耐久性」とが、上述したように顧客から受信した要求情報である「デザイン」と「耐久性」と比較された結果、両者が一致すると判断され、これにより「GG工務店プラン」の訴求情報が、顧客の要求情報に合致すると判断される。
次に、第二送信部1107は、図30に示したような見積情報と、図37に示したような対抗見積金額情報とを用いて、見積情報が示す複数の建築プランと、見積金額と、対抗見積金額と、当該建築プランと見積金額とを作成した業者とを対応付けて表示するための情報である第二表示情報を構成し、顧客端末装置33に対して送信する。ここでは、第一送信部1102が建築プランについての見積金額と対抗見積金額とを、建築プランおよび複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第二表示情報を構成する。さらに、ここでは、比較部1106の比較結果に応じて、第二送信部1107は、訴求情報が、顧客の要求情報と合致していると判断された建築プランである「GG工務店プラン」を、他の建築プランと視覚的に区別する態様で表示するための第二表示情報を構成する。ここでは、例として、「GG工務店プラン」の行を、他の背景色と異なる背景色に設定する。そして構成した第二表示情報を顧客端末装置33に送信する。
顧客端末装置33は、顧客受信部3303により第二表示情報を受信し、受信した第二表示情報は、顧客表示部3304によりディスプレイ等に表示される。
図38は、第二表示情報の表示例を示す図である。図38においては、「GG工務店プラン」の行は、他の行と異なる背景色で表示されている。この結果、この販売対象構成プランが、顧客の要望に近いものであることを視覚的に知らせることができる。この第二表示情報による表示においても、図33等と同様に、販売対象構成プランは、見積金額および対抗見積金額だけがリンクを伴う文字列情報として表示されており、このリンクボタンをクリックすることで、販売対象構成プランの詳細が、図35と同様に別ウインドウに開くものとする。ここでは、図38に示すように、各セルには、見積金額あるいは対抗見積金額の他に、販売対象構成プランと業者との組み合わせを択一的に選択するいわゆるラジオボタンが設けられているものとする。
次に顧客が、建築を依頼したいと考えた業者と建築プランとの組み合わせを示すセルのラジオボタンをクリックすると、顧客受付部3301が、販売対象構成プランと業者の組み合わせを受け付ける。そして、顧客がマウス等の入力デバイスを操作して決定ボタン3815をクリックすると、このラジオボタンがクリックされたセルが対応する販売対象構成プランを、このセルに対応する業者に、このセル内の見積金額あるいは対抗見積金額で依頼するための業者指定情報が、顧客送信部3302から、販売対象仲介装置11に送信される。例えば、予めこれらの組み合わせを各ラジオボタンのIDと値とに対応させておくようにし、販売対象仲介装置11が、業者指定情報として、クリックされたラジオボタンのIDとその値を顧客端末装置33から受信することで、これらの組み合わせが示す業者指定情報を結果的に受信するようにしても良い。ここでは、例として、「CCC設計事務所プラン」と「AAA株式会社」とで決定されるセルのラジオボタン3816が選択された状態で、決定ボタン3815がクリックされたことで、「AAA株式会社」に対して「CCC設計事務所プラン」による販売対象を申し込む業者指定情報が送信されたものとする。
販売対象仲介装置11の業者指定情報受信部1108が、業者指定情報を受信すると、依頼情報送信部1109は、業者指定情報が示す業者、ここでは例として「FF株式会社」の業者端末装置22に、当該業者が提案した見積金額または対抗見積金額で、業者指定情報が示す建築プラン名が示す建築プラン、ここでは例として「HH建築事務所プラン」による建築の依頼の申し込みを受け付けたことを示す依頼情報を送信する。ここでも、上述したような建築プランについての仮の名称、ここでは、「競合他社Cプラン」を利用することが、建築プランを作成した業者が分からないようにするうえで好ましい。この送信は、建築の依頼の申し込みを受け付けた業者が、販売対象仲介装置11にログインした際に送信するようにしても良いし、申し込みを受け付けたことをトリガーとして、図25に示したような業者管理表から取得した業者の電子メールアドレス等を用いて、業者端末装置22に電子メールで送信するようにしても良い。
業者端末装置22の業者受信部2203が依頼情報を受信すると、業者表示部2204が受信した依頼情報をディスプレイ等に表示する。
図39は、依頼情報の表示例を示す図である。この依頼に応じて、業者が販売対象の施工を行う。
次に、施工が終了した場合、施工が終了したことを示す情報を、業者あるいは顧客が、業者端末装置22あるいは顧客端末装置33から販売対象仲介装置11に送信すると、販売対象仲介装置11は、顧客端末装置33に、今回の販売対象の施工を行った業者、ここでは例として「FF株式会社」についての評価情報を入力するための入力インターフェースを表示させる情報を送信する。
顧客端末装置33の顧客受信部3303がこの評価情報を入力するための入力インターフェースを表示させる情報を受信すると、顧客表示部3304がディスプレイ等に評価情報を入力するための入力インターフェースを表示する。
図40は、評価情報を入力するための入力インターフェース画面の表示例を示す図である。
この入力インターフェース画面を操作して、業者に対する評価情報を入力すると、入力された評価情報を顧客受付部3301が受け付ける。そして、決定ボタン4019を入力デバイス等を用いてクリックすると、顧客送信部3302が受け付けた評価情報を販売対象仲介装置11に送信する。評価情報は、業者の識別情報と、その業者が行った販売対象の結果に対する評価を示す情報と対応付けられて送信される。ここでは、例えば、「契約までをスムーズに行えましたか」等の四つの評価項目についての、「いいえ」という否定的な評価を示す評価情報が、業者の識別情報である業者名「FF株式会社」の情報とともに送信される。
販売対象仲介装置11の評価情報受信部1110は、顧客端末装置33から送信される評価情報を受信し、図示しないメモリ等に、評価対象となる業者と対応付けられて蓄積する。評価情報の評価対象となる業者は、評価情報とともに送信された業者名により特定される。ここでは、評価情報が、業者名「FF株式会社」に対応付けられて蓄積される。
次に、判断部1111は、評価情報受信部1110が受信した評価情報に対応した業者についての、メモリ等に蓄積されている過去に行われた全ての販売対象に対して得られた評価情報の、評価項目ごとの、否定的な評価が行われている数、例えば「いいえ」という回答の数をカウントする。そして、カウント結果が、予め評価項目別に指定された閾値以上であるか否かを判断する。閾値以上であれば、その評価項目については、業者の行う販売対象が適切ではないと考えられる。ここでは、「業者からの連絡や対応は適切でしたか?」という評価項目についてのカウント数が、閾値以上となったとする。
警告情報送信部1112は、カウント結果が、閾値以上である評価項目についての販売対象が適切でないことを示す情報である警告情報を構成する。そして、この警告情報を、判断部1111による判断の対象となった業者、ここでは「FF株式会社」の業者端末装置22に送信する。この警告情報の送信は、ここでは、送信先となる業者が、販売対象仲介装置11に、次回にログインした際に送信するようにするが、図25に示したような業者管理表から取得した業者の電子メール等を用いて、警告情報の送信先となる業者「FF株式会社」の業者端末装置22に電子メールで送信するようにしても良い。
業者端末装置22、ここでは「FF株式会社」が利用する業者端末装置22の業者受信部2203が警告情報を受信すると、業者表示部2204が受信した警告情報をディスプレイ等に表示する。
図41は、業者表示部2204が表示する警告情報の表示例である。この表示例に示すように、「FF株式会社」に対して、顧客との連絡や対応が不適切である旨を示す警告が、提示されることとなり、これにより、業者に対して販売対象についての不適切な部分についての改善を促すことができ、建築物の質を保つ、あるいは向上させることが可能となる。
