JP2019099361A - 部品探索支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】建造物の部品のトレーサビリティを実現するとともに、作業者が部品の流通履歴を把握できるようにする。【解決手段】作業者が端末コンピュータ61に特定の部品1の識別情報を与えると、それに対応する流通履歴データがホストコンピュータ21から端末コンピュータ61に送信されて、その流通履歴データの値が端末60の表示デバイス62に表示される。その後、作業者が手元の候補の部品1の識別情報を端末コンピュータ61に特定の部品1の識別情報を与えると、端末コンピュータ61が特定の部品1の識別情報と候補の部品1の識別情報を対比して、対比結果が表示デバイス62に表示される。【選択図】図1

Description

本発明は、ホストコンピュータと、そのホストコンピュータと通信可能な端末コンピュータとを備える部品探索支援システムに関する。
特許文献1には、建築現場に運び込まれる資材に付された資材データをリーダによって電子計算機に取り込み、その資材データをライタによってICタグに書き込む管理システムが開示されている。資材データは、資材の材質、原材料、製造元、製造日、ロットナンバー、性能、性質等に関するデータである。
また、特許文献1には、建築現場に設置される検査対象の検査結果を電子計算機によってQRコード(登録商標)にコード化し、そのQRコードをレーザーマーカーによって検査対象に刻印する管理システムが開示されている。
特許文献2には、タワークレーンによって揚重される建築部材に付されたバーコードをリーダによって取り込み、そのバーコードに従って部材名及び設置日時を記録媒体に記録する管理装置が開示されている。
特許文献3には、建設現場に入着した資材のバーコードを光学的リーダによって読み取って、ストックヤードにおける仮置き位置を特定するデータを入力装置によって入力し、これにより資材の入着を管理する装置が開示されている。
特許第5628396号公報 特公平6−28070号公報 特許第2725522号公報
ところで、建造物の部品が工場における製造段階から、工事現場における製造段階まで流通する過程におけるトレーサビリティの実現が望まれている。つまり、部品を製造から設置まで追跡可能な状態にすることが望まれる。
また、管理者のみならず現場の作業者も部品の流通履歴を把握できるようにすることが望まれる。更に、作業者が流通過程の各段階にある複数の部品の中から特定の部品を探し出せるようにすることが望まれる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、建造物の部品のトレーサビリティを実現するとともに、作業者も部品の流通履歴を把握できるようにすることである。
以上の課題を解決するために、建造物の各部品に割り当てられた識別情報と、前記各部品についての製造から設置までの流通過程の履歴に関する流通履歴データと、を作業員が端末に取得させることによって前記端末が送信する前記識別情報と前記流通履歴データを、前記端末から収集して、前記部品毎に前記流通履歴データを前記識別情報に対応付けて、前記流通履歴データと前記識別情報を記憶部に記録するホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと通信可能な端末コンピュータと、を備える部品探索支援システムにおいて、前記端末コンピュータが、前記各部品のうち特定の部品の識別情報を取得する取得処理と、前記取得処理により取得された識別情報を前記ホストコンピュータに送信する送信処理と、を実行し、前記ホストコンピュータが、前記送信処理により送信された識別情報を受信する受信処理と、前記記憶部に記録された前記流通履歴データのうち、前記受信処理により受信した識別情報に対応付けられた流通履歴データを前記端末コンピュータに送信する第二送信処理と、を実行し、前記端末コンピュータが、前記第二送信処理により送信された流通履歴データを受信する第二受信処理と、前記第二受信処理により受信した流通履歴データの値を出力デバイスに出力させる出力処理と、を実行する。
以上によれば、作業員が、部品の流通過程の履歴に関する流通履歴データと、部品の識別情報とを端末に取得させる。そうすると、端末が流通履歴データと部品の識別情報とをホストコンピュータに送信する。そして、ホストコンピュータが、部品の流通過程の履歴に関する流通履歴データと、部品の識別情報とを対応付けて記憶部に記録する。それゆえ、各部品のトレーサビリティを実現することができる。
また、作業者が特定の部品の識別情報を端末コンピュータに与えれば、それに対応する流通履歴データの値がホストコンピュータから端末コンピュータに送信されて、その値が端末コンピュータによって出力デバイスから出力される。それゆえ、作業者が特定の部品の流通履歴を把握できる。
好ましくは、前記ホストコンピュータが、前記第二送信処理において、前記受信処理により受信した識別情報に対応付けられた流通履歴データと、それに対応付けられた識別情報とを前記端末コンピュータに送信し、前記端末コンピュータが、前記第二受信処理において、前記第二送信処理により送信された流通履歴データ及び識別情報を受信し、前記端末コンピュータが、前記各部品のうち候補部品に付された識別情報の読取を読取デバイスに行わせることによってその識別情報を取得する第二取得処理と、前記第二取得処理により取得した識別情報と、前記第二受信処理により受信した識別情報とを対比することによって、これらが一致するか否かを判定する対比処理と、前記対比処理による対比結果を前記出力デバイスに出力させる第二出力処理と、を実行する。
以上によれば、作業者が複数の部品のうち候補部品に付された識別情報を読取デバイスにより端末コンピュータに与えると、特定の部品の識別情報と候補部品の識別情報が一致するか否か端末コンピュータによって判定される。その結果が出力デバイスから出力されるので、作業者は候補部品が特定の部品であるかを把握できる。これにより、作業者は、複数の候補部品の中から特定の部品を探し出すことができる。
本発明によれば、各部品のトレーサビリティを実現することができる。また、作業者が特定の部品の流通履歴を把握できる。
建造物の複数の部品の流通過程を示した図面である。 部品及びそれに付された識別情報のコードを示す斜視図である。 部品探索支援システムのブロック図である。 部品データの構成を示した図面である。 流通履歴データの構成を示した図面である。 モード選択画面を示した図面である。 管理モードにおける流通過程の段階の選択画面を示した図面である。 管理モードにおける出荷情報の入力画面を示した図面である。 管理モードにおけるコード読取画面を示した図面である。 管理モードにおいて入力した出荷情報の値の表示画面を示した図面である。 管理モードにおける建造物モデルの表示画面を示した図面である。 管理モードにおける搬入情報の入力画面を示した図面である。 閲覧モードにおけるコード読取画面を示した図面である。 閲覧モードにおける部品モデルの選択画面を示した図面である。 閲覧モードにおいて流通履歴データの値を表示する画面を示した図面である。 閲覧モードにおいて属性情報の値を表示する画面を示した図面である。 探索モードにおける部品モデルの選択画面を示した図面である。 探索モードにおける流通履歴データの値を表示する画面を示した図面である。 探索モードにおけるコード読取画面を示した図面である。 候補の部品が特定の部品でない場合に表示される画面を示した図面である。 候補の部品が特定の部品である場合に表示される画面を示した図面である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
1. 建造物の部品の流通経路
図1は、建造物の工事に使用される部品1の流通経路を示した図面である。部品1は、工事の目的物たる建造物の一部分を成す。部品1は、例えば、鉄骨、鉄筋、プレキャストコンクリート部材、柱、梁、柱梁仕口部、内壁材、外壁材、床材、天井材、屋根材、外装材、配管又は免震材である。
図1に示すように、部品1を各工場90にて製造した後、製造済みの部品1を工場90の保管場所91にて保管する。
出荷前に、製造済みの部品1を検査する。検査済みの部品1を保管場所91から取り出して、貨物車92に積載することによって出荷の準備をする。その後、貨物車92によって部品1を工場90から工事現場93へ輸送する。
部品1を工事現場93に搬入した後、工事現場93のストックヤード94に一時保管する。その後、部品1を工事現場93のストックヤード94から出来形5の近くの作業ヤード95まで搬送する。ここで、出来形5とは、工事の目的物たる建造物のうち施工が完了した部分をいう。
作業ヤード95では、必要に応じて複数の部品1を組み立てる。その組み立て作業を地組作業という。
地組した又は地組していない部品1をタワークレーン96によって作業ヤード95から揚重する。そして、揚重した部品1を設置する。なお、部品1を設置することを「建方」ということもある。
以上のように複数の部品1を流通させて、設置することによって、建造物を構築する。
2. 識別情報及びそのコード
以上のように流通する部品1のトレーサビリティを実現するため、つまり、部品1の流通経路を製造段階から設置段階までの追跡可能性を実現するため、各部品1には、固有の識別情報が割り当てられている。例えば名称、シリアル番号又は製造番号等が識別情報として用いられる。
図2は、部品1の斜視図である。部品1の表面には、コード2が付されている。コード2は一次元コード又は二次元コードであり、より具体的にはQRコード(登録商標)である。QRコードはマトリクス型の二次元コードである。
