JP2987169B2 - 切抜きマスク作成方法 - Google Patents

切抜きマスク作成方法

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JP2987169B2 JP3810490A JP3810490A JP2987169B2 JP 2987169 B2 JP2987169 B2 JP 2987169B2 JP 3810490 A JP3810490 A JP 3810490A JP 3810490 A JP3810490 A JP 3810490A JP 2987169 B2 JP2987169 B2 JP 2987169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、切抜きマスク作成方法に係り、特に、入力
される画像から背景部を切抜いて印刷製版フィルムを作
成する際に用いるのに好適な、切抜きマスク作成方法に
関する。
【従来の技術】
カラー画像データから印刷製版用原版のフィルムを作
成するに際して、不必要な領域(例えば背景画像領域)
について切抜きマスクを作成し、当該マスクで必要な実
体部を切抜く場合がある。 この切抜きマスクを作成する技術には、従来から種々
のものがある。例えば、入力された画像データをディス
プレイ画面上に表示し、オペレータが当該画面上の画像
を見ながら、切抜き対象画像の輪郭線を忠実に指示して
切抜く技術がある。 又、オペレータが、ディスプレイ画面上に表示された
入力画像を見ながら、マスクしたい領域(背景部)の色
を指示し、当該指示から切抜き線を自動的に作成する技
術がある。 又、オペレータが、ディスプレイ画面上に表示された
画像を見ながら、マスクしたい領域の一部を指示し、そ
の領域の濃度の変化軸をみつけ、その濃度変化軸を考慮
した濃度分布により切抜き線を自動的に抽出する技術が
ある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の、オペレータが指示した輪
郭線に従って忠実に切抜く技術においては、オペレータ
がカーソル等で画像の輪郭線の全てを指定する必要があ
るため時間がかかると共に、オペレータの負担も大きい
という問題点がある。 又、色の指示に従って切抜き線を自動的に作成する技
術においては、背景部と近い色の領域が切抜こうとする
実体部の内部にあった場合に、その領域を誤って切抜く
恐れがあると共に、輪郭付近に影があった場合にも、う
まく切抜けないという問題点がある。又、自動的には切
抜けない画像を全自動で処理しようとした場合は、演算
時間がかかると共に、正しく切抜けず、その修正に時間
がかかるという問題点が生じる。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされた
もので、高速にクラスタリングを行うことを可能として
切抜き対象画像から高速、且つ、効率良く切抜きマスク
を作成することができる切抜きマスク作成方法を提供す
ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、カラー画像データを表示手段の画面上に表
示して切抜きマスクを作成する方法において、表示され
た画像データについてトレーニングエリアを指定し、該
トレーニングエリア内の画像データに対し、色空間の各
軸でヒストグラムの判別分析を行うと共に、分析結果に
基づき、分離度の高い軸で分類してクラスタ分けするこ
とを、分類終了条件が成立するまで繰り返し行い、分け
られたクラスタの中から背景部となるクラスタを指定
し、指定された背景部クラスタに基づき、切抜き対象領
域を2値化して、切抜きマスクを作成することにより、
前記課題を達成したものである。
【作用】
本発明においては、切抜きマスク作成方法において、
表示手段に表示された画像データについて、トレーニン
グエリアを指定し、該トレーニングエリア内の画像デー
タに対し色空間の各軸でヒストグラムの判別分析を行う
と共に、分析結果に基づき、分離度の高い軸で分類して
クラスタ分けすることを、分類終了条件が成立するまで
繰り返して行い、分けられたクラスタの中から背景部と
なるクラスタを指定し、指定された背景部クラスタに基