以下、本実施の形態における販売対象仲介システムの第二の具体例について説明する。ここでは、販売対象が手配旅行、すなわち旅行者の依頼で手配を代行する旅行(ツアー)であるとし、業者は、顧客の注文に応じて旅行の手配を行う旅行業者である場合について説明する。ここでの旅行の手配は、例えば、移動手段や、宿泊施設の手配、観光先の手配、食事の手配、スケジュールの作成等である。販売対象仲介装置の概念図は図1に示したシステムにおいて、リフォーム仲介装置1、業者端末装置2、顧客端末装置3の代わりに、販売対象仲介装置11、業者端末装置22、顧客端末装置33を設けるようにしたものである。ここでは販売対象仲介装置を、旅行の仲介装置、特に手配旅行の仲介装置と考えても良い。
ここでは、予め、複数の旅行業者についての情報である業者情報が販売対象仲介装置11の図示しない記録媒体等に蓄積されているものとする。図42は、業者情報を管理するための業者管理表である。業者管理表は、「業者名」、「手配地域」、「メールアドレス」等の属性を有している。「業者名」は、業者、すなわち旅行業者の名称である。「手配地域」は旅行業者が旅行を手配可能な地域の名称である。「メールアドレス」は、業者の電子メールアドレスである。なお、これ以外にも、販売対象仲介装置11へのアクセス制限のためのユーザIDやパスワードや、住所等の情報も蓄積されているが、ここでは説明を省略する。また、顧客についても、同様に、氏名や予め住所や連絡先の情報等が蓄積されているものとする
まず、一人の顧客が、販売対象仲介装置11に、顧客端末装置33から顧客のユーザID等を用いてログインして、販売対象の依頼を行う画面を表示するための情報を、販売対象仲介装置11から取得すると、顧客端末装置33の顧客表示部3304が、図示しないディスプレイ等に入力インターフェース画面を表示する。
図43は、旅行手配の依頼を受け付けるための入力インターフェース画面の表示例である。図43に示すような入力インターフェース画面に、顧客が、入力デバイス等を用いて建築の依頼を行うために必要となる、旅行先の地域名、目的地、出発地、人数、日程、予算、移動手段、宿泊先等の希望等を伝えるための情報である販売対象依頼情報を入力すると、当該販売対象依頼情報を顧客受付部3301等が受け付ける。顧客受付部3301等が受け付けた販売対象依頼情報は、顧客の指示等、例えば「依頼する」ボタン4342のクリック等に応じて、顧客送信部3302等から販売対象仲介装置11に送信される。この入力インターフェース画面を表示するための情報は、例えば、販売対象仲介装置11からネットワーク等を介して取得される。
また、入力インターフェース画面には、要求情報を受け付けるための入力インターフェース4341も表示される。ここでは、要求情報は、顧客の旅行において重要だと考えるポイント、あるいは重点を置いてもらいたいポイント等であるとする。この入力インターフェース4341を介して顧客受付部3301が受け付けた情報である要求情報が、販売対象仲介装置11へ、顧客送信部3302から送信される。
顧客端末装置33から送信された販売対象依頼情報は、販売対象仲介装置11の図示しない受信部等が受信し、図示しないメモリ等の記録媒体に蓄積される。
また、顧客端末装置33から送信された要求情報は、要求情報受信部1104により受信され、図示しないメモリ等の記録媒体に蓄積される。
図44は、要求情報受信部1104が受信した、顧客の要求情報を管理するための要求情報管理表である。「ID」は、対応する販売対象依頼情報の管理番号で、ここでは自動的に販売対象仲介装置11により自動的に付与されるものとする。「要求情報」は、要求情報である。
つぎに、販売対象仲介装置11は、蓄積された販売対象依頼情報の旅行の目的地域、例えば、国内やアジア等を示す情報と、業者情報の「手配地域」の属性値とを比較して、「手配地域」の属性値の中に、販売対象依頼情報の目的地域の情報と一致する目的地域名を含むレコードに対応した業者に対して、手配旅行についての問い合わせがあったことを知らせる情報を、電子メール等を用いて通知する。この電子メールは業者情報の「メールアドレス」属性値を用いて、図示しない通信部等から送信される。なお、このようにメールで通知する代わりに、業者が、販売対象仲介装置11に業者のIDでログインした場合に、ログインした業者の業者端末装置22に同様の内容を通知するための情報を送信するようにしても良い。
つぎに、上記の通知を受けた各業者が業者端末装置22を用いて、販売対象仲介装置11に、業者のID等を用いてログインすると、各業者の業者端末装置22は、図45に示すような見積参加のための入力インターフェース画面を業者端末装置22の業者表示部2204に表示する情報を、販売対象仲介装置11から取得する。各業者が、それぞれの業者端末装置22に表示された入力インターフェース画面を操作、例えば、「申し込む」ボタン4561をクリックすると、業者受付部2201は、業者が見積に参加することを示す情報を受け付け、業者送信部2202は、見積に参加することを示す情報を販売対象仲介装置11に送信する。
販売対象仲介装置11は、見積に参加することを示す情報を図示しない受信部等により受信し、受信の先着順に、2以上の所定数以下の業者を、見積に参加可能な業者に決定する。見積に参加することを示す情報の受信は、例えば、受信した情報を送信した業者数が上記の所定数に達した時点、もしくは、受け付けの開始から所定時間経過した時点で終了する。なお、ここでは先着順に、3社の建築業者を決定するように予め指定されているものとし、先着順に、3社である「P旅行社」、「Q旅行社」、および「R旅行社」が見積に参加可能な業者に決定されたものとする。なお、予め、顧客から1以上の業者の指定を受け付けるようにしておき、この指定された業者は、優先的に見積に参加可能な業者に決定されるようにしても良い。
次に、見積に参加可能となった各業者は、顧客とそれぞれ連絡をとって、面談やヒアリング等を行って、見積を行う。そして、業者が業者端末装置22に対して、見積情報を入力するためのインターフェースを呼び出すための予め指定された操作、例えばメニューの操作を行う。この操作に応じて業者端末装置22は、図46に示すような見積情報を入力するための入力インターフェース画面を業者端末装置22の業者表示部2204に表示する情報を、販売対象仲介装置11から取得する。各業者が、それぞれの業者端末装置22に表示された入力インターフェース画面に、販売対象構成プランである旅行プランの内訳や、その内訳毎の金額である単価等を入力していくことで、業者受付部2201は、各業者により作成された販売対象構成プランである旅行プランを受け付ける。また、業者受付部2201は、業者端末装置22によって自動計算された上記の内訳の金額の合計である見積金額を受け付ける。図46に示した入力インターフェース画面において、登録ボタン4670をクリックすることで、業者送信部2202は、業者受付部2201が受け付けた見積情報を販売対象仲介装置11に送信する。また、ここでは、図46に示すように、販売対象構成プランについての業者がアピールしたいポイントを示す情報である訴求情報の入力のための入力インターフェース4671も表示され、この入力インターフェースを操作することで、見積情報の入力と同時に、旅行プランに対する訴求情報の入力が行われる。この訴求情報も、見積情報とともに、販売対象仲介装置11に送信される。例えば、図46において、業者「P旅行社」が「食事」と「温泉」の項目についてのチェックボックスにチェックを入力すると、入力されたチェックボックスに対応した「食事」および「温泉」を示す訴求情報が、業者「P旅行社」の業者端末装置22から販売対象仲介装置11に送信される。
販売対象仲介装置11の見積受信部1101は、各業者端末装置22から送信された見積情報を受信し、図示しないメモリ等に蓄積する。
図47は、蓄積された見積情報を管理するための見積情報管理表である。見積情報管理表は、「業者名」、「旅行プラン名」と、「見積金額」と、「旅行プラン」という属性を有している。「業者名」は、旅行プランを作成した旅行業者を識別するための、旅行業者の名称である。「旅行プラン名」は、見積情報が示す旅行プランの名称であり、ここでは、見積情報を送信した業者の名称を業者が情報入力の際にログインしたID情報等を参照して取得して、「業者名+プラン」という情報が「旅行プラン名」として付加されるものとする。「見積金額」は、見積情報のうちの見積金額、すなわち全ての単価の合計である。「旅行プラン」は、見積情報のうちの見積金額を除いた情報である。「旅行プラン」の各情報は、ここでは、例えば、それぞれテキスト形式のファイルとして蓄積されているものとする。