コード2は、部品1に割り当てられた固有の識別情報の値をエンコードしたものである。コード2は、工場90にて部品1の製造中又は製造した直後に、部品1に付される。識別情報は、建造物の部品1の集合の中で、その識別情報が割り当てられた部品1を他の部品1から識別するための情報である。コード2の値、つまり識別情報の値によって、そのコード2が付された部品1を識別することができる。
なお、コード2の代わりに文字列又はICタグが部品1に付されてもよい。文字列は、部品1に割り当てられた固有の識別情報の値を表したものである。ICタグは、部品1に割り当てられた識別情報を記憶した近距離無線通信な小型電子機器である。ICタグはRFIDともいう。
3. 部品探索支援システム
部品1の流通の所定段階、例えば、工場90から部品1を出荷する段階、部品1を工事現場93のストックヤード94に搬入する段階、部品1を地組する段階、或いは、部品1を設置する段階等において、作業者が携帯端末60(図1、図3参照)を用いてコード2を携帯端末60に読み込ませる。読み込まれたコード2が携帯端末60によって識別情報にデコードされる。そして、その識別情報が時刻等の各種の情報とともに携帯端末60からホスト20に送信される。そのため、各部品1の各種の情報がホスト20に蓄積されて、収集される。
図3を参照して、ホスト20及び携帯端末60等からなる部品探索支援システムについて詳細に説明する。
ホスト20は、ホストコンピュータ21、表示デバイス22、入力デバイス23、記憶部24及び通信デバイス25等を備える。
ホストコンピュータ21は、CPU、GPU、ROM、RAM、システムバス及びハードウェアインタフェース等を有する。
表示デバイス22は、例えば液晶ディスプレイデバイス又は有機ELディスプレイデバイスである。ホストコンピュータ21が演算処理によって映像信号を生成し、その映像信号を表示デバイス22に出力する。そうすると、映像信号に従った画面が表示デバイス22によって表示される。
入力デバイス23は、例えばスイッチ、キーボード若しくはポインティングデバイス又はこれらの組み合わせである。入力デバイス23は、操作されると操作内容に応じた信号をホストコンピュータ21に出力する。
記憶部24は、半導体メモリ又はハードディスクドライブ等からなる記憶装置である。
通信デバイス25は、所定の通信規格に従って、インターネット等のネットワーク99に接続する。
記憶部24には、BIM(Building Information Modeling:ビルディング インフォメーション モデリング)を実現する設計用ソフトウェアによって作成された設計データ30が記憶されている。設計データ30は、工事の目的物たる建造物の仕様を規定した情報である。設計データ30は複数の部品データ31の集合体を有する。部品データ31は部品1の仕様を規定した情報であり、部品1ごとに部品データ31が準備されている。
図4に示すように、部品データ31は識別情報32、三次元形状情報33、位置情報34及び属性情報35から構成されている。
識別情報32の値は、部品1ごとに固有となる。部品1に付されるコード2は、その部品1の部品データ31に含まれる識別情報32をエンコードしたものである。
三次元形状情報33は、部品1をモデリングするために部品1の三次元形状を定義する。三次元形状情報33では、部品1の三次元形状が三次元のローカル座標系によって表現されている。三次元形状情報33に従ってモデリングされる部品モデルは、サーフェースモデル、ソリッドモデル、ワイヤフレームモデル若しくはポリゴンモデル又はこれらの組み合わせである。
位置情報34は、三次元形状情報33に従ってモデリングされる部品モデルの位置及び向きを定義する。位置情報34では、部品モデルの位置及び向きが三次元のワールド座標系で表現されている。
属性情報35は、部品1が有する属性(例えば種類、体積、重量、仕様、素材、原材料、材質、製造業者、製造工場、出荷予定日、搬入予定日、地組予定日、設置予定日等)を定義する。
また、属性情報35には、流通段階特定情報36が含まれている。流通段階特定情報36は、部品1の流通段階を特定するための情報である。部品1の流通段階としては『未出荷』、『出荷済み』、『搬入済み』、『地組済み』及び『設置済み』があり、流通段階特定情報36の取り得る値は『未出荷』、『出荷済み』、『搬入済み』、『地組済み』及び『設置済み』である。流通段階特定情報36の初期値は、『未出荷』を意味する『none』、つまり『データ無し』である。なお、本明細書において、二重鉤括弧によって括弧書きされたものは、データ又は情報等が表す内容(値)を意味する。
また、属性情報35には、備考情報37が含まれている。備考情報37は、製造から設置までの任意段階において作業者が入力するデータである。備考情報37は例えばテキストデータである。
図3に示すように、ホスト20の記憶部24には、ホストコンピュータ21によって読取可能且つ実行可能な設計プログラム58が格納されている。設計プログラム58は、BIM及びCAD(Computer-Aided Design)を実現する設計用ソフトウェアである。ホストコンピュータ21が設計プログラム58を実行することによってBIM及びCADが実現される。設計プログラム58の実行中、ホストコンピュータ21が設計データ30を読み込む。そうすると、ホストコンピュータ21が各部品1の三次元形状情報33及び位置情報34に従って各部品モデルを仮想空間に配置して、各部品モデルをレンダリング処理によって表示デバイス22に表示させる。これにより、各部品モデルからなる建造物モデルが表示デバイス22に表示される。
記憶部24には、流通履歴データベース40が蓄積される。流通履歴データベース40は、各部品1の流通履歴を収集することによって作成される。流通履歴データベース40は複数の流通履歴データ41の集合体である。流通履歴データ41は部品1の流通履歴を規定した情報であり、部品1ごとに流通履歴データ41が作成される。
図5に示すように、流通履歴データ41は識別情報42、流通段階特定情報43、出荷時刻情報44、製造業者情報45、製造工場情報46、積載車情報47、出荷時備考情報48、搬入時刻情報49、一時保管場所情報50、搬入時備考情報51、地組時刻情報52、地組時備考情報53、設置時刻情報54、設置時備考情報55及び備考情報56から構成されている。
識別情報42の値は、部品1ごとに固有となる。流通履歴データ41の識別情報42の値と部品データ31の識別情報32の値が等しければ、その流通履歴データ41とその部品データ31は同一の部品1に関する情報である。
流通段階特定情報43は、部品1の流通段階を特定するデータである。
出荷時刻情報44は、部品1を工場90から出荷した時刻を特定するデータである。
製造業者情報45は、部品1を製造した業者を特定するデータである。
製造工場情報46は、部品1を製造した工場90を特定するデータである。
積載車情報47は、部品1を輸送した貨物車92を特定するデータである。
出荷時備考情報48は、出荷段階において作業者が入力するデータである。
搬入時刻情報49は、部品1を工事現場93に搬入した時刻を特定するデータである。
一時保管場所情報50は、工事現場93のストックヤード94が分けられた複数の領域のうち、部品1が保管される領域を特定するデータである。
搬入時備考情報51は、搬入段階において作業者が入力するデータである。
地組時刻情報52は、部品1が地組される時刻を特定するデータである。
地組時備考情報53は、地組段階において作業者が入力するデータである。
設置時刻情報54は、部品1が設置される時刻を特定するデータである。
設置時備考情報55は、設置段階において作業者が入力するデータである。
備考情報56は、流通過程の任意段階において作業者が入力するデータである。
これら情報42〜56の初期値は、『none』、つまり『データ無し』である。また、時刻情報44,49,52,54の値、つまり時刻は、日、時間、分、秒の何れの単位であってもよいし、秒よりも細かい単位であってもよい。
図3に示すように、ホスト20の記憶部24には、ホストコンピュータ21によって読取可能且つ実行可能な探索支援プログラム59が格納されている。探索支援プログラム59がホストコンピュータ21に実行させる処理については、後に詳述する。
携帯端末60は、例えばノート(ラップトップ)型コンピュータシステム、タブレット型コンピュータシステム又はスマートフォンである。携帯端末60は、端末コンピュータ61、表示デバイス62、入力デバイス63、記憶部64、通信デバイス65、リーダ66、マイクロフォン67及びスピーカ68等を備える。表示デバイス62及びスピーカ68は、出力デバイスである。
端末コンピュータ61は、CPU、GPU、RAM、ROM、システムバス及びハードウェアインタフェース等を有する。
表示デバイス62は、例えば液晶ディスプレイデバイス又は有機ELディスプレイデバイスである。端末コンピュータ61が演算処理によって映像信号を生成し、その映像信号を表示デバイス62に出力する。そうすると、映像信号に従った画面が表示デバイス62によって表示される。
入力デバイス63は、例えばスイッチ、キーボード若しくはポインティングデバイス又はこれらの組み合わせである。入力デバイス63は、表示デバイス62の表面に設けられたタッチパネルであってもよい。入力デバイス63は、操作されると操作内容に応じた信号を端末コンピュータ61に出力する。
リーダ66は、部品1に付されたコード2を読み取る読取デバイスである。具体的には、リーダ66は、例えばデジタルカメラ又はレーザー式スキャナ等の画像入力装置を有する。リーダ66は、部品1のコード2を含む光学画像を光電変換によってデジタルな画像に変換して、端末コンピュータ61に出力する。端末コンピュータ61は、リーダ66から画像を取得して、その画像を識別情報にエンコードする。これにより、端末コンピュータ61が、部品1に付されたコード2からエンコードされた識別情報を取得する。
