JP7451452B2 - 情報処理装置及び情報処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
ユーザ情報とオンラインショッピングにおける商品又はサービスに関する情報をネットワーク上で管理するオンラインショッピング環境に関する技術がある。例えば、特許文献1に記載の技術がある。
特開2001-195495号公報
満足な買い物体験をすると、消費者はその買い物は価値が高いと感じ、リピートする。買い物に関する調査は従来から実施されてきた。店舗における価値の核になる事象も年代や性別により異なり、時流による変化もあるため、色々な要素が複合的に関連している。店舗環境は重要な要素であり、また消費者の個人差も大きい。インターネットを活用した買い物においても、実店舗と同様の状況にある。
ここで、例えば、各ユーザ(顧客、消費者など)にあわせた店舗環境を実現するため、ユーザが自分で店舗環境を一から設計可能とすることも考えられる。しかし、複数ある店舗其々について設計するのは、ユーザの負担が大きい。また、店舗側が提供したい店舗環境や店舗のコンセプトと、ユーザが設計した店舗環境があわなくなる可能性もあり得る。
本発明の目的は、ユーザにとって快適な買い物体験を支援できるように、ユーザに合わせてカスタマイズされた店舗環境を実現することにある。
本発明の一態様の情報処理装置は、複数の仮想的な店舗の環境に関する店舗環境候補を含む店舗環境情報と、複数のユーザの特性に関する情報を含むユーザ情報と、を記憶する記憶装置と、前記店舗環境情報の複数の前記店舗環境候補の中から、前記ユーザの特性に対応した前記店舗環境候補を選択して前記仮想的な店舗の環境をカスタマイズし、前記カスタマイズされた前記店舗の環境を前記ユーザに提供する処理装置とを有することを特徴とする。
本発明の一態様の情報処理装置は、複数の実店舗の環境に関する実店舗環境候補を含む実店舗環境情報を記憶する記憶装置と、前記実店舗環境情報の複数の前記実店舗環境候補の中から、特定のユーザに対応した前記実店舗環境候補を選択して前記実店舗の環境をカスタマイズし、前記カスタマイズされた前記実店舗の環境を前記ユーザに提供する処理装置とを有することを特徴とする。
本発明の一態様の情報処理システムは、情報処理装置と端末とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、前記情報処理装置は、複数の仮想的な店舗の環境に関する店舗環境候補を含む店舗環境情報と、複数のユーザの特性に関する情報を含むユーザ情報と、を記憶する記憶装置と、前記店舗環境情報の複数の前記店舗環境候補の中から、前記ユーザ情報の前記ユーザの特性に対応した前記店舗環境候補を選択して前記仮想的な店舗の環境をカスタマイズし、前記カスタマイズされた前記店舗の環境を前記ユーザに提供する処理装置とを有し、前記端末は、提供された前記カスタマイズされた前記店舗の環境を前記ユーザに表示することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ユーザにとって快適な買い物体験を支援できるように、ユーザに合わせてカスタマイズされた店舗環境を実現することができる。
実施例1の情報処理システムの構成の例を示す図である。 店舗環境情報の保有情報の例を示す図である。 商品情報の保有情報の例を示す図である。 ユーザ情報の保有情報の例を示す図である。 店舗環境のカスタマイズを実施した例を示す図である。 店舗環境のカスタマイズを実施した他の例を示す図である。 商品のカスタマイズを実施した例を示す図である。 商品のカスタマイズを実施した他の例を示す図である。 実施例1の情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 実施例2の情報処理システムの構成の例を示す図である。 実店舗環境情報の保有情報の例を示す図である。 実施例2の情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。 仮想店舗環境情報と実店舗環境情報を有する店舗環境情報の保有情報の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施例は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
各種情報の例として、「テーブル」、「リスト」、「キュー」等の表現にて説明することがあるが、各種情報はこれら以外のデータ構造で表現されてもよい。例えば、「XXテーブル」、「XXリスト」、「XXキュー」等の各種情報は、「XX情報」としてもよい。識別情報について説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「ID」、「番号」等の表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
同一あるいは同様の機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