また、訴求情報受信部1105は、各業者端末装置22から送信された訴求情報を受信し、図示しないメモリ等に、見積情報と対応付けて蓄積する。例えば、図48に示す訴求情報管理表のように、見積情報の「旅行プラン名」と訴求情報とを一のレコードとして管理する。
見積情報の受付を開始してから、予め指定された時間が経過した時点で、見積情報の受付を終了する。そして、ここでは、顧客の顧客端末情報に対して、各業者からの見積情報の受付が終了したことを表示するための情報を送信するとともに、顧客に対して、見積情報が示す複数の販売対象構成プランに対して、対抗見積の開始指示を受け付けるためのインターフェースを表示するための情報を送信する。
この情報を顧客端末装置33の顧客受信部3303が受信し、顧客表示部3304が、図示しないディスプレイ等に表示する。
図49は、対抗見積の開始指示を受け付けるためのインターフェースの表示例を示す図である。
次に、ユーザが図49の対抗見積の期間の終了時間を指定する情報とともに、開始ボタン4991をクリックすると、顧客受付部3301は対抗見積、すなわち、他の業者の販売対象構成プランに対する見積の実施を開始する指示を受け付け、顧客送信部3302は、対抗見積の開始を指示する情報を、販売対象仲介装置11に対して送信する。
販売対象仲介装置11が対抗見積の開始を指示する情報を図示しない受信部で受信すると、第一送信部1102は、見積情報が示す複数の旅行プランと、見積金額と、当該旅行プランと見積金額とを作成した業者とを対応付けて表示するための情報である第一表示情報を構成し、各業者端末装置22に対して送信する。ここでは、特に、各業者に対し、当該各業者が他の業者の提案する旅行プランと同じ、もしくは相当する旅行プランを手配した場合の見積、すなわち対抗見積の金額の入力を受け付けるためのオブジェクト、ここではリンクボタン(具体的にはリンクテキスト)を配置した第一表示情報を構成する。ここでは、旅行プランについての見積金額を、建築プランおよび複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する第一表示情報であって、このマトリクス内の、当該第一情報の送信先となる業者および当該第一情報の送信先となる業者以外の他の業者が作成した販売対象構成プランを行および列として指定されるセル内に、見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを配置した第一表示情報を構成する。そして構成した第一表示情報を、第一送信部1102が各業者端末装置22に送信する。
各業者端末装置22は、業者受信部2203により第一表示情報を受信し、受信した第一表示情報が、業者表示部2204によりディスプレイ等にそれぞれ表示される。
図50は、業者「P旅行社」の業者端末装置22の業者表示部2204が表示する第一表示情報の例を示す図である。
また、図51は、業者「Q旅行社」の業者端末装置22の業者表示部2204が表示する第一表示情報の例を示す図である。
なお、図51および図52においては、第一表示情報を表示する業者以外の業者名を、第一表示情報を表示する業者にはどの業者であるか分からないような、業者の名称等とは関連のない仮の名称で置き換えて表示している。例えば、図50および図51においては、「P旅行社」を「競合他社A」、「Q旅行社」を「競合他社B」、「R旅行社」を「競合他社C」として表しており、また販売対象構成プラン名も同様に置き換えて表示されている。
図50に示すように、対抗見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトであるリンクボタン5010は、業者「P旅行社」の業者端末装置22に表示される第一表示情報では、「P旅行社」の列にのみ表示されており、業者「Q旅行社」の業者端末装置22に表示される第一表示情報では、図51に示すように、同様のリンクボタン5110が「Q旅行社」の列にのみ表示されている。このようにすることで、各業者が、自社以外の他の業者の対抗見積金額を入力することを防ぐことができる。また、このため、各業者端末装置22に送信される第一表示情報同士は、ここでは互いに異なるものとなっている。なお、第一表示情報を表示する業者以外の業者が各旅行プランについて入力した見積金額を、第一表示情報のマトリクス内に表示しないようにしても良いし、第一表示情報のマトリクス内に見積金額が入力されていることを示す情報が入力されていることを示す記号、例えば「*」等を表示するようにしても良い。このようにすることで、旅行プランを提案した業者が提示した見積金額を、他の業者に知らせないようにして、他の業者がそれぞれが提案可能な見積金額を入力させることができ、無理な価格競争をなくして、他の業者に見積金額の設定を公正に行わせることができる。
なお、図50および図51に示すように、ここでは販売対象構成プランである旅行プランの見積金額だけがリンクを伴う文字列情報として表示されており、このリンクボタンをクリックすることで、旅行プランの詳細が、図52に示すように別ウインドウに開くものとする。
次に、例えば業者「Q旅行社」が、業者端末装置22を操作して、「競合他社Aプラン」の内訳を検討後、図51に示した入力インターフェースにおける、「競合他社Aプラン」の行の対抗見積金額の入力を受け付けるための、「見積を設定する」という文字列に設定されたリンクボタン5110をクリックしたとすると、図53に示すような、「競合他社Aプラン」、すなわち「P旅行社プラン」についての、「P旅行社」による対抗見積金額を受け付ける入力画面が表示される。この表示画面は、図46に示すような見積情報を入力するための入力インターフェース画面と同様の画面であればよい。ただし、「競合他社Aプラン」、すなわち「P旅行社プラン」と異なるプランに変更できないように入力を制限することが好ましく、例えば、図53に示すように、建築プラン内の金額以外の部分は、予め入力されているようにして、内容を変更できないようにすることが好ましい。また、ここでは、訴求情報を受け付けるための入力インターフェース等は不要である。そして、このような入力インターフェースを用いて、旅行プランの内訳の金額等を入力することで、これらの金額の合計である対抗見積金額が自動計算される。そして、登録ボタン等をクリックすること、自動計算された対抗見積金額の情報を含む対抗見積金額情報が業者受付部2201によって受け付けられ、業者送信部2202から販売対象仲介装置11に送信される。
販売対象仲介装置11の対抗見積受信部1103は、対抗見積金額情報を受信すると、受信した対抗見積金額情報を、この対抗見積金額情報を送信した業者と、当該対抗見積金額情報が入力された旅行プランの仮の名称ではなく、本来の旅行プラン名と対応付けて、図示しないメモリ等に蓄積する。
以下、同様に、対抗見積金額情報の受け付けを、図49において指定された対抗見積の期間の終了時間まで行う。なお、各業者自身が提案した販売対象構成プランの見積金額の修正を、適宜受け付け、この受け付けた見積金額で、見積金額情報管理表を更新するようにしても良い。
図54は、メモリ等に蓄積された対抗見積金額情報を管理する対抗見積金額情報管理表である。対抗見積金額情報管理表は、「業者名」と、「旅行プラン名」と、「対抗見積金額」と、「旅行プラン」という属性を有している。「業者名」は対抗見積を行った業者名、「旅行プラン名」は、対抗見積金額情報が対応する旅行プランの名称であり、仮の名称ではなく、図47の「旅行プラン名」と同様のものである。「対抗見積金額」は、対抗見積情報が示す対抗見積金額、「旅行プラン」は、対抗見積情報のうちの対抗見積金額を除いた情報であり、例えば、旅行プランの内訳の単価等の情報である。ここでは、例としてテキストファイルの情報として蓄積されているものとする。
対抗見積期間が終了すると、比較部1106は、顧客の旅行に対する要求情報と、各旅行プラン、ここでは旅行プラン名、と対応付けられた訴求情報とを比較する。そして、訴求情報が、顧客の要求情報と合致していると判断された旅行プラン、ここでは、顧客の要求情報の全てと一致する旅行プランを決定する。ここでは、例えば、図48に示す訴求情報において、業者「P旅行社」が「P旅行社プラン」について入力した訴求情報である「食事」および「温泉」と、上述したように顧客から受信した要求情報である「食事」および「温泉」とが比較された結果、両者が一致すると判断され、これにより「P旅行社プラン」の訴求情報が、顧客の要求情報に合致すると判断される。
