JP3023352B1 - 建築材設計支援システム及び記録媒体 - Google Patents

建築材設計支援システム及び記録媒体

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JP3023352B1 JP10301117A JP30111798A JP3023352B1 JP 3023352 B1 JP3023352 B1 JP 3023352B1 JP 10301117 A JP10301117 A JP 10301117A JP 30111798 A JP30111798 A JP 30111798A JP 3023352 B1 JP3023352 B1 JP 3023352B1
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Abstract

【要約】 【課題】 建築材の意匠デザインを個々の印刷物の特性
に依存しない最適データに変換してデータベース化する
ことで、デザイン設計に役立つ有用情報を簡単に取得す
ることを可能となす建築材設計支援システムを提供する
こと。 【解決手段】 建築材が印刷されているカタログ等の画
像データをカラースキャナー1によって取り込んで、建
材画像ファイル5に蓄積する。その画像データに関連す
る各種書誌データはキーボード6から入力して、建材フ
ァイル管理手段3によって管理される建材ファイル作成
手段7によって処理して、A、B、C社建材ファイル
8、9、10等に蓄積する。キーボード6又はマウス1
4等によって、減法混色の原色(C、M、Y、K)毎の
強度を独立に修正する。これにより、建築材の意匠デザ
インを絵の具の感覚で色修正することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築材の意匠デザ
インを最適データに変換してデータベース化すると共
に、そのデータベースを使って、デザイン設計に役立つ
有用情報を簡単に取得することを可能となす建築材設計
支援システム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外壁材や屋根材等建築材のデザイ
ン設計を行う場合、競合会社その他が現在市販している
商品や既に廃柄となった多くの商品のデザイン内容を調
べておく必要がある。そのためには、対象となる現物を
実際に手に取って観察してみるのが最良ではあるが、現
物は入手しにくい場合が多いことから、そのような場合
には、既に施行された建築物を写真撮影して観察するよ
うなことも必要となる。しかしながら、施工建築物の場
合、周辺建物環境や観察方向や観察時間などによって照
明条件が異なり、更に建築物自体の経年変化も加わって
くるので、各社製品を正しく比較評価することは困難で
ある。また、施行されずに廃柄となった商品などについ
ては、そのような写真評価を行うことすら不可能であ
る。
【0003】これに対し、各社から発行されている商品
カタログは、製品の現物写真が印刷物として載せられて
おり、印刷物であるので保存性も良く、現在及び過去の
デザイン状況を把握するという面では好都合である。し
かしながら、印刷物であるという特殊性をよく理解して
おかないと、誤った評価をしてしまう危険性がある。具
体的には、各社が発行している商品カタログをデザイン
設計に利用するにあたっては、次のような点に留意すべ
きである。
【0004】(1).色評価の面では、印刷で使用されてい
るインキの色を評価することになるということ。すなわ
ち、実際には、建築材には塗料が使用されているにもか
かわらず、写真印刷物であるカタログを観察するという
ことは、インキの色を評価することとなって、着色材料
自体が違うことからくる反射特性の相違があることは否
定できない。 (2).各社の商品カタログ作成に使用されたインキの種類
(混合物である)と、各社の建築材に使用されている塗
料の種類(混合物である)とは当然に異なっているとい
うこと。すなわち、着色材料の内容の違いからくる反射
特性の相違があることも否定できない。
【0005】(3).商品カタログは印刷物であって、そこ
から得られる画像情報は、あくまでも略平坦な紙面(光
沢を呈する場合もある)からの反射情報であって、凹凸
表面を有する実際の建築材とは、明らかに反射特性の相
違があるということも否定できない。 (4).商品カタログに掲載された建築材は、所定寸法に縮
尺された状態で印刷されているということも忘れてはな
らない。すなわち、そのままの状態では、縮尺された状
態でのデザイン評価を行うことになってしまうというこ
とである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、印刷物
である商品カタログから有用な画像情報を取得しようと