実施例において、プログラムを実行して行う処理について説明する場合がある。ここで、計算機は、プロセッサ(例えばCPU、GPU)によりプログラムを実行し、記憶資源(例えばメモリ)やインターフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら、プログラムで定められた処理を行う。そのため、プログラムを実行して行う処理の主体を、プロセッサとしてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であれば良く、特定の処理を行う専用回路を含んでいてもよい。ここで、専用回路とは、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等である。
プログラムは、プログラムソースから計算機にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読み取り可能な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、実施例において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
本発明の実施例は、家具を取り扱う店舗であり、例えばリビングやキッチンや寝室といった空間の中で使用する机や椅子などを選択するものである。しかしながら、本発明は家具屋のみを対象としたものではなく、例えばアパレル店舗あるいはその他の店舗でも良い。その場合には、家具を選定・購入する商品とするものは対象店舗の取扱商品となるし、カスタマイズ部分もその店舗で取り扱う商品のカスタマイズとなる。
以下、図面を用いて、実施例について説明する。
図1は、実施例1の情報処理システム100の構成の例を示す図である。
情報処理システム100は、端末122と計算機125を有する。端末122と計算機125はネットワーク126を介して接続されている。ここで、計算機125は、情報処理装置を構成する。
情報処理システム100の各構成要素は、単数でも複数でも構わない。例えば、計算機125は、1つまたは複数のコンピュータ(電子計算機)で構成されている計算機システムであってもよい。また、情報処理システム100の各構成要素は一部がなくてもよいし、他の構成要素が追加されてもよい。
計算機125は、処理装置101、メモリ102、入力装置103、出力装置104、記憶装置105及び通信インターフェース(通信I/F)106を有する。なお、計算機125は、外部装置(例えば、端末122)と通信する通信部として動作する通信装置などを含む構成であってもよい。
ここで、処理装置101は、制御部として動作する。メモリ102や記憶装置105は、記憶部として動作する。入力装置103は、入力部として動作する。出力装置104は、出力部として動作する。
記憶装置105は、例えば揮発性の記憶装置であってもよいし、不揮発性の記憶装置であってもよい。記憶装置105は、メモリなどであってもよい。記憶装置105は、データ入出力プログラム107、店舗環境カスタマイズプログラム108、データ分析プログラム109、店舗環境情報110、商品情報111及びユーザ情報112を格納する。処理装置101は、記憶装置105からプログラムや情報を読み出して、メモリ102に格納して処理を行う。
実施例1では、店舗環境カスタマイズプログラム108は、仮想店舗環境のカスタマイズを行う。また、店舗環境情報110として、仮想店舗環境情報を保有する。
端末122は、通信インターフェース(通信I/F)115、処理装置116、記憶装置117、入力装置118及び出力装置119を有する。
ここで、処理装置116は、制御部として動作する。記憶装置117は、記憶部として動作する。入力装置118は、入力部として動作する。出力装置119は、出力部として動作する。
処理装置101や処理装置116は、演算や制御を行う装置であればよく、例えばCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)といったプロセッサで構成されてもよいし、特定の処理を行う専用回路を含んでいてもよい。ここで、専用回路とは、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等である。
入力装置103や入力装置118は、例えば外部装置からデータを受け付けるインターフェースやマウスやキーボードなどであってもよい。出力装置104や出力装置119は、例えば外部装置にデータを出力するインターフェースや、ディスプレイやモニタ等の表示装置であってもよい。これらの入力装置と出力装置の少なくとも一部は、入出力インターフェースであってもよい。
図2は、店舗環境情報110の保有情報を示す図である。図2では、店舗環境情報110として、仮想店舗環境情報を保有する。
