JP4728110B2 - 建築材設計支援システム、建築材及びプログラム - Google Patents

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本発明は、建物の外壁部や屋根部に施工される外壁板や屋根材等の建築材のデザインを設計支援する建築材設計支援システム、建築材及びプログラムに関し、特に、施工後の外観が全体としてランダムな色配列に見える建築材の仕上がりをシミュレーションしながら個人的な好みに合わせた色配列を選択・指定できるとともに、システムの負担を軽減した建築材を設計支援する建築材設計支援システム、そのシステムによって設計され製造された建築材及びそのシステムに係るプログラムに関する。
従来、建物外観をシミュレートする家屋コーディネート支援システムとして、いくつかの建物外観パターンと、その外壁部や屋根部に施工される外壁板や屋根材等の建築材の外観パターンを用意しておき、モニタ画面上に表示した所定の建物外観パターンに対して、選択したいくつかの建築材の外観パターンを貼り付けていくことにより、建物の外壁部や屋根部の施工が行われた状態、すなわち、建物外観をシミュレートするものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
そこで貼り付けていく外壁板や屋根材等の建築材の外観パターンは、既存商品群の中から選択された個々の商品の平面画像データであり、それらを拡大、縮小、回転などの画像処理を施して、所定の建物外観パターンに貼り付けるようになっている。具体的に個々の建築材の外観パターンとしては、例えば、凸部と目地部の区割り状態が示された表面柄と、凸部の質感を表現するテクスチャと、そのカラー情報等が統合された1つの平面画像データが使用される。ここでの貼り付けに使用される平面画像データは、固定データである。
また、外壁板や屋根材などの建築材自体のデザインを設計支援する建築材設計支援システムとして、同じくモニタを使用して、画面上において、使用される建築材の外観パターンを設計するものがある(例えば、特許文献3参照)。そこでは、表面柄と前記テクスチャとを統合した概念をテクスチャとして取り扱い、そのカラー情報を変化させるようにしているので、所定の表面柄に対して、テクスチャが同じ場合でも、異なった様相の外観パターンを設計することができる。すなわち、ここでの貼り付けに使用される平面画像データは、所定のカラー情報が付加された変動データである。
特許第3002666号公報 特許第3002670号公報 特許第3023352号公報
例えば、積み上げたレンガブロックを見立てた模様を有する従来の建築材は、建築材ごとの色配列が同じであるために、施工後の外観に模様の繰返しが見えてしまい単調なものであった。そこで、自然な風合いを醸しだすために、各建築材の色配列を建築材ごとに異ならせるとともに、配列される個々の色はユーザが容易に選択して指定できるようにすることが望まれる。また、将来における外壁板の補修などの際、同じ色配列の外壁板に交換できればユーザの利便性やリピート需要が喚起される。このためにはデータを保存しておく必要があるが、建築材ごとに異なる色配列にするとすべての建築材の画像データをそのままの形式で保存しておかざるを得ず、保存すべきデータ量が膨大なものとなってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑み、施工後の外観が全体としてランダムな色配列に見える建築材の仕上がりをシミュレーションしながら個人的な好みに合わせた色配列を選択・指定できるとともに、システムの負担を軽減した建築材を設計支援する建築材設計支援システム、そのシステムによって設計され製造された建築材及びそのシステムに係るプログラムを提供することを目的とする。
本発明の建築材設計支援システムは、島状の凸部とそれらの間の目地部とからなる、表面柄を有する建築材の表面柄を設計支援する建築材設計支援システムであって、建築材の前記凸部の数に相当する数の連続した番号が循環しているとして順不同に予め各凸部に前記連続した番号を付与する番号付与手段と、建築材ごとの特定の前記番号から開始して前記番号付与手段によって各凸部に付与されている前記番号の順に各凸部に所定の色パターンに従う色を割り当てる画像合成手段と、前記画像合成手段によって各凸部に割り当てられた色の表面柄を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
ユーザが設定する、色の組合せと各色の配分割合とから前記色パターンを作成する色パターン作成手段をさらに備えることで、ユーザの好みに合った色及びその配分割合の建築材を簡単に設計及びシミュレーションすることができる。
