JP2017134621A - 不動産管理コンピュータプログラム、不動産管理コンピュータシステム - Google Patents

不動産管理コンピュータプログラム、不動産管理コンピュータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】不動産の所在地や、不動産所有者の住所地の関係性を、分かりやすく表示するための不動産管理コンピュータプログラム、不動産管理コンピュータシステムを提供する。【解決手段】利用者から、地図データにおける場所の情報が指定されると、指定された場所の情報に応じた範囲の地図データと、指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産と、を特定し、特定した場所の情報に応じた範囲の地図データを表示する。指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、不動産を表す画像を表示された地図データ上の所在地に表示する。表示した不動産を表す画像が、利用者から選択されると、選択された不動産の不動産所有者の情報を特定し、特定した不動産所有者の住所地に、不動産所有者を表す画像を、選択された不動産の所在地に不動産を表す画像を、地図データと共に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、不動産や、不動産所有者に関する情報を管理するコンピュータプログラムに関するものである。
従来、不動産や、不動産所有者に関する情報を管理する際には、名簿として、表計算ソフト等を使って入力して管理していた。
しかし、従来の手法では、重点的に管理しようとする不動産を特定しても、その不動産の所有者を特定するのに時間や手間がかかっていた。
また、従来の手法では、重点的に管理しようとする不動産を特定しても、当該不動産と異なる場所に不動産所有者が住んでいたような場合、その不動産所有者がどこに住んでいるかを特定する作業にも、時間や手間がかかっていた。
さらに、不動産の所在地や、不動産所有者の住所は、文字として入力、管理されていたため、不動産の所在地と、当該不動産の所有者の住所との位置関係を、把握する作業にも、時間や手間がかかっていた。
加えて、表計算ソフト等では、営業エリアのうちで自社管理の物件がどの程度あるかの比率等を把握したり、どの不動産所有者に、いつ、どのような営業的アプローチを行ったかの管理が難しく、担当者が変わってしまうと引継ぎが難しかった。
なお、本願の出願人は、本願の先行技術文献を特に知らない。
本発明の解決しようとする課題は、不動産の所在地や、不動産所有者の住所地の関係性を、分かりやすく表示するための不動産管理コンピュータプログラム、不動産管理コンピュータシステムを実現する事である。
1、
(1)

そこで、上記課題を解決するため、本発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、

情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段と、を備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであり、

前記記憶手段は、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報を記憶し、
不動産所有者の住所地、当該不動産所有者を特定する情報を含む不動産所有者の情報を記憶し、
前記不動産所有者の情報を、1以上の前記不動産の情報と関連付けて記憶し、
不動産を表す画像、不動産所有者を表す画像、及び地図データを記憶しており、

前記処理手段に、

(1)
前記入力手段を介して、利用者から、地図データにおける場所の情報が指定されると、
当該指定された場所の情報に応じた範囲の前記地図データと、
当該指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産と、
を、前記記憶手段から特定すること、

(2)
当該特定した、
指定された場所の情報に応じた範囲の地図データを、前記出力手段に表示し、
指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、前記記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示すること、

(3)
当該出力手段に表示した不動産を表す画像が、前記入力手段を介して利用者から選択されると、
当該選択された不動産の不動産所有者の情報を、前記記憶手段から特定すること、

(4)
当該特定した不動産所有者の住所地に、前記記憶手段の不動産所有者を表す画像を、
前記選択された不動産の所在地に、前記記憶手段の不動産を表す画像を、
前記地図データと共に、前記出力手段に表示すること、