次に、第二送信部1107は、図47に示したような見積情報と、図54に示したような対抗見積金額情報とを用いて、見積情報が示す複数の旅行プランと、見積金額と、対抗見積金額と、当該旅行プランと見積金額とを作成した業者とを対応付けて表示するための情報である第二表示情報を構成し、顧客端末装置33に対して送信する。ここでは、第一送信部1102が旅行プランについての見積金額と対抗見積金額とを、旅行プランおよび複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示するための第二表示情報を構成する。さらに、ここでは、比較部1106の比較結果に応じて、第二送信部1107は、訴求情報が、顧客の要求情報と合致していると判断された旅行プランである「P旅行社プラン」を、他の販売対象構成プランと視覚的に区別する態様で表示するための第二表示情報を構成する。ここでは、例として、「P旅行社プラン」の行を、他の背景色と異なる背景色に設定する。そして構成した第二表示情報を顧客端末装置33に送信する。
顧客端末装置33は、顧客受信部3303により第二表示情報を受信し、受信した第二表示情報は、顧客表示部3304によりディスプレイ等に表示される。
図55は、第二表示情報の表示例を示す図である。図55においては、「P旅行社プラン」の行は、他の行と異なる背景色で表示されている。この結果、この旅行プランが、顧客の要望に近いものであることを視覚的に知らせることができる。この第二表示情報による表示においても、図50等と同様に、旅行プランは、見積金額および対抗見積金額だけがリンクを伴う文字列情報として表示されており、このリンクボタンをクリックすることで、旅行プランの詳細が、図53と同様に別ウインドウに開くものとする。ここでは、図55に示すように、各セルには、見積金額あるいは対抗見積金額の他に、旅行プランと業者との組み合わせを択一的に選択するいわゆるラジオボタンが設けられているものとする。
次に顧客が、旅行の手配を依頼したいと考えた業者と旅行プランとの組み合わせを示すセルのラジオボタンをクリックすると、顧客受付部3301が、旅行プランと業者の組み合わせを受け付ける。そして、顧客がマウス等の入力デバイスを操作して決定ボタン3815をクリックすると、このラジオボタンがクリックされたセルが対応する販売対象構成プランを、このセルに対応する業者に、このセル内の見積金額あるいは対抗見積金額で依頼するための業者指定情報が、顧客送信部3302から、販売対象仲介装置11に送信される。例えば、予めこれらの組み合わせを各ラジオボタンのIDと値とに対応させておくようにし、販売対象仲介装置11が、業者指定情報として、クリックされたラジオボタンのIDとその値を顧客端末装置33から受信することで、これらの組み合わせが示す業者指定情報を結果的に受信するようにしても良い。ここでは、例として、「R旅行社プラン」と「P旅行社」とで決定されるセルのラジオボタン5516が選択された状態で、決定ボタン5515がクリックされたことで、「P旅行社」に対して「R旅行社プラン」による旅行を申し込む業者指定情報が送信されたものとする。
販売対象仲介装置11の業者指定情報受信部1108が、業者指定情報を受信すると、依頼情報送信部1109は、業者指定情報が示す業者、ここでは例として「P旅行社」の業者端末装置22に、当該業者が提案した見積金額または対抗見積金額で、業者指定情報が示す旅行プラン名が示す旅行プラン、ここでは例として「R旅行プラン」による建築の依頼の申し込みを受け付けたことを示す依頼情報を送信する。ここでも、上述したような建築プランについての仮の名称、ここでは、「競合他社Cプラン」を利用することが、建築プランを作成した業者が分からないようにするうえで好ましい。この送信は、建築の依頼の申し込みを受け付けた業者が、販売対象仲介装置11にログインした際に送信するようにしても良いし、申し込みを受け付けたことをトリガーとして、図42に示したような業者管理表から取得した業者の電子メールアドレス等を用いて、業者端末装置22に電子メールで送信するようにしても良い。
業者端末装置22の業者受信部2203が依頼情報を受信すると、業者表示部2204が受信した依頼情報をディスプレイ等に表示する。
図56は、依頼情報の表示例を示す図である。この依頼に応じて、業者が旅行の手配を行う。
次に、旅行の手配が終了し、実際に旅行が行われた場合、旅行が終了したことを示す情報を、業者あるいは顧客が、業者端末装置22あるいは顧客端末装置33から販売対象仲介装置11に送信すると、販売対象仲介装置11は、顧客端末装置33に、今回の旅行の手配を行った業者、ここでは例として「P旅行社」についての評価情報を入力するための入力インターフェースを表示させる情報を送信する。
顧客端末装置33の顧客受信部3303がこの評価情報を入力するための入力インターフェースを表示させる情報を受信すると、顧客表示部3304がディスプレイ等に評価情報を入力するための入力インターフェースを表示する。
図57は、評価情報を入力するための入力インターフェース画面の表示例を示す図である。
この入力インターフェース画面を操作して、業者に対する評価情報を入力すると、入力された評価情報を顧客受付部3301が受け付ける。そして、決定ボタン5719を入力デバイス等を用いてクリックすると、顧客送信部3302が受け付けた評価情報を販売対象仲介装置11に送信する。この評価情報に応じて、業者に警告情報等を出力する処理等については、上述した第一の具体例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上、本実施の形態によれば、各業者が他の業者が作成した建築プランや旅行プラン等の販売対象構成プランに対して作成した対抗見積金額を、各業者が作成した見積金額とともに、顧客端末装置33に表示させることができるため、顧客が、業者と、建築プランや旅行プラン等の販売対象構成プランとの組み合わせを適切に決定することができる。
また、本実施の形態によれば、一度に入力した2つの情報の値(値を示すシンボルを含む)のうちの、一つをデータベーススキーマの属性名、一つを属性値とする表、ここではマトリクス、を構成したので、対抗見積金額情報を受け付けるための表に、空欄の領域(セル)を構成することができ、各業者に、わかりやすい形態で入力を促すことができる。
なお、上記具体例においては、販売対象が建築や、旅行(ツアー)である場合について説明したが、本実施の形態においては、販売対象は、他の住宅関連の商品またはサービスや、結婚式やパーティー等のイベント等や、構成を変更して販売可能なコンピュータ等の装置や家具等であっても良い。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
なお、上記各実施の形態におけるリフォーム仲介装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介するリフォーム仲介装置として機能させるためのプログラムであって、コンピュータを、複数の施工業者が顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の施工業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、1以上の前記施工業者が、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の施工業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額を作成した施工業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと前記複数の施工業者とのうちの、前記顧客が指定した一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示すリフォームプランと施工業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部として機能させるためのプログラムである。