する場合には、上記したようないくつかの点に留意し
て、実際の姿との違いをよく認識しておくことが、正し
いデザイン評価には必要となる。しかしながら、多くの
デザイナーにとって、かかる認識は、熟練によってしか
得られていないのが現状である。
【0007】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、カタログ等から取得した現在及び過去におけ
る膨大な建築材の意匠デザインを個々の印刷物の特性に
依存せずに建築材を表現する最適データに変換してデー
タベース化すると共に、そのデータベースを使って、デ
ザイン設計に役立つ有用情報を簡単に取得することを可
能となす建築材設計支援システムを提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の建築材設計支援
システムは、建築材画像のテクスチャデータ及びカラー
データを蓄積する建材画像ファイル手段と、該建材画像
ファイル手段に蓄積されている建築材画像を表示する表
示手段と、表示される建築材画像の減法混色の原色毎の
強度を独立に操作者の操作に応じて変化させる色修正手
段と、該色修正手段によって変化させられたカラーデー
タによって前記建材画像ファイル手段に蓄積されている
カラーデータを更新する更新手段と、を備えるものであ
る。また、前記原色の1つが黒色であることで、暗い色
も忠実に表現することができる。
【0009】さらに、前記建築材画像の一部を拡大する
手段を備えることで、細かな領域選択を容易に行うこと
ができると共に、テクスチャを忠実に観察することがで
きる。また、前記色修正手段は、特定の表示領域を選択
して、その選択した表示領域毎の原色の強度を独立に変
化させるものであることで、複数の領域のそれぞれに適
応した忠実な表現をすることができる。また、本発明
は、コンピュータを上記建築材設計支援システムとして
機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら本発
明の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1は
本発明の一実施の形態による建築材設計支援システムの
システム構成を示す図である。動作の詳細はフロー図を
参照して後述する。建築材が印刷されているカタログ等
の画像データをカラースキャナー1によって取り込んで
画像処理コンピュータ2に入力し、建材ファイル管理手
段3によって管理される建材画像ファイル作成手段4に
よって処理して建材画像ファイル5に蓄積する。その画
像データに関連する各種書誌データはキーボード6から
入力して、建材ファイル管理手段3によって管理される
建材ファイル作成手段7によって処理して、A社建材フ
ァイル8、B社建材ファイル9又はC社建材ファイル1
0等に蓄積する。
【0011】この画像処理コンピュータ2には、3D−
CADセット11及び作業メモリ12が組み込まれてお
り、画像データを表示するディスプレイ13、必要なデ
ータを入力するキーボード6及びディスプレイ13のカ
ーソルを操作するマウス14が接続され、3D−CAD
セット11には3D−CADデータファイル15が接続
されている。キーボード6又はマウス14等によって、
後述する減法混色の原色毎の強度を独立に修正すること
ができる。
【0012】本実施の形態では、各社別に建材の「商品
データベース」を作成し、RDBMS(リレーショナル
データベース管理システム)ソフトで大枠を管理するも
のとする。なお、データベース(DB)の機能は、デー
タの蓄積と、蓄積されたデータをいかにスピーディに取
り出して加工するかにつきる。そこでは、データが一定
の規則に従って整然とした形で保存されている。
【0013】また、RDBでは、ファイルをデータ項目
の2次元配列と考え、これをテーブル(表形式のデータ
の保管場所のことである)とし、その列のデータ項目を
フィールド、行のデータ項目をレコードとしている。ま
た、RDBソフトによれば、複数のデータを、互いに関
係付けながら保管して、活用することができる。具体的
には、複数のテーブルに保管したデータを関連付ける機
能をリレーションシップと言い、異なるテーブルにある
共通フィールドを介してリレーションシップを設定する
ことにより、レコード同士がいろいろな形で結び付けら
れるようになる。
【0014】また、RDBの特徴としては、射影、選
択、結合の3つの機能がある。射影では、DBファイル
を検索して得たレコードから必要な列を抽出し、新たな
テーブルを作る。選択では、DBファイルを検索して得
たレコードから必要な行を抽出し、新たなテーブルを作
る。結合では、複数個のテーブルが共通のフィールドを
もつとき、同一データをもつ行を組み合わせて必要な列
