JP2007041145A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録材の第2面(裏面)の画像品質を良好に維持することができる定着装置を提供する。
【解決手段】 定着ローラ1または定着ベルト22と加圧ローラ6のニップ部に通紙する過程で記録材上の未定着トナー像を加熱、加圧定着する定着装置において、通紙される記録材の温度を検知する記録材温度検知手段13をニップ部上流側に備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 定着ローラ1または定着ベルト22と加圧ローラ6のニップ部に通紙する過程で記録材上の未定着トナー像を加熱、加圧定着する定着装置において、通紙される記録材の温度を検知する記録材温度検知手段13をニップ部上流側に備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、加熱方式の定着装置及びその定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。
加熱方式の定着装置においては、定着ローラまたは定着ベルトと加圧ローラとのニップ部に、未定着トナー像を担持した記録材を通紙し、その過程で未定着トナー像を加熱、加圧して記録材に溶融定着させるようになっている。
ところで、トナー像を記録材の両面(第1面、第2面)に定着させる場合、従来の画像形成装置では、第2面の画像品質が低下する不具合があった。これは第2面に対しては第1面とは異なる定着装置の制御温度にする必要があるにも関わらず、そのような配慮がなされていなかったためである。
即ち、一度定着装置により熱と圧力にさらされた記録材は、再度給紙される際に一度目の定着熱を蓄積しており、第1面にトナー像を定着させる際よりも記録材自体が熱を持っているため、第2面にトナー像を定着する時に第1面と同一の定着温度にすると、熱量過多により異常定着を来すためと考えられる。
本発明は、記録材の第2面(裏面)の画像品質を良好に維持することができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
即ち、一度定着装置により熱と圧力にさらされた記録材は、再度給紙される際に一度目の定着熱を蓄積しており、第1面にトナー像を定着させる際よりも記録材自体が熱を持っているため、第2面にトナー像を定着する時に第1面と同一の定着温度にすると、熱量過多により異常定着を来すためと考えられる。
本発明は、記録材の第2面(裏面)の画像品質を良好に維持することができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、定着ローラまたは定着ベルトと加圧ローラのニップ部に通紙する過程で記録材上の未定着トナー像を加熱、加圧定着する定着装置において、通紙される記録材の温度を検知する記録材温度検知手段をニップ部上流側に備えた定着装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の定着装置において、記録材温度検知手段を通紙される記録材の中央部に配置した定着装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の定着装置を搭載した画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の定着装置において、記録材温度検知手段を通紙される記録材の中央部に配置した定着装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の定着装置を搭載した画像形成装置を最も主要な特徴とする。
本発明は、定着ローラまたは定着ベルトと加圧ローラのニップ部に通紙する過程で記録材上の未定着トナー像を加熱、加圧定着する定着装置において、通紙される記録材の温度を検知する記録材温度検知手段をニップ部上流側に備え、記録材の第2面の温度を検知し定着温度を下げることで、記録材の第2面の画像品質を良好に維持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る定着装置の構成図である。定着ローラ1は、アルミニウムや鉄等の芯金2上に、PFA、PTFE等の離型性樹脂層3を設け、内部のヒータ4によって加熱されるようになっている。ここで、電源OFF時から作像可能な状態になるまでのウォームアップ・タイムを短縮するためや記録材の各種大きさ対応のために複数のヒータ4−1、4−2が備えられている。
定着ローラ1の温度は、定着ローラ1に当接される温度検知素子5によって検知され、温度制御回路(図示せず)によってヒータ4を断続的に作動させることで所定の温度に制御される。
定着ローラ1に圧接回転する加圧ローラ6は、アルミニウムや鉄等の金属芯金7上に、耐熱性を有し、かつ硬度の低いスポンジやシリコーンゴム等の弾性層8を設け、その表面にPFA、PTFE等の離型性の高い樹脂による被覆層を有している。また安全上、定着ローラ1近傍には熱を吸収して熱暴走を防止する熱暴走防止装置9(温度ヒューズやサーモパイル等)が備えられている。
以上のような定着装置において、トナー像を担持した記録材Pは、入口ガイド11によって定着ローラ1と加圧ローラ6との間のニップ部に導かれ、加熱かつ加圧されることで定着され、排紙ガイド12に沿って排出される。
図1は本発明の第1の実施形態に係る定着装置の構成図である。定着ローラ1は、アルミニウムや鉄等の芯金2上に、PFA、PTFE等の離型性樹脂層3を設け、内部のヒータ4によって加熱されるようになっている。ここで、電源OFF時から作像可能な状態になるまでのウォームアップ・タイムを短縮するためや記録材の各種大きさ対応のために複数のヒータ4−1、4−2が備えられている。