また、上記各実施の形態における販売対象仲介装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、構成を選択可能な販売対象を提供する業者と顧客とを仲介する販売対象仲介装置として機能させるためのプログラムであって、コンピュータを、複数の業者が顧客の要求に応じて作成した販売対象構成プランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、1以上の前記業者が、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額を作成した業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、当該販売対象構成プランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと前記複数の業者とのうちの、前記顧客が指定した一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示す販売対象構成プランと業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記各プログラムにおいて、上記各プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、これらのプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、これらのプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図21は、上記各プログラムを実行して、上記各実施の形態によるリフォーム仲介装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記各実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現される。
図21において、コンピュータシステム1000は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ1005、FD(Flexible Disk)ドライブ1006を含むコンピュータ1001と、キーボード1002と、マウス1003と、モニタ1004とを備える。
図22は、コンピュータシステムを示す図である。図22において、コンピュータ1001は、CD−ROMドライブ1005、FDドライブ1006に加えて、CPU(Central Processing Unit)1011と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)1012と、CPU1011に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)1013と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク1014と、CPU1011、ROM1012等を相互に接続するバス1015とを備える。なお、コンピュータ1001は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム1000に、上記実施の形態によるリフォーム仲介装置の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM121、またはFD122に記憶されて、CD−ROMドライブ1005、またはFDドライブ1006に挿入され、ハードディスク1014に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ1001に送信され、ハードディスク1014に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM1013にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM121やFD122、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ1001に、上記実施の形態によるリフォーム仲介装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム1000がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(第一送信部、第二送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる販売対象仲介装置等は、販売対象を提供する業者と顧客とを仲介する装置として適しており、複数の業者が提案する販売対象構成プランと見積金額とを顧客に比較できるよう提示する販売対象仲介装置等として有用である。
例えば、本発明にかかるリフォーム仲介装置等は、住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介する装置として適しており、複数の施工業者が提案するリフォームプランと見積金額とを顧客に比較できるよう提示するリフォーム仲介装置等として有用である。
実施の形態1におけるリフォーム仲介システムの概念図 同リフォーム仲介システムのブロック図 同リフォーム仲介装置の動作について説明するフローチャート 同リフォーム仲介システムの施工業者管理表を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの要求情報管理表を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの見積情報管理表を示す図 同リフォーム仲介システムの訴求情報管理表を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの対抗見積金額情報管理表を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 同リフォーム仲介システムの表示例を示す図 各実施の形態におけるコンピュータシステムの外観一例を示す模式図 各実施の形態におけるコンピュータシステムの構成の一例を示す図 実施の形態2における販売対象仲介システムのブロック図 同販売対象仲介装置の動作について説明するフローチャート 同販売対象仲介システムの施工業者管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの要求情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの見積情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの訴求情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの対抗見積金額情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの施工業者管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの要求情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの見積情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの訴求情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの対抗見積金額情報管理表を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図 同販売対象仲介システムの表示例を示す図
符号の説明
1 リフォーム仲介装置
2、22 業者端末装置
3、33 顧客端末装置
11 販売対象仲介装置
101、1101 見積受信部
102、1102 第一送信部
103、1103 対抗見積受信部
104、1104 要求情報受信部
105、1105 訴求情報受信部
106、1106 比較部
107、1107 第二送信部
108、1108 業者指定情報受信部
109、1109 依頼情報送信部
110、1110 評価情報受信部
111、1111 判断部