また、本発明の複数の建築材は、島状の凸部とそれらの間の目地部とからなり、その凸部の数に相当する数の連続した番号が循環しているとして順不同に各凸部に前記連続した番号が付与されているとして、建築材ごとに特定の前記番号から開始して各凸部に付与されている前記番号の順に各凸部に所定の色パターンに従う色が割り当てられている表面柄を有することを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、島状の凸部とそれらの間の目地部とからなる、表面柄を有する建築材の表面柄を設計支援する建築材設計支援システムであって、建築材の前記凸部の数に相当する数の連続した番号が循環しているとして順不同に予め各凸部に前記連続した番号を付与する番号付与手段と、建築材ごとの特定の前記番号から開始して前記番号付与手段によって各凸部に付与されている前記番号の順に各凸部に所定の色パターンに従う色を割り当てる画像合成手段と、前記画像合成手段によって各凸部に割り当てられた色の表面柄を表示する表示手段とを備える建築材設計支援システムとして機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、建築材の表面柄は、施工後の外観が全体としてランダムな色の配列に見えるとともに、保存データを格段に低減することができる。また、ランダムに画像データを発生させないことから、データ通信を含むデータ処理量を低減することができ、クライアント側の装置負荷を軽減してクライアントに対し販促等に活用することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムで設計された外壁板外観の表示例を示す図である。図1(a)は、長尺外壁板#1〜#9を左右方向に3列、上下方向に3列施工した状態を表示しており、外壁部の想定施工外観が検討できるようにしている。これにより隣の外壁板にまたがった柄のつながり具合を見ることができる。図1(b)は、その内の1つの外壁板(ここでは外壁板♯5)の詳細を説明するものである。
外壁板単位の表面柄ユニットCUは、積み上げたレンガブロックを見立てた模様である、島状の凸部とそれらの間の目地部とからなる表面柄を有し、その凸部には、♯a1〜♯a54の番号を振る。当該外壁板#5の左右に隣接する外壁板#4、#6にまたがる他の半分の面積の凸部は、左右一対とみて1つの番号を割り当てる。ここでは、♯a1〜♯a10、♯a51〜♯a54について表示している。
図2は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いる外壁板の凸部に振る番号とその使い方を説明する図である。図2(a)に示すにように、外壁板の凸部に振る番号は、順不同にすればよいが、好ましくは以下に示すように作成する。これを複数の外壁板に共通に使う。
(1).前後の番号同士は、離れた位置に配置する。図2(a)の例では、1番と2番、2番と3番、…、53番と54番、54番と1番は、それぞれ縦から見ても横から見ても(行列上)で空間的に離す。
(2).番号は循環的に使用するため、上述したように54番と1番についても空間的に離れた位置に配置する。
さらに、以下の条件を備えることがより好ましい。
(3).任意の区間で番号を区切って見た場合でも、番号が適度に分散するように配置する。例えば、1番から6番に着目した場合、それら番号だけでも外壁板上で均等に分散するように配置することが好ましい。
(4).空間的に隣接する凸部同士も番号が離れていることが好ましい。例えば、斜め上下に近い番号同士があると、同じ色が連続して配置される可能性が増えるので少し離す。
上記のように割り振られた外壁板の凸部の番号情報を、外壁板の原板として予め作成しておく。保管に際しては適当なコード名を付け、後述するようにユーザ使用時に呼び出して使用する。なお、同様の観点に従って、前記外壁板の原板を予め複数用意しておき、選択使用することももちろん可能である。また、上述したアルゴリズムに従ってコンピュータにより候補群を作成し、人がそれを評価して決定するようにしてもよい。
図2(b)は、この番号の使い方を説明する図である。ある表面柄パターンのうち、凸部の色パターンC1が60%(例えば35個)、色パターンC2が30%(12個)、色パターンC3が10%(7個)指定された場合、ある外壁板では開始番号として1番が指定されて、図2(b)のスタート<1>に示すように、まず色パターンC1の35個を1番〜35番に、つぎに色パターンC2の12個を36番〜47番に、色パターンC3の7個を48番〜54番に配置する。別の1つの外壁板では開始番号に7番が指定されて、図2(b)のスタート<2>に示すように、色パターンC1の35個を7番〜41番に、色パターンC2の12個を42番〜53番に、色パターンC3の7個を54番〜6番に配置する。番号が順不同に各凸部に割り振られているために、図2(b)に示すように、開始番号を指定するだけで、各色パターンが番号順に各凸部に配置され、それが規則性を有しているにも拘わらず一見するとランダムなように配置される。また、開始番号を変更するだけで、同様にランダムに見えて異なる色配置の表面柄を設計することができる。