を抽出し、新たなテーブルを作る。以上のRDBの特徴
を利用して、各社別に建築材の「商品データベース」を
作成し、建材ファイル8〜10とする。
【0015】次に、作成した各社商品データベースの中
の個々の商品データと1対1に対応する画像データを、
「画像データベース」として別に作成して建材画像ファ
イル5とし、商品データベースとリンクさせて利用する
ものとする。画像データベースの作成については、次な
る手順で行う。
【0016】1.カラースキャナ1を使用して、カタロ
グから各商品の画像データを取得する。カラースキャナ
1では、光点(直径50μm程度)によりカラー原稿を
走査し、その透過光をR,G,Bの色フィルタを通し、
おのおのの光量を光電受光器により3色の色信号に変換
(色分解)して、「RGB画像データ」が取得される。
一方、カラー印刷では、C(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー)の3種の色素に加えてK(黒)の
色素が用いられ、150μm間隔程度で並べた網点と呼
ぶ色素点の大小(網点面積率)によって色の再現が行わ
れている。すなわち、4次元色空間の「CMYK画像デ
ータ」によって画像が再現される。もちろん、Kを除い
て3種の色素で行ってもよい。
【0017】このCMYK画像データによれば、実際の
建築材の塗装による発色(減法混色法である)を、同一
レベルで評価することが可能となる。具体的には、C
値、M値、Y値、K値の各値を任意に変化させることに
よって、実際の建築材に似つかわしい着色シミュレーシ
ョンを行うことが可能となる。そこで、色評価の面で
は、個々の印刷物の特性に依存せずに、総合的な観点か
ら建築材を正しく評価するために、市販のRGB/CM
YK変換ソフトを使って、カラースキャナ1によって取
得したRGB画像データをCMYK画像データに変換す
る。
【0018】2.その場合、カラースキャナ1によって
取得した画像をディスプレイ13に表示して、少なくと
も意匠の繰り返し単位を含む所定面積範囲を選択し、そ
の選択画像を、他社デザインとの比較評価を可能とする
ために同一寸法とすべく縮尺データを与え、寸法調整を
行う。画像の拡大処理は、アフィン変換によって行う。
そして、寸法調整された選択画像について、RGB⇒C
MYK変換を行う。このようにして、各商品を代表する
1対1対応のCMYK画像データである「カラーデー
タ」が取得される。
【0019】3.また、寸法調整された上記選択画像に
ついて、RGB画像データを「グレースケール画像」に
変換する。これは、建築材の表面意匠デザインが、表面
形状模様要素(テクスチャ)として評価できるというこ
とを考えた処理である。このようにして、各商品を代表
する1対1対応の「テクスチャデータ」が取得される。
【0020】4.続いて、得られた「カラーデータ」と
「テクスチャデータ」を組にして、建材画像ファイル5
を作成し、直接アクセス記憶装置にデータ保存する。以
上の手順で作成された画像データベースである建材画像
ファイル5に対して、次は指定したキー(例えば、発売
年度や値段等)による建材データを作成して作業メモリ
12に保存し、これと建材画像ファイル5をリンクさ
せ、指定したキーにより検索された建築材画像データ
(テクスチャデータにカラーデータが付加されたもの)
をディスプレイ13に表示させる。
【0021】そして、このディスプレイ13に同時表示
されたスライドスイッチ21(図7に図示)を操作する
ことにより、現に表示されているカラーを減法混色の原
色であるCMYK値毎に変化させることを可能とするも
のである。この減法混色はその原理からして絵の具の感
覚で色を扱うものであるので、これにより、建築材の意
匠デザインを絵の具の感覚で個々の印刷物の特性に依存
しない最適データに変換することができる。その場合、
スライドスイッチ21に応じて変化したCMYKデータ
をRGB変換して画面表示し、作業メモリ12に変更後
のデータを保存し、建材画像ファイル5も更新する。
【0022】また、この建材画像ファイル5に蓄積され
ている画像データを実際の建物に用いた場合のイメージ
を表示することもできる。3D−CADデータファイル
15から所定の建物図形データを呼び出して、データ保
存しておいたカラー変更後の建築材画像データをマッピ
ングするのである(この時のディスプレイ画面例を図7
に示した)。これらの画像データは新たな建築材を開発
する際の参考にすることもできるし、上記のように建物
にマッピングして、建築後をイメージすることもでき
る。
【0023】次に、本実施の形態の具体的な動作を詳細
に説明する。図2は、本実施の形態の基本動作を説明す
るメインフロー図である。まず、システム電源ONか否
かを判断し(ステップS1)、NOであればシステム電