112、1112 警告情報送信部
201、2201 業者受付部
202、2202 業者送信部
203、2203 業者受信部
204、2204 業者表示部
301、3301 顧客受付部
302、3302 顧客送信部
303、3303 顧客受信部
304、3304 顧客表示部

Claims (19)

  1. 住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介するリフォーム仲介装置であって、
    複数の施工業者が顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の施工業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、
    1以上の前記施工業者が、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の施工業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額を作成した施工業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、
    前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと前記複数の施工業者とのうちの、前記顧客が指定した一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、
    前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示すリフォームプランと施工業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部とを具備するリフォーム仲介装置。
  2. 前記第一送信部および第二送信部は、
    前記リフォームプランについての見積金額を、リフォームプランおよび前記複数の施工業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報および第二表示情報を送信する請求項1記載のリフォーム仲介装置。
  3. 前記第一送信部は、
    1以上の前記業者端末装置に対して、それぞれ、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの、リフォームプランについての見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを、当該リフォームプランと対応付けてさらに表示するための情報を含む前記第一表示情報を送信する請求項1または請求項2記載のリフォーム仲介装置。
  4. 前記第一送信部は、
    前記オブジェクトを、前記他の施工業者が作成したリフォームプランを行または列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報を送信する請求項3記載のリフォーム仲介装置。
  5. 顧客の要求に関する情報である要求情報を受信する要求情報受信部と、
    前記複数の施工業者が作成したリフォームプランについての訴求項目についての情報である訴求情報を受信する訴求情報受信部と、
    前記要求情報受信部が受信した要求情報と前記訴求情報受信部が受信した訴求情報とを比較する比較部と、を更に具備し、
    前記第二送信部は、前記比較部が、両者が合致していると判断した場合に、当該合致していると判断された訴求情報が対応するリフォームプランを他のリフォームプランと視覚的に区別する態様で表示する前記第二表示情報を送信する請求項1から請求項4いずれか記載のリフォーム仲介装置。
  6. 前記業者指定情報が指定するリフォームプランについて行われたリフォーム結果についての、前記顧客の評価を示す情報である評価情報を受信する評価情報受信部と、
    前記評価情報受信部が受信した1以上の評価情報に応じて前記施工業者の行った1以上のリフォームが適切であるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が、リフォームが適切でないと判断した場合に、適切でないことを示す情報である警告情報を、前記業者指定情報が指定する施工業者の業者端末装置に対して送信する警告情報送信部とを更に具備する請求項1から請求項5いずれか記載のリフォーム仲介装置。
  7. 見積受信部と、第一送信部と、対抗見積受信部と、第二送信部と、業者指定情報受信部と、依頼情報送信部とにより、住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介するリフォーム仲介方法であって、
    前記見積受信部が、複数の施工業者が顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の施工業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信ステップと、
    前記第一送信部が、前記見積受信ステップで受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信ステップと、
    前記対抗見積受信部が、1以上の前記施工業者が、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の施工業者の業者端末装置から受信する対抗見積金額受信ステップと、
    前記第二送信部が、前記見積受信ステップで受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額を作成した施工業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信ステップと、
    前記業者指定情報受信部が、前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと前記複数の施工業者とのうちの、前記顧客が指定した一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信ステップと、
    前記依頼情報送信部が、前記業者指定情報受信ステップで受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示すリフォームプランと施工業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信ステップとを具備するリフォーム仲介方法。
  8. コンピュータを、住宅リフォームを行う施工業者と顧客とを仲介するリフォーム仲介装置として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    複数の施工業者が顧客の要求に応じて作成したリフォームプランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の施工業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額とを作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、
    1以上の前記施工業者が、前記見積情報が示す複数のリフォームプランのうちの他の施工業者が作成した各リフォームプランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の施工業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数のリフォームプランと、見積金額と、当該リフォームプランと見積金額を作成した施工業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数のリフォームプランと、当該リフォームプランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した施工業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、