づき、切抜き対象領域を2値化し、切抜きマスクを作成
する。 従って、ヒストグラムの判別分析の演算でクラスタ分
けすることから。クラスタ分け処理を高速に行うことが
可能である。又、切抜きマスクを前記クラスタと切抜き
対象領域の画像データとを比較するのみで作成できる。
よって、少ない演算で、高速且つ効率良く切抜きマスク
を作成することができる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。 この実施例は、第1図に示すような構成の切抜きマス
ク作成装置である。この切抜きマスク作成装置を機能か
ら見た概念図を第2図に示す。 第1図及び第2図に示すように、この切抜きマスク作
成装置には、例えばカラー透過原稿から、3原色(イエ
ロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))の画像デー
タを入力するための画像入力手段10Aであると共に、処
理後のマスクデータを出力するためのマスタ出力手段10
Bであるスキャナ10と、入力画像又は出力画像を必要に
応じて格納するための磁気ディスク12と、入力画像デー
タに本発明に従った処理を加えて背景部又は実体部に分
け背景部にマスクデータを作成し、磁気ディスク12やス
キャナ10に出力するための、中央処理装置(CPU)及び
メモリ部14と、該CPU及びメモリ部14にクラスタ分けの
際にクラスタが背景部又は実体部のいずれに属するかの
オン/オフ(on/off)情報を入力するためのオン/オフ
入力手段16Aであると共に、トレーニングエリア又はカ
ッティングエリアの位置情報を入力するための手段16B
であるキーボード、デジタイザ、マウス等からなる指示
情報入力部16と、処理中の画像データ、処理後のマスク
データ又は各クラスタの代表色を画面上に表示するため
の表示部(モニタ)18とが備えられている。 前記CPU及びメモリ部14は、第2図に示すように、入
力された画像データを格納するための画像データ格納メ
モリ20と、指示情報入力部16で入力されたトレーニング
エリアの位置情報を格納するためのトレーニングエリア
格納メモリ22と、該指示情報入力部16で入力されたカッ
ティングエリアの位置情報を格納するためのカッティン
グエリア格納メモリ24と、前記画像データ格納メモリ20
内の画像データのうち、前記トレーニングエリア内のも
のについて、クラスタ分けし、分けられた各クラスタに
ついての情報を示すクラスタ表を演算により求めるため
のクラスタ分け計算手段26と、求められたクラスタ表を
格納するためのクラスタ表格納メモリ28と、前記画像デ
ータ格納メモリ20中の画像データのうち、カッティング
エリア内のものについて、背景部となるクラスタに基づ
き2値化計算して、マスクデータを作成するための2値
化計算手段30と、作成されたマスクデータを格納するた
めのマスクデータ格納メモリ32とを備えている。 前記指示情報入力部16は、そのいずれかがオン/オフ
入力手段16A及び位置入力手段16Bを兼用するものでよ
く、又、その各々がオン/オフ入力手段16A又は位置入
力手段16Bのいずれであってもよい。 この実施例は、前記のように構成されているので、次
のような作用を有する。 実施例の切抜きマスク作成装置は、第3図に示す手順
に従って切抜きマスクの作成処理を実行する。 この手順が始動すると、まず、ステップ101におい
て、スキャナ10で読込んだ、あるいは予め磁気ディスク
12に記録された画像データをCPU及びメモリ部14に入力
(ロード)し、当該画像を表示部18に表示する。 次いで、ステップ102に進み、指示情報入力部16によ
る入力操作が、トレーニングエリア位置の入力(ステッ
プ103〜105)、背景部となるクラスタの指示(ステップ
106)、カッティングエリア位置の入力(ステップ107〜
109)、あるいはマスクデータの蓄積(セーブ)(ステ
ップ110)の中から1つの操作を選択する。但し、未だ
何も操作していない場合には、まず、トレーニングエリ
ア位置を入力するため、ステップ103へ進む。 ステップ103においては、まずトレーニングエリアの
位置を位置入力手段16Bの操作により指示し、該トレー