の各処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「記憶手段」とは、例えばRAM、ROM、HDD等のコンピュータシステムにおける記憶装置が該当する。
「処理手段」とは、例えばCPU等のコンピュータシステムにおける演算装置や、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおける中央処理サーバコンピュータが該当する。
「出力手段」とは、例えばディスプレイ等のコンピュータシステムにおける情報を表示する出力装置や、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおける情報端末としての携帯電話端末やパーソナルコンピュータ等が該当する。
「入力手段」とは、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等のコンピュータシステムにおける入力装置や、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおける情報端末としての携帯電話端末やパーソナルコンピュータ等が該当する。
「不動産管理コンピュータシステム」は、パーソナルコンピュータ等の1のハードウェア内にて完結して構成される場合もあるし、複数のコンピュータにより構成される場合もある。複数のコンピュータにより構成される場合の例として、通信ネットワークで接続されたコンピュータシステムにおいて、「処理手段」は中央処理サーバコンピュータ、「記憶手段」は中央処理サーバコンピュータが管理する記憶装置、「出力手段」及び「入力手段」は中央処理サーバコンピュータと通信する情報端末(携帯電話、パーソナルコンピュータ)、等の場合が該当する。
「不動産の所在地」としては、「住居表示」又は「地番」、等が該当する。
「不動産を特定する情報」としては、例えば、「住居表示」を利用する場合は、不動産の「住居表示」、マンション・アパート・戸建等の不動産の物件名と不動産の「住居表示」、マンション・アパート等の集合住宅である場合には部屋番号と物件名又は不動産の「住居表示」、「地番」を利用する場合は、不動産の「地番」、不動産の物件名と不動産の「地番」、部屋番号と物件名又は不動産の「地番」、物件管理ナンバー、物件管理コード、等が該当する。
なお、「不動産の所在地」と「不動産を特定する情報」とが別情報である必要は無く、「不動産の所在地」が「不動産を特定する情報」の一構成要素であっても構わない。例として、「不動産を特定する情報」が、部屋番号と物件名と不動産の「住居表示」である場合等である。
「不動産所有者の住所地」としては、「住居表示」又は「地番」、等が該当する。
「不動産所有者を特定する情報」としては、例えば、氏名・名称、「住居表示」を利用する場合は、「住居表示」、氏名・名称と「住居表示」、マンション・アパート等の集合住宅である場合には氏名・名称と部屋番号と物件名又は不動産の「住居表示」、「地番」を利用する場合は、氏名・名称と不動産の物件名又は不動産の「地番」、不動産所有者管理ナンバー、不動産所有者管理コード、マイナンバー(住民票を有するすべての人に割り当てられる固有の番号)、等が該当する。
なお、「不動産所有者の住所地」と「不動産所有者を特定する情報」とが別情報である必要は無く、「不動産所有者の住所地」が「不動産所有者を特定する情報」の一構成要素であっても構わない。例として、「不動産所有者を特定する情報」が、氏名・名称と部屋番号と物件名と不動産の「住居表示」である場合等である。
「不動産所有者の情報を、1以上の前記不動産の情報と関連付けて記憶」するのは、不動産所有者が、2以上の不動産を所有する場合もあるからである。
「不動産を表す画像」と、「不動産所有者を表す画像」は、両者を混同しないように、異なる画像である事が望ましい。
「地図データにおける場所の情報」とは、例えば、特定の郵便番号、特定の住居表示(住居表示のうちの一部のみの場合も含む)、駅等の特定の公共施設の名称、出力手段に表示された地図データ上での場所、等の、地図データにおける特定の場所や範囲を表す情報をいう。
「指定された場所の情報に応じた範囲」とは、「指定された場所」を含む、所定の範囲をいい、不動産管理コンピュータプログラムが自動で表示範囲を判断する場合も含まれるし、事前に利用者が表示範囲を設定する場合も含まれる。
すなわち、「指定された場所の情報に応じた範囲」とは、少なくとも「指定された場所」を含む範囲、という程度の意味である。
(3)
本発明では、地図データが表示されると共に、地図データ上の所在地に表示された不動産を表す画像が利用者から選択されると、記憶手段の情報を元に、当該不動産の所有者を特定し、不動産所有者の住所地に不動産所有者を表す画像が表示される。
よって、地図データによる地図情報を元に、地図上の位置等から重点的に管理すべき不動産を特定すれば、当該不動産の所有者の住所地に、不動産所有者を表す画像を表示することができる。
また、地図データ上には、最初から不動産所有者を表す画像が表示されているわけではない為、利用者からの選択に応じて、重点的に管理すべき不動産についてのみ、当該不動産の所有者を表す画像を表示させることができる。
そのため、表計算ソフト等で管理する場合と異なり、地図データ上で、不動産と不動産所有者との位置関係を容易に把握することができる。
2、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
前記の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

前記処理手段に、
前記(3)の処理において選択された不動産の所在地と、
前記(3)の処理において特定した不動産所有者の住所地と、
を含む範囲の前記地図データを、

前記(4)の処理における地図データとして、出力手段に表示する、

処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「前記(3)の処理において選択された不動産の所在地と、前記(3)の処理において特定した不動産所有者の住所地と、を「含む」範囲の前記地図データ」であるため、不動産の所在地と不動産所有者の住所地を含んでいればよく、所在地・住所地を含むぎりぎりの範囲の地図データでもよいし、所在地・住所地を十分に含む広い範囲の地図データでもよい。
不動産の所在地と不動産所有者の住所地が、かなり離れている場合もあるため、「前記(4)の処理における地図データとして、出力手段に表示する」際には、所在地・住所地が表示されるように、地図データの縮尺処理を行って出力手段に表示する場合も含まれる。
(3)
本発明では、地図データ上の所在地に表示された不動産を表す画像が利用者から選択されると、当該不動産の所有者を特定し、不動産所有者の住所地に不動産所有者を表す画像が表示される。
この際、選択された不動産の所在地と不動産所有者の住所地とが、出力手段で表示されるように、選択された不動産の所在地と不動産所有者の住所地とを含む範囲の前記地図データを、出力手段に表示する。
よって、地図データによる地図情報を元に、地図上の位置等から重点的に管理すべき不動産を特定すれば、当該不動産の所有者の場所が離れていても、地図データを調節して、選択された不動産の所在地と不動産所有者の住所地を地図上に表示することができる。
そのため、表計算ソフト等で管理する場合と異なり、地図データ上で、不動産と不動産所有者との位置関係を容易に把握することができる。
3、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
前記の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