コード2の代わりに文字列が部品1に付されている場合、端末コンピュータ61がリーダ66から入力した画像を文字認識することによって、文字列を識別情報に変換する。これにより、端末コンピュータ61が識別情報を取得する。
コード2の代わりにICタグが部品1に付されている場合、リーダ66はICタグと無線通信可能な無線リーダである。この場合、リーダ66がICタグに記録された識別情報を読み取り、その識別情報を端末コンピュータ61に出力する。これにより、端末コンピュータ61が識別情報を取得する。
マイクロフォン67は、音声を電気信号に変換するデバイスである。端末コンピュータ61が音声認識機能を有していてもよい。つまり、端末コンピュータ61は、マイクロフォン67の出力信号を文字コード等に変換する機能を有する。
スピーカ68は電気音響変換器である。端末コンピュータ61が演算処理によって音声信号を生成し、その音声信号をスピーカ68に出力する。そうすると、音声信号に従った音声がスピーカ68によって出力される。
記憶部64は、半導体メモリ又はハードディスクドライブ等からなる記憶装置である。記憶部64が端末コンピュータ61に内蔵されていてもよいし、端末コンピュータ61に外付けされていてもよい。
通信デバイス65は、所定の通信規格に従って、無線によってインターネット等のネットワーク99に接続する。端末60の通信デバイス65とホスト20の通信デバイス25によってホストコンピュータ21と端末コンピュータ61との間で通信が実現される。
記憶部64には、端末コンピュータ61によって読取可能且つ実行可能な探索支援プログラム81が格納されている。探索支援プログラム81が端末コンピュータ61に実行させる処理については、後に詳述する。
また、記憶部64には、設計データ70が格納されている。この設計データ70は、端末コンピュータ61とホストコンピュータ21との間の同期処理により複製されたものである。つまり、端末コンピュータ61が探索支援プログラム81に従って同期処理を実行することによってホスト20から設計データ30を取得し、その設計データ30が設計データ70として端末コンピュータ61によって記憶部64に記録される。従って、設計データ70は、設計データ30と同様に、複数の部品データ71の集合体を有する。
4. 流通履歴の収集
部品探索支援システムを用いて各部品1の流通履歴データ41を収集する方法について説明する。併せて、探索支援プログラム59が流通履歴データ41の収集のためにホストコンピュータ21に実行させる処理について説明する。更に、探索支援プログラム81が流通履歴データ41の収集のために端末コンピュータ61に実行させる処理について説明する。以下のように各部品1の流通履歴データ41が収集されることによって、各部品1の流通履歴が管理されて、各部品1のトレーサビリティが実現される。
4−1. ホストコンピュータのプログラム実行
ホストコンピュータ21が探索支援プログラム59を実行すると、端末コンピュータ61からホストコンピュータ21にリクエスト又はアクションがあるまでの間、ホストコンピュータ21がデータ受信可能な状態となっている。
4−2. 出荷段階の履歴取得
(1) モード選択画面の表示
工場90からの部品1の出荷段階において、その出荷作業に携わる作業者が端末コンピュータ61に探索支援プログラム81を実行させる。そうすると、端末コンピュータ61が図6に示すようなモード選択画面を表示デバイス62に表示させる。
図6に示すように、モード選択画面には、ボタン101〜103が配置されている。管理ボタン101は、端末コンピュータ61を履歴収集モードに移行させるためのウィジェットである。閲覧ボタン102は、端末コンピュータ61を閲覧モードに移行させるためのウィジェットである。探索ボタン103は、端末コンピュータ61を探索モードに移行させるためのウィジェットである。
(2) 流通段階選択画面の表示
モード選択画面の表示中に作業者が入力デバイス63によって管理ボタン101の選択・決定をすると、端末コンピュータ61がその旨を認識する。そうすると、端末コンピュータ61が図7に示すような流通段階選択画面を表示デバイス62に表示させる。
図7に示すように、流通段階選択画面には、ボタン104〜107が配置されている。出荷ボタン104は、端末コンピュータ61を出荷情報収集モードに移行させるためのウィジェットである。搬入ボタン105は、端末コンピュータ61を搬入情報収集モードに移行させるためのウィジェットである。地組ボタン106は、端末コンピュータ61を地組情報収集モードに移行させるためのウィジェットである。建方ボタン107は、端末コンピュータ61を設置情報収集モードに移行させるためのウィジェットである。探索支援プログラム81において、ボタン104〜107は選択肢にそれぞれ対応付けられている。出荷ボタン104に対応付けられた選択肢の値は『出荷済み』となっており、搬入ボタン105に対応付けられた選択肢の値は『搬入済み』となっており、地組ボタン106に対応付けられた選択肢の値は『地組済み』となっており、建方ボタン107に対応付けられた選択肢の値は『設置済み』となっている。
(3) 流通段階特定情報の取得
流通段階選択画面の表示中に作業者が入力デバイス63によって出荷ボタン104の選択・決定をすると、端末コンピュータ61がその旨を認識する。そうすると、端末コンピュータ61は、出荷ボタン104に対応付けられた選択肢を流通段階特定情報として取得する。つまり、端末コンピュータ61は、値が『出荷済み』となる流通段階特定情報を取得する。
(4) 出荷情報の取得
流通段階特定情報の取得後、端末コンピュータ61は、図8に示すような出荷情報入力画面を表示デバイス62に表示させる。図8に示すように、出荷情報入力画面には、コンボボックス108〜110及びテキストボックス111が配置されている。コンボボックス108は、部品1の出荷元の製造業者を選択して入力するためのウィジェットである。コンボボックス109は、部品1の製造工場を選択して入力するためのウィジェットである。コンボボックス110は、部品1が積載される貨物車92に特有の情報(例えば、貨物車92の番号)を選択して入力するためのウィジェットである。テキストボックス111は、作業者がテキストを入力するためのウィジェットである。
作業者が入力デバイス63によってコンボボックス108の各項目の中から1つを選択すると、端末コンピュータ61が入力デバイス63によって選択項目を製造業者情報として取得する。作業者が入力デバイス63によってコンボボックス109の各項目の中から1つを選択すると、端末コンピュータ61が選択項目を製造工場情報として取得する。作業者が入力デバイス63によってコンボボックス109の各項目の中から1つを選択すると、端末コンピュータ61が選択項目を積載車情報として取得する。作業者が入力デバイス63によってテキストボックス111にテキストを入力すると、端末コンピュータ61が入力テキストを出荷時備考情報として取得する。
(5) 識別情報の取得
作業者が上述のように全てのコンボボックス108〜110における項目を選択し、必要に応じてテキストボックス111にテキストを入力したら、端末コンピュータ61が図9に示すようなコード読取画面を表示デバイス62に表示させるとともに、リーダ66を起動する。
コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66を部品1のコード2、文字列又はICタグに向けて、端末60のリーダ66に読込処理を行わせる。そうすると、端末コンピュータ61は、リーダ66の出力信号を処理して識別情報を取得する。なお、作業者が入力デバイス23によって識別情報の値を画面中のテキストボックス112に入力することによって、端末コンピュータ61が識別情報を取得してもよい。また、作業者が識別情報の値をマイクロフォン67に向けて発声することによって、端末コンピュータ61が音声認識処理によりマイクロフォン67の出力信号を識別情報の値に変換してもよい。
その後、端末コンピュータ61は、取得した識別情報に流通段階特定情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報及び出荷時備考情報を対応付ける。
(6) 出荷時刻情報の取得
端末コンピュータ61は、識別情報の取得時にその時刻を検知して、検知時刻を値とした出荷時刻情報を取得する。そして、端末コンピュータ61は、その出荷時刻情報を識別情報に対応付ける。
なお、以下の(7)の送信及び表示の処理の実行の前に、上述の(4)〜(6)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行されることによって、端末コンピュータ61が複数の部品1について識別情報に流通段階特定情報、出荷時刻情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報及び出荷時備考情報を対応付けてもよい。
(7) 取得情報の送信及び表示
識別情報及び出荷時刻情報の取得後、端末コンピュータ61が識別情報をホストコンピュータ21に送信するとともに、その識別情報に対応付けられた流通段階特定情報、出荷時刻情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報及び出荷時備考情報をホストコンピュータ21に送信する。
また、端末コンピュータ61は、図10に示すように、取得した識別情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報、出荷時刻情報及び出荷時備考情報の値を表示デバイス62に表示させる。図10に示す画面中の領域115aには、識別情報の値が表示され、領域115bには、製造業者情報の値が表示され、領域115cには、製造工場情報の値が表示され、領域115dには、積載車情報の値が表示され、領域115eには、出荷時刻情報の値が表示され、領域115fには、出荷時備考情報の値が表示される。