店舗環境情報110は、保存された環境を識別するために一意に振られる環境No201と、空間を象徴するコンセプト202と、どの空間で検討しているかを表す部屋203と、その環境で消費者が欲しいと思っている、または思っているであろう商品ラインナップを表示する際の品揃えの度合いを示す204と、空間で流すBGMを表す205と、調光を表す206と、空間上でシステムが提示する際のインテリアとしての家具の数のイメージを示す207と、インターネットでXRやARといったバーチャルな表現をする場合にその移動速度や操作性を表す208と、空間を表示した場合のテーマカラーを表す209から構成される。
このテーブルで保持する項目としては、他にも天井の高さや天井の色、壁紙、床の素材やカーペットの色や素材や質感なども考えられる。また、自室などで趣味の空間を表すような場合には、それに連想される絵画やオブジェのようなインテリア、車やプラモデル、ぬいぐるみなどのような理想的な或いは嗜好に合うものが列挙される。また、家具店でない場合には、各対象店舗で取り扱われる商品又は上記事項をはじめとした消費者の好みに合うものが列挙される。
ここで、品揃え204とは、仮想店舗の部屋(例えば、寝室等の仮想的な売り場)内の売り物(例えば、販売商品)の量を示すものである。周辺の家具207とは、仮想店舗の部屋内の売り物でない装飾の量を示すものである。例えば、家具売り場におけるお花や絵などの装飾のイメージである。
図2では、店舗環境として家具を配置する部屋203の一例として、書斎や寝室の場合を例として示している。しかし、図2の例の他にも、家具であればリビング、趣味のものであれば自分の部屋(自室)、衣服であればブランドイメージに合う空間など、様々なバリュエーションがあっても良い。
店舗環境情報110の中には、コンセプト202の選択肢として、標準の他にも、シンプル、クール、カントリー、キュート等、幾つかバリエーションを持たせても良い。
また、一つ一つの配置やアイテムの選択を一から選択しても良いし、配置のパーツを自ら作成してカスタマイズしても良い。また、店舗や接客員、自分、或いはバーチャル恋人などの視点で、アバターのようなものを保有しても良い。
品揃え204や周辺の家具207は、少な目と表現しているが、数量を具体的に設定しても良い。同様に、光206、テーマカラー209等の色の設定は、RGBの色のコードで保持する形式であっても良い。
周辺の家具207は、洋服屋に椅子やテーブルが置いてあるといったインテリアであり、商材ではなく売場イメージや環境といった面のアイテムである。
この項目の他にも、天井の高さや天井の色・素材、壁紙、床の素材やカーペットの色や質感などの設定があっても良い。趣味の空間を表すような場合、それに連想する絵画、オブジェのような所謂インテリア、車やプラモデル、ぬいぐるみ等であっても良い。
図3は、商品情報111の保有情報を示す図である。
図3では、椅子の商品候補一覧を示す例で記載するが、以下記載の項目は、対象商品によって異なる。
商品情報111は、例えば、対象の商品を一意に識別するための商品コード401と、店舗側で任意に定めた商品の区分を示す402と、対象商品名称を示す商品名403と、既製なのかカスタマイズなのかを示す404と、対象商品の椅子のカスタマイズ情報を保持する405から408と、当該商品がどのような嗜好の消費者に提示されるのかを示す推奨対応嗜好409からなる。
ただし、カスタマイズ情報はこれらに限らず、背もたれの形・素材、アームの形・素材、座面の形・素材、また、素材に刺繍や模様のようなカスタマイズを入れても良い。また、椅子の脚を含めた全体の素材でも良い。カスタマイズ対象は対象商品によって異なり、対象商品に合わせて任意に設定することができる。
カスタマイズや一から検討できる商品や部位や内容は、対象の商品によって異なる。家具であれば、椅子のほかにもテーブルやシェルフなど考えられる。衣服の場合は、Tシャツの色やベースの形、ワッペンのような飾りなど考えられる。こういったものが一から選んだりカスタマイズしたりの候補となる。
図4は、ユーザ情報112を示す。例えば、来店した消費者の情報を保有する。
ユーザ情報112は、ユーザである消費者がオンライン上の店舗或いは店頭に設置した操作用端末を操作した際にどの端末を操作したのか保持する端末識別番号501と、ユーザである消費者の会員ID502と、ユーザの年齢503と、ユーザの性別504と、ユーザである消費者が店舗システム側からおすすめの情報や店舗空間のおすすめを受け取るかを保持する505と、端末を操作した日付506と、端末を操作して環境情報が保持された際にユーザである消費者がどの商品に興味を持っていた或いは購入したのかという商品を示す507と、どんな環境をユーザである消費者が商品購入時に設定したのかを図2で保存した環境と結びつける環境No508と、ユーザである消費者が選択した或いはシステムが推察した嗜好を保持する509からなる。
ここで、嗜好509は、初回利用時にユーザがクイズ形式でシステムから出された問いに回答することで嗜好性を判断しても良い。また、趣味や好きな芸能人や好きな風景など任意の問いに回答させて、そこから嗜好性を判断しても良い。