前記処理手段が、
前記(3)の処理において選択された不動産以外の不動産についての不動産を表す画像を、
前記(4)の処理において、出力手段に表示しないこと、

を特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「前記(3)の処理において選択された不動産以外の不動産についての不動産を表す画像を、前記(4)の処理において、出力手段に表示しないこと」により、結果的に、前記(4)の処理において出力手段に表示される「不動産を表す画像」は、前記(3)の処理において選択された不動産についてのみとなる。
(3)
本発明では、地図データ上の所在地に表示された不動産を表す画像が利用者から選択されると、当該不動産の所有者を特定し、不動産所有者の住所地に不動産所有者を表す画像が表示される。
この際、選択された不動産以外の不動産についての不動産を表す画像は、出力手段に表示されない。
よって、地図データによる地図情報を元に、地図上の位置等から重点的に管理すべき不動産を特定すれば、当該不動産を表す画像と、当該不動産所有者を表す画像のみが地図上に表示されるため、他の不動産との混同を生じにくくなり、一目で位置の関係性が分かる。
そのため、表計算ソフト等で管理する場合と異なり、地図データ上で、不動産と不動産所有者との位置関係を容易に把握することができる。
4、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
前記の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

前記記憶手段の不動産の情報は、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報、当該不動産の管理に関するステータスを含んでおり、

前記処理手段に、
前記入力手段を介して、前記不動産の管理に関するステータスが利用者から選択されると、
当該選択された不動産の管理に関するステータスに関連付いている不動産についてのみ、前記記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示する、

処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「不動産の管理に関するステータス」とは、複数の種別から構成され、例えば、「取引中」、「自社管理」、「他社管理」、「未取引」、「空き地・建築中」、「要注意」、「管理看板あり」、「管理看板なし」、のように、不動産の管理に関する自社との関係等を表すステータスが考えられる。
「不動産の管理に関するステータスが利用者から選択される」とは、不動産の管理に関するステータスの種別が、利用者によって選択されることをいう。
「不動産の管理に関するステータスが利用者から選択される」場合としては、前記(1)の処理の「利用者から、地図データにおける場所の情報が指定される」前にステータスを選択する場合や、前記(2)の処理の「不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示」した後にステータスを選択する場合、等が考えられる。
(3)
本発明では、不動産の管理に関するステータスが利用者から選択されると、当該選択された不動産の管理に関するステータスに関連付いている不動産についてのみ、地図データ上の所在地に不動産を表す画像が表示される。
よって、地図上に表示される不動産のうち、不動産の管理に関するステータスを元にして、重点的に管理すべき不動産を特定するのに役立つ。
特に、「取引中」や「自社管理」の「不動産の管理に関するステータス」についてのみ、地図データ上の所在地に不動産を表す画像を表示すれば、不動産の所有者の方との商談の際に、自社が如何にその地域で信頼を得ているか(「取引中」や「自社管理」の不動産が多いか、その地域でのシェアが如何に高いか)について、一目で分かるように地図と共に表示する事ができるため、商談を有利に運ぶことができる。
逆に、「他社管理」や「未取引」の「不動産の管理に関するステータス」についてのみ、地図データ上の所在地に不動産を表す画像を表示すれば、自社が積極的に営業をかける(自社が「取引中」や「自社管理」の不動産が少ない)地域が一目で分かるように地図と共に表示する事ができるため、自社の営業社員への営業強化の指示が効率的にできるようになる。
また、「空き地・建築中」の「不動産の管理に関するステータス」についてのみ、地図データ上の所在地に不動産を表す画像を表示すれば、新たな不動産物件が建築された際の管理を自社が行う為に、自社の営業社員への営業強化の指示が効率的にできるようになる。
5、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
前記の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

前記記憶手段の不動産の情報は、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報、当該不動産の商談進捗状況、当該不動産の管理に関するステータスを含んでおり、

前記処理手段に、
前記地図データ上の所在地に表示された不動産を表す画像について、
前記入力手段を介して、利用者から選択されると、
当該選択された不動産の商談進捗情報の入力を受け付け、
商談進捗情報が入力されると、前記記憶手段の当該選択された不動産の情報に記憶させる、

処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「不動産の商談進捗状況」とは、当該不動産についての不動産所有者との商談の進捗状況を表す情報である。
(3)
本発明では、地図データ上の所在地に表示された不動産を表す画像について利用者から選択されると、当該選択された不動産の商談進捗情報の入力を受け付け、当該選択された不動産の情報に記憶させる。
よって、地図上に表示される不動産のうち、重点的に管理すべき不動産を特定した上で、当該不動産の不動産所有者を訪問した際等の商談進捗状況を管理する事ができる。
6、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
前記の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

前記処理手段に、
前記出力手段に表示された地図データのうち、前記入力手段を介して利用者に選択された地点を、
前記不動産の所在地として、前記不動産の情報を前記記憶手段に記憶させ、