ニングエリア内画像データをクラスタ分け計算手段26に
入力する。次いで、ステップ104に進み、クラスタ分け
計算手段26が、入力データに対してクラスタリングを行
いクラスタ分けし、ステップ105で、前記分けられた各
クラスタを代表色によりモニタ18の画面に表示し、ステ
ップ102に戻る。 ステップ102においてクラスタ指示操作が選択された
場合は、ステップ106に進む。 ステップ106においては、前記代表色で表示された各
クラスタを参照して、背景部に含まれると判断されるク
ラスタを指示し、ステップ102に戻る。 ステップ102においてカッティングエリア指示操作が
選択された場合は、ステップ107に進む。 ステップ107は、ステップ105及びステップ106の処理
が終わった後に処理を行うものであり、まず、カッティ
ングエリア位置を前記位置入力手段16Bで入力する。次
いでステップ108に進んで、入力されたカッティングエ
リアの画像データに対して、背景部と指示されたクラス
タに含まれるか否かで2値化計算を行う。次いでステッ
プ109で、背景部に含まれる2値化画素データに基づき
マスクを作成し画面に表示する。表示後ステップ102に
戻る。 ステップ102において操作を選択し、クラスタを分け
直す場合にはステップ103へ、背景部のクラスタ指示を
変更する場合にはステップ106へ、2値化条件を同様の
設定のままとし、他のカッティングエリアにマスクを作
成する際にはステップ107へ、それぞれ進む。又、以上
の手順によりマスク作成作業が終了した場合には、ステ
ップ110へ進んで、作成されたマスクデータをマスクデ
ータ格納メモリ32に蓄積し、この手順を終了する。 ここで、前記ステップ104で行うクラスタ分けの詳細
について説明する。このクラスタ分けは第4図の手順
(クラスタ分け手順)に従って行う。なお、この手順中
のルーチンの詳細を第5図、第6図に示す。 このクラスタ分け手順においては、第7図に示すよう
なクラスタ表を出力する。このクラスタ表には、クラス
タ番号、各クラスタのイエロ(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の画素値の範囲等の情報が持たせられてい
る。 第4図のクラスタ分け手順が始動すると、まず、ステ
ップ201で、前記クラスタ表をクリアして初期値とし、
クラスタ表の1番目(クラスタ番号A)の欄に色空間全
体の範囲を書き込むと共に、次クラスタ番号を初期化す
る。なお、次クラスタ番号は、現在データを入れて埋め
ている欄の次に埋めるべき欄の番号であり、第7図では
クラスタ番号Bを書き込む。 次いで、ステップ202に進んで、ラベル画像(トレー
ニングエリア内の各画素に対応し、それぞれの画素が属
するクラスタの番号からなる画像)の全画素を番号Aの
クラスタの番号で初期化する。 次いでステップ203に進み、判別分析のルーチンを呼
び出す。この判別分析のルーチンは第5図に示すように
なっており、まず、ステップ304で、全画像データにつ
いて、Y、M、Cの各色軸のヒストグラムを取り、適切
な判別分析法により、Y、M、C各色の最適な閾値lY
lM、lC、分離度(クラスタの分離の良さを示す評価関数
の値)η、η、ηを求める(ステップ304A〜304
C)。次いで、ステップ305に進み、各色軸のうち最も分
離度の高い軸を判別し、その色軸の色(Color)、分離
度(η)、及び閾値(l)の情報をクラスタ分け手順に
返す。なお、判別分析法には、例えば文献(電子通信学
界論文誌1980年発行のvol J63−JのNo.4、大津展之著
「判別及び最小二乗基準に基づく自動閾値選定法」)に
記載されたものがある。 次いで、ステップ204に進んで、クラスタ2分割ルー
チンでクラスタを2群に分類する。 前記ステップ204におけるクラスタ2分割のルーチン
は、詳細には第6図に示されるようになっている。 第6図のクラスタ2分割のルーチンにおいては、まず
ステップ401で、前記判別分析ルーチンで返された色Col
ou、閾値lの情報に基づき、該閾値lにより該色の軸方
向にクラスタの領域を2群に分類(クラスタ2分割)す
る。閾値以下の領域のクラスタには、元のクラスタ番号
(最初はA)を当て、閾値を超える領域のクラスタに