カスタマイズした情報である店舗環境情報や商品情報、或いは店舗環境情報と商品情報と嗜好性の情報などを任意に組み合わせたり分析した結果抽出された情報は他人に見せたり、他の店舗に売ったり利用料を取ることも可能である。また、店舗環境情報や商品情報などを他の人に見せることを許可するかといった情報を図4に保持しても良い。許可した場合にその利用料を一律或いは有益度に応じて有料で利用するといったことも可能である。
図4の3行目と4行目は同一ユーザが別の日に別のアイテムを購入しようと訪れたレコードであり、レコードは日別、人別、環境保存時の商品名称507別、環境NO508別、などで保持することもできる。
また、一人の人が複数の商品や店について環境を作成する場合は、複数入力できる。似たTシャツ感であってもテイストが違うこともあるし、キッチン用品とトイレ用品といった場合は環境が異なる。
図5、図6は、仮想店舗環境のカスタマイズを実施した例を示す図である。
図5は、図2の店舗環境情報110と図4のユーザ情報112を用いて、書斎又は自室を標準に周辺の家具を配置した例を示す。
図4の例では、会員ID502が2001は自室の嗜好509を標準とし、環境NO508は001に保存されている。図4のユーザ情報112の環境NO508は、図2の店舗環境情報110の環境NO201と紐づく。このため、図2を見ると、環境NO201の001では、品ぞろえ204が標準であり、テーマカラー109は店舗カラーであることが分かる。
図6は、図2の店舗環境情報110と図4のユーザ情報112を用いて、書斎又は自室を少な目に周辺の家具を配置した例を示す。
図6の例では、会員ID502が2002は自室の嗜好509をシンプルとし、環境NO508は002に保存されている。図4のユーザ情報112の環境NO508は、図2の店舗環境情報110の環境NO201と紐づく。このため、図2を見ると、環境NO201の002では、品ぞろえ204が少な目であり、テーマカラー109は白であることが分かる。
仮想店舗環境の場合、スマートフォンやPCのブラウザだけで見られるようなものでも良いし、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを用いたVRやXRでも良い。
このように、実施例1の情報処理装置は、複数の仮想的な店舗の環境に関する店舗環境候補を含む店舗環境情報110と、複数のユーザの特性に関する情報を含むユーザ情報112とを記憶する記憶装置105と、店舗環境情報110の複数の店舗環境候補の中から、ユーザの特性に対応した店舗環境候補を選択して仮想的な店舗の環境をカスタマイズし、カスタマイズされた店舗の環境をユーザに提供する処理装置101を有する。ここで、仮想的な店舗の環境のカスタマイズは、店舗環境カスタマイズプログラム108により行われる。
図7、図8は、商品のカスタマイズを実施した例を示す図である。
図7は、図3の商品情報111と図4のユーザ情報112を用いて、商品を配置した例を示す。
図7は、会員ID502が2001(例えば、Aさん)のユーザが椅子を選択したときの商品イメージである。
図4の例では、会員ID502が2001の場合は、環境保存時の商品名称507は椅子10000001が保存されている。環境保存時の商品名称507の椅子10000001は、図3の商品情報111の商品コード401の10000001に対応しており、推奨対応嗜好409が標準やエレガントに対応することが分かる。よって、標準やエレガントを嗜好する消費者(例えば、Aさん)には、例えば、白地の椅子を提供する。
図8は、会員ID502が2002のユーザ(例えば、Bさん)が椅子を選択したときの商品イメージである。
図4の例では、会員ID502が2002の場合は、環境保存時の商品名称507は椅子10000002が保存されている。環境保存時の商品名称507の椅子10000002は、図3の商品情報111の商品コード401の10000002に対応しており、推奨対応嗜好409がシンプルやカントリー、標準に対応することが分かる。よって、シンプルやカントリー、標準を嗜好する消費者(例えば、Bさん)には、例えば、白・ブラウンの椅子を提供する。
このように、実施例1の情報処理装置は、記憶装置105は、複数の商品の候補に関する商品候補を含む商品情報111を記憶する。処理装置101は、複数の前記商品候補の中から、ユーザの特性に対応した商品候補を選択して仮想的な商品をカスタマイズし、カスタマイズされた商品をユーザに提供する。
ここで、仮想的な商品のカスタマイズは、店舗環境カスタマイズプログラム108により行われる。
図9は、実施例1の情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。
店頭、スマホ、PCといったユーザである消費者が操作する端末122からログインし(ステップ901)、計算機125で認証を行う(ステップ902)。
次に、過去に操作したときの店舗や売り場や選択対象商品のリストが表示される(ステップ903)。そして、店舗リスト・売場リスト・カスタマイズ商品リストを選択する(ステップ904)。
次に、ステップ904で選択した情報とその環境を読み出す(ステップ905)。具体的には、標準情報・前回作成情報推奨情報が読み出される。次に、読み出した情報を端末122に送信し、情報が端末122に表示される(ステップ906)。次に、ユーザは端末122から環境やアイテムなどのカスタマイズ操作を実施し、その情報が計算機125に送信される(ステップ907)。