前記入力手段を介して、利用者から入力された不動産所有者の住所地を、
当該不動産の不動産所有者の住所地として、前記不動産所有者の情報を前記記憶手段に記憶させて、

前記記憶手段の、
前記不動産所有者の情報と、1以上の前記不動産の情報との関連付けとして記憶させる、

処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「前記不動産の所在地として、前記不動産の情報を前記記憶手段に記憶させ」における、「不動産の所在地」以外の「不動産の情報」については、入力手段を介して利用者に入力された情報を採用することが考えられる。
「当該不動産の不動産所有者の住所地として、前記不動産所有者の情報を前記記憶手段に記憶させて」における、「不動産所有者の住所地」以外の「不動産所有者の情報」については、入力手段を介して利用者に入力された情報を採用することが考えられる。
「入力手段を介して、利用者から入力された不動産所有者の住所地」は、入力手段を介して利用者に選択された地点(不動産の所在地)を不動産所有者の住所地とする場合(不動産の所有者が当該不動産に住んでいる場合)や、出力手段に表示された地図データのうちから利用者が特定の地点を選択して入力する場合、入力手段を介して利用者から文字情報として入力される場合、等が考えられる。
(3)
本発明では、出力手段に表示された地図データのうち利用者に選択された地点を不動産の所在地として、入力手段を介して利用者から入力された不動産所有者の住所地を不動産の不動産所有者の住所地として、不動産所有者の情報と、不動産の情報との関連付けを行う。
よって、地図データや、地図データ上に表示される不動産を目安として、利用者は、新たに登録すべき不動産の場所を選択することができ、不動産所有者の情報との関連付けも行うことができる。
7、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
前記のいずれか1記載の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

前記入力手段を介した利用者からの命令により、

前記処理手段に、
前記記憶手段に記憶された、
不動産所有者を特定する情報、不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報と、
不動産所有者の住所地、当該不動産所有者を特定する情報を含む不動産所有者の情報とを、
不動産所有者を特定する情報を元に関連付けて、

前記記憶手段の、
前記不動産所有者の情報と、1以上の前記不動産の情報との関連付けとして記憶させる、

処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
(2)
「不動産所有者を特定する情報、不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報」であるため、関連付ける前の「不動産の情報」には、「不動産所有者を特定する情報」が含まれている。
一方、「不動産所有者の情報と、1以上の不動産の情報との関連付けとして記憶された」後の「不動産の情報」には、「不動産所有者を特定する情報」が含まれていても、含まれていなくても、構わない。
(3)
本発明では、記憶手段に記憶された不動産の情報と、不動産所有者の情報とを、不動産所有者を特定する情報を元に関連付け、上記発明が実施できるように、不動産所有者の情報と1以上の前記不動産の情報との関連付けとして記憶させることができる。
よって、既存の表計算ソフトや、データベースソフトにより、別のファイル(シート)や別のデータベースとして管理されている不動産の情報と不動産所有者の情報とを、上記発明による情報処理に活用する為に、関連付けて記憶させることができる。
8、
(1)

また、上記課題を解決するため、他の発明に係る不動産管理コンピュータシステムは、
情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムであって、

前記記憶手段が、前記のいずれか1記載の各情報及び不動産管理コンピュータプログラムを記憶し、
前記処理手段が当該いずれか1記載の各処理を行うこと、を特徴とする不動産管理コンピュータシステムである。
本願に係る発明により、不動産の所在地や、不動産所有者の住所地の関係性を、分かりやすく表示するための不動産管理コンピュータプログラム、不動産管理コンピュータシステムを実現する事ができる。
本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを処理手段が実行し、出力手段に表示された画面表示例1である。 本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを処理手段が実行し、出力手段に表示された画面表示例2である。 本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを処理手段が実行し、出力手段に表示された画面表示例3である。 本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを処理手段が実行し、出力手段に表示された画面表示例4である。 本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを処理手段が実行し、出力手段に表示された画面表示例5である。 本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを処理手段が実行し、出力手段に表示された画面表示例6である。
1、
以下、図1−図6(本願に係る不動産管理コンピュータプログラムによる画面表示例1−6)を使用して、発明を実施するための形態について説明する。

本願に係る不動産管理コンピュータプログラムは、
情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段と、を備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであり、

前記記憶手段は、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報を記憶し、
不動産所有者の住所地、当該不動産所有者を特定する情報を含む不動産所有者の情報を記憶し、
前記不動産所有者の情報を、1以上の前記不動産の情報と関連付けて記憶し、
不動産を表す画像、不動産所有者を表す画像、及び地図データを記憶しており、

前記処理手段に、

(1)
前記入力手段を介して、利用者から、地図データにおける場所の情報が指定されると、
当該指定された場所の情報に応じた範囲の前記地図データと、
当該指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産と、
を、前記記憶手段から特定すること、