は、次クラスタ番号Bを当て、クラスタ番号A及びBと
も各クラスタのデータを入力してクラスタ表を更新す
る。この際、次クラスタ番号には次の番号(Bの次は
C)を当てて更新する。 次いでステップ403に進んで、番号Aのクラスタに含
まれる画像データに対して、第5図に示した判別分析の
ルーチンを実行し、分離度ηと閾値lと分離する色Colo
rの軸を求める。ここで分類条件(例えば分離度ηがあ
る値を超えている場合)が成立した場合には、クラスタ
2分割ルーチン自身を再帰的に呼び出し、番号Aのクラ
スタに含まれる画素についてのクラスタ分けが全て終了
するまで、この2分割ルーチンを繰り返す。 一方、分類条件が成立しない場合には、ステップ406
に進んで、番号Bのクラスタに含まれる画素に対してス
テップ403〜405と同様の判別分析からクラスタの分類に
至るまでの処理を行う(ステップ406〜408)。 ここで、クラスタ分けを、例え第8図の色立体に基づ
き説明する。第8図に示す色立体は、横軸がY、縦軸が
M、高さ軸がCである色空間に存在するものとする。 まず、色立体全体(図中符号Wで示す)について判別
分析を行ったところ、Y軸の分離度が高いため、Y軸の
閾値lで分類してAとBのクラスタに分け、次クラスタ
番号をCとする。 番号Aのクラスタについてクラスタ分けを行う(図に
符号iで示す)。番号Aクラスタを判別分析したとこ
ろ、C軸の分離度ηが最大となり、分割条件を満してい
るのでその閾値l以下の領域内のクラスタを番号Aのク
ラスタに更新し、閾値を越える領域のクラスタの番号
を、前記次クラスタ番号より、Cとする。次クラスタ番
号を更新してDとする。 クラスタ分け(i)後における番号Aのクラスタは分
類条件を満しているので、例えばY軸で番号AとDのク
ラスタに分ける。次クラスタ番号をEとする(図に符号
iiで示す)。 クラスタ分け(ii)後における番号Aのクラスタは分
類条件を越えているので、例えばM軸で番号AとEとの
クラスタに分ける。次クラスタ番号はFとする(図に符
号iiiで示す)。この場合、クラスタ分け(iii)後にお
ける、番号A、E、Dのクラスタは分類条件を満たさな
いので、そのままとし、これ以上分類しない。 図の符号iに示すように分類された番号Cのクラスタ
は分類条件を満しているので、M軸で番号CとFのクラ
スタに分ける。次クラスタ番号をGとする(図に符号iv
で示す)。この場合、番号CとFのクラスタは分類条件
を満たさないのでこのままとし、これ以上分割しない。 前記番号Bのクラスタは、分類条件を満すため、M軸
で番号BとGのクラスタに分ける。次クラスタ番号をH
とする(図に符号vで示す)。 クラスタ分け後の番号Bのクラスタは分類条件を満す
ため、C軸で番号BとHに分類し、次にクラスタ番号を
Iとする(図に符号viで示す)。 この場合、番号BとHのクラスタは分類条件が成立し
ないのでこのままとし、これ以上分類しない。 番号Gのクラスタは、分類条件を満すため、C軸で番
号GとIにクラスタ分けする。次クラスタ番号をJとす
る(図に符号viiで示す)。 この場合GとIは分類条件が成立しないのでそのまま
とし分類しない。 以上で色立体全体についてのクラスタ分けが終了し、
これらクラスタ分け後の番号A〜Iのクラスタについ
て、色立体を組合わせれば、元の色立体Wは、第8図に
符号Xで示すように、クラスタ番号AからIまでの9個
のクラスタに分けられたことになる。 ステップ104のクラスタ分けが終了した後には、ステ
ップ105に戻って、分けられた各クラスタに対し、代表
色を割り当てる。代表色としては、クラスタの中央点も
しくはクラスタ内の画素の重心等を用いることができ
る。表示部18の画面上に前記代表色を表示する。この
際、該画像上のトレーニングエリア内の各画素の色を、
その画素が属するクラスタの代表色で置換えて表示する
ことにより、クラスタの分布の確認をすることもでき
る。 このステップ105が終了した後には、ステップ102に戻
り、操作の選択によりステップ106に進む。このステッ
プ106では、表示部18に表示された各クラスタの代表色
と原画像あるいは代表色で置換えられた画像とを見て、
オペレータの判断により、いずれのクラスタが背景部で