また、商品を購入するに至った場合には、当該商品の発注行為も行われる(ステップ908)。送信された情報は一意に識別できるように番号付けされて、計算機125で記録される(ステップ909)。記録ID情報と発注結果は端末122に表示される(ステップ910)。
その後、アンケートが表示され(ステップ911)、アンケートにユーザが回答した場合その結果は計算機125に送られる(ステップ912)。そして、計算機125は、評価を蓄積する(ステップ913)。
ここで、操作したフィードバックを貰って個人特性に反映させても良いし、システム改善に反映させるなどしても良い。購買行動に繋がったのかに応じて、カスタマイズした店舗環境や商品の良否を判断しても良い。
情報記録・発注送信(ステップ908)では、カスタマイズ商品の発注は商品購入に至った場合のみであると考えられる。また、決済は任意の方法でクレジットカードやその他で実施すれば良い。決済の方法も嗜好判断に結び付けて活用しても良い。
ステップ905における推奨情報は、初回はシステム標準やシンプルといったものを選択しても良い。2回目以降は前回の好みを踏まえて推奨値を出す。
図10は、実施例2の情報処理システム200の構成の例を示す図である。
実施例2の情報処理システム200は、実店舗とインターネット上の店舗を連携させたシステムである。
情報処理システム200は、端末122と計算機125と実店舗127を有する。端末122と計算機125と実店舗127は、ネットワーク126を介して接続されている。
図10に示す実施例2の情報処理システム200が、図1に示す実施例1の情報処理システム100と異なる点は、新たに実店舗127がネットワーク126を介して接続されている点である。端末122と計算機125の内部構成は、図1に示す実施例1の情報処理システム100と同じなのでその説明は省略する。
ただし、実施例2では、店舗環境カスタマイズプログラム108は、仮想店舗環境のカスタマイズと実店舗環境のカスタマイズを行う。また、店舗環境情報110として、仮想店舗環境情報と実店舗環境情報を保有する。
実店舗127は、実店舗での情報を制御する制御装置130、記憶装置131、センサ132、出力装置133及び通信インターフェース(通信I/F)
134を有する。センサ132は、人を認識するカメラ等であり、同目的が実施できれば他の任意の装置等でも良い。また、以下の説明では、照明や空調や香りを変更した際の例として本構成を述べたが、触感などその他の状況や設定を取得できれば、そのような装置やデバイスを使用する構成であっても良い。
図11は、実店舗の環境に関する情報である店舗環境情報110の例を示す図である。このように、図11では、店舗環境情報110として、実店舗環境情報を保有する。
実店舗環境情報である店舗環境情報110は、データを一意に識別するためのデータNOを示す701と、複数店舗の場合に店舗を識別するための店舗の情報702と、コンセプト703と、売り場のエリア情報となる部屋の情報704と、購入時に設定した照明の情報705と、におい(香り)の情報706と、データを保存した日時の情報707を保有する。
実施例2では、例えば、ユーザ(Aさん)とユーザ(Bさん)とで実店舗環境を変更可能である。環境変更の例としては、照明や空調、においなどである。ここで、被制御対象装置は、出力装置133である。また、センサ132は、人を認識するためのカメラ等である。ただし、個人認証できれば、センサでなくてもよい。触感なども将来そういったデバイスができれば、候補に入れても良い。
また、前回ユーザ(Aさん)が来店した際の情報を保存しておいて読み出しても良いし、今回ユーザ(Aさん)とユーザ(Bさん)が同時に来店して個人が認証できるような装置と付随して操作履歴を保存しも良い。
実店舗の場合、店頭で店員が持っているタブレットなどと連動して、店員がおすすめ情報を提示しても良い。また、ユーザ特性にマッチングさせて表示内容を提案し、事前にユーザ情報や好きなものを登録してもらってその特性からレコメンドの選択肢を作成しても良い。
このように、記憶装置105は、店舗環境情報110として、複数の実店舗の環境に関する実店舗環境候補を含む実店舗環境情報を記憶する。実店舗環境情報は、例えば、図11に示す情報である。そして、処理装置101は、実店舗環境情報の複数の実店舗環境候補の中から、特定のユーザに対応した実店舗環境候補を選択して実店舗の環境をカスタマイズし、カスタマイズされた実店舗の環境をユーザに提供する。
図12は、実施例2の情報処理システムの動作を示すシーケンス図である。
ユーザが来店し端末122を操作しログインする(ステップ1901)。計算機125を通じて認証される(ステップ1902)。次に、過去に選択した情報やレコメンドしたい情報などが表示される(ステップ1903)。ユーザがどの情報や前回作成した推奨情報を読み出すかを決定し読み出し(ステップ1904)、計算機125上に記憶されていた情報が読みだされて店舗127で反映される(ステップ1905)。具体的には、標準情報・前回作成情報推奨情報が読み出される。