(2)
当該特定した、
指定された場所の情報に応じた範囲の地図データを、前記出力手段に表示し、
指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、前記記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示すること、

(3)
当該出力手段に表示した不動産を表す画像が、前記入力手段を介して利用者から選択されると、
当該選択された不動産の不動産所有者の情報を、前記記憶手段から特定すること、

(4)
当該特定した不動産所有者の住所地に、前記記憶手段の不動産所有者を表す画像を、
前記選択された不動産の所在地に、前記記憶手段の不動産を表す画像を、
前記地図データと共に、前記出力手段に表示すること、

の各処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムである。
図1は、記憶手段に記憶された本願に係る不動産管理コンピュータプログラムを、処理手段によって実行し、出力手段に表示された画面表示例1である。図2乃至図6も同様である。
図1乃至図6では、不動産管理コンピュータプログラムが、携帯情報端末・スマートフォン等のコンピュータによって実行され、画面が表示されているものとして説明する。

図1に示すように、入力手段を介して、利用者から、地図データにおける場所の情報が指定される。
具体的には、図1の中央、「現在地を中心点にして地図を表示」、「住所・駅名から探す」、「賃貸革命 物件No.から探す」、「物件名から探す」、「オーナー名から探す」、のような方法が考えられる。

「現在地を中心点にして地図を表示」では、入力手段を介して、利用者から「現在地を中心点にして地図を表示」のメニューが選択されると、地図データにおける場所の情報として、利用者の「現在地(現在地点)」が指定される。
より具体的には、GPS等による携帯情報端末・スマートフォン等の「現在地(現在地点)」が、地図データにおける場所の情報として、入力手段を介して利用者から指定されることになる。

「住所・駅名から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「住所」や「駅名」の検索キーワードが画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、地図データにおける場所の情報が指定される。
より具体的には、検索キーワード入力欄に入力された後の検索による検索結果から、具体的な「住所」や「駅名」が、入力手段を介して、利用者から選択される。

「賃貸革命 物件No.から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「物件管理ナンバー」の全部又は一部が画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、地図データにおける場所の情報が指定される。
より具体的には、検索キーワード入力欄に入力された後の検索による検索結果から、特定の場所に存在する具体的な物件が、入力手段を介して、利用者から選択される。

「物件名から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「物件名」の全部又は一部が画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、地図データにおける場所の情報が指定される。
より具体的には、検索キーワード入力欄に入力された後の検索による検索結果から、特定の場所に存在する具体的な物件が、入力手段を介して、利用者から選択される。

「オーナー名から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「オーナー名(不動産の所有者名)」の全部又は一部が画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、地図データにおける場所の情報が指定される。
より具体的には、検索キーワード入力欄に入力された後の検索による検索結果から、当該「オーナー(不動産の所有者)」が所有している不動産の一覧が表示され、当該一覧から特定の場所に存在する具体的な不動産が利用者から選択される。

図1に図示する状態から、上記説明のように、
(1)
入力手段を介して、利用者から、地図データにおける場所の情報が指定されると、
当該指定された場所の情報に応じた範囲の地図データと、
当該指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産と、
を、処理手段が記憶手段から特定する。

そして、図2に示すように、
(2)
当該特定した、
指定された場所の情報に応じた範囲の地図データを、出力手段に表示し、
指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示する。

具体的には、図2では、指定された場所の情報に応じた範囲の地図データを、出力手段に表示しており、指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、記憶手段の不動産を表す画像(ピンのようなマーク)を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示している。
表示されている地図データの範囲のうちの中心部分を、十字形のカーソルマークで表示している。

次に、図3は、図2と同様の地図データ表示と、不動産を表す画像(ピンのようなマーク)の表示を行っているが、図2と図3では、異なる場所である。
よって、図3では、表示されている地図データの内容と、不動産を表す画像(ピンのようなマーク)の表示の位置が異なっている。

図3の状態から、
(3)
当該出力手段に表示した不動産を表す画像が、入力手段を介して利用者から選択されると、
当該選択された不動産の不動産所有者の情報を、処理手段が記憶手段から特定する。

具体的には、図4のように、
表示されている複数の不動産を表す画像(ピンのようなマーク)のうち、入力手段を介して利用者から、中央に位置する不動産を表す画像(ピンのようなマーク)が選択され、それを表すように円形のマークが当該不動産を表す画像(ピンのようなマーク)の下に表示されている。

そして、図4の状態から、
(4)
当該特定した不動産所有者の住所地に、記憶手段の不動産所有者を表す画像を、
選択された不動産の所在地に、記憶手段の不動産を表す画像を、
地図データと共に、処理手段が出力手段に表示する。

具体的には、図5のように、地図データと共に、
当該特定した不動産所有者の住所地に、記憶手段の不動産所有者を表す画像(四角の中に人形のマーク)を表示し、
選択された不動産の所在地に、記憶手段の不動産を表す画像(ピンのようなマークの中に家のマーク)を表示している。