なお、(4)〜(6)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行された場合、端末コンピュータ61が各部品1についての識別情報、流通段階特定情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報、出荷時刻情報及び出荷時備考情報を一括してホストコンピュータ21に送信する。この場合、端末コンピュータ61は、各部品1についての識別情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報、出荷時刻情報及び出荷時備考情報の値を表(テーブル)形式で表示デバイス62に表示させる。
(8) 受信及び記録
端末コンピュータ61が送信処理を行うと、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報、出荷時刻情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報及び出荷時備考情報を受信する。
そして、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報を記憶部24に記録するとともに、受信した流通段階特定情報、出荷時刻情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報及び出荷時備考情報をその識別情報に対応付けて記憶部24に記録する。このように記録された情報が、図5に示す流通履歴データ41の識別情報42、流通段階特定情報43、出荷時刻情報44、製造業者情報45、製造工場情報46、積載車情報47及び出荷時備考情報48である。なお、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報、製造業者情報、製造工場情報、積載車情報及び出荷時備考情報48を受信した時刻を検知して、検知時刻を値とした出荷時刻情報を取得して、それを出荷時刻情報44として記録してもよい。この場合、端末コンピュータ61が出荷時刻情報の取得及び送信の処理を行わない。
また、ホストコンピュータ21は、設計データ30を更新する。具体的には、受信した識別情報の値に等しい識別情報32を有する部品データ31の流通段階特定情報36が、ホストコンピュータ21によって、受信した流通段階特定情報の値に更新される。
(9) 同期
端末コンピュータ61による送信処理とホストコンピュータ21による受信及び記録の処理とが終了すると、端末コンピュータ61及びホストコンピュータ21がこれらの間で同期処理を行う。これにより、端末コンピュータ61は、端末60の記憶部64に記憶された設計データ70のうち、ホスト20の記憶部24に記憶された設計データ30と設計データ70の差分を設計データ30と同様の値に更新する。つまり、上述のように設計データ30のうち、ホスト20が受信した識別情報の値と等しい識別情報32を有する部品データ31の流通段階特定情報36が更新されたので、設計データ70のうち、その部品データ31に対応する部品データ71の流通段階特定情報が更新される。
(10) モデルの表示
同期処理後、端末コンピュータ61が設計データ70を読み込む。そうすると、端末コンピュータ61が各部品1の三次元形状情報及び位置情報に従って各部品モデルを仮想空間に配置して、各部品モデルをレンダリング処理によって表示デバイス62に表示させる。各部品モデルのレンダリング処理にあたって、端末コンピュータ61は各部品データ71の流通段階特定情報を参照して、各部品モデルの表示態様(例えば、色、透明度、点滅の有無、強調表示の有無等)を決定する。つまり、端末コンピュータ61は、流通段階特定情報の値が『出荷済み』となる部品モデルの表示態様と、流通段階特定情報の値が『出荷済み』以外となる部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させる。
これにより、図11に示すように、各部品モデル118からなる建造物モデル117が表示デバイス62に表示される。図11においてドット模様が付された部品モデル118は、流通段階特定情報の値が『出荷済み』となる部品データ71の三次元情報及び位置情報に従って表示されたものである。ドット模様が付されていない部品モデル118は、流通段階特定情報の値が『出荷済み』以外となる部品データ71の三次元情報及び位置情報に従って表示されたものである。ドット模様が付された部品モデル118と、ドット模様が付されていない部品モデル118とは、表示態様が異なる。
なお、端末コンピュータ61は、上記(5)の処理により取得した識別情報の値に等しい部品データ71の部品モデルの表示態様と、それ以外の部品データ71の部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させてもよい。
以上により、部品1の出荷段階におけるホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の処理が終了する。
4−3. 搬入段階の履歴取得
(1) 工事現場93への部品1の搬入段階において、搬入作業に携わる作業者が端末コンピュータ61に探索支援プログラム81を実行させる。そうすると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(1) モード選択画面の表示」と同様な処理を実行する。そして、作業者が図6のモード選択画面において管理ボタン101を選択すると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(2) 流通段階選択画面の表示」と同様な処理を実行するので、図7に示される流通段階選択画面が表示される。
(2) 流通段階特定情報の取得
流通段階選択画面の表示中に作業者が搬入ボタン105を選択すると、端末コンピュータ61がその旨を認識する。そうすると、端末コンピュータ61は、搬入ボタン105に対応付けられた選択肢を流通段階特定情報として取得する。つまり、端末コンピュータ61は、値が『搬入済み』となる流通段階特定情報を取得する。
(3) 搬入情報の取得
流通段階特定情報の取得後、端末コンピュータ61は、図12に示すような搬入情報入力画面を表示デバイス62に表示させる。図12に示すように、搬入情報入力画面には、コンボボックス120及びテキストボックス121が配置されている。コンボボックス120は、部品1の一時保管場所を選択して入力するためのウィジェットである。一時保管場所とは、工事現場93のストックヤード94を複数の領域に分けた場合に、それらの領域のことをいう。コンボボックス120の各項目は、これら領域を特定するための情報である。テキストボックス121は、作業者がテキストを入力するためのウィジェットである。
作業者が入力デバイス63によってコンボボックス120の各項目の中から1つを選択し、端末コンピュータ61が選択された項目を一時保管場所情報として取得する。作業者が必要に応じて入力デバイス63によってテキストボックス121にテキストを入力したら、端末コンピュータ61が入力テキストを搬入時備考情報として取得する。
(4) 識別情報の取得
一時保管場所情報の取得後、端末コンピュータ61が図9に示すようなコード読取画面を表示デバイス62に表示させるとともに、リーダ66を起動する。そして、コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66に読込処理を行わせると、端末コンピュータ61がリーダ66の出力信号を処理して識別情報を取得する。なお、作業者が識別情報の値を入力デバイス23又はマイクロフォン67により入力することによって、端末コンピュータ61が入力デバイス23又はマイクロフォン67を介して識別情報を取得してもよい。
その後、端末コンピュータ61は、取得した識別情報に流通段階特定情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報を対応付ける。
(5) 搬入時刻情報の取得
端末コンピュータ61は、識別情報の取得時にその時刻を検知して、検知時刻を値とした搬入時刻情報を取得する。そして、端末コンピュータ61は、その搬入時刻情報を識別情報に対応付ける。
なお、以下の(6)の送信及び表示の処理の実行の前に、上述の(3)〜(5)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行されることによって、端末コンピュータ61が複数の部品1について識別情報に一時保管場所情報、搬入時刻情報及び搬入時備考情報を対応付けてもよい。
(6) 取得情報の送信及び表示
識別情報及び搬入時刻情報の取得後、端末コンピュータ61が識別情報、流通段階特定情報、搬入時刻情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報を互いに対応付けた状態でホストコンピュータ21に送信する。また、端末コンピュータ61は、取得した識別情報、流通段階特定情報、搬入時刻情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報の値を表示デバイス62に表示させる。
なお、(3)〜(5)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行された場合、端末コンピュータ61が各部品1についての識別情報、流通段階特定情報、搬入時刻情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報を一括してホストコンピュータ21に送信する。この場合、端末コンピュータ61は、各部品1についての識別情報、搬入時刻情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報の値を表形式で表示デバイス62に表示させる。