あるかをオン/オフ入力手段16Aで指示する。 指示が終了した後には、ステップ102に戻り、選択に
よりステップ107に進む。このステップ107で、カッティ
ングエリアの位置入力を位置入力手段16Bで行い、当該
カッティングアリエ内画素データを2値化計算手段30に
入力する。次いでステップ108に進み、2値化計算手段3
0において、背景部に属すると指示されたクラスタ(背
景部クラスタ)のクラスタ表のデータを用いてカッティ
ングエリアの2値化を行いマスクデータを作成する。こ
の場合、画像データが背景部クラスタに属すれば、当該
画素に対するマスクデータをオンにし、背景部クラスタ
に属さなければ当該画素に対するマスクデータをオフに
する。 次いでステップ109に進んで、作成されたマスクデー
タの表示を行い、当該マスクデータが希望のものであれ
ば、ステップ110に進んでこのマスクデータをマスクデ
ータ格納メモリ32に格納する。これにより、マスク作成
手順は終了する。 なお、前記実施例においては、画像の色空間として
Y、M、Cの各色軸の色空間を例示したが、本発明を実
施する際に考慮する色空間をこれに限定されず、この空
間の他、例えば赤(B)、緑(G)、青(B)の各色軸
の色空間や、輝度Y、色度I、Qの各軸、色相H、明度
V、彩度Cの各軸の色空間でカラー画像データをクラス
タ分けしマスクを作成することができる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、高速にクラスタ
分けを行うことができると共に、切抜きマスクを、少な
い演算で高速、且つ、効率良く作成できるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る切抜きマスク作成装置
の構成を示す、一部斜視図を含む正面図、 第2図は、前記実施例装置の概念的構成を示すブロック
図、 第3図は、前記実施例の作用を説明するための、マスク
データ作成手順の全体を示す流れ図、 第4図は、同じく、クラスタ分け手順を示す流れ図、 第5図は、同じく、判別分析の処理ルーチンを示す流れ
図、 第6図は、同じく、クラスタ2分割ルーチンを示す流れ
図、 第7図は、同じく、クラスタ表の例を示す線図、 第8図は、同じく、クラスタ分けの処理概念を説明する
ための色ブロック分割の例を示す斜視図である。 10……スキャナ、 10A……画像入力手段、 10B……マスク出力手段、 12……磁気ディスク、 14……中央処理ユニット(CPU)及びメモリ部、 16……指示情報入力部、 16A……オン/オフ入力手段、 16B……位置入力手段、 18……モニタ(表示手段)、 20……画像データ格納メモリ、 22……トレーニングエリア格納メモリ、 24……カッティングエリア格納メモリ、 26……クラスタ分け計算手段、 28……クラスタ表格納メモリ、 30……2値化計算手段、 32……マスクデータ格納メモリ、 W……色立体、 X……クラスタ分け後の色立体。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−211966(JP,A) 特開 平3−190469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 - 7/60 H04N 1/38 - 1/393

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像データを表示手段の画面上に表
    示して切抜きマスクを作成する方法において、 表示された画像データについてトレーニングエリアを指
    定し、 該トレーニングエリア内の画像データに対し、色空間の
    各軸でヒストグラムの判別分析を行うと共に、分析結果
    に基づき、分離度の高い軸で分類してクラスタ分けする
    ことを、分類終了条件が成立するまで繰り返し行い、 分けられたクラスタの中から背景部となるクラスタを指
    定し、 指定された背景部クラスタに基づき、切抜き対象領域を
    2値化して、切抜きマスクを作成することを特徴とする
    切抜きマスク作成方法。
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