図3は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムで設計した外壁板の部分デザインを説明する図である。この場合は、レンガブロックを6段に積み上げた表面柄となっていて、凸部に対応するレンガブロックは、54個ある(半ブロックは2つで1つと数える)。上述のように、レンガブロックの表面柄パターンのうち色パターンC1が60%、色パターンC2が30%、色パターンC3が10%と指定された場合、図2(b)に示すような番号の適当な開始番号から、まず対応するパーセント(割合)60%の例えば35個だけ図3(a)に示す色パターンC1が配置される。この図3(a)からも明らかなように表面柄パターンの一部(色パターンAの60%)であっても自然に配置されていることがわかる。この状態をこのまま保ってユーザに提示することも可能である。同様に、図3(b)に示すように色パターンC2が30%の12個配置され、図3(c)に示すように色パターンC3が10%の7個配置される。いずれも番号順に配置されるが、図3(a)〜図3(c)からも明らかなように、表面柄パターンの一部だけであっても自然に配置されていることがわかる。この状態を各段階で保ってユーザに提示することも可能である。これらの色配列を有する表面柄を重ね合わせて、仕上がりの外壁板として表示装置に表示する。このように、ユーザは、色の配分割合を指定し、指定した配分割合の各色を指定することで、その配分割合でそれぞれの色が適当に分散して、その表面柄の色配列が外壁板ごとに異なる外壁板の仕上がり状態を表示装置にシミュレートすることができる。
図4は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いる表面柄パターンの例を示す図である。窯業系(セメント系)外壁板の場合、例えば型板の数の表面柄パターン(A1,A2,A3)が使用される。これらの表面柄パターンを、凸部の区割り画像データ(目地部の幅と位置に関する情報)として記憶しておく。
外壁板をシミュレートする場合に、ユーザは記憶されている複数の表面柄パターンの中から1つの表面柄パターンを選択して使用する。
図5は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いるテクスチャパターンの例を示す図である。テクスチャパターンは、下地外観と、そこに散在する粒感発現体(その大きさ、形状と、位置情報)の2つの属性情報とからなる画像データ(B1,B2,B3,B4,B5,B6)である。
外壁板をシミュレートする場合には、記憶されている同系統の複数種類のテクスチャパターンからなるテクスチャパターン群の中の1つをユーザが選択して、そのテクスチャパターン群の中のテクスチャパターンを凸部に割り付ける。
図6は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いる色パターンの例を示す図である。色パターンは、用意するシーリング剤についての色数(C1,C2,C3,C4,C5,C6)の色パターンとなる。
外壁板をシミュレートする場合には、記憶されている複数の色パターンの中から2〜4など適当な数の色パターンを選択すると共に、その配分割合を指定する。
図7は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムの構成を示す図である。本実施例は、クライアント側に設置されるクライアント装置10として実現される。クライアント装置10は、データファイル作成手段11、データファイル管理手段12、表面柄パターンデータファイル13、テクスチャパターンデータファイル14、色パターンデータファイル15、組合せ参考パターンデータファイル16、キーボード17、マウス18、カラー調整手段19、画像合成手段20、システム調整手段21、発注管理通信手段22、及びディスプレー40を備える。
テクスチャパターンデータファイル14は、同系統の複数種類のテクスチャパターンからなるテクスチャパターン群をいくつか記憶する。ここで、同系統とは、類似の系統を含むものである。