なお、(4)の処理では、
(4)
当該特定した不動産所有者の住所地に、記憶手段の不動産所有者を表す画像を、
選択された不動産の所在地に、記憶手段の不動産を表す画像を、
地図データと共に、処理手段が出力手段に表示し、
さらに、
前記(3)で選択された不動産の情報、当該特定した不動産所有者の情報、も処理手段が出力手段に表示する。

図5では、前記(3)で選択された不動産の情報(「物件名」が「パインコート」である不動産の各種の情報)を、処理手段が出力手段に表示している(「当該特定した不動産所有者の情報」は、「貸主情報」と表示されたボタン部分を選択することにより、表示内容を切り替えることができる)。

これにより、地図データによる地図情報を元に、地図上の位置等から重点的に管理すべき不動産を特定すれば、当該不動産の所有者の住所地に、不動産所有者を表す画像を表示することができ、特定した不動産の情報、当該特定した不動産所有者の情報、も一緒に確認することができる。
2、

また、
前記(3)の処理において選択された不動産の所在地と、
前記(3)の処理において特定した不動産所有者の住所地と、
を含む範囲の地図データを、

前記(4)の処理における地図データとして、処理手段が出力手段に表示する、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

具体的には、図4の状態と、図5の状態では、地図データの表示範囲と、地図データの表示縮尺とが、異なっている。
これは、前記(3)の処理において特定した不動産所有者の住所地が、図4の地図データの表示範囲外(表示範囲の少し北)であったため、処理手段が、地図データの表示範囲を少し北に広げると共に、一画面で表示できるように地図データの表示縮尺を変更して、出力手段に表示させたものである。
3、

また、
前記処理手段が、
前記(3)の処理において選択された不動産以外の不動産についての不動産を表す画像を、
前記(4)の処理において、処理手段が出力手段に表示しない、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

具体的には、図4の状態と、図5の状態では、表示されている不動産を表す画像(ピンのようなマーク)が、異なっている。
図4で表示されている不動産を表す画像(ピンのようなマーク)のうち、前記(3)の処理において選択された不動産以外の不動産についての不動産を表す画像は、図5で出力手段に表示されていない。
4、

また、
記憶手段の不動産の情報は、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報、当該不動産の管理に関するステータスを含んでおり、

入力手段を介して、不動産の管理に関するステータスが利用者から選択されると、
当該選択された不動産の管理に関するステータスに関連付いている不動産についてのみ、記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に処理手段が表示する、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

「不動産の管理に関するステータス」とは、複数の種別から構成され、例えば、「取引中」、「自社管理」、「他社管理」、「未取引」、「空き地・建築中」、「要注意」、「管理看板あり」、「管理看板なし」、のように、不動産の管理に関する自社との関係等を表すステータスが考えられる。
「不動産の管理に関するステータスが利用者から選択される」とは、不動産の管理に関するステータスの種別が、利用者によって選択されることをいう。
具体的には、図2乃至図4の地図データの上に表示されているような、チェックボックスや、ラジオボタンによって、不動産の管理に関するステータスの種別が、利用者によって選択されることが該当する。

「不動産の管理に関するステータスが利用者から選択される」場合としては、前記(1)の処理の「利用者から、地図データにおける場所の情報が指定される」前にステータスを選択する場合や、前記(2)の処理の「不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示」した後にステータスを選択する場合、等が考えられる。
図2乃至図4の例では、前記(2)の処理の「不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示」した後にステータスを選択する場合、の具体例である。
すなわち、一旦、地図データと不動産を表す画像を表示した後で、「不動産の管理に関するステータスが利用者から選択される」ケースである。
5、

また、
記憶手段の不動産の情報は、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報、当該不動産の商談進捗状況、当該不動産の管理に関するステータスを含んでおり、

地図データ上の所在地に表示された不動産を表す画像について、
入力手段を介して、利用者から選択されると、
当該選択された不動産の商談進捗情報の入力を受け付け、
商談進捗情報が入力されると、処理手段が、記憶手段の当該選択された不動産の情報に記憶させる、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

「不動産の商談進捗状況」とは、当該不動産についての不動産所有者との商談の進捗状況を表す情報である。
具体的には、図6に示すような入力画面から、「不動産の商談進捗状況」を入力する。
「不動産の商談進捗状況」は、新規に不動産の登録をする際にも入力できるし、既に登録した不動産についても入力する事ができる。
6、

また、処理手段が、
出力手段に表示された地図データのうち、入力手段を介して利用者に選択された地点を、
不動産の所在地として、不動産の情報を記憶手段に記憶させ、

入力手段を介して、利用者から入力された不動産所有者の住所地を、
当該不動産の不動産所有者の住所地として、不動産所有者の情報を記憶手段に記憶させて、

記憶手段の、
不動産所有者の情報と、1以上の不動産の情報との関連付けとして記憶させる、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

具体的には、図2や図3の状態で、出力手段に表示された地図データのうち、入力手段を介して利用者に選択された地点を、不動産の所在地として、不動産の情報を記憶手段に記憶させる。
この際、図2や図3の上部に配置された「物件情報新規登録」メニューが利用される。