店舗127でユーザが環境や購入商品をカスタマイズした場合には、店舗操作情報となって記録され(ステップ1907)、操作端末122から購入や発注の情報が計算機125に送信される(ステップ1908)。そして、これらの操作情報や発注情報が記録された結果はユーザの操作端末122上に表示される(ステップ1909)。
その後、アンケートが表示される(1910)。そして、アンケート結果としてフィードバックを入力してもらう(ステップ1911)。この情報を計算機125に評価蓄積する(ステップ1912)。
図13は、仮想店舗と実店舗を両方備える場合の店舗の環境に関する情報である店舗環境情報110を示す図である。このように、図13では、店舗環境情報110として、仮想店舗環境情報と実店舗環境情報を保有する。
店舗環境情報110は、データを一意に識別するためのデータNOを示す801と、コンセプト802と、売場エリア(部屋)を示す803と、仮想店舗の場合の品ぞろえを示す情報804と、仮想店舗の場合に流す音楽の情報805と、仮想店舗の場合に店舗環境に指定した照明の色や明るさを示す情報806と、仮想店舗の場合に表示するインテリアとしての周辺の家具の表示数に関する情報807と、仮想店舗の場合のVRの動きの速さに関する情報808と、仮想店舗の場合のテーマカラー示す809と、実店舗の場合に流す音楽の情報810と、実店舗の場合の照明の設定(色や明るさ)に関する情報811と、実店舗の場合のにおい(香り)の情報812を含んでいる。
図13では、家具店で仮想店舗と実店舗を備えている例を示しているが、その他の業種業態や店舗形態であっても良い。また、実店舗の照明やにおいを記載しているが、その他実店舗或いは仮想店舗で提供可能な環境情報を備えても良い。
また、初回表示時にはアンケートその他の嗜好からおすすめ環境を表示しておき、その後はユーザが選択して変更した内容を表示し、順次カスタマイズしていくことも可能である。
また、実施例2の情報処理システムでは、ユーザがどのような商品をどのように購入したのか、どのようにカスタマイズして購入したのかを保持しているため、同じような商品を購入しているユーザの嗜好に合わせて環境を提示しても良い。
また、環境を選択後、売り場の商品を示す際にも同様に、環境の嗜好や、選択する商品の傾向、商品のカスタマイズの傾向が似ているユーザと同じ環境を推奨することも可能である。
ここで、図13に示す環境No.305とNo.306は、仮想店舗の環境設定と、実店舗の環境設定を対応づけている。つまり、仮想店舗の環境設定に基づいて、実店舗の環境設定を構築している。
このように、記憶装置105に、店舗環境情報110として、複数の実店舗の環境に関する実店舗環境候補を含む実店舗環境情報と、複数の仮想店舗の環境に関する仮想店舗環境候補を含む仮想店舗環境情報とを記憶しておく。実店舗環境情報と仮想店舗環境情報は、例えば、図13に示す情報である。
そして、処理装置101は、カスタマイズされた仮想的な店舗の環境を参照して、実店舗環境情報の複数の実店舗環境候補の中からユーザ情報のユーザの特性に対応した実店舗環境候補を選択して前記実店舗の環境をカスタマイズし、カスタマイズされた実店舗の環境をユーザに提供する。
次に、実施例を2つ示す。1例目は、初回登録時などに消費者が登録した趣味や嗜好に応じてシステム側で予め保有している推奨の環境を提示するものである。例えば、消費者毎に表示の文字や内容が変わる。提示された内容が好みでない場合は、システム側に消費者が変更した内容を保持する。
2例目は、初回登録時などに消費者が登録した趣味や嗜好に応じて、他の同様の嗜好性の消費者が好むような環境を提示するものである。或いは、同様の嗜好の消費者の中で一番多く好まれているものでも良い。また、AIが順次提案するでも良いし、AIが学習して提案していくでも良い。これらの実施例は、消費者の嗜好性と店舗環境のサンプルが蓄積されるまでは上記1例目、データが蓄積された後は上記2例目のようにしても良い。
このように、本発明では、ユーザ特性にあわせて、カスタマイズされた店舗レイアウトを提案する。
具体的には、個人の特性に関する情報を記憶する記憶装置と、複数の仮想的な店舗の環境に関する候補または商品の候補を管理する管理装置と、ユーザの前記個人の特性に関する情報に基づいて、仮想的な店舗の環境または商品をカスタマイズして、前記カスタマイズされた前記店舗の環境または前記カスタマイズされた商品を前記ユーザに提供する処理装置と、を備える情報処理システムである。
そして、店舗環境情報とユーザ情報とに基づいて、カスタマイズされた店舗環境を提供する。この際、商品情報とユーザ情報とに基づいて、カスタマイズされた商品を提供する。
また、店舗の分類、売り場の分類、商品の分類によって、同じユーザでも異なるコンセプトで提供する。具体的には、リビングは標準的が良いが、寝室はクールが良いというユーザ好みがある場合、同じユーザであっても、リビングに関する環境と、寝室に関する環境とで異なるコンセプトとで提供する。