柄見本をデジタルカメラ30で撮影した画像を取り込んだりして、データファイル作成手段11は、表面柄パターンデータファイル13、テクスチャパターンデータファイル14、色パターンデータファイル15用の各パターンデータを作成し、データファイル管理手段12がそれぞれのパターンデータをそれぞれのパターンデータファイルである表面柄パターンデータファイル13、テクスチャパターンデータファイル14、色パターンデータファイル15に記憶する。色パターンデータに関しては、カラー調整手段19によって取り込んだ色パターンの色相及び彩度を調整して記憶できるようになっている。なお、組合せに必要な基本ファイルの他に、組合せ見本となる組合せ参考パターンデータファイル16も備えており、ユーザによる設計に対して、便(アドバイス、ヒント)を与えるようにしている。外壁板の柄デザインの設計の過程においては、画像合成手段20がユーザの選択と指定に従って各パターンデータファイルである表面柄パターンデータファイル13、テクスチャパターンデータファイル14、色パターンデータファイル15から各パターンデータを読み出して画像合成する。画像合成手段20は、色パターンデータファイル15の選択された色パターンの中から上述した配置方法で色パターンを読み出して、各凸部に割り当てる。
デザイン設計が完成すると、システム全体を調整しているシステム調整手段21を介してそのデザインを発注管理通信手段22がインターネットを介して建材メーカのサーバ装置などに送信する。
図8は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムを用いるサーバ・クライアント運用システムの構成を示す図である。工務店などに設置されるクライアント装置10から建材メーカに設置されたサーバ装置52に、ユーザが自ら設計したデザインについての試作画像情報を送信すると、受注管理システム51は、その通信がそのデザインの外壁板の発注であれば直接に工場の製造管理システム61に、又は試作依頼であれば試作管理システム62にそのデザインを送る。製造管理システム61は受信したデザインの外壁板を製造管理する。試作管理システム62は受信したデザインの外壁板を試作し、試作品配送システム63がその試作品のデジタル写真データを、ユーザに送信する。なお、試作見本の実物を、ユーザの手元に届けるようにすることも可能である。このようなシステムにより試作依頼された又は製造依頼されたデザインをクライアントから入手できるので、発注にあたっての意思決定に確実性を与える。
外壁板を試作又は受注したユーザのユーザ情報は、すべての外壁板に共通の原板コード、表面柄パターン種別、テクスチャパターン種別、色パターン種別及びその配分と、各外壁板ごとの開始番号、という非常にシンプルな情報となる。従来例のように凸部の色パターンをランダムに発生させたものでは、将来の修理交換のための一部の外壁板の再現性を考慮するとランダム発生したすべての色パターンをそのまま保存しておかなければならない。これでは、画像データ自体が膨大なデータ量であることに加え、多数のユーザ毎にそのデータを長期間(20年程度)保存しておくのは大変な負担である。本実施例では、規則性は有するものの一見するとランダムに配置されように見えながら、実際に保存すべきユーザデータは色パターンの配列データではなく、少ないテキストデータで済む。したがって、将来の補修時などのリピートに応えることができ、ユーザ満足度を向上させることができる。また、販売店にとっては将来いつでも外壁板の修理交換が可能であることをユーザにアピールでき、売上増大が期待できる。
また、上記保存データが格段に低減する効果に加え、ランダム発生させた色パターン配列データを用いないため処理量が格段に少ない。このことは、クライアント装置の負荷軽減につながるため、例えばクライアントが自宅パソコンである場合など、インターネットを介して自宅において容易にシミュレーションが可能になるなどの効果がある。
図9は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける作業メニュー選択画面の例を示す図である。この作業メニュー選択画面は、表面柄パターンを選択する作業に進むための表面柄ボタン71、テクスチャパターン群を選択する作業に進むためのテクスチャパターンボタン72、色パターンを選択する作業に進むための色ボタン73、及び完成デザインを建材メーカのサーバ装置52に送信する作業に進むための通信画面へボタン74を備える。
図10は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける表面柄パターン選択画面の例を示す図である。この表面柄パターン選択画面は、パターン表示ウインドウPD、サンプル選択ボタン81、スクロールバー82、表示ボタン84、決定ボタン85、作業選択画面へ戻るボタン86、及びスクロールバー87を備える。スクロールバー82でサンプル選択ボタン81をスクロールしてサンプル選択ボタン81を選択して、表示ボタン84をクリックすると、パターン表示ウインドウPDに、例えば外壁板の表面柄パターンA1が表示される。この表示はスクロールバー87でスクロールすることができる。目地部は例えばグレーの仮色表示をしておく。この表面柄パターンでよければ、決定ボタン85をクリックして確定して、作業選択画面へ戻るボタン86をクリックして、作業選択画面に戻る。