    前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示されるリフォームプランと前記複数の施工業者とのうちの、前記顧客が指定した一のリフォームプランと一の施工業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、
    前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示すリフォームプランと施工業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す施工業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部として機能させるためのプログラム。
  9. 構成を選択可能な販売対象を提供する業者と顧客とを仲介する販売対象仲介装置であって、
    複数の業者が顧客の要求に応じて作成した販売対象の構成を示すプランである販売対象構成プランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、
    1以上の前記業者が、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額を作成した業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、当該販売対象構成プランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、
    前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと前記複数の業者とのうちの、前記顧客が指定した一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、
    前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示す販売対象構成プランと業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部とを具備する販売対象仲介装置。
  10. 前記第一送信部および第二送信部は、
    前記販売対象構成プランについての見積金額を、販売対象構成プランおよび前記複数の業者を、行および列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報および第二表示情報を送信する請求項9記載の販売対象仲介装置。
  11. 前記第一送信部は、
    1以上の前記業者端末装置に対して、それぞれ、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの、販売対象構成プランについての見積金額の入力を受け付けるためのオブジェクトを、当該販売対象構成プランと対応付けてさらに表示するための情報を含む前記第一表示情報を送信する請求項9または請求項10記載の販売対象仲介装置。
  12. 前記第一送信部は、
    前記オブジェクトを、前記他の業者が作成した販売対象構成プランを行または列として有するマトリクス内に配置して表示する前記第一表示情報を送信する請求項11記載の販売対象仲介装置。
  13. 顧客の要求に関する情報である要求情報を受信する要求情報受信部と、
    前記複数の業者が作成した販売対象構成プランについての訴求項目についての情報である訴求情報を受信する訴求情報受信部と、
    前記要求情報受信部が受信した要求情報と前記訴求情報受信部が受信した訴求情報とを比較する比較部と、を更に具備し、
    前記第二送信部は、前記比較部が、両者が合致していると判断した場合に、当該合致していると判断された訴求情報が対応する販売対象構成プランを他の販売対象構成プランと視覚的に区別する態様で表示する前記第二表示情報を送信する請求項9から請求項12いずれか記載の販売対象仲介装置。
  14. 前記業者指定情報が指定する販売対象構成プランについて提供された販売対象についての、前記顧客の評価を示す情報である評価情報を受信する評価情報受信部と、
    前記評価情報受信部が受信した1以上の評価情報に応じて前記業者が提供した1以上の販売対象が適切であるか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が、判断対象が適切でないと判断した場合に、適切でないことを示す情報である警告情報を、前記業者指定情報が指定する業者の業者端末装置に対して送信する警告情報送信部とを更に具備する請求項9から請求項13いずれか記載の販売対象仲介装置。
  15. 前記販売対象は、商品またはサービスの少なくとも一方を含む請求項9から請求項14いずれか記載の販売対象仲介装置。
  16. 前記販売対象は、建築物である請求項9から請求項14いずれか記載の販売対象仲介装置。
  17. 前記販売対象は、リフォームである請求項9から請求項14いずれか記載の販売対象仲介装置。
  18. 見積受信部と、第一送信部と、対抗見積受信部と、第二送信部と、業者指定情報受信部と、依頼情報送信部とにより、構成を選択可能な販売対象を提供する業者である業者と顧客とを仲介する販売対象仲介方法であって、
    前記見積受信部が、複数の業者が顧客の要求に応じて作成した販売対象構成プランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信ステップと、
    前記第一送信部が、前記見積受信ステップで受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信ステップと、
    前記対抗見積受信部が、1以上の前記業者が、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の業者の業者端末装置から受信する対抗見積金額受信ステップと、
    前記第二送信部が、前記見積受信ステップで受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額を作成した業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、当該販売対象構成プランについての前記対抗見積受信ステップで受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信ステップと、
    前記業者指定情報受信部が、前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと前記複数の業者とのうちの、前記顧客が指定した一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信ステップと、
    前記依頼情報送信部が、前記業者指定情報受信ステップで受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示す販売対象構成プランと業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信ステップとを具備する販売対象仲介方法。
  19. コンピュータを、構成を選択可能な販売対象を提供する業者と顧客とを仲介する販売対象仲介装置として機能させるためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    複数の業者が顧客の要求に応じて作成した販売対象構成プランと見積金額とについての情報である見積情報を、当該複数の業者の端末装置である業者端末装置から受信する見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額とを作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第一表示情報を1以上の前記業者端末装置に送信する第一送信部と、
    1以上の前記業者が、前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランのうちの他の業者が作成した各販売対象構成プランに対して作成した見積金額についての情報である対抗見積金額情報を、前記1以上の業者の業者端末装置から受信する対抗見積受信部と、