また、クールや標準といった好みは適宜ユーザが変更でき、履歴を保持しつつAIが学習していくようにしても良い。これにより、レコメンドに活かすことができる。
また、店舗側が用意している店舗環境情報や商品情報の候補を、ユーザの特性にあわせてさらにカスタマイズされた候補を作成して登録しても良い。ユーザが自分でカスタマイズしても良いし、ユーザへのアンケートを基に店舗側でカスタマイズされても良い。この際、ユーザからのフィードバックを基に、AIでカスタマイズしても良い。
ユーザ情報のユーザの特性に関する情報の取得・更新の仕方に関しては、アンケートなどにより、ユーザの特性を判断しても良い。購買履歴やユーザからのフィードバックをもらって、その特性を判断・更新しても良い。
また、購買行動につながったか否かにより、カスタマイズされた環境または商品の良否を判断する。これにより、ユーザの好みにあわせて、例えば、シンプルな環境を提供したとしても、購買行動につながらない場合、その環境を見直す必要があるかもしれないと判断できる。
また、ユーザが個別にカスタマイズした店舗の環境またはカスタマイズされた商品を記録して、他のユーザを見せても良い。この際、事前に当該ユーザの了承が必要である。
また、収集したデータ(カスタマイズした嗜好性のデータ、パーソナルデータ、購買傾向など)に基づいて、商品レコメンドをはじめとしたマーケティングに活用することも可能である。
また、情報処理システムにおいては、消費者が情報を表示する店頭端末やスマートフォンやPCなどの情報端末、店舗環境をカスタマイズするプログラムなどが格納される計算機の其々と通信は、有線、無線を問わず一般的な公衆回路網、例えば多数同時接続及び超低遅延を可能とした第5世代移動通信ネットワーク(いわゆる5th Generation)を介して接続されことが好ましい。
上記実施例によれば、ユーザにとって快適な買い物体験を支援できるように、ユーザに合わせてカスタマイズされた店舗環境を実現することができる。
100 情報処理システム
101 処理装置
102 メモリ
103 入力装置
104 出力装置
105 記憶装置
106 通信インターフェース(通信I/F)
107 データ入出力プログラム
108 店舗環境カスタマイズプログラム
109 データ分析プログラム
110 店舗環境情報
111 商品情報
112 ユーザ情報
115 通信インターフェース(通信I/F)
116 処理装置
117 記憶装置
118 入力装置
119 出力装置
122 端末
125 計算機
126 ネットワーク
127 店舗
130 制御装置
131 記憶装置
132 センサ
133 出力装置
134 通信インターフェース(通信I/F)
200 情報処理システム

Claims (15)

  1. 複数の仮想的な店舗の環境に関する店舗環境候補を含む店舗環境情報と、複数のユーザの特性に関するユーザ特性情報を含むユーザ情報と、を記憶する記憶装置と、
    前記店舗環境情報の複数の前記店舗環境候補の中から、前記ユーザ特性情報に対応した前記店舗環境候補を選択して前記仮想的な店舗の環境を前記ユーザに提供する処理装置と、
    を有し、
    前記店舗環境情報は、前記店舗環境候補として、仮想的な商品を配置するための売り場の分類と、前記売り場の環境に関するコンセプトとに関連付けられた店舗環境候補を含み、
    前記ユーザ特性情報は、前記ユーザの前記売り場の分類に関する嗜好情報を含み、
    前記処理装置は、
    複数の前記店舗環境候補の中から、前記ユーザの前記嗜好情報に対応した前記店舗環境候補として、前記嗜好情報に対応した前記売り場の分類と前記コンセプトとに関連付けられた店舗環境候補を選択して前記仮想的な店舗の環境を提供することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶装置は、
    複数の前記仮想的な商品に関する商品候補を含む商品情報を更に記憶し、
    前記処理装置は、
    複数の前記商品候補の中から、前記ユーザ特性情報に対応した前記商品候補を選択して前記仮想的な商品を前記ユーザに提供することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理装置は、
    前記店舗環境情報又は前記商品情報の候補を、前記ユーザ特性情報に合わせて再選択し、
    前記記憶装置は、
    前記再選択された前記店舗環境情報又は前記商品情報の候補を記憶することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理装置は、
    前記ユーザの入力情報又は前記ユーザへのアンケートの結果に基づいて、前記再選択を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記処理装置は、
    前記提供された前記商品が前記ユーザの購買行動につながったか否かにより、前記店舗の環境又は前記商品の良否を判断することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶装置は、