定着ローラ1の温度は、定着ローラ1に当接される温度検知素子5によって検知され、温度制御回路(図示せず)によってヒータ4を断続的に作動させることで所定の温度に制御される。
定着ローラ1に圧接回転する加圧ローラ6は、アルミニウムや鉄等の金属芯金7上に、耐熱性を有し、かつ硬度の低いスポンジやシリコーンゴム等の弾性層8を設け、その表面にPFA、PTFE等の離型性の高い樹脂による被覆層を有している。また安全上、定着ローラ1近傍には熱を吸収して熱暴走を防止する熱暴走防止装置9(温度ヒューズやサーモパイル等)が備えられている。
以上のような定着装置において、トナー像を担持した記録材Pは、入口ガイド11によって定着ローラ1と加圧ローラ6との間のニップ部に導かれ、加熱かつ加圧されることで定着され、排紙ガイド12に沿って排出される。
ここで本発明の定着装置は、入り口ガイド11の非通紙面側に記録材Pの表面温度を検知する記録材温度検知素子13を備えている。記録材温度検知素子13としては接触型または非接触型のものがある。記録材温度検知素子13を記録材Pの幅方向中央部(搬送方向と直交する方向の中央部)に配置すると必要最小限の数(例えば1個)で各種サイズの記録材Pに対応できる。
前述したように、第1面が定着され、第2面目の定着のためにニップ部に通紙される記録材Pは、第1面通紙時よりも蓄熱されているため、記録材温度検知素子13でこの温度をリアルタイムで検知し、温度制御回路(制御手段)により定着温度を下げるようにヒータを制御する。このような制御を行うことで、第2面の画像品質を良好に維持することができる。つまり、第1面の定着時に蓄熱した温度分を差し引いた最適な定着温度にて定着することができるため、過加熱をすることがなくなる。
前述したように、第1面が定着され、第2面目の定着のためにニップ部に通紙される記録材Pは、第1面通紙時よりも蓄熱されているため、記録材温度検知素子13でこの温度をリアルタイムで検知し、温度制御回路(制御手段)により定着温度を下げるようにヒータを制御する。このような制御を行うことで、第2面の画像品質を良好に維持することができる。つまり、第1面の定着時に蓄熱した温度分を差し引いた最適な定着温度にて定着することができるため、過加熱をすることがなくなる。
図2は本発明の第2の実施形態に係る定着装置の構成図である。図1と同一個所には同一符号を付して重複する説明は省略する。定着ローラ1と加熱ローラ21の間に定着ベルト22が掛け渡されている。加熱ローラ21は2本のヒータ4−1、4−2を内蔵する。記録材Pが加圧ローラと定着ベルト22のニップ部を通過する過程で定着が行われる。第1の実施形態同様、入り口ガイド11の非通紙面側に記録材Pの表面温度を検知する記録材温度検知素子13を備えている。
この記録材温度検知阻止13は、上記実施形態の場合と同様に第2面のトナー像を定着する際における記録材の温度をリアルタイムで検知する。この検知信号を受けた制御手段は、定着温度を下げるようにヒータを制御する。
この記録材温度検知阻止13は、上記実施形態の場合と同様に第2面のトナー像を定着する際における記録材の温度をリアルタイムで検知する。この検知信号を受けた制御手段は、定着温度を下げるようにヒータを制御する。
1 定着ローラ
6 加圧ローラ
13 記録材温度検知素子(記録材温度検知手段)
22 定着ベルト
6 加圧ローラ
13 記録材温度検知素子(記録材温度検知手段)
22 定着ベルト
Claims (3)
- 定着ローラまたは定着ベルトと加圧ローラのニップ部に通紙する過程で記録材上の未定着トナー像を加熱、加圧定着する定着装置において、通紙される記録材の温度を検知する記録材温度検知手段をニップ部上流側に備えたことを特徴とする定着装置。
- 請求項1記載の定着装置において、記録材温度検知手段を通紙される記録材の幅方向中央部に配置したことを特徴とする定着装置。
- 請求項1、又は2に記載の定着装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005223072A JP2007041145A (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005223072A JP2007041145A (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007041145A true JP2007041145A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37799201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005223072A Pending JP2007041145A (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007041145A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294311A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-08-01 JP JP2005223072A patent/JP2007041145A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009294311A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
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