    前記見積受信部が受信した見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、見積金額と、当該販売対象構成プランと見積金額を作成した業者とを、対応付けて表示する情報であり、かつ前記見積情報が示す複数の販売対象構成プランと、当該販売対象構成プランについての前記対抗見積受信部が受信した対抗見積金額情報が示す見積金額と、当該見積金額を作成した業者と、を対応付けて表示するための情報である第二表示情報を、前記顧客の端末装置である顧客端末装置に送信する第二送信部と、
    前記第二送信部が送信した第二表示情報を用いて表示される販売対象構成プランと前記複数の業者とのうちの、前記顧客が指定した一の販売対象構成プランと一の業者との組み合わせを示す情報である業者指定情報を、前記顧客端末装置から受信する業者指定情報受信部と、
    前記業者指定情報受信部が受信した業者指定情報に応じて、当該業者指定情報が示す販売対象構成プランと業者とが指定されたことを示す情報である依頼情報を、当該業者指定情報が示す業者の業者端末装置に送信する依頼情報送信部として機能させるためのプログラム。
JP2007309878A 2007-05-22 2007-11-30 リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム Withdrawn JP2009003906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007309878A JP2009003906A (ja) 2007-05-22 2007-11-30 リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007135067 2007-05-22
JP2007309878A JP2009003906A (ja) 2007-05-22 2007-11-30 リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009003906A true JP2009003906A (ja) 2009-01-08

Family

ID=40320189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007309878A Withdrawn JP2009003906A (ja) 2007-05-22 2007-11-30 リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009003906A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133496A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Toyota Home Kk 建物販売システム、管理コンピュータ及びそのコンピュータプログラム
WO2018020739A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 表示システム、発注システム及び発注方法
JP2018018277A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 発注システム及び発注方法
KR20220027472A (ko) * 2020-08-27 2022-03-08 주식회사 아이오앤코코리아 인공신경망을 이용한 판매자의 공급가격 산출 방법 및 이를 이용한 온라인 상거래 중개 서비스 제공 장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133496A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Toyota Home Kk 建物販売システム、管理コンピュータ及びそのコンピュータプログラム
WO2018020739A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 表示システム、発注システム及び発注方法
JP2018018277A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社Lixil 発注システム及び発注方法
KR20220027472A (ko) * 2020-08-27 2022-03-08 주식회사 아이오앤코코리아 인공신경망을 이용한 판매자의 공급가격 산출 방법 및 이를 이용한 온라인 상거래 중개 서비스 제공 장치
KR102568422B1 (ko) 2020-08-27 2023-08-21 주식회사 아이오앤코코리아 인공신경망을 이용한 판매자의 공급가격 산출 방법 및 이를 이용한 온라인 상거래 중개 서비스 제공 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI391870B (zh) 購買操作系統、購買操作處理方法及購買操作處理程式產品
JP2002352138A (ja) サーバ、検索システム、情報提供システム、情報提供端末、情報検索方法、情報提供方法、情報表示方法
JP2011253522A (ja) 商品売買管理システム
JP6736221B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP5638718B1 (ja) 出品情報作成支援装置、出品情報作成支援方法、プログラム、および取引システム
JP2009003906A (ja) リフォーム仲介装置、リフォーム仲介方法、販売対象仲介装置、販売対象仲介方法、およびプログラム
US9053502B2 (en) System and method of communicating with distributed marketplaces
KR20210089627A (ko) 사입대행 관리시스템, 사입대행사 단말, 및 각각의 정보 처리 방법
JP5719414B2 (ja) アフターサービス管理システム、サーバー、方法、及び、プログラム
JP2010102391A (ja) 情報処理装置、販売仲介システム、情報処理方法、およびプログラム
JP5576968B1 (ja) オークション装置、オークション方法、プログラム、およびオークションシステム
JP2002259754A (ja) 仮想住宅展示場および住宅展示方法
JP2005100265A (ja) 株式注文システム
SG176492A1 (en) Factory-sale in one manufacturing and selling shoes method and system for providing multiple consumer choice
JP2004318379A (ja) 合併買収支援システム
KR20160101740A (ko) 소비자와 점포 간의 실시간 매칭 서비스 시스템 및 그 기록 매체
KR20070110719A (ko) 인터넷을 이용한 쇼핑몰 통합관리시스템 및 그 방법
JP2017091004A (ja) 情報管理装置、情報管理方法及び情報管理プログラム
JP2004280610A (ja) 受発注支援システム、管理サーバおよび受発注支援プログラム
JP7223077B1 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
KR100377290B1 (ko) 네트워크를 이용한 중고차 비즈니스 서비스 방법
JP7223078B1 (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
KR20010098231A (ko) 인터넷상에서 경매 방식을 이용한 소프트웨어 및 하드웨어프로젝트 사업자 선정방법
JP6646289B1 (ja) リフォーム工事見積システム
TWI702554B (zh) 對話式問卷的儲存裝置與呈現方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101126

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110304