また、「不動産の所在地として、不動産の情報を記憶手段に記憶させ」における、「不動産の所在地」以外の「不動産の情報」については、入力手段を介して利用者に入力された情報を採用することが考えられる。
「当該不動産の不動産所有者の住所地として、前記不動産所有者の情報を前記記憶手段に記憶させて」における、「不動産所有者の住所地」以外の「不動産所有者の情報」については、入力手段を介して利用者に入力された情報を採用することが考えられる。

「入力手段を介して、利用者から入力された不動産所有者の住所地」は、入力手段を介して利用者に選択された地点(不動産の所在地)を不動産所有者の住所地とする場合(不動産の所有者が当該不動産に住んでいる場合)や、出力手段に表示された地図データのうちから利用者が特定の地点を選択して入力する場合、入力手段を介して利用者から文字情報として入力される場合、等が考えられる。
7、

また、
入力手段を介した利用者からの命令により、処理手段に、

記憶手段に記憶された、
不動産所有者を特定する情報、不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報と、
不動産所有者の住所地、当該不動産所有者を特定する情報を含む不動産所有者の情報とを、
不動産所有者を特定する情報を元に関連付けて、

記憶手段の、
不動産所有者の情報と、1以上の不動産の情報との関連付けとして記憶させる、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

「不動産所有者を特定する情報、不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報」であるため、関連付ける前の「不動産の情報」には、「不動産所有者を特定する情報」が含まれている。
一方、「不動産所有者の情報と、1以上の不動産の情報との関連付けとして記憶された」後の「不動産の情報」には、「不動産所有者を特定する情報」が含まれていても、含まれていなくても、構わない。
8、

図1に示すように、入力手段を介して、利用者から、地図データにおける場所の情報が指定されるが、図1の中央、「賃貸革命 物件No.から探す」、「物件名から探す」、「オーナー名から探す」についての説明の補足をする。

「賃貸革命 物件No.から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「物件管理ナンバー」の全部又は一部が画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、不動産を特定する情報の一部又は全部が入力される。

「物件名から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「物件名」の全部又は一部が画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、地図データにおける場所の情報が指定される。

「オーナー名から探す」では、入力手段を介して、利用者から、「オーナー名(不動産の所有者名)」の全部又は一部が画面中央下部の検索キーワード入力欄に入力され、検索命令が実行されることにより、地図データにおける場所の情報が指定される。

そして、上記の検索(「賃貸革命 物件No.から探す」、「物件名から探す」、「オーナー名から探す」)の結果、該当する不動産が存在すれば、検索キーワード入力欄に入力された後の検索による検索結果として、一以上の物件が表示され、入力手段を介して、利用者から特定の物件が選択される。
利用者から選択された特定の物件の所在地に不動産を表す画像を表示し、当該不動産の所有者の住所地に不動産所有者を表す画像を表示する。
具体的には、例えば、図5のような表示を出力手段に行わせる。

つまり、不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムは、
前記処理手段に、
(5)
前記入力手段を介して、利用者から、不動産を特定する情報の一部又は全部、又は、不動産所有者を特定する情報の一部又は全部が入力されると、
当該入力された情報に基づいて、該当する不動産の全てを、前記記憶手段から特定し、前記出力手段に表示すること、

(6)
当該出力手段に表示した不動産の一覧から、前記入力手段を介して利用者から特定の不動産が選択されると、
当該選択された不動産の情報と、当該選択された不動産の不動産所有者の情報を、前記記憶手段から特定すること、

(7)
当該特定した不動産所有者の住所地に、前記記憶手段の不動産所有者を表す画像を、
前記選択された不動産の所在地に、前記記憶手段の不動産を表す画像を、
前記地図データと共に、前記出力手段に表示し、
当該選択された不動産の情報、当該特定した不動産所有者の情報、も処理手段が出力手段に表示する。

「不動産を特定する情報の一部又は全部」としては、例えば、物件管理ナンバーの一部又は全部、不動産の物件名の一部又は全部、不動産の「住居表示」の一部又は全部、不動産の「地番」の一部又は全部、のいずれかや、それらの組み合わせが考えられる。
「不動産所有者を特定する情報の一部又は全部」としては、例えば、不動産所有者管理ナンバーの一部又は全部、氏名・名称の一部又は全部、不動産の「住居表示」の一部又は全部、「地番」の「住居表示」の一部又は全部、のいずれかや、それらの組み合わせが考えられる。
9、

また、前記記憶手段に、
不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報を記憶させ、
当該不動産の情報を2以上関連付けて、同一建築物の複数の部屋の情報として記憶させており、

前記処理手段に、

前記(2)の処理において、
指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、前記記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示する際に、

前記同一建築物の複数の部屋の情報については、不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に、通常より大きく1つのみ表示させる、