(7) 受信及び記録
端末コンピュータ61が送信処理を行うと、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報、搬入時刻情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報を受信する。
そして、ホストコンピュータ21は、受信した流通段階特定情報、搬入時刻情報、時保管情報及び搬入時備考情報を記憶部24に記録する。この際、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値を、受信した流通段階特定情報の値に更新する。また、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41に、受信した搬入時刻情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報を追記する。このように追記された情報が、図5に示す搬入時刻情報49、一時保管場所情報50及び搬入時備考情報51である。なお、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報、一時保管場所情報及び搬入時備考情報を受信した時刻を検知して、検知時刻を値とした搬入時刻情報を取得して、それを搬入時刻情報49として記録してもよい。この場合、端末コンピュータ61が搬入時刻情報の取得及び送信処理を行わない。
また、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報32を有する部品データ31の流通段階特定情報36の値を、受信した流通段階特定情報の値に更新する。
(8) その後、ホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(9) 同期」と同様な処理を実行する。
その後、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(10) モデルの表示」と同様な処理を実行する。この際、端末コンピュータ61は、流通段階特定情報の値が『搬入済み』となる部品モデルの表示態様(例えば、色、透明度、点滅の有無、強調表示の有無等)と、流通段階特定情報の値が『搬入済み』以外となる部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させる。なお、端末コンピュータ61は、上記(4)の処理により取得した識別情報の値に等しい部品データ71の部品モデルの表示態様と、それ以外の部品データ71の部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させてもよい。
以上により、部品1の搬入段階におけるホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の処理が終了する。
4−4. 地組段階の履歴取得
(1) 作業ヤード95で部品1を地組する段階において、地組作業に携わる作業者が端末コンピュータ61に探索支援プログラム81を実行させる。そうすると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(1) モード選択画面の表示」と同様な処理を実行する。そして、作業者が図6のモード選択画面において管理ボタン101を選択すると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(2) 流通段階選択画面の表示」と同様な処理を実行するので、図7に示される流通段階選択画面が表示される。
(2) 流通段階特定情報の取得
流通段階選択画面の表示中に作業者が地組ボタン106を選択すると、端末コンピュータ61がその旨を認識する。そうすると、端末コンピュータ61は、地組ボタン106に対応付けられた選択肢を流通段階特定情報として取得する。つまり、端末コンピュータ61は、値が『地組済み』となる流通段階特定情報を取得する。
(3) 地組時備考情報の取得
流通段階特定情報の取得後、作業者が必要に応じて入力デバイス63によって表示画面中のテキストボックスにテキストを入力したら、端末コンピュータ61が入力テキストを地組時備考情報として取得する。
(4) 識別情報の取得
その後、端末コンピュータ61が図9に示すようなコード読取画面を表示デバイス62に表示させるとともに、リーダ66を起動する。そして、コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66に読込処理を行わせると、端末コンピュータ61がリーダ66の出力信号を処理して識別情報を取得する。なお、作業者が識別情報の値を入力デバイス23又はマイクロフォン67により入力することによって、コンピュータ61が入力デバイス23又はマイクロフォン67を介して識別情報を取得してもよい。
そして、端末コンピュータ61は、取得した識別情報に流通段階特定情報及び地組時備考情報を対応付ける。
(5) 地組時刻情報の取得
端末コンピュータ61は、識別情報の取得時にその時刻を検知して、検知時刻を値とした地組時刻情報を取得する。そして、端末コンピュータ61は、その地組時刻情報を識別情報に対応付ける。
その後、上述の(3)〜(5)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行されることによって、端末コンピュータ61が複数の部品1について識別情報、地組時刻情報及び地組時備考情報を取得する。
(6) 取得情報の送信及び表示
識別情報、地組時刻情報及び地組時備考情報の取得後、端末コンピュータ61が各部品1についての識別情報、流通段階特定情報、地組時刻情報及び地組時備考情報を一括してホストコンピュータ21に送信する。また、端末コンピュータ61は、各部品1についての識別情報、地組時刻情報及び地組時備考情報の値を表形式で表示デバイス62に表示させる。
(7) 受信及び記録
端末コンピュータ61が送信処理を行うと、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報、地組時刻情報及び地組時備考情報を受信する。
そして、ホストコンピュータ21は、受信した流通段階特定情報、地組時刻情報及び地組時備考情報を記憶部24に記録する。この際、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値を、受信した流通段階特定情報の値に更新する。また、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41に、受信した地組時刻情報及び地組時備考情報を追記する。このように追記された情報が、図3に示す地組時刻情報52及び地組時備考情報53である。なお、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報及び地組時備考情報を受信した時刻を検知して、検知時刻を値とした地組時刻情報を取得して、それを地組時刻情報52として記録してもよい。この場合、端末コンピュータ61が地組時刻情報の取得及び送信処理を行わない。
また、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報32を有する部品データ31の流通段階特定情報36の値を、受信した流通段階特定情報の値に更新する。
(8) その後、ホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(9) 同期」と同様な処理を実行する。
その後、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(10) モデルの表示」と同様な処理を実行する。この際、端末コンピュータ61は、流通段階特定情報の値が『地組済み』となる部品モデルの表示態様(例えば、色、透明度、点滅の有無、強調表示の有無等)と、流通段階特定情報の値が『地組済み』以外となる部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させる。なお、端末コンピュータ61は、上記(3)の処理により取得した識別情報の値に等しい部品データ71の部品モデルの表示態様と、それ以外の部品データ71の部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させてもよい。
以上により、部品1の地組段階におけるホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の処理が終了する。
4−5. 設置段階の履歴取得
(1) 工事現場93で部品1を設置する段階において、設置作業に携わる作業者が端末コンピュータ61に探索支援プログラム81を実行させる。そうすると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(1) モード選択画面の表示」と同様な処理を実行する。そして、作業者が図6のモード選択画面において管理ボタン101を選択すると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 搬入時の履歴取得」の「(2) 流通段階選択画面の表示」と同様な処理を実行するので、図7に示される流通段階選択画面が表示される。
(2) 流通段階特定情報の取得