図11は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおけるテクスチャパターン群選択画面の例を示す図である。このテクスチャパターン群選択画面は、パターン表示ウインドウPD、テクスチャパターン群選択ボタン91、スクロールバー92、表示ボタン96、決定ボタン97、作業選択画面へ戻るボタン98、及びスクロールバー99を備える。スクロールバー92でテクスチャパターン群選択ボタン91をスクロールしてテクスチャパターン群選択ボタン91を選択して、表示ボタン96をクリックすると、パターン表示ウインドウPDに、例えば表面柄パターンA1の凸部に所定のテクスチャパターンデータB1を割り当てた合成画像が表示される。この表示はスクロールバー99でスクロールすることができる。この表面柄パターンA1及びテクスチャパターンB1でよければ、決定ボタン97をクリックして確定して、作業選択画面へ戻るボタン98をクリックして、作業選択画面に戻る。
図12は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける色パターン選択画面の例を示す図である。この色パターン選択画面は、パターン表示ウインドウPD、色パターン選択ウインドウ101、希望試作番号入力欄102、表示ボタン103、決定ボタン104、表面柄選択画面へ戻るボタン105、作業選択画面へ戻るボタン106、及びスクロールバー107を備える。色パターン選択ウインドウ101で、各色パターン及びその使用率(%)を入力し、希望試作番号を入力して、表示ボタン96をクリックすると、パターン表示ウインドウPDに、例えば表面柄パターンA1に凸部テクスチャパターンB1及び色パターンC1を40%、色パターンC3を50%、色パターンC6は結果として10%を選択した合成画像が表示される。この表面柄パターンA1、凸部テクスチャパターンB1及び目地色パターンC1、C3、C6でよければ、決定ボタン104をクリックして確定して、表面柄選択画面へ戻るボタン105をクリックして次のデザインに進むか、又は作業選択画面へ戻るボタン98をクリックして、作業選択画面に戻る。
図13は、本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける通信連絡画面の例を示す図である。この通信連絡画面は、試作サンプル画像表示ウインドウSD、希望試作番号表示欄111、スクロールバー112、試作依頼ボタン113、発注ボタン114、通信連絡ボタン115、及び終了ボタン116を備える。スクロールバー112で希望試作番号をスクロールして希望試作番号を選択し、試作サンプル画像表示ウインドウSDでサンプルを確認して、試作依頼ボタン113をクリックして試作を依頼するか、又は発注ボタン114をクリックして発注する。実際には通信連絡ボタン115をクリックして通信を開始する、作業が終われば終了ボタン116をクリックしてプログラムを終了する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。各凸部に連続番号を順不同に配列したものであればどのようなものであってもよく、外壁板の凸部の個数に応じて各種用意されることは言うまでもない。また、規則性を有する番号は、連続的番号であり、かつ循環的に使用される番号であることが好ましいが、開始番号から逆方向(番号が小さくなる順)など応用は可能である。
本発明の建築材設計支援システムは、コンピュータを本建築材設計支援システムとして機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されていてもよい。
このプログラムを記録した記録媒体は、図8に示されるクライアント装置10のROMそのものであってもよいし、また、外部記憶装置としてCD−ROMドライブ等のプログラム読取装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD−ROM等であってもよい。
また、上記記録媒体は、磁気テープ、カセットテープ、フレキシブルディスク、ハードディスク、MO/MD/DVD等、又は半導体メモリであってもよい。
本発明の一実施例による建築材設計支援システムで設計された外壁板外観の表示例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いる外壁板の凸部に振る番号とその使い方を説明する図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムで設計した外壁板の部分デザインを説明する図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いる表面柄パターンの例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いるテクスチャパターンの例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムで用いる色パターンの例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムの構成を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムを用いるサーバ・クライアント運用システムの構成を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける作業メニュー選択画面の例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける表面柄パターン選択画面の例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおけるテクスチャパターン群選択画面の例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける色パターン選択画面の例を示す図である。 本発明の一実施例による建築材設計支援システムにおける通信連絡画面の例を示す図である。
符号の説明
10 クライアント装置
11 データファイル作成手段
12 データファイル管理手段
13 表面柄パターンデータファイル
14 テクスチャパターンデータファイル
15 色パターンデータファイル
16 組合せ参考パターンデータファイル
17 キーボード
18 マウス
19 カラー調整手段
20 画像合成手段
21 システム調整手段
22 発注管理通信手段
30 デジタルカメラ
40 ディスプレー
51 受注管理システム
52 サーバ装置
61 製造管理システム
62 試作管理システム
63 試作品配送システム
71 表面柄ボタン
72 テクスチャパターンボタン
73 色ボタン
74 通信画面へボタン
81 サンプル選択ボタン
82 スクロールバー
84 表示ボタン
85 決定ボタン
86 作業選択画面へ戻るボタン
87 スクロールバー
91 テクスチャパターン群選択ボタン
92 スクロールバー
96 表示ボタン
97 決定ボタン
98 作業選択画面へ戻るボタン
99 スクロールバー
101 色パターン選択ウインドウ
102 希望試作番号入力欄
103 表示ボタン
104 決定ボタン
105 表面柄選択画面へ戻るボタン
106 作業選択画面へ戻るボタン
107 スクロールバー
111 希望試作番号表示欄
112 スクロールバー
113 試作依頼ボタン
114 発注ボタン
115 通信連絡ボタン
116 終了ボタン
CU 表面柄ユニット
PD パターン表示ウインドウ
SD 試作サンプル画像表示ウインドウ
♯1〜♯9 外壁板
♯a1〜♯a54 凸部

Claims (4)

  1. 島状の凸部とそれらの間の目地部とからなる、表面柄を有する建築材の表面柄を設計支援する建築材設計支援システムであって、
    建築材の前記凸部の数に相当する数の連続した番号が循環しているとして順不同に予め各凸部に前記連続した番号を付与する番号付与手段と、
    建築材ごとの特定の前記番号から開始して前記番号付与手段によって各凸部に付与されている前記番号の順に各凸部に所定の色パターンに従う色を割り当てる画像合成手段と、
    前記画像合成手段によって各凸部に割り当てられた色の表面柄を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする建築材設計支援システム。
  2. ユーザが設定する、色の組合せと各色の配分割合とから前記色パターンを作成する色パターン作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の建築材設計支援システム。
  3. 島状の凸部とそれらの間の目地部とからなり、その凸部の数に相当する数の連続した番号が循環しているとして順不同に各凸部に前記連続した番号が付与されているとして、建築材ごとに特定の前記番号から開始して各凸部に付与されている前記番号の順に各凸部に所定の色パターンに従う色が割り当てられている表面柄を有することを特徴とする複数の建築材。
  4. コンピュータを、
    島状の凸部とそれらの間の目地部とからなる、表面柄を有する建築材の表面柄を設計支援する建築材設計支援システムであって、建築材の前記凸部の数に相当する数の連続した番号が循環しているとして順不同に予め各凸部に前記連続した番号を付与する番号付与手段と、建築材ごとの特定の前記番号から開始して前記番号付与手段によって各凸部に付与されている前記番号の順に各凸部に所定の色パターンに従う色を割り当てる画像合成手段と、前記画像合成手段によって各凸部に割り当てられた色の表面柄を表示する表示手段とを備える建築材設計支援システム
    として機能させるためのプログラム。
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