    前記提供された前記店舗の環境又は前記提供された前記商品を記憶しておき、
    前記処理装置は、
    事前に前記ユーザの了承が得られた場合に、前記店舗の環境又は前記商品を他のユーザに提供することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶装置は、
    複数の実店舗の環境に関する実店舗環境候補を含む実店舗環境情報、を更に記憶し、
    前記処理装置は、
    前記仮想的な店舗の環境を参照して、前記実店舗環境情報の複数の前記実店舗環境候補の中から、前記ユーザ情報の前記ユーザ特性情報に対応した前記実店舗環境候補を選択して前記実店舗の環境を前記ユーザに提供することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 複数の実店舗の環境に関する実店舗環境候補を含む実店舗環境情報と、複数のユーザの特性に関するユーザ特性情報を含むユーザ情報と、を記憶する記憶装置と、
    前記実店舗環境情報の複数の前記実店舗環境候補の中から、前記ユーザ特性情報に対応した前記実店舗環境候補を選択して前記実店舗の環境を前記ユーザに提供する処理装置と、
    を有し、
    前記実店舗環境情報は、前記実店舗環境候補として、商品を配置するための売り場の分類と、前記売り場の環境に関するコンセプトとに関連付けられた実店舗環境候補を含み、
    前記ユーザ特性情報は、前記ユーザの前記売り場の分類に関する嗜好情報を含み、
    前記処理装置は、
    複数の前記実店舗環境候補の中から、前記ユーザの前記嗜好情報に対応した前記実店舗環境候補として、前記嗜好情報に対応した前記売り場の分類と前記コンセプトとに関連付けられた実店舗環境候補を選択して前記実店舗の環境を提供することを特徴とする情報処理装置。
  9. 前記処理装置は、
    異なる前記ユーザに対して、異なる前記実店舗環境候補を選択して異なる前記実店舗の環境を提供することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記ユーザは、
    前記実店舗に設置されたセンサを用いて特定されることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置と端末とがネットワークを介して接続された情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    複数の仮想的な店舗の環境に関する店舗環境候補を含む店舗環境情報と、複数のユーザの特性に関するユーザ特性情報を含むユーザ情報と、を記憶する記憶装置と、
    前記店舗環境情報の複数の前記店舗環境候補の中から、前記ユーザ特性情報に対応した前記店舗環境候補を選択して前記仮想的な店舗の環境を前記ユーザに提供する処理装置と、
    を有し、
    前記店舗環境情報は、前記店舗環境候補として、仮想的な商品を配置するための売り場の分類と、前記売り場の環境に関するコンセプトとに関連付けられた店舗環境候補を含み、
    前記ユーザ特性情報は、前記ユーザの前記売り場の分類に関する嗜好情報を含み、
    前記処理装置は、
    複数の前記店舗環境候補の中から、前記ユーザの前記嗜好情報に対応した前記店舗環境候補として、前記嗜好情報に対応した前記売り場の分類と前記コンセプトとに関連付けられた店舗環境候補を選択して前記仮想的な店舗の環境を提供し、
    前記端末は、
    前記仮想的な店舗の環境を前記ユーザに表示することを特徴とする情報処理システム。
  12. 前記記憶装置は、
    複数の前記仮想的な商品に関する商品候補を含む商品情報を更に記憶し、
    前記処理装置は、
    複数の前記商品候補の中から、前記ユーザ特性情報に対応した前記商品候補を選択して前記仮想的な商品を前記ユーザに提供し、
    前記端末は、
    前記仮想的な商品を前記ユーザに表示することを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 実店舗が前記ネットワークに更に接続され、
    前記記憶装置は、複数の前記実店舗の環境に関する実店舗環境候補を含む実店舗環境情報を記憶し、
    前記処理装置は、
    前記実店舗環境情報の複数の前記実店舗環境候補の中から、
    特定のユーザに対応した前記実店舗環境候補を選択して前記実店舗の環境を前記ユーザに提供することを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
  14. 前記ユーザは、
    前記実店舗に設置されたセンサを用いて特定されることを特徴とする請求項13に記載の情報処理システム。
  15. 前記ネットワークは、
    第5世代移動通信ネットワークにより構成されることを特徴とする請求項11に記載の情報処理システム。
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