流通段階選択画面の表示中に作業者が建方ボタン107を選択すると、端末コンピュータ61がその旨を認識する。そうすると、端末コンピュータ61は、建方ボタン107に対応付けられた選択肢を流通段階特定情報として取得する。つまり、端末コンピュータ61は、値が『設置済み』となる流通段階特定情報を取得する。
(3) 設置時備考情報の取得
流通段階特定情報の取得後、作業者が必要に応じて入力デバイス63によって表示画面中のテキストボックスにテキストを入力したら、端末コンピュータ61が入力テキストを設置時備考情報として取得する。
(4) 識別情報の取得
その後、端末コンピュータ61が図9に示すようなコード読取画面を表示デバイス62に表示させるとともに、リーダ66を起動する。そして、コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66に読込処理を行わせると、端末コンピュータ61がリーダ66の出力信号を処理して識別情報を取得する。なお、作業者が識別情報の値を入力デバイス23又はマイクロフォン67により入力することによって、コンピュータ61が入力デバイス23又はマイクロフォン67を介して識別情報を取得してもよい。
その後、端末コンピュータ61は、取得した識別情報に流通段階特定情報及び設置時備考情報を対応付ける。
(5) 設置時刻情報の取得
端末コンピュータ61は、識別情報の取得時にその時刻を検知して、検知時刻を値とした設置時刻情報を取得する。そして、端末コンピュータ61は、その設置時刻情報を識別情報に対応付ける。
なお、地組した複数の部品1からなる組立体を設置する場合、上述の(3)〜(5)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行されることによって、端末コンピュータ61が複数の部品1について識別情報、設置時刻情報及び設置時備考情報を取得する。
(6) 取得情報の送信及び表示
識別情報及び設置時刻情報の取得後、端末コンピュータ61が識別情報、流通段階特定情報、設置時刻情報及び設置時備考情報を互いに対応付けてホストコンピュータ21に送信する。また、端末コンピュータ61は、取得した識別情報、流通段階特定情報、設置時刻情報及び設置時備考情報の値を表示デバイス62に表示させる。
なお、(3)〜(5)の処理が端末コンピュータ61によって繰り返し実行された場合、端末コンピュータ61が各部品1についての識別情報、流通段階特定情報、設置時刻情報及び設置時備考情報を一括してホストコンピュータ21に送信する。この場合、端末コンピュータ61は、各部品1についての識別情報、設置時刻情報及び設置時備考情報を表形式で表示デバイス62に表示させる。
(7) 受信及び記録
端末コンピュータ61が送信処理を行うと、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報、設置時刻情報及び設置時備考情報を受信する。
そして、ホストコンピュータ21は、受信した流通段階特定情報、設置時刻情報及び設置時備考情報を記憶部24に記録する。この際、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値を、受信した流通段階特定情報の値に更新する。また、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41に、受信した設置時刻情報及び設置時備考情報を追記する。このように追記された情報が、図5に示す設置時刻情報54及び設置時備考情報55である。なお、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報、流通段階特定情報及び設置時備考情報を受信した時刻を検知して、検知時刻を値とした設置時刻情報を取得して、それを設置時刻情報54として記録してもよい。この場合、端末コンピュータ61が設置時刻情報の取得及び送信処理を行わない。
また、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報32を有する部品データ31の流通段階特定情報36の値を、受信した流通段階特定情報の値に更新する。
(8) その後、ホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(9) 同期」と同様な処理を実行する。
その後、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(10) モデルの表示」と同様な処理を実行する。この際、つまり、端末コンピュータ61は、流通段階特定情報の値が『設置済み』となる部品モデルの表示態様(例えば、色、透明度、点滅の有無、強調表示の有無等)と、流通段階特定情報の値が『設置済み』以外となる部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させる。なお、端末コンピュータ61は、上記(3)の処理により取得した識別情報の値に等しい部品データ71の部品モデルの表示態様と、それ以外の部品データ71の部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させてもよい。
以上により、部品1の地組段階におけるホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の処理が終了する。
5. 流通履歴データの閲覧
作業者は、特定の部品1が製造段階から設置段階までの何れの段階にあるかを知りたい。また、作業者は、特定の部品1の流通履歴データ41が正しいか否か調べたい。そのような場合、部品探索支援システムを用いて特定の部品1の流通履歴データ41を閲覧する方法について説明する。併せて、探索支援プログラム59が特定の部品1の流通履歴データ41の閲覧のためにホストコンピュータ21に実行させる処理について説明する。更に、探索支援プログラム81が特定の部品1の流通履歴データ41の閲覧のために端末コンピュータ61に実行させる処理について説明する。
(1) 作業者が端末コンピュータ61に探索支援プログラム81を実行させる。そうすると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(1) モード選択画面の表示」と同様な処理を実行する。そして、作業者が図6のモード選択画面において閲覧ボタン102を選択すると、端末コンピュータ61が図13に示すようなコード読取画面を表示デバイス62に表示させるとともに、リーダ66を起動する。
(2) 識別情報の取得(特定の部品を用いる場合)
特定の部品1が作業者の手元にある場合、コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66に読込処理を行わせると、端末コンピュータ61がリーダ66の出力信号を処理して識別情報を取得する。
(3) 識別情報の取得(特定の部品を用いない場合)
特定の部品1が作業者の手元にない場合、端末コンピュータ61が、GUI(Graphical User Interface)により特定の部品1の識別情報を取得する。具体的には、次の通りである。
コード読取画面の表示中に作業者が入力デバイス63によって次の画面に移行させる。そうすると、端末コンピュータ61が設計データ70の各部品データ71を読み込む。そして、端末コンピュータ61が各部品1の三次元形状情報及び位置情報に従って各部品モデルを仮想空間に配置して、各部品モデルをレンダリング処理によって表示デバイス62に表示させる。これにより、図14に示すように、各部品モデル118からなる建造物モデル117が表示デバイス62に表示される。
建造物モデル117の表示中、作業者が入力デバイス63によって建造物モデル117の中から部品モデル118を選択する。そうすると、端末コンピュータ61が、選択された部品モデル118の部品データ31の識別情報を取得する。
なお、作業者が識別情報の値を入力デバイス23又はマイクロフォン67により入力することによって、コンピュータ61が入力デバイス23又はマイクロフォン67を介して識別情報を取得してもよい。
(4) 建造物モデルの表示
上記(2)又は(3)のような識別情報の取得処理後、端末コンピュータ61が設計データ70の各部品データ71を読み込んで、各部品モデルをレンダリング処理によって表示デバイス62に表示させる。各部品モデルのレンダリング処理にあたって、端末コンピュータ61は、取得した識別情報の値に等しい部品データ71の部品モデルの表示態様と、それ以外の部品データ71の部品モデルの表示態様を相違させるように、これら各部品モデルを表示デバイス62に表示させる。
(5) 識別情報の送受
以上のような識別情報の取得及び建造物モデルの表示後、端末コンピュータ61が識別情報をホストコンピュータ21に送信する。そして、ホストコンピュータ21が端末コンピュータ61から識別情報を受信する。
(6) 流通履歴データの検索
ホストコンピュータ21が、受信した識別情報を記憶部24内の各流通履歴データ41の識別情報42と照合する。これにより、ホストコンピュータ21は、記憶部24内の各流通履歴データ41の中から、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41を検索する。検索した流通履歴データ41は、特定の部品1の流通履歴を表す。以下、この流通履歴データ41を特定流通履歴データ41という。
(7) 属性情報の検索
また、ホストコンピュータ21が、受信した識別情報を記憶部24内の各部品データ31の識別情報32と照合する。これにより、ホストコンピュータ21は、記憶部24内の各部品データ31の中から、受信した識別情報の値に等しい識別情報32を有する部品データ31を検索する。検索した部品データ31は、特定の部品1の部品データである。以下、この部品データ31を特定部品データ31といい、特定部品データ31の属性情報35を特定属性情報35という。