(8)
前記同一建築物の複数の部屋の情報のうちの、特定の不動産の情報が、前記(4)又は前記(7)の表示処理において表示された後、
前記入力手段を介して、利用者から、当該同一建築物の複数の部屋の情報のうちの、他の部屋に係る不動産の情報の表示命令がなされると、

前記(4)又は前記(7)の表示処理において表示された、特定の不動産の情報以外の、
他の部屋に係る不動産の情報について、
前記(4)又は前記(7)の表示処理を行わせる、

処理を実行させることを特徴とする、
不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムも考えられる。

マンション・アパート等の区分所有建物において、部屋ごとに所有者が異なる場合がある。
「同一建築物の別部屋に係る不動産の情報」とは、マンション・アパート等の区分所有建物において、個々の部屋を不動産の情報として把握するために、個々の部屋の不動産の情報を関連付けたものである。
「同一建築物の複数の部屋の情報については、不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に、通常より大きく1つのみ表示させ」ることで、同じ所在地に複数の不動産を表す画像を表示することを避けつつ、当該不動産が区分所有建築物のアパート・マンションである事が一目で分かるようになる。
「入力手段を介して、利用者から、当該同一建築物の複数の部屋の情報のうちの、他の部屋に係る不動産の情報の表示命令」により、前記(4)又は前記(7)の表示処理において表示された個々の部屋の情報だけでなく、同一建築物の他の部屋についての情報(不動産の情報、不動産所有者の情報)も表示することができる。
本願に係る不動産管理コンピュータプログラム、不動産管理コンピュータシステム、を生産、販売することにより、産業の発達に寄与することができる。

Claims (5)


  1. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段と、を備えたコンピュータシステムにおけるコンピュータプログラムであって、
    不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであり、

    前記記憶手段は、
    不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報を記憶し、
    不動産所有者の住所地、当該不動産所有者を特定する情報を含む不動産所有者の情報を記憶し、
    前記不動産所有者の情報を、1以上の前記不動産の情報と関連付けて記憶し、
    不動産を表す画像、不動産所有者を表す画像、及び地図データを記憶しており、

    前記処理手段に、

    (1)
    前記入力手段を介して、利用者から、地図データにおける場所の情報が指定されると、
    当該指定された場所の情報に応じた範囲の前記地図データと、
    当該指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産と、
    を、前記記憶手段から特定すること、

    (2)
    当該特定した、
    指定された場所の情報に応じた範囲の地図データを、前記出力手段に表示し、
    指定された場所の情報に応じた範囲に所在地が存在する不動産について、前記記憶手段の不動産を表す画像を、当該出力手段に表示された地図データ上の所在地に表示すること、

    (3)
    当該出力手段に表示した不動産を表す画像が、前記入力手段を介して利用者から選択されると、
    当該選択された不動産の不動産所有者の情報を、前記記憶手段から特定すること、

    (4)
    当該特定した不動産所有者の住所地に、前記記憶手段の不動産所有者を表す画像を、
    前記選択された不動産の所在地に、前記記憶手段の不動産を表す画像を、
    前記地図データと共に、前記出力手段に表示すること、

    の各処理を実行させることを特徴とする、
    不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラム。


  2. 請求項1記載の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

    前記処理手段に、
    前記(3)の処理において選択された不動産の所在地と、
    前記(3)の処理において特定した不動産所有者の住所地と、
    を含む範囲の前記地図データを、

    前記(4)の処理における地図データとして、出力手段に表示する、

    処理を実行させることを特徴とする、
    不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラム。


  3. 請求項2記載の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

    前記処理手段が、
    前記(3)の処理において選択された不動産以外の不動産についての不動産を表す画像を、
    前記(4)の処理において、出力手段に表示しないこと、

    を特徴とする、
    不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラム。


  4. 請求項1乃至3のいずれか1記載の不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラムであって、

    前記入力手段を介した利用者からの命令により、

    前記処理手段に、
    前記記憶手段に記憶された、
    不動産所有者を特定する情報、不動産の所在地、当該不動産を特定する情報を含む不動産の情報と、
    不動産所有者の住所地、当該不動産所有者を特定する情報を含む不動産所有者の情報とを、
    不動産所有者を特定する情報を元に関連付けて、

    前記記憶手段の、
    前記不動産所有者の情報と、1以上の前記不動産の情報との関連付けとして記憶させる、

    処理を実行させることを特徴とする、
    不動産及び不動産所有者の情報を管理する不動産管理コンピュータプログラム。


  5. 情報を記憶する記憶手段と、情報を処理する処理手段と、利用者に情報を表示する出力手段と、利用者からの命令を受け付ける入力手段とを備えたコンピュータシステムであって、

    前記記憶手段が、請求項1乃至4のいずれか1記載の各情報及び不動産管理コンピュータプログラムを記憶し、
    前記処理手段が当該請求項1乃至4のいずれか1記載の各処理を行うこと、を特徴とする不動産管理コンピュータシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018163346A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社オーガスタス 集合体選択用ユーザ・インターフェース方法
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