源がオンするまで待機する。YESであれば、カラース
キャナ1からの画像データ取り込みのための設定をも含
むデータ等の初期設定を行う(ステップS2)。
【0024】次にステップS3で、設計支援を行い(図
3で詳述する)、ステップS4で、3D−CADセット
11を立ち上げて、3D−CADデータファイル15か
ら所定の建物図形データを呼び出して、データ保存して
おいた建築材画像データをマッピングする。その後、ス
テップS5でシステムを終了するか否かを判断し、NO
で終了しないのであればステップS3に戻って設計支援
を継続し、YESで終了するのであればステップS6の
システム終了処理をしてフローを終了する。
【0025】図3は、本実施の形態の設計支援(ステッ
プS3)の詳細動作を説明するフロー図である。まず、
ステップS11でファイル作成か否かを判断し、YES
でファイル作成であれば、ステップS12で建材ファイ
ル作成か否かを判断し、YESで建材ファイル作成であ
れば、ステップS13に進んで建材ファイル8〜10を
作成する。図4に示すように、この建材ファイル8〜1
0は、例えば個々の会社の商品の各商品名毎にカラーN
o.、発売年度、テクスチャ分類名、及び、値段等を蓄積
している。これらの項目は検索のためのキーにもなる。
次にステップS16でファイル作成が終了か否かを判断
し、YESでファイル作成終了であれば設計支援を終了
して、元のステップS4に戻り、NOでまだファイル作
成が終了していなければステップS12に戻る。ステッ
プS12でNOで建材ファイル作成でなければ、ステッ
プS14で建材画像ファイル作成か否かを判断し、YE
Sで建材画像ファイル作成であれば、ステップS15で
建材画像ファイル5を作成し(図5で詳述する)、ステ
ップS16に進む。ステップS14でNOで建材画像フ
ァイル作成でなければ、ステップS4に戻る。
【0026】ステップS11でNOでファイル作成では
ない場合、既に作成されている建材ファイル8〜10と
建材画像ファイル5を用いることになる。ステップS1
7で3D−CADセット11とリンクして、ステップS
18で指定キーの入力があるか否かを判断し、NOで入
力がなければ入力されるまで待機し、YESで指定キー
入力がされれば、ステップS19で、その指定キーによ
って建材データを作成し、ステップS20で作成した建
材データを作業メモリ12に保存し、ステップS21で
作成した建材データと建材画像ファイル5をリンクし
て、ステップS22で指定キーにより検索された建築材
画像データをディスプレイ13に画面表示して、ステッ
プS23で、その画面を見ながら建材デザインのシミュ
レーションを行う(図8で詳述する)。そして、ステッ
プS24で設計支援の作業が終了したか否かを判断し、
NOでまだ終了していなければステップS18に戻り、
YESで終了であればステップS4に戻る。
【0027】図5は、本実施の形態の建材画像ファイル
作成(ステップS15)の詳細動作を説明するフロー図
である。まず、ステップS31でカラースキャナ1によ
るカラースキャニングがされたか否かを判断し、NOで
まだスキャニングされていなければスキャニングされる
まで待機し、YESでスキャニングがされると、ステッ
プS32でそのスキャニング画像をディスプレイ13に
表示し、ステップS33でその表示されている画像デー
タ上において、その画像データをファイリングする表示
の領域が選択されたか否かを判断し、NOでまだされな
ければ選択されるまで待機し、YESで領域選択がされ
れば、ステップS34で縮尺データの入力がされたか否
かを判断し、NOで入力されていなければ入力されるま
で待機し、YESで入力がされると、ステップS35
で、その縮尺データに従い選択画像データの所定寸法へ
の拡大処理をして、ステップS36でRGB画像データ
をCMYK画像データに変換してカラーデータとし、ス
テップS37でRGB画像データをグレースケール画像
データに変換してテクスチャデータとし(このテクスチ
ャデータのいくつかの例を図6に示す)、ステップS3
8でそのカラーデータとテクスチャデータとを組にして
建材画像ファイル5に蓄積し、ステップS39でカラー
変更指示があるか否かを判断し、NOでカラー変更指示
がなければそのまま元のステップS16に戻り、YES
でカラー変更指示があればステップS40でカラー変更
処理をして、変更後の画像データを保存して、ステップ
S16に戻る。
【0028】図8は、本実施の形態の建材デザインシミ
ュレーション(ステップS23)の詳細動作を説明する
フロー図である。まず、ステップS51でカラー変更指
示があるか否かを判断し、NOでカラー変更指示がなけ
ればステップS53に進み、YESでカラー変更指示が
あればステップS52でカラー変更処理をして、変更後
の画像データを保存して、ステップS53で所定建物図
形データの呼び出し指示があるか否かを判断し、NOで
呼び出し指示がなければ呼び出し指示があるまで待機
し、YESで呼び出し指示がされると、ステップS54
で3D−CADデータファイルより検索された建物図形
データを画面表示する。そして、ステップS55では、
すでにデータ保存されているカラー変更後のテクスチャ
データを建物図形データにマッピングする。ステップS
56で再度のカラー変更をするか否かを判断し、YES
でカラー変更するのであればステップS51に戻り、N
Oでカラー変更しないのであれば、ステップS57で建
物図形についての指定キーを変更するか否かを判断し、
YESで変更するのであれば、ステップS53に戻り、
NOで変更しないのであれば、ステップS24に戻る。
【0029】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。建築材画像のファイル保存する領域の
全体についてカラー変更するだけでなく、ファイル保存
する領域を複数に分けて、それぞれ独立にカラー変更し
て全体を保存することもできる。また、コンピュータを
上記建築材設計支援システムとして機能させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カタロ
グ等から取得した現在及び過去における膨大な建築材の
意匠デザインを個々の印刷物の特性に依存せずに建築材
を表現する最適データに変換してデータベース化するこ
とができ、このデータベースを使って、デザイン設計に
役立つ有用情報を簡単に取得することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による建築材設計支援シ
ステムのシステム構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の基本動作を説明するメインフロ
ー図である。
【図3】本実施の形態の設計支援の詳細動作を説明する
フロー図である。
【図4】建材ファイルの例を示す図である。
【図5】本実施の形態の建材画像ファイル作成の詳細動
作を説明するフロー図である。
【図6】テクスチャデータの例を示す図である。
【図7】建材デザインの設計画面の例を示す図である。
【図8】本実施の形態の建材デザインシミュレーション
の詳細動作を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 画像処理コンピュータ 3 建材ファイル管理手段 4 建材画像ファイル作成手段 5 建材画像ファイル 6 キーボード 7 建材ファイル作成手段 8 A社建材ファイル 9 B社建材ファイル 10 C社建材ファイル 11 3D−CADセット 12 作業メモリ 13 ディスプレイ 14 マウス 15 3D−CADデータファイル 21 スライドスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 E04F 13/00 G06T 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築材画像のテクスチャデータ及びカラ
    ーデータを蓄積する建材画像ファイル手段と、該建材画
    像ファイル手段に蓄積されている建築材画像を表示する
    表示手段と、表示される建築材画像の減法混色の原色毎
    の強度を独立に操作者の操作に応じて変化させる色修正
    手段と、該色修正手段によって変化させられたカラーデ
    ータによって前記建材画像ファイル手段に蓄積されてい
    るカラーデータを更新する更新手段と、を備えることを
    特徴とする建築材設計支援システム。
  2. 【請求項2】 前記原色の1つが黒色であることを特徴
    とする請求項1記載の建築材設計支援システム。
  3. 【請求項3】 前記建築材画像の一部を拡大する手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の建築材設計支援
    システム。
  4. 【請求項4】 前記色修正手段は、特定の表示領域を選
    択して、その選択した表示領域毎の原色の強度を独立に
    変化させるものであることを特徴とする請求項1記載の
    建築材設計支援システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを請求項1乃至4いずれか
    に記載の建築材設計支援システムとして機能させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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