(7) 流通履歴データ及び属性情報の送受
続いて、ホストコンピュータ21は、特定流通履歴データ41及び特定属性情報35を記憶部24から読み込んで、端末コンピュータ61に送信する。そして、端末コンピュータ61は、ホストコンピュータ21によって送信された特定流通履歴データ41及び特定属性情報35を受信する。
(8) 流通履歴データの値の出力
続いて、端末コンピュータ61が、図15に示すように、受信した特定流通履歴データ41の値を表示デバイス62に表示させる。図15に示す画面中の領域130には、特定流通履歴データ41の識別情報42の値が表示され、領域131には、特定流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値が表示され、領域132には、特定流通履歴データ41の情報44〜56の値が表示される。領域132には、受信した時刻情報44,49,52,54のうち最新の時刻のみが表示されてもよい、また、特定流通履歴データ41の識別情報42及び流通段階特定情報43の値のみが表示され、情報44〜56の値が表示されなくてもよい。
以上のように特定流通履歴データ41の値が表示されるので、作業者は特定の部品1が流通過程のどの段階にあるかを把握することができる。また、作業者は特定の部品1の特定流通履歴データ41が正しいか否かを調べられる。
なお、端末コンピュータ61が、特定流通履歴データ41の値に従った音声信号を生成して、その音声信号をスピーカ68に出力してもよい。そうすれば、特定流通履歴データ41の値が音声としてスピーカ68から出力される。
(9) 属性情報の値の出力
続いて、端末コンピュータ61が、図16に示すように、特定流通履歴データ41の識別情報42の値とともに、特定属性情報35の値を表示デバイス62に表示させる。図16に示す画面中の領域140には、特定流通履歴データ41の識別情報42の値が表示され、領域141には、特定流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値が表示され、領域142には、流通段階特定情報36以外の属性情報35の値が表示される。領域142のうち領域143には、特定属性情報35の備考情報37が表示される。
なお、端末コンピュータ61が、特定属性情報35の値に従った音声信号を生成して、その音声信号をスピーカ68に出力してもよい。そうすれば、特定属性情報35の値が音声としてスピーカ68から出力される。
(10) 備考情報の取得
作業者が入力デバイス63によって領域143の選択・決定をすると、端末コンピュータ61がその旨を認識する。そうすると、端末コンピュータ61がテキスト入力画面を表示デバイス62に表示させる。そして、作業者が入力デバイス63によってテキストを入力すると、その端末コンピュータ61がそれらテキストのデータを取得する。これにより、作業者は、部品1に関する備考をテキストとして入力することができる。
(11) 備考情報の送受及び記録
続いて、端末コンピュータ61は、取得したテキストデータに、特定流通履歴データ41の識別情報42の値に等しい識別情報を対応付ける。そして、端末コンピュータ61は、これら識別情報とテキストデータをホストコンピュータ21に送信する。
ホストコンピュータ21は、端末コンピュータ61によって送信された識別情報とテキストデータを受信する。そして、ホストコンピュータ21は、受信したテキストデータを備考情報37及び備考情報56として記憶部24に記録する。つまり、ホストコンピュータ21は、受信した識別情報の値に等しい識別情報32,42を有するデータ31,41の備考情報37,51の値を、受信したテキストデータの値に更新する。
以上により、ホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の閲覧モードの処理が終了する。
6. 部品の探索
作業者は、製造段階から設置段階までの何れかの段階にある特定の部品1を見つけ出したい。そのような場合、部品探索支援システムを用いて、特定の部品1を探索する方法について説明する。併せて、探索支援プログラム59が特定の部品1の探索のためにホストコンピュータ21に実行させる処理について説明する。更に、探索支援プログラム81が特定の部品1の探索のために端末コンピュータ61に実行させる処理について説明する。
なお、端末60の使用前、作業者は、特定の部品1が出荷前の段階、出荷済み段階、搬入済み段階、地組済み段階又は設置済み段階の何れかの段階にあることを見込んでいる。しかし、その作業者は、特定の部品1が何れの段階にあるか確信を持っていない。このような場合に、部品探索支援システムを用いることが有効的である。
(1) 作業者が端末コンピュータ61に探索支援プログラム81を実行させる。そうすると、端末コンピュータ61が上述の「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(1) モード選択画面の表示」と同様な処理を実行する。そして、作業者が図6のモード選択画面において探索ボタン103を選択すると、端末コンピュータ61が設計データ70を読み込む。
(2) 部品モデル及び部品データの選択
続いて、端末コンピュータ61が、GUIにより特定の部品1の識別情報を取得する。具体的には、次の通りである。
端末コンピュータ61が、読み込んだ設計データ70の三次元形状情報及び位置情報に従って各部品モデルを仮想空間に配置して、各部品モデルをレンダリング処理によって表示デバイス62に表示させる(図17参考)。これにより、各部品モデル118からなる建造物モデル117が表示デバイス62に表示される。
次に、作業者が、見つけ出したい特定の部品1の部品モデル118を選択する。具体的には、作業者が入力デバイス63によって建造物モデル117の中から部品モデル118を選択する。そうすると、端末コンピュータ61が、選択された部品モデル118の部品データ71の識別情報を取得する。以下、選択された部品モデル118を特定部品モデル118といい、その特定部品モデル118の部品データ71を特定部品データという。
なお、作業者が識別情報の値を入力デバイス23又はマイクロフォン67により入力することによって、コンピュータ61が入力デバイス23又はマイクロフォン67を介して識別情報を取得してもよい。
(3) 識別情報の送受
続いて、端末コンピュータ61が、特定部品データ71の識別情報をホストコンピュータ21に送信する。そして、ホストコンピュータ21が、特定部品データ71の識別情報を受信する。
(4) 流通履歴データの検索
続いて、ホストコンピュータ21が、受信した識別情報を記憶部24内の各流通履歴データ41の識別情報42と照合する。これにより、ホストコンピュータ21は、記憶部24内の各流通履歴データ41の中から、受信した識別情報の値に等しい識別情報42を有する流通履歴データ41を検索する。検索した流通履歴データ41は、特定の部品1の流通履歴を表す。以下、この流通履歴データ41を特定流通履歴データ41といい、特定流通履歴データ41の識別情報42を特定識別情報42という。
(5) 流通履歴データの送受
続いて、ホストコンピュータ21は、特定流通履歴データ41を端末コンピュータ61に送信する。そうすると、端末コンピュータ61は、ホストコンピュータ21から特定流通履歴データ41を受信する。
(6) 流通履歴データの値の出力
続いて、端末コンピュータ61が、図18に示すように、受信した特定流通履歴データ41の値を表示デバイス62に表示させる。図18に示す画面中の領域150には、特定流通履歴データ41の識別情報42の値が表示され、領域151には、特定流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値が表示され、領域152には、特定流通履歴データ41の情報44〜56の値が表示される。領域132には、受信した時刻情報44,49,52,54のうち最新の時刻のみが表示されてもよい。また、特定流通履歴データ41の流通段階特定情報43及び識別情報42の値のみが表示され、情報44〜56の値が表示されなくてもよい。
このように特定流通履歴データ41の値が表示されるので、作業者は特定の部品1が流通過程のどの段階にあるかを把握することができる。つまり、作業者は、特定の部品1が出荷前の段階、出荷済み段階、搬入済み段階、地組済み段階又は設置済み段階の何れかの段階にあることに確信を持てる。このような効果について、以下に一例を挙げてより具体的に説明する。
例えば特定の部品1が搬入済みの段階にある場合、上記(2)のように作業者が特定の部品1の部品モデル118を選択し、或いはその特定の部品1の識別情報の値を入力する。そうすると、領域151には、特定流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値、つまり『搬入済み』である旨が表示される。これにより、作業者は、特定の部品1が搬入済みの段階にあることに確信を持てる。更に、領域152には、部品1が保管される領域を特定する一時保管場所情報50の値が表示される。これにより、作業者は、特定の部品1がストックヤード94内のどこに保管されているかを把握することができる。
なお、端末コンピュータ61が、特定流通履歴データ41の値に従った音声信号を生成して、その音声信号をスピーカ68に出力してもよい。そうすれば、特定流通履歴データ41の値が音声としてスピーカ68から出力される。
(7) 識別情報の取得
続いて、端末コンピュータ61が図19に示すようなコード読取画面を表示デバイス62に表示させるとともに、リーダ66を起動する。
コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66を部品1のコード2に向ける。この部品1は、作業者が見つけ出したい特定の部品1でもあれば、そうでないこともある。以下、この部品1を候補部品1という。
そして、コード読取画面の表示中に作業者が端末60のリーダ66に読込処理を行わせると、端末コンピュータ61がリーダ66の出力信号を処理して識別情報を取得する。この識別情報は候補部品1に割り当てられたものである。以下、この識別情報を入力識別情報という。
(8) 対比
続いて、端末コンピュータ61が、受信した特定流通履歴データ41の特定識別情報42と入力識別情報を対比して、特定識別情報42と入力識別情報が一致するか否かを判定する。
(9) 対比結果の出力
続いて、端末コンピュータ61は、図20又は図21に示すように、特定識別情報42と入力識別情報の対比の結果を表示デバイス62に表示させる。
図20に示す画面では、特定識別情報42と入力識別情報が一致しない旨が表示される。より具体的には、候補部品1が作業者の探している特定の部品1でない旨が表示デバイス62に表示され、この旨は特定識別情報42と入力識別情報の不一致を意味する。その後、端末コンピュータ61の処理が上記(6)に戻って、上記(6)〜(9)の処理が端末コンピュータ61によって再実行される。
なお、端末コンピュータ61が、特定識別情報42と入力識別情報の不一致の旨の音声信号を生成して、その音声信号をスピーカ68に出力してもよい。そうすれば、特定識別情報42と入力識別情報の不一致の旨が音声としてスピーカ68から出力される。
図21に示す画面では、特定識別情報42と入力識別情報が一致する旨が表示される。より具体的には、候補部品1が作業者の探している特定の部品1である旨が表示デバイス62に表示され、この旨は特定識別情報42と入力識別情報の一致を意味する。その後、ホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の探索モードの処理が終了する。
なお、端末コンピュータ61が、特定識別情報42と入力識別情報の一致の旨の音声信号を生成して、その音声信号をスピーカ68に出力してもよい。そうすれば、特定識別情報42と入力識別情報の一致の旨が音声としてスピーカ68から出力される。
ホストコンピュータ21及び端末コンピュータ61の以上のような探索モードの処理によって作業者が所定の段階にある複数の部品1の中から特定の部品1を探し出すことができる。このような効果について、以下に一例を挙げてより具体的に説明する。
例えば特定の部品1が搬入済みの段階にある場合、特定の部品1以外にも多くの部品1がストックヤード94に置かれている。そのような場合、上記(7)のように作業者が候補部品1のコード2、文字列又はICタグを端末60に読み込ませると、図17に示すようにその候補部品1が特定部品1であるか否かが表示デバイス62に表示される。候補部品1が特定部品1でない場合、別の候補部品1のコード2、文字列又はICタグを端末60に順次読み込ませる。こうして、候補部品1が特定部品1である旨が表示デバイス62に表示されると、作業者が搬入済み段階にある複数の部品1の中から特定の部品1を探し出すことができる。
6. 有利な効果
(1) 作業者が端末60を利用して、端末コンピュータ61及びホストコンピュータ21が「4. 流通履歴の収集」のような処理を実行すると、部品1の流通履歴を表す流通履歴データ41が流通履歴データベース40に収集される。これにより、流通する部品1のトレーサビリティが実現される。
(2) 作業者が端末60を利用して、端末コンピュータ61及びホストコンピュータ21が「5. 流通履歴データの閲覧」のような処理を実行すると、流通履歴データ41の値が端末60の表示デバイス62に表示される。これにより、作業者は、特定の部品1の流通履歴を把握することができる。
(3) 作業者が端末60を利用して、特定の部品1を指定すると(「5. 流通履歴データの閲覧」の「(2) 部品モデル及び部品データの選択」参照)、特定流通履歴データ41の流通段階特定情報43の値が端末60の表示デバイス62に表示される(「5. 流通履歴データの閲覧」の「(6) 流通履歴データの値の出力」参照)。これにより、作業者は、特定の部品1がどの段階にあるかについて確信を持てる。
(4) 作業者が端末60を利用して、特定の部品1の指定後に候補の部品1を指定すると(「5. 流通履歴データの閲覧」の「(7) 識別情報の取得」参照)、その候補の部品1が特定の部品1であるか否かが端末60の表示デバイス62に表示される(「5. 流通履歴データの閲覧」の「((9) 対比結果の出力」参照)。これにより、作業者は、複数の部品1の中から特定の部品1を探し出すことができる。
(5) 部品1が予定よりも早く搬入された場合、その部品1をストックヤード94で長期間管理すると、その部品1が工事作業の妨げとなることがあり、その部品1を移動することが多くなるため、部品1の置き場所が分からなくなることがある。また、工事現場93が広大であると、ストックヤード94が複数に分かれ、作業者が場所を間違えて部品1を置いてしまうことがあるため、他の作業員がその部品1を探すのに大変苦労する。こういった問題が発生したとき、作業者が端末60を利用して、探したい部品1を指定すると、一時保管場所情報50の値が端末60に表示される。そのため、作業者は、探したい部品1の場所を把握することができる。探したい部品1がその場所に無い場合でも、作業者が候補の部品1のコード2を次々読み込ませることによって、探したい部品1を見つけ出すことができる。
7. 変形例
なお、「4−2. 出荷段階の履歴取得」の「(5) 識別情報の取得」、「4−3. 搬入段階の履歴取得」の「(4) 識別情報の取得」、「4−4. 地組段階の履歴取得」の「(4) 識別情報の取得」、「4−5. 設置段階の履歴取得」の「(4) 識別情報の取得」において、作業者がリーダ66を用いてコード2を端末コンピュータ61に読み込ませた。これに限らず、作業者がGUIにより部品1の識別情報を入力してもよい。つまり、作業者が表示画面中の建造物モデル117の中から部品モデル118を入力デバイス63によって選択する。そうすると、端末コンピュータ61が、選択された部品モデル118の部品データ31の識別情報を取得する。このような場合、次のような有利な効果が認められる。
例えば設置段階等において部品1が高所にある場合、作業者がリーダ66を用いてコード2を端末コンピュータ61に読み込ませることができない。そのような場合でも、クレーン操縦者等が端末60を用いてGUIにより部品1の識別情報を入力することによって、記憶部24内の流通段階特定情報43が『設置済み』に更新され、更に設置時刻情報54及び設置時備考情報55が記憶部24に記録される。
また、部品1の設置後の閲覧時又は探索時において、作業者がGUIにより部品1の識別情報を入力すると(「5. 流通履歴データの閲覧」の「(3) 識別情報の取得」、「6. 部品の探索」の「(2) 部品モデル及び部品データの選択」参照)、その部品1の流通履歴データ41の値が手元の端末60に表示される。そのため、作業者が高所の設置箇所に移動せずとも済む。
1…部品
20…ホスト
21…ホストコンピュータ
24…記憶部
40…流通履歴データベース
41…流通履歴データ
42…識別情報
43…流通段階特定情報
60…携帯端末
61…端末コンピュータ
62…表示デバイス(出力デバイス)
63…入力デバイス
66…リーダ
67…マイクロフォン
68…スピーカ(出力デバイス)

Claims (2)

  1. 建造物の各部品に割り当てられた識別情報と、前記各部品についての製造から設置までの流通過程の履歴に関する流通履歴データと、を作業員が端末に取得させることによって前記端末が送信する前記識別情報と前記流通履歴データを、前記端末から収集して、前記部品毎に前記流通履歴データを前記識別情報に対応付けて、前記流通履歴データと前記識別情報を記憶部に記録するホストコンピュータと、
    前記ホストコンピュータと通信可能な端末コンピュータと、を備える部品探索支援システムにおいて、
    前記端末コンピュータが、
    前記各部品のうち特定の部品の識別情報を取得する取得処理と、
    前記取得処理により取得された識別情報を前記ホストコンピュータに送信する送信処理と、を実行し、
    前記ホストコンピュータが、
    前記送信処理により送信された識別情報を受信する受信処理と、
    前記記憶部に記録された前記流通履歴データのうち、前記受信処理により受信した識別情報に対応付けられた流通履歴データを前記端末コンピュータに送信する第二送信処理と、を実行し、
    前記端末コンピュータが、
    前記第二送信処理により送信された流通履歴データを受信する第二受信処理と、
    前記第二受信処理により受信した流通履歴データの値を出力デバイスに出力させる出力処理と、を実行する
    部品探索支援システム。
  2. 前記ホストコンピュータが、前記第二送信処理において、前記受信処理により受信した識別情報に対応付けられた流通履歴データと、それに対応付けられた識別情報とを前記端末コンピュータに送信し、
    前記端末コンピュータが、前記第二受信処理において、前記第二送信処理により送信された流通履歴データ及び識別情報を受信し、
    前記端末コンピュータが、
    前記各部品のうち候補部品に付された識別情報の読取を読取デバイスに行わせることによってその識別情報を取得する第二取得処理と、
    前記第二取得処理により取得した識別情報と、前記第二受信処理により受信した識別情報とを対比することによって、これらが一致するか否かを判定する対比処理と、
    前記対比処理による対比結果を前記出力デバイスに出力させる第二出力処理と、を実行する
    請求項1に記載の部品探索